2014年12月31日水曜日

おはようさん 2014.12.30.

2014年も明日で終わりですね。 今年を振り返ってみて・・・自分の十大ニュースは何かな? 思いつくままに・・・まずはやっぱりこれでしょうね。 ・医院が類焼で全壊! ・肝癌で闘病中の母が死去。 ・8年間乗ったワーゲン君も瀕死に。 普通の方でしたら大殺界で寝込んじゃうかもネ。 ひとつひとつの事象は確かに現実に起こったことです。 それは将棋に例えるなら、飛車を取られ、角を取られ、金を取られ・・・そこだかしか見えていないと、アカン もう負けやぁぁ・・・になってしまいます。 でも、3つ取られている間に、こちらも3手指しているはずです。 こっちには岡目八目で神さまが応援してくれている!という実感がありますから、次の一手で勝負を決めてしまえばいいのです。 将棋盤全体を 見る目を持っているかどうか・・・そして、その将棋盤の上にどんな運気が流れているのかを読み切った方が勝つのです。 今年のベスト3ニュースはどれも「新しい出発」を意味しています。 すべてを失ったということは、とっても自由だ!ということです。 預金もないけど借金もない・・・ネガティヴにとれば、そんなんでこれからどうすんねん?で鬱になりますが、ポジティヴにとれば、借金がなくなってよかったね! 一からやりなおせば、なんとかなるさ! 今までやってきたんだから、大丈夫だ!って元気が湧いてきます。 ・芦屋での「光の前世療法」グループワークが始まったこと。 ・出雲 鰐淵寺でホスピス診療をしたい!という夢に向かっての一歩を踏み出せたこと。 ・鍼治療の中で刺絡を始めたこと。 ・火事によって、善き人たちと悪しき人たちがはっきり見えて、見事に悪縁切りできたこと。 これらも新しい旅立ちには、必要不可欠な禊だったんだな、と思います。 特に悪縁切りはなかなかできるものではありませんから、とてもよかったと思っています。 う~ん、今年も色っぽい話題はなかったですねぇ(;^^)ヘ.. ・HONDA VT1300CX「まほちゃん」が五月に来ました! さっそく出雲ツーリングしましたネ。たのしかったです。 これは去年亡くなった父の遺産分配分で買いました。これが今だったら、生活費に充てるために買えなかったバイクです。この見事な流れから、神さまの「楽しみやぁ!」っていう笑い声が聞こえてきます。だから・・・これでいいのだぁ ・民博(国立民族博物館)LOVEになったこと。 ずっと気になっていた民博に行って、その魅力にメロメロになりました。それ以来、ローライフレックスにTMAX400を入れて、ISO1600や3200の増感で思うがままに写真を撮りました。 そう、民博のお宝を撮るために、テレローライまで買ってしまった(ローンで(^^ゞ)のでした。 その撮影したフィルムたちも医院の火事で・・・水没・・・持ち出しましたが、まだ開けてみる勇気はありません。。。 来年になったら、また民博に行ってみようかな。 ・十大ニュースのおおとりは・・・ 今年はすべてを失って、わずかに手元に残ったのは、善き人たちとの繋がりだけなんだけど、なんだかホッとして新しい年を迎えられます。 そして、一年後、どうなっているのか?なんてさっぱりわかりませんが、来年の大晦日は今よりもものすごく笑顔で幸せで愛に充ちているような予感がします。 だから、最後のニュースは「来年はものすごく笑顔で幸せで愛に充ちてる予感!」にしましょう。 念ずれば、花ひらく ですネ。 前世物語 「七十三歳で死ぬところです。家のベッドの上にいます。老衰で死ぬようです。心にも身体にも苦しみはありません」 「死ぬ間際に何を考えていますか?」 「深い感謝に満たされています」 「何に感謝しているのですか?」  彼女は女神の微笑みのまま答えました。 「家族やまわりの人たち全てに感謝しています。そして神様に感謝しています」 「死ぬ間際に自分の人生を振り返ってみて、どう思っていますか?」 「誇りに思っています」 「それはどんな誇りですか?」 「決して平坦な道ではありませんでした。でも全力で頑張ってきました。愛する人に囲まれていました。 そして自分の愛も惜しみなく誰にでも差し出せました。今、私は誇りに満ちています」 「あなたは自分を愛していますか?」 「愛しています」 「その実感について、どう思っていますか?」 「自信に満ちています。・・・やらねばならない時にがんばって後は待つ、ということが出来ました」 「その自信を心の中で感じてみてください。あなたの身体のどこに感じますか?」 「胸の真ん中です」 「その自信はどんな形をしていますか?」 「丸く光っています。胸いっぱいの大きさです。触れると暖かい・・・。重くはないけれど、どっしりして揺るがない感じです」 「その光をしっかり胸にイメージして、その自信の光をそのまま、今この時へと持って帰りましょう。今、ここにいる彼女に分けてあげてくれますか?」 「はい、いいですよ」 「その自信が光となって、今のあなたの中に入って来ます。それをしっかりと持って帰りますよ」 「はい、大丈夫です」  彼女のオレンジ色が真夏の太陽のように眩しく輝きました。先生はアーサーのところへ戻しました。 「では死ぬ場面に戻りましょう。あなたを看取ってくれている人は誰かいますか?」 「兄と先輩と家族が来てくれています」 「みんなにどう思っていますか?」 「何とも言えない気持ちです」  老学者は至福感に満たされていました。先生が死を呼びました。 「あなたが死ぬ場面を通り越して、あなたの魂が身体を離れて宙に浮いたら教えてください」 「はい」  老学者の魂が静かに答えました。 「宙に浮いた時、何か決心したことはありますか?」 「妻や子供たちのことが少し気になっています。愛おしくて泣いています。でも、ここからいつも見守っています。いつでも会えることがわかりました。そう思うと嬉しさが込み上げてきました。私はいつまでも妻と子供たちのそばにいるのです」  先生はアーサーの魂を高みへと導きました。

2014年12月30日火曜日

おはようさん 2014.12.29.

年末29日はいつもなら医院の診療最終日でした。 午前診が終われば、みんなで大掃除して・・・なんだか懐かしい思い出になってしまいました。 そして私は恒例の THE ALFEE 大阪城ホールFINALのお楽しみが! もう10年になるかな? アルフィーの熱いファンとは言えない私 知ってるのは有名な曲だけな私 それでも10年続いたのはなぜかな?ってロックのリズムに拳を振り上げながら考えてみました。 アルフィーの三人はそれぞれが個性的です。 ミスチルでない方のベースの桜井さん ギターで何でも弾きこなしちゃう坂崎さん キラキラ・ビジュアル萌え萌えなタカミーさん 三人のハーモニーが絶妙で、メリハリがついていて、知らない曲でもすぐにノッてしまえちゃうので、コンサートの間、ずっと楽しいのです。 熱いファンのみなさん(ほとんど女性)の振付も楽しみのひとつです。 それぞれの曲のフレーズに合わせて振付が変わります。 知らない曲は、前列のプロさんのマネをしながら一緒に踊れます。 これはミスチルでもB'zでも味わえなかった一体感&高揚感ですね。 でも、それだけじゃないんだよなぁ・・・なんだろう? 彼らは今年60才  私と同世代です。 今日のMCでもナショナルキッドの話が出てましたが・・・知ってますよ 彼らの演奏する姿を見ていて、わかりました! 中学や高校の文化祭で三年の先輩バンドが熱演している舞台を感激&憧れながら見ている一年生 の立位置なのです。 彼らは、私のちょっとお兄さんたち。 そんなお兄さんたちがステージを駆け回り、四時間近くも演奏&歌い続ける姿に、勇気と元気をもらっていたのです。 そうなのです、アルフィーのコンサートの後はいつも元気になっています。 若い人たちから背中を押してもらっている感じではなく、 坂道のちょっと先、数メートル先を、汗をかきかき、でも楽しそうに登っている三人組がいるから、自分もがんばれるぞ!と元気になれるのです。 そうだ! はちきれて、好きなように生きても大丈夫だ!と勇気が出てきます。 日本中を回るツアーを春と秋 ほぼ一年中やっているトラベリングバンドのアルフィー 三人とも還暦60才だぜ! 見ろよ! ステージではじけてるぜ!  だったら私だって・・・別にロックンロールする必要はありません。 ただ、日常で「もう若くないから・・・」を言い訳にしてあきらめていた何かをやってみる勇気が「だったら私だって!」なのです。 生物学的年齢は見た目の姿に現れる、と最近では言われています。 はちきれている人 楽しそうな人  笑っている人 好きなことに熱中している人 そんな人たちは若いですよね。 そう思うと、来年もその次も・・・ずっと年末アルフィーに参戦しようと決心した私でした。 前世物語 「家族で食卓を囲んでいます」 「今晩のメニューは何ですか?」 「具だくさんのスープとパンです。とても美味しいスープです。子供たちと奥さんと仲良く食事をしています。私はみんなの今日の出来事を聞いています。今日も一日、良い日でした」 「それからどうしていますか?」 「子供たちと遊んでいます。・・・子供たちは先に寝ました。私はまた仕事をしています。独りで書き物をしています。奥さんは暖炉の前で縫い物をしています。昔からのいつもの場所です。静かに時が流れます。二人の心は満たされています」 「いつも夜遅くまで仕事をしているのですか?」 「はい」 「それについてどう思っていますか?」 「誇りを感じています」 「奥さんはいつもどうしていますか?」 「縫い物をしながら、いつも待っていてくれます」 「それについてどう思っていますか?」 「妻を心から愛しています。そして感謝しています」  彼女のオレンジ色の輝きが一段と鮮やかになりました。先生は主題へと進みました。 「アーサーさんの人生で、自分を愛した実感が最も大きい場面へ移ってください。あなたはいくつになって、何をしていますか?」 「初めての子供が生まれました。私は三十七歳です。とても嬉しかった、すごく嬉しいんです。心が喜びに満ちています」 「奥さんは大丈夫ですか?」 「大丈夫です。元気です」 「奥さんに何と言ってあげましたか?」 「愛してるよ。本当に嬉しい。よく頑張った、と伝えました」 「それからどうしていますか?」 「家族を大事にしたい、っと思っています。息子と奥さんのためにますます仕事を頑張ろう、って気合いを入れています。・・・息子を抱いています」 「息子さんを抱いて、どう思いましたか?」 「小さくて、本当にかわいい子です。自分と奥さんの分身のようです。みんながお祝に来てくれました」 「お祝いに来てくれた人たちの中に、今のあなたが知っている人はいませんか?」 「主人のお母さんがいます」  彼女は深い催眠の下で暖かい微笑みをたたえていました。先生は一呼吸おいてから続けました。 「アーサーさんの人生で、次に大切な場面に移ってください。何が見えますか?」 「若い人に学問を教えています。私はもう老人になっています」 「老人のあなたは今、何を考えていますか?」  老学者は自信に満ちた声で答えました。 「自分の全ての知識と情熱、そう自分の持ってるもの全部を若い人たちに伝えて世の中を良くしていきたい。いや、もっと深い気持ちです、それは愛・・・。学問を通じて全ての人々を良くしていきたい、と思っています」 「アーサーさんの人生で、次に大切な場面に移ってください。何が見えますか?」

2014年12月28日日曜日

おはようさん 2014.12.28.

今日は嬉しいことがありました。 医院スタッフのMさんから「ありがとう。精いっぱいのこころと感謝をこめて」というメッセージと共にプレゼントが届きました。 喜んでくれていて、元気いっぱいな声も届けてくれました。 そうだよね、普通はそうだよね。 医院のスタッフは5名。 まさしく2:6:2の法則ですね。 哀しいこと・呆れ果てることもあったけど、神さまはちょうどGOOD TIMEにしっかりとバランスを取ってくれています。 銀河通信で神さまに聞いてみました。 神さまは私をこんなに素早くフォローして助けてくれるのに、なぜ闇の世界の人たちにはすぐに罰が当たらないの? それはね、神さまは光を見ているからだよ。 光に向かって前に進んでいる人の影の部分、闇のところは見ていないんだよ。 光に当たって輝いている部分を、顔を見えているんだよ。 顔はよく見えているからね、笑顔がなくなってきたら、何とかして&すぐに笑顔になるように動いてくれるんだ。 闇に向かっている人、光からどんどん遠のいていく人の顔は神さまから見えないよ。 神さまは人間を笑顔にはできるけど、罰を当てたりはできないんだよ。 神さまから見えなくなると、闇に飲み込まれてしまうだけなんだ。 闇に飲み込まれたら、どうなるかは・・・知っているよね。 人間は闇の中で、自分で悪魔を創って、自分で罰を当てているだけなんだ。 神さまじゃなく、人間のすることだからね、現実化するまでに時間もかかるわけだよね。 ・・・・なるほどなぁ。 さて、もう明日は29日だから、来年のことをお話 しても鬼も笑わないでしょうから・・・ 光の前世療法のグループワーク 2月15日(日曜日) 芦屋アルテさま主催 午後1時~5時  初心者向き  会費5000縁 今回のテーマは「ソウルメイト」 ソウルメイトって何?・・・魂のつながりがとても強い人と思ってもらってもいいし、ラブラブな人・運命の赤い糸の人って思ってもらってもいいです。 光さんへの質問は・・・ (未婚女性のほとんどが尋ねる)私は結婚できますか?  相手はどんな人ですか?  もう出会っていますか?  いつ出会えますか? 等々 私のソウルメイトは誰ですか?  どんな人ですか?  その人から何を学びますか?  その人と何を成し遂げますか?  その人との前世での約束は何ですか?  等々 とまぁ ♪うれし恥ずかし朝帰り♪ なワークになるでしょう。 これやるとね、今年の恋愛運は間違いなくアップしますよ! 詳しくは芦屋アルテさんへ  電話 0797-32-1200 芦屋市上宮川町2-10-1F   営業時間 am11~pm8 次回の 天満満天堂Live は2月8日(日曜日) 午後1時~4時  上級者向き  会費3000縁 テーマはまだ決まっていません(が上級者向きですから「ソウルメイト」はしないでしょう(;^^)ヘ..) 前世物語 アーサーさんは話をしながら、その研究所に入っていきました。先生が続けて聞きました。 「それからどうしていますか?」 「男の人と話しています。金髪で目はブルーの若い研究員です」 「何の話をしていますか?」 「よくわかりません」 「その男の人は、今のあなたが知っている人ですか?」 「お姉ちゃんです」  彼女は嬉しそうに答えました。 「それからどうしていますか?」 「独りで部屋に入って行きました。中央のイスに座りました。大きなテーブルに本を広げて一心に何かを書いています」 「今、何を書いているのですか?」 「よくわかりません」 「どんな気持ちで書いていますか?」 「一生懸命に、真剣に仕事をしています」 「それからどうしていますか?」 「年輩のおじいさんと話をしています。この人は私の先生です」 「何を話しているのですか?」 「研究内容を議論しています」 「その人は、今のあなたが知っている人ですか?」 「わかりません」 「それからどうしていますか?」  「すごく熱心に議論しています。二人とも対等に意見を言っています。堂々と話をしています。哲学的な話題について話をしています。若い人たちも数人加わってきて議論の輪が広がっていきました。みんな、熱い想いを持っています。でも冷静に威厳を正して議論しています。アカデメィア、そんな文字が浮かんできました。素晴らしい場所です。精神がとても充実しています。知恵がどんどん磨かれていきます。みんな、愛に満ちています」  彼女は深い満足の溜息を漏らしました。 「それからどうなりましたか?」 「みんなで家に帰ろうとしています。磨き込まれた知恵のエネルギーがみんなを包み込んでいます。研究所を出て、みんなそれぞれの道を帰って行きました。私も自分の家に着きました」 「あなたの家はどんな家ですか?」 「石造りの小さな家です。家の中には奥さんがいました。長いワンピースのような服を着ています。長い金髪で目はブルーです。私を見てニッコリしています。名前はルースと言います」 「ルースは、今のあなたが知っている人ですか?」 「主人です」 「家の中に他には誰かいませんか?」 「男の子が二人います。兄がビルダーで十歳です。弟はよくわかりません」 「お兄ちゃんは、今のあなたが知っている人ですか?」 「わかりません」 「弟は、今のあなたが知っている人ですか?」 「はい」 「では時間を進めましょう。それからどうしていますか?」

2014年12月27日土曜日

おはようさん 2014.12.27.

今日はいちにち ベランダ園芸で土いじりに興じていました。 夏の終わりに生協さんでオーダーしたチューリップの球根だちをやっと植え付けることができました。 11月頃がベストな植え頃なのですが、今年は母が亡くなったり、医院が焼けちゃったりで、とてもじゃないけど土いじりする時間などなかったので仕方ありません。 チューリップさんたちが押し込まれているダンボー君と目があう度に「もうちょっと待ってやぁ」とゴメンし続けていました。 今年の12月はとっても寒いから、まだ大丈夫という読みはあったのですが、やっぱり「生もの」ですからネ(;^^)ヘ.. そんなわけで、やっとのこと、今日は朝から日暮れまでずっと土いじり三昧できました。 まずは夏にとってもお世話になった大葉さんと朝顔さんを片づけて、今年はいっぱい植え付けた生姜を掘り起こして収穫して、昼からはチューリップさんたちを植え付けていきました。 この自家製の生姜! むちゃくちゃ美味ですよ。 去年、初めて植えてみて、冬に収穫した生姜さんをいただいたら・・・もう最高! 今まで食べていた生姜は何だったの?な世界でした。 そう、キュウリと同じですね。家庭菜園にはまるのは「自家製キュウリから」の人が多いと思います。 私も家庭菜園のキュウリを食べ始めてから、お店でキュウリを買うことはなくなりました。 ベランダで生姜! お薦めですよ。虫はつかないし、水だけ適当にやっておけば、あとは放置プレイですから。 冬は生姜湯にすれば最幸でございます(*⌒▽⌒*) チューリップが咲くと・・・医院に持って行ってました。 花好きな患者さんたちがとっても喜んでくれました。 だから、年々、品種を増やしていきました・・・我が家は東向きなので、冬野菜は作れないので(何度かチャレンジしたけど日照と北風で無理でした)たくさんのチューリップさんたちを育てることができます。 待合のチューリップさんたちの絵を描いてくれた患者さんもいましたねぇ。 でも・・・今、植えているチューリップさんたちが咲いても、もうあの患者さんたちにはお見せすることもかなわないわけで・・・と思うと、しんみりしちゃいます。 「一寸先は光」 きっと春になれば、また別の人たちが我が家のチューリップさんたちを楽しんでくれることでしょう。 先日、誰もいな~い冬の鰐淵寺を歩きながら・・・あぁ ここは一面、水仙を植えたらいいなぁ、う~ん この桜の木のまわりにはチューリップがいいなぁ なんて思ってました。 別に冬から春の鰐淵寺を賑やかにしようなんて魂胆はもうとうありません。 ただ、冬も春も大好きな鰐淵寺をもっと美しく彩りたいだけ。 むっ? もしかしたら秘密のマイベストな花写真スポットを作りたいのかも・・・それもよしですネ。 前世物語 「今、あなたは自分を愛した実感が最も大きい過去生へ戻っています。足下を見て、地面を見て。どんな地面が見えますか?」  彼女は落ち着いた男のような口調で答えました。 「白くてフワフワしています。少し湿っていて冷たい地面です」 「足を見て。足には何か履いていますか?」 「黄色の革のサンダルを履いています。大きな足です」 「足から膝、太股、腰まで見上げていきます。すると下半身は何を着ていますか?」 「白いスカートみたいな服です」 「腰からお腹、胸、肩まで見上げていきます。すると上半身は何を着ていますか?」 「白い服から両肩が出ています。夏に着るワンピースみたいな服です。腰は何かで留めています。質素ですが清潔な身なりです」 「手を見てください。肌の色は何色ですか?」 「白人のような感じです。中年の男の手が見えます」 「頭に何かかぶっていますか?」 「何もかぶっていません」 「どんな髪をしていますか?」 「短かい栗色の髪の毛です。少しパーマっぽい感じの癖毛です」 「ヒゲは生えていますか?」 「顎ヒゲが少しあります」 「顔の輪郭はどんな感じですか?」 「四角でエラが張っています。元気の良さそうな顔をしています」 「目の色は何色ですか?」 「ブルーです」 「背中や腰に何か荷物や道具や武器を持っていませんか?」 「本を右手に持っています。とても分厚い本を二冊、大事そうに抱えています」 「では、その男の人の中にしっかりと入ります。その男の人の目でものを見ます。その男の人の耳で音を聞きます。その男の人の考えていること、知識がすべてわかります。あなたの心とその男の人の心がひとつになります。今、あなたはその男の人とひとつになります。そしてそのブルーの目でまわりを見て、どんな風景が見えますか?」 「四角くて低い造りの白い建物が見えます。まわりには木や草が生えています」 「今日の天気はどうですか?」 「晴れています。今日も一日、暑い日になりそうです」 「そのまま場面を続けてください。あなたは何をしていますか?」 「本を抱えたまま歩いています」 「歩きながら教えてください。あなたの年齢はいくつですか?」 「四十七歳です」 「あなたの名前は何ですか?」 「アーサー」 「アーサーさんのお仕事は何ですか?」 「物を書いています」 「その白い建物は何ですか?」 「私が勤めている研究所です」 「あなたが持っている本は何ですか?」 「学術書です」 「あなたは何を研究しているのですか?」 「文学です」 「アーサーさんが今いる年代は何年ですか?」 「363年です」 「その場所はどこでしょうか?」 「ヨーロッパの真ん中辺りです」

2014年12月26日金曜日

おはようさん 2014.12.26.

今日は年末調整の還付金をスタッフたちに郵送したり、12月分の税金と業者さんへの支払い手続きをしたり・・・とお金を触る事務仕事をこなしました。 毎年、このお仕事が を終えられると「あぁ 今年も年を越せたなぁ」としみじみ感慨にふけるのが常です。 今年も同じようにホッとして・・・でも、年を越しても今まで通りの来年はないことに寂しさもこみ上げてきました。 そこで毎年恒例の「来年の運勢占い 大豪華版!」by Yahooをやってみました(一年分のポイントを これにつぎ込むので気軽にできますの(;^^)ヘ..) 毎年の占い結果を振り返って見ると、当たってるところもあり、???なところもあり・・・総合的には50点くらいかな。だからあくまで お楽しみ です。 さて、来年の私の運勢は・・・ この年は新しい趣味を見つけたり就職や転職をしたりするかもしれないわね。あるいは新しい友人ができたり、恋人ができたり……。とにかくあなたにとって、新しい何かをスタートさせる年になるはずよ。もちろん、その出来事はあなたの人生にいい影響をもたらすし、あなた自身も喜ばしい気持ちで受け止める事ができるはず。 ただ、未知なるものと接する機会も多くなるから、精神的に疲れを感じる事が増えそう。そういうときは無理をせず、素直に休んでもいいの。動と静のめりはりをしっかり意識して行動すれば、変化がストレスになる事はないはず。あなた自身やりたい事がたくさんあるはずだから、それらをスムーズにこなせるよう工夫するといいわ。 ・・・と、かの細木数子さんは申しておられます(;^^)ヘ.. ゲッターロボさん ちゃう ゲッターズ飯田さんとやらは・・・ 思い切って新しい環境に飛び込んだら、予想以上に仕事がやりやすかったり、高く評価してもらえたり、といったことがある年です。今までの流れを変えてみることで道が開けていくでしょう。ですから、2015年の奥山輝実さんは新しいことをやってこそ輝くことができるんです。フレッシュな気持ちで挑戦することにより、今までにはなかった適応力が開花することになるでしょう。 「こんなことをしても意外とうまくいくんだ」「未経験のことでもやればできるんだな」といった実感があり、自信も深まるはずです。この年の奥山輝実さんは、いつもと同じことばかりをしていたら明らかに損をします。どんどん攻めましょう。 ・・・ふむふむ すでに当たってるじゃん!(*^^)v ということで、2015年はやっぱり新しい世界に飛び出さなくちゃいけないようですね。 (仮にどの占いでも2015年は自重すべし!と言われても、飛び出していく私ですが(^^ゞ 先日、鰐淵寺に行って住職さんとコタツ談義してきました。 いつものように夢を語り合う中で、いくつかのキーワードを得てきました。 夢を語り合うのは楽しいですが、2015年はそれを現実化していかなくてはいけません。 漫才に例えるなら、今まではふたりともボケでした。 住職さんは出雲では「な~んもしない住職さん」として知られているようですが、お話を伺っていると「あそこを何とかしたいな」と思っていると、次から次へとそれに関わる人が現れてきて、あれよあれよという間に現実化してしまうそうです。 鰐淵寺の神さま(仏さま)がちゃんと自分たちで住みよいようにしてはる、と笑う住職さん・・・こういうところが普通の人たちには頼りなく写るんでしょうね。 鰐淵寺を気のよい人たちが集うパラダイスにしたい、という壮大な夢をちゃんと持っておられる方なんですけどね・・・その良さがわかる人はまだまだ出雲にはいないのでしょう。 帰ってきて気がつきました。 ふたりともボケじゃぁ面白うないやん! ということで、今回のプロジェクトは私がツッコミをやることにしました。 そう、どんどん引っぱっていかなくちゃ! 自分の立ち位置がわかって、これから何を創造し、何を具体化していかなくちゃいけないのか?がはっきりと見えてきた気分です。 2015年早春に、33年ぶりにご本尊の薬師如来さんと千手観音菩薩さんのご開帳があります。 お薬師さんからはきっと善き構想を、千手観音さんからはたくさんの救いの手をもたらしてくれると思っています。 乞うご期待! 前世物語  先生は女性に対してはA型の小心者です。普段の自信は何処へやら・・・すぐにシオシオのパーになっちゃいます。私も大人の女になって、やっとそんな先生を愛せるようになったのです。私はマリアさまのウインクをしながら答えました。 「あ・り・が・と・う」  ワークを始める時間が来ました。ごめんなさいの目をしている先生の頬を両手で包んで軽く頷いてから、私は急いで患者さんを案内しに行きました。先生の安堵と喜びが私の心にも沸き上がってきました。 「昨日はありがとうございました。おかげさまで気持ちが落ち着いてきました。今朝、お日さまを久しぶりに見ました。もちろん今までも太陽は見ていたのですが、心がうつむいていたんでしょうね、お日さまが優しく包み込んでくれているのを久しぶりに実感できました。なんだか幼稚園の子供のように、晴れているだけで今日一日がとても楽しくなるような気がしました。心が前を向き始めたんですね」  彼女はチェアーに腰掛けても話し続けています。もう、うれしくて仕方ない、そんな感じがオレンジ色のオーラの源だったのです。 「もうすでにいいことがあったんですよ。今朝、ホテルの朝食をひとりで取っていると、金髪の恰好良いアメリカ人がやって来て、ご一緒にどうですか? って言うのですよ。もう私、ビックリしちゃいました」  彼女はオレンジ色の大げさなジェスチャーで続けました。 「私、ニコッと微笑んで、どうぞ、って言ったんですよ、信じられません、昨日までの私には・・・。私が一晩でこんなに変わったなんて。なんて前向きになったんでしょう。本当にビックリです」 「確かに今日はとても輝いておられますよ。顔色がとっても素敵ですもの」  私は録音の準備をしながら答えました。「毛並み」の文字が私の脳裏に一瞬浮かんで消えました。先生は横でニコニコしながら聞いています。 「そのアメリカ人、今日は松下との大切な商談があるのですが、朝からあなたのようなレディに会えたことは幸先が良い、って喜んでくれたんです。あなたは生まれたての太陽のようだ、そのオレンジ色のフォースを分けてください、って言われました。お世辞かもしれませんが、今朝の私にはそのビジネスマンの言葉を素直に心で受け止めることが出来ました、まるでオードリーのように、ね」  ワークの準備が整いました。先生が重い防音扉を閉めました。オードリーもオレンジ色のオーラに包まれたまま、目を閉じました。先生が静かに言いました。 「昨日のワークが早速、効果を発揮し始めたようですね。よかった、よかった。もう大丈夫ですよ。さて、それでは今日はどんなテーマのワークをしようと思って来ましたか?」 「昨日のワークで問題はほとんど解決できたように思います。昨夜はぐっすりと眠ってしまいましたし、今朝はそんなことでテーマは決めれなかったんです。どうしましょう? 先生、何かテーマがありますか?」 「ひとつのテーマには表と裏があります。ポジティブとネガティブですね。初めての方は、その問題の原因となった過去生へ戻りましょう、という誘導になりますが、これはある真理のネガティブな側面を直接見ることになります。問題解決のキーワードを得られますが、反面、ネガティブなエネルギーに負けてしまって催眠が維持できなくなる、つまりワークが途中で終わってしまうことになりかねません。また、せっかくキーワードを得ても、それが気づきに直結しないと効果が出ません。それが果たして何ヶ月後なのか、何年後なのか・・・。ちょっともどかしいところがありますよね。そのネガティブな面でのキーワードを得られた方には、同じ真理のポジティブな面も見ていただくことをお奨めしています。簡単に言えば、もっとも幸せだった過去生へ、もっともその能力が発揮された過去生へ・・・という誘導です。あなたの場合は、自分を愛した実感が最も大きい過去生へ戻りましょう、という感じになりますね。このポジティブな側面を見るワークは問題解決のためのキーワードがちょっとわかりにくくなりますが、そのベストな人生でのポジティブなエネルギーに触れますので、とても自信が湧いてきます。そして何より、この自信には即効性があります。私にだって出来るわ、って感じになります。こういう自信も大切なファクターなんですよ」  私は、なるほどなぁ、と頷きました。オードリーが嬉しそうに言いました。 「それ、お願いします。何だかワクワクしてきました。素敵な人生を見てきますね」  そう言うと彼女は大きく深呼吸してリラックスを深めていきました。先生はいつものように彼女を良好な催眠へと導きました。彼女はしっかりと「自分を愛した実感が最も大きい過去生」と降り立ちました。

おはようさん 2014.12.25.

