2013年8月31日土曜日

おはようさん 2013.8.31.

朝、学校に近づくと嘔吐してしまうという学生さんを初診しました。 この方、あるスポーツが優秀で、来年の就職もそのスポーツ関連会社に内定しています。 去年の修学旅行以降、クラスメートたちからのイジメに悩んでいるのが心身症の原因でした。 エゴグラム上は、多彩な才能とエネルギーも持ち主で、周囲への気配りも身近な人たちへの深い愛情も優れ、自由奔放&闊達に行動できるけど、その反面、いい子ぶりたい依存が強い性格です。人生が順風満帆な時は良いけど、挫折にとても脆い性格です。 解決方法は簡単。いい子ぶるのをやめれば楽になります。 クラスで話し合いをしたところの結論は、この子がみんなに合わせれば良い!?  担任が入ってのクラス会の結論がこれだと・・・自殺は減らないよ、といささか幻滅しました。 スポーツでも美術や音楽でも調理でも何でも構いませんが、自分の人生、これからやりたいことを目指して頑張っている学生さんは少ないです。特に10代でプロになれるかも・・・なところまで頑張ってる学生さんは学年に何人いることでしょう・・・。 ほとんどの学生たちが自分の人生行路、やりたいこと、なりたい人のビジョンをはっきりと持っていないのではないでしょうか。 身体は大人、情報は大人以上、こころはガキんちょ、知性は受精卵のまま。 (最近の冷蔵庫入りおばかツイッターなんかも同じですよね) そんな同級生たちからすれば、自分の人生をグングン切り開いて大人になっていくクラスメートは強烈な嫉妬の対象です。(今回は担任までもがガキんちょだったのが悲しいですが) 学校では友だちが作れないけど、スポーツクラブに行けば、仲の良い友だちがいっぱいいるので、人格障害ではありません。 ただ、これから社会人となって、プロとなって、日本のトップレベルになっていく過程では、今以上に過酷なイジメや嫉妬が襲いかかってくるでしょう。 スピリチュアルケアから言えば、今は人生の節目であり、いい子ぶるのをやめるチャンスなのです。 「今、日本で天野アキをやらせたら、あんたの右に出る女優はいません」なのよ。 そんな話をしながら、プロテスト前なので薬は出せないし、卒業日数的に問題なければ、ずっと休んだら・・・そして、ぜひ藤本蓮風先生のところへ通って鍼灸を受けなさい、とアドバイスしました。 体表観察・背候診・腹診・脈診・舌診・・で、ちょっと肝鬱気滞・肝火上炎・気の上気があって、これが胃痙攣&嘔吐を起こしているのだけど。 蓮風先生に「こころへの鍼」をしてもらいなさい、っていう意図でお薦めしたのです。 とても大切な人生の節目だからこそ、しっかりとした人に背中を推してもらいたいと思いました。 そう、進水式でシャンパンを投げつける役目ですね。 あれは美人と相場が決まっているけど、こういう人生の進水式には、善き氣の人に推してもらいたいですよね。 きっといつか大活躍してる姿を見ることができるでしょう。楽しみです。 今日も「前世療法ハンドブック」から少しご紹介しますね。   第三章  癒しのテクニック  探求のための前世療法 「***の原因がわかる過去生へ」 「***の意味がわかる過去生へ」 「**さんとの関係がわかる過去生へ」 といった探求のためのテーマが最も一般的です。 どれも人生哲学的な重いテーマです。 ネガティブな過去生が見える可能性の高いテーマばかりです。 みなさん、自分の人生を真剣に歩んでいるのだな、と感心しています。 人間に生まれた意味、生きるという意味は、自分の人生を自分の足で歩むことなのだ、と教えられます。 だからこそ、ワークでは私の全てを出し切ります。 あなたの魂と私の魂が、がっぷり四つに組み合うのです。 病気の原因や人間関係のテーマは、とてもネガティブな過去生のシーンを乗り越えなければならないこともあります。 そんな時には、プロのガイドが必要です。 あなたとガイドがスクラムを組んでネガティブなエネルギーを中央突破し、過去生と今生のネガティブなリンクを断ち切ってしまうのです。 傷だらけになったあなたを、ガイドは光の中へと連れ帰ります。 光の中で、あなたが癒されるのを待っています。 光の愛のエネルギーで満たされたあなたを今生に導くまで、ガイドはあなたのすぐそばに寄り添っています。 探求の前世療法は、あなたに多くの気づきの種を与えます。 あなたの魂が大きくステップアップしようとしているのです。 そんなあなたに寄り添っているガイドの魂も、あなたと一緒にステップアップしていきます。 あなたとガイドの魂が、深い絆で結ばれるテーマなのです。 一緒に人生を探求しましょう  治療のための前世療法 「***の治し方がわかる過去生へ」 「***を治すための過去生へ」 治療のための前世療法は、このようなテーマになります。 このテーマで見える過去生はネガティブもポジティブもありますが、あまりにネガティブで目を背けたくなるような過去生はありません。 探求のための前世療法よりも、より実践的な前世療法になります。 具体的でわかりやすい気づきが多くなります。 その分、あなた自身が病気をつかんで放さないでいることが一番の原因だ、ということをさらけ出されてしまいます。 病気の治し方がわかっても、あなたが実行に移さない限り、病気は治らないのです。 今生の病気は、今生のあなたにしか治せないのです。 治療のための最強の前世療法は「病気の原因がわかる過去生へ」「病気の治し方がわかる過去生へ」「病気の意味がわかる過去生へ」のトリオ療法です。 「原因」で、過去生と今生とのネガティブなエネルギー・リンクを切断します。 今生の病気を勢いづかせていた過去生のネガティブなエネルギーを、まず遮断するのです。 次に「治し方」で、今生の病気の治し方を得ます。 いつごろ治るか、必ず治るか、を聞き出します。 病気を克服できた未来の自分に会って、まず何から始めたらいいのか、どうやって実行していくのか、をアドバイスしてもらいます。 最後に「意味」で、病気から学ぶものを教わります。 この「病気の意味」は、あなたが病気を手放すためにとても役立ちます。 「長年、苦しんできた病気には、こんなに素晴らしい意味があったんだ」という気づきが、とても純粋な感謝の念に変わっていきます。 病気をつかんでいたあなたの手が緩み、病気は光の中へと消えていきます。 あなたは病気に向かって手を合わせながら、「ありがとう」と呟きます。 この一言があなたの病気に関わってきた人たちに伝わって、すべてがポジティブに流れ始めます。 病気を治すキーワードは「感謝」なのです。 病気を手放しましょう  能力開発のための前世療法 「最も***に秀でていた過去生へ」 「最高の***だった過去生へ」 「最高の***になれる過去生へ」 能力開発のための前世療法は、今生で持っている能力や才能に磨きをかけることができます。 ある能力に秀でていた過去生の人から、その能力を直接伝授してもらうこともあれば、エネルギーやアイテムや呪文のような形で伝授されることもあります。 このような能力伝授のヴィジョンは訳のわからないことが多いですが、その異様な雰囲気が顕在意識の猜疑心を押さえ込んでしまいます。 ワーク後もけっこうハイテンションが続くので、スランプ脱出の特効薬になることもあります。 壁にぶつかって覚醒剤に手を染めてしまうよりも安全で効果的な手法ですので、ミュージシャンや作家には特にお奨めしたい手法です。 さらに、その能力に秀でている過去生の人を、そのまま今生の自分の中に連れ帰ってしまうこともできます。 歴史上、その能力の最高のアドバイザーを手に入れることができるのです。 これは実践的なアドバイスをもらえるので、体育会系の能力開発に有効です。 2003年モトGPでは、ダイジロウ選手の事故死の後、同僚のジベルノー選手が堂々と優勝争いを繰り広げました。 ジベルノーは優勝する度に、天国のダイジロウに向かって指を突き上げて優勝の報告をします。 いつも見守られている、という自信が勇気となり、一気にトップグループに躍り出たのです。 これはどんなスポーツにでも応用できます。 「オレは歴史上、最高の***なんだ」と奮起した瞬間、馬鹿力が出せるのです。 能力開発の前世療法はイメージトレーニング的に見えますが、光の存在のアドバイスは心のモヤモヤを見事に吹き飛ばしてくれます。 光の存在の「大丈夫、順調だよ」の一言が、何より大切なのです。 最高のコーチに会いに行きましょう

2013年8月29日木曜日

おはようさん 2013.8.30.

NHK スーパープレゼンテーション「医師の手のもつ力」を見ました。 「現代医療では、医師がパソコン上の患者のデータに集中するあまり、患者本人を診察することをおろそかにしている」。そう危惧するのは、スタンフォード大学教授で医師のエイブラハム・バルギーズだ。医師が患者を診る際に、触診を行ってきたことには、本当は大きな意味があるのではないか。バルギーズの自らの体験と熱き信念が語られる。医師と患者の関係を根底から考えさせられる、感動的なプレゼンテーション。 from 番組紹介 カルテも検査もどんどんデジタル化されてきた医療世界で、確かにモニターを見ながら診断し、処方を入力し、PCが挙げてきた病名をチェックする・・・あれ? 患者さんはどこ? な臨床が増えてきていることに私も危惧していました。 この番組の中でバルギーズ先生は、生身の患者さん不在で診断&治療方法が決められていく臨床を iPatient と揶揄しています。思わず手を叩いてしまう ナイス! です。 患者さんの脈を診て、舌を診て、聴診して、リンパ節を診て・・・西洋医学的にも体表観察&触診がとても大切な儀式だとバルギーズ先生は言っていました。 その儀式を介して、患者さんのこころにメッセージが届きます。 「あなたのそばにいますよ。あなたを見捨てませんよ。あなたと共にがんばっていますよ」 この儀式は医療の原点であり、ラスコーの洞窟で暮らしていた頃からずっと「医」のDNAだったものです。 西洋医学では病名が決まって薬が出ると、2週間、1ヶ月と同じ薬を飲み続けます。 それはそれでOKです。薬もそういう作用になっていますから、全然問題はありません。 漢方だって同じです。この漢方薬をしばらく飲んでみてくださいね・・・です。 鍼灸の面白さは、毎回、体表観察・舌診・脈診・原穴診をして鍼するところを決めることです。 結果として前日と同じところに置鍼することもあるけれど、日々、違うことも普通にあります。 なぜ? だって、生きてるんだもん。 同じ病名の人たちでも、鍼するところは人ごとに違ってきます。 今の世界経済 資本主義経済が近々に崩壊することは自明の事実で、大富豪や超権力者たちはその次の「保険管理世界」を模索し始めているそうです。 人々の健康と生命を画一化して管理する社会です。 命の値段 なんて言葉がありますが、近未来はまさしく命の値段のやりとりな世界になるのかもしれません。 鍼灸治療は、そんな夢も希望もない暗黒世界に唯一灯る光になり得ます。 患者さんの身体に手を当てて診る。 直接、医者の手で患者さんに触れながら治療する。 やがてこころが通じ合う。 ロボット&デジタルな世界が暴走しないように、 iPatientが当たり前の医療にならないように、 神さまたちに鍼灸の世界へドボンと放り込まれたんだなって思うシンクロがしばしば起こっている今日この頃です。 今日も「前世療法ハンドブック」から少しご紹介しましょう。  人生の意味とは? 「意味のない人生は、あるのでしょうか?」と聞かれます。 絶望と孤独だけの過去生もあります。 そんな人生の目的は「生きる喜び」だ、と光の存在は言います。 喜びなどないよ、この世は地獄だ、と心の底から思うこともあります。 神や仏をののしり、生みの親を恨むことさえあります。 死にあこがれることだって珍しくありません。 生きている意味なんかないよ、と唾を吐き捨てたくなります。 でも、どんな人生にだって、それが例え一瞬であっても、幸せを感じるひとときがあります。 おぼろげな母の背中の記憶。 片思いのあの人とすれ違ったときのドキドキ。 春風のささやきや赤とんぼの唄。 子供の寝顔。 まっ暗やみの中の一瞬の幸せだからこそ、大きく輝いて見えます。 幸せに死ぬほど飢えているからこそ、どんな小さな幸せにも心が反応します。 小さな幸せは、大きな感謝を生み出します。 小さな幸せを感じ取れる人は、生かされていることをよく知っています。 生きる喜びを魂のふるえとして感じています。 悲しみで泣きはらした目だからこそ、本当の幸せが見えてくるのです。 本当の幸せは、あなたのすぐそばにあるのです。 もうひとがんばり、生きてみましょう。 生きる喜びを感じましょう  なぜ生まれてきたの? 生まれてきた意味がわからない人が増えています。 「生まれてきた意味がわかる過去生へ」という誘導をしながら、気づいたことがあります。 これをワークのテーマに選ぶ人たちに共通している点は、自己否定がとても強い、ということです。 自分を否定するくらいですから、当然、他人を否定します。 自分も他人も、そのすべてが嫌なのです。 自分ではそのことに気づいていませんが、自己の内面でパニック状態に陥っているのです。 ネガティブなエネルギーが自己の内面に向かって、まるでブラックホールに吸い込まれるように激しく流れ込んでいるのです。 他人から見ると、殻に閉じこもった暗い人に見えます。 ネガティブなエネルギーをまき散らしている人を周囲に引き寄せます。 ポジティブなエネルギーをもらうと心の奥底で浄化が起こるので、笑顔や勇気、チャレンジを嫌います。 単調な仕事が得意で、義務の遂行を自他共に強く求めます。 物静かですが、人の話をぜんぜん聞いていません。 ある意味、一種の瞑想状態の中で生きているのですが、心の扉をまったく開いていないので悟りや神秘体験に至ることはありません。 前世療法の光との対話までたどり着くことはできますが、一時的に心を開いて光のメッセージを得て帰ってきても、家路に着くころには心を開いた自己を否定してしまいます。 安定していたネガティブなエネルギーの流れを乱したガイドを否定し、ポジティブなエネルギーの塊として感じられた光自体を否定します。 このタイプの方々は、スピリチュアルなセラピーの「ドクター・ショッピング」をしています。 自己を否定し続けるために、次から次へと新しいセラピーを受け続けます。 治療方法は、心に光を射し込むセラピーを根気よく続けさせることです。 人の話をぜんぜん聞いていませんので、「誰でも生まれてきた意味があるのだよ」などという正面攻撃は効果ありません。 ネガティブなエネルギーを注ぎ込むことになりますが、強い義務感に訴えかけながら、同じセラピーを受け続けることを習慣化してしまいます。 繰り返し光の言葉に触れていると、いずれネガティブなエネルギーの根源で浄化が起こり始めます。 ネガティブなエネルギーが枯渇すると、本当に生きているのが辛い時期が訪れます。 そこで家族や友人がポジティブなエネルギーを送り続けていれば、すぐに立ち直れます。 ここまで来れば、自己否定の原因を探り出し、解放することができます。 生まれてきた意味を知ることは簡単なことではありません。 でも知りたい人には、難行苦行することなく、自分が生まれてきた意味を悟ることができます。 スピリチュアルなセラピーは、自分が何を求めているのか、がはっきり浮かび上がってくる治療なのです。 自分も認めましょう  心の伝染病の治し方 この世の中には、心の伝染病がいっぱいあります。 ネガティブな感情は、すべて伝染病となる可能性があります。 憎しみ、恨みは、火事のようにまわりの人々にも飛び火していきます。 悲しみ、落胆は、炭疽菌のように近づく人々の心を腐らせていきます。 戦争末期のバンザイ突撃や集団自決のようなことが、自爆テロやメル友自殺に形を変えて、この社会に生き続けています。 そんな心の伝染病に効く特効薬があります。 即効性はありませんが、根気よく続けていると心に深く染み込んで効果を発揮してくれます。 その薬とは「ほめる」です。 人をほめるのは難しい・・・確かにそうです。 無理にほめようとすると、腹がたってきてネガティブな感情に押し流されてしまいます。 だから自分をほめるのです。一日3つ、自分のことをほめるのです。 「ほめる」は「認める」ことです。 ポジティブに注視することです。 そこには愛があります。 やがて、「ほめる」が「感謝する」につながっていきます。 3つほめる、が3つ感謝する、に進化します。 すると自然に「他人をほめる」「他人に感謝する」人になっています。 前世療法の最後に、光の存在に今の自分をほめてもらいます。 自分のほめ方を光の存在に直伝してもらうのです。 光の存在との対話で得た神託は、現実社会に戻ると急速に色褪せていきます。 気づきに至らないまま、失われていく言葉の多さに目をそむけたくなったこともありました。 今は、私自身が毎日、遠路遥々来られる患者さんをほめています。 「思いきって、よく来られました」 「今までよく耐えて、がんばってこられました」 「あなたの変化しようとする勇気がすばらしい」 相手をほめようとしただけで、心から感謝が湧き出てきます。 毎日、心の中で合掌しながらワークを進めています。 「ありがとう」は口先だけになりがちです。 ウソでも「ありがとう」は言えます。 でも、百パーセントのウソで「ほめる」ことはできません。 相手を一秒でも注視しなければ、ほめられないからです。 1パーセントの本当の思いがこもっているから、ウソでも照れ臭いのです。 この一パーセントの真実が種となって、やがて心の内外うちそとに感謝の花を咲かせてくれます。 心の伝染病の予防は「笑顔」でできます。 その治療は「自分をほめる」ことから始まります。   笑顔で自分をほめましょう

おはようさん 2013.8.29.

