2014年12月31日水曜日

おはようさん 2014.12.30.

2014年も明日で終わりですね。 今年を振り返ってみて・・・自分の十大ニュースは何かな? 思いつくままに・・・まずはやっぱりこれでしょうね。 ・医院が類焼で全壊! ・肝癌で闘病中の母が死去。 ・8年間乗ったワーゲン君も瀕死に。 普通の方でしたら大殺界で寝込んじゃうかもネ。 ひとつひとつの事象は確かに現実に起こったことです。 それは将棋に例えるなら、飛車を取られ、角を取られ、金を取られ・・・そこだかしか見えていないと、アカン もう負けやぁぁ・・・になってしまいます。 でも、3つ取られている間に、こちらも3手指しているはずです。 こっちには岡目八目で神さまが応援してくれている!という実感がありますから、次の一手で勝負を決めてしまえばいいのです。 将棋盤全体を 見る目を持っているかどうか・・・そして、その将棋盤の上にどんな運気が流れているのかを読み切った方が勝つのです。 今年のベスト3ニュースはどれも「新しい出発」を意味しています。 すべてを失ったということは、とっても自由だ!ということです。 預金もないけど借金もない・・・ネガティヴにとれば、そんなんでこれからどうすんねん?で鬱になりますが、ポジティヴにとれば、借金がなくなってよかったね! 一からやりなおせば、なんとかなるさ! 今までやってきたんだから、大丈夫だ!って元気が湧いてきます。 ・芦屋での「光の前世療法」グループワークが始まったこと。 ・出雲 鰐淵寺でホスピス診療をしたい!という夢に向かっての一歩を踏み出せたこと。 ・鍼治療の中で刺絡を始めたこと。 ・火事によって、善き人たちと悪しき人たちがはっきり見えて、見事に悪縁切りできたこと。 これらも新しい旅立ちには、必要不可欠な禊だったんだな、と思います。 特に悪縁切りはなかなかできるものではありませんから、とてもよかったと思っています。 う~ん、今年も色っぽい話題はなかったですねぇ(;^^)ヘ.. ・HONDA VT1300CX「まほちゃん」が五月に来ました! さっそく出雲ツーリングしましたネ。たのしかったです。 これは去年亡くなった父の遺産分配分で買いました。これが今だったら、生活費に充てるために買えなかったバイクです。この見事な流れから、神さまの「楽しみやぁ!」っていう笑い声が聞こえてきます。だから・・・これでいいのだぁ ・民博(国立民族博物館)LOVEになったこと。 ずっと気になっていた民博に行って、その魅力にメロメロになりました。それ以来、ローライフレックスにTMAX400を入れて、ISO1600や3200の増感で思うがままに写真を撮りました。 そう、民博のお宝を撮るために、テレローライまで買ってしまった(ローンで(^^ゞ)のでした。 その撮影したフィルムたちも医院の火事で・・・水没・・・持ち出しましたが、まだ開けてみる勇気はありません。。。 来年になったら、また民博に行ってみようかな。 ・十大ニュースのおおとりは・・・ 今年はすべてを失って、わずかに手元に残ったのは、善き人たちとの繋がりだけなんだけど、なんだかホッとして新しい年を迎えられます。 そして、一年後、どうなっているのか?なんてさっぱりわかりませんが、来年の大晦日は今よりもものすごく笑顔で幸せで愛に充ちているような予感がします。 だから、最後のニュースは「来年はものすごく笑顔で幸せで愛に充ちてる予感!」にしましょう。 念ずれば、花ひらく ですネ。 前世物語 「七十三歳で死ぬところです。家のベッドの上にいます。老衰で死ぬようです。心にも身体にも苦しみはありません」 「死ぬ間際に何を考えていますか?」 「深い感謝に満たされています」 「何に感謝しているのですか?」  彼女は女神の微笑みのまま答えました。 「家族やまわりの人たち全てに感謝しています。そして神様に感謝しています」 「死ぬ間際に自分の人生を振り返ってみて、どう思っていますか?」 「誇りに思っています」 「それはどんな誇りですか?」 「決して平坦な道ではありませんでした。でも全力で頑張ってきました。愛する人に囲まれていました。 そして自分の愛も惜しみなく誰にでも差し出せました。今、私は誇りに満ちています」 「あなたは自分を愛していますか?」 「愛しています」 「その実感について、どう思っていますか?」 「自信に満ちています。・・・やらねばならない時にがんばって後は待つ、ということが出来ました」 「その自信を心の中で感じてみてください。あなたの身体のどこに感じますか?」 「胸の真ん中です」 「その自信はどんな形をしていますか?」 「丸く光っています。胸いっぱいの大きさです。触れると暖かい・・・。重くはないけれど、どっしりして揺るがない感じです」 「その光をしっかり胸にイメージして、その自信の光をそのまま、今この時へと持って帰りましょう。今、ここにいる彼女に分けてあげてくれますか?」 「はい、いいですよ」 「その自信が光となって、今のあなたの中に入って来ます。それをしっかりと持って帰りますよ」 「はい、大丈夫です」  彼女のオレンジ色が真夏の太陽のように眩しく輝きました。先生はアーサーのところへ戻しました。 「では死ぬ場面に戻りましょう。あなたを看取ってくれている人は誰かいますか?」 「兄と先輩と家族が来てくれています」 「みんなにどう思っていますか?」 「何とも言えない気持ちです」  老学者は至福感に満たされていました。先生が死を呼びました。 「あなたが死ぬ場面を通り越して、あなたの魂が身体を離れて宙に浮いたら教えてください」 「はい」  老学者の魂が静かに答えました。 「宙に浮いた時、何か決心したことはありますか?」 「妻や子供たちのことが少し気になっています。愛おしくて泣いています。でも、ここからいつも見守っています。いつでも会えることがわかりました。そう思うと嬉しさが込み上げてきました。私はいつまでも妻と子供たちのそばにいるのです」  先生はアーサーの魂を高みへと導きました。