メリークリスマス!(*⌒▽⌒*) 昨夜、つるしておいた靴下の中には・・・目には見えないけど、手では触れないけど、ふっても音はしないけど、クンクンしても何も匂わないけど、な~にかがそこに入っている!のがわかりました。 きっとネ それはね、笑顔の素と幸せの種、それにチャンスのふりかけだと思っています。 ふふふっ サンタさん ありがとう\(^^@)/ チャールズ・ディケンズのクリスマスキャロルっていう物語&映画を知ってますか? ネタバレのストーリーは・・・ あるクリスマスイブ。 貪欲で心が冷たく、孤独な老人のスクルージは嫌われ者だが、平気で金儲けに精を出している。 彼は「キリストの生誕を祝って人々が許しあい、お互いに助けあう」という【クリスマスの精神】を バカにしていた。 ところがその夜、家に戻ったスクルージの前に、商売仲間であったマーレイの幽霊が現れる。 マーレイの幽霊は鎖につながれ、「生前に貧しい人達を助けなかったこと」を悔い、この鎖は生前自ら作り出したものであり、スクルージのそれは「さらに大きな鎖だろう」と … しかし、彼には「まだチャンスが残されている」と告げ消える。 それから三晩つづいて、3人の幽霊がスクルージのもとを訪れ、それぞれ過去と現在と未来のクリスマスを彼に見せる。 「過去のクリスマスの幽霊」は彼に、小さかった頃の思い出や、自身の貪欲のために別れた恋人とその後などをみせる。 「現在のクリスマスの幽霊」は彼に、使用人の家のつつましいが暖かい食卓や、甥の家の楽しいパーティーなどたくさんの幸福なクリスマスをみせる。 楽しそうなクリスマスに心をうごかされるスクルージだが、幽霊は最後に、ゾッとするほどみすぼらしい荒んだ少女と少年をみせ、姿を消す。 「未来のクリスマスの幽霊」がみせた、彼の未来は悲惨だった。 死んでも誰にも悲しまれず、むしろ喜ばれる自分の末路を目のあたりにして、さすがの彼も生き方を変えようと決心する。 彼が目をさますと一晩しかたっておらず、クリスマスの朝だった。 スクルージは、生まれ変わった気持ちで、みんなと共にクリスマスを祝います。 その後の彼は、すすんで貧しい人達を助け、よい友となり、晴れやかに笑って残りの人生を過ごすのであった。 今日は何となくこのお話を思い出してしまったのでした。 今日の午後は、火事後ずっとお休みしていた蓮風先生の鍼治療を受けに行ってきました。 さすがに身もこころもボロボロ・・・やっぱり肝が痛んでいました。 八椎下へ30分の置鍼(本当は40分したいけど、気虚起こすかも・・・で) 清熱解毒の鍼は良く効きます\(^^@)/ 鍼後10分くらいして、フッと全身の緊張が緩んでしまいました。 この1ヶ月あまり、がんばってきましたからね、肩と背中にすごく力が入っていました。その分、腎虚からの腰痛も出ていて・・・これを放置すると腎癌になっちゃうわけです。 全身の緊張が緩むと、腰のぎこちない痛みと張りも軽快しました。 気持ちもユルユルに・・・ええ感じです。 抜鍼後、いつものプチ刺絡をしていただいて、今日の鍼治療は終了です。 毎週、鍼を受けていると、その効果の程がわかりにくくなりますが、ひと月分もストレス&緊張を溜めていると「やっぱり蓮風先生の鍼はよう効くわぁ」と見事に実感できました。 そして何より、このひと月あまり、患者さんに触れることのなくなって感性が鈍っていた我が手に蓮風先生の手のエネルギーが蘇ってきたことが嬉しかったです。 やっぱり毎週、漢祥院へ行かなくちゃネ。 1年くらいは患者さんに触れることもないだろうけど、それはこの手の感性の熟成期間だと思っています。 上手に熟成するように、時々は蓮風先生のエネルギーに触れさせてあげなくちゃ・・・帰り道の電車の中でニヤッとしながら思ったのでした。 前世物語  翌日、彼女はとても晴れ晴れとした表情で来院されました。待合のソファーに座った彼女に常連のリハビリ患者さんたちが親しそうに話しかけています。今日の彼女はオレンジ色のオーラに包まれています。その温かさが患者さんたちにも伝わったのです。待合が笑い声で満たされました。笑いは痛みを和らげます。今日の患者さんたちは今晩ゆっくりと眠れることでしょう。 「美子さん、今日はいつもより肌が輝いているよ。いつも奇麗だけど、今日はとても若返っているみたい。ホント、毛並みがいいよ」 「まぁ、またそんなお上手を言おうとする。ダメですよ。先生は口説くのが超ヘタなんだから。だいたい何ですか、毛並みって?」  私は噴き出しながら答えました。私が留学時代に乗馬をしていたことを彼はなぜだかよく知っていたのです。先生の掘った穴はまるでブラックホールです。小学校での出会いから高校での再会、私の留学、そして卒業式での別れまで、私のありとあらゆる情報を吸い込み続けていたようです。でも高校卒業後の私たちは医学と美術というまったく違う銀河にいたので、私が直接吸い込まれてしまうことはありませんでしたしブラックホールの彼の姿に気づくことさえありませんでした。 「あれでよかったんだわ。もしかしたらその後の長いブランクも二人で相談して決めたことなのかもしれないわね。私も神様に生かされているんだね。あんなに愛した夫が急に天国に戻されちゃって・・・悲しみから立ち直ったと思った途端、先生が再登場するんだもの・・・きっと天国でも視聴率抜群のトレンディドラマだわ、私のこの人生は」  私はちょっと間が外れた大笑いをしました。先生はキョトンとしています。いいんです、私だってしっかりと自分の人生を生きているんですから。二十数年ぶりに先生に出会った時、正直、先生の人生の輝きと落ち込んでいた私の人生を見比べて大きなショックを受けました。ジェラシーも、あったかなぁ・・・。でも一緒にワークに入るようになって、人の人生と比較することの無意味さを学びました。裕福さ、幸福度、波乱万丈さ・・・全てを自分で選んできた人生を生きているのです。大金持ちになりたければなれたのです。スターにだってなれたのです。平凡だけど満たされた人生だって選べたのです。でも今回は何かを決心して、今の人生を選んだのです。その何かをマスターするには今の人生をしっかりと生きればいいのです。人生の結果よりもプロセスです。生きざまが評価の対象になるようです。今の人生の今日一日をしっかりと生きること、その積み重ねが大切なのです。他人の人生と比較している暇などないのです。比較する必要などないのです。だって全てはワンネスですから。あなたは私、私は彼、彼は彼女・・・すべてはひとつですから。ワンネスに触れると他人の人生との比較など、どうでもよくなります。すべての人の人生が自分の中にあります。だから、すべての人の人生が許せます。すべての人生が愛せるのです。自分を愛しなさい、許しなさい。どの人間にも共通した目前の目標は、このワンネスを得ることなのかもしれません。 「美子さん、怒った?」

2014年12月25日木曜日

おはようさん 2014.12.24.

クリスマスイブの夜、みなさんは笑顔かな? 幸せかな?って祈りを込めて思いを馳せています。 医院の類焼全壊から1ヶ月が過ぎ、事後処理やスタッフたちのこと、さまざまな書類書きが終 えて、今週からはお見舞いをいただいたり、我がことのように心配してくださったみなさんへお礼にまわっています。 そして我が身のこれからのことも・・・雇用保険のない身の上ですから、自分で動かなくてはね。 今年のクリスマス さすがに全然クリスマス気分にはなれません。 今日も遠出をしていて忙しかったこともありますが、クリスマスケーキのないイブの夜なんて・・・生まれて初めてじゃないかしら・・・と思うと、さすがに寂しくなります。 それじゃぁ 神さまとお話しますか・・・と思っても、神さまたちは良い子の願い事を聞くのにテンヤワンヤで銀河通信も大混線してます(;^^)ヘ.. 今夜は世界中にどれくらいのサンタさんがいるのかしら? 一年で一番、我が子の寝顔を愛おしくなる夜ですね。 我が子の寝顔を見ながら、 生まれてきてくれた喜び、こんなにスクスクと育ってくれた感謝を思い出す夜なんだね。 サンタさんがパートナーでも友だちでも兄弟でも、 自分のことを想ってくれた喜びと感謝が一年間、がんばってきた&傷だらけになったこころに暖かい炎を灯して癒やしてくれます。 クリスマスはみんなが優しくなれる日です。 そして願わくば、クリスマスの優しさ 愛 を新しい年もずっと持ち続けていけたらなぁ。。。 さてと・・・サンタさんにおねだりの靴下をぶらさげて・・・おやすみまんもす(*⌒▽⌒*) 前世物語 「そうだなぁ、ケーブルカーじゃなくって、スキー場のリフトを思い浮かべてみてごらん。白馬八方尾根みたいなスキー場を。直通ロープウエーはこの際なしだよ。山頂まで行くのにリフトをいくつも乗り継ぐよね。そして自分のスキーの腕にあったところで降りて滑るだろう。もしも無理して腕前以上のところまで登ってしまうと、もうスキーどころじゃなくなるよね、黒菱の壁から雪だるまになって転がり落ちる人って結構いるものね」  先生がまた微笑みながら続けました。 「例えて言うならば、ここに来る患者さんはスキーをしたくなったか、しなくてはいけなくなった人で、私と美子さんはスキーのインストラクターなんだよ。私たちは一生懸命に指導はするけれど、実際に滑るのは患者さんなわけだよね。いくら私たちがカッコ良くデモンストレーションで滑って見せても、患者さんは上手くならないよね。イメージでわかっていても実際には・・・だから。それよりもボーゲンをしっかりと教えてあげる、基礎を麓でじっくりと。そしたらすぐに転ばなくなるんだ。スキーをしている、という喜びが感じられるようになってくるんだよね。生きる喜びみたいなものだよね。そして楽しくなってくる。下手だけど、まだまだ転ぶけど、楽しくなってくる。これが楽しむということだよ、人生も同じだよね。もう転ぶのが怖くないから勇気が出てくる。ちょっと背伸びしてみようかな、なんて。そして一つ先のリフトまで行ってみる。最初は転ぶよ。でも楽しいんだよね。だからまた挑戦する。挑戦を繰り返しているうちにボーゲンがパラレルになっていることに気づくんだ。友達から上達したね、とか言われると、ますますやる気が出てくるよね。そうやって山頂に近づいて行くんだ。もちろん行く手には壁が待ちかまえているよ、中級の壁、上級の壁・・・。その時、またインストラクターのところへ来たらいいんだよ。今度は黒菱の壁を一緒に滑りながらアドバイスしてあげれるから。そう、あくまでもアドバイスだよ、自分の癖を押しつけちゃいけないよ。そしてインストラクター自身の体験の深さと幅の広さがどこまでアドバイスしてよいか、を決める物差しとなるんだ。アルプスを滑ったことがあるか、南極を滑ったことがあるか、チョモランマを滑ったことがあるか・・・インストラクターも自分が経験したことはアドバイスできるけど、滑ったことがないところのアドバイスは出来ないだろう。でもチョモランマを滑ったことがある人に教えてもらうボーゲンは、例え麓であってもなんだか説得力があるよね。深みと言うのか、コクと言うのか・・・」 「それで先生は今までにどこを滑っていらっしゃったの? アイガー北壁を直滑降かしら?」  先生は大笑いしました。 「闇の世界にしばらくいてね。その間にヴォイド、虚無の世界まで行ってきたよ。パラレルワールドに迷い込んだこともあるし、時間がこの世に誕生したところも見てきたよ」 「・・・・・・」  私は何も言えませんでした。私の唇もカルダモンの香りで満たされていきます。先生は本当に時を止めていました。完全な静寂が二人を包み込んでいます。全てのものが止まっています。 「誰も知ることの出来ない二人だけの秘密だわね」  先生はゆっくりと離れながら囁きました。私は先生の瞳を見て驚きました。私にキスしたのは美しい黒褐色の肌をした少女だったのです。 「えっ?」  でも瞬きの向こうにいたのはカバの目をした先生でした。すでに時が動いていました。先生は入れたてのアールグレイのカップを愛おしそうに撫でていました。 「先生、肩を揉みましょうか?」  私はそのまま先生の後ろに回って肩を揉み始めました。先生は気持ちよさそうに身を任せています。 「美子さん、先生を甘やかしちゃいけませんよ。もうすぐ夜診なんだからビシッとね、ビシッと」  通りかかった看護婦さんが笑いながら言いました。 「はい、大丈夫です。最後にちゃんと首を絞めときますから、ご心配なく」  私は先生の首を絞めるマネをしながら答えました。 「なんだったんだろう。まぁ、いいか。二人だけの秘密なんだね」  私はベルガモットの香りが残った唇からそっと投げキッスを送りました。

2014年12月22日月曜日

おはようさん 2014.12.22.

今日は冬至でしたね。 それも19年に一度の朔旦冬至(さくたんとうじ)・・・冬至の日と新月が重なりあう貴重な日で、月が復活する「新月」と太陽が復活する「冬至」とが重なりあう日なので、古来よりとてもおめでたい日だとされていたようです。 旧暦の関係で次回は38年後だとか・・・じぇじぇじぇ 生きていたら90才代やん かなりの確率で今回が最後の朔旦冬至だったわけかぁ・・・と思って今日を振り返ってみると・・・ 今日は朝から溜まりに溜まっていた資源ゴミを全部出してきて、かなり気持ちがスッキリしたし、 (朝から晩まで仕事して、休日も忙しくしてたら、なかなか出せなかったのネ) 歯医者さんが奥歯の噛み合わせをしっかりと治してくれたので、ちゃんと噛めるようになったし、 芦屋のホッとできるお店で、ホッとできる人たちとお茶したり、お話したりできたから、うん、善き日でしたよ。 昨日、京都の平安殿で買ってきた豆大福の残りを持って行って、お客さんと店長さんと仲良くいただきました。 やっぱり気のよい人たちと一緒にいただくと、とっても&とっても美味しいですね。 今までは豆大福をお土産にしても何だか無反応ばかりな辛い思い出が多かったし、それだったらひとりで美味しくいただきましょうになって、それが当たり前になって、それはそれで幸せだったんだけどね。 気の合う人たちとのあたたかさ、うれしさ、おいしさを久しぶりに思い出しました。 前回の朔旦冬至は1995年(平成7年)。その前が1984年(昭和59年)。その前は1938年だったそうです。 なるほど! H7年は私が勤務医をやめて、なんだか大きな流れに乗って開業へ進み始めた年でした。 S59年は私が結婚した年でした。 朔旦冬至は私にとっては何か大きな&大きな変化をもたらす年です。 それもこれまでの生活や仕事を一変してしまうほどの大きな変化が訪れて、まったく新しい生活&仕事が始まる年なのです。 さぁ 今年の朔旦冬至はこれからどんな大きな変化をもたらしてくれるの でしょう。 すでに兆しは見えてきてますが、一生懸命に突き進んでいけば、必ず活路が見つかり、明るい未来が開けてくることは実体験済みですから、大丈夫です。 次の朔旦冬至は2052年(平成64年)、その次は2090年(平成102年)だそうです。 う~ん 95才と133才かぁ。。。 ここはポジティブに少なくとも95才まで生きるやって思っておきましょう。 今日のお茶&豆大福をみんなでいただきながら・・・とってもホッとできました。 朔旦冬至でこれまでが終わって、新しい景色が始まりますが、新しい景色は気の合う人たちとホッとしながら語り合い、気づきあう世界だなって感じてます。 これまでは前の前の朔旦冬至からずっと歯を食いしばり、がんばって&がんばって、辛抱して耐えて我慢して・・・でした。そこを通り抜けてきたからこそ、光の世界が見えるのかもしれませんね。 そう・・・昔、山川亜希子さんに「本当はこんなにドツボで不幸なんですよ」って不幸自慢をしたこともあったっけ・・・そんな亜希子さんが最近、とても応援してくれています。 今日も「何か新しい時代の幕開けを感じます!!」とコメントしてくれました。 今日の朔旦冬至から、さぁ、何が始まるのでしょうか とても楽しみでワクワク&ドキドキしてます。 P.S.明日は遠出しますので、ブログはお休みです。 前世物語 「みんな誰でも嘘をついたこと、あるよね。嘘ついた時の心の葛藤って嫌なもんだよね、だから嘘をつかなくなるんだけど。中には嘘をついた自分をいつまでも責めている人がいるよね、責めていなくてもそんな自分を忘れているか無視しているよね、きっと。そんな嘘をついてしまった自分を許して認めてあげると、嘘をついて泣いていた自分が、嘘をつくのを踏みとどまって自信に満ちている自分と仲良く手をつないで、いつも自分の心の中で笑っていられるようになるんだ。そしたらもう嘘をつこうなんて思わなくなるよ、だって見られているんだもんね、自分に。そして他人の嘘も許せるようになるよ。だって自分のことのようにわかるから、この人は嘘をついたけど、今あの状態にいるんだなぁ、って。人を許せば許すほど自分のレベルがあがっていくんだね。まぁ、神さまへの道は遥か遠く永遠に、だけどね」  私はニコッと頷きました。 「自分を愛することを始めた人は目に見えることは勿論だけど、目に見えない世界も無限に拡がっていることに気づくんだ。しかもその無限の世界が自分をしっかりとホールドしてくれていることを感じるんだ、これが何かに守られている、何かに導かれている、と言う感覚だね。ここまで行くと、もう毎日を生きているのが楽しくて仕方なくなっちゃうんだよ。全ての中に美があるし喜びがあるんだ。そして何より・・・」 先生は話を切ってお茶を飲みました。 「大いなる存在に生かされている実感。生きがい・・・ですか?」 私は先生の左耳に聞きました。 「そう、その通り。すべてのものと心がひとつに繋がった瞬間・・・すべてのものが美の輝きに包まれているのが見える瞬間だね。芸術家はこの真実の美を体験すると作風が変わってしまうことが多いようだよ。確かに、それまでは美を追い求めていたのが、今度は真実の美をどうやって表現していくのか、で悩むわけだからね。リルケもドゥイノの悲歌でここまで登高した後、オルフォイスへのソネットではもう天使の囁きのような詩になっているものね。ゴッホは自殺しちゃうし、モーツァルトは殺されちゃう? 辻先生も西行花伝の後、元気がなくなって亡くなられてしまったなぁ・・・なんだかそこまで登高すると、とりあえずご苦労様! の時代だったのかもしれないね、この前までは。でも、だてに新世紀ではないぞ! だと思うんだ。だってこれまでピッケル、アイゼンの重装備に命がけで漸くよじ登って来た山頂に、突然、ケーブルカーがついたかの如く、急にたくさんの人たちがやって来ているものね。簡単になったのはいいことなんだよ。それだけこの時代全般との摩擦が少なくなってきたという証拠だから。もう生きている時代と真実の美の狭間で死ぬほど葛藤しなくても、受け入れてくれる仲間がいるんだから・・・。そう意味では確かに、あなたは大丈夫だよ、と言えるよね、マスターも安心して」  先生はちょっと左を向いてニコッと笑いました。私もちょっと身を乗り出して尋ねました。 「それで先生は、その真実の美とやらをもう体験したのですか?」  先生はゆっくりとメガネを外して目を閉じました。 「たぶんね・・・。だからこのワークを通じて、取りあえず山頂行きケーブルカーの麓駅である光のところまで皆さんを導いているんだよ。これはとてもアグレッシブな誘導だから意見が分かれるところだけど、まぁ今のところ、神さまの罰が当たっていないから、きっとこれでオーケー、マスターの予定通り、なんだろうね」  その時、私の唇が先生の頬に触れました。 「ほらね、神さまの認め印、もらっちゃったよ」  私は先生の頬の上で聞きました。 「光が麓駅ですって? 山頂ではないのですか?」 「ほら、さっきの光と闇の統合の話を思い出してごらん。光と闇が統合されたら何になるのかな?」 「愛、ですよね」 「ね、もうそれだけで光は麓駅、だろう」 「じゃぁ、愛が山頂ですか?」  先生がニコッとする度、私の唇が頬に触れます。

2014年12月21日日曜日

おはようさん 2014.12.21.

今日は今年最後の京都観世会でした。 12月は年間チケットを使い切ろうという人たちで超満員! それを見越して、いつもより30分早い電車に乗って京都へ向かいました。 三条駅からテクテク歩いて・・・数台の高校陸上部バスとすれ違いましたよ。 今日は 高校駅伝だったのですね。 みんな がんばれ! 冷たい雨があがっての上天気だったから、よかったですね。 途中、いつもの満足稲荷さんにお参りして・・・「みんなが満足しますように」 観世会館にはなんと一番乗り! なんだか縁起がいいよね(*^^)v そしていつもの面々が来られて、待合も賑やかに・・・こういうのもええ感じです。 私は電車の中からずっと読んでいた本をこの待ち時間に一気読み! 今日は、彦根市立病院緩和ケア科部長の黒丸尊治先生 「緩和医療と心の治癒力」という本です。 昨日、ナンバの本屋さんでフッと目にとまった本です。 表紙に・・・医療者目線から見えないが、患者目線からは見えてくる安心と希望に満ちた緩和ケア 「患者さんの思いを大切にする」という視点を重視して、患者を身体的・精神的・社会的に支える、総合的な緩和医療。代替医療などを通じて希望と喜びをもたらし、心の治癒力を引き出す緩和医療の提唱と、その取り組みを紹介する。 本屋さんでパラパラと中身をのぞいたら、スピリチュアルケアについての話が面白かったので、読んでみようと思ったのです。 読んでみて・・・こりゃぁ一度は彦根まで見学に行かなきゃ!の高評価です。 なんだか日本中でエビデンス化されちゃたホスピスや緩和ケアに、私と同じような「なんかちゃうで」な違和感を持ちながら、自分の施設でその違和感が何たるかを掘り起こし、これだ!という緩和ケアを実践されている感じがしました。 ちなみに・・・日本にはホスピスや死生観に関する学会&研究会がいっぱいあるけど、どれも「なんかちゃうで」な違和感から、参加はせずにいました。 きっとこの黒丸先生はその世界では有名だとは思いますが、こういう先生がいることを知っただけで、今日の早起きの甲斐はありました。 今日の観世会の演目は、小鍛冶・葛城・一角仙人でした。 小鍛冶と一角仙人は年の瀬だからかな? とても華やかでスピーディ、ちょっとコミカルも入って面白かったです。 葛城は、しっとりとした大和舞を見せてくれました。 今日の3曲は謡本も買わず、パンフレットに書かれたあらすじだけで見ましたが、その方が舞台に集中できて楽しめたような気もします。 能の楽しみ方は人それぞれ・・・謡本をじっと見ながら謡いを聞いている人もいれば、舞を集中して見ている人もいますよね。舞台として楽しんでいる人もいるし、もちろん安らかに夢幻郷パラダイスを楽しんでいる人もいます。 どんな楽しみ方でもOK 楽しみ方に優劣も良し悪しもない 自由に楽しんでちょうだい!が能の良さであり、懐の深い高貴なゆとりだな、と思いました。 それにしても・・・能のお囃子はなぜにあれほど見事に夢幻郷へと誘ってくれるのでしょう・・・あの ふっっと意識がなくなっていく感覚がたまりませんわ。 死ぬ時もあんなふうにふっっと肉体から魂が離れるんだよね。 一生に一度だけ味わえる聖なる至福感のPVみたいなもんやね(;^^)ヘ.. 前世物語 「チーターが獲物を獲ってVサインをするとか、クジラが仲間の仕返しに船を沈めるとか、植物が突然一斉に毒を持つとか、人間以外の存在に二元性が拡がらないうちに私たちが何とか二元性を越えるステップに到達しなければならないのですね。私が今、ここにいるのもそんな必要性にかられたような気がします。そして先生のワークも、そんな新しいステップを模索していくためのひとつの道なのでしょうね。先生、いつも言ってますものね、何かに支えられている、守られている、って。だから多くの道を求める方々がたくさん来られるのですね、遥々大阪まで」 私は掌で先生の首筋を優しくマッサージしました。 「今日のワークでも新しい時代の進むべき道が垣間見られたような気がします。自分を愛すること、自己を認めること。自分の良いところも悪いところも、ただ認めて許してあげることから始まるということ。そうやって自分を愛することが出来た時、初めて人を愛することが出来るのですね。自己の善も悪も全てを許して抱きしめることが愛の始まりだとすれば、それは二元性の諸々、善悪、正邪、陰陽、男女等々を全て自己の中へ包み込んで許すこと、それらの存在を許すことが愛だ、と言うことになります。でも、それは神の愛ではないのでしょうか? そんなレベルへ人間は到達出来るのでしょうか?」  私はひとりで続けました。 「ワークでは再三、そのようなメッセージが聞かれます。愛とは、許しとは、と尋ねると必ずと言っていいほど、このメッセージが帰ってきます。メッセージを聞いた方々は、ワークが終わった時には確かに納得しておられるかもしれません。でも、一歩外へ出ると凄まじい現実が襲ってきます。光やマスターは言います、大丈夫、あなたなら出来る、あなたにはその力がある、と。でも暴れ狂う二元性を果たして乗りこなせることが出来るのかどうか、とても不安になります。未知の世界への不安だ、と言ってしまえば、そうですが・・・どうしたらこの一歩を踏み出すことが出来るのでしょうか?」  私は手を止めて呟いていました。不意に先生が答えました。 「だから、人生を楽しみなさい、だよ」  私は先生の肩に手を置いたまま尋ねました。 「どういうことかしら? 悪いことをしていても自分が楽しければいいということ?」 「それはまるで今の日本だなぁ・・・悲しいことだけど。そうじゃなくって、悪いと思われていること、例えば人を騙すことは悪いことだよね。でも大人になってしまうと騙しているという感覚さえなくなってしまって、人から巻き上げたお金で楽しく生きている人も結構いるよね。本人は全然悪いなどと思っていない。極く狭い意味では見事な一元性への回帰だよね。でも、その人が初めて他人を騙した時へ遡ってみると、心のどこかに何らかの葛藤があったはずなんだ。例え親が騙すのは善だ、と物心ついた頃から教え込んでいても、どこかで微かに葛藤が揺らめいていたはずなんだ。だって二元性の世界に生まれたのだから、ね。そんな人は自己の中で、騙すのはいけないことだよ、と囁いているもう一人の自分を押し殺し続けてきているんだね。もう絶対に自己などに見向きもしない。目に見えることでしか楽しめない人になっちゃうんだね、そんな人は」  先生は悲しそうに息を吐きました。

2014年12月20日土曜日

おはようさん 2014.12.20.