どこの病院で診てもらっても、いろんな薬をもらって飲んでみても全然治らない肩腕の激痛の患者さんが1ヶ月前から通院されています。 パートナーの脳梗塞後の介護でかなりの疲れ&ストレスがあり、明らかな肝鬱気滞&肝火上炎を認めます。 秘伝の除痛点滴でかなり軽快してきてはいますが、まだまだひどく痛む日があります。 通院当初より私の蓮風鍼灸も受けていただいていて、体表観察・腹診・舌診・背候診から後谿への置鍼を続けています。鍼後の舌と脈の変化は良好なので、後谿でいきましょう!とは思っていますが、患者さんの痛い&痛い&何とかして・・・の声を聞くと、自信がゆらゆらしてきます。 今日、蓮風先生に症状と舌写真をメールしました。 すると、ちゃんと&しっかりアドバイスが返ってきました。 「脈がしっかりしていれば後谿へ、脈が弱っていれば天枢へ。心主学説による安心鎮痛法で、正気を補って気の疎通を図るのです!」 なんて素晴らしいアドバイスでしょう! もう勇気リンリンです(*⌒▽⌒*) これで明日から威風堂々と鍼することができます。 (普段から態度だけはデカイけどねぇ(;^^)ヘ.. お忙しい中、ちゃんとアドバイスを返信して下さる蓮風先生をしっかり見習っていきたいとこころに誓ったのでした。このご恩 忘れまじ&忘れまじ。 今日の「光の前世療法」の患者さんは「視力障害の治し方」がテーマでした。 見るからに、地味で暗くて向上心も協調性も個性も華もないパッとしないアキオ君ですが、 過去生はスイスイと見えてくれました。 例によって、今生と同じような過去生でした。そう、地味で暗くて向上心も協調性も個性も華もないパッとしない人生。。。 光さんとの対話もちゃんと出来ました。根が素直なんですよね。 この素直さはすごい宝物ですよ。 光さんには何度も「現実を見なさい。動きなさい」と諭されていました。 スピリチュアルなんかに頼るな!とも。そうそう、その通りやでぇ。 「肝は目に開窮する」 つまり、この方も肝鬱気滞・肝火上炎で目の陰血不足が視力障害を自覚させているんだろうなって思いました。 光さんは「視力が治った未来の姿」も、今は見る必要がない!と一喝して、ともかく動け!動け!のメッセージでした。 当然のように、ワーク後に藤本漢祥院へ行くように指導しました。 きっとこの方の視力は蓮風鍼法で閑地すると思います。 今日、当院に来たのも「動け!」です。 明日、蓮風先生の治療を受けるのも「動け!」です。 昨日までずっと動かずにいたんでしょうね。意を決して動き始めることの大切さです。 きっとこの方も地味で暗くて向上心も協調性も個性も華もないパッとしないアキオ君から卒業できると信じています。がんばれ!アキオ君! 今日も「前世療法ハンドブック」からの続きを掲載しますね。 うつ病のキーワードは? うつ病のキーワードは、人を許せないことです。 自分でも気がつかない心の奥底で人を許せないのです。 恨みや憎しみに満ちた過去生を今生に持ち越したのではありません。 どんなに苦しめられても、ひどい裏切りにあっても、死んで魂に戻ったら誰しも恨みや憎しみが慈愛に変わり、あっけないほどケロッとしています。 過去生のネガティブな感情を今生に持ち込むことはありません。 なぜだか人を許せない人は、人を許すことを学べます。 人を許せるようになる長い道のりを、人生をかけて歩んでいるのです。 今生の人生のテーマが「許し」そのものなのです。 他人を許せない人は、自分自身も許しません。 他人に厳しいほど、自分にも厳しくなります。 外見的に自分に優しい人ほど、内面では自分を厳しく責め立ててしまいます。 自分の日々の言動を疑いのまなざしで監視しています。 自分の過去を絶えず反省し、後悔し続けています。 自分の未来への窓を厚いカーテンで閉ざしています。 自由のない心は痩せこけて、うつ病になってしまうのです。 「許し」を学ぶ人生行路の宿場町が、うつ病なのです。 元気に通り過ぎる人もいます。 逗留して、うつ病の中に答えを見い出す人もいます。 自分を許し人を許せれば、「許し」とは何かが見えてきます。 愛の一側面に気づけるのです。 前世療法での「うつ病」の治し方は「大目に見てやってください」です。 そう簡単には自分も人も許せるものではありません。 大目に見ることから始めましょう。 許しを学んでいるんだ、と思って、ちょっとだけ目をつぶってみるのです。 自分に優しくしてみるのです。 「まぁ、いいか」と言いながら、過去と今の自分を許しましょう。 すると心のカーテンが開いて、未来のまぶしい光が差し込んできますよ。 大目に見ましょう  性格を治すにはどうしたいいの? 自分の嫌いな性格を前世療法で解決しよう、という症例で気づいたことがあります。 心のどこかで人を認められない。 心の奥底では自分も認められない。 だから人をほめたり、人に感謝したり、人を愛せないのです。 自己否定が強いと、人をほめれません。 自分をネガティブなエネルギーで包んでいるのに、人をポジティブに見ることなどできません。 外見的にはワンマンだが、仕事をばりばりこなす自己中心タイプに多いです。 形に残る業績や物をつかんでいないと、自分の存在さえ否定的に思えるからです。 内面はとても空虚で、自分も人もネガティブなエネルギーの渦に巻き込んで、暗黒のブラックホールへと落とし込んでしまいます。 一緒に仕事をしていると、なんだかとても疲れてしまうタイプです。 人に感謝できない人は、とても論理的で、左脳を使いこなしているように見えます。 誰でも人に感謝できない時、自然や神々に対しても否定的になっています。 季節の移り変わりも、「守られている」感覚さえ気づかなくなっています。 生命、生きていることに否定的になっているのです。 こういう人は、漠然とした動機で自殺してしまうタイプです。 空虚な心が恐ろしくて、心を完全に閉ざしてしまっています。 自分のインナーチャイルドを、すべて消し去っています。 涙することも笑うことも叶わないタイプです。 人を愛せない人は、心の奥に、憎しみ、嫉妬、自己への憐れみがつのります。 ネガティブなエネルギーがどんどん燃え盛ります。 バランスを取るために、外見上は明るく振る舞います。 「形だけの愛を作っては壊す」を続けることで、ますますエネルギッシュになっていきます。 尽くしても尽くしても裏切られる悲劇の主役がやめれなくなってしまうのです。 このタイプは、義務を忠実に黙々と果たします。 愛から生じる奉仕ではなく、愛のない義務です。 人を愛せない人は、自分も愛せません。 このタイプは、自分を愛せないことに気づいていません。 ただ愛されることだけを求めてしまいます。 日々の生活も、生きていることさえも義務なのです。 「せねばならない、こうあるべきだ」の義務感で心を閉ざしています。 失敗は許せないのでチャレンジを抹殺します。 自分も人も義務に忠実であることが愛される条件です。 世の中にとても多いタイプなので、このタイプ同士はうまくやっていけます。 義務でがんじがらめの世界の中で、お互いを監視し合い、攻撃し合って生きていくのが心地よいのです。 前世療法でも治療の限界を感じるタイプです。 しかし幸いなことに、本人たちは自分を愛せないことに気づいていません。 「自分を愛せない原因がわかる過去生へ」というテーマを選んだあなたは、もう大丈夫なのです。  ほめて、感謝して、愛しましょう

2013年8月28日水曜日

おはようさん 2013.8.28.

秋の高気圧さんが猛暑の太平洋高気圧さんをグィ〜ンと南へ押し下げてくれて、夜はもう秋の気配がいっぱいです。 ジャングルと化した我が家のベランダでは、お盆明けから虫の音が聞こえ始めています。 2年前に放した鈴虫さんたちも世代を重ねて、今年は3代目が綺麗な鈴の音を響かせてくれています。 初代の買ってきた鈴虫さんたちに比べて、ベランダといえども野放図な環境の下で生命を紡いだ野生の鈴虫さんたちの鈴の音は、思わず後ずさりしてしまうほどの迫力です。 天地自然にのっとった生命力のすごさ、例え鈴虫一匹の生命力でさえ、星ひとつに匹敵する輝きを放っているんだなぁと感じ入りました。 秋の音に 夏惜しむらく 恋こころ 終の学舎 逢う人もなく         星風 患者さんたちの腹診をしていると、猛暑の頃と涼しくなってきた今日この頃とは明らかに身体が変わってきました。 私自身、先日まではあんなに美味しかった夏野菜さんたちが何となく「もう違うよ」な感じがしてます。 生協のオーダー表をつけながら、夏野菜よりも秋の味覚に自然と視線が集まるのは、身体が秋から冬を迎える準備に入ったしるしなのでしょう。 冷凍食品やジャンクフードの生活をしていると、こんな季節感も忘れてしまうんだろうなぁ。。。 身体の声を聞き取れないのに、こころの声を聞き取れるわけは・・・ありませんよね。 ましてや天の声、光の声、神さまの声なんて・・・むりむり。 旧約聖書 創世記の大洪水の再来かしらむ・・・と思えるほどの情報の大洪水に翻弄されながらも、自分らしさ 大切な自我を守り抜くには、身体とこころと天地自然の声を聞き取れる感性が必要なのだと思います。 その感性とは何ぞや?  それは「素直さ」だと私は答えます。 身体の素直さ。 熱ければ・痛ければ手足を瞬時に引っ込める素直さです。それを我慢すれば、癌や難病になります。 こころの素直さ。 泣きたい・笑いたい・怒りたい。ありがとう・ごめんなさい。それを我慢すれば、うつ病やノイローゼになります。 魂の素直さ。 子供は鍼にとてもよく反応します。氣がとてもスムーズに動くからです。魂の素直さが清く美しいほど、天地自然と強く広くシンクロできます。魂の素直さを失うと、鍼も効かないし、過去生も見えません。いつまでも古い世界で輪廻転生・因果応報な生まれ変わりを繰り返します。 初秋の深い夜の闇の中に鈴虫の音を聞きながら、そんな夢想をしていました。 今日も「前世療法ハンドブック」から、ご紹介しますね。 対人恐怖の原因は? 対人恐怖を前世療法で治療していて気づいたことは、大きな心の壁があることです。 心を閉じているのではなく、心の中に壁があるのです。 光との対話を通じて、あなたの心の壁が透けてきます。 壁の向こうには、愛に飢えたあなたがしゃがみ込んでいます。 愛が足りなくて、崩れ落ちそうなあなたが見えます。 愛を与えなければ愛をもらえない、ということを、あなたはよく知っています。 でも、与える愛がもう残っていないような気がしています。 愛のささやきさえも、あなたを砂塵に帰してしまいそうなのです。 だから、あなたは自分を守るために壁を築きました。 愛に飢え苦しんでいるあなたを封印したのです。 今生のあなたが裏切られたり、傷つけられたりする度に、あなたの心の壁は高く立派になっていきます。 同じような傷心を過去生で味わっていると、今生の心の壁はそんな過去生のエネルギーで年輪のように塗り固められて、ますます頑丈になっていきます。 今生のあなたには、もはや何が原因なのか、見当がつかなくなってしまいます。 ただ、人が怖くなるのです。 心の壁の中のあなたは、愛を欲しがっています。 そんなあなたの心の壁には鍵穴が開いています。 鍵は、あなたへの無償の愛です。 誰かがあなたへ無償の愛を注いでくれるだけで、あなたは再び愛のキャッチボールができるようになります。 あなたへ注がれた愛が、心の壁を内側から壊してくれます。 今生だけではなく、過去生のあなたも解放してくれます。 人を愛せるようになったあなたには、もう対人恐怖などありません。 そして、対人恐怖を克服したあなたは、もっともっと人を愛せるようになるのです。 対人恐怖は、無償の愛へのチャレンジコースなのです。 無償の愛をめざしましょう 対人恐怖のキーワードは? 対人恐怖症の前世療法でのキーワードは「自分に自信がない」ことです。 これは、自分に自信がない親や教師が子供へ伝えてしまう伝染病のようなものです。 自信を持つと傲慢になるぞ、自己中心的になるぞ、という恐れを植えつけます。 勝者は悪党だ、がんばらなければならないが勝ってはいけないぞ、と教え込みます。 これは運動会のかけっこを廃止する思考です。 ドラえもんのジャイアンとスネオを悪役の笑いものにしてしまう発想です。 そこには、すべては平等の錦旗の下にモノトーンの没個性化した単純労働者を作りだそう、という闇の占領戦略が見え隠れしています。 教育を破壊すれば三世代で国が滅びる、と言います。 ちょうど三世代目になって対人恐怖や引きこもりが急増していることが何よりの証拠です。 傲慢にならないためには、自分と他人を比べないことです。 自分と他人を比べてみると、自分が何の価値もない者のように思えてきます。 自分より勝っている人と比べると、落ち込んでしまいます。 自分より劣っている人と比べると、優越感の後に「私もあのようになってしまうのではないか」という強烈な不安感に襲われます。 どちらにしても自分の価値観を見失ってしまいます。 子供は三才までは成功体験の塊です。人と比べたりしていません。 食べる、立つ、歩く、話す・・・この頃の子供たちは自信に満ちあふれた目をしています。 神さまのワクチンが自信喪失型伝染病を防いでいてくれるからです。 その後の子供の反抗期は、親と教師の自信喪失病を再発させてしまいます。 彼らの恐怖と不安は、子供たちの自信をことごとく摘み取ってしまいます。 これはインナーチャイルドのトラウマとしても残らないような、社会的な一種の洗脳行為なのです。 他人と比べないで生きる、というのは、この社会では強烈な個性です。 社会との摩擦が大きい分だけ、前世療法で自分の対人恐怖の原因と治し方がわかっても、なかなか実践できない理由がここにあります。 本当の意味で自分らしさを取り戻して、自分とはいったい誰なのか、を知る必要があるのです。 他人と比べないで生きましょう   心身症のキーワードは?   心身症のキーワードは「良い子ぶる」です。 前世療法で見つかった心身症のトリガーひきがねは、いろいろあります。 恥をかかないように、良い子ぶる。 失敗しないように、良い子ぶる。 捨てられないように、良い子ぶる。 良い子は、友だちから尊敬されます。 良い子は、親や先生から褒められます。 良い子は、世界の中心にいれます。 でも、良い子は疲れます。 良い子であるほど、気が抜けません。 良い子は、がんばり続けます。 心身症になる良い子は、本当は臆病です。 「してはいけない。ねばならない」 心の中は、いつも消去法です。 否定形は、精神的ストレスの生みの親です。 心身症の良い子は、自分が否定されるのが一番怖いのです。 だから、良い子を否定されないように、がんばり続けてしまいます。 肉体のストレスが果てしなく増幅して、目に見える病気を引き起こします。 こうやって、心も身体もストレスで蝕まれた心身症が起こるのです。 前世療法では、心身症のトリガーとなった過去生を簡単に解放できます。 セラピストの鼻が、ちょっと高くなります。 でも、次から次へと身体症状が起こってきます。 もぐらたたき、の前世療法になってしまうからです。 「良い子ぶらなくても、大丈夫だよ」と気づかせてあげましょう。 「君は、こんなにすばらしいよ」と安心させてあげましょう。 心身症の良い子には、「ローマの休日」の過去生が必要なのです。 悪役もやってみましょう

2013年8月26日月曜日

おはようさん 2013.8.27.

