2014年12月30日火曜日

おはようさん 2014.12.29.

年末29日はいつもなら医院の診療最終日でした。 午前診が終われば、みんなで大掃除して・・・なんだか懐かしい思い出になってしまいました。 そして私は恒例の THE ALFEE 大阪城ホールFINALのお楽しみが! もう10年になるかな? アルフィーの熱いファンとは言えない私 知ってるのは有名な曲だけな私 それでも10年続いたのはなぜかな?ってロックのリズムに拳を振り上げながら考えてみました。 アルフィーの三人はそれぞれが個性的です。 ミスチルでない方のベースの桜井さん ギターで何でも弾きこなしちゃう坂崎さん キラキラ・ビジュアル萌え萌えなタカミーさん 三人のハーモニーが絶妙で、メリハリがついていて、知らない曲でもすぐにノッてしまえちゃうので、コンサートの間、ずっと楽しいのです。 熱いファンのみなさん(ほとんど女性)の振付も楽しみのひとつです。 それぞれの曲のフレーズに合わせて振付が変わります。 知らない曲は、前列のプロさんのマネをしながら一緒に踊れます。 これはミスチルでもB'zでも味わえなかった一体感&高揚感ですね。 でも、それだけじゃないんだよなぁ・・・なんだろう? 彼らは今年60才  私と同世代です。 今日のMCでもナショナルキッドの話が出てましたが・・・知ってますよ 彼らの演奏する姿を見ていて、わかりました! 中学や高校の文化祭で三年の先輩バンドが熱演している舞台を感激&憧れながら見ている一年生 の立位置なのです。 彼らは、私のちょっとお兄さんたち。 そんなお兄さんたちがステージを駆け回り、四時間近くも演奏&歌い続ける姿に、勇気と元気をもらっていたのです。 そうなのです、アルフィーのコンサートの後はいつも元気になっています。 若い人たちから背中を押してもらっている感じではなく、 坂道のちょっと先、数メートル先を、汗をかきかき、でも楽しそうに登っている三人組がいるから、自分もがんばれるぞ!と元気になれるのです。 そうだ! はちきれて、好きなように生きても大丈夫だ!と勇気が出てきます。 日本中を回るツアーを春と秋 ほぼ一年中やっているトラベリングバンドのアルフィー 三人とも還暦60才だぜ! 見ろよ! ステージではじけてるぜ!  だったら私だって・・・別にロックンロールする必要はありません。 ただ、日常で「もう若くないから・・・」を言い訳にしてあきらめていた何かをやってみる勇気が「だったら私だって!」なのです。 生物学的年齢は見た目の姿に現れる、と最近では言われています。 はちきれている人 楽しそうな人  笑っている人 好きなことに熱中している人 そんな人たちは若いですよね。 そう思うと、来年もその次も・・・ずっと年末アルフィーに参戦しようと決心した私でした。 前世物語 「家族で食卓を囲んでいます」 「今晩のメニューは何ですか?」 「具だくさんのスープとパンです。とても美味しいスープです。子供たちと奥さんと仲良く食事をしています。私はみんなの今日の出来事を聞いています。今日も一日、良い日でした」 「それからどうしていますか?」 「子供たちと遊んでいます。・・・子供たちは先に寝ました。私はまた仕事をしています。独りで書き物をしています。奥さんは暖炉の前で縫い物をしています。昔からのいつもの場所です。静かに時が流れます。二人の心は満たされています」 「いつも夜遅くまで仕事をしているのですか?」 「はい」 「それについてどう思っていますか?」 「誇りを感じています」 「奥さんはいつもどうしていますか?」 「縫い物をしながら、いつも待っていてくれます」 「それについてどう思っていますか?」 「妻を心から愛しています。そして感謝しています」  彼女のオレンジ色の輝きが一段と鮮やかになりました。先生は主題へと進みました。 「アーサーさんの人生で、自分を愛した実感が最も大きい場面へ移ってください。あなたはいくつになって、何をしていますか?」 「初めての子供が生まれました。私は三十七歳です。とても嬉しかった、すごく嬉しいんです。心が喜びに満ちています」 「奥さんは大丈夫ですか?」 「大丈夫です。元気です」 「奥さんに何と言ってあげましたか?」 「愛してるよ。本当に嬉しい。よく頑張った、と伝えました」 「それからどうしていますか?」 「家族を大事にしたい、っと思っています。息子と奥さんのためにますます仕事を頑張ろう、って気合いを入れています。・・・息子を抱いています」 「息子さんを抱いて、どう思いましたか?」 「小さくて、本当にかわいい子です。自分と奥さんの分身のようです。みんながお祝に来てくれました」 「お祝いに来てくれた人たちの中に、今のあなたが知っている人はいませんか?」 「主人のお母さんがいます」  彼女は深い催眠の下で暖かい微笑みをたたえていました。先生は一呼吸おいてから続けました。 「アーサーさんの人生で、次に大切な場面に移ってください。何が見えますか?」 「若い人に学問を教えています。私はもう老人になっています」 「老人のあなたは今、何を考えていますか?」  老学者は自信に満ちた声で答えました。 「自分の全ての知識と情熱、そう自分の持ってるもの全部を若い人たちに伝えて世の中を良くしていきたい。いや、もっと深い気持ちです、それは愛・・・。学問を通じて全ての人々を良くしていきたい、と思っています」 「アーサーさんの人生で、次に大切な場面に移ってください。何が見えますか?」