今日は医院のスタッフたちと会うのも最後です。 火事後の1ヶ月分のお給料と退職金を背中に背負って、おけいはんの電車通勤しました。 医院の銀行口座をスッカラカンにして&(本当は手を付けてはいけない)大家からやっと返ってきた預け保証金&火事のお見舞いから何とかひねり出してきた(今の私にとっては)大金が背中にあります。 電車を待ってると、背中をトントンとノックされた気がして・・・ お金さんが話しかけてきてくれました。 あんたね、今日、これからね、「お金って怖いなぁ」って思うよ。 え? 何が起こるの? まぁ、それはそれやからええがな。それよりもな、わてら、お金に罪はないんやで! え? うん、それは分かっとるわ。お金は鏡 閻魔大王さまの鏡みたいなもんでしょう。その鏡の前に立つと、心根が丸見えになっちゃうんでしょう・・・あな恐ろしや・・・ わてら、お金やってな、本当は心根の美しい人が好きやねん。 うまく使って欲しいんやわ 本当はな。 わてらが働いて、みんなが笑顔になってくれたら、うれしいんやわ。 ありがとう ありがとうって声がどんどん大きくなっていくように使って欲しいんやわ。 サッカーのパスみたいにどんどん回して欲しいんやわ。わてら、働けば働くほど元気になるさかいな。 あんたにこれ、教えたるわ。 わてら お金に好かれる人間と嫌われる人間っておるんじゃよ。 この世では、わてら お金に好かれてるからって大金持ちってわけじゃないけどな、 わてらに嫌われてるけど大金持ちな人間もいるけれどな、 これだけは言えるんや わてら お金に好かれてる人間は自分はなんて幸せやと思ってるし、 お金に嫌われてる人間は自分はとても不幸やと思ってはるんやな。面白いやろう。 わてら お金に好かれてる人間は幸せやからニコニコしてはるんや。自分にもみんなにも優しいしな。 そやから、わてら お金に好かれてる人間のところに行くと、ホッとできるんや。 リフレッシュちゅうのかな、わてら お金が元気になって輝くんやで。 するとな、幸運の女神や天職の女神も集まってくるんやな。 わてら お金に嫌われてる人間は、わてらを追いかけてきたり、追い詰めたりするんや。嫌なストーカーや。 わてら お金を拉致するのが趣味な人間もおるやろう。大嫌いや・・・けどしゃぁないからつきあったってるけどな。 わてら お金に嫌われてる人間は自分はなんて不幸なんやって思ってはるからな、笑顔も愛も感謝もあらへんねん。 自分が 自分が 自分が やと、 まわりは見えへんわな。そやからまっ暗な中を歩いてるみたいに、いっつもガンガンと身体とこころのどこかをぶつけて、痛くて怒ってるんや。 怒るとな、死神や貧乏神やいろんな病気が集まってくるからな、ますます不幸になっていくわけや。 あんたも見てきたやろう・・・ようわかったと思うわ。 そろそろ電車が来るからな、今日の気づきはここまでやな。 これ  今夜のブログのネタにしいなっ。。。 なるほどなぁ と思いながら、今日一日を過ごしました。 やっぱり なるほどなぁ でした(;^^)ヘ.. 今日の神託 お金に好かれる人と嫌われる人 好かれるから大金持ちってわけじゃないけど、 嫌われてるけど大金持ちな人もいるけれど、 お金に好かれる人は自分はなんて幸せだ思ってるし、 お金に嫌われてる人は自分はとても不幸だと思ってる。 前世物語 「明日もよろしくお願いします」  彼女が手を振りながら帰っていきます。私も手を振りながら見送りました。部屋に戻ると先生は冷めたハーブティーで一息いれていました。 「先生、ご苦労様でした。熱いお茶、入れましょうか?」 「ありがとう、美子さんの入れてくれたお茶は最高だものね」  こんな安っぽいお世辞を言う時の先生は、まだ右脳しか働いていません。私が先生御用達のお茶を入れている間、いつも先生は気持ちよさそうに船を漕いでいます。熱いお茶がちょっぴり冷めるまでの一時、私が微笑みながら先生を見つめていることはまだ知られていません、きっと。 「はい、先生、アールグレイ・ホットです」  先生はハッとして私を見つめました。そしてベルガモットの香りをいっぱい吸い込んでから美味しそうにお茶を飲みました。 「ありがとう。美子さんのアールグレイはいつも最高だよ。こんどピカード君が来たら、ご馳走してあげたいね」 先生の左脳が機能し始めました。 「先生、ちょっとマッサージしてあげましょうか?」  この一言で先生が今、この時にドスンと着地することを私はよく知っています。有無を言わさずに私は先生の背中に回り込んで肩を揉み始めました。 「先生、さっきのダークサイドのお話、面白かったわ。今日みたいに自分を愛するには、自分を許すには、を突き詰めると結局あそこに行き着くみたいだけど、今日のはいつもより良くわかったわ。二元性ですよね。光があれば必ず闇がある、あれでしょう。善と悪、陰と陽、女と男、プラスとマイナス、賛成と反対・・・突き詰めれば必ず二元性になっちゃうものね、この世界は」  私が肩のツボをグイッと押すと先生は大きく頷きました。 「どこかの神話では、昔は一元性の世界だったんでしょう。そこは争いや憎しみ、嫉妬などがない、全てが満たされたパラダイスだったんですね。そう、まるで天国ですものね。全てが調和している平和な世界。その天国が成熟しきった頃、この世界は次のステップに移行したんでしょう。誰かしら、そんなことしたの、ね? きっと神さまだろう、でしょう?」  私はコックリしている先生の分まで答えました。 「善悪、男女、陰陽が拡がった世界は、今この時へとまっしぐら、でした。二元性に初めて触れた人たちの驚きと戸惑いがきっとアダムとイブの楽園の追放や神々の黄昏として語り継がれてきたんでしょう。やっぱり戻りたいですものね、天国へ。でも、もう私たちは戻れないんですよね、元には。だって今でも自然の植物の世界、動物の世界は一元性の世界だと言えますもの。大きく見れば、地球そのものが一元性ですよね、人間以外は。人間が見ると二元性に思うことでも、ガイアからすれば昔と変わらない一元性そのままだとも言えることばかりですもの。その二元性の人間世界が一元性のガイア世界をどんどん侵食していますよね。なんだかもうあまり時間がないみたいだ、と感じ始めている人たちが増えてきました。二元性を知り尽くした私たちが新しいステップアップに移行できるかどうかの瀬戸際だ、と言う人たちもいます。確かにそうです、私でさえ何となく新しい時代の足音が聞こえるような気がしますから。先生なんか、もうはっきりと見えてるんじゃないですか?」  私は先生の肩をポンポン叩きながら話し続けました。

おはようさん 2014.12.19.

今日は、午前中に医院火災の際とこの1ヶ月間いろいろ手助けしてくださったご近所さんに、スタッフみんなと最後のごあいさつに行ってきました。 類焼で医院全損は不幸な出来事だったかもしれないけれど、お互いに涙目でごあいさつしながら「あぁ この人はほんまにええ人やったんやなぁ」よく伝わってきて、そのご縁をこれからも大切にするだけで、不幸から最幸の花が咲くと思いました。 その後、いつもの銀行へ・・・顔なじみの受付ちゃんが「先生、こんな時間に珍しいですね」と声をかけてくれたので、「実は医院が火事で丸焼けしちゃって、みんなに最後のお給料と退職金を渡します」とお話しました。 「だったら全部新札でご用意しましょう」と気を使ってくれました。 うれしいですねぇ この世のどこかにはまだまだ感謝&感謝がちゃんと息づいているんだなぁ\(^O^)/ 家に帰って、コーヒーを飲みながらお金を間違えないようにそれぞれ 封筒に入れて・・・ほんとにほんとにこの1ヶ月の肩の荷が下りました。 今日は19日 そう、火事からちょうど1ヶ月です。 そして、もうすぐ冬至 新しいお日さまの誕生です。 うん、現実的にはお金の問題、許認可の問題などなど難題山積みですが、きっとうまくいくよっていう自信の上に立っています。 神さまたちも時々、お茶目ないたずらをしながら、しっかりと背中を押してくれています。 ブータンの人が「ここはブータンみたいだぁ」と感激してくれるような幸せハッピーなホスピスを創り上げていきますね。 「ここで人生の最後を迎えたい世界のトップ10ホスピス」の  てっぺん取ったるでぇ (;^^)ヘ.. 乞うご期待です(*⌒▽⌒*) さて、そのホスピス どうしても鰐淵寺の中に創りたいのです。 県自然公園の中だとかで許認可の問題がありますが・・・そっちは神さまにお任せして(ええんかい! そんなんで(;^^)ヘ..) 春は桜と新緑を愛でながら 梅雨は谷川の「瀬を早み 岩にせかるる」音を楽しみ 夏は蝉時雨に包まれながら木陰でうとうとして 秋は紅葉の錦をひとりじめ 冬は真っ白な雪景色にこころ写して 自分のお気に入りのところに今日も連れて行ってもらって うとうと&うとうと にやにや&うふふってしながら、今日も秘密の最幸な夢を見てたら・・・あらら、逝ってしまいましたわ もちろん、好きな人に膝枕してもらいながら 愛する家族みんなと手をつないで、ふぅぅと逝くのもいいよね 自分の心臓のモニター音なんて要らないわ! 死んだかどうかなんて、手を握っていれば・遠くから見守っているだけでも、ちゃんとわかるもん 逝ったら、ちゃんと合図してくれるよ、みんな。 月明かりがさしたり 虹が出たり 通り雨が走り抜けたり 蝉がなきやんだり 鳥たちが歌い出したり 地面を揺らすのは反則だよね お医者さんの仕事は痛みを感じなくしちゃうことだけ。 誤嚥するから・おしっこ出ないから・むくむから、あれもこれもダメダメダメは なし。 あれしなさい これしなさいも なし。 食べたければ、なんとかしましょうと考える。(手術や薬は使わないよ) おしっこ出ない・むくむのは鍼灸でなんとかしますよ。 酒池肉林もあり(そんなに元気なら死なんわな) ペット同伴もあり ダメなもの・・・犯罪と人の迷惑になることかな(夜の大音響とか妄想の押しつけとか) ともかく「ダメ」をなくしましょう。 「ダメ」をしたくなるのは甘えが元凶・・・だから他のところで甘えを昇華させちゃいましょうね。最後の最後まで人間はステップアップできるんだよ。 毎朝、浮浪の滝の水を汲んできて、それでお茶を点てましょうね。 ルルドの泉みたいな奇跡もしょっちゅう起こったりして・・・ もちろん住職さんのお勤めに参加するのもあり 予約要らずで、その時にその気になればどうぞ 宗教宗派など関係なし 住職さんのお経にコーランをコラボさせるのもステキかも 世界中からボランティアの若者たちが集まってくると楽しいね 鰐淵寺はすでにワールドワイドではかなり人気スポットだからね 人生最後のひとときを な~んもせんでもいいし、 な~んにでもチャレンジできるし、 なんやかんかと忙しくしててもいいし、 ともかく 逝くときは、うれしそうな顔に少しむふふってニヤッとして欲しいなぁ このようなお話を来週、住職さんとしてきますね。 前世物語  彼女は光の愛に身も心も包まれていました。愛が涙となって彼女の頬を伝わります。そしてその光の愛が私と先生をも包み込みました。私の愛の外壁がゴロゴロと崩れ落ちていくのがわかりました。亡くなった夫への愛、先生への愛、子供たちへの愛・・・すべてが崩れ落ちたその中に、今まで見ることの出来なかった美しい愛が輝いていました。それはすべてを包み込む愛です。お日さまのようにすべてのものにニコニコと降り注ぐ愛です。見返りのない愛。与えるだけの愛。すべてを許す愛。男女を越えたひとつの愛・・・。これまでワークを通じて学んできたことが今、ひとつになって私の内面でも輝き始めたように感じました。  私の波動が高まったのを感じた先生が優しく私を見つめて微笑んでいます。先生の目の中にいつもの宇宙が拡がっています。でも、もう先生の目に吸い込まれてしまうことはありません。私の目の中にも私の宇宙が拡がり始めています。私も先生を見つめました。先生の宇宙と私の宇宙がふたりの中で溶け合っていきます。そして宇宙に愛の和音が響き渡ります。愛の音に触れた星々がキラキラと輝いています。ティアラのような星々の波紋が無限の宇宙を拡がっていきます、時間を越えて、空間を越えて。先生と私の目はひとつになり、ふたつになりながら、美を見つめていました。そこにはただ、愛がありました。 「一皮むけたね。おめでとう、美子さん」 先生がそっと耳打ちしてくれました。私は嬉しくて涙で目が霞んでしまいました。フッと何かが右の唇に触れたような気がしました。 「私の守護天使さん?」  足の速い天使がどこかで笑っています。私は目を閉じたまま再び宇宙に浮いていました。先生は彼女と私を今、この時へと戻しました。 「では光の元を離れて、あなたの安全な場所に戻ります。しっかりと着地します。足を地についてください。ちゃんと戻りましたか?」 「はい」  彼女が小さな声で答えました。  私の全身が心地よい痺れに溺れていました。先生はどんどん催眠を覚ましていきました。彼女と私の意識が次第にはっきりとしてきました。 「3! はい、あなたはしっかりと目覚めます。とてもリフレッシュして清々しい気分で目覚めます。すべてをしっかりと覚えて、すべてをしっかりと持って帰ります」  彼女は完全に催眠から覚めました。でも私はしばらく腰に力が入りませんでした。先生が看護婦さんにお茶の用意をするように頼んでくれました。彼女はお茶を飲みながら先生にポツリポツリと話し始めました。 「やはり夫とは深い因縁があったんですね。今、しみじみと実感しています。前世の宿題をやっている んですね。許しかぁ・・・」  彼女は肩の力をひとつ抜きました。 「でも今の私はさっきまでの私とは違っています。光の中で新しく生まれ変わったような、心の中から自信が湧き出ているような、そんな感じです。もう大丈夫だよ、私自身が私に向かって胸を張って言っています。帰ったらまたいろいろあるでしょうが、笑って乗り越えていけそうな気がします。ありがとうございました」  先生は笑顔で大きく頷きました。

2014年12月19日金曜日

おはようさん 2014.12.18.

今日は医院のスタッフたちに弟君(行政書士・社会保険労務士)から雇用保険と健康保険の手続きを説明してもらってから、お別れ会で美味しい和食をいただきました。 やっぱりみなさん、先々の不安があるからかな? 顔の陰りを見ると、やっぱり辛くなります。 でもその分、お料理がとっても美味しかったので、よしとしましょう。 やっぱり人間、食べると元気になりますね。 そんなんでええんかい?  くよくよ考えても欲は増すけど、良くはならない・・・そんなものですよ。 今日はおけいはんの電車通勤でした。 スポーツ新聞を広げている人たち・・・新聞の一面はあの「小保方氏 スタップ細胞再現できず」です。 な~にがそんなに面白いのかしらむ? なぜ人の失敗が新聞の一面になるの? そんな記事は小さく報じればいいでしょう。 どのスポーツでも、ひとりのヒーローが生まれた時、その足元には何千何万の敗者や落伍者、失敗者がいることは誰でも知っています。 ヒーローは異常に持ち上げてヨイショする。 敗者や失敗者には執拗に攻撃する。 マスコミだけが悪いのではなく、そんな弱いものイジメ 人の不幸や失敗や挫折をあざ笑う世の中はどうにもいただけません。闇の世界そのものです。 科学者なら誰もが知っています。実験なんてそんなものだということを。大発見なんてロト6が大当たりするようなものだということを。 スポーツマンも知っていますよね。がんばって&がんばって&がんばって・・・それでもハズレることがあるってことを。 そう、何かをがんばって&がんばって&がんばってしたことがある人なら、小保方さんはハメられたなとか、あまちゃんやなとか、アホやんって思いはするけど、それ以上のことはどうでもよくって、責めたり蔑んだり怒ったり(なぜ怒るのか?わからないけど)しません。 なるほど・・・今の世の中、がんばって&がんばって&がんばって・・・をしたことのない人ばかりになってしまったのかぁ そんなことを思っていたら、となりに座っていたおじいさんがいきなり「なんでこんなにドアを開けたまま待たせるや! 寒い!寒い!」と怒鳴り始めました。 ちょうど電車は急行待ちをしていたのです。 最近、切れる年寄りが急増してませんか? うちの医院のお年寄りの患者さんの中にも、いつもはニコニコしてるのに、何かの拍子にマジ切れしちゃう人たちが増えてました。 なんでやろう? 本当はマスコミって、こういう命題に気づいて、徹底的に調べ上げて・・・大スクープ!をめざすものだと・・・私は勝手に思っています。 世の中の本当に悪いことはオフレコで闇に封じちゃって、本当に良いこと、幸せなこと、愛なことはちっちゃく報じて、人のネガティブさ、攻撃性、恐怖と不安をどんどん煽っているけれど、その先に何が待っているのか? 分かってるのかしら。。。 光の世界は笑顔の世界。 闇の世界は憤怒と涙の世界。 みんな 本当は笑いたいはずなのに なぜ? と思ってしまう私も、あまちゃんでアホなのかもしれませんネ コノ世の中デハ・・・ 前世物語 「私の今回の人生の目的をクリアーできた、未来の私の姿をちょっと見せてください」  彼女は嬉しそうに答えました。 「二十八歳くらいの白人の女性です。金髪が輝いています。とってもニコニコしながら働いています。スザンヌと言います」 「その未来のあなたにお願いしましょう。今の私はいろいろ悩んでいるのですが、そんな私に何かアドバイスをください」  スザンヌが答えました。 「大丈夫よ、きっと出来るから。あなたもニコニコ笑っていなさいね。あなたの好きなことをしたらいいのですよ。あなたの好きな仕事を選んだらいいのですよ。心配要りません、大丈夫ですよ」 「その彼女としっかり握手してください。どんな感じがしますか?」 「暖かいエネルギーが胸の中に流れ込んできます。心の奥から暖かくなってきました。なんだか勇気が出てきました。これからやっていけそうな気がします。もう大丈夫です」 「あなたも私を応援してくれますか?」 「もちろんよ。私はあなたのことをずっと愛しているからね、大丈夫ですよ。しっかり生きていってね」 「今の夫はそこにいますか?」 「また夫婦になってる!」  彼女の喜びが熱く伝わりました。 「夫は優しいですか? うまくやってますか?」 「それはもう・・・」  スザンヌの大きな愛が伝わりました。 「私たちにも出来るでしょうか?」 「出来るよ、大丈夫だよ」 「スザンヌさん、夫は近くにいますか? いたら夫を呼んでくれますか? そしてスザンヌさんの夫に聞いてください、今の私に何かアドバイスをいただけませんか?」  スザンヌの夫が答えました。 「何にも心配要らないよ、全てがうまくいくからね。あなたは夫を信じてついていったら大丈夫だよ。勇気を出して目の前の一歩を踏み出してごらん。きっとうまくいくよ」 「あなたも私たちを応援してくれますか?」  スザンヌ夫妻が声を揃えて言いました。  「もちろん! だから大丈夫だよ」 「未来のあなたたちとしっかり握手してください。そして伝えてください。これから私たちも頑張るから見守っていてくださいね」 「ずっと見守っていますよ。応援していますよ」 「では光の中に戻りましょう。未来のあなたが光の中に帰っていきます。そして光にお願いしましょう。最後にもう一言、メッセージをいただけませんか?」  光が静かに答えました。 「頑張りなさい。あなたには出来ます」 「光さんも私を応援してくれますか?」 「いつも見守ってるよ」 「私に乗り越える力はありますか?」 「十分にあります」 「辛い時、苦しい時、またここに戻ってきてもいいですか?」 「いいですよ。でもこちらからは、いつもみんなを見守っているんだよ。だから大丈夫だよ。勇気を持って生きていってね」

2014年12月18日木曜日

おはようさん 2014.12.17.

今日は一日中 ほんまに寒かったですね。 大阪も昼間で4℃・・・これは12月の気温じゃないですよ ぶるぶる。 午前中にいろんな役所巡りをしてきました。 法務局では証紙売り場のおばちゃんがとっても親切に書き方を教えてくれました。 10年前は、ロビーにたむろしていた司法書士たちに聞かれないように、こそこそっと教えてくれてたのに、自分で出来ることは自分で!なご時世だからでしょうね、助かりました&うれしかったです。 区役所に行くと、いるいる・・・訳のわからないこと言いながら係の人を困らせてるのが。。。 高齢化社会&軽度認知症社会の大きな問題点なんだけど、人権問題と絡むから誰も&どのマスコミも知らんぷりな問題です。 明日の大阪は雪の予報です。 地球温暖化なのに、なんでこんなに寒いの!ってブツブツ言ってる人が銀行の待合にいましたが、温暖化っていうのは地球の気候制御システムが狂うってことですよ。 砂漠化 大洪水 ひどい寒気 スーパー台風に竜巻 気候だけでなく、地球の金融制御システムもますます狂ってますね。 その繋がりで人間の倫理観システムも崩壊してしまって、子供たちを大虐殺する事件が平気で起こってしまっています。 気候も金融も倫理も決して別々ではありません。どれも繋がっています。 これを漢字一字で現すと「 」何でしょう? 私は「欲」を入れますね。 「もっともっと」な欲。 足るを知る の対極です。 老子さんの「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り(満足することを知っている者は富者であり、努力している者は志ある者であると言える)」の言葉なのですね。 ということは、老子さんの時代から、相変わらず人間は進歩していないってことなのかもしれません。 我が師ソクラテスの時代も、老子さんの時代も、今も、この漠然とした、でもどんどん巨大化してくる不安と落ち着かなさは同じなのでしょう。 古き善き神々の時代に思いを馳せるのも、光の世界に生きることを夢見るのも同じだとしたら、絶望しかのこらないけど・・・ そんな絶望と不安の泥沼の中から、それでも光の世界を創り出そうとする気持ちがあるかぎり、神さまたちが応援してくれると信じています。 だって・・・生かされてるもの(*^^)v 前世物語 「夫の母から私は何を学ぶのですか?」 「恥を知ることです。思いやりが過ぎてはいけません。厳しい愛もあるのです。薄っぺらい愛が相手をどんどん堕落させてしまうことだってあるのです。だからあなたは厳しくなりなさい。これはとても辛くて悲しい愛です。見返りのない愛です。そんな厳しい愛をあなたは選んだのです」 「私の両親、父からは何を学ぶのですか?」 「本当の優しさです。父親の心の奥底に輝いている本当の優しさに気づきなさい。神の手のひらのような優しさを感じなさい。心を澄ませてご覧なさい。あなたにもいつかきっとわかるはずです」 「私の母からは何を学ぶのですか?」 「厳しさです。お母さんは厳しい愛のお手本になります。よく学びなさい」 「姉からは何を学ぶのですか?」 「姉はあなたと同じです。二人に優劣はありません。違う道を歩んでいるようにあなたは思っていますが、二人は同じ目標に向かって進んでいます。どちらも順調に歩んでいます。大丈夫です」 「夫からは何を学ぶのですか?」 「愛そのものです。愛は寛容です、平和です。寛容は平和を生みます。平和になりなさい。心を平和に保ちなさい」  彼女の頬に涙が輝きます。 「なぜ私は夫に暴言を吐いたり、暴力を振るったりしてしまうのですか?」  光が優しく言いました。 「自分を責めているからだよ。愛する人に責めてもらいたがっているからだよ。責めてもらいたくてそうすることは間違いだよね。もうわかっているんだろう。もう大丈夫だよね」 「私はどうしたらいいのですか?」 「もっと心を大きく構えていけばいいのです、素直な気持ちのままでいいのです」  彼女の心の緊張が解ほどけていくのが感じられました。先生は主題へ戻りました。 「今回の私の人生の目的は何ですか?」 「寛容を学びなさい」 「寛容とは何ですか? もう少しわりやすく教えてください」 「許すことです。まず自分自身を許しなさい。自分を許せないと人を本当には許せません。自分を許すことからすべてが始まります」 「自分を許すにはどうしたらいいのですか?」 「己を知ることです。己のすべてを認めるのです。誰でもこの人生を始めて以来、多くの人たちに傷つけられ、多くの人たちを傷つけてきたはずです。失敗も無数にあることでしょう。そこはあなたのダークサイドです。今となっては見たくもない、忘れ去ってしまった暗黒の世界です。そんな暗黒の世界に生きているあなたの存在をあなた自身が認めて許してあげなければいけません。あなたが認めてあげなければ、あなたの暗黒面に光が差し込むことはないのですから。あなたの暗黒面を見つめる勇気を持ちなさい。暗黒の世界で泣き続けていたあなたをあなた自身が抱きしめてあげるのです。そして許しなさい。あなた自身の手で、あなた自身を。あなたの光の世界と暗黒の世界が統合されるにつれて、あなたは人を心から許せるようになるでしょう。あなたの心は深い静寂の中で愛に包まれることでしょう。それは慈悲の心です。崇高な生きる意味のひとつです」  彼女は海女のように息を吸いました。先生もハーブティーで声を整えました。私も漸ようやく今に戻ってこれました。先生が話題を変えました。 「私は今まで何回生まれ変わりましたか?」 「百八十三回です」 「そのうち、夫と一緒に生きた人生は何回ありますか?」 「八十三回です」 「お父さんとは何回一緒に生きていますか?」 「二十六回です」 「お母さんとは?」 「十八回です」 「お姉さんとは?」 「二十七回です」 「私たち家族はソウルメイトですか?」 「あなたがそう思のなら、その通りです」  先生は光に頼んで彼女を幸せな未来に招待しました。

2014年12月16日火曜日

おはようさん 2014.12.16.

今日は冷たい雨が降り続く寒い一日でした。 それでも夕方、生駒の山の方に夕日が射してきくると、思わず虹を期待しちゃいます。 虹は見えなかったけど、今夜のCNNニュースで地球にかかった虹を見つけました。 (以下 CNNニュース・YAHOOニュースから抜粋) オーストラリア・シドニーでイスラム過激思想の同調者とみられる男がカフェに立てこもった事件を受け、同国内外で反イスラム感情の高まりが懸念されている。そんななか、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」上ではイスラム教徒との共存を訴える運動が急速に広がった。 運動の発端となったのは、シドニーでテレビ番組制作の仕事に携わるテッサ・クムさんのツイートだった。 立てこもり事件が報道された影響で、同国に住むイスラム教徒は報復攻撃の恐怖にさらされることになった。クムさんはそんなイスラム教徒を勇気づけようと、ツイッターで「373番のバスに乗る人は、いつも通り宗教的な服装で。私が一緒に乗るから安心してください」と呼び掛けた。 クムさんは自身の呼び掛けが大きな反響を呼んだのを見て、「私があなたと一緒に乗ります」という意味のハッシュタグ「#illridewithyou」を提案。すると国内外各地のユーザーから瞬く間に共感のツイートが集まった。 メルボルン在住のあるユーザーは「ジーロング線に乗るイスラム教徒の方、よろしければ私が一緒に乗ります。朝6時47分発の電車です」とツイート。「通勤電車に乗る時、目印として手首にスカーフを巻きます。私を見かけたら一緒に乗りましょう」と呼び掛ける女性もいた。 ハッシュタグは数時間のうちに世界中へ広まり、24時間で15万回という投稿回数を記録した。 国内外のイスラム教徒からは感謝の言葉が寄せられた。 虹は光の世界の象徴です。光があるから虹ができるんだからね。 日本でもアメリカでも中国でも・・・光の虹はもう見えなくなっちゃってるけど、この星にはちゃ~んと愛が花開いているんだ\(^O^)/ そう思えるから、もうちょっとこの星に居てもいいかも・・・って思えた静かな夜です。 肌の色  宗教  お金 この3つのメガネを重ねちゃうと、目の前はまっ暗になっちゃいます。 な~にも見えないから、悪いことばかり 不安や恐怖ばかりになっちゃいます。 この3つのメガネをはずすと、目の前の人の善きところ 美しきところが見えます。 ずっと遠くまでよく見えるから、感性もテレパシーも予知力も広がります。 肌の色  宗教  お金 をはずしたら 残るものは・・・愛です。 ほんとうの裸眼になるとね、星ひとつないまっ暗な夜空が愛で彩り尽くされているのが見えてくるよ。 前世物語 「上に高く高くあがります。高く高くあがったところから下を見ると、ソウタさんの人生が一本の道の様に見えます。そのソウタさんの人生を高い上から見て、何か気がつくことはありますか?」 「私は自分が思っていたほど悪くなかったようです。客観的に見た方がいいのに、狭い考えだけで全部自分のせいにしていました。多分、ミチに責めて欲しかったんです。ミチに怒って欲しかったんです。お兄ちゃんは悪い人だ、って言われたかったんです。だから自分を責めてばかりいました。自分を悪者にしていました」 「では、もっともっと高く高く、どんどん上にあがります。高く高くあがったところから下を見ると、ソウタさんの人生と、今、生きているのあなたの人生が並んで見えます。ふたつの人生が近寄ってきて重なります。そのふたつの人生を高い高いところから見て、何か気がつくことはありますか?」 「今も自分を責めてばかりいます。もっと自分を客観的に見なくてはいけません。そんなにミチは悪く思っていないのに、自分は悪いと思い込む癖があります。今も同じようなところがあります。そんなに悪いことは本当はしていません。でも、そう思い込んでいる自分がいます。今もまた、ミチに責めてもらいたがっています」  彼女の表情が緩んでいくのがわかりました。先生はそのまま光の方へと導きました。 「そこから上を見てください。上の方はどうなっていますか?」 「明るい光が見えます」 「あなたはその光の中にスッーと吸い込まれます。光の中に入ったら、どんな感じがしますか?」 「明るくて、何だかフワフワしていて居心地がいいです」 「あなたはその明るい光の中心へと導かれて行きます。その光の中心に誰かいますか? 何かありますか?」 「明るい光だけが見えます。私にはちょうど良い光です」  彼女は嬉しそうに答えました。先生が光に尋ねました。 「その光に聞いてください。自分を愛せない意味は何ですか? 自分を愛するとは、どういうことですか?」 「愛を知ることです」 と光が答えました。 「愛を知ることとは、どういうことですか?」 「己を知ることです」 「己を知るためには、どうしたらいいのですか?」 「そのままでいい」 「このままでいいんですか?」 「今にわかるよ、って言われました」  彼女は残念そうに言いました。 「どうしたら自分を愛せますか?」 「人を知ることです。人と自分とは違いがあります。みんな自分と同じではありません。自分は自分の個性があっていいのです。個性があって当たり前なのです。あなたはそのあなたでいいのです。あなたの個性を大切にしてくださいね」 「自分を愛するために、私は何から始めたらいいのですか?」 「人に会いなさい。いろんな人に会って、いろんな人の人生を知りなさい。人生も個性もいろいろあります。いっぱい学びなさい」 「今回の私の人生はここまで順調ですか?」 「順調だよ」  そう光がはっきりと答えました。 「今回の私の人生は誰が計画したのですか?」 「私です」  彼女もきっぱりと答えました。

2014年12月15日月曜日

おはようさん 2014.12.15.