秋鮫前線が秋の風を運んできてくれて、今日は同じお日さまの下でも、とても心地よく感じました。 風は氣だとすると、 同じお日さま、同じお仕事、同じ人間関係・・・でもね、 善い風だと心地よく笑顔がこぼれて、 嫌な風だとムカムカ&イライラ苦み顔になっていて。 善い風にするのも、悪い風にするのも、誰でもない自分なんですよね。 人の生まれはさまざま。 お金持ちの家に生まれたかった・美人に生まれたかった・天才に生まれたかった・・・ 両親も環境も自分で選び決めてきたと精神世界では言うけれど、 そやけど そんなん知らんわ なんとかしてや このどん底っ て叫びたい気持ちも当然です。 あいつ ええなぁ 苦労せんでも幸せやし 人生めちゃ順調やし 親の財産がっぽりやし 毎日楽チンして ええなぁ なんでやねん こんな苦労ばっかりして 損ばっかりやし なんでやねん かみさま ってやっかみ&嫉妬しちゃうのが人間です。 人の生まれはどうしようもないです。鴨川より叡山より賽目より どうしようもないことです。 そやけど、日々の風はみんなに同じように吹いてきます。 それを善き風にするのか、嫌な風にするのか、それは今の自分次第です。 そこに貧富も幸不幸も美形おかめも関係ありません。 今の自分のこころ持ち次第で、善き風にすることができます。 「どうしたら善き風にすることができますか?」 「まず笑顔です」 光との対話ではきっとこう言うでしょう。 氣は空気のように地球のどこにでもあります。 真空の宇宙空間も氣で充ちています。 時空を越えた多次元の大宇宙にも同じ氣が充ちています。 大宇宙は私たちひとりひとりの中にある小宇宙と同じ。 だから、私たちも氣で充ち満ちています。 善き気にするには、まず笑顔です。 ネガティブだと氣は淀みます。 悪口・嫉妬・妬み・怒りなどは氣を滞らせて邪気になります。 笑顔になれば、善き風が吹きます。善き気が巡って、善き宇宙を引き寄せてくれます。 最近、笑顔を忘れちゃってるなぁ に気づいたら、それは肝鬱気滞の地鳴りです。 まず笑顔を作りましょう。  作り笑顔から始めなさいって、光との対話で何度も聞きましたから確かです。 後谿に鍼千本刺すよりも善き氣を巡らせてくれますよ。 今日も「前世療法ハンドブック」の一部をご紹介しましょう。  第二章  前世療法で、できること  死ぬのが怖い? みなさんに共通した前世療法の効果は、死ぬのが怖くなくなることです。 生きている人は誰もが、まだ死んだことがありません。 そして、死は必ずやって来ます。 未経験のことは、誰でも怖いです。 誰も体験したことがないことだから、とても怖いのです。 前世療法では、過去生での死の場面を必ず通り過ぎます。 どんな人生を送っていようと、死の場面にたどり着きます。 死とはどんな感じで、死んだらどうなる、ということが体験できるのです。 過去生を何度も見ていると、次第に死への恐怖が和らいできます。 一種のイメージトレーニングです。 死への恐怖は、すべての不安症の源です。 死への恐怖が薄れていくと、いろいろな不安症も軽くなることがわかっています。 自分が消えてしまう、という喪失感は誰の中にもあります。 でも、強い喪失感から逃げ出すために、自殺してしまう方だっています。 自己の存在感の喪失も、元々は死への恐怖です。 過去生を何度も見ていくと、自分は何度も生まれ変わって、いろいろな人生を生きて来たんだ、と納得できます。 過去生を100%信じる訳ではないけれど、ある時、ストンと胸につっかえていたものが落ちるのです。 「まぁ、死とはこういうものらしい。消えてなくならないし、そんなに怖いものではなさそうだな。まぁ、いいか」となります。 死への恐怖を冷凍庫でフリーズしてしまうのです。 氷を取りに行く度に死を思いますが、バタンと閉じれば忘れることができます。 自己の喪失感を解消はできないけれども、とりあえず、心をさいなまれ続けることはなくなるのです。 そして、そのうちに「今」を生きるが楽しくなってきます。 前世療法は、気づきの療法です。 気づきとは、解放することです。 解放とは、原因を消し去らないで、認めて同化してしまうことなのです。 死への恐怖をフリーズしましょう  子供から何を学んでいるの? 「今生の子供から、あなたは何を学んでいるのですか?」 この問いには、必ず答えが返ってきます。 「この子と一緒に生きた人生は何回ありますか?」 「今回、この子があなたのもとへ生まれてきたのは、あなたがこの子を呼んだのですか? この子があなたを選んだのですか? それとも神様が決めたのですか?」 「そして、それはなぜですか?」 子供との関係をテーマに選んだあなたに、このように尋ねます。 魂のレベルでは、上下優劣はありません。 主従関係など、ないのです。 あなたの子供は、あなたが人生の目的を達成しやすくなるお手伝いを、自ら志願して来てくれたのかもしれません。 あなたの人生計画を練っている時に、あなたが助けてくれるように頼んだのかもしれません。 神様が見るに見かねて、よこしてくれた援軍かもしれません。 前世療法を受けると、「この子から何を学んでいるのかしら?」とフッと考えるようになります。 子供はとても純粋ですから、あなたは深い深いつながりを感じるようになります。 魂のレベルでの脈々とした絆を感じ取れるようになるのです。 子供はあなたの鏡だ、と実感できて、子供への接し方が変わってきます。 あなたが変わることで、子供が変わることを次第に受け入れられるのです。 この世の主役は、あなたひとりです。 子供は、あなたの人生の名脇役なのです。 すべては、あなたの人生の目的のためにあるのです。  子供に感謝しましょう  パニック障害の原因は? パニック障害の原因を探った過去生に共通しているテーマは、人を信じられないことです。 裏切り、別離、孤独、悲しみ・・・様々な人生を見てきましたが、誰もが人を信じられなくなったまま死んでいました。 人を信じられないから、自分を信じられないのです。 自分の肉体も心も、信じきれないのです。 自分の心を完全にコントロールしようとすると、いつか心は疲れ切って、さまよい歩き始めます。 自分の心のコントロールを完全に喪失してしまうのです。 自分の身体を疑い続けていると、自律神経がダウンしてしまいます。 突然、身体がバラバラに不必要な活動を始めるのです。 パニック障害の発作は、こうして起こります。 前世療法を受けたからといって、すぐに人を信じれるようになるわけではありません。 「私は人を信じれなかったんだ。だから自分も信じれないんだ」ということに気づくための療法です。 光の存在が治療方法を教えてくれます。 「人を信じなさい。自分を信じなさい」 過去生を見られる人は素直な人ですから、とりあえず明日からやってみます。 「人を信じてみようかな」 もちろん、何度も壁にぶち当たります。 パニック発作だって一進一退です。 自分が信じられなくなってきます。 ここが胸突き八丁なのです。 そこでもう一度、人を信じてみると越えられます。 勉強も、スポーツも、趣味の世界も、どれも同じです。 これは宇宙の真理なのです。 パニック発作をクリアーしたあなたは、誰からも信じてもらえる人になっています。 あなたが信じた人たちから、あなたも信じてもらえるのです。 パニック発作は、人を信じるためのスペシャルコースなのです。  人を信じましょう

2013年8月25日日曜日

おはようさん 2013.8.26.

藤本蓮風先生の北辰会夏季研修会でいっぱい夢分流腹診&打鍼のお勉強をしてきました。 午前中は蓮風先生直々のベッドサイドレクチャー。 蓮風先生の氣を目の前でビリビリと感じながら、いろんなことを直感的に学んできました。 このレクチャーの前に、蓮風先生著書の「弁釈鍼道秘訣集」を読み直していました。 その中で、こころがうれし泣きしそうなくらい感動したところがあったので、抜粋して皆さんにもご紹介しますね。  本章は最も大切な章であり、東洋医学の真髄を説いている。弓矢を引き放つ時、意識的にするのではなく、無意識に無我の境地ですると、自分の持っている生命力が素直に流れ出て、間違いなく的に当たる。挽こうというりきみ、当てようという意識もない。唯素直に的に向かって放つだけである。そうしたら必ず当たる。  我々は臓腑経絡に基づいて治療するが、最終的に大切なのは直観である。手でさわっていって「ああここだ、ここだ」と思う。それである。針を置こうという意識もなく、知らぬ間に出てくるものである。これは歌にあるように無意識にやるのであって、その治療は必ず的を射る。それは頼りにならない常識などよりも、ずっと確かである。そこには無限の力がある。 (中略)  理屈を越えて、なんとか治ってほしいとそれだけになる時、臓腑経絡を越えて直観が働く。 (中略)  我々は誰もが、自分の本来的自我を輝き出さなければならない。そうすれば<素問>、<霊柩>どころかもっともっと素晴らしい治療ができるであろう。 (中略)  この本来的自我の生命の輝きのままに、自己をとりまく世界を認識すると、そこにいわば体験的直観的世界が開ける。それは概念、言葉、論理というような相互的認識の世界をはるかに越えて、直観的、内的理解の絶対の世界に入ることである。"冷暖自知"という言葉がある。そもそも冷たい、熱いという感覚は人から教えられて知るものではなく、また理屈でどうこういうものではなく、生命の特性により自ずと知るものである。これである。  それでは、我々が今まで勉強してきた多面的観察や臓腑経絡などは不要なのだろうか。理論的に証を立てることは不必要なのだろうか。そうではない。非理論の世界があるからこそ、理論が生きている。  たとえば、腎の陽虚証と証を立てても色々な治療法がある。「関元」に温灸すると決めても、温灸する回数、針の立て方、深さ・・・など無限の要素が含まれている。そこに直観、ひらめきが必要になってくる。そして直観によって証を立てたことが生きてくるのである。同じ人間でも朝と晩ではもう生命の状態が違っている。いわんや数日たてば、ころっと変わってくる。だから同じ経穴を選んでも違った針をしなければならない筈である。それを決めるのは何か? 直観である。  針は一見単純であるが、無限の因子を含んでいる。まず針を打つか打たないか、針の太さは如何? 刺す方向、深さは? 刺したあと響かすのか響かさないのか?・・・等々。これらを決める時直観を働かせなければならない。本来的自我が輝いていれば、優れた直観がひらめいて、見事に患者の生命状態を映し出し、それに応じた針を打つことができる。  我々は、素直な、とらわれのない、りきみのない気持で患者に向い、なんとか治ってほしいという医療の原点に立って治療するのであるが、更に境地が進んで、無意識、無我の絶対界に入ると、人を救おうとか、脈がどうこうだから、どこそこび何分針をしようなどと意識せずとも、自ら適確な治療ができるようになる。 (以下略) 藤本蓮風著 弁釈鍼道秘訣集 打鍼術の基礎と臨床  緑書房  ISBN978-4-89531-813-6 この本は夢分流腹診と打鍼について書かれた本ですが、蓮風先生が一番書きたかったことは、この部分だと思います。 そういえば、今日のレクチャーでも、この内容にちょこちょこ触れながらお話されていました。 私も今日は蓮風先生の氣の集め方、氣のさばき方に意識を集中して感じていました。 「邪気も悪い気ではなく、ただ生気の流れが何らかの原因で滞り始め、とうとう欝滞してしまったものが邪気なのだから、元々の生気の流れを滞らせている原因を取り除いてやれば、邪気は溶けていってしまう」と蓮風先生はおっしゃっていましたが、なるほど!ガッテン&ガッテン%ガッテンです。 私は鍼灸の世界に入ってまだ半年。鍼灸の理論や左脳的知識はまだまだあまちゃんです。 でも、幸運なことに毎日、患者さんに触れて、鍼をすることができます。 直観を現場で磨くことができるラッキーボーイです。 「素直な、とらわれのない、りきみのない気持で患者に向い、なんとか治ってほしいという医療の原点に立って治療する」気持ちを忘れないように、明日からも鍼を精進していきたいと思います。 今日は「前世療法ハンドブック」から続きを載せますね。 私の過去生を覗き見してるの?   「先生は、私の過去生が見えていましたか?」と尋ねられます。  確かに、あなたの過去生が見えることがあります。 「魂の血液型」みたいなものが同じなのでしょう。  見ようと思って、あなたにもっとエネルギーを集中したら、あなたの過去生をはっきりと見ることができるでしょう。  あなたは目的の過去生の中に入り込んで、その人生をしっかりと体験します。  過去生と今生を見比べることで、今のあなたに一番必要な気づきを得ます。  光との対話を通じて、あなたという魂の使命を思い出します。  過去生を見るということは、その過去生に同化することです。  その過去生のエネルギーにシンクロできるほど、よく見えるのです。  あなたが過去生に同化していくことが大切です。  セラピストはプロですから、あなたより上手に、あなたが見ている過去生に同化することができます。  でも、あなたとセラピストが過去生へ入り込んでしまったら、誰が時空間旅行のガイドをしてくれるのでしょうか?  セラピストは過去生と今生にまたがったまま、過去生を旅しているあなたの意識と今生に残っているあなたの身体を見守っています。  あなたの意識が過去生のブラックホールに落ち込まないように、あなたの身体が他の魂に乗っ取られないように、踏ん張り続けているのです。  ワンネスを経たセラピストは、どんな過去生にでも同化できます。  あなたの過去生を見れるから、見ないのです。  あなたを過去生の中で圧倒することができるので、目をつぶっています。  セラピストのエゴで、あなたを洗脳するのは嫌なのです。  セラピストは、あなたに心を開いています。  いつもあなたのそばにいます。  あなたをずっと見守っています。  だから、過去生を覗き見しないのです。 安心して寄りかかってください  セラピストはエスパーなの?  前世療法は、時空間を飛び越えます。  前世療法のセラピストの心は「時間病」に蝕まれることがあります。  患者さんが過去生へ降りている時、セラピストは、今生と過去生にまたがってガイドしています。  セラピストは、時間の濁流の中に足を突っ込んで、あなたを支えているのです。  長い時間をかけて、セラピストの心に時間のゆがみが生じます。  セラピストの固有時空フィールドに裂け目ができて、別の時空間が入り込んでくるのです。  幻覚、幻聴、幻視が起こり始めます。  予知能力、テレパシー、神の声・・・。  最後には、時空間の渦に飲み込まれてしまいます。  これを防ぐには、自分につながっている時空間をすべて統合してしまうことです。 「今、この時」に、すべての過去生を統合してしまうのです。 「今、この時」だけになると、時空間を自由に扱うことが許されます。  前世療法中に、どこからか、暖かいまなざしを感じるようになるのです。  エスパーは他を捜しましょう  光の存在ってどんな人ですか?  光の存在は、いろいろな姿をしています。  白いヒゲと長い髪、白い衣の老人。  美しさにあふれた女神さま。  この二人が最も多いですが、仏様、観音様、イエス様、マリア様もあります。  亡くなった父母やおじいさん、おばあさんのこともあります。  みんなの共通点は、穏やかに微笑んでいることです。  時には厳粛な表情で迎えられることもありますが、すぐに優しさと温かさが伝わってきます。  光の存在の前に立った瞬間に、深い安らぎに包み込まれます。  光の存在があなたを愛の光でくるまってくれるのです。  光の存在とは、今のこの世の概念では「神さま」と呼べます。  光の存在との対話は、神さまとの対話です。  神さまとの対話は、神託という形で昔から行われてきました。  巫女を介して、神さまの言葉を聞いていました。  前世療法では、あなたが巫女の役目をします。  セラピストは、事前に尋ねておいた、あなたから神さまへの質問を巫女のあなたへ伝えるだけです。  あなたの意識の中に、神さまからのメッセージが濁流のように押し寄せます。  光との対話の最中に黙り込んでしまう方もいますが、これはあまりの情報量に脳がフリーズしているだけです。  あなたはセラピストに、その膨大な情報のほんの一部だけをボソボソと喋ってくれます。  前世療法は、あなたが神さまから欲しがっている情報を、あなたの中に丸ごとインプットしてしまう方法なのです。  あなたの中にインプットされた情報は、あなたにしか正しく解読できません。  前世療法のセラピストが、あなたとの境界線を頑なに守る理由がここにあります。  あなたへの神託だから、あなたが解読することに意味があります。  それは、あなたが生まれた理由わけであり、あなたが生かされている意味なのです。  前世療法は、人生マラソンの給水所です。  神託は、神さまからあなたへのスペシャル・ドリンクなのです。  あなた宛ての神託を受け取りましょう  憑依って何ですか?  前世療法で、憑依現象を見ることがあります。  死んだことが理解できずに、近くの肉体に潜り込んだ魂もいます。  死に際に抱いていた憎悪の念に、捕らわれ続けている魂もいます。  あなたの過去生を見ていたつもりが、あなたに憑依している魂の人生を見ていた、ということがあるのです。  あなたに憑依している魂には、悪意はありません。  ただ、ちょっとパニックを起こしているだけなのです。  こんな時はまず、憑依している魂にインナーチャイルド・セラピーのように話しかけます。  憑依している魂を落ち着かせて、自分は死んだこと、憎悪の念を持ったままでは光の中へ戻れないことを思い出させるのです。  ほとんどの憑依はこれだけで解消しますが、もっと頑固な場合には憑依している魂の前世療法を行うこともあります。 「憑依する原因となった過去生へ」と戻り、憑依した魂を解放してあげるのです。  前世療法での憑依現象の頻度は、セラピストによって異なります。  過去生での死後から光の中へ入るまでの誘導が長い程、憑依は多くなります。  肉体を離れてから魂が集うところに戻るまで、魂は不安定で逃げ場のない状態となるからです。  肉体と一緒に捨ててきたネガティブなエネルギーに取り込まれやすいのです。  光との対話テクニックが開発されて以来、この危険ゾーンは駆け足で通り過ぎることができるようになりました。  さらに、過去生へ降りるまでの誘導が長いほど、憑依は少なくなります。  過去生へ導く誘導の中に、安全装置を多数組み込んでいきます。  防備を固めて、しっかりと過去生へ降り立ちますから、かなり強い憑依魂でないと、そう簡単には入り込めないのです。  憑依は恐れるに足らず、それでもガードを固めて危うきに近づかず、なのです。  アンビリーバブルは、期待しないでください。  憑依は怖くありません  悪霊はいるの? 「悪霊は、本当にいるのですか?」と聞かれます。  自分が死んだことが理解できない、納得できない魂はいます。  時には何千年もの間、石室に閉じこめられた、と思い続けていた魂もいました。  死んだ日から長い時間が過ぎ去っていても、魂にとってそれは昨日なのです。  死んだ際のパニックを今日まで持ち越しているだけなのです。  こういう霊がしてしまうのは、軽い悪さです。  いたずら小僧が走り回っていて、花瓶を割ってしまうようなものです。  こういう霊には、死んで魂となったことを理解させます。  そして、これから行くべき方向を教えてあげます。  ほとんどの悪霊は、こうやって簡単に救われます。  数千例にひとつ、死後もネガティブなエネルギーを手放さない魂がいます。  自分の意志でネガティブなエネルギーを持ち続けているのです。  魂は善悪の二元性の世界から、正邪が統合された一元性を経て、ワンネスへと昇っていきます。  こういう悪霊は、意図的に魂の二元性の世界に住み着いています。  人間界は二元性ですから、悪霊は人間界と魂界を自由に行き来できます。  人間界の時間も空間も、魂にとっては意味のないスケールです。  魂は、時空間移動が瞬時にできるからです。  だから、こういう悪霊は、人間の歴史と場所のいたるところに出てこれるのです。  そして古来の言い伝えの通り、悪霊は不死身です。  人間に追いつめられたら、人間界から魂界に避難すればいいだけなのです。  この悪霊を我々人間が救う手だてはありません。  憎悪の念を抱いたまま死んだ魂が光へと昇っていくときに手放したネガティブなエネルギーが、この悪霊の下に集まってきます。  人間の二元性の歴史が、この悪霊を大きく育んでいるのです。  悪霊は退治されたのではなく、いつも、どこかへ逃げ去っただけなのです。  でも、ご心配なく。  バチカンの歴史の中でも、十数例しか確認されていない、というウワサですから。    悪霊にはめったに出会いませんから、安心してください

