2014年12月20日土曜日

おはようさん 2014.12.20.

今日は医院のスタッフたちと会うのも最後です。 火事後の1ヶ月分のお給料と退職金を背中に背負って、おけいはんの電車通勤しました。 医院の銀行口座をスッカラカンにして&(本当は手を付けてはいけない)大家からやっと返ってきた預け保証金&火事のお見舞いから何とかひねり出してきた(今の私にとっては)大金が背中にあります。 電車を待ってると、背中をトントンとノックされた気がして・・・ お金さんが話しかけてきてくれました。 あんたね、今日、これからね、「お金って怖いなぁ」って思うよ。 え? 何が起こるの? まぁ、それはそれやからええがな。それよりもな、わてら、お金に罪はないんやで! え? うん、それは分かっとるわ。お金は鏡 閻魔大王さまの鏡みたいなもんでしょう。その鏡の前に立つと、心根が丸見えになっちゃうんでしょう・・・あな恐ろしや・・・ わてら、お金やってな、本当は心根の美しい人が好きやねん。 うまく使って欲しいんやわ 本当はな。 わてらが働いて、みんなが笑顔になってくれたら、うれしいんやわ。 ありがとう ありがとうって声がどんどん大きくなっていくように使って欲しいんやわ。 サッカーのパスみたいにどんどん回して欲しいんやわ。わてら、働けば働くほど元気になるさかいな。 あんたにこれ、教えたるわ。 わてら お金に好かれる人間と嫌われる人間っておるんじゃよ。 この世では、わてら お金に好かれてるからって大金持ちってわけじゃないけどな、 わてらに嫌われてるけど大金持ちな人間もいるけれどな、 これだけは言えるんや わてら お金に好かれてる人間は自分はなんて幸せやと思ってるし、 お金に嫌われてる人間は自分はとても不幸やと思ってはるんやな。面白いやろう。 わてら お金に好かれてる人間は幸せやからニコニコしてはるんや。自分にもみんなにも優しいしな。 そやから、わてら お金に好かれてる人間のところに行くと、ホッとできるんや。 リフレッシュちゅうのかな、わてら お金が元気になって輝くんやで。 するとな、幸運の女神や天職の女神も集まってくるんやな。 わてら お金に嫌われてる人間は、わてらを追いかけてきたり、追い詰めたりするんや。嫌なストーカーや。 わてら お金を拉致するのが趣味な人間もおるやろう。大嫌いや・・・けどしゃぁないからつきあったってるけどな。 わてら お金に嫌われてる人間は自分はなんて不幸なんやって思ってはるからな、笑顔も愛も感謝もあらへんねん。 自分が 自分が 自分が やと、 まわりは見えへんわな。そやからまっ暗な中を歩いてるみたいに、いっつもガンガンと身体とこころのどこかをぶつけて、痛くて怒ってるんや。 怒るとな、死神や貧乏神やいろんな病気が集まってくるからな、ますます不幸になっていくわけや。 あんたも見てきたやろう・・・ようわかったと思うわ。 そろそろ電車が来るからな、今日の気づきはここまでやな。 これ  今夜のブログのネタにしいなっ。。。 なるほどなぁ と思いながら、今日一日を過ごしました。 やっぱり なるほどなぁ でした(;^^)ヘ.. 今日の神託 お金に好かれる人と嫌われる人 好かれるから大金持ちってわけじゃないけど、 嫌われてるけど大金持ちな人もいるけれど、 お金に好かれる人は自分はなんて幸せだ思ってるし、 お金に嫌われてる人は自分はとても不幸だと思ってる。 前世物語 「明日もよろしくお願いします」  彼女が手を振りながら帰っていきます。私も手を振りながら見送りました。部屋に戻ると先生は冷めたハーブティーで一息いれていました。 「先生、ご苦労様でした。熱いお茶、入れましょうか?」 「ありがとう、美子さんの入れてくれたお茶は最高だものね」  こんな安っぽいお世辞を言う時の先生は、まだ右脳しか働いていません。私が先生御用達のお茶を入れている間、いつも先生は気持ちよさそうに船を漕いでいます。熱いお茶がちょっぴり冷めるまでの一時、私が微笑みながら先生を見つめていることはまだ知られていません、きっと。 「はい、先生、アールグレイ・ホットです」  先生はハッとして私を見つめました。そしてベルガモットの香りをいっぱい吸い込んでから美味しそうにお茶を飲みました。 「ありがとう。美子さんのアールグレイはいつも最高だよ。こんどピカード君が来たら、ご馳走してあげたいね」 先生の左脳が機能し始めました。 「先生、ちょっとマッサージしてあげましょうか?」  この一言で先生が今、この時にドスンと着地することを私はよく知っています。有無を言わさずに私は先生の背中に回り込んで肩を揉み始めました。 「先生、さっきのダークサイドのお話、面白かったわ。今日みたいに自分を愛するには、自分を許すには、を突き詰めると結局あそこに行き着くみたいだけど、今日のはいつもより良くわかったわ。二元性ですよね。光があれば必ず闇がある、あれでしょう。善と悪、陰と陽、女と男、プラスとマイナス、賛成と反対・・・突き詰めれば必ず二元性になっちゃうものね、この世界は」  私が肩のツボをグイッと押すと先生は大きく頷きました。 「どこかの神話では、昔は一元性の世界だったんでしょう。そこは争いや憎しみ、嫉妬などがない、全てが満たされたパラダイスだったんですね。そう、まるで天国ですものね。全てが調和している平和な世界。その天国が成熟しきった頃、この世界は次のステップに移行したんでしょう。誰かしら、そんなことしたの、ね? きっと神さまだろう、でしょう?」  私はコックリしている先生の分まで答えました。 「善悪、男女、陰陽が拡がった世界は、今この時へとまっしぐら、でした。二元性に初めて触れた人たちの驚きと戸惑いがきっとアダムとイブの楽園の追放や神々の黄昏として語り継がれてきたんでしょう。やっぱり戻りたいですものね、天国へ。でも、もう私たちは戻れないんですよね、元には。だって今でも自然の植物の世界、動物の世界は一元性の世界だと言えますもの。大きく見れば、地球そのものが一元性ですよね、人間以外は。人間が見ると二元性に思うことでも、ガイアからすれば昔と変わらない一元性そのままだとも言えることばかりですもの。その二元性の人間世界が一元性のガイア世界をどんどん侵食していますよね。なんだかもうあまり時間がないみたいだ、と感じ始めている人たちが増えてきました。二元性を知り尽くした私たちが新しいステップアップに移行できるかどうかの瀬戸際だ、と言う人たちもいます。確かにそうです、私でさえ何となく新しい時代の足音が聞こえるような気がしますから。先生なんか、もうはっきりと見えてるんじゃないですか?」  私は先生の肩をポンポン叩きながら話し続けました。