今日はこの秋に見つかった癌と闘病中の患者さんが大学病院から帰宅していると聞いて、お見舞いしてきました。 ずっと滅私奉公な人生を歩んでこられた方で、前々から「このままだと倒れるよ」と言い続けていたけど、やっぱりずっとがんばり続けておられました。 かなりしんどいはずなのに、6年間、がんばってきたお稽古の最終試験があるからと、外泊許可を得て、車イスに乗って東京まで出かけてきたそうです。 さぞかし疲弊してるだろうと思ってましたが、とてもお元気なお顔を見て、思わず泣けてきました。 試験で東京まで行く それをやり遂げた安堵感もさることながら、それができた自信と、家族みんなが支えてくれた安心感と感謝が癌の進行を止めているように思いました。 病は気から 病気にも負けないという勇気・安心感・感謝 そして大丈夫だ、守られているという自信が得られるとこんなにも変わるものなのですね。 滅私奉公な人生から、自分のために生きる人生へと大きく舵取りできたので、本当にもう大丈夫だと思います。 蓮風先生の鍼治療にも通っていただいていて、「今日は鍼の帰りに学園前のお洒落なスパゲッティ屋さんで美味しいスパゲッティをいただいてきたのよ」と笑顔で話されていました。 その目の輝きはまるで女学生のようにキラキラしていて・・・はい、そんな人は癌なんかになりませんからね。 あきらかにこれは神さまのミスマッチだから、大丈夫なのです。 大学病院から退院してきたら、ぜひ在宅で診て欲しいと懇願されて・・・合法的なCOOLな手を思いつきました。 関西医大脳外科時代の同級生が守口駅前で開業していて、今回の火事騒動で、うちの患者さんも何人かそのクリニックで診てもらっています。 そこの非常勤にしていただければ、在宅往診もできますよね。 これに気づいて、私もホッと一息です。 御免天下の素浪人もなかなか気を遣うものなんですよ(;^^)ヘ.. レセコン代替機も今日、引き上げていただきました。 火災保険申請のため、レセコンの修理不能証明をいただかなくてならないのですが、見ただけで濡れ濡れなのだから即決!でわかるものなのに、レセコン屋さんは富士通などのメーカーに点検を出してしまって、その点検代10万円を請求されました。 「火災保険から(点検代)出るからいいでしょう」だって・・・ あのねぇ、総額から差し引かれるんだから、結局、私が損するんだよ! ただ、レセコン代替機も借りたし、レセのデーターも残っていたので、その分と思えば仕方ないか・・・と弱気な私。 でも「この若いの! 大阪商売でけへんのか! そういうのは東京商売って言うんだぜ! 二度とあんたのところのレセコンは使わへんわ!」とも思ってました。 その後、私が歯医者さんへ行って留守中に、その若いのがまたやってきたそうで、スタッフたちから散々に説教されたそうです。 で、10万円はチャラに\(^o^)/ 恐るべし 否 偉大なる大阪のおばちゃんパワー!! 善きスタッフたちをもって最幸ですわ(*⌒▽⌒*) それにしても最近は「損して得取れ」な大阪商売できる人が減りましたねぇ。 きっと そのへんの「気」が通じるお客も少なくなってしまったからでしょうね。 大阪人は値切ってナンボなもんやけど、 今日もわかいのを見て、一瞬で「こりゃぁ通じへんわぁ」と見抜いてしまった投げやりな弱気だったのでしょう。 30年前の日本橋電器屋筋での値切り歩きを懐かしく思い出している静かな夜です。 前世物語  しかし聞こえてきたのはソウタの苦しげな声でした。 「胸が・・・身体が痛い・・・死にたかった・・・けど死ねなかった」  彼は身体をよじりながら答えました。 「なぜそんなに死にたかったのですか?」 「罪の意識です」 「助かってから、あなたはどうしましたか?」 「歩いています・・・放浪の旅です。巡礼の旅です。行くあてのない旅の途中で小さな祠に祈り続けています。大きな罪を背負しょってしまった私には路傍のお地蔵さんしか微笑んでくれません。私は人目を避けるようにして祈り続けました。ミチのことを思い続けながら、ミチの幸せを祈りながら、全国を歩きまわりました。自分には祈ることしか出来ないと・・・」 「ソウタさんの人生で死ぬ場面に移ってください。いくつになって、何をしていますか?」  彼は暗く隠こもった声で答えました。 「五十三歳です。暗く湿った小屋の中に独りで寝ています。内臓のどこかが悪いようです。痩せ衰えているのに腹だけが異常に飛び出しています。息が生臭い・・・」 「今、何を考えていますか?」 「せっかく仏さまに生かされた命でしたが、人々にあまり奉仕しませんでした。もっと別のやり方があったような気がして後悔しています。ただ歩きまわればいい、祈ればいい、というものではなかったのです。心から何か人々のために行動しなくてはいけなかったのです。動けなくなって、やっと気づきました。でも、もう遅すぎます。もうやり直せません。私は地獄へ落ちていきます。それが報いです」  彼は自分を吐き捨てるように言いました。 「あれからミチさんと会いましたか?」 「もう会ってません。死にかけてから一度だけ、お別れを告げに会いに行きました。でも辛いだけでした。会わなきゃよかった・・・。ミチは元気でした。今もどこかで生きています。私は本当にダメな兄でした。生まれて来なければよかったんです。ミチに悪いことばかりしました。もう早く死んでしまいたいんです」 「ミチさんに言い残すことはありますか?」 「お互いに苦労ばかりの人生だったけど、ミチは本当に良い人だったなぁ」 「ミチさんはあなたを許してくれたと思いますか?」 「たぶん・・・でも、わかりません」  彼の声がかすれて消えました。 「ソウタさんの死ぬ場面を通り越しましょう。魂が身体を離れて宙に浮いたら教えてください」  彼女が微かに頷きました。先生は続けました。 「下にソウタさんの死体が見えますか? 自分の死体を見て、どう思いますか?」 「身体中ボロボロです。ここまでよく頑張ったなぁ・・・」 「宙に浮いた時、何か決心したことはありますか?」 「これで仏の道に進めるんだ、本当に行けるんだ」  ソウタは嬉しそうに答えました。 「あなたを迎えに来た存在をまわりに感じませんか?」 「何かいます」 彼は右上を見つめました。 「何が見えますか?」 「丸い光です」 「その光はあなたに何と言っていますか?」 「おかえりなさい。よく頑張りましたね」  彼は安堵の溜息をつきました。先生は彼の魂を高みへと導きました。

おはようさん 2014.12.14.

今日は選挙でしたね。 夕方に投票に行きましたが、結構、いっぱいでしたよ。 それでも戦後最低の投票率だとか・・・ 前回も今回もはじめから結果はわかってる選挙でした。 マスコミがグルだとか鉛筆書きでズルしてるとかの話ではなく、2011年の大節目から以後は歴史が戻っていっているからです。 今は世界恐慌と世界大戦の前あたりでしょう。 この先は・・・歴史が語ってくれます。 もう一度、日本には大災害という形でチャンスが訪れるかもしれませんが、それまではこの流れは止められないでしょう。 先の大震災の後の1週間だけ見えた「光の世界」への入口も、もうすっかり天乃岩戸で閉じてしまいました。 「光の世界」の今頃をちょいとのぞいてみると、官民あげての自然エネルギー分野開発が軌道に乗り始めていて、景気はそれほどよくないけれど、日本全体に&どの業種にもそれなりにお金が回っているので、なんとなくみんな、幸せ&希望感でいます。 みんな、やさしくなっていますよね、光の世界では。 年寄りは若者のことを気遣い、若者は年寄りの声に耳を傾けてます。 みんなで子供たちを育て教育し、みんなで年寄りや病人をケアーしていこうという流れが広がっています。 そう、だからかな? エスカレーターを歩く人はいなくなっていますよ。 お金とか物とか・・・高いもの、大きなもの、速いもの、豪華なものに執着する人は減りましたね。どんどんいなくなってますよ。 笑ってる人、がんばってる人、みんなにやさしい人・・・が人気者。 「光の世界」でも今年、選挙があったみたいですよ。 立候補する人よりも、まわりの推薦に押し出された人の方が多かったみたいです。 本当にみんなの幸せを考えてる人たちばかり・・・ 世界との摩擦もうんと少なくなりました。 どの国でも「光の世界」にふさわしい善き人が政治・経済・外交の中心になりつつあるので、世界中が仲良しムードです。 宗教対立もいつのまにか消えてしまいました。 宗教も宗派も残っているけど、みんな、源は同じだということに気づいたので、仲良しムードです。 そう!(未来をちょっとのぞくと)「光の世界」では来年かな? いよいよ異星人とのファーストコンタクトが訪れます。 これで世界は一気に変わってしまいます。 もうこっちの古い世界との繋がりも完全に切れてしまって、死んで魂になっても、光の世界へ行くことはできなくなってしまいますね。 こっちの古い世界の未来もちょっとのぞいてみると・・・やはり お先真っ暗です。 真っ暗の先が底なし沼だったらまだいいけど、大きな壁がドンと立ちふさがっていて、その向こうには・・・リセットされた新品の地球があるだけです。 つまりは・・・ナウシカもオームも生き残れなかった世界に・・・なるのかな? そんなバカな! 人類は必ず生き残るよ! ですか? 神さまの決断力と発想力のすごさは・・・いきなり医院が類焼&全壊しちゃったことで身にしみてよ~くわかってますからネ。 医院をリセットするのも、地球をリセットするのも同じだよって神さまはすまし顔でいってのけちゃってますから、こりゃぁ 本気やわ。 さてさて、どうなることでしょう。 (こんなことを脳天気に書けるのも今のうち・・・そのうち公安に捕まるんやろうなぁ) 前世物語 「ソウタさんの人生で次に大切な場面に移ってください。いくつになって、何をしていますか?」  彼は急に泣きやんで答えました。 「二十七歳です。偉い人と会っています。もう私はお坊さんです。直接何かを頼まれてありがたく頭を下げています。・・・小さなお堂で祈り続けています。ミチと仏法が交錯して梵火の中でとぐろを巻いています。私はただ祈り続けています。死と生がグルグル回り続けています。私は死も生も越えられません。ただ煙のように彷徨っているだけです。・・・戦いです。・・・馬に乗った敵が急に攻めてきました。馬上から弓を射続けています。私の左の胸を矢が貫通しました。・・・これで死にそうです。・・・手当てを受けています。女の人がどこかに連れ込んで手当てをしてくれています。傷を焼いていますが 痛みは感じません」 「その女の人は、今のあなたが知っている人ですか?」 「若いころのお母さんに似ています」 「そしてどうなりましたか?」 「もう多分ダメです。私はここで死にます」 「死ぬ間際に何を考えていますか?」 「ミチのことばかりです。ミチには結婚して欲しい、幸せになって欲しいんです。・・・もしかしたら私たちは本当の兄弟じゃないのかもしれません。私は母の連れ子だった? そんなこと、どうでもいいんです。本当は私がミチと結婚したかったんです。でもミチは妹だから、他の人と一緒になって幸せに暮らして欲しかったんです。だから私は仏の道に入ったんです。ミチのことが好きだけど、どうしていいかわからない程好きだけど・・・。もう死にそうです・・・」  私は先生の横顔を見つめていました。私の心は遠い昔に迷い込んで先生の熱い涙で満たされていきます。先生は在らぬ時空の歪みに気づいてチラッとこちらを振り向きました。先生の瞳の奥に無限大の宇宙が拡がっていました。そして大きな目玉が宇宙のすべてを見つめていました。私の意識が吸い取られ、私は遠い昔に漂っていました。 「思い出してみてください。あなたはどんな罪を犯したのですか?」 「自分のせいで親が死んでしまいました。・・・ミチに悪いことをしたんだと思います。でも、とても言えません」 「他に何か考えていますか? 今度はどうしようと思っていますか?」 「立派な人間になりたい。ミチと夫婦になりたい。ミチと仲良く暮らしたい。ミチに悪いことをしてしまったんです。多分、性的なことで悪いことをしたんです。恥ずかしい。神様が見てるのに・・・私は・・・」  彼の声が途切れてしまいました。 「だから次はどうしようと思いましたか?」 「男はもう嫌です。今度は自分が女になって、ミチが男だったらすごくうまくいくと思いました。ミチは本当に良い子だからきっと大丈夫です。ミチと一緒に暮らしたいのです。仲良く、いつまでも一緒に・・・」  彼の声に少し温もりが戻ってきました。先生は場面を続けました。 「では、死ぬ場面を通り越しましょう。魂が身体を離れて宙に浮いたら教えてください」

2014年12月14日日曜日

おはようさん 2014.12.13.

昨日のレセ再提出騒動は事務スタッフたちの奮闘努力の甲斐があって、無事に受付ていただけたそうです。よかった&よかった。 今日は火事後初めてバイクに乗りました。 ずっと医院からの荷物運びがあったので、クラッチが瀕死のワーゲン君をだましだまし乗り続けてきましたが、さすがにちょっとワーゲン君も休ませてあげようとバイクにしたわけです。 今年の冬は寒いですねぇぇ ぶるぶる スクーターのT MAX500の方に、とうとう原付ハンドウォーマーを付けてしまいました。 はい、効果ありますよ、手は凍えませんでした。 車と違ってバイクは全身運動になります。だからかな? 身体中が一斉に 運動したい! 歩きたい!と叫んできました。思えば火事以後3週間、ほとんど歩いていませんからねぇ。紅葉写真も撮れなかったぁ。。。 医院の片づけは終わったし、院長の事務仕事もはかどり始めたので、ボチボチ 冬の万博公園と民博をお散歩しようかな と思っています。 お歳暮にいただいた上等なコーヒー豆で今週から毎朝、コーヒーをいただいています(蓮風先生 ごめんなさい(;^^)ヘ..) 朝、医院から帰ってきてからのお楽しみ・・・南部鉄瓶でお湯を沸かして、ひとり静かにコーヒーを楽しんでいます。 フッと思いました。これって定年後生活じゃん? 違いは退職金も年金もないこと・・・あかん、働かなきゃぁ(^^ゞ でも今はそんなプチ定年後生活を楽しんでいます。(きっとひと月もすれば気が狂うかも?) 普段飲むお茶も出雲 一畑薬師さんの御霊茶を沸かして飲んでいます。その効能には・・・ 「お茶は万病の薬として古来から珍重されてきました。昔、インドの祇園精舎でお釈迦様が療病院をお開きになった時、その病院の守り本尊としてお薬師様をおまつりなされました。そしてお茶をお供えになり霊薬としてたくさんの病人を治療されました。 当山では、開基補然和尚の母堂の眼病がお薬師様にお供えしたお茶湯で平癒して以来、眼病に霊験あらたかなお薬師様と共にお茶湯は霊薬とされております」 一畑薬師さんには、誰でも無料でこのお茶湯をいただける水屋があります。それにならって医院でもこのお茶を沸かして、患者さんにふるまっていたこともありました。老眼や白内障で見えにくい患者さんが多かったけど、まぁ その効果についてあれこれ言うのは罰当たりですからね。 視力は戻らなくても、こころの眼、第三の眼がよく見えるようになれば、それで最幸ですから。 信じるものは救われる かな? きっとそうだと思います。 前世物語 「わかりません。・・・誰かを殺したのかなぁ・・・わかりません。いつも仏様に向かって懺悔しています」 「仏様に何を懺悔しているのですか?」 「ごめんなさい、許してください。多分、人を殺したんです・・・それをとても反省しています」  彼の声が詰まってしまいました。先生は場面転換をしました。  「お坊さんのあなたの人生で一番幸せな場面に移ってください。あなたはいくつになって、何をしていますか?」 「十二歳の子供です。名前はソウタと言います。たくさんの友達と遊んでいます。石で陣取りみたいなことをしています。とても楽しいです」 「その友達の中に、今のあなたが知っている人はいますか?」 「一人だけ気になる人がいます。幼なじみの子です。とても仲よくしています」  先生はさらに時間を進めました。 「その日の夕飯の場面に進んでください。家に帰りましたか? 帰ったら家の中には誰がいましたか?」 「おじいちゃんとおばあちゃんが待ってくれていました」 「おじいちゃんは、今のあなたが知っている人ですか?」 「お父さんです」 「おばあちゃんは?」 「おじいちゃんより優しいから好きです。今のお母さんかなぁ」 「他に誰か家の中にいますか?」 「ミチがいます」 「両親はどうしたのかなぁ? まだ帰ってきていないのかなぁ?」 「お父さんもお母さんも死んじゃいました。どうして死んだかはわかりませんが・・・。よく覚えていないんです。私に関わることで死んでしまったような気がしますが、よくわかりません。もういないんです。ミチとも両親の話はしなくなりました。その話になると必ずミチも泣き出します。私も心が消えてしまいそうなくらい悲しくなります。ただ悲しいのです」  彼は深く沈んだ声で答えました。先生は主題へと場面転換しました。 「ソウタさんの人生で、夫との関係が最もよくわかる場面に移ってください。ソウタさんはいくつになって、何をしていますか?」 「わかりません。何も見えません。やっぱり悪いことをしたんです」 「何をしたのか、思い出せますか? どんな感情が残っていますか?」 「悲しさだけがそこにあります。もう嫌です・・・」  彼は泣きだしました。先生は場面を変えました。 「ソウタさんの人生で、両親との一番良い思い出の場面に戻ってください。あなたはいくつになって、何をしていますか?」 「赤ん坊が見えます・・・」  彼は黙り込んでしまいました。 「お父さんは、今のあなたが知っている人ですか?」 「わかりません」 「お母さんはどうですか?」 「お姉ちゃんかなぁ」 「それから何が起こったのですか?」 「騎馬軍団が地響きを轟かせて村に近づいてきました。どこかで大きな戦があるのです。村のみんなは戸締まりした家の隅っこでお地蔵さんのように固まっていました。軍団は急いでいます。じっとしていれば何事もなく村を通り過ぎるはずでした。でも、四歳の私は鎧武者を見てみたかったのです。怖さがなかったのです。私は家の裏から抜け出て道端にしゃがみ込みました。母が私に気づきました。母が飛び出してきました。私を守ろうとした母は侍の馬車に轢かれて死んでしまいました。父も呆然としたまま出てきました。手に鎌が握られていました。父も私の目の前で切られて死にました。私は父の目の光が消えるのを見つめていました」 「その時、何か決心したことはありますか?」 「守る。母は赤ん坊を抱いていました。いや、ミチを抱いていたんです。ミチを守る。私はそう決心しました」  彼は泣き続けていました。先生は場面を変えました。

2014年12月13日土曜日

おはようさん 2014.12.12.

今朝のびっくりドンキー!は・・・ 先日提出できたレセがうまく読み込みできず、今日中に再提出してください!という連絡が入ったとかで、事務スタッフさんたちは目を血走らせてレセコンに向かっていました。 こういう時、怒ったり嘆いたりアタフタしちゃう上司って多いんでしょう? まずは手助けできることは?と考えてみますよね。 トラブルが起こったら、まずはチーム一丸となることです。 専門職が100% その能力を発揮できるように、買い出しでもコピーでもどんな下働きでもやりますよね。 そこで専門職が「これ 欲しい!」と言う前に揃えておけるのが「できる上司」です。 だてに経験積んできたんじゃないよ なわけです。 そして上司に一番大切なことは・・・腹をくくることです。 11月分の保険収入がひと月遅れるわけです。焼け出された身にはムチャクチャ痛い! それでもこの事態を前向きに考えなきゃいけません。 善後策をどんどん考え出していく・・・それもCOOLな表情のままで、頭の中はフル回転! そして見つけた突破口に向かって、いざとなればスタッフを連れて走り込む! なんて偉そうなことを言ってますが、まぁ 腹をくくるしかできない私でした(;^^)ヘ.. さぁ うなくいったのかな? 明日が楽しみです。 数ヶ月前に以来された「前世療法の意義」というお原稿もいよいよ締め切りまで1週間! 今日こそは! と午後からずっと書いていました。 一般の方たちにもわかるように というご注文ですので、なかなか難しいです。 2/3書き上げて、今日は終わり。 明日中にできあがるかな? これは以来原稿なので、みなさんにご供覧いただくのは雑誌が出てからになりますね。 乞うご期待です。 光の前世療法の個人ワークをして欲しい、というお申込みをいただいていますが、少なくとも年内は忙しすぎてムリだと思います。 個人ワークをするためには・・・まず場所の確保が問題になります。 もうスタッフがおりませんので、1対1のワークになります。 男性の方なら問題はありませんが、女性の場合、師匠のトリシアに「異性をクライアントにする際には気をつけて」と釘を刺されたのを思い出します。 う~ん、どうしようかしら? すべて可視化でビデオに撮っておこうかしらネ。 場所も難しいです。昼間のシティホテルは結構うるさいんですよね。 天満満天堂も平日なら使わせてくれると言ってくれていますが、「騒音が気になって過去生に入れなかった」と言い訳されると嫌だしなぁ。 というわけで、大阪近郊での個人ワークはただいま絶賛考え中です。 (以前、グループワークをしていた門真のルミエールホールもいいんじゃないかな?って思ってます) (個人ワークは4時間ワークだけになりますね。問診してから個人ワークでだいたい4時間です) 来年でもいいから! どこでもいいから! いくらでもいいから! という方は、まずFacebookで友だち申請してください。基本的にFBの友だち申請はOKすることにしていますのでご安心を。 その上で、FBのメッセージでご相談いただければ、場所と日時と料金などについてご案内できると思います。 前世物語 「しばらく外で喋ってから家に入りました。中には土間と囲炉裏があります。私はお茶を飲んでいます。・・・女の人は台所でバタバタと夕飯の用意をしています」 「その女の人との関係は何ですか?」 「妹です。ミチと言います」 「そこはあなたたちの家ですか?」 「実家です」 「あなたもそこに住んでいるの?」 「いいえ、帰ってきたところです」 「実家に帰ってきて、どんな気持ちでいますか?」 「とてもホッとしています」 「その日の夕食の場面に進んでください。誰がいますか?」 「両親がいるはずですが見えません。亡くなったんです、もういないんです。もういないんだ・・・」  彼の悲しみが伝わってきました。 「久しぶりに帰ってきたのですか?」 「今日はたまたま立ち寄っただけです。昔は時々帰ってきていましたが、最近は足が遠のいていました。もっと早く帰ってくれば良かったのに・・・。ミチに悪いことをしました。寂しかっただろうなぁ、ミチ・・・」 「妹さんは両親の話を何かしていますか?」 「ミチは泣いています。私も悲しい・・・」  彼は涙を堪えたまま黙り込みました。 「それからあなたはどうしていますか?」 「迷っています。ミチを残して寺に帰りたくありません。ミチを独りにするのはかわいそうです。これ以上、ミチを悲しませたくはありません」  彼はとうとう泣き出しました。 「場面を進めてください。あなたはどうしていますか?」 「山の中の同じ道を帰っています。とても重い足取りです」 「何を考えていますか?」 「虚しい。悲しい。自分には何も出来なかった・・・」 「それからどうしていますか?」 「夜になりました。大きな町を歩いています。・・・町外れの寂れた宿に着きました。そこに泊まるみたいです。・・・寝ながらミチのことを考えています。かわいそう。だけど私には何も出来ません。どうしたらいいのかわかりません。私は一晩中うなされました。ごめん、ごめんね、ミチ・・・、申し訳ないことをした・・・許しおくれ」 「それからどうなりましたか?」 「お寺に戻りました」 「お寺はどこにありますか?」 「大阪です。とても立派なお寺です」 「お寺の名前はわかりますか?」 「平・・・よくわかりません」 「お寺に戻ってからどうしていますか?」 「毎日座禅を組んで自分の罪を反省しています。私は何か悪いことをしています」  彼は落ち込んだ声で答えました。先生は穏やかに尋ねました。 「何をしたの?」

2014年12月11日木曜日

おはようさん 2014.12.11.

今日の午後、あの11月19日夕方の火事の際、面談していた税理士さんと4時間近く、いろいろお話をしてきました。 この税理士さんも数年前に、ご自宅の隣が火事になったので、火事の事後処理のことはとてもよくご存じだったので、とても参考になりました。 まずはスタッフの退職金のこと・・・ 80万円+在職年数X40万円までが無税です。 できるだけのことはしてあげたいのですが、医院の財政もボーボー火の車なので、もちろんみなさん無税でした。健康保険などもかかってこないので、まるごと気持ちを渡せます。よかった&よかった! 火災保険のこと・・・ 法人で火災保険を受け取ると雑所得になって課税されちゃうそうな(~_~;) もちろんダメになった資産などを差し引いて、どれくらい残るか?次第やけど・・・ そこのところは税理士さんの腕の見せどころ!ってことに。がんばってちょっ(*^^)v そのほか、いろいろと・・・企業秘密やから内緒ネ(;^^)ヘ.. 寺院&ホスピスでググっても、名ばかりなホスピスだらけでしたが、 その中で仏教ホスピス「あそかビハーラ病院」を見つけました。 http://www.asokavihara.jp/index.html HPでは私がやりたいホスピスにちょっと近いかな(*⌒▽⌒*) 京都の城陽市なので、こちらが落ち着いたら見学に伺おうと思っています。 このホスピスは西本願寺のバックアップで成り立っているようですが、やっぱりこれだけの規模の施設になると、資金面で「寄らば大樹の陰」が必要なのですね。 鰐淵寺は天台宗 比叡山・・・バックアップしてくれるかしら。。。 毎晩寝る前に、鰐淵寺ホスピスのあんなこと こんなことをイメージしています。 鰐淵寺のいろいろな場所のイメージは恐ろしいくらいに鮮明で、意識の中でも一歩目の前に近づいて見えてきます。 夢を現実化するには、できるだけリアルにイメージしなさい!って、その手の本には書いてあるけど、こういうことなのね!と初めて実感できました。 さぁ これからの展開が楽しみです。 明日は何が起こるかな o(^-^)oワクワク 前世物語 「足を見て、足を感じて。足には何か履いていますか?」 「何か履いています・・・草で編んだようなものです」 「下半身はどんなものを着ていますか?」 「黒い布のようなものです」 「上半身は何を着ていますか?」 「白くて厚い布を・・・巻きつけている感じがします。白いひもで腰に留めています」 「手に何か持っていますか?」 「何も持っていません」 「その手を見て。肌の色は何色ですか?」 「日焼けした肌色の手です。ゴツゴツした男の手をしています」 「その手で頭を触ってみて。頭に何かかぶっていますか?」 「何もありません」 「髪はどうですか? どんな髪形ですか?」 「なんだか剃っている感じです」 「ヒゲはどうですか?」 「顎に少し黒っぽい無精ヒゲがあります」 「顔の輪郭はどんな形ですか?」 「面長です」 「目の色は何色ですか?」 「黒です」 「背中や腰に何か荷物、道具、武器等を持っていませんか?」 「わかりません。何も持っていないようです」 「その男の人の中にしっかりと入りましょう。足から入って地面にしっかりと立ちます。身体、手、頭を中に入れます。身体と心がその人とひとつになります。その人の全てがわかります、感じます。そしてその人の目でまわりを見ると、どんな風景が見えますか?」  彼女の声が少し男っぽくなりました。 「広い草原にいます。私一人です。動物もそばには見えません」 「そこの天気はどうですか?」 「よく晴れた暑い昼下がりみたいです」 「あなたの歳はいくつですか? 頭に数字が浮かびますよ」 「四十六歳です」 「あなたの名前は何と言いますか?」 「草・・・」 「あなたの仕事は何ですか?」 「お寺のお坊さんです」 「そのまま場面を続けましょう。あなたは何をしていますか?」 「トボトボと山道を歩いています」 「何を考えながら歩いていますか?」 「なんだかわかりませんが、とても悲しいようです」 「そのまま歩いていきましょう。そしてどこに着きましたか?」 「小高い山の麓から丘を越えています。まわりには木がいっぱいあって日陰になっています。私はちょっと立ち止まって考えています・・・。でもこのまま行こう、って決めて歩き始めました」  彼は黙ったまま歩き続けている様子でした。先生が場面を進めました。 「丘を越えると村が見えました。小さな村です。貧しい畑と藁葺きの家が見えます・・・。私は家の前で若い女の人と何か喋っています。女の人は日本髪を結ってエンジ色の着物を着ています。何だか私の知ってる人みたいです」 「その女の人は、今のあなたが知っている人なのですか?」 「ええ、今の夫です」  彼女はホッとした声で答えました。 「それからどうなりましたか? そのまま場面を進めてください」

2014年12月10日水曜日

おはようさん 2014.12.10.