2013年8月24日土曜日

おはようさん 2013.8.25.

生活習慣病の患者さんたちには、真夏の暑い時と真冬の寒い時に動脈硬化の検査をしています。 手と足の血圧の比較&脈波の伝わり方から動脈硬化(血管の老化)がわかります。 わかりやすく言えば、血管年齢ですね。 糖尿病があると、当然、血管年齢は大幅に上がります。 60才なのに血管年齢100才!なんてことも・・・あなおそろしや。 検診で高脂血症を指摘されて受診された方には、この検査をしています。 血管年齢が戸籍年齢程度なら、高脂血症の薬なしでフォローしますが、血管年齢が高ければ薬を飲むように指導します。 長寿遺伝子の大規模検索が行われていますが、この血管年齢を介して患者さんたちを診ていると、確かに長寿遺伝子はあるなぁと実感しています。 遺伝か・・・と諦めてはいけませんよ。 血管年齢に関して言えば、運動 特にウォーキングを続けると、確実に血管年齢が改善されてきます。 癌遺伝子を持っているから、前もって摘出手術を受けておく・・・なんてこともリアルに起こってきていますが、遺伝子半分・日頃の運動半分(食事・睡眠・気持ちの持ちよう 等々も)が長寿への両輪じゃないかなって思っています。 今日は前世物語からひとつ、症例をご紹介しますね。   妻の病気の意味  昔々、東京の下町に、いつも野球帽を被った少年がいました。 「ひとし」と言います。 ひとし君はさびしん坊でした。 いつも石をけって帰って来ました。 大きなランドセルが黒いカタツムリに変身します。 ひとし君の夕食は、いつも仏さまと一緒でした。 ちゃぶ台が野球場のようです。彼はキャッチャーが得意でした。 夜遅く、お母さんが帰ってきました。 お母さんは女工をしていました。 ひとし君はお母さんが大好きです。 優しい目をしたお母さんは「今の妻」です。 今夜、彼はお母さんに頼みました。 「一緒に寝て欲しいなぁ」 でも、お母さんはとても忙しいのです。 ひとし君はお母さんのニコニコした顔を見ながら眠ってしまいました。 「だって、仕方ないもの・・・」  朝、ひとし君は一人で起きました。 もうお母さんは出かけていません。 彼は一人で食事の支度をしました。 お母さんは近所でも評判の働き者です。 そして、いつもニコニコしていました。  ひとし君は、大学生になりました。 今日は入学式です。 彼は新しい学生服と大学帽を被っています。 お母さんもきれいな着物を着ています。 二人が門の前までやって来ました。 彼はお母さんに何か言われました。 怒られているわけではありません。 でも、彼は思いました。 「ごちゃごちゃ言わないで欲しいなぁ。そういうの、嫌なんだ」 ひとし君は、とうとうお母さんに言い返しました。 そして、怒って一人だけで門の中へと入って行ってしまいました。  その夜、彼が家に帰ると、お母さんが黙って座っていました。 ニコニコしていません。 彼も黙って座り込んでしまいました。  ある時、大学生のひとし君は流感に罹りました。 身体が寒くてたまりません。 どんどん衰弱していきます。 お母さんが心配そうに見ています。 彼は思いました。 「もう死ぬのかなぁ・・・。お母さんに何も出来なかった。何もしてあげれなかった。これじゃぁ、生きてきた意味がなかったよ。何にも成しえなかったよ」 お母さんが励ましてくれます。 「ひとし、がんばりなさい」 「私」は、ひとし君の魂に尋ねました。 「死ぬ場面を通り越しましたか?」 「はい」 「下では、何が起こっていますか?」 「お母さんが泣いています」 「それを見て、どう思いますか?」 「お母さんに何もしてあげられませんでした」 「お母さんの涙を見た時に、何か決心したことはありますか?」 「入学式の時に、母に怒ったことと何もしてあげられなかったことが悔やまれます。母に何かしたかった・・・」 「あなたが死んだ時に、何か決心したことはありますか?」 「今度は、自分が面倒を見てあげるんだ」 「私」は彼の魂を高みへと導きました。そしてひとし君の人生を高みから振り返りました。 「苦労してきた母親に対して、何もしてあげられなかった後悔がとても大きいです」 「私」はもっと高みへと導きました。そして、ひとし君の人生と、今、生きている人生を比べて見ました。 「人生をそのまま返しています。前の人生を返しています」 「私」はさらに高みへと導きます。 彼の魂はそこに柔らかい光を見ました。 そして光の中へと入りました。 光の中には静かな人がいました。 「私」はその静な人に尋ねました。 「今回の人生での妻との関係は何ですか?」 「お返しをしたい、という気持が強いのです」 「今回の人生の目的は何ですか?」 「妻の病気を通じて、自分が向上することです。前の人生で出来なかったことです」 「今回の人生で、私は何を学ぶのですか?」 「人に尽くすことです」 「妻の病気の原因は何ですか?」 「私が自分で決めました。人に尽くすことを私に気づかせるために、自分で決めてきたのです」 「妻の病気を私が決められるのですか?」 「私の強い意志が伝わったからです。その意志がすごく強かったのです」 「私が妻を病気にしてるのですか?」 「でも大丈夫です。妻も納得しています」 「妻は恨んでませんか?」 「恨んでいません」 「では、妻の病気はどうしたら治りますか?」 「すでに治っていますよ」 「妻は自分の病気から何を学んでいるのですか?」 「病気が治った意味を二人で勉強して、同じように気づくことです」 「人間は何のために生きてるのですか?」 「人生の目的に気づくことです」 「なぜ私は何回も生まれ変わってるのでしょうか?」 「勉強のためです」 「今、私は人生の転機に立っていますが、この意味は何ですか?」 「人に尽くすことを思い出すためです」 「どうしたら良いのですか?」 「自分の思うままに・・・。それで良いですよ」 「今回の私の人生は、ここまでこれで順調ですか?」 「ものすごく順調です」 「こんなに大変な状況なのにですか?」 「順調だって言われています」 「妻が病気になって、仕事が大変になるのは、私たちが計画してきたのですか?」 「はい」 「妻も私も、この転機を乗り越えるだけの力がありますか?」 「あなたがたなら出来ますよって」 「私」は、今回の人生の目的をクリアー出来た、未来の姿を見せてもらった。 「ニコニコしてます。二十歳くらいの男の人です。茶色がかった髪に黒い目です。事務所にいます。会社をやっています」 「その未来のあなたから、今のあなたへ、何かアドバイスをもらって下さい」 「ニコニコしていれば、大丈夫だよって言っています。自信を持ちなさいって」 「未来の彼としっかり握手して下さい。どんな感じがしますか?」 「自信が湧いてきました」 「その事務所には、他に誰かいますか?」 「いるような気がします」 「その人たちの中に、今のあなたが知ってる人はいませんか?」 「金髪の女の人が今の妻です。ちょっと年上かなぁ」 「その金髪の女性に聞いて下さい。今の私に一言アドバイスを下さい」 「かんがってねって言っています」 「今の妻にも、一言お願いします」 「何も心配することなどないですよ」 「みなさんも、私と妻を応援してくれますか?」 「もちろん応援するけれども、大丈夫だよって言っています」 「では、もとの光の中に戻ります。そして最後にもう一言、メッセージを下さいませんか?」 「あなたの思うままに生きなさい」 「辛い時は、あなたの所に来ても良いですか?」 「いつでも来なさい」 そして私たちは、今、この時へと戻ってきました。

おはようさん 2013.8.24.