早いもので火事類焼から3週間が経ちました。 今日から火元のアパートと医院の解体作業が始まりました。 何台も重機が並んでいる姿を朝、スタッフたちと眺めながら・・・やっぱり悲しくなりました。 18年間 ありがとう・・・の言葉しかありません。 ここには近所の普通の患者さんたちだけでなく、前世療法を受けに全国津々浦々からたくさんの方々がお越しになられました。 時には海外からも・・・トリシアは近所にひと月ほど滞在してましたね、懐かしい思い出です。 どれくらいの人たちがご自分の「生きがいの創造」ができたのかな? きっと人生の節目を乗り越えるための何かをつかんでいただけたと思っています。 前世療法のセミナーや市民会館でのクリスマス会に使った音響設備を片づけしながら、何百人もの人たちと盛り上がり楽しんだあの瞬間を思い出しました。 あの頃が医院の一番輝いていた時かなぁ。 舌癒着症のオペをするようになってからは、生後数ヶ月の赤ちゃんから発達障害の子供たち、その親御さんまで受診されるようになり、小児科ではないのに子供だらけの待合にびっくりしたこともありました。 たくさんの赤ちゃんたちのほ乳障害や呼吸障害を治してあげることができて、うれしかったです。 舌癒着症の治療は確かに効果があります。 ただ、関西ではその良さが口コミで広がることがなかったことがとても悔やまれます。 医院での診療休止で、関西の舌癒着症治療の火が消えてしまう・・・とても残念です。 ここ数年、特にこの2年は漢方&鍼灸がマイブームでした。 たくさんの馴染みの患者さんたちに鍼灸をさせていただき、腕が上達しました。 こころから感謝しています。 近くに漢方の湯液処方を全面的に受けてくれる漢方薬屋さんがあったこともラッキーでした。 いろいろ無理難題な処方を出しましたが、いつも笑顔で受けていただけました。 おかげで中医学も勉強することができました。 また、藤本蓮風先生はじめ北辰会の諸先生方にもいろいろなことを教えていただきました。 この2年で私の漢方診察力はものすごく進歩したと自負しております。 本当にみなさんのおかげです。 取り壊しはあっという間に終わってしまうでしょう。 クリスマスが過ぎる頃には更地になっているかも・・・ クリスマスは新しいお日さま、そして新しい一年の誕生日です。 今日はいちにち、ありがとうに浸っていて・・・ 明日からは未来に向かって進んでいきましょう。 門真の奥山医院を支えてくださったみなさん、ありがとうございました! 前世物語 「私は昔から人間関係がうまくいかないんです。他人との間でいつもストレスを溜め込んでしまいます。家族関係もずっとギクシャクしています。学生時代には友人関係がストレスになって円形脱毛症になったこともあります。結婚してからは夫にストレスを感じ続けてきました。挙げ句の果てには夫に暴力を振るうようになってしまいました。根本的な原因は何となくわかっているつもりです。私は自分を愛せない、これが原因です。本には、自分を愛せないと他人を愛せない、と書いてあります。私は確かにその通りだと思うのです。でも・・・じゃぁ、どうやったら自分を愛せるのですか? どうしたらいいのか、もう私にはわかりません・・・」  彼女は泣き始めました。 「夫に暴力を振るっている私など、どうして愛せるのですか? 夫には何の落ち度もないのですよ。それなのに私は何度も何度も・・」  先生は黙って聞いています。 「なぜ私は自分を愛せないようなことばかりするのですか? どうしたら自分を愛せるようになるのですか? 今の私はどうしてこんな家族関係の中にいるのですか? 先生、教えてください」  私は先生の答えに注目しました。 「ワークの主題をひとつに絞りましょう。人間関係が悪い原因となった過去生へ戻りましょう、夫との関係がわかる過去生へ戻りましょう、自分を愛せない理由がわかる過去生へ戻りましょう、が今のあなたのお話に出てきましたが、どれがいいですか? あなたの直感で決めてください」  先生のボーダーラインは見事なものです、患者さんにとっては氷の壁だと感じるかもしれませんが。あと十年もすれば先生も角が取れて、患者さんを不愉快にさせてしまうこのような高度な安全装置が患者さんの目に触れないようにしてしまうことでしょう。先生はどんな患者さんも同じように魂のレベルで深く愛していますから、ちょっとした不愉快さでさえ何とかしようといつも考えているようです。この安全装置が患者さんに働いて、本当は患者さんの魂が陥りかけた暗黒の危機から救われていても、患者さんはきっと気づいていないでしょう。 「まるでディズニーランドの安全装置だわ。だから先生はディズニーランドが好きなのね。『ディズニー7つの法則』を医院クルーの必読書に指定したくらいだから」 私は一人で頷いてしまいました。  彼女は夫との関係を主題に選んでいました。 「あなたはこれから、夫との関係が最もよくわかる過去生へと戻ります」  そう言うと先生はいつも通りの誘導を始めました。彼女は深く良好な催眠へと入っていきました。過去生への扉の中へ足を踏み入れたところで先生は尋ねました。 「今、あなたは夫との関係が最も良くわかる過去生へと戻っています。地面を見て、地面を感じて・・・。どんな地面が見えますか、感じますか?」  彼女は小さな声で答えました。 「乾いた白っぽい土が見えます。草が少しだけ生えています」

2014年12月9日火曜日

おはようさん 2014.12.9.

今日は午前中に最後まで残っていたカルテを倉庫に搬入するトラックをみんなで送り出して、医院の片づけも終了しました。 今日も何人か患者さんがみえましたが、カルテが出ないために「これからどうしたらいいのか ?」に詳しくお答えすることもできず、とても歯がゆい思いをしました。 本当は火事から1ヶ月の20日まで、しっかりと患者さんたちをフォローアップするつもりでいたのに、理不尽な大家に寒風下に追い出された結果がこれです。 天に唾すれば・・・さて、どうなるのかな? 明日から解体作業が始まります。 なんだか卒業式のあとに、思い出の場所にひとり、行って最後のお別れを・・・そんなノスタルジックな感傷が冬空に 妙にマッチしていました。 でもゆっくりはできません・・・これからは税理士さんや弁護士さんたちとの打ち合わせが目白押しです。がんばらなきゃね。 これまでつながり&ご縁のあった方々から、たくさんの類焼見舞いをいただきました。 特に北辰会からは、有志の先生方からも別途、お見舞いをいただきました。 たかだか2年のつながりなのに・・・とってもうれしく思いましたし、今後も鍼灸は私の仕事のメインになるのだなぁというメッセージも感じ取りました。 舌癒着症の山本伊佐夫先生からも・・・舌癒着症の手術をやめて数年経ちましたが、カルテの整理をしていても、新患さんの中で舌癒着症の術後フォローの多さが目立ちました。 今後もこのご縁が続くのかな?  しばらくは診療する場所がないので、おあずけです。 いただいたお見舞いは、スタッフたちの今後のために役立たせていただきますね。 今日の医院の近況報告はここまで・・・ ネットで、来年の2月か5月に近畿を大地震が襲う、という 情報が広まっています。 FM波を使っての予測だとか・・・ 確かに近畿、大阪・神戸・京都を大地震が襲うのは確かだと感じています。 ただ、それが来年? については???です。 ひとりの人生にいくつも節目があるように、この世と呼ばれている、ひとつの時相空間である「この世界」にもいくつもの節目があります。 最大の節目は2011年にあって、今はあの時のチョイスの結果を体験しているわけですが、まだまだ節目には出会います。 そんな節目のひとつの結果が大地震なのです。 ただ悲しいかな・・・今回の選挙は節目ではありません。 結果もその後の推移も決まってしまっていますからね。 エボラも世界的な大流行には至らなかったし、中国やアメリカ経済のメルトダウンも何とかクリアーされています。イスラム国騒動も押さえ込めてきました。 そう、つまり・・・節目たるインパクトがない、比較的平々凡々な日々が続いているのが今の「この世」です。 この世が全体的には悪しき方へ墜ちていってる、 それもだんだんスピードがあがってきていることに気づき、感じ取っている人が急増していますが、これは一種のデジャブ・・・火事から少し離れていても、熱さを感じ、顔は炎に照らされる・・・未来の大災害が発するエネルギーを今という少し離れた時空間で感じているわけです。 そんなことってあるの? ありまんがなぁ(;^^)ヘ.. 私も今回の医院類焼の予感を数ヶ月前から、特に1ヶ月前からは強く感じていました。 それが何かはわからなかったけど、火事に焼け出されて「なるほど、そうきたのか」が実感でしたから。 そういう意味で、大地震っていうのは、最もありそうな節目なのです。 ただ、それがいつか? まぁ、いつかがわかったからと言っても、海外に逃げ出せるわけでもなく、日々の生活をいつものように送るしかないですよね。 せいぜい非常食と水を買い込み、懐中電灯を用意するくらい・・・でしょう? 個人的予測では、もう一発 原発がやられちゃうかな?って思っています。 昔から日本を襲う大災害は2回、続けてきますからね。 そして3回目が来る前に、やっと節目のやるべき舵取りを始めて・・・助かってきましたから。 完全に脱原発すれば、新たなエネルギー開発で日本は経済的にも蘇ることができるでしょう。 多くの人たちが亡くなるけれど、わずかに生き残った人たちは元々の善き日本人に戻っていることでしょう。 そんな善き日本人たちが疲弊しきった世界の人たちの新たなお手本となって、世界も大きく変わっていきます。 さぁ そのきっかけとなる大地震は果たしていつなのでしょうか? 以前にも書いたけど、光との対話で尋ねたことがあります。 「大地震で助かる人と死ぬ人とは決まっているのですか?」 「決まっている」 「大地震で助かる人はどうやって見わかるのですか? あんなにパニックになった中で、助ける人を見失ったり、間違えたりすることはないのですか?」 「間違いはない。簡単なことだ」 「どうやって見分けるのですか?」 「助ける人は光って見えるから簡単だ。真っ暗な中から光をひとつひとつ拾い上げるだけだから簡単なことだ」 な~んだ、そうなんだ! だから・・・自分の光をちゃんと輝かせるように生きていれば、大丈夫なのですよ。 前世物語 「それは、気づきでしょう。病気の意味、悩みの意味、人生の意味や目的等々でしょう」 「そう、そういう方もおられますね。でもみなさんの本音はどうかなぁ? やっぱり病気を治したい、精神的、肉体的な苦しみから逃れたい、過去から逃れたい、じゃないかな?」  先生は言ってはいけない本音を言い過ぎます。私は下を向いてしまいました。 「時々おられますよね、過去生? そんなものどうでもいいから、この病気、悩み、過去を消してくれ! という方。ある意味、とても正直者なんですね、そういう方は。ただし正直過ぎるのでワークはその場で一切お断りして帰っていただきますけど」  どっちがバカ正直なんですか、と私は心の中でプッと噴き出しました。 「いや、本音はそれでいいんだよ。光さんがよく言うだろう、生きている意味は何ですか? 楽しみなさい、って。表があって裏があって。表も裏も楽しまなきゃ、本当に楽しんだことにはならないんじゃないかな」  私は何だかわかんなくなってきました。先生が話を戻しました。 「ワークの後で患者さんにこう言ったら、きっと評判はあがるだろうね。では、今のワークの解説を致しましょう。これはこういう意味で、こうしたらクリアーできますよ、あれは前世からのこういう因果ですよね、だからこのようにしたらクリアーできますよ。そうそうその病気はここをこうしたら治りますよ、ただしあなたの努力次第ですけね・・・」 私はナルホド・・・とわかりました。 「で、先生がそこまでフォローしたところで、私が恭うやうやしく壺を持って出てくるわけですね。このお壺さまがあなたの悪い因果応報をすべて癒してくださいます、今日はご遠方からわざわざお越しいただきましたので、先生からあなた様だけに特別にお分けするように言いつかっております、他の方々からはウン百万円で分けてくれ、と言われております逸品ですが、あなた様だけは時価で結構だそうです、先生は、あなた様はとても見込みがある、と申されておりますし・・・とか言って」 「そのとおり! さすが美子さん、始めたばかりなのに飲み込みが早い!」  先生は大笑いしました。 「どう美子さん、この際、裏を具現化してみるのもいいかもしれないよ。すぐに美子さん専用のお抱え運転手付きロールスロイスで通勤できるようになるよ」  先生の目がちょっぴりマジなような気がしました。私は思わず言ってしまいました。  「ダメ! 今の奥山君が好きなんだから!」 「あの時のケーキセットは嬉しかったわ。だってふたり、この歳になっての初デートだったんですもの・・・。さすがのレスキューレメディも彼のカップの震えを止めれなかったのがおかしかったわ。お茶だけのデートかぁ。彼のおかげで私もすっかり若返ったわ」  フッと気づくと私は先生の横のいつものイスに座っていました。患者さんが話し始めています。私は慌ててメモを広げました。

2014年12月8日月曜日

おはようさん 2014.12.8.

火事で焼け出され、理不尽な大家に寒風の下に追い出された月曜日でしたが・・・やはり訪れた患者さんたちへの今後の相談には十分に対応できませんでした。 風の噂では、今日の大家はすこぶるご機嫌だったとか・・・これが世の中のありさまです。 今朝は郵便局で医院あての郵便物を私の自宅に転送していただく手続きをしてきました。 この時間にこの街を歩くのは初めてです・・・朝の準備をする人たちを眺めながら、やっぱり潮時だなって思いました。 昨日は芦屋の街を少し歩きましたが、行き交う人たちを見ながら、やっぱりここも私がいたいところではないなって感じました。 佐藤義清もこんな想いに突き動かされて出家したのかしら・・・ 惜しむとて 惜しまれぬべき此の世かな 身を捨ててこそ 身をも助けめ 昼過ぎまで、寒い寒いずぶ濡れの医院の中で、カルテの中から漢方処方・鍼治療をした症例を抜き出す作業をしました。 これは数年後の漢方専門医資格の更新に備えるためでしたが、懐かしい卒業アルバムを見ているようで、こころがウルウルしてきました。 ツムラノエキス剤オンリーの「なんちゃって漢方」の時代から、中医学に目覚めて生薬湯液を必死に考え考え処方していた時代があって、鍼灸に出会って弁証論治をきちんとして処方してきた昨日までを眺めていました。 やっぱり漢方&鍼灸で治療するのが好きなんですね。 だからといって、漢方内科オンリーでやっていきたいわけではありません。 だって西洋薬じゃなきゃ上手くコントロールできない病気だって多いんだもの・・・ そこで気づきました! 西洋薬は痛みにしても、精神症状にしても、熱発にしても、痛くないところへ・落ち着くところへ・平熱へ「コントロールする」ことが治療です。 薬や手術などを用いて、患者さんの外から介入してコントロールが西洋の治療なのですね。 外から介入するから、患者さんは「ホモサピエンス」で、こころや免疫やスピリチュアルはないがしろにされてしまいがちです。 だからこそ、エビデンスなんてものが成り立つわけです。 東洋医学 漢方も鍼灸も、乱れたセルフコントロールが元の美しい状態へ戻ろうとするのをちょっと手助けするだけ・・・コントロールではなく、アシストが東洋医学の治療です。 だから同じ病気、同じ病状でも、患者さんひとりひとりでアシストする内容が異なってきます。 そこにはエビデンスは成り立ちません。 だって、患者さんごとにやっている治療内容はバラバラ・・・同じ病気なのにAさんは温める・Bさんは冷やす、と正反対なこともありますからね。 ここのところをクリアーできない医者は、漢方嫌い 漢方なんか効かない!派で人生を終えます。 こんなに面白くて、奥の深い医学を味わわずして・・・なんてかわいそうなお医者さんたちなんでしょうね。 西洋薬と漢方&鍼灸って、お寺と神社の関係みたいかも・・・ 江戸時代までは、お寺の中に神社があって、神社の中にお寺があって・・・が普通でした。 もっともっと昔々は、お寺も神社も区別なかったでしょう 仏教伝来・・・と言っても、庶民にはそれまでの土着の神々に西方の新しい神さまが入ってきただけ。もともと八百万も神さまがいたわけだから、ひとつやふたつ 新入り神さまが入ってきたって、どうってことなかったでしょう。 仏教伝来の前からも後からも、交易を通じて中国やインドやシベリアやオセアニアの神さまたちだって、大勢入ってきていたでしょうしね。 日本人は多分、縄文以前から、そうやってなんでも「おいで おいで なかよしさん」できる素養が育まれていたのでしょう。 だから・・・現代になっても、西洋薬だけ 漢方だけ と決めてしまうと、な~んとなく日本人DNAが摩擦して泣きべそかいているような感じがするのだと思います。 いいじゃないですか、お寺でも神社でも。西洋薬&漢方でも。 要はご利益があればよい! でしょう?(;^^)ヘ.. まずは楽になる→治る→そして元気になる そんな医療が私の目指す「なんちゃって統合医療」なのです。 P.S. じゃぁ あなたのホスピスは?って そうだなぁ  まずは楽になる→癌や難病だということを忘れちゃう→元気になる→元気で笑顔のままサヨウナラを迎える って感じかな。 願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ 自分の心拍モニターの音は要らないな。 川のせせらぎの音、虫の音、住職さんと参拝客さんのおしゃべりも聞こえてきて 月明かりや木漏れ日のキラキラ、雪が降ってるのもいいね 好きな人の手をずっと握っていたいな (自分の手に点滴ルートは要らないよ) 夜 寝るときも手をつないでいたいな だから病室のベッドはセミダブルにしてね 介護しにくいのは・・・きっと笑って許してくれるよ 好きな人とお風呂に入りたいな  身体を洗ってもらって、湯船に一緒に入ってプカプカ浮いて、頭も洗ってもらうんだ、シャンプーハットでね おもらししてお湯を全部入れ替えなきゃいけなくなっても・・・きっと笑って許してくれるよ 明日も好きな人と一緒にあの石段をゆっくりゆっくりのぼっていって、弁慶の鐘をひとつ突くんだ あの弁慶の鐘を突くとね、もういちにち 生きられるような気がするんだよ そして、摩陀羅神社さんにお願いするんだ 好きな人が風邪をひかないようにって 後戸の神さまだから、今日も謡曲のひとふしを謡うよ これで絶対 好きな人は風邪をひかない! なんてね 実は、いつもの笑顔が楽しみなんだ 三台杉さんたちをハグして 今日も大地と天の精気をもらうんだ 石段に座って、好きな人が今朝もくんできてくれた浮浪の滝の水でお茶を立ててもらって うん、確かに目はよく見えるようになったよ もうすぐ死にそうだけど 朝から石段をのぼって、夕方におりていく もちろん、いつか、途中で息絶えたってかまわないよ 好きな人に看取られて 緑豊かな木々に見守られて 清々しい大気を最後に吸って、ゆっくりと吐いて、終えるんだ ほら、泣かないで まるで涅槃のお釈迦さまでしょう 見えるかい? 宙から花が降ってきたよ  清らかな音楽も聞こえてきたよ これでいいのだ なんて美しい人生だったんだろう そうか・・・だから・・・ 願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ  なんだね 前世物語 第九章     自分を愛すること 「美子さん、土曜の新聞部OB会は最後までつきあっていたの?」  お気に入りのハーブティをおいしそうに飲んでいた先生が不意に言いました。 「ええ、みんな盛りあがっていたでしょう。私もお酒、嫌いじゃないし、奥山君の分までしっかりと飲んできちゃったから安心してね」  そう答えた私は、やられた、と思いました。先生はひとつエクボで笑っています。 「やった! ケーキセットいただき! よ・し・こ・さん」  私が先生のワークのお手伝いをすることになった時、ふたりで決めた約束があるのです。私は先生と呼び、彼は美子さんと呼ぶ、それ以外はご法度です。もちろんハンデはあります。先生はディナー、私はケーキセット。だって「真実の愛へ」の穴堀ゲームは先生の方が猛烈な勢いで、ずっとずっと前から掘り続けていたんですもの。昨年の同窓会で、その底なし穴に足を踏み入れてしまった私はまだまだ穴堀の新参者ですからとてもかないません。そう言えば先生に罰ディナーをご馳走になったこと、まだなかったっけ・・・。 「毎年、高校のOB会は月初めのレセプト作成日に当たってしまうからね。今年も酒池肉林の会を途中退場しちゃって、ごめんね。フォローアップ、いつもありがとう」  先生の目に二人の禁句が浮かびあがりました。 「先生、いつになったらディナーをご馳走してくれるの?」  でも私は聞くのをやめました。だって答えは決まっていますから。 「今度、生まれ変わったら・・・ね」  ワークの時間を告げるオルゴールが鳴りました。私は先生に戻った奥山君に言いました。 「今日の患者さんは二日続けて予約されてます。予約された時に、うまく催眠に入れるかどうか、とても心配されていました。そして貴重な気づきをぜひ持ち帰りたいから二日続けて受けます、と強く希望された方です」  先生は軽く頷きました。もう準備オーケーのようです。気づき。そう先生のワークの特徴を一言にまとめると「気づき」です。患者さんが頭を抱えて悩んでいる問題のヒントを、過去生と今の人生との対比、光との対話、未来と今の対比等を通じて患者さんにどんどん提供していきます。しかし絶対に先生の口から「答え」は出てきません。「私は催眠に入っていたのでしょうか?」という問いにさえ、「それもあなたが自由に判断されたらいいことなんですよ」としか言われません。中には「冷たい先生だ」とお怒りになられる患者さんもおられます。一般診察との兼ね合いからワークの後の時間がまったく取れない現状ですので、本当は先生もゆっくりとお話したいんだろうなぁ、と私も思っていました。 「美子さん、それは違うよ。私は患者さんとワークの後、出来るだけワークの内容を話さないようにしてるんだ」  私が先生のアシスタントをし始めた頃、先生がそう教えてくれました。 「なぜですか、先生。怒っている患者さんもおられますよ」 「うん、知ってるよ。確かにワークの後、ただ話を聞いてあげるだけ、が出来たら患者さんも今の体験を頭の中で整理することができて、そこで気づきも起こりやすいんだ。だからね、私がワークの後に患者さんの体験談を聞いても、ただウン、ウン、言っているだけだよ。そしたら患者さんはもっと怒るだろうね、バカにすんな! とか言って」  先生は落ち着いた声で続けました。 「美子さん、患者さんは遥々大阪まで何を求めて来られると思う?」

おはようさん 2014.12.7.

今日は芦屋アルテさんでの光の前世療法グループワークでした。 テーマはこの時期、恒例の「来年、やるべきことがわかる過去生へ」 この芦屋ワークは過去生が見えた方がとっても多い=成績が良い のが特徴です。 グループワークの内容は先日、ご供覧した台本から、時間の関係上、ちょっとはしょりましたが、それでも3時間弱のワークになりました。内容が濃かったですからね。 早速、主催者のアルテの店長さんが体験談をシェアーしてくれましたので、ご紹介しますね。 今日は前世行ってきたYO! お集まりいただいたみなさん、 本当にありがとうございます。 前世慣れしてるアタシですら 2本立て誘導+神様勢揃いなんて大忙しだったから みなさんも、目が白黒だったでしょ? 参加してもらったみなさんが、 なにか役にたつことを見れてたらいいなぁ。 なにか一つでもいいものを 持ち帰ってくれたら嬉しいなぁ。 「来年やるべきことがわかる過去世へ」 貧しい家に生まれた男兄弟ばかりの中の女の子。 (兄弟のうちのひとりは現世の従兄弟) 遊郭に売られていく。 売られた先の置屋は「菊屋」。 厳しいけれど心根の優しい女将に 親切にしてもらう。 (菊屋の女将は今のお客さん) 子供で売られてきて一人で寂しいときに 女将が一緒に寝てくれて嬉しかった。 成長して遊女になる。 黄色が自分の色。 赤い着物は着ない。 山吹色の着物に真っ白な足袋。 着物はずっしりとしている。 頭にはたくさんのかんざし。 手に持つ黒いキセル。 豪華な衣装で、粋ないい女だ。 字が読めなかったから お習字の先生のところに通う。 お客さんに営業の手紙のひとつも書かなければいけない。 お習字の先生のところで 前の生徒さんが終わるまでの間 土間で立ったまま、待たされる。 座敷に通して茶の一杯も振舞われないのは 私が遊女だからだ・・・と 土間を見つめながら悔しい。 菊屋の向かいには大きな立派な遊郭があって そちらのほうがずっと人気がある。 女の子たちの意識が低い、教育しなければ!と思う。 女の子たちは、とても田舎臭い。 やる気も感じられない。 仕事というものがわかっていない。 大事な場面は女将が死ぬ場面。 自分が女将に変わって菊屋を盛り立てる! と誓う。女将に恩を感じている。 身請けの話もあったけれど断って 菊屋で終える人生を選ぶ。 自分でも客を取りながら 若い遊女たちの教育に励む。 字を教えたり、文化的な会話ができるように教育をする。 遊女だけじゃなく、下足番の男たちにも お客さんに対する口の利き方などを指導する。 幸せだったのは、 恋仲になった薬屋の若旦那が客として来てくれる時。 (彼は、現世の主人) 綺麗な細工をした飴をお土産にもらって、嬉しい。 彼は本当に自分を愛していると思う。 だけど、彼には妻子がある。 二人の関係が終わって数年後、 祭り見物のときに、偶然出会う。 彼は家族と、自分は遊女たちと一緒だった。 私は私でしっかりと自分の幸せを追わなくては!と思う。 死ぬ場面。 置屋の若い遊女たちにお母さんだとしたわれている。 菊屋は人気の遊郭になって、成功した。 店も立派に大きくなった。 自分はやり遂げた、と満足している。 人生の節目。 もしも、身請けに応じていたら、平凡な人生。 子供を二人生むが、子供たちは旦那の正妻に引き取られて 会えなくなる。死ぬとき自分はひとりきり。 「3年後の未来がわかる過去世へ」 黒人の若い女の子。 わりと現代。 スラム街で子供たちに歌や神様のことを教えている。 物盗りに襲われて、若いうちに路地で死ぬ。 でも、まぁ心残りはない。 「来年やるべきこと」は教育。 自分の意思をつぐものを育てる。 今までは自分が愛を与える係だった。 これからはそれだけではなく、 愛を与える人を作っていく仕事。 うわー、荷が重いYO! 全然、心ときめかないYO!! 自分の思っていることを 相手に理解しやすい形で話すのは とても面倒だYO! 時間もとられるYO!! そんな疲れることはやりたくないYO!!! 自分の思ってることが正しいなんて思わないし 人それぞれ好きな道いったらいいじゃん、 アタシ、人に自分の思想について押し付けるのいいと思わないよ って、口答えしてみたら 何が正しいことなのか、お前はわかっているはずだって諭されたYO! はいはい、やればいいんでしょ、やれば。 やりますよ。 そのために必要なのは 可愛い形をしたお砂糖だって。 子供にお茶出すために? うえー、メンドくせ。 はいはい、やればいいんでしょ、やれば。 どうせ、アタシは所詮、あいつの「パシリ」だ。 そんな感じ。 その後、 金運の神様やら仕事運の神様やら健康運の神様やら 神様勢揃いで、 いろんなプレゼントやら呪文やらお説教やらを アタシに浴びせかけてくれたYO! 面倒になって後半端折っちゃったけど、 今日のアタシの前世の旅はそんな感じでした。 あなたやあなたやあなたの今日はどうでした? ワークの誘導をしていて、いろいろな神さまを身体のどこかに宿らせるワークでは、私自身もエネルギーが入ってくるのを感じてゾクゾクしましたよ。 金運の大神さまは金色で両手に 健康運の大神さまは銀色でおへそに チャンスの大神さまはピンクと黄色で左肩に・・・宿ったのを覚えています。 そして、しばらく自由時間があるから、ともかく歩け!歩け!って言われましたね。 歩いてダイエットして、体力をつけて、次のミッションに備えよ!ってことでしょう。 当たり前のことじゃん? そう、当たり前のことでもね、自分で思ってるだけじゃぁ、なかなかやらないし、やっても長続きしないのです。 でも、神さまに言われると・・・やっぱりモチベーションが上がりますよね。 そこがこのワークのミソであり、神さまのしたたかなところなのです。 前世物語  今まで述べてきたこの『許し』のプロセスは、もちろん父と子の関係だけに当てはまるものではありません。最近増えてきた「子どもを愛せない、子どもがかわいくない母親」にも当てはまります。その代表例をここで見てみました。  この症例がひとりでも多くの「子どもを愛せない」お母さんたちの心の救いに、気づきのきっかけになればなぁ・・・と先生が静かに祈りながら語られたのが印象的でした。  先生が生きがい療法中のお母さんたちに、子どもがお母さんを選んだのか? お母さんが子どもを呼び寄せたのか? 神様がふたりの関係を決めたのか? と尋ねると、三分の二以上の子供たちがお母さんを選んで生まれてきた、と答えています。 「なぜ?」と尋ねると、面白いから、楽しそうだから、優しいから、もう一度一緒に暮らしたかったから・・・と言ったポジティブな答えばかりが返ってきます。 「人生の計画をしている魂はみんなポジティブだからね」と先生は解説してくれました。どんな環境へでも子供たちはポジティブな情熱と勇気を持って生まれてくるのだなぁ、と私は思いました。 「そして魂は愛で繋がっているからね。その愛を少しでも体現するために何度でも生まれてくるのだね」と先生が言いました。 「私たちは光そのものです。光である自分は何者なのか? 『在る』とは何か、を確かめたくて目を作りました。光を見つめていると闇があることに気づきました。二元性が始まりました。すると光の中に『愛』が見えました。光は『愛』を具現化しようと肉体を作りました。生まれたての肉体の目では光の『愛』は眩しすぎて直視できません。肉体は目が慣れるまで自分の影を見ることにしました。影は光と闇で出来ています。光は心に、闇は肉体に悦楽を与えました。二元性の軸が安定しました。  いつしか肉体は影にのみ向かって生きるようになりました。光の『愛』は忘れられました。月日が流れ二元性の軸が大きく傾いてきました。肉体の背後で輝き続けていた光の『愛』が、その輝きを増しました。光の『愛』に気づき、振り向こうとする魂が増えました。光を直視した肉体も現れました。光と闇の統合が始まりました。二元性が終わりを迎えています。終幕は『愛』の大乱舞ロンドです。私たちは終幕をドキドキしながら待っている踊り子なのです」  私はこのようにまとめてみました。先生は優しい目で聞いてくれました。そして、おでこに大きな花マルをくれました。  自分を許して人を許すこと。人を許して自分を許すこと。『許し』が人生の大きな目的のひとつであることは間違いありません。そしてそれはまさしく『愛』の一部なのです。

2014年12月7日日曜日

おはようさん 2014.12.6.