先月から足腰が立たなくなった老夫婦の家へ在宅診療+鍼治療をしています。 足腰の痛みがひどくて立てなくなったおばあちゃんを体表観察して、いつもの原穴たちには反応がなかったけれど、足陽明胃経の足三里に実熱をはっきりと認めたので、自信を持ってここに置鍼しました。 すると、翌日にはしっかりと歩けるようになったではありませんか!(*^^)v その後、泌尿器系疾患で入院されていましたが、先日、やっと退院されて。 はい、またまた歩けませんし食べられません。 二回目の診察時には脱水があったからかな? 照海の実熱が気になって、そこに置鍼して。 食思は幾分改善はしたものの、足腰の弱り&痛みはそのまま持続。 今日は三回目の診察でしたが、やはり足三里だけがホットスポットに実していたので、そこに置鍼しました。 さて、結果はどうかな? (置鍼中にトイレに行きたくなったらしく、家族とお話してる間にコソッとポータブルトイレまで歩いて座ってましたから・・・きっと足腰は楽になったのでしょうね) 在宅往診で鍼をすると、1時間近くはその家で足止めになります。 もう全然採算合いませんよね(保険治療では)。 でもね、鍼をするためには毎回、体表観察や舌診・脈診を欠かせませんから、目の前の患者さんをとても詳しく診ることになります。そして、鍼の反応を見ていると、その患者さんの氣の力(氣が動くかどうか?)・免疫力・自律神経の過緊張度・認知力などがわかります。 それはまさしく未病を治すことだと思います。 とても不思議な力に導かれるまま、半年前に鍼の世界に足を突っ込みましたが、蓮風先生がよくおっしゃる「鍼がたのしい」気持ちがわかるようになってきた今の私です。 乞うご期待! 今日も前世療法ハンドブックの一部をご紹介しますね。 前世療法はどんなふうに効くの?  過去生を体験中に、今生への強いリンクを発見することがあります。  今生での癖、身体のあざ、病気、人間関係、トラウマなどの引き金となった出来事を過去生の中に見つけるのです。  溺れ死んだから、水が怖い。  槍で刺された箇所に、あざがある。  あの人と今生でも一緒になると誓ったから、何度も結婚直前に破談にしてしまう。  過去生と今生とのリンクを断ち切ることで、今生でのトラブルを解決してしまうのが古典的前世療法です。  でも、なぜそんな面倒なリンクを今生に張って、生まれてきたのでしょうか?  自分の人生に、いくつもの落とし穴を自分で仕掛けているのですから。 「何か学べるものがあるはずだ」 「どの気づきにつながるのかしら」 「これはステップアップのチャンスだぞ」  こう考えるのが「生きがいの催眠療法」です。  これは、あなたが主役の療法なのです。 人生の意味を見つけましょう  インナーチャイルド・セラピーとは何ですか?  厳密に言えば、過去生は今生も含んでいます。  過去生への誘導に従って、今生の子供の頃に降りることがあります。  ほとんど記憶に残っていない子供の頃の事件に戻ります。  ここからは、インナーチャイルド・セラピーになります。  あなたが知りたい本当の原因が、今生の子供時代のトラウマだったのです。  例えば、ある日、あなたはお父さんと約束しました。 「今度の日曜日、遊園地に行って一緒にゴーカートに乗ろう」  あなたは、指折り数えながら楽しみに日曜日を待っています。  土曜日の夜、お母さんが言いました。 「お父さんは明日、大切なお仕事があるのよ。いい子だから我慢しなさいね。また今度、行きましょうね」  その夜、泣き疲れて眠ってしまったことも、翌朝、お父さんがいなかったことも、今のあなたは忘れてしまっています。  でも、その土曜の夜の子供は、毎晩、今のあなたの中で泣き続けています。  これがあなたのインナーチャイルドです。  ずっと泣き続けているインナーチャイルドは、何を思っているのでしょうか? 「お父さんのウソつき!」は、男性恐怖症や人間不信の原因になるかもしれません。 「もっと良い子にならないと両親に嫌われそう」は、不安症や心身症につながるかもしれません。 「お父さんは私より仕事の方が大切なんだわ」は、ワーカーホリックやアルコール中毒の引き金かもしれません。  今の大人のあなたには、お父さんの立場が理解できます。  だから、インナーチャイルドのあなたを救えるのは、あなたしかいないのです。  セラピストは、インナーチャイルドと今のあなたを対面させ、今のあなたがインナーチャイルドの味方だ、ということを理解させていきます。  長い間、閉じられてきたインナーチャイルドの心をゆっくりと開いていくのです。  インナーチャイルドは、拗ねたり、怒ったり、暴れたり、逃げ出したりします。  過去生は死んだ人ですから、いざとなれば切り離して戻って来れます。  しかし、インナーチャイルドは今もあなたの中で生き続けていますから、いい加減なことは許されません。  インナーチャイルド・セラピーの場合、前よりも状況を悪化させてしまう危険性があるからです。  今のあなたがインナーチャイルドの傷ついた心を癒し、いつでも今のあなたが見守っていてくれているという安心を与えることで、インナーチャイルドのトラウマは解放されます。  この時、あなたがあなた自身に許しを与えます。  自分自身を許せるのです。  今のあなたがインナーチャイルドを許します。  インナーチャイルドから今のあなたが許されます。  これを続けていくと、あなたはすべてを許せるようになります。  どんな人も、どんな出来事も、神さまのように許せるのです。  インナーチャイルド・セラピーは「許し」の療法です。  許しは感謝を生み出します。  感謝は愛を育みます。  インナーチャイルド・セラピーは、愛するための療法なのです。  自分のすべてを許しましょう  前世療法に役立つ経験は?  「前世療法を受ける際に、役立つ経験は何ですか?」とよく聞かれます。  受ける側で一番役立つものは、瞑想です。  心静かにしていると、雑念が次から次へと浮かんできます。  ただ雑念を手放す繰り返しが瞑想です。  雑念は顕在意識からやって来ます。  顕在意識から自由になれることが、前世療法にとても役立つのです。  雑念を手放し続けていると、フッと波ひとつない心になることがあります。  無我の境地への入口です。  手法は違いますが、座禅も、読経も、祈りも同じです。  気功も、太極拳も、巡礼も同類なのです。  練習を積んでいけば、無我の境地を越えて光の世界に入れます。  でも、そこまで行き着くのに一生を終やすことだってあります。  三蔵法師は、苦労に苦労を重ねて天竺に着きました。  孫悟空たちと大冒険をするのが目的ではありません。  乱れた世を救う教典が欲しかったのです。  もし、amazon.comとFedexがあったなら、三蔵法師はどうしたでしょうか?  気づきや悟りへのプロセスを楽しむのも人生。  気づきや悟りを使いこなしてみるのも人生。  どちらも祝福された人生なのです。  これまでは歩くしかなかったルートに、ジェット便が就航したのです。  ジェットで行って、天竺をじっくりと味わう新コースが加わったのです。  どちらのコースでも充実した人生を歩めます。  はずれは、ありません。  選ぶのは、あなたです。  肝心なのは、ともかく一歩、踏み出すことです。  ラクダに乗ってから、砂漠にするか、空港にするか、行き先を決めても構いません。  ラクダに乗りさえすれば、充実した人生になるのです。  この本を手にしたあなたは、すでにラクダに乗っています。  どちらに進むかは、あなた次第なのです。  そして、どちらも正解なのです。  悟りを使いこなしましょう  前世療法のガイドに役立ったものは?  「前世療法を行う際に、役立った経験は何ですか?」とも聞かれます。  脳外科医になった意味。  東洋医学に出会った意味。  心療内科に触れた意味。  突然、開業医になった意味。  この前世療法に、すべての意味が収束していました。  それだけではありません。  医者になった意味も、高校生活も、中学の友人も・・・生まれてきてからのすべての意味が一本の線となり、「今、この時」に集まっています。  すべての過去が、その善悪に関係なく、「今」のエネルギーとなっています。  人生にムダな一瞬は、ありません。 「今」あなたの目の前にも、運命の女神が待っています。  一期一会なのです。  目を開いて、手を伸ばして、抱きしめるだけでいいのです。  前世療法を受けると、「今」を大切に生きれるようになってくるのです。 すべての体験を大切にしましょう  自分の過去生をどれくらい見ましたか?  「自分の過去生をどれくらい見ましたか?」とも聞かれます。  前世療法のセラピストは、患者さん達と共に、自分も成長しています。  そしてセラピストには遅かれ早かれ、ワンネスの体験がやって来ます。 「あなたは私、あの人も私、私はみんな、みんな私」の世界です。 自分と他人の過去生の区別が、つかなくなってきます。  そんなことは、どうでもよくなってくるのです。  人間だけでは、ありません。  動物にも、植物にも、岩石にも、そして地球にも、意識が同調してきます。  セラピストの意識が、ブロードバンド化してくるのです。  やがて、宇宙意識とつながります。  ユングのように、青い地球をはっきりと見ることができます。  それは神への入口です。 でも前世療法のセラピストは、自己の中心に立ち続けるように訓練されています。  神には、なりません。  人間の神よりも、もっと客観的に人間を見る存在になるのです。  セラピストはETだと思いましょう

2013年8月23日金曜日

おはようさん 2013.8.23.

木曜の午後は藤本漢祥院での研修&鍼治療です。 なんだか学生に戻ったようなワクワク&ドキドキな充実感でいっぱいで、いつも汗だくになってしまいます。 蓮風先生の鍼を間近に見て、お話を聞いて、蓮風先生の氣をちょこっと吸い込んで(;^^)ヘ.. まだまだ鍼灸の知識不足なもので、片言英語しか話せないくせにケンブリッジ大学に留学したような気恥ずかしさです。 言葉がうまく通じないのに、蓮風先生は丁寧に&優しく教えてくださいます。 やっぱり氣がすばらしい人は、こころねも豊かで慈愛に満ちていますね。 今日は蓮風先生から打鍼用の木槌をいただきました。 うれしかったぁ\(^O^)/ まるで恩賜の短剣ですものね。 これで病をどんどん癒やしていきましょう。 今日も「前世療法ハンドブック」をご紹介しますね。 過去生は自分で作っているように思うのだけど?  過去生は、SFと同じ創造作品かもしれません。  過去生が創造なら、未来から見た今生も創造です。  私たちは創造した人生を生きているのです。  光との対話で「今回の人生は誰が計画したのですか?」と尋ねると、「あなたです」と答えます。  あなたの人生は、あなたが創造しているのです。  過去生と今生を振り返ってみると、「今」の連続したものが人生です。  すべての人生が「今」の集合体なのです。  あなたが人生の創造主なら、「今」もあなたの創造作品です。  そうやって、あなたは過去も未来も創造しているのです。 「私という魂は幾多の人生を経て、どんな世界を創りあげようとしているのでしょうか?」  この答えの中に、あなたの生きている意味が込められています。  あなた自身が、あなたの創造主なのです。  「今」を創造しましょう  私の人生は順調なの?  「今回の人生は順調ですか?」と光に尋ると、「順調です」と答えます。  自分で創っている人生だから、順調なのです。 「念ずれば、花ひらく」なのです。  これを宇宙の法則と呼ぶ人もいます。  自分でまいた種は自分で刈る、因果応報・・・何と呼んでも構いません。  失敗体験が多いほど、魂は強くなれます。  悲しみ、苦しみが多いほど、魂は慈悲深くなれます。  たくさんの反面教師と出会った魂ほど、情け深くなれます。  これは私たちの集合意識の法則なのです。  過去生なんか自分で作っているんだ、という人もいます。  例えば、パンダと遊びたい、と念じて眠ります。  その夜、パンダの夢を見たら自分で作った、と思います。  動物園のペンギンの夢でも、中国を旅する夢でも、そう思います。  どんな夢を見ても自分が作ったんだ、と思います。  これは、本当は無理だ、とあきらめた否定形で念じているからです。  どんな過去生が見えても、目を背けてしまいます。  自分で気づいていないネガティブな心のクセが邪魔をしています。  自分の中の暗黒面に出くわしているのです。  ネガティブが悪いのではありません。  何でもかんでもネガティブに放り込んでしまうクセに苦しんでいるのです。  前世療法は、あなたの知らない本心に出会ってしまうのです。  心のクセをチェックしましょう  前世療法はいつ始まったの?  前世療法は、世界中で行われています。  1975年、オランダのハンス・ダンロンが「輪廻転生」を出版したのが始まりです。  オランダ、ドイツ、フランスのセラピストを中心に、心理療法のひとつとして取り入れられてきました。  現在では、アメリカ、ブラジル、ロシア、インドにまで拡がっています。  ヨーロッパのセラピストは、前世療法だけを行っているのではありません。  自分の得意なセラピーのひとつとして、これを利用しています。  ヨーロッパ型前世療法の特徴は、セラピストの持ち味が色濃く出ることです。  クセはあるけど、はまると絶大な効果を発揮します。  セラピーの個性が強いので一大勢力にはなりにくく、草の根的な活動を続けています。  1985年にワイス博士が「前世療法」を出版し、世界的なセンセーションを引き起こしました。  現役の臨床医師が過去生の報告を公にしたことで、前世療法がマスコミで大きく取り上げれるようになりました。  現在、ワイス博士は、講演会とセミナーをアメリカで行っています。  日本でも、ワイス博士のセミナーを受講して、前世療法を行う方が増えています。  このアメリカ型前世療法は、ワイス博士の手法がメインです。  画一化されて機能的になっており、アメリカの主要都市にどんどん進出しています。  ヨーロッパ型のセラピストとの交流は、ほとんどないのが現状です。  日本では、山川夫妻がワイス博士の「前世療法」を翻訳出版して、過去生やソウルメイトという言葉が世に出ました。  日本で過去生療法に興味を持っている人の多くは、この「前世療法」を読んだことがあるはずです。  これは日本の前世療法のバイブルです。  日本の前世療法は、まだ始まったばかりです。  これから日本独自の形を作り上げていきます。  ヨーロッパとアメリカの良いところに、日本人独特の宗教観、人生観をミックスすると、世界に誇れる「日本型前世療法」ができ上がります。  期待していてください。  一緒にワクワクしましょう  前世療法の手法はいくつあるの?  年令退行を繰り返して、過去生を見る方法を古典的前世療法と言います。  ワイス博士の「前世療法」で一躍有名になりました。  今生を年齢退行していき、赤ちゃんの時、胎児の時を経て、過去生へ至ります。  今生と強く結ばれたまま過去生へ降りるので、身体的トラウマの解放に優れています。  肉体的な劇的反応が期待できる方法です。  逆に、純粋な魂のレベルに達しにくいので、光の存在との対話や光のヒーリングでは劣ります。  深いレベルでの気づきを得たり、内面的なヒーリングには適していません。  私の前世療法は、物事の二元性、裏と表を比較するゲシュタルト理論に基づいています。  今生と過去生を平行に並べることで、その隙間から魂のレベルにアクセスします。  今生と過去生を魂のレベルで見比べて、深い気づきを得ます。  そうやって、あなたの心を開き、あなたが気づきを得るお手伝いをしています。  トリシア・カエタノ氏が欧米で行っている手法を、日本人向けにアレンジしてあります。  欧米は多民族国家、日本は島国です。  宗教も倫理も違います。  あなたの気づきのために、八百万の神々を活用させていただいています。  罰が当たるなら私に当たりますから、あなたは大丈夫です。  2000例やって、スズカ・サーキットをバイクで爆走しても、まだ生きてます。  どうやらこの手法は、日本の神さまのお気に召しているようです。  だから、あなたは絶対に大丈夫です。  最近では、キリスト教文化圏では思いもよらないような誘導やヒーリングを、どんどん取り入れています。  日本人だからこそ、何の束縛もなく、あなたの魂にフォーカスできるのです。  この時代の日本人に生まれた意味を一緒に感謝しましょう。  胸を張って受けましょう

2013年8月22日木曜日

おはようさん 2013.8.22.

今年の夏は慢性的な熱中症が多いですよってブログに書いたら、藤本蓮風先生がブログで http://blog.livedoor.jp/fujimoto1005/?p=2 熱中症の鍼のことを書いてくださいました。 う〜ん、うれしいなぁ。なんかダブルプレー成立!な感じやん。 なるほど、陰液不足の腎陰虚で照海かぁ。 ということで、今日 早速、いつもの鍼してる患者さんの照海をそのつもりで労宮診してみると・・・うんうん! わかる&わかるやん! 水はしっかり飲んでます!って言ったて、身体は正直なんやからね。ちゃんと水分を摂りましょうねって。 いくら水を飲んでもオシッコになって出てしまって、脱水・熱中症になる人がいるって書きましたが、腎陰虚 下半身の芯が冷えている人(私もそうなんだけど)は、飲んだ分だけ汗とオシッコに流れてしまって、なかなか腎陰虚を改善するまでいかないんだね。 で、照海に鍼一本かぁ・・・やっぱさすがやなぁ、とますます感服したのでした。 感謝&感謝。 木曜の午後は藤本漢祥院での研修&鍼治療です。 今、私の一番のワクワク&ドキドキな時間です。 (いつも汗びっしょりやけど(;^^)ヘ.. では、お約束の「前世療法ハンドブック」のつづきです。 第一章  前世療法とは何だろう?  過去生って何ですか?  過去生を見ることは、伝記を読むのと同じです。  司馬遼太郎や井上靖を読むのと同じなのです。  お気に入りの偉人伝を読んだ子供は、こんな人になりたい、と思います。  人生の壁に当たった大人は、偉人たちの勇気に奮い立ちます。  黄昏を迎えると、偉人たちは安らぎで心を暖めてくれます。  過去生は、人類が書き続けてきた伝記図書館です。  前世療法とは、今の自分に最も必要な伝記を読むことなのです。  自分が書いた本もあれば、まったく別の魂が書いた本もあります。  どの本を選ぶかは、深い深い潜在意識、集合意識が決めてくれます。  どの本も今の人生に、目標と勇気と安らぎを与えてくれます。  本当は知っている、持っているけど、ド忘れしているものを思い出すのが気づきなのです。  前世療法は、気づきの療法なのです。  人類の歴史図書館に出かけましょう  過去生と今生の関係は?  過去生は受験参考書です。  すべての人生問題の解き方と答えが載っています。  今生のあなたは、教科書だけで勉強しています。  でも、本当は「参考書持ち込み可」なのです。  前世療法が1000例を越えた時、私は確信しました。 「天罰は下らなかった。前世療法は祝福されている」  宇宙の物理法則はシンプルです。  例外はありません。  だから、安心して参考書をめくってよいのです。  時々、先生がやって来てヒントをくれます。  教科書と参考書を広げたまま、ウンウン唸っているあなたには、特に優しくアドバイスをしてくれます。  正解数を求められているのではありません。  解き方をいくつマスターしたかで、先生の頬が緩むのです。  先生の喜びが、あなたの自信と勇気をパワーアップしてくれるのです。  たくさんの人生から学びましょう  前世療法は危なくないの?  前世療法は安全です。  あなたの潜在意識が、あなたをしっかりと守っていてくれます。  潜在意識は、あなたのことをあなた以上によく知っています。  あなたが見る準備ができている人生しか、見せてくれないのです。  ある過去生を見たら気が狂った、自殺した、相手を殺した、などの可能性がある過去生は見えないのです。  18禁のように、モザイクだらけの過去生もあります。  同じテーマでも、一番ではなく、三番、四番が見えることもあります。  さっぱり訳のわからない過去生だってあります。  それはそれでよいのです。  後になって重要な気づきが訪れる意味深な過去生なのです。  見えないところが多いほど、想像が膨らみます。  生きがいとは、想像を膨らませることなのです。  もっこり生きましょう  過去生とはどんな感じ?  過去生は、夢のような感じで見えます。  顕在意識が起きたまま、夢を見ている感じです。  過去生が見えた途端、あなたの顕在意識が邪魔を始めます。 「自分で創っているぞ」と言い出すのです。  これは初心者が必ず当たる壁ですから、仕方ありません。  仕方ないから、そのまま言わせておきましょう。  時々、その声に惑わされて、顕在意識と一緒に、見ている過去生を評論してしまう人がいます。 「時代考証がなってない」「こんな人が出てきてはいけない」「左は待ち伏せされているから右へ行け」などと顕在意識が言い出すのです。  すると、あなたの左脳が動き出します。  左脳が働くほど、過去生は消えてしまいます。  頭の中がパニックになって、ますます考え込んで、黙り込んだまま過去生から放り出されてしまいます。  前世療法は、左脳との戦いです。  それは映画館で、映画を見ているのと同じ要領です。  淀川長治さんは、映画が終わった後で解説してくれるから楽しいのです。  あなたの顕在意識は過去生に降りている間、同時通訳のようにずっと解説してくれます。  ありがた迷惑だよ、とはっきり言いましょう。  過去生は、ただボッーと見てください。  瞑想や座禅をしている方は、とてもよく見えます。  過去生は、右脳で見るものなのです。  右脳でボッーと見ましょう

2013年8月20日火曜日

おはようさん 2013.8.21.

光の前世療法を受けたいと予約される人が少しずつ増えてきました。 飯田史彦先生とのタイアップで百花繚乱したピーク時には、予約3年待ち!なとんでもないフィーバーもありましたが、あだしが原の道の霜 夢の夢こそあはれなれ。。。 今は週1ワークあるかないか・・・まぁ、来るべき人が大いなる力で導かれて来られるのですから、来た方を静かに迎えて、最大限の力を発揮して大いなる光さん、神さま、宇宙意識・・・としっかり繋がっていただけるように真摯にガイドするだけです。 神との対話。 古代ギリシャ時代には巫女が受け取った神託が戦争をするかどうか? などの国家の命運を決める大役を果たしていました。 もちろん、個人的な神託も大切にされていました。 神との対話。神さまからのお告げ。 松下幸之助さんも巫女さんのご神託をとても大切にしていたそうです。 いつの時代も、誰もが自分の決断に自信と勇気を持ちたかったのですね。 神との対話。神託。 それは未来を知りたい・・・なあまちゃんなものではなく、 今をしっかりと生きたい! そのための自信と勇気が欲しい! という極めて人間くさい叫び声のように思います。 だって・・・人間だもの。 10年以上前に出版した「前世療法ハンドブック」を、これから光の前世療法を受けられる皆さんのために、掲載していきますね。   前世療法ハンドブック      過去生退行催眠療法がわかる72のツボ         医療法人 愛香会 奥山医院  院長 奥山輝実  この本は、3人のために書きました。  ①前世療法を受けたい人。  ②前世療法を受けた人。  ③これからの人生を輝かせたい人。  【はじめに】  21世紀は心の時代です。  時流は物欲から心の満足へ、とシフトしています。  たくさんの人たちが自分の魂に目を向け始めました。  ソウルメイトという言葉が井戸端会議で普通に使われる時代になったのです。  前世療法も、箱庭療法やユングの夢分析と同じ「心の治療法」です。  すでに日本の人々にも医療として受け入れられ、全国に拡がっています。  前世療法は、気づきの療法です。  今生を自分の足で歩んでいくために、過去生を見るのです。  この人生の今を輝かすために、過去と未来を使うのです。  病気を手放して心を開くのは、あなたの勇気です。  前世療法は、愛のエネルギーをあなたの魂に注いでくれます。  二千例の症例を踏まえて、前世療法のキモをまとめました。  前世療法を正しく理解していただき、お持ち帰りいただいた気づきの種から美しい大輪の花が咲くお手伝いをさせてください。  魂の療法へようこそ! 過去生退行催眠療法がわかる72のツボ  魂の療法へようこそ!  人類の歴史図書館に出かけましょう  たくさんの人生から学びましょう  もっこり生きましょう  右脳でボッーと見ましょう  「今」を創造しましょう  心のクセをチェックしましょう  一緒にワクワクしましょう  胸を張って受けましょう  人生の意味を見つけましょう  自分のすべてを許しましょう  悟りを使いこなしましょう  すべての体験を大切にしましょう  セラピストはETだと思いましょう  安心して寄りかかってください  エスパーは他を捜しましょう  あなた宛ての神託を受けましょう  憑依は怖くありません  悪霊にはめったに出会いませんから、安心してください  死への恐怖をフリーズしましょう  子供に感謝しましょう  人を信じましょう  無償の愛をめざしましょう  他人と比べないで生きましょう  悪役もやってみましょう  大目に見ましょう  ほめて、感謝して、愛しましょう  生きる喜びを感じましょう  自分も認めましょう  笑顔で自分をほめましょう  一緒に人生を探求しましょう  病気を手放しましょう  最高のコーチに会いに行きましょう  元気の源でリフレッシュしましょう  歴史から学びましょう  未来を決めましょう  スピリチュアルに目覚めましょう  過去生からの助言に耳を傾けましょう  未来に向かって歩きましょう  光の愛を感じましょう  どんどん杖を使いましょう  光のご褒美を受け取りましょう  魂のエールを聞きましょう  本物の笑顔を持ち帰りましょう  たまにはオーラを修繕しましょう  自分に恋しましょう  その意味に気づきましょう  あなたの小宇宙を見つめましょう  自分を祝福しましょう  自分で歩みましょう  魂の絆を大切にしましょう  感性を磨きましょう  大人になってから、受けましょう  素直な心で受けましょう  見えない意味を探りましょう  潜在意識に従いましょう  身体でも楽しみましょう  眠っても大丈夫です  秘密はそのまま持って帰りましょう  慌てずに、粘りましょう  アカデミー賞をねらいましょう  最高得点をめざしましょう  心が閉じていることを認めましょう  死んでみましょう  病気から自立しましょう  見守られている視線を感じましょう  笑顔から始めましょう  許しを極めましょう  天国だけ、信じましょう  ともかく愛しましょう  異性をもっと深く知りましょう  パッションで生きましょう  他の道を選びましょう  人生の輝きを取り戻しましょう   目次   はじめに 第一章 前世療法とは何だろう?      過去生って何ですか?      過去生と今生の関係は?      前世療法は危なくないの?      過去生とはどんな感じ?      過去生は自分で作っているように思うのだけど?      私の人生は順調なの?      前世療法はいつ始まったの?      前世療法の手法はいくつあるの?      前世療法はどんなふうに効くの?      インナーチャイルド・セラピーとは何ですか?      前世療法に役立つ経験は?      前世療法のガイドに役立ったものは?      自分の過去生をどれくらい見ましたか?      私の過去生を覗き見してるの?      セラピストはエスパーなの?      光の存在ってどんな人ですか?      憑依って何ですか?      悪霊はいるの?       第二章 前世療法でできること      死ぬのが怖い?      子供から何を学んでいるの?      パニック障害の原因は?      対人恐怖の原因は?      対人恐怖のキーワードは?      心身症のキーワードは?      うつ病のキーワードは?      性格を治すにはどうしたらいいの?      人生の意味とは?      なぜ生まれてきたの?      心の伝染病の治し方       第三章 癒しのテクニック      探求のための前世療法      治療のための前世療法      能力開発のための前世療法      ポジティブな過去生を見る前世療法      歴史を旅する前世療法      親心の前世療法      SF的な過去生      過去生との対話      未来生との対話      光のハグ      光の杖言葉      光の合言葉      心の扉を開く呪文      感情を閉じ込めてしまっている箱      光のパッチ      魂の鏡      プチ・ゲシュタルト      ヒーリング・ゲシュタルト      祝福 第四章 前世療法 Q & A      先生が助言してくれますか?      先生を信じていいですか?      過去生から戻してくれますか?      子供でも見えますか?      うまく催眠に入っていたのでしょうか?      催眠はどうやってかけるのですか?      遅刻したら、ごめんなさい      じっとしているのが苦痛なのですが?      眠ってしまったら、どうしよう?      プライバシーは守られますか?      どんなふうに見えるのですか?      恐ろしい過去生はイヤなんですが?      過去生をみて何になるの?      どうやって光の中へ入るの?      光と対話するためのキーポイントは何ですか?      ブレークスルーしたいのですが?      死んだ人に会わせてくれますか?      感情は死んだらどうなるのですか?      自殺したらどうなるの?      地獄はありますか?      たくさんの過去生から何を学びましたか?      異性を体験してみたいのですが?      神魂の法って何ですか?      前世療法のガイドになりたいのですが?   あとがき ということで、今日は目次で終わっちゃいましたね。 to be continue ということで、次回を乞うご期待(;^^)ヘ..

おはようさん 2013.8.20.

今日はお盆休み明けの初外来でした。 幸いにもホームドクターしてる患者さんたちの中から重症&入院した人がいなかったので、ほっとしました。今年は熱中症が多いですからねぇ。 水分しっかり摂ってます、な女性や高齢者の方々の中には、飲んでもそのままオシッコになってしまって、なぜか(漢方で云うところの)血と水が潤わない人がよくおられます。 朝から頭痛がする、めまいがする、食欲がない、微熱する・・・はこの時期、たいていが慢性熱中症の随伴症状です(点滴してあげると、スッと症状が消えて、元気が戻ってくるのが何よりの証拠ですね) 漢方で考えると、さもありなん、なことですが、西洋医学一辺倒&マークシート的○×思考だと、脱水だなんて疑えないでしょうね。 いつも鍼をしている患者さんたちが口々に「1週間は長かったぁ」「鍼してもらうのも待っていました」と言ってくださいました。 1週間空けてみて、忘れていた頭痛を・怠さを・寝苦しさを・便秘を思い出してしまいました と皆さん、言ってくれました。 そうです、鍼を始めてからの4ヶ月間で、そんな症状を忘れてしまうほど元気になっていたのですね。 その気持ち、よくわかります。私も用事で蓮風先生の鍼をお休みして中2週間になった時、治っていた膝痛やネガティブ思考がムクムクと再発しかけてきたのを実感してましたから。 検査データーとお話するのは西洋医学。そこはとてもデジタル思考な世界です。 患者さんの身体&こころと直接触れ合いながらお話するのが漢方&鍼灸医学です。そこは超弩級アナログな世界です。 私たちの世界はまだまだ天地自然の理に支配されているアナログな世界です。 人間のこころも身体もそんな天地自然の掌の中にあります。 西洋医学を縦糸に、東洋医学を横糸に、どちらもうまくよりあわせていけば、天地自然を包み込める錦を織り上げることができるでしょう。 その時、初めて不老不死の真髄がわかるのだと思います。 今日も「前世物語」の中からひとつ、症例をご紹介しましょう。   今回の人生の目的 昔々、南の島にコンガという男の人がいました。 日焼けした肌が逞しく、いつもたくさんの魚を捕ってきました。 ある日、彼は激しい嵐に襲われました。 一緒に漁へ出た船は、海に飲み込まれてしまいました。 コンガだけが知らない島へ流れ着きました。 ヤシの木の向こうから、踊りの音楽が聞こえてきました。 彼はフラフラと歩きながら考えました。 「仲良くなれるかなぁ」 小さな村の広場が見えました。 焚き火を囲んで、お面をつけた人々が踊っています。 祭壇の前で、赤ん坊に乳をふくませている女もいます。 コンガは子供たちに見つかってしまいました。 手を引かれて踊りの輪の中へ連れ出されました。 腰ミノが大きく揺れています。 彼は安心しました。 踊りが激しいスコールを呼びました。 村人たちは一斉に小屋へ逃げ込みました。 ブタもニワトリも入って来ました。 みんな、とてもお喋りです。 「お前、どこから来た?」 「流れ着いたんだ」 みんな、優しくしてくれました。 「船を貸してくれるかどうか、わからないなぁ。しばらくここにいることにしよう」 スコールが彼の涙も濡らしました。 時が過ぎました。 コンガは六十五歳になっていました。 もう村の長老です。 小屋で車座になっては若者たちに、魚の知恵、漁の心得を教えていました。 彼はいつも言いました。 「あまり沖には行くなよ。無理するなよ。必ず帰ってこいよ。漁は気をつけろよ」 船のいない白い砂浜で、コンガは夕日が沈むのを見つめていました。 「私の島へと、あの夕日は帰っていく。でも、私は帰りたいけど帰れない。長老として、この島を守っていかなくてはならないから。みんなから信頼されているから・・・」 彼は子供の頃を思い出しました。 ヤシの木のブランコに、お母さんが弟に乳をやりながら座っていました。 コンガが後ろから押してやりました。 お母さんが嬉しそうに笑いました。 お父さんが森から獲物を持って帰ってきました。 それは大きな鳥でした。 お父さんは強くて狩の名人でした。 お父さんはレイキといいます。 お母さんはハルといいます。 弟はジークといいます。 みんなとても仲良しでした。 コンガは十八歳で結婚しました。 妻はシュールといいます。 同じ村の幼なじみでした。 村のみんなが祝ってくれました。 彼は決心しました。 「これからは一人前の男だ。怖いものなしだ。恐れちゃダメだ。守るために戦うのだ」 やがて二人にかわいい男の子が生まれました。 ルーといいます。 彼はもっとたくさんの魚を捕ってくるようになりました。 七十八歳になって、コンガは死の床にいました。老衰です。 島のみんなが来てくれています。 小屋に入りきれず、広場でじっと座っています。 「島のみんな、ありがとう」 コンガの魂は感謝しながら、頭から抜けました。 「私」はコンガの魂に聞きました。 「死んだ時、何か決心したことはありますか?」 「前の島に帰りたい。もっと上がったら、他の島が見渡せます」 「では、もっと高く上がって行きましょう。あなたの生まれた島が見えますか?」  彼の魂が答えました。 「あそこでも誰か死んで上がって来ています。別の島でも上がっています。死ぬと上がるのです」 「私」は彼を高みへと導きました。 そして、彼の人生を振り返りました。彼の魂が呟きました。 「海の道です。じっとしてません、たぶん・・・島から島へ行きました。流れています・・・」 「私」は、もっと高みへと導きました。 そしてコンガの人生と、今、生きている人生を見比べて貰いました。 「今のは真っすぐな線です。昔のはちょっと曲がっていました。だけど昔のは細くありません。今の方が細いです」 「私」は、更に高みへと導きます。彼の魂が答えました。 「空に黒い穴が何個も開いています。その中に入らなくてはいけません。どれに入るかは自分で決めます」 「私」は言いました。 「では、自分で決めて入ってみて下さい」 「入った瞬間に、宇宙の星々のような光の点々が見えます。上には明るい渦巻きの雲が見えます。そこを突き抜けると、雲の上に出ます。雲の上には、燃えてる太陽が見えます」 「では、その太陽に向かって昇ります。そして太陽の中に入ります。太陽の中はどうなっていますか?」 「たくさんの白い玉がフワフワしています。自分と一緒に上がって来た人たちです」 「その中心はどうなっていますか?」 「噴水がある池のような所に、女神さまのような人がいます。ぽっちゃりして、笑っています」 「私」は女神さまに尋ねました。 「今回の私の人生の目的は何ですか?」 「本当の優しさで、みんなを守りなさい。本当の優しさは難しい。だけどみんなを守りなさい」 「自分自身がわからないのは、どういう意味があるのでしょうか?」 「しゃべらないからわからないのです。いろんな人と話をしなさい」と、女神さまが笑いながら叩きました。 「自分に意見がなくて、人の意見に流されるのですが、どうしたら良いのですか?」 「最後に残すのは、一つだけにしなさい。そうすれば答えは見つかります」 「私」は女神さまに聞きました。 「人間は何のために生きているのですか?」 「それぞれの目的が違います。けれど目的のないものはいません。目的は明確じゃなくても構いません。その過程で変化するのです」 「私はこれから先、どうなるのですか?」 女神さまが答えました。 「それは言うべきことではありません。それを探しながら、探すために生きるのです。見つけなさい。見つかるから」 「素晴らしい人生をおくるためには、どうしたら良いのですか?」 「悪意を取り払うことです。そうすれば、心が病気になりません」 「私」は女神さまにお願いしました。 「私の今回の人生の目的をクリアー出来た、未来の私の姿をちょっと見せて下さい」 「四十五歳で、ユニフォームを来た子供たちと野球をしています。俺が投げて子供が打っています。俺は笑ってるけど、子供は歯をくいしばって真剣です」 「私」は未来の彼に聞ました。 「何をしてるの?」 「子供たちと甲子園へ行くのです。この子たちの中からプロになる子がきっと出ます。だけど、厳しい練習は絶対しません。楽しく遊ぶ。遊んで勝つ。自分に出来なかった夢を話したら、子供たちがそれに興味を持ってついてきています」 「あなたは今、幸せですか?」 「幸せです。充実しています」 「未来のあなたに何かアドバイスを貰ってください」 「選択枝は多いけど、全てが正解です。でも選べるのは一つだけです。本当に幸か不幸かは、自分が感じ取るものだから、どれが正解か、はありません。どれを選んでも良いのです。選ぶのは自分です。あまり迷っていても、何にも変化は起こりません。どれかを選ばなければ、変化は起こらないのです。立ち止まるな!」 「あなたも今の私を応援してくれますか?」 「応援してなきゃ、今、ピッチャーしてないよ」 「私」は女神さまに聞きました。 「今回の人生は、ここまで順調ですか?」 女神さまが答えました。 「あなたは恵まれてる方です」 「あなたも私を応援してくれますか?」 「私はすべての人をサポートしています。だから、私が応援してくれるかどうか、という不安は必要ないのです」 「私」は、女神さまの下の白いフワフワした人たちにも尋ねました。 「みなさんも私を応援してくれますか?」 白いフワフワした人たちが、おしくら饅頭みたいに動き出して答えました。 「がんばれよ。逆に俺がそうなった時には応援してくれよな。がんばれ!」 そして私たちは、女神さまのもとを離れて、今、この時へと戻ってきました。

2013年8月18日日曜日

おはようさん 2013.8.19.