今日の医院は大騒動でした。 土曜日の患者さんたちの次の診療&投薬のご案内をしながら、お昼を迎えて・・・ 遠くから医院の待合マスコットの巨大アンパンマンを引き取りに来てくださった方もおられました・・・ 突然、間借りしている薬局の大家ジジイが切れて「すぐにここから出て行け!」と怒鳴り始めました。 顔貌は阿修羅の如くで・・・何を言ってるのか? さっぱりわかりません。 とりあえず、ここでひるんだら還ってくるはずの預け敷金まで持って行かれそうだったので、怒鳴り返しました。 はい、こういう怒鳴りバトルもアメフト見ながら 、ちゃんとメモリーされてますからね(;^^)ヘ.. 決して手は出してはいけないのは当たり前ですが、相手を見下ろして、顔を近づけ眼を見つめて、怒鳴る、のが上手です。もちろん冷静にネ。 それからが大変でした。 急遽、カルテとレセコンを全部、運び出して、スタッフのやっているお店に入れさせてもらいました。 カルテ棚はもったいなけど、医院に運び込んで廃棄処分です。 重い荷物を幾つも運んだので、さすがに腰痛ですわ(^_^;) 月曜からどうしましょう? 医院の隣だったので、医院に来られた患者さんたちを見つけて、今後のことを説明&アドバイスするのにちょうど良かったんだけど・・・もう出来なくなりました。 近くの患者さんたちは火事に焼け出されたことを知っているので、もうほとんどの患者さんたちの「次」を決めることができていますが、遠方から来られる患者さんたちは・・・どうしましょう? とりあえず・・・ 12月8日(月曜)からは、医院となりの四宮薬局をのぞかれても、医院のスタッフも私もいません。 なぜにこんなに患者さんが困ることをしでかすのでしょうか? 年末はこういうわけのわからない事件がしばしば起こりますが・・・困ったものです。 さて、こういう突発的&理不尽な事件が起こる時は、ふたつの意味があります。 ひとつは、光の道からそれはじめている時です。 神さまがせっかく背中ドン推ししてくれてるのに、我欲やエゴがちょろちょろ顔を出してきて、進むべき道や方向からずれはじめてきた時に、軌道修正&イエローカードの意味を込めて、アクシデントが起こります。 でも、今のところ・・・心当たりはないなぁ。。。 もうひとつは、光の道の地ならし・スピードアップのためです。 実はこの前から医院の顧問弁護士さんと損害賠償や休業補償などに関してのお話をしています。 出火原因は不詳のままなのですが、類焼に関して、大家の過失に気づいています。 ただ・・・そこまでして・・・と・・・話を止めてきました。 もしかしたら神さまはコレが気にくわなかったのかもしれません。 せっかく次の資金を用意してやったのに、早く動かんか!ってネ。 で、神さまは今日、大家ジジイを怒鳴らせた→私を怒らせた→来週早々、裁判バトルにGOサインを出す というシナリオです。 神さまのシナリオなら100% 勝ちでしょう。 すると、ますます夢の現実化が近づいてきます。 負けた方はどうなるの? それが大丈夫なんです。だって、神さまのシナリオだから、見た目は損でも、ちゃんとWin-Winなのです。 もちろん、この神さまのシナリオは四宮薬局の良心も試されています。 大家ジジイと同じ穴のむじなだったら・・・2年後には跡形もなくなってることでしょう。 大家ジジイを反面教師として良心に目覚めるなら・・・Win-Winに持ち込めます。 もしかしたら、神さまの意図はここにあって、今日の私は単に利用されただけなのかもしれませんね。 まぁ、それも善しデス。 明日は芦屋グループワーク「来年、やるべきことがわかる過去生へ」です。 明日もがんばるんばっ☆彡 前世物語  先生は光の偉そうな人に聞きました。 「私の人生はここまで順調ですか?」 「当たり前だ、って言われました」 「この人生は誰が決めたのですか?」 「自分だよ」 「あなたも私を応援してくれますか?」 「うんうん、って」 「そこにいる、たくさんの魂にも聞いてください。みなさんも私を応援してくれますか?」 「はい、みんな拍手してくれています」 「そこにいるみんなに頑張るからね、って約束してください」 「はい」 「辛くなったら、またここに来てもいいですか?」 「いいよ、って」 「赤ちゃんが生まれるまでよろしくね」 「はい」 「もう一度赤ちゃんをしっかり抱きしめてください。何と言ってますか?」 「楽しみにしてるからね、私はお母さんが好きだよ、って言ってくれました」  その後、彼女は元気な女の子を産みました。このワークでの子供からのメッセージが、「前を向いて生きていくということの大切さ」と「自分の生を全うすることの大切さ」を彼女に気づかせてくれたそうです。  彼女は今、「光がいつも見守ってくれているから大丈夫だ」という安心感の中で、「人に尽くすこと」に前向きに取り組んでいるそうです。

2014年12月5日金曜日

おはようさん 2014.12.5.

今日でレセプト・チェックも、医院の荷物搬出も、医院休止の案内書きもぜ~んぶ終了しました。 事務方スタッフはまだレセの仕上げが残っているけど、他のスタッフはさすがに2週間の疲れが出たのかな? 次々と風邪でダウンです。。。みんな、ムリしてたもんねぇ。 巷ではインフルエンザが流行ってきたとか・・・どんどんインフルエンザに効く新薬が出てきてるけど、早く効くということは、それだけ身体や免疫系もボディーブローなパンチを受けるということだから・・・やっぱり うがいとマスクと睡眠で防ぎましょうね。 日曜日は、芦屋アルテさんでの「光の前世療法グループワーク」です。 テーマは年末恒例の「来年、やるべきことがわかる過去生へ」ですよ。 11月に天満満天堂でやったのを、ちょいと初心者向けにアレンジし直しました。 (だって、天満堂Liveがすご~~く良かったと好評だったんだもん吉(*^^)v まだ残席あるそうですので、ドンと神さまに背中を推された方はお越し下さいませ(要予約ですよ) https://www.facebook.com/events/1483190515292130/?notif_t=plan_edited ということで、今夜書き上げた誘導台本をご供覧いたしましょうね。 12月7日 芦屋アルテLive 「来年、やるべきことがわかる過去生へ」 ・最初の場面 ・子供の頃の最も幸せだった場面 ・その人生で最も幸せだった場面 ・その人生の最も大切な場面 ・来年、やるべきことがわかる場面 ・次に大切な場面 ・死の場面 ・人生の振り返りと節目のワーク ・今生との比較 ・目を閉じて、この母なる星 地球にお願いします。 「3年後の私がわかる過去生へ戻ります」 あなたは母なる星 地球に向かって吸い寄せられていきます。
どんどん どんどん地球へと吸い寄せられていきます。
吸い寄せられながら、もう一度、唱えます。
「3年後の私がわかる過去生へと戻ります」
あなたはさらにどんどん どんどんと地球へ吸い寄せられていきます。ものすごい勢いで地球へと戻っていきます。あなたは地球へと戻りながら、もう一度、唱えます。 「3年後の私がわかる過去生へ戻ります」 母なる地球がカウントダウンしてくれています。 10、9、8,7 「3年後の私がわかる過去生へと戻ります」 6,5,4, 「3年後の私がわかる過去生へと戻ります」 3,2,1,0 今、あなたは3年後のあなたがわかる過去生へと戻っています。 地面を感じます。どんな地面が見えますか? 感じますか? 今、あなたは3年後のあなたがわかる過去生へと戻っています。 ・最初の場面 ・子供の頃の最も幸せだった場面 ・その人生で最も幸せだった場面 ・その人生で最も大切な場面 ・3年後のあなたがわかる場面 ・次に大切な場面 ・死の場面 ・人生の振り返り ・今生との比較 今やるべきことがわかる人生と3年後のあなたがわかる人生と今生の3つの人生を見比べてみて・・・ 光との対話へ ・最初のメッセージ ・来年、私がやるべきことは何ですか? ・私の来年はどんな年になりますか?  ・私の来年はどんな年になりますか? もっと詳しく教えてください。 ・来年、どうしたらもっと幸せハッピーになれますか? ・来年の幸せハッピーを招くキーワードを教えて下さい。 ・来年の幸せハッピーのシンボルカラーは何色ですか? ・来年の悪しきことは何ですか? 何に気をつけたらいいですか? ・来年の悪しきことを厄払いするキーワードを教えて下さい。
・来年の悪しきことを厄払いするシンボルカラーは何色ですか? ・来年の私の使命は何ですか? ・来年の私の使命に関わるのは誰ですか? どんな人ですか?
・来年の私の使命に必要なものは何ですか? どうしたらそれを準備できますか? ・来年の私の使命のキーワードは何ですか? ・来年の私の使命のシンボルカラーは何色ですか? ・来年の私のやるべきことは何ですか? ・来年の私のやるべきことに関わるのは誰ですか? どんな人ですか? ・来年の私のやるべきことに必要なものは何ですか? どうしたらそれを準備できますか? ・来年の私のやるべきことのキーワードは何ですか? ・来年の私のやるべきことのシンボルカラーは何色ですか? ・来年の私のソウルメイトは誰ですか? どんな人ですか? ・来年の私のソウルメイトに関わるのは誰ですか? どんな人ですか? そして、どんな関わり方をするのですか? ・来年の私のソウルメイトのキーワードは何ですか? ・来年の私のソウルメイトのシンボルカラーは何色ですか? ・来年の私のゆくべきところはどこですか? どんなところですか?
・来年の私のゆくべきところで何が待っているのですか? どんな出会いが待っているのですか? ・来年の私がゆくべきところで、私は何を味わうのでしょうか? ・来年の私がゆくべきところから私は何を持ち帰るのでしょうか? ・来年の私の金運について語って下さい。 ・来年の私の金運で良きところは何ですか? ・来年の私の金運で悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私の良き金運を育む呪文を教えてください。 ・来年の私の良き金運を育むシンボルカラーは何色ですか? ・この世の金運の大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。金運の大神さまはあなたに何と言っていますか?
・この世の金運の大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか? ・さぁ 金運の大神さまと握手します。金運の大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、金運の大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。あなたの身体に宿った金運の大神さまに触れてみると、どんな感じですか?  あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・来年の私の仕事運について語って下さい。 ・来年の私の仕事運で良きところは何ですか? ・来年の私の仕事運で悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私の仕事運を花開かせる呪文を教えてください。 ・来年の私の仕事運を花開かせるシンボルカラーは何色ですか? ・この世の仕事運の大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。仕事運の大神さまはあなたに何と言っていますか?
・この世の仕事運の大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか? ・さぁ、仕事運の大神さまと握手します。仕事運の大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、仕事運の大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。どこに宿ってくれましたか?
あなたの身体に宿った仕事運の大神さまに触れてみると、どんな感じですか?  あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・来年の私の愛情運について語って下さい。 ・来年の私の愛情運で良きところは何ですか? ・来年の私の愛情運で悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私の愛情運を花開かせる呪文を教えてください。 ・来年の私の愛情運を花開かせるシンボルカラーは何色ですか? ・この世の愛情運の大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。愛情運の大神さまはあなたに何と言っていますか?
・この世の愛情運の大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか? ・さぁ、あなたの愛情運の大神さまと握手します。愛情運の大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、愛情運の大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。あなたの身体に宿った愛情運の大神さまに触れてみると、どんな感じですか?  あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・来年の私の健康運について語って下さい。 ・来年の私の健康運で良きところは何ですか? ・来年の私の健康運で悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私の金運健康運を育む呪文を教えてください。 ・来年の私の健康運を育むシンボルカラーは何色ですか?
・来年の私の健康運を育む食べ物は何ですか? ・来年の私の健康運を育む運動は何ですか? ・来年の私の健康運を育む趣味は何ですか? ・来年の私の健康運を育む日課は何ですか? ・あなたの健康運の大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。健康運の大神さまはあなたに何と言っていますか?
・あなたの健康運の大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか?  ・そのお守りと一緒に、健康運の大神さまはあなたに食べられる何かを授けて下さいます。それは何ですか? ひと口、口にふくんでみると、どんな香り、味がしてきますか? ・さぁ、あなたの健康運の大神さまと握手します。健康運の大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、健康運の大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。あなたの身体に宿った健康運の大神さまに触れてみると、どんな感じですか?  あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・来年の私に訪れるチャンスについて語って下さい。 ・来年の私のチャンスで良きところは何ですか? ・来年の私のチャンスで悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私のチャンスをつかむ呪文を教えてください。 ・来年の私のチャンスをつかむシンボルカラーは何色ですか? ・わたしのチャンスの大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。あなたのチャンスの大神さまはあなたに何と言っていますか?
・あなたのチャンスの大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか? ・さぁ、あなたのチャンスの大神さまと握手します。チャンスの大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、チャンスの大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。あなたの身体に宿ったチャンスの大神さまに触れてみると、どんな感じですか?
 あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・あなたの光さんがあなたを祝福してくれます。何と言って祝福してくれていますか? ・あなたの身体に宿った大神さまたちも、光さんの祝福に反応してくれています。身体とこころを感じて・・・どんな感じがしますか? ・そして、あなたの光さんがあなたのために更に深く、詳しく、来年、あなたがやるべきことを語ってくれます。それに耳を傾けましょう。 もっと深く、もっと深く耳を傾けていると、あなたの身体に宿った大神さまたちが反応してくれます。もっと深く身体とこころを感じると、どんな感じがしますか? 来年、やるべきことがわかる過去生を生きてきてくれたその人があなたの近づいてきてくれます。 ・最初のひと言。 ・来年、やるべきことは何ですか? ・戻ったら、まず何から始めたらいいですか? まず何を準備したらいいですか? ・戻ったら、このことをまず誰に話したらいいですか? どんなふうに話したらいいですか? 3年後のあなたがわかる過去生を生きて来てくれたその人もあなたに近づいてきてくれます。 ・最初のひと言。 ・来年、やるべきことは何ですか? ・戻ったら、何から始めたらいいですか? ・3年後を見通して、まず何から始めたらいいですか? 何から準備したらいいですか? ・戻ったら、あなたとのことをまず誰にどのように話したらいいですか? 光さんと過去生のふたりが輪になって呪文を唱え始めます。 するとあなたの目の前に、あなたの今生を最も幸せに、最も輝かしく、最も美しく生きているもうひとりの今のあなたが現れます。 それはすべての神さまたちが満点をつける最高のもうひとりのあなたです。 姿がはっきりとしてきます。 目を合わせて・・・何を感じますか? あなたの中に沸き起こるすべての感情とエネルギーを感じます。 最高のもうひとりのあなたと握手しましょう。 最高のもうひとりのあなたがメッセージをくれます。 あなたも答えましょう。何と言いますか? 最高のもうひとりのあなたがいろいろとアドバイスをくれます。 あなたも答えましょう。何と言いますか? 最高のもうひとりのあなたが暮らしている世界を案内してくれます。それはどんな世界でしょうか? その世界をみながら、何を感じますか? どんな気持ちになりますか?
最高のもうひとりのあなたが暮らしている世界の人たちとも触れあいます。今のあなたが知っている人はいますか? その世界ではどんな人になっていますか? 最高のもうひとりのあなたとそこに暮らす人たちが今のあなたを祝福してくれます。 そして、今のあなたが、今のあなたのこの世界へと戻って行くための送別会を開いてくれます。すべての神さまたちも集まってきてくれました。あなたの光さんも、ふたりの過去生の人たちも来ています。その席では、今のあなたが主役です。どんな送別会になってきましたか? 次から次へとあなたの前にその世界の人たちや神さまたちがやってきて祝福してくれます。みんな、手に手に何かを持って来てくれます。それをひとつひとつ受け取りましょう。 中を見て、中身を触ってみたり、嗅いでみたり、味わってみたり、のぞいてみたり、耳をつけて聴いてみたりしましょう。そして、ひとつひとつを受け取りましょう。 どんどん送別会は賑やかになっていきます。 あなたのまわりには最高の美男美女たち、美しき神々たちが集まってきています。そして口々にあなたへ愛の言葉を捧げています。あなたはひとりひとりと抱き合って、その愛を受け取りましょう。 夜も更けて・・・大きな満月が静かに沈んでいきます。 あなたの光さんがあなたを優しく静かに抱きしめてくれています。 そして、あなたに光の言葉をかけてくれています。 あなたの中に何かが宿ります。それを静かに深く、深く感じましょう。 光さんに抱きしめられながら、最幸に幸せハッピーな来年のあなたがはっきりと見えてきます。 来年、最幸に幸せハッピーなあなたが手をさしのべてくれます。 あなたも手を伸ばして・・・ギュッと握手します。
来年、最幸に幸せハッピーなあなたの手の温もりを感じます。 来年、最幸に幸せハッピーなあなたの温もりがあなたのハートに流れ込んできて・・・あふれ出します。 あなたの身体に宿った大神さまたちがそれぞれの美しい幸せな彩りで輝いてます。 宇宙から祝福の花々が降り注いできます。 こころの奥深くから、最幸に幸せハッピーで愛に充ち満ちている音楽が聞こえてきます。 とてもとても幸せになる善い香りがしてきます。 光さんの声が聞こえてきます。 そして、今日、ここに集ったことを祝福してくれます。 あなたは光さんに抱かれたまま、最幸に幸せハッピーな愛に満たされたまま、今、この時へと戻って来ます。 前世物語  先生は光の偉そうな人に尋ねました。 「夫との関係は何ですか?」 「お互いのわがままを許し合うことです」 「息子との関係は何ですか?」 「愛。愛を注ぐことです。気持ちがわかることをお互いに勉強し合っています」 「今回、どっちが親子を選んだのですか?」 「息子が私を選びました。恐いから・・・」 「なぜ恐いのに選んだの?」 「勝ってやろう、というか、恐さを愛情に変える学びです」 「私の医療の仕事の意味は何ですか?」  光の人が答えました。 「命を大切にすることです」。 「この医療の仕事から何を学ぶのですか?」 「人間の愛と人に尽くすことの意味です」  先生は光の人にお願いして未来の彼女とコンタクトしました。 「今回の人生の目的をクリアーできた、未来の私の姿をちょっと見せてください」  光の中にヴィジョンが浮かんできました。 「六十五歳で、孫と積み木をして遊んでいます。赤ちゃんの子供です。私はニコニコしています」  先生は未来の彼女にお願いしました。 「今の私に何かアドバイスをください」  未来の彼女が答えました。 「素直になることです。そうすればわかることだよ」 「赤ちゃんと仲良くやってる?」 「見ればわかるでしょ、って」 「赤ちゃんのこと、好き?」 「もちろんよ」 「未来のあなたとしっかり握手してください。どんな感じがしますか?」 「暖かい・・・」 「そこにいる孫を抱かせてもらってください。どんな感じがしますか?」 「かわいい」 「その孫にもアドバイスをちょうだい、ってお願いします」 「大丈夫だよ、そのままでいいんだよ、って言っています。素直になればいいんだよ、って・・・」 「どうしたら素直になれるのかなぁ?」 「我を捨てることだよ」  先生は未来の彼女に尋ねました。 「どうやってあなたは我を捨てたの?」 「人を信じることです」 「でも裏切られることもあるでしょう?」 「そうだけれど、とにかく信じることです」 「あなたは出来たの?」 「なかなか出来なかったけれど・・・幸せになったよ」 「私にも出来るかなぁ?」 「大丈夫だよ」 「私を応援してくれる?」 「大丈夫、見てるからね」

おはようさん 2014.12.4.

事務方ががんばって仕上げてくれたレセプトのチェックが始まりました。 いつもと同じ月初めのお仕事だけど・・・今回が最後だと思うと胸が詰まります。 もちろん事務方はこの18年間で何人も代わっていますが、今の事務方は最高だ!と思っています。 医療事務の資格があるなしに関わらず、二人ともとってもアグレッシブで 勉強熱心ですから、どんどん医療事務の能力がグレードアップしていくのが見て取れました。 スタッフが成長してくれるのは、やっぱり最幸ですね。 この最後のレセプトに拍手喝采を贈りたい気持ちです。 長い間、事務方として医院を支えてくれて、ありがとうございます! そんな素晴らしい事務方たちが次の善き仕事場と出会えるかどうか・・・きっと大丈夫ですよね、神さま、よろしゅうお願いしまっせぇ(*⌒▽⌒*) えっ! そんな良く出来る医療事務さんがいるの? ぜひうちに欲しい!って超ラッキーな病医院さんはこちらまでお電話くださいね(四宮薬局内 奥山医院の医療事務さん:06-6906-6888) 他のスタッフたちの次も・・・心配してます。 でも時は12月。 この時期に退職する人も多いので、いろんな職種の募集も多いと思います。 きっと善きお仕事が見つかるでしょう。 だって、神さまがこの時期を選んだって感じが見え見えですもの・・・そう、大丈夫です。 火災保険の申請用に開院当初の書類を掘り起こしています。 すっかり忘れちゃってたけど、こんなにお金がかかってたんだぁぁとびっくりしています。 建物はテナントだけど、内装費用と医療器械で三千万オーバー・・・今なら倍かしら(@@;) そんなお金、どこにあったのかしら? そう、ずっと脳外科勤務医でいくつもりだったので、開業資金なんてなかったのです。 実際、話をかぎつけた怪しげな開業ディーラーがすり寄ってきたけど、「先生、ムリですわ」って向こうから逃げていかれましたからね。 それでも、大阪府の開業スタートアップ資金を借りられて、親が半分貸してくれて(←ちゃんと全額、返しましたよ。ホンマ ケチな親やった(;^^)ヘ..)、生命保険を解約して自己資金にして、予定通りに開業できたのです。 今から思えば、奇跡やった・・・そう、あの時も神さまが推してくれてたんですね。 だから・・・今回も心配はしてません。 心配したって しゃぁないものネ。 夢の向かって、やりたいこと、一番笑顔になれることに向かって、できることから現実化していけば、最大の難題は神さまがちゃんと解決してくれるのです。 これが宇宙の法則、天地自然の理なのです(ってちょっと船井幸雄っぽいかな(;^^)ヘ.. 前世物語 光の人が答えました。 「わがままだ」 「私の何が?」 「我をはりすぎてる」 「どうしたらそれが治りますか?」 「家族を大切にすることです」 「私は何から始めたらいいのでしょうか?」 「家でしっかりやることです。怒らないことです。夫を認めることです」 「そのためにはどうしたらいいですか?」 「笑うことです。怒らないで笑うことです」 「その秘けつを教えてください」 「良いところを見なさい」 「どうしたら良いところが見えますか?」 「たくさんあるからわかっているはずだ」 「でも、どうしても悪いところに目がいってしまうのですが、どうしたらいいですか?」 「目をつぶれ」  先生は光の人に聞きました。 「今回、赤ちゃんが私をお母さんに選んでくれたのですか?」 「そうです」 「なぜ選んでくれたのですか?」 「面白いから・・・」 「赤ちゃんの魂はそこにいますか? いたら会わせてください」 「出て来ました。ピョコピョコしています」  先生は赤ちゃんの魂に聞きました。 「なぜお母さんは面白いの?」 「見てればわかるよ」 「お母さんのこと好き?」 「好きだよ」 「あなたのことが好きになれないのだけれど、それでもいいの?」 「ウソ言っちゃだめだよ」 「私たち、うまくやっていける?」 「もちろんだよ」 「そのまま赤ちゃんをしっかり抱きしめてあげて。何と言ってますか?」 「痛い、って。でも喜んでいます」 「赤ちゃんに元気に生まれてきてね、って」 「いいよ、って言ってます」

2014年12月3日水曜日

おはようさん 2014.12.3.

今日は「被災で医院急死 ちゃう 医院休止」のご案内ハガキの宛名を印刷して・・・そろそろ医院の焼け跡に居てもやるべきお仕事がなくなってきました。 事務スタッフさんたちはレセプト作成でがんばってくれていますが、そで以外のスタッフたちも、そろそろお暇になってきました。 私は午後から家に帰って、濡れてしまった書類の山から、年末調整資料や火災保険資料を掘り起こす一大作業にとりかかりましたが・・・火災から2週間が経って、働き口のないプー太郎な日々が現実化してくると、やっぱり寂しさと ちょっとした恐怖がありますね。 私の年齢では定年退職になった同級生たちも大勢いると思いますが、バリバリ働いてきた皆さんもきっとこんな寂しさ&恐怖を感じていたのでしょう・・・60前後って、人生最大の節目かもしれませんね。 夢があって、アグレッシブで、ワクワク&ドキドキできる感性が残っている60は、「いろいろあったけど、善き人生だった」と微笑める最後を迎えられるでしょう。 60ってアメフトで言うと、第4クォーターの始まりかな。 これまで45分戦ってきて、さぁ、あと15分! たった15分? いえいえ、第4クォーターが一番面白いんですよ! この勝負のすべてがギュッーと凝縮された15分ですからね。 名クォーターバックは、残り2分で相手にタッチダウンされて10点差つけられていても、平気な顔をしています。 あっ そう! 勝てばいいんでしょ、勝てば! とバンバン パスを決めて、最後の10秒で大逆転してしまいます。 人生の60になって、あきらめてしまうのか? 気を緩めてしまうのか? それとも、人生の勝利を信じて、バンバンやっていくのか 夢があって、楽しむことと笑顔が大好きで、アグレッシブで、いつもワクワク&ドキドキしていたい人は、第4クォーターに入っても冷静です。 これまで45分やってきて、相手がよ~く見えてきています。 焦ったり、怒ったり、失敗を根に持ったり、あきらめたり、しょげたり・・・してません。 身体も温まって気持ちよく汗もかいてきたし、肩の力も抜けてきたぞ! さぁ、これからが本番や!って思っています。 人生がガラッと変わっちゃう・・・どうしようかしら? デスカ??? これまでの45分間、ずっとランオフェンスばかりやってきただけの話です。 最後の15分は、思いっきりパスを投げればいいのですよ。 相手も油断してますよ、 コイツラ パスハダメダって。 急にスタイルを変えたら、神さまたちだって、身を乗り出して応援してくれますよ。 だって・・・面白いもん(*^^)v 人生の60才 あなたは第4クォーターのフィールドに向かうクォーターバックです。 大事に行くのか? あきらめるのか? それともアグレッシブに勝ちにいくのか? 神さまたちの応援を引き寄せるのは、あなたのモチベーション次第なのです。 P.S. 君のヘイルメリーパス 僕が絶対に取ってあげるから、思いっきり投げておいで!ヽ(^。^)丿 前世物語  先生はエリックの魂に聞きました。 「身体を離れた時に、何か決心したことはありますか?」 「人に優しくしよう。嘘を言わない。我をはらない」 「そのためには次ぎの人生はどうしよう、と思いましたか?」 「とにかく人に尽くそう」 「あなたのまわりに、あなたを迎えに来た存在か何かがいませんか?」 「はい、行こう、って言っています」  先生は彼の魂を高みへと導きました。そして彼の人生を振り返ってもらいました。彼の魂が答えました。 「我をはって人を傷つけてきました。それは素直に自分の気持ちを言わないからでした。見栄っぱりでした。とにかく恥ずかしいことばかりです」 「一緒に上がってきた存在はあなたに何か言っていますか?」 「次ぎをがんばれ、と言われました」  先生はもっと高みへと導きました。そしてエリックの人生と、今、生きている人生を見比べてもらいました。魂が答えました。 「人に尽くしなさい。素直に愛することです。見栄をはらないで素直に愛しなさい」  先生は更に高みへと導きます。そこには「明るい光」がありました。 「その明るい光の中に入ります。どんな感じがしてきましたか?」 「気持ちいい・・・」 「その光の中に誰かいますか?」 「白い服を着た人がたくさんいます。その中心には何だか偉そうな人がおられます」  先生はその光の人に聞きました。 「私の今回の人生の目的は何ですか?」  光の人が答えました。 「許すことです」 「何を許すのですか?」 「自分と人・・・」 「自分と人を許すためには、どうしたらいいのですか?」 「尽くすことです。話を聞くことです。愛することです」  先生は光の人に尋ねました。 「私と赤ちゃんとの関係は何ですか?」 「大切な光だよ、と言っています」 「私はなぜ赤ちゃんを好きになれないのですか?」 「自分のことを許しなさい」 「なぜ自分を許せないと赤ちゃんを愛せないのですか?」 「好きじゃないわけありませんよ。これから変われるから心配ない、って言ってくれました」 「私はなぜ赤ちゃんを好きじゃない、と思っているのですか?」

2014年12月2日火曜日

おはようさん 2014.12.2.