奥山医院の夏休みも終わりました。 月曜からいつもどおりの診療です。 今年の夏休みは、養老でのお茶事くらいしか予定がなかったのですが、いざ、夏休みに入ると、ラッキーなこともアンラッキーかも?なこともいろいろ立て続けに起こって「あぁ、生きてるんやなぁ」を実感しました。 一日一日が充実していて、1週間前がもうずっと昔のような気分です。 いいんかしら? これって認知症の始まり? 昔、寝たきり老人ばかりが入院している病院を週一で回診してたことがありますが、そこでは時間が止まっていました。病室へ入るなり、時の流れが止まったかのように感じられました。 それは強烈な経験でした。 それを思うと、こうやって時の流れを十二分に味わい尽くしている今は幸せですよね。 願わくば、私の「時が止まる」その時は、ちょうど今日死ぬよっの朝にして欲しいな。 ゆっくりゆっくりと時が流れるのを感じながら、これまで歩んできた道を振り返ってみようかな。 あぁ こんなに歩いてきたんだ。あんな高い山を越えて、あんな深い谷を渡って。 あの河は泳いだよなぁ。あの海は船に乗ったよなぁ。 そんな思い出に浸りながら、微笑みながら、でもちょっと涙もこぼしながら、逝きたいな。 だから、それまでは、日々、うれしく・たのしく・おもしろく生きていきたいと思っています。 今日は「前世物語」からまたひとつ、症例をご紹介しましょう。   今を楽しめない理由《わけ》 昔々、京の都に、それはそれはとても裕福で、幸せに満ちた人生を送った女性がおりました。 「しの」と申します。 丸顔に日本髪のかんざしがとてもよく似合いました。 道行く人たちは、しのさんの輝きに心引かれました。 七十九歳で、しのさんは暖かな死を迎えました。 白い旅装束でさえも美しく見えます。 夫も、子供たちも、孫たちも、そばにいてくれました。 「私」はそっと、しのさんに尋ねました。 「人生、どうでしたか?」 「幸せでした。お金には不自由しませんでした。何でも自分で選べました。お嬢様でしたが、みなさんにも良心的に接することが出来ました」 「一番の幸せは何でしたか?」 「結婚、出産、子育て・・・ともかく何不自由しませんでした。子供たちも、思いやりのある子に育ちました。夫も良い人でした」 しのさんは死にました。 「私」は聞きました。 「身体を離れた時に、何か決心しましたか?」 「また、夫とこの子たちと一緒になりたい・・・」 「しのさんの御葬式が見えますか?」 「賑やかではないけれど、本当に良い御葬式です。しのは良い人だったみたいです」 「それを見てどう思いますか?」 「また、こういう人生を送りたいです」 「私」は、しのさんを高みへと導きました。 「では、上にどんどん高く高く上がります。そして、その高いところから、しのさんの人生を見て、何か気がつくことはありますか?」 「惜しみなく、分け隔てなく、町のためにも、夫にも子供のためにも尽くしました。それが心から出来ていました。なに不自由ない生活だからこそ、人に与えることが存分に出来ました。私の人生は間違ってなかったと思います」 「私」は、もっと高みへと導きました。 「では、もっともっと高く高く上がります。その高い高いところから、しのさんの人生と、今のあなたの人生を見比べてみて、何か気がつくことはありますか?」 「しのさんは損得勘定なしに、見返りを期待せずに、本当の気持ちから良いと思うことを人にしてあげていました。中傷なんかには毅然としていました。自分を信じていたから、全然気にしなかったし、怒りませんでした。今の私には、それが出来ていませんが、私にも出来ると思います」 「私」は更に高みへと導きます。 「そこから上はどうなっていますか?」 「真っ青な空・・・」 「その青空の向こうは?」 「ふわふわして、透明な感じ・・・。たくさんの玉みたいなものがいます。そこは、優しそうな感じの、人の良いところが集まった感じのところです」 「では、それに向って聞いて下さい。今回の私の人生の目的は何ですか?」 「楽しむことです。勇気を持ちなさい。人に優しくしなさい。私は自分が思ってるほどバカじゃないから出来るって言われました」 心が開いて、啜り泣きながら続けます。 「今の仕事も落ち着いてきて、これからは時間に終われることもなく、充実した働きが出来るようになると思います」 「そうなるためには、どうしたら良いのですか?」 「自分がやりたいと思うものから、軽い気持ちで始めなさい。あなたは弱くないから大丈夫です」 「今回の人生は、ここまで順調ですか?」 「怠けています」 「何をですか?」 「とにかく物事が過ぎれば良い、という感じでいました。自分をしっかり見ていませんでした。もっと地に足をつけなくてはいけません。自分でわかるほど、ぐらついてはいけません」 「怠けてるからダメなのですか?」 「そんなことはありません」 「怠けてたことも役に立つのですか?」 「役に立ちます」 「私」は更に尋ねました。 「『今』に集中出来ないのはなぜですか?」 「先を見ようとし過ぎています。失敗を恐れ過ぎています。少々の失敗は問題にはならないのに、大袈裟に考え過ぎています」 「少々の失敗は良いのですか?」 「かまいません。そんなに大事にはならないですから」 「どうしたら『今』に集中出来ますか?」 「今を楽しむことです」 「どうしたら良いのか、具体的に教えて下さい」 「とにかく笑顔を忘れないことです。もっと広い視野で物事を見ることです」 「しのさんに会わせてくれませんか?」と、「私」は頼んでみました。 「現れました」 「しのさんに『今の私に何かアドバイスをください』って、お願いして下さい」 「甘えてるって言われました」 「どういうことですか?」 「しのの人生では心を忙しくしていて、そんなことを考えている余裕などありませんでした。とにかくいつも人の役に立つことを考えていました。それに比べて私は、何もしないで取り越し苦労ばかりしています。何もしないから不安になるのは当然だって言われました」 「しのさんも失敗したことがありますか?」 「失敗の次ぎをがんばるのです。失敗の経験を生かしていけば、大丈夫です」 「失敗を悔いていませんか?」 「悔いてなどいません」 「では、しのさんとしっかり握手して・・・。どんな感じですか?」 「マシュマロみたいです」 「私を応援してくれますか?」 「もちろんですって」 「困った時の相談相手になってくれますか?」 「はい。いいですよって」 「どうしたら、しのさんに相談出来ますか?」 「目をつぶって、瞑想しながら思い出してくださいって言われました」 「これから私の友達になってくれますか?」 「いいですよって言ってくれました」 「私」は、ふわふわした玉にお願いしました。 「今回の人生の目的をクリアー出来た、未来の私の姿をちょっとだけ見せて下さい」 すると優しい玉の中に、何かが見えてきました。 「今の仕事を続けているみたいです。笑って喜んで、仕事をしています」 「その未来のあなたに『何かアドバイスをください』って、お願いします」 「悩むのはこれで終わりですよ。着実に力をつけているから大丈夫です」 「未来の私さん。あなたはもう、取越し苦労をしませんか?」 「たまにしているみたいです」 「そういう時には、どうしているの?」 「前ほど深刻に考えたりしませんって」 「あなた、毎日楽しい?」 「楽しいそうです」 「結婚しましたか?」 「子供がいるみたいです。家庭も楽しいそうです」 「彼女と握手して・・・どんな感じですか?」 「力強いです」 「このエネルギーをわけてくれますか?」 「いいよって言ってます」 「彼女のエネルギーがどこに流れ込んで来たように感じられますか?」 「全身です」 「優しい玉に『最後にメッセージをください』って、お願いします」 「世の中は自分の気持次第で、どうにでもなります。だから、人にもっと優しくしなさい。言葉なども、もっと積極的な言葉を使うと良いです。あなたの人生は大丈夫ですよ」 そして私たちは、たくさんの玉の声援に包まれながら、今、この時へと戻ってきました。

2013年8月17日土曜日

おはようさん 2013.8.18.

岐阜 養老にある天命反転地をおさんぽローライしてきました。 ここは荒川修作とマドリン・ギンズ MADELINE GINS 氏が18000㎡の敷地に、彼らのパッションが踊り狂う創造性と天啓を自由自在に具現化したテーマパークです。 例えば、極限で似るものの家では、 知覚の降り立つ場:あらゆる出来事を識別すること イメージの降り立つ場:知覚の降り立つ場と場のすき間を充たすところ 建築の降り立つ場:ディメンションや位置を確かにすること 楕円形のフィールドでは、 空を、すり鉢形の地面に引き下ろすようにしてみること。 「白昼の混乱地帯」の中では常に、ひとであるより肉体であるよう努めること。 「宿命の家」や「降り立つ場の群れ」と呼ばれている廃墟では、まるで異星人であるかのようにさまようこと。 ・・・わかんないですよね・・・もう妖しさを突っ切ってイッチャッてる感じかも・・・私もよくわかりません。 パークの入口を入ると、広大な敷地の中のどこにも平坦&水平なところはありません。 絶えず足元がアンバランスになってる、とても不思議な感覚でした。 被写体となるさまざまな家も三次元的にねじられていて、内もすべてが大胆な曲線の壁で迷路のように入りくんでいました。 真夏の午後、汗だくになりながらパークを歩き回って、気づきました。 天命反転地は出来てから18年経ちます。 パンフレット http://www.yoro-park.com/j/rev/index_a.html の写真では芝生が敷かれたフィールドにさまざまなモニュメントが建っているように思っていましたが・・・すでに森に飲み込まれていました。 18年という月日を身体全ての筋肉と五感でフルに感じ取れました。 意図的に森にしたというよりも、天地自然に任せていたら森が飲み込んでいった・・・感じです。 そう、森が飲み込む・・・宮崎駿さんのナウシカそのものです。 敦煌のような砂漠の廃墟は、時間が人の創造物を飲み込んでいきます。 でも、日本のすべての創造物は、森が飲み込んでくれるのです。 もし今、日本から人がいなくなったら、高速道路も高層建築も原発も・・・森が飲み込んでくれるのです。 それは前々から分かっていたような気がするけど、今日、たかが18年でここまで森が飲み込んでくれるのか・・・ということに驚愕しました。 EXPO'70の万博公園はとても立派な森になっています。でも、パビリオンが取り壊されてから、人工的に作られた森です。今でこそ、木の神さまたちはいっぱい居るけど、とても穏やかな「和」の神さまたちを感じます。 この天命反転地を飲み込もうとしている森の神さまたちは、どこか荒々しい、力強い。 力強いといっても、漁師の力強さでもなく、出産時の母の強さでもありません。 怒りのような陰陽バランスが傾いた氣でもありません。 それは「生」の神さまたちのように感じられました。 ものすごい「生」の力が充ちていました。 純粋な「生」の力。陰陽が生まれる前の純粋な「生」の力です。 癌などで肉体的に瀕死な人や精神疾患でこころが瀕死な人は、この天命反転地はお薦めしません。 楕円形にフィールドを飲み込む「生」の力とシンクロすると、病が治るか数日で死すかのどちらか極端な結果をもたらすからです。 それほど力強い「生」の氣を感じました。 「生」の本能はとてもアグレッシブでした。 ただただそんな「生」の氣に抱かれながら、日本の山河草木に深く深く感謝しました。 そして、「和」の森たちが突然、「生」の森に変容しないことを・・・祈るのみです。

おはようさん 2013.8.17.

今夜は五山送り火。 またひとつ、症例を「前世物語」からご紹介しましょう。   伴侶の死 昔々、京の都に、やよいと言う若い女の人がいました。 今日もお寺の境内で、のぶさんとお話をしています。 石段にしゃがみ込んで楽しそうに話し続けています。 彼は「今の夫」です。 日暮れまでおしゃべりが続きました。 やよいは穏やかな気持ちで、のぶさんと別れました。 町家の木戸が見えます。 「おかえり」という、お母さんの声が聞こえます。 お母さんは座って針仕事をしていました。 お母さんは「今の母」です。 やよいは、お母さんと二人で暮らしていました。 今日あったことを、楽しそうにお母さんに話しました。 夕食のお魚が笑っています。 やがて、やよいはのぶさんと結婚しました。 彼女は機織りをしています。 やよいが手を休めました。 のぶさんはやよいの傍に座って話をしています。 「お茶がおいしいねぇ」 温かい幸せが二人を包みます。 車を引いている人が荷物を落としました。 夫が行って、それを拾ってあげました。 春日和の一日です。 のぶさんは海岸に座って魚釣りをしています。 彼は漁師です。 夫が帰ってきました。 やよいが食事の支度をしています。 時がのんびりと流れます。 食事の後、のぶさんは寝転がって話をしています。 やよいは傍でお茶を飲んでいます。 夫がたばこを吸っています。 夜の闇まで微笑んでいました。 時が過ぎ行き、のぶさんは五十七歳で死にました。 やよいは悲しみに沈みました。 「また、いつか会いたい・・・。また夫婦になって、一緒の仕事がしたい・・・」 やがて、やよいも六十七歳で死を迎えました。 孫が看取ってくれました。 とても安らかな気持ちです。 穏やかな人生でした。 「私」は、やよいの魂に尋ねました。 「死んだ時、何か決心したことがありますか?」 「夫を探しています」 「見つかりましたか?」 「はい」 「彼は何と言っていますか?」 「良く来たねぇって。若い頃と同じです」 「私」は、やよいの人生と、今、生きている人生を見比べてもらった。 「二つの道の形は同じですが、道がだんだん太くなっています」 「私」は、さらに高みへと導きます。 「雲の上に出て下さい。そこに誰かいますか?」 「まわりが全部黄色いです。雲の上には、白い服を着た、白いヒゲのおじいさんがいます」 「では、そのおじいさんに尋ねて下さい。今回の人生での夫との関係は何ですか?」 「今まで体験しなかったことをすべて、体験して学んでいきなさい」 「私の今回の人生の目的は何ですか?」 「良く生きることです」 「それは、どういうことですか?」 「自分のやりたいようにやっていけば良いのです」 「なぜ夫は死んじゃったのですか?」 妻の魂のすすり泣きが続きます。 「夫は早く死んじゃって、悲しんでいませんか?」 「悲しんでいません」 「あの年で死ぬって、決まっていたのですか?」 「決まっていました・・・。おばあちゃんが決めたそうです」 「それは、なぜですか?」 「寂しかったそうです。」 「今回、私と夫はなぜ結婚したのですか? 誰かが決めたのですか?」 「二人で決めました」 「その時、夫が先に死ぬことを知ってたのですか?」 「はい」 「二人が結婚した目的は何ですか?」 「私が強くなるためです」 「私」は彼女に代わってお願いしました。 「もう迷ったりしませんから、少しでいいですから、夫に会わせて下さい。お願いします」 白いヒゲのおじいさんが答えました。 「わかった」 「では、呼び出してもらって下さい」 「ただいまって言っています」 「では彼に近づいて、彼をしっかりと抱きしめて、そしてお話して下さい」 彼女は、長い間、静かにすすり泣いていました。 彼女が合図をしてくれたので、「私」は再び聞き始めました。 「あなた、どうしてほしいのって?」 「何もしてくれなくて良いよって言っています」 「私、これからどうしていったら良いのかなぁ?」 「そのままで良いよ。決めたようにやっていけば良いのだよ」 「先に死んで、苦しんでないの?」 「苦しんでないよ」 「死んだ後、私たちとどんなふうに接してくれているの?」 「いつもそばにいるよ」 「私はどうしたら、あなたに喜んでもらえるの?」 「無理をしないで、ゆっくりやっていけば良いよ」 「私はずっと独身の方が良いのかなぁ?」 「その必要はないよ」 「誰かと恋をして、結婚しても良いの?」 「良いよ」 「私が人生を全うするのを待っていてくれる?」 「はい」 「あなたに会いたくて、自殺したらどうなるのかなぁ?」 「来るな!」 「どうやったら、喜んで迎えてくれるのですか?」 「今のままで勉強を続けなさい」 「彼をしっかり抱きしめながら、おじいさんに聞いて下さい。私が今回の人生を全う出来たら、また、この人と一緒の人生を送れますか?」 「・・・はい」 「では、それが出来た未来の私たちの姿をちょっとだけ見せて下さい」 「婦人警官が見えます。髪は赤茶色で、目は灰色がかっています。仕事中だから真剣な顔をしています。夫は大学で建築を教えています。私たちは兄弟になっています」 「未来のあなたにアドバイスをもらって下さい」 「心配ないよって言っています」 彼女としっかりと握手して下さい。どんな感じですか?」 「すごく強い」 「そのエネルギーを分けてもらって下さい」 「いいわよって」 「彼とは仲良いのかしら?」 「時々ケンカするけど、とても可愛がってくれるよ」 「未来の夫にも、何かアドバイスをもらって下さい」 「よく来たねって。お茶を出してくれています」 「彼としっかりと握手して下さい。どんな感じですか?」 「力強いです」 「二人に聞いて下さい。今の私を応援してくれますか?」 「はい。もちろんだよ」 「では、白いおじいさんの所に戻って聞いて下さい。今度は夫婦じゃなくって、兄弟なの?」 「笑っています」 「夫は何て?」 「ふざけてます。残念だったねって」 「夫に尋ねて下さい。あなたを感じる合図を教えて下さい」 「彼・・・考えてる。・・・夢の中に出るからねって。頭をなでてくれてます」 「じゃぁこれから辛い時には、あなたを呼ぶから夢に出てきてね」 「わかったよって約束してくれました」 「白いおじいさんに聞いて下さい。私の人生は、ここまで順調ですか?」 「順調です」 「私は乗り越えて行けますか?」 「がんばりなさい」 「私を応援してくれますか?」 「もちろんだよって言っています」 そして私たちは、今、この時へと戻ってきました。 清書しながら、もしかして、この症例はすでにご紹介済み??かも。。。 まぁ、二度目でも、それはそれで意味があることですからね。 例えば、今日、たまたまこれを見て、こころがパッと明るくなったとか・・・ ということで、二度目でも読んでみてくださいね。