先日から作っていた「奥山医院 火事類焼で診療休止」のご案内をお送りする名簿の入力が終わりました。これはさすがに私がしなくちゃね・・・とっても疲れました。 実は今回、お友だちや医院の関係者のみなさんには、母死去の喪中はがきも一緒に届きます。 二種類のはがきを見ていて思いました。 普通の人は、なんて不幸なんだ!って思うでしょう。。。 去年の11月に父が突然死して、今年の10月には母が癌死しました。そして、今度の医院の全壊です。 特大不幸の三連発でご愁傷様です。なんて言葉をかけていいのやら・・・ 普通の人なら、宗教や禊ぎに風水、悪魔払い・・に走るでしょうねぇ。 わたしは・・・確かに日々の片づけと事後処理でバテバテに疲れてますが、芯のところは全くぶれていません。 これも前世療法でたくさんの人生たちを見てきたからでしょうね。 自分の人生、そう、今のこの「なんて不幸な状況」も、高い高いところから(←死後、魂がどんどん上っていったところ)俯瞰できているから、この不幸三連発の意味するところ=神さまの意図 が見えています。 3年前、6年前、10年前、20年前、30年前・・・今生を貫いている神さまの意図:天命であり、天職がどんどん太くなってきているのがよく見えています。 そして、これまで何度も同じような不幸に見舞われてきたので、ここで何をすれば、その後、どんな展開になっていくのか? も感じ取れています。 もちろん 未来は自分で創るもの ですけどね。 父が死んだ。母も死んだ。医院が焼けた。 これらは単なる事象です。 赤の他人さんが聞いても「あっ そう。かわいそうに」だけの話です。 この事象を不幸だと感じるのは、自分がそうなったら不幸だと思う、という共感が、私に不幸のレッテルを貼りつけているわけです。 それはそれで、とっても人間らしくてGOOD&COOLです。 それは、愛だとも言えますからね。 つまり、不幸というのは価値観の共有であり、共感の上に咲いたホログラフィーだとも言えます。 あなた、不幸ですねぇ・・・と共感された時に、自分の芯、生きざまを持っていないと、本当に不幸になってしまいます。 不幸のホログラフィーが自分の中でも本物の不幸になってしまって、悲しみ・苦しみ・憎しみ・恨み・怒り・失望・挫折・絶望などなどが本物のモンスターとなってこころと身体の中を暴れ回ります。 でもね、高いところから自分の人生を俯瞰できていると、すべての事象のつながりが見えてきます。 不幸が連なってきていても、「これは人生の節目だな」とか「ここまでの人生はこれで卒業して、いよいよ次のステップへ進むんだ」って気づけます。 これを神さまの意図、運命、天命、天職・・・なんと呼んでもかまいませんが、この「生かされている感」や「(神さまから)これをやって欲しい感」をセンターラインのようにしっかりとつかんで生きていると、少々の不幸の連発なんか、どうってことなくなっちゃいます。 そしてね、ひとつひとつの不幸に対して、感謝できます。 この不幸に巻き込んでしまった人たちに深く感謝しながら、最善の心遣いをするこころの余裕を持てます。 何より、感謝できれば、その不幸をいち早くクリアーできることも知っていますからネ。 そんなこんなで・・・全然とは言えないけれど、普通の人たちには???なくらい不幸な実感のないわたしです。 P.S. 幸せも同じですよ。 前世療法 美子レポート    赤ちゃんが好きになれない  六百年前のスイスに、エリックという男の人がいました。山奥の小さな町で暮らしていました。  つぎはぎの長いスカートをはいた妻ポーラと、ウサギの好きな息子オールがいました。ポーラのブルーの目はいつも楽しそうです。父と同じオールの茶色の目が笑っています。息子は「今の息子」です。エリックは幸せでした。  五十歳のある日、エリックは小さな家の中で家具を作っていました。もうすぐ孫が生まれるのです。彼は孫のベッドを作っていました。そばでポーラが言いました。 「揺りかごの方がいいんじゃないかなぁ」  彼は手を休めて言いました。 「じゃぁ、揺れるようにしよう」  二人はとても楽しみにしています。山の幸せが二人を包み込みました。  翌年、エリックは孫を抱いていました。元気な女の子です。キャリーといいます。彼の茶色の髪と妻のブルーの目をした、とてもかわいい赤ちゃんでした。キャリーが泣いて・・・でも、息子が泣き顔を自慢しています。楽しいひとときです。みんな、とても幸せでした。エリックは思いました。かわいい孫だ・・・。  七十五歳でエリックは死の床にいました。老衰でした。キャリーが彼の手を握ってくれていました。彼は思いました。 「キャリーは大きくなって良い子に育ったなぁ。私は子供には優しかったけれども妻や嫁にはきつかったなぁ」  彼はポーラが先に逝くところを思い出しました。妻はお腹の病気でした。彼女は死ぬ間際に彼に言いました。 「ありがとう」 「すまなかった」と彼は答えました。 「もっと優しくしてやれば良かったなぁ」  悲しみが彼の心に拡がりました。でも、彼はそれを言葉に出来ませんでした。彼はいつものように頑固さの中へ逃げ込みました。 「今度こそ人に優しくしよう」  彼はそう決心しました。  エリックの魂が身体を離れました。息子夫婦が看取ってくれました。嫁が泣いてくれています。エリックは嫁に感謝の気持ちを伝えました。 「ありがとう」  嫁の心が彼にはわかりました。彼女は「今の夫」です。  エリックはキャリーに言い残しました。 「お前は希望の子だから人に優しくしなさいね」 「わかったわ」 とキャリーの心が答えました。

2014年12月1日月曜日

おはようさん 2014.12.1.

昨日の刺絡学会での上馬場和夫教授のお話があまりに素晴らしかったので、 今日、その感動をメールにしたためました。すぐにお返事を返して頂き、いろいろな情報も教えてくださいました。 来年の上馬場先生のアーユルヴェーダの講演会(大阪)にもお誘いいただきました。 またひとつ、大きくて新たな繋がりができました。 難病・奇病に新たな視点からアプローチしてる同士をお互いに見つけた!感じかな(*^^)v 上馬場先生はアーユルヴェーダの達人ですので、かなり宇宙意識に近づいているはずですし、これからがとっても楽しみです。 そうだ! 脈診だけはアーユルヴェーダで行こう!っと決意も新たにしましたよ。 (鍼灸の先生方、他言語使いで・・・ゴメンナサイ(;^^)ヘ..) 医院の後片付けの方は・・・昨日、レントゲン業者さんが来てくれて、水ボツしたレントゲン装置を全部、運び出してくれました。 ガラーンとなったレントゲン室は、やっぱり寂しくもありますが、♪お引っ越しのお祝い返しは微笑みにして~~♪と明るく前向きに生きましょう。 火災保険の方から書類が届きました。スタッフたちは雨漏り激しい(だって屋根がないもん)医院の中を傘をさしながら、小さな物品のメーカー名や品番号を控えてまわってくれました。ホントに感謝&感謝です。 ずっと鍼&打鍼をしていた患者さんたちにそろそろ禁断症状が出始めたようです。 顔を見る度、鍼をしてくれ~! とせがまれます。 してあげたいのは山々なんだけどネ、保健所ガウルサイノヨ 人の幸せ<<<杓子定規な法遵守 ちょうどNHKで「大岡越前」をやっているけど、今のこの世に大岡越前はいませんなぁ。。。 奇跡的に水ボツを免れた11月分のレセを仕上げるために、今日、レセコン(代替機)が来ました。 事務スタッフたちの喜びようったら・・・そりゃぁ手書きせずに済んだんだもん吉(*^^)v 奥山医院の最後のレセだから、みんなでがんばりましょい! 前世物語  この症例で面白かったのは、左利きの意味でした。実は、先生も左利きです。ですからこの光のメッセージに大きく頷いている姿がなんだかとても可愛らしく見えました。 「人の弱味や痛みがわかるように、人の不自由さがわかるように、か・・・確かに右利きの人にはわからない不便さがあるからね。これは左利きだけに留まらない話だろう、片マヒのような身体の障害やアザのような肉体的な欠点も同じように考えられるよね。そんな障害や欠点を持っている人たちは、本当は人の弱味や痛みがとても良くわかっているんだね。  若い頃は自分のそういった障害を否定したいものだから、人を憎んだり自分の運命さだめを嘆き悲しむことがあるけれど、それは言わば『許し』のプロセスの始まりなんだ。失敗は成功の母、間違いから学習は始まるのだからね。障害を持った方も、人を許し自分を許すプロセスを歩んでいるんだ。何のためか?って・・・それは自分の存在を自分が許すためなんだ。一度自己否定した自分を障害に伴う偏見や無知を乗り越えて、もう一度見つめ直して自己肯定するためなんだよ。自分を愛するため、なんだよ。障害を持っている人は人間の不自由さがよくわかっているから、人を本当に愛せる力が強いんだ。考えてみて ごらん、五体満足で極めて健康な人と重い障害を持っている人と、どちらが肉体という檻の中で魂が自由なのだろうか? 健康な人は自由に肉体を使いこなして現世を生きていけるだろう。まぁ、魂の声を聞くことなしにでも生きていけるわけだよ。この肉体だけの世界が普通なんだ、と思ってしまいかねないんだ。動物園生まれのライオンみたいなものかな、大自然の素晴らしさ、何より『自由』を知らないんだ。なぜあれほど苦労してエルザを野生に戻そうとしたのか、Born free という言葉によく表れているよね、それと同じなんだよ。  健康な人は大きな檻に、障害のある人は小さな檻に入れられていると考えることも出来るけど、窮屈な檻であればあるほど内在していた魂がどんどん大きく膨らんでくるんだ。肉体の檻では膨らんできた魂を縛りつけられないからね。やがて魂は自分の肉体の檻を越えて拡がり、まわりの人たちの魂と触れ合うことが出来るようになるんだ。そしてワンネスからの愛のエネルギーが勢いよく拡大した魂の中に流れ込み、その愛がまわりへも洪水のように拡がっていくんだよ。そうだね、障害を持った人は愛の配達人なんだよ。さて・・・どっちの魂が自由だったかな?  左利きの私がこの症例のメッセージを聞きながら考えていたことはこんなところだけど、私もこれでちょっとは学習出来ているのかな?」  私は親指を立ててオーケーサインを出しました。先生は子供のように嬉しそうな顔をしています。私は思いました。 「男の人っていくつになっても子供のままだけど、先生はこのワークを始めてから子供の部分が大きく膨らんできているのじゃないの? 右脳の使い過ぎかしら・・・まぁ、天真爛漫なのはいいけど、意外とお守りが大変かもしれないわね。彼はうまくおだてておけばすごく幸せにしてくれるけど、ウソはつけないから気をつけなくっちゃ・・・女同士みたいなもんだからね。でもこれって面白い組み合わせだわ、男の身体で中身は女の先生と女の身体で中身は男の私がペアーなんだから。そう、これだけ息がピッタリ合う私たちってやっぱり同じ身体だったのかもしれないわね、手足が四本ずつあったという神と人間の間の存在だった頃には・・・」  肉体を持っていると目の前でこんなことを考えていても先生にはバレません。これが魂の世界だったら、「それはね、美子さん、神々が偉大だった頃に・・・」なんて、すぐに先生の講義が始まってしまいます。こうやって秘密を持てる人間をやっているのも結構楽しいものなんですよ。だから、生きて人生を楽しみましょう、お互いに、ね。

2014年11月30日日曜日

おはようさん 2014.11.30.

今日は日本刺絡学会学術大会に参加してきました。 思ってたよりもたくさんの参加者がいて、びっくり。 会場の熱気もなかなかのもので、さらにびっくり。 期待しながら発表を傾聴していました。 今日一番の講演は、上馬場和夫教授の「インド伝統医学における刺絡療法:慢性静脈不全から考察する刺絡の作用機序と理想的方法」でした。 バトソン静脈叢や椎骨静脈叢と脳脊髄液の関係の話は、脳外科医として「目から鱗」に納得しまくり!でした。 上馬場先生は18年前の開業当初からアーユルヴェーダを介してよく知っていました。 今日もアーユルヴェーダの見地に立ったお話も多かったけど、アーユルヴェーダは私の得意分野ですから、会場の鍼灸師さんたちには???だったかもしれないけど、私はよ~くわかりました。 上馬場先生のお話から、脊髄静脈叢の刺絡で多発性硬化症や正常圧水頭症、アミロイド沈着型の認知症などが治る確かな可能性を感じとれました。 また、難治性頭痛や耳鳴り、肩こりはもちろん、脳卒中前駆症状も椎骨静脈叢や後頭部の刺絡で治療できることがわかりました。 例えば、これまでは大後頭神経痛として局所麻酔薬を神経ブロックとして注射していましたが、その圧痛のところから脊椎静脈叢に穿刺して刺絡すると劇的に症状が消える・・・なんて発想はありませんでした。 慢性静脈不全、特に脊髄静脈叢が欝滞して悪血となると、水力学的に繋がっている脳脊髄液も欝滞してきます。すると、脳細胞への必須栄養が行き届かなくなると同時に、神経細胞の老廃物(アミロイドβなど)が排出されなくなってきます。 イメージ的には、観賞魚を飼っている水槽のフィルターを掃除してないと、水が次第に汚れて濁ってきて、最後には魚が死んでしまう・・・あの感じです。 もし脳外科医たちが刺絡に目を向けてくれれば、多くの難病&奇病の患者さんたちを救うことができるかもしれませんし、脳卒中になる患者さんを減らすことだってできるでしょう。 これ、まさしく未病を治す です。 ただ、こんなに素晴らしい可能性を秘めた刺絡ですが、このレベルの刺絡を普通の鍼灸師たちに「やりなさい!」と言うのは酷だし、今日の刺絡学会の雰囲気では・・・誰もやらないでしょう。 だとしたら・・・医者がやるしかない! 症例を重ねて、実績を作って、それを学会で認めてもらうまで引き上げなくては・・・この大役に最適なのは・・・わたし??? ちょうど所属病医院なしのはぐれ医者になったし、鰐淵寺ホスピスが現実化してくるまで1年以上かかるわけだしネ。 ここのところの神さまのやり方を見ていると、今日もそのつもりで刺絡学会に参加させたのでしょう。 う~ん、現実問題として生活費も稼がなきゃいかんし、週一で漢方刺絡外来をさせてもらえる病医院があればいいのだけどなぁ。 きっと神さまも来週から、そういう話を持って来てくれるんだろうと思っています。 日本全国、いろいろなところへ・・・楽しみだなぁ。 前世物語  この症例も、父への憎しみがテーマとなりました。雲の上でニコニコ笑っているおじいさんが憎しみを溶かす方法を教えてくれました。 「人を許した時、自分も許される。人を許さないために自分を苦しめている。幸せにならないように自分を追い込んでいる。人を許した時、自分も幸せになれるのだ」  人を許す秘訣については、「細かいことは許してあげて、各々の人格を認めて、人と自分を比べない」ことだそうです。  そしてそれは「気持ちの持ち方を変えたら、すぐに簡単に実現できる」ことであって、憎しみは「突然、氷が溶けるように」溶けてしまうものだそうです。  『許し』については前の症例で触れました。この症例では『幸せ』というキーワードが新たに出てきましたが、人も自分も許せた時に幸せになれるのだそうです。もし今、幸せになれないと悩んでいる方がいたら、ちょっと振り返って考えてみてください。「本当は幸せにならないように、自分で自分を追い込んではいませんか?」 これはとても大切なメッセージだと思います。人も自分も「許さない」のを止めれば、幸せが目の前にいっぱい転がっているのが見えてきます。『許す』ための勇気が湧いてきますよね。『許し』と幸せがダブって見えてきます。その『許し』へと踏み出してみるのです。求めていた幸せが『許し』の中にあったことがきっとわかるでしょう。  この症例では、今の父の魂とは悪役を交代しながら過去に八回、共に生きていたことがわかりました。このように悪役を交替しながら『許し』を学びあっている魂たちも、強い絆で結ばれたソウルメイトなのだと思います。魂に良いも悪いもなく、ただいろいろな役柄をこなしているだけなのです。  先生は父親嫌いの患者さんには次のような例え話をすることがあります。 「父親との関係で悩んでいる方は、父子でロッククライミングしているヴィジョンを思い描いてください。父が支えているザイルを子のあなたが必死でたぐっています。風雨があなたたちを襲います。父が耐えきれずに手を放すことも、ザイルが切れることもあります。その度に子は身体を岩山に叩きつけられてしまいます。痛みが全身に拡がります。でも、父と子は役目を交替しながら何度も果敢に挑戦し続けます。そして、どちらかが頂上に立った時、ふたりは『許し』をマスター出来るのです。ふたりが『許し』を愛の鍵穴に差し込むと、ふたりの前に真実の愛への扉が開かれるのです。あともうちょっとです。大丈夫、がんばれますよ」

おはようさん 2014.11.29.

朝から雨の土曜日。 予想通り医院の中も雨ザァザァー・・・これから運び出す荷物にかけたブルーシートの哀しげな雨音を聴くと、やっぱり凹んじゃいますね。 それでもデスクワークも山積みですから、忙しさに紛れて、気持ちは救われます。 「やることなし・やれることなし・やりたいことなし」の迷言を残した患者さんがいたけど、そっちの鬼門には近寄らないように、日々、前進です。 午後からは晴れてきたけど、紅葉写真を撮りに行く氣力も体力もなく、ただただ爆睡お昼寝してました。 そのおかげかな? ボッとしていた意識も久しぶりにクリアーになってきて、ちょっと氣力も戻って来たみたい。 この戻って来た氣力で、明日は日本刺絡学会総会を一日中、楽しんできます。 看護師が明かす「人が死ぬ間際に最も後悔する5つのこと」―「自分に正直に生きれば良かった」というニュースを読んで、なるほど!と思ったのでご紹介しますね。 2014年11月29日 12時33分 マイナビウーマン あなたは、後悔のない人生を送っていると思いますか? 末期患者のための苦痛緩和治療に長年携わってきたオーストラリアの看護師、ボニー・ウェア(Bronnie Ware)さんが患者たちと接する中で学んだ、死の間際に最も後悔することを教えています。 「人の期待に沿うためでなく自分に正直に生きれば良かった」 最も多い後悔で、人は自分の人生が終わる時に隅々まで振り返り、叶わなかった多くの夢に気付くとのこと。殆どの人が自分が決断した、もしくはしなかったことで夢が半分も叶わなかったことに気付いて死を迎えている、といいます。 「働き過ぎたことを悔やむ」などなど。 ボニーさんが看た全ての男性が持っていた後悔だそうで、子供の成長を見守ったり、配偶者と一緒の時間を持てばよかったと話しています。 「自分の感情を表現する勇気を持てていたらよかった」 対人関係を良好に保つため、多くの人が自分の感情を押し殺すもの。その結果、本当に自分が出来ることをできず、中途半端な存在になってしまったと後悔。また、こうした苦しみや苛立ち、鬱憤などが病気を引き起こした人たちも。 「友達ともっと繋がりを持っていればよかった」 古き良き友人を持っていることの恩恵に気付くのは、死が目前に近づいたとき。多くの人が自分の生活に忙しくて友達との関係に時間を割けず、友達のことを思って寂しく思うのだそう。 「もっと楽しい人生を送ればよかった」 こちらも驚くほど多い後悔だとか。多くの人がより楽しい生き方があることに気付かない、と話すボニーさん。変化を望まず、同じパターンを繰り返す生活の中で、他人だけでなく自分にも満足しているというフリをし、面白いことやちょっとバカなことなど、より楽しいことを試さずに、死の間際に後悔するのだそう。 人生は長いようであっという間。後悔なきよう、少しでも自分の思う通りの生き方ができたら良いですね…! 参考: Nurse reveals the top 5 regrets people make on their deathbed http://earthweareone.com/nurse-reveals-the-top-5-regrets-people-make-on-their-deathbed/ これを読みながら・・・人生の最後の最後の7日間があれば、これらの「後悔」を「生きる悦び」で上書き保存できる、と思いました。 寝たきりでも、食べることができなくても、話すことができなくても、手足が動かなくても・・・例え意識がなくても・・・生きててよかった、生きるって楽しい&嬉しい、の感覚に浸っていただけると思います。 具体的な方法はまだよくわからないけど、この漠然とした自信は確かなものですよ。 だって、前世療法を始めた時の感覚にそっくりだもの。 自分に正直に生きる・・・7日もあれば十分にチャレンジして達成感に浸れます。 働きすぎたことを悔やむ・・・逆時間の法則を使えば、未来を変えれば過去も変わります。7日間もあれば、未来を変えることができます。 自分の感情を表現する・・・ちょっと背中を押してあげれば大丈夫です。こころの扉が錆びついていても、生きている限りは身体が反応してくれます。7日間で身体もこころも目覚めさせましょう。 友だちとの繋がり・・・7日間、一緒に電話をかけてあげる・ネットで繋がりをさがしてあげるだけで、必ず旧友との笑顔の出会いが生まれます。 もっと楽しい人生を送る・・・7日間あれば、何が「最幸」かが見えてくるでしょう。そのお手伝いをすればいいだけですよね。 これは、除痛&安寧安静だけのホスピスではなく、 患者さんの人生のツボに一本鍼を入れて、人生の悪血を癒やして、人生に美しき善き流れを取り戻してから、送り出してあげるホスピスを目指しなさい、という天からのメッセージだと思います。 前世物語  先生は未来へと誘いました。 「では、恨みを解放できた未来の私の姿をちょっと見せてください」 「オフィスで働いています。三十五歳のアメリカ人の女性になっています。キリッとしています。大きな会社の役員で、すごいキャリアウーマンです。みんなに頼られていて、夫と子供にも恵まれていて、幸せです」 「その未来のあなたとしっかり握手してください。そして今のあなたに何かアドバイスをもらってください」 「前向きに明るく、自信を持って生きなさい。人生、自分が思うように生きられますから。何でも手に入れられるよ。夫も子供も、地位や名誉でさえも、前向きに生きたら手に入りますからね」 「未来のあなたは人を許すことが出来ていますか?」 「そんなこと考えない、って。人のことを恨んだりしたことがない、って。各々の人格を認めて、人と自分を比べないのよ」 「その彼女としっかり握手すると、どんな感じですか?」 「力強くて、明るくて、眩しいです」 「そのエネルギーを私にわけてください」 「いくらでもあげるよ」 「そのエネルギーをどこに感じますか?」 「腕から入ってきて胸に流れ込みます」 「それをしっかりと持って帰りましょう。彼女は家族を愛してますか?」 「すごく大切にしてるよ、って胸を叩いています」 「未来のあなたも私を応援してくれますか?」 「いつでも全面的に応援してるから大丈夫だよ」 「あなたの家族も応援してくれますか?」 「家族みんなで応援してるよ」 「元の場所に戻って、おじいさんに最後のメッセージをもらいましょう」 「何も恐れず、素直に生きなさい」 「これからも困った時、いつでもここに戻ってきていいですか?」 「いつでも待ってるよ」 「おじいさんも私を応援してくれますか?」 「いつも応援してるよ、って言ってくれました」

2014年11月28日金曜日

おはようさん 2014.11.28.

今日は医院の書類や本、さまざまな荷物とまだ使える物品たちを「押入産業」さんに預ける火事後の一大イベントでした。 昨夜、思いついた・・・これまで預けていた古い荷物たちを持って来てもらって、新しい荷物たちを持って行ってもらうダブルプレーを、何とかがんばって受け入れてくれた「押入産業」さんに大感謝です。 荷物をがんばって運んでくれたスタッフたちにも大感謝です。 私も運びましたが、久しぶりの肉体労働・・・すでに体中がイテテテテッです(^^ゞ 18年ぶりに見る荷物たちもたくさんありましたが、ここは思い切ってのサヨナラシリーズ。 濡れてしまった荷物たちと共に成仏してもらいましょう。 新しく預けた荷物は、どれも「新しいクリニック」を開く際に使えるものばかり・・・何も言ってませんが、スタッフたちもそのへんのことはよくわかってくれているみたいで、感謝&感謝です。 古い荷物で捨てられなかったもの・・・ LPレコードたち・・・レコードは捨てられない、と聞きますが、確かに思い出の写真のように捨てがたいものですね。 ひな人形と五月人形・・・新しいホスピスのロビーに飾りつけたイメージが浮かんできたのです。 脳外科入局当初に使っていた洋書たち・・・あこがれの最先端知識、美しいイラスト、神の手の作り方。日本語の本はボツにしましたが、さすがに洋書たちはキープです。 今日は一日引っ越しモードでお疲れ度も最高潮!! 明日の雨に備えて、次の搬出日待ちの荷物たちにブルーシートを被せて、今日の作業を終えました。 スタッフのみなさん、ごくろうさまでした。 昨日の朝、鰐淵寺の住職さんからお電話をいただきました。 この1週間でいろいろ当たってみたご報告でした。 鰐淵寺にホスピスを作るには・・・ その1:鰐淵寺内に作る案。 県の自然公園だけでなく、来年、国の自然公園にも認定されるそうで、文化庁?が難色を示しているとのことでした。まぁ、お役所っいうのはそういうもんですからね。 その2:鰐淵寺のすぐそばにとってもステキな丘があるからそこへ の案。 住職さんがお気に入りの丘が近くにあるそうです。ただし・・・田舎の人は先祖伝来の土地を手放しませんからねぇ、とのこと。 その3:鰐淵寺への道を下った海の近くにある中学校が来年、閉校になって、広大な敷地が残ってるんだけど、そこだと二つ返事で場所が確保できるとのこと。でもね・・・鰐淵寺から離れたら、普通のホスピスになっちゃうよねぇ・・・住職さんも「そう言われると思ってました」と、この案は廃案に。 まぁ、最初からお互いに三択の結果はわかっていたけど、ムチャクチャ無理難題ばかりが待ち構えているけど、鰐淵寺内にホスピスを作ることでがんばっていくことになりました。 そうそう、お寺の中に新しい建物を建てる時は、お寺と 同じような建物にしなくちゃいけない、とお役所さんが言ってるそうです。 はい! すぐに目に浮かんだのは、船戸クリニックのあの建物です。 日本でも中国でもインドでもないけど、どこか仏教的な建物ですからね。 あれ ええんちゃう! 夢が広がり、繋がっていくのはワクワクしますね。 さぁ、明日もがんばりましょい! 前世物語 「今のお父さんと一緒に生きた人生は何回ありますか?」 「八回です」 「その八回はいつも父にいじめられた人生だったのですか?」 「そうとも限りません」 「では逆に、私が父に恨まれるようなことをした人生もありますか?」 「あります」 「私が父に恨まれた人生を少し見せてください」 「江戸時代みたいです。私は侍で、父は町の商人のおじいさんでした。私は恨みと金欲しさから、おじいさんの大事な孫娘を殺しました。孫娘は今のお母さんです」 「それからどうなりましたか?」 「父は私を殺そうとして取り押さえられました。父はずっと私を憎んでいました。私も落ちぶれて、もう人生がどうでもよくなっていました。世をすねていました」  話が途切れ、静寂が広がりました。 「では、元に戻ってください。今回、私が憎しみを溶かす方法を見つけたら父も救われますか?」  おじいさんが答えました。 「かなり救われるよ」 「私の人生の問題は何ですか?」 「人に対する恨みからまだ解放されてないよ。自分が苦しむように、もっていってるよ。人を許した時、自分も許されます。人を許さないために自分を苦しめているのです。幸せにならないように自分を追い込んでいるのです」 「今回の人生では私は幸せになれないのですか?」 「人を許した時、自分も幸せになれるのです」 「今回の人生はもうダメなのですか?」 「気持ちの持ち方を変えたら、すぐに簡単に実現できるよ」 「どうやったらいいのですか?」 「人を許して優しくしていけばいいのです。人を許す、大きな気持ちでいた方がいいのですよ」 「そんなこと、私に出来ますか?」 「がんばれば、突然、氷が溶けるようにすべてが溶けますよ」 「具体的に、どうしたらいいのか、教えてください」 「人に怒らないことです。細かいことは許してあげることです」

2014年11月27日木曜日

おはようさん 2014.11.27.

今日は朝早くから医療器械屋さんたちがびしょ濡れになった器械たちを引き取りに来てくれました。 スタッフたちも一日中、濡れてダメになったもの・まだ使えるものを仕分けして、濡れたものはタオルで拭き取りながら、段ボールに詰め込んでくれました。おかげさまで明日夕方のお引っ越しに間にあいました。 古い引き出しの奥のものまで全部、出してきて確認していますので、時々、懐かしいもの・おもしろいものが出てきます。でも、せっかくのお引っ越しですから、懐かしくても・おもしろくても9割は捨てることにしています。 そんな中で、フッと目に付いた原稿があったので、今日はそれをご紹介しましょう。 これは全部、ひらがな書きでした。かすかな記憶をたどると・・・絵本にしようと思って書いた原稿でした。 内容的には飯田史彦氏の生きがい論が色濃く反映されているので、10年以上前に書いた原稿でしょう。 (一部内容に不適切な内容・表現がありますが、原作を尊重して原文のままで掲載します) 「ママ、かわいいから」 むかし むかし あるところに、 とても なかのよい おやこが いました。 ママと ゆかちゃんです。 ママは ゆかちゃんのことが だいすきです。 ゆかちゃんも ママのことが だいすきです。 でも あるひ、ゆかちゃんは とても おもいびょうきに なって、7さいで しんで しまいました。 ママは とっても とっても かなしくて、まいにち まいにち ないていました。 「ゆかちゃんに あいたいよ。 ゆかちゃん、どうしているのかなぁ・・・」 あるあさ、めをさますと、ママは ふしぎなところに いました。 ふわふわの けむりのなかです。 でも、いつもの ふくをきて、いつもの サンダルを はいています。 「ここはどこなんでしょう・・・」 「あっ、ゆかちゃんが しゃがんで あそんでる」 しろい ふくを きた、7さいの ゆかちゃんが いました。 「ゆかちゃん、なに してるの?」 「ママ?」 ゆかちゃんも びっくり しています。 ママは ゆかちゃんを しっかりと だきしめました。あたたかくって・・・ 「ママ、あいにきたよ」 「ママに あいたかったよ」 「ママに だっこして ほしかったの」 「ゆかちゃんは さみしくないの?」 「ママに あいたかったよ」 「ゆかちゃん、ここに ひとりで いるの?」 「ううん、みんな いるよ」 ゆかちゃんは ママと てをつないで、どこかへ つれていって くれます。 「あっ、みんな います」 かよちゃんも、けんたくんも・・・ おなじ びょういんで、ゆかちゃんと おなじころに しんでいった こどもたちが、みんな います。 みんな、がっしょうだん みたいに ならんで、こっちを むいています。 「ゆかちゃんの ママだ!」 みんな、にこにこ わらっています。 ゆかちゃんは ママと てをつないで、みんなに しょうかいして くれています。 「ママが きてくれたんだよ」 ママは みんなに ききました。 「みんな、しんでしまって かなしくないの?」 みんな、ニコニコ わらっています。 ゆかちゃんと ママの うえには、おおきくて あかるい ひかりが みえます。 ママは ひかりに たずねました。 「ママは これから どうしたら いいのですか?」 ひかりが ママに こたえます。 「ママと おなじように こどもを なくした パパやママの こころを なぐさめて、げんきづけて あげてね」 「ママに そんなことが できるのかなぁ?」 「ママには できるから」 ひかりが おはなしを してくれました。 「ママは ゆかちゃんを なくして しまったけど、それでも ママの じんせいは すごく じゅんちょう なんだよ」 「ゆかちゃんが たった 7さいで しんで しまったことも、よていどおり なんだよ」 「ゆかちゃんは びょうきで はやく しぬことを しってて、うまれて きたんだよ」 「ゆかちゃんが じぶんで みじかい いのちを けいかく したんだよ」 「ゆかちゃんと ママは あいで むすばれて いるんだよ」 ママは ひかりに たずねました。 「ゆかちゃんは ママを うらんで いませんか?」 「ぜんぜん うらんでなんか いないよ」 「ゆかちゃんは いま、しあわせですか?」 「しあわせだよ」 ゆかちゃんは ぜんぜん さみしがって いません。 こどもたちも ぜんぜん さみしがって いません。 ママは ひかりに たずねました。 「このこどもたちは パパとママよりも さきに しんで しまったのに、さみしく ないのですか?」 「みんな いっしょ だから。パパとママより さきに しんで しまった こどもたちは、みんな いっしょに なるから、さみしく なんかないよ」 「みんな、うまれる まえから ともだち だったんだ」 「いっしょに みじかい いのちを けいかくした たましいたち なんだよ」 ゆかちゃんが ママに いいました。 「ゆかちゃんはね、ママとは こんど、はじめて いっしょに いきたんだよ。ママがね、おべんきょう するため なんだよ」 「ねぇ、ママが ゆかちゃんを えらんだの? それとも、ゆかちゃんが ママを えらんだの?」 「ゆかちゃんが ママを えらんだよ」 「ゆかちゃんは どうして ママを おかあさんに えらんで くれたの?」 「ママ、かわいいから」 ママは ひかりに たずねました。 「ゆかちゃんと また いっしょに くらせますか?」 すると、ひかりのなかに しろい ふくを きた ママと ゆかちゃんが みえました。 たましいの せかいで、つみきをして たのしそうに あそんでいます。 「はやく あいたい・・・はやく、また いっしょに あそびたい・・・」 「ひかりさん、ママは ゆかちゃんに はやく あいたいんです。ママも はやく しんでしまっても いいですか?」 「ママのようが すんだらね。ようが すまないうちは、しんではいけないよ」 「ママのようって なにですか?」 「ママとおなじように こどもを なくした パパやママを なぐさめて、げんきづけて あげてね」 ママは ひかりに たずねました。 「もしも、ゆかちゃんに はやく あいたいから、ママが じぶんで しんだら、どうなるのですか?」 すると、とても くらいところにいる ママが みえました。 ママは くらい くらいところで、うえを みています。 うえには たかい たかいところに ひかりが みえます。 ママは くらいところにいて、うえのほうの たかいところにある ひかりを みあげています。 そして、ゆかちゃんは どこにも いません。 ママの こころに ひかりのこえが きこえてきました。 「ママ、じぶんで しんでも、ゆかちゃんには あえないよ」 ママは ひかりに たずねました。 「それじゃぁ ママが このまま がんばれば、また かならず ゆかちゃんに あえるのですね」 「もちろんだよ」と、ひかりが こたえました。 ゆかちゃんも「ママ、がんばってね」って いっています。 ママは しっかりと ゆかちゃんを だきしめて いいました。 「また、あおうね!」 「まってるね!」って ゆかちゃんも いっています。 ママは そこにいる こどもたち みんなも いっしょに だきしめました。 「がんばってね! がんばってね!」 こどもたちが みんな くちぐちに いってくれました。 「みんな、ゆかちゃんを よろしくね・・・あっ みんな わらってる!」 「みんなが げんきで しあわせにしてる、っていうことを、みんなの パパとママにも つたえてあげるね」 ゆかちゃんと みんなが ひかりのなかで わらって、てをふって くれているのが ママには はっきりと みえました。 前世物語  死んだケリーは決心しました。 「身近な人を大切にしよう」  先生はケリーの魂を高みへと導きます。 「その場所から高く高く上がって行きます。その高い所からケリーの人生を一本の道のように見ます。そして何か気がつくことはありますか?」 「家族を大切にしなければいけませんでした。仕事よりも、みんなでいる暖かさを大事にしたらよかったなぁ。貧しくても、みんなといられる方が良かったです」 「だから、次はどうしようと思いましたか?」 「家族のために働いて、でも家族と一緒にいる時間もたくさん作ろう」  先生はもっと高みへと導きます。 「もっともっと高く高く上がります。その高い高い所からケリーの人生と、今のあなたの人生を平行に並べて見ます。二つの人生を見比べてみて、何か気がつくことはありますか?」 「ケリーの人生と私の人生は全然違います。私は家族を大切にしていないし、家族を息苦しくさえ感じています。自分のために生きていて、家族のために生きようとは思ったことがありません」 「ケリーの人生で、今のあなたのお父さんは出てきましたか?」 「・・・城主かな・・・」  先生は更に高みへと導きます。 「その場所から上を見ると、どうなっていますか?」 「空がつながっています」 「その空をどんどん上がっていきます。その空の上はどうなっていますか?」 「雲があります・・・」 「その雲を突き抜けて行くと、どうなっていますか?」 「誰か・・・ニコニコしているおじいさんがいます」 「そのおじいさんに聞いてください。私は今回の人生で何を学ぶのですか?」 「家族だけじゃなくって、みんなに優しくしなさい。分け隔てなく、みんなに愛情を持つことです。人を恨んではいけないよ」 「今回の私の左利きの意味は何ですか?」 「人の弱味や痛みがわかるように。人の不自由さがわかるように」 「人間は何のために生きているのですか?」 「人と仲良くして繁栄していくためです」 「私のあがり性の意味は何ですか?」 「恥ずかしいという思いを知ることも大切なのです」 「どうしたら治りますか?」 「心を素直にしていれば治ります」 「もう少し具体的に教えてください」 「こだわりを捨てて、すべてを受け入れて、心を開いて素直になるのです」  先生はお父さんについて尋ねました。 「お父さんとの関係は何ですか? お父さんから何を学ぶのですか?」 「憎しみを溶かす方法です。憎しみを許す方法を見つけるのです」 「それは自分で見つけられるのですか?」 「いつかきっと自分で見つけます」 「どうやったら見つけられるのですか?」 「素直になって、すべてを認めることです」

おはようさん 2014.11.26.

今日の最幸!は、水浸しだったレセコンにつないであったバックアップ用SDカードが生きていたことです。 \(^^@)/\(^^@)/\(^o^)/ 事務さんたちは昨日から手書きレセを書き始めてくれていましたが、夕方、この知らせを聞いて大喜びでした。 器械屋さんも早急にレセコンの代替機を持ってきてくれるそうです。 これで11月分のレセ提出が予定通りにできます。 もちろん私も\(^o^)/です。 何気ないSDカードの置き場所が生死を分けたのですね。 医院の壁一枚外は二階が崩れ落ちるほどの丸焼けだったのに、医院は火傷なしの消防水害だけ(医院の二階屋根は丸焼けやけどね) おかげで水濡れはしてるけど、重要書類は全部見つかったし、 今日のレセ無事も重なって、やはり診療室にはってある祇園祭 霰天神山さんのお札「火乃要慎」が効いたのですね。 神さまの力 すごいでしょう・・・信じるものは救われるんだねっ(*^^)v 今日は診察室から持ち出すもの(主に本)を荷詰めしました。 グジャグジャになった大切な本もありましたが、ほとんど軽い水濡れだったので助かりました。 夕方からの雨予報に間に合うように、急いで荷詰めして、レジャーシートで覆って・・・雨は降ってきましたが、それほど雨漏りしていませんでした。 これもラッキーですね。感謝&感謝。 もちろん宇宙はバランスだから、今日も嫌なこともそれなりにありましたが、まぁ、ほっときましょう。 神さまの力はすごいんやから、そのうち罰が・・・なんて思ったらいけませんよ。 罰って神さまのロケットみたいなものです。 ロケットはなぜ打ち上がっていくのでしょう? それは地面があるから。 作用&反作用の法則で、地面がなければロケットのジェットは空回り・・・ 神さまの罰があたるとき、地面は何? 誰? それは罰があたれ!って念じた人ですよ。 念じた人には罰はあたらないけど、罰ロケットのジェットで大火傷しちゃいます。 罰ロケットの火力はすごいですからね。 怒りや憎しみや恨みや嫉みなんかがトッピングされていると、ウルトラスーパー超絶ハイオクのジェット噴出を浴びちゃうから、もう大変です。 だからね、罰があたれ!なんて思うのは損ですよ。 そう、 罰を念じるパワーがもったいないですからね。 そのエネルギーで神さまへの感謝(神恩感謝やね)と願望実現を願った方が神さまも願主もみんなニコニコです。 嫌なことはほっときましょう。 うれしかったこと、最幸だったことはみんなにシェアーしましょう。 これを日々、続けていると、本当の幸せが見えてきますよ。 前世物語 美子レポート    父親嫌い  昔々、ギリシャのロザンヌに鹿狩りの名人がいました。青い目をしたケリーです。立派な鹿がいつもの獲物です。村の人々からとても尊敬されていました。  ケリーをほのぼのとした暖かい家族が待っていました。長い金髪の妻と青い目の男の子です。  妻のローザとはとても年が離れていました。若い妻はケリーとよくケンカをします。泣きながらケリーの胸をドンドン叩くのです。 「仕事ばかりで、こっちを向いてくれないじゃないの」  ケリーは思いました。 「小娘のくせに何がわかるんだ。仕事が出来ないと家族を養えないじゃないか」  時にはローザを殴りました。 「小娘のくせに・・・」  ケリーは自分の気持ちがうまく伝わらなくってイライラしています。気晴らしによく森へ出かけました。夜遅く帰ってみると、ローザも子供も静かに眠っていました。  ある日のことです。大きな獲物を持って帰ってくると、ローザも子供も見当たりません。そして大勢の兵士が家にのり込んできました。ケリーは捕まりました。友人の奥さんを殺した罪です。しかしケリーには心当たりがありません。 「あいつは狩りが下手だから、俺に嫉妬して逆恨みしやがったんだ」   ケリーは村の城主からも憎まれていました。 「ケリーは腕が良いことを鼻にかけて、村人たちをそそのかしている。危険なヤツだ」  長い時間が過ぎました。ケリーは無罪放免されました。彼は家族を求めて村々をさまよいます。ある村の市場で家族のうわさを聞きました。ケリーは深い森へと向かいました。  ある月の夜、森の木陰の白い台の上に横たわっているローザを見つけました。金髪が月の光で輝いています。でも、ローザは死んでいました。ケリーは考えました。 「あいつらに殺されたんだ」  青い目の男の子が木の陰に隠れていました。とても悲しそうですが何もしゃべりません。ケリーは決心しました。 「あいつらに復讐してやる」  ケリーの顔がだんだん険しくなっていきました。もう誰ともつきあいません。ただ、恨みをはらすことばかりを考えています。彼は次第に家に閉じこもるようになりました。子供はほったらかしにして、毎晩、刃物を研いでいます。  ある日、ケリーは城主たちを殺そうとしました。しかし彼は捕まってしまいました。深い恨みだけが残りました。  ケリーは裁判官に悔しさと悲しみを訴えます。 「俺は間違っていない。俺が陥れられたんだ」  その後、ケリーは砂漠で磔にされました。 「これでローザの所へ行けるんだ。もっと妻を大事にしておけばよかったなぁ。でも、この騙された悔しさは忘れられない」  ケリーは木の十字架にかけられ、腕をロープで縛られました。 「これでよかったんだ。妻のもとへ行ける・・・」  雨ざらし風ざらしの末の三日目に、ケリーは死にました。

2014年11月25日火曜日

おはようさん 2014.11.25.

今日は最後の在宅往診でした。 どの患者さんもびっくり仰天で・・・何より来週からお薬はどうしたらいいの? できるだけのことはしてきましたが、良心的な往診ドクターが見つかりますように、と祈るしかありません。(さまざまな規則や規制で、こちらからはほとんど動けないのです) 午前診と夕診の時間に来られた患者さんたち ひとりひとりに「もう処方ができないこと」を説明しても、なかなか納得していただけずで・・・今日はとっても疲れました。 そんな大変な一日も終わろうとしていた頃・・・!!! やってきましたよ、「神の誘い」が(;^^)ヘ.. 思えば20年前・・・何もなかった病院にひとりで脳外科を立ち上げて、地域一番にまで押し上げましたが、春夏秋冬、やがて院長や事務長との軋轢が増してしまって、とうとうクビに・・・失意の中、左遷病院で凹んでいたら、この「神の誘い」がやってきたのです。 それは「先生がいなくなって、たくさんの患者さんたちが困っているから、うちの薬局のとなりで開業してくれませんか?」という誘いでした。 この時は、夢も希望もなかった・・・ただ、これからどうやって家族の生活を支えていこうかしら・・・だけでした。 もちろん脳外科医だったから一生、勤務医で過ごすつもりでした。 だから開業資金なんてないし、ノウハウも全くなしでした。 それでもこの「神の誘い」に乗ると決めてから、あれよあれよと資金面や許認可などの難題もクリアーできてしまって、「気がつけば開業していた」のでした。 そして今日も同じ「神の誘い」がやってきました。 うちに家族で通院されていた地主患者さんがやってきて「今、近所にアパートを建てているので、そのテナントにぜひ入ってください」という美味しいお話です。 ねっ そっくりでしょう! あまりにお誘いが似ているので、その同じ手にびっくり仰天して言葉も出なかったくらいです。 もし夢と希望がないまま火事にあっていたら、この「神の誘い」に乗っていたでしょう。 「ほら! また神さまに助けられた!」ってネ。 この誘いに大喜びなのはスタッフたちです。 そう、20年前は家族のため、今回はスタッフのため・・・そんなのお断りです! 20年前は神の姿にしか見えませんでした。 今は神の姿をした闇の誘いだということが見えています。 それは、やりたいこと、こころが笑顔でがんばれる夢と希望を持っているから見えているのです。 20年前の神の誘いは悪魔の誘いではありません。 ただ、光さんからちょっと距離があったから、その分、陰=闇も含んでいただけです。 だって、20年前の誘いに乗ったからこそ、光の前世療法と出会い、たくさんの仲間たちができたのですから。 そして20年後の今、光さんに近づけているので、陰=闇も少なくなっています。 光さんはどうしても私にお寺 de ホスピスをさせたがっているように思います。 これは天命 そして大いなる光の流れがしっかりと背中を押してくれています。 だから、この道を進みます。 20年前と同じ誘いに乗っても、それなりの人生を歩めるでしょう。 楽ちんかな? 幸せかも? でも覇気はないやろうなぁ。 光の前世療法で、ひとつの人生を終えて、天上からその人生を振り返りながら、その人生の大節目から伸びる別の人生を見た時に・・・あぁぁ・・・とため息を漏らす人が多いのですが、光のガイドである私は、そんなため息をつきたくはないのです。 人生の大節目では、運命に押し流されるままに・自分を抑えて我慢して生きるよりも、チャレンジする・自分の本当の気持ちを大切にして生きる方が、死を迎えた日に、より笑顔で満足して死ねるようです。 だから・・・今回は「神の誘い」には乗らず、「光の視線」を見失わないように一歩一歩進んでいきたいと思っています。 さぁ、どうなるかな? 自分でもワクワク&ドキドキです。 前世物語  私は腕組みをしながら続けました。先生はいつものようにニコニコ顔で聞いてくれています。 「自分の心の鏡に相手の姿がちゃんと映し出されているかどうか、でしょう? 鏡が曇っていると相手の姿がよく見えなくって、怖い魔物か怪物のように思っちゃうんです。だから防御反応をしてしまいます。これが心がネガティブに反応してしまうレンジなのです。  人間だから、肉体を持っているから防御反応は仕方ないのですよ。石につまずいて倒れかかったら手を出しちゃうのと同じなんです。心だって一緒。危ない時にはサッと守りに入っちゃうんです。だから心の防御反応を切るのは無理なんです。  では、どうしたらいいのか? 心の鏡を磨けばいいのでしょう。磨いて磨いて磨き上げるのですよ。曇りがなくなれば相手の本当の姿が見えてきます。相手の心の曇りまで見えてくるのですね。相手の心の曇りを磨いてあげたくなりますよね、そんな気持ちが愛なのでしょうか。もういくら恨まれても何をされても、それは相手の鏡の汚れでしかないのですから、自分がどんなに汚れようともゴシゴシ磨き上げちゃいますよね。雑巾と一緒かな、汚れる程うれしくなっちゃう・・・そんな心の底から湧いてくる喜びに満たされながら右の頬を向けるんですよ。それに・・・」  私の心の中にどんどんと言葉が湧き出してきました。 「相手がそこまで見えるようになった人は、もう心が防御反応を起こすことなんてないでしょう。つまり、どんな人でも受け入れられるようになるのです。『逃げないこと』の卒業ですね。この中には『許し』も『愛』もちゃんと含まれていますよね・・・でもね、そんなレベルってイエス様とかお釈迦様の世界じゃないのかな? とてもじゃないけど私には『逃げないこと』を卒業なんか出来ないわ。うん、何だか落ち込んできちゃうな・・・」  そう言いながら、私は先生にバトンタッチしました。 「何も最高峰を極めなくてもいいんじゃないのかな。心の鏡が曇っていることに気づいて、それを磨くことを学んだら、ほとんどの人はそれでオーケーだと思うよ。磨きのプロのようにならなくてもいいんだよ。ただ、どこを磨くか、どんなふうに磨くか、ということを覚えればきっと合格なんだ。磨きのア マチュアでいいんだよ。だから、この症例では父を見つめている今の自分の心の曇りに気づいて、それを磨くことを学べばいいんだね。心を磨いて、『憎しみを持たないこと』が大切なんだ。そしてそれは、『時間はかかるけど、いつかはきっと、大丈夫』なんだよ」  このように私たちは、人から責められる、憎まれる人生でのスピリチュアルな学びとして、逃げないで自分の心の曇りを磨きなさい、というメッセージに辿り着きました。

おはようさん 2014.11.24.

奥山医院へご通院の患者さまへ 医療法人 愛香会 奥山医院 奥山輝実           H26年11月19日夕刻に当院近隣からの火災により、当院も類焼・消防放水により全壊状況となりました。このため11月20日より診療不能に陥っております。  医療法等に抵触するため、医院外での診療治療、および 処方せんの発行はできません。  今後長期間、診療はできませんし、今後の医院再建に関しては、非常に困難な状況にあり、患者さま各位には他院への転院をお薦めしております。  紹介状は随時、書かせていただいておりますので、ご希望の方はスタッフまでお申し出ください。  突然で申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。  最後に、18年間もの長きに渡って、医院を支えてくださいました患者さま各位に、こころから御礼申し上げますとともに、みなさまのご健康と長寿をこころからお祈り申し上げます。 光の前世療法の個人ワークは、すべてのご予約にキャンセルのご連絡をさせていただきました。こちらはできるだけ早急に再開できるようにしたいと思っています。 グループワークは、予定通りに開催させていただきます。 尚、医院の電話は火事で通じませんし、私の携帯は事後処理優先にしておりますので、しばらくはお電話でのお問い合わせに応じることはできません。 個人ワークを急いで受けたい方は、FBの友だち申請をしていただければ、どなたでもOKすることにしておりますので、FBつながりした上でお問い合わせいただければ幸いです。 また、これまでの個人ワークの全記録(カルテ&録音)は水濡れしていますが、こちらの手元に確保しております。今後は移転先が決まるまで倉庫で保管することになります。つきましては、個人ワークのレポートは当分の間、不可能となります。 舌癒着症の術前診察&術後フォローは、自由診療といえども医療行為に当たるため、お受けすることができません。術後の創癒着により舌癒着症症状が再発する赤ちゃんが急増するだろうことに胸が痛みますが、いかんともしがたい状況にてご容赦ください。 漢方薬を湯液で処方していた患者さまは、お近くの院外処方の内科で「人柄のよい先生」に頼めば、そのまま処方してくださると思います。ただし、証の変化に合わせての処方変更は漢方専門医じゃなければ難しいと思います。彩雲堂で湯液漢方を処方されていた患者さまは、彩雲堂の薬剤師さんにご相談いただければ、信頼できる漢方医を紹介していただけると思います。 心療内科の患者さまは、現在の処方で症状が安定していれば、そのままお近くの院外処方の内科医院でも処方してくれるかもしれません。 まだ症状の安定していない患者さまは、申し訳ございませんが、新たな心療内科へ転医していただくことになります。当院からご紹介できる心療内科・精神科は大日の京阪病院のみになります。 鍼灸治療の継続をご希望の患者さまは、師匠の藤本蓮風先生ならびに北辰会の先生方をご紹介することになります。ただ、保険治療はできませんし、刺絡治療もあまり積極的にはされていませんので、その点をお含み置きください。 在宅往診も新たな訪問医を探していただくことになります。この春の訪問診療費の大幅引き下げで、よろず診療の訪問医がなかなか見つからないのは承知しておりますが、よろしくお願いいたします。 外来リハビリをしてくれる医院がほとんどなくなってしまっていますので、当院へリハビリ通院されていた患者さまに新たな転院先をご紹介することができません。ヒアルロン酸の関節注射は整形外科へ、電気治療は整骨院へ、ということになります。 ・・・こうやって書き連ねていると、まるで「遺書」のようですが、よろず診療を続けてきて、みなさんのお役に立てていたんだなぁ、と思います。 でも、この10年、お国はこんなよろず診療に対して実質 年10%以上の減収を科してきたわけで医院経営も限界を超えていました。 また、都会の患者さんたちにどんどん専門医志向が強まり、「よろず診療」は見向 きもされなくなってきていました。 それでもね、こんな「よろず診療」をこころから喜んでくれる人たちがきっとどこかで待っていてくれると思います。 よろず診療が死んだわけではありません。 さなぎとなって脱皮して、いよいよ大空へ羽ばたいていく時が来た!と思っています。 きっと「よろず診療」の羽がキラキラとまぶしく輝いてくれると信じています。 この想いが明日、スタッフにも伝われば最幸なんだけど・・・むつかしいだろうなぁ・・・ それでも明日もがんばるのです! (*^^)v 前世物語 この症例は、逆に「父から憎まれている」という方のワークでした。「過去生での裏切りを現世に持ち越しています」と言うのは簡単ですが、それではこの患者さんの心を本当に癒すことは出来ません。 「前世の裏切りの罪を現世で償いなさい。償うためには・・・」という論法が巷には数多く見受けられます。しかし、このワークの光との対話から見てみると、例え多額のお布施をしたとしても、それだけで罪を償ったことにはならないようです。  この裏切りの罪を背負って生まれてきた方の人生の目的は、「嫌な人からも逃げないこと」でした。そして罪の償いとは、「彼を責めないことです。彼を憎んではいけません」と光は言いました。どんなに汗水垂らして働いて貯めたお金で世のために施しをしたとしても、心の中のどこかで相手を責めたり憎んだりしていては、「裏切りの学び」を卒業することは出来ないのです。裏切りを償うために善行を積むことが、自分の心の中にある「相手を責め返す、憎み返す」想いを覆い隠すための業になってしまってはいけないのです。  人間の心は弱いものですから、人から責められたり憎まれたりすれば、すぐに相手を責めたり憎んだりしてしまいます。そうしなければストレスが溜まって心のバランスが取れなくなるからです。これはとてもフィジカルな反応だと言えます。  人生の目的に「逃げないこと」を選んでしまうと、この心の防御反応を解除してしまわなければなりません。相手から責められたり憎まれたりしても、それから目をそらさずに受け止めて、そして相手にそれを・・・返してはならないのです。 「まるで左の頬を打たれたら・・・の世界だね。右の頬を向けるのは簡単だよ。でもその時、心の中に憎しみはないのだろうか・・・このハードルがとても高いんだよ。どんな気持ちでいたらいいのだろうね」 「やはり愛なのでしょうね。そう、例えば小さな子供から罵声を浴びせられたり悪戯されたりしても、本気で怒ったりしないでしょう? 赤ちゃんを抱いていて顔をパチパチ叩かれたって怒らないで喜んじゃいますものね。それに運動部で先生や先輩から鬼のような顔をしてしごかれた後なんかも別に怒ったりしてないわね・・・うん、すごい爽快感があるわ、そういう時って。つまり、相手からネガティブな何かをされて、こちらの心もネガティブに反応してしまうのには、ある範疇レンジがあるのよ。ちょっと待ってよ、私が言うからね」

2014年11月23日日曜日

おはようさん 2014.11.23.

11月19日の医院類焼による診療施設全壊に伴い、医院のすべての診療は休止しております。 当局よりの指導もあり、医院外での お薬の処方も禁止されています。 つきましては、25日以降は他病医院への紹介状は書かせていただきますが、お薬の処方はできません。 悪しからずご了承願います。 今日は亡き母の四十九日と父の一周忌法要をしました。 御霊に敬意を表して着物に袴姿で・・・やってきたお坊さんよりもお坊さんらしかったかも(;^^)ヘ.. 読経が進むにつれて、確かに仏壇をたなびく氣が暖かく&緩やかになるのがわかりました。 うん、読経って一種の波動療法でもあるんだね。 死人の魂がたどっていった時空間のちょっとした凹み(足跡みたいなもの)を、まるで砂丘に吹く風が旅人の足跡を消し去っていって、美しい風紋で覆ってくれるように、時空間をきれいにならしていってくれる作用が読経にはあるようです。 だから何宗のどのお経か?なんていうのは関係なくって、読経するお坊さんのスピリチュアルなパワー・精神性の純粋さが善き波動を生み出してくれるのです。 そういえば、亡くなった人との対話で「どうしたらあなたを感じることができますか? あなたがそばにいるサインを教えてください」に対して、「ろうそくの炎を揺らすよ」「祈ってくれているお前に風をおくるよ」なんていう答えもありましたね。 今という時空間はひとつだけではなく、バームクーヘンのようにいくつもの亜空間が積み重なってできています。 亜空間だから、向こうにいる人が氣を込めてフッーと息を吐けば、こちらのろうそくがユラユラとする風に簡単になります。 バームクーヘンのひとつの層である時空間はメビウスの輪になっています。 メビウスの輪だから、過去は未来で、未来は過去です。 つまり・・・過去・今・未来は一列にならんでいるのではなく、過去と今と 未来はバラバラの順番になっているわけです(順番というものがあったとしたら・・・の話ですが) その層が集まって、ひとつの「今」になっているわけです。 つまりのつまり・・・ものすごい数の過去と今と未来が「今」に関わり、「今」を支え、「今」を育んでくれているわけですね。 各宗教・宗派の教祖さんたちは、読経や念仏を唱えることで、こころの中に異次元からの善き風を起こして、人々の葛藤や苦悶を少しでも払いのけようとしたのでしょう。 今はどうかな?・・・善き風はまだ吹いているのかしら 風がやむと、こころは干からびちゃいます。 う~ん、こころが干からびちゃった・こころ砂漠な人が急増しているように感じます。 悲しいな 悲しいなぁ でも、きっと大丈夫! だってみんな生きてるんだもん さぁ、明日もしっかりとがんばりましょう! 前世物語  先生は光に尋ねました。 「私はどんな仕事をしたらいいのでしょうか?」 「いろいろな人に出会って、もっと自分を知るようにしなさい」 「私の夢は叶いますか?」  光が答えました。 「努力すれば叶います」 「人間には、叶う夢と叶わない夢があるのですか?」 「自分が本当に幸せになる夢なら叶います。自分の欲だけの夢は叶いません」 「夢をかなえるためには何が必要ですか?」 「勉強すること。そしてチャンスを待つことです」 「そのチャンスが来たということは、どうしたらわかりますか?」 「冷静に判断すればわかります」  先生は光へお願いしました。 「今回の人生の目的をクリアーできて夢が叶った、そんな未来の私の姿をちょっと見せてください」 「三十五歳になって家で料理を作っています。結婚して子供もいます。とても安らいでいます」 「その彼女に聞いてください。今の私に何かアドバイスをください」  未来の彼女が答えました。 「絶対あきらめないことです」 「あなたはあきらめなかったの?」 「一度あきらめたけど、またがんばったよ」  先生は光に尋ねました。 「人間は何のために生きているのですか?」 「全てを知るためです」 「全てを知ったら、最後はどうなるのですか?」 「みんなと一緒になります」 「父に憎しみを持たれているのが辛いけれど、どうにかなりませんか?」  光が答えました。 「あなたが憎しみを持たないことです」 「私が恨まなくなったら、父からも恨まれなくなりますか?」 「時間はかかるけど、いつかはきっと、大丈夫です」