2013年8月15日木曜日

おはようさん 2013.8.16.

高校時代の新聞部朋友から依頼された「大先輩に聞く」のお原稿を書き上げました。 このブログにも載せましたけど、ちょいと手直しして再掲させていただきますね。 (実は、その後に送られてきた過去の「大先輩」たちのお話とは・・・まぁ、私らしいといいますか・・・ボツの可能性も大なので、まずは日の目に当てておこうという魂胆でございます(;^^)ヘ..) 茨木高校生諸君へ   医療法人 愛香会 奥山医院院長               奥山輝実 その1 「不運こそオンリーワンへの神の道」  人生に起こる失敗・挫折・脱落・仲間はずれ・・・不運の下でもがんばれた経験は、いつか必ず & 思いっきり役立つ時が来ます。  脳外科研修医になって3年目。同期はみんな忙しい救急病院が担当となり、週に何度も手術助手に呼ばれて腕を磨いていましたが、私の担当病院は何と精神科を専門とする総合病院!  実は、大学病院で主治医となった患者さんのことを想うあまり、要らぬことを言ってしまって助教授を激怒させてしまったのでした。⇩教訓:口は災いの元  ほとんど誰も来ない外来で一日ぼっっっとしてるだけでした。明らかに左遷でした。  その時はめげていたけど、生来の脳天気さ&おバカさでしょう。自分なりに立ち止まらずに、もがきながら何かを手探りしていました。  そこで発見したのは、精神科の長期入院患者さんたちの中に、かなりの数の正常圧水頭症の患者さんがいるということでした。  その左遷病院で、水頭症の手術もたくさんしました。数年後には、同期の中では断トツに水頭症に詳しくなっていました。  そして、その週一日の精神科体験が今、こうやって心療内科の患者さんも診察・治療できる形となって、とても役立っています。  あの時の精神科病院での経験がなかったなら・・・今頃は普通の脳外科医をしながら定年後を心配していたことでしょう。  同じく研修医時代。月20日以上の病棟当直をして、大学病院からのお手当は7万円くらいの時代でした。脳外科は夜間緊急手術があるので関連病院以外での当直バイトは禁止でしたが、私と同じように医者の家系でない貧乏後輩たちとチームを組んで当直バイトを廻していました。  ある時、講師の先生から言われました。 「貧乏人は医者になるな!」  ひどいいじめもありました。当直バイトに行ってるのを知っていて、わざと緊急呼び出しをされたり、三日三晩連続して夜間呼び出されたり・・・でも、生きるのに精一杯だったから、がんばれました。  あの当直バイト時代に学んだことは・・・  一般病院の救急夜間外来をこなしていて、子供から老人まで、さまざまな風邪や腹痛や骨折捻挫や心身症やHな病気や・・・なんでもかんでも治療できるようになりました。  指をつめたヤクザさんの処置なんか上手いもんですよ。  今は町のよろず診療所をしていますが、統合医療(西洋医学も東洋医学も精神医学もスピリチュアルケアも何でもアリ)の経験値は、あの時代に養われました。  そして、あれだけがんばれたのだから、少々のことではびくともしないぜ! な自信がつきました。  自分の限界を知るのは、やっぱり若いときに限ります。  18才の限界。30才の限界。40才の限界・・・18才の自分の限界を知った人は、30才の限界に登りつめた自分がより大きく・より強くなっていることに気づくでしょう。40才の限界に挑戦した時には、懐が深く寛容になっている自分自身に驚くでしょう。50才の限界が訪れた時、自分の生きがいが生死も喜怒哀楽も超越して無我無為に至っていることを悟るでしょう。身体の成長が終わると、こころの成長、精神性・魂の成長のスイッチをオンにしなくちゃいけません。そのためには、若いときに自分の限界を知っておきましょう。  大学院の研究室に入って、同期は腫瘍細胞をいじくる研究でしたが、私はなぜか、それまでうちの研究室では誰もやったことのない、担当教官もその分野はどうみても素人な「聴性脳幹反応」の動物実験でした。うわさ話では、例の助教授が聴性脳幹反応の機械を買ってしまったので、何か研究しなければいけないから、とりあえずテーマを出した・・・なんて不幸なんでしょう。。。  そもそも動物実験用の機材などありません。予算も当然ありません。仕方がないので、東急ハンズで木材を買ってきて・・・大工作業から始めました。動物実験に使う道具も全部、木工用やホビー用のものを代用して使いました。  でも、担当教官が素人なのをいいことに、2年間、好き勝手な研究が出来ました。今から思うと、「氣」の伝導速度を求めていましたね。もちろん、誰も見向きもしてくれなかったけど、青森での脳波学会で、ある教授が真剣に耳を傾けてくれて「おもしろい!」と言ってくれたのがうれしい思い出です。 もちろん&もちろん、担当教官に理解できるはずもなく、博士号は霧の中に消えてしまいました。(教訓:博士論文は当たり前のことを平々凡々に書きましょう)  機械がなくても、予算がなくても、やりたい! やろう! と思えば、何とかなるのです。そんなサバイバーな劣悪な環境下ほど、創造力&ユニークな発想力が鍛えられます。  常識に囚われてあきらめてしまう人たちがたくさんいます。一流大学・一流会社の人たちには特に多いように感じています。  道具があれば、何でも出来るのはロボットです。  道具がなければ、代わりとなる何かを創り出すことが出来るのは人間です。  あの研究室時代に得たものは、常識に囚われない進取の精神・何もなくても何とかできるという変な自信・おもしろさが創造力&ユニークな発想を育んでくれるということでした。  不運でも不幸でも、立ち止まらずに、うつむかずに、まわりを見渡してみましょう。必ず何かやるべきこと、ちょっと工夫すればできることが見つかります。  どうみてもムリだと思っても、最初の一歩を踏み出してみるのです。すると不思議なことが起こり始めます。まさかの縁が繋がることなんて、よく起こりますよ。何もなくてジタバタしてるから、藁でもつかんじゃうから、不思議な縁もたぐり寄せてしまいます。 世紀の大発見、会社の中興の祖なんて人たちはみんな、どん底でジタバタし続けて、縁をたぐり寄せた人たちなのです。だから、不幸不運はオンリーワンとなる道なのです。 「どん底でジタバタしよう」 その2 「チャレンジはオンリーワンへの天の道」  人生には10年周期で「人生の節目」がやって来ます。  人生の節目とは、それまで歩んできた一本道が二手に分かれるターニングポイントです。結婚、出産、転職、親の病気や死別・・・目に見える形の壁となって行く手を遮ってきます。  その壁の前で右往左往と立ち往生してしまったままの人もいます。  うずくまって動かなくなってしまう人もいます。  やがて壁に飲み込まれて、自律神経失調症やうつ病、働かない病になってしまいます。 そこで今生はゲームセット! 魂の光は消え失せてしまいます。  人生の節目の壁をよじ登ろうとする人がいます。  壁の下から仰ぎ見ると難攻不落な壁に見えますが、  自分に自信があれば、  自分を信じる力があれば、  こころが素直であれば、本当は・・・ 簡単に壁のてっぺんに立つことができます。  壁の向こうには、これまで歩いてきた道の続きが見えます。  そして、もう一本、これまでとは違った方向へ伸びる道も見えます。  どちらに進むかは自由です。  神さまも集合無意識の中心で輝く光さんも・・・誰もどっちへ行きなさい とは言ってくれません。  どちらも正解だからです。  世俗的な幸・不幸のレベルで言えば、2本の道を比べることは出来ます。  どっちがお金持ちになれるか? どっちの家庭の方が幸せか? どっちが長生きできるか?  そんなのは壁の下でウロウロしてる世界での虚しい価値観でしかありません。  壁のてっぺんから未来の人生を眺めていると、見えてくるのは魂の輝きと愛の光です。 どちらも同じ明るさなら、その輝き・光の色の好きな方を選べばいいのです。  自分に自信があり、自分を信じる力もあり、こころ素直な人は、人生の節目が近づくと、それまで安泰だった日々の暮らし・家庭・仕事・人間関係などに急にさざ波が立ち始めます。そして大変な問題が発現します、まるで人生に仕組まれていた地雷が爆発したかのように。  私は40才まで脳外科医をしていました。民間の救急病院で脳外科を立ち上げて、地域一番にまで育て上げました。順風満帆、同期の脳外科医仲間からも羨ましがられました。しかし、急に居心地が悪くなりました。院長との折り合いが悪くなったのです。挙げ句の果ては、またしても左遷です。とんでもない病院に無理矢理派遣されてしまいました。年収も三分の一に。どん底だけど仕方ありません。何とかなるわっと出来ることをがんばっていました。  そこは外科の先生も内科の先生もせっせと開業準備に勤しんでいる暇な病院でした。ずっと脳外科勤務医で行くのが当たり前で、開業なんて考えたこともなかった私にはいろいろ良い刺激をもらいました。  移籍半年して、元の病院の患者さんたちや近くの薬局から、戻ってきて開業してくれ、という話が来ました。そこで初めて開業というビジョンを真剣に描き始めました。幸いにして、まわりの医者はみんな、開業準備中でさまざまな情報に詳しかった。資金繰りのこと、流行の開業スタイル、スタッフ教育のこと・・・さまざまなことを教えてもらえました。そして一年後、内科・外科 なんでも診ますのよろず医院で開業できました。よいスタッフにも恵まれました。まさか(元の病院の給料額を知っていたので)なスタッフまで駆けつけてくれました。  開業準備中に、経営学も勉強しとかなければ・・・で名だたる社長たちの本を読みました。でも書いてあるのは精神世界の話ばかりでした。いかに気持ち、モチベーションが大切か、天職や人生の使命やソウルメイトみたいな話ばかりでした。  経営者は瞑想や座禅をすべし、なことをどの本にも書いてあったので、病院帰りに瞑想にも通いました。精神世界への第一歩でした。  開業して午後は暇なので、何かできることはないかな?(今なら即、在宅医療ですが、その頃はまだシステムがありませんでした)で、これも不思議な縁が続いて、前世療法をやることにしました。日本で最初に前世療法を公開でやった医師になりました。  怖れ・不安? 心配はなかったの?  瞑想に通いながら、結構、精神世界的なA-HA  覚醒状態を体験していたので、自分なりには至極当然のように怪しげな?ワークを始めていました。  すると前世療法を介して、新たなお医者さんたちとの輪が拡がりました。スピリチュアルな話をそれぞれの立場から希求しているお医者さんたちでした。  スピリチュアルで有名になった方とのコラボ出版に至って、土日返上で毎日、ワークしても3年待ち!な大フィーバーを経験しました。しかし、脳外科医の仲間たちはみんな、離れていってしまいました。聞く耳持たぬ!な嘲笑も受けました。  患者さんにも心療内科的な人が増えました。その中にはスピリチュアルケアが必要な人もいます。 「脳外科医として脳動脈瘤の手術でひとりを助けるのも、スピリチュアルケアでひとつの人生を助けるのも同じこと」  私は今もそう思って、己の道を歩んでいます。  こんなふうに人生の節目での大爆発はシンクロの連続です。  不思議なこと、ありえないことが連なって起こっていきます。それはまるで神さまに背中を押されているかのように、運命の大波を波乗りしているかのようにグイグイと押されていきます。  そこで人生の目的・天職・これからの使命をちゃんと自覚している人は、より善き道、より美しき道へ進むためのチャレンジに挑みます。  怖れや不安など感じません。己の魂がより輝かんとする氣力がチャレンジの背中を強く押してくれるからです。  特に日本人はみんなと同じが好きです。みんなと群れようとします。  しかし、みんなが人生の節目で各々のチャレンジの道を進めば、世界は第二のカンブリア大爆発を迎えることができるでしょう。だれもがオンリーワンな世界・・・。  もし人生の節目だなって感じたら、左脳がいろいろ言ってきますが(左脳のおどし! おどし! おどし!)、瞑想やヨガや座禅をしながら左脳の声をかき消して、より善き道はどっちか? (正しい じゃないですよ、「善」ですよ) より美しく生きられる道はどっちか? (自分がこころから美しいと、魂が美しいねって言ってくれる方の道)自分の直感で感じ取ってみましょう。  誰の人生でもない、自分の人生なのだから。 自分が歩んできて、これからも歩んでいく道なのだから。  誰のせいでもない、誰のせいにもできない 自分の人生なのだから。  オンリーワンな人生を楽しみたいのなら、チャレンジ精神を大切にしましょうね。 「チャレンジで道を開こう」 その3 「やってみて やってみて やってみて」  抗加齢医学の世界では、今の高校生たちの寿命は160才~200才 最高460才だと言われています。  高校生の諸君に60才定年なんて残ってるのかしら?  もう18才での長期人生計画なんて意味ありません。  老人になれるのが140才だろうと420才だろうと、全然平気な生き方があります。  それは、生きがい年齢で生きることです。  私の戸籍年齢は今年で56才です。  でも、私は今年から謡いのお稽古を始めました。謡いでは1才です。  私は今年、大きな流れに導かれるままに、藤本蓮風先生の鍼灸を学び始めました。1才の針灸家です。  これが生きがい年齢です。  何かを始めたら、その時が1才です。  何かを始めたら、その先の人生が変わり始めます。  鍼灸は未来の人生を大きく変えそうだけど、謡いくらいではあんまり変わらないんじゃないの?  いえいえ、人生に不必要なこと、役立たないことはひとつも起きません。例えそれがボツ企画、失敗チャレンジであっても、必ずいつかの何かに繋がっていきます。  謡いは楽しいし、声を出すのは健康に良いし(漢方でいう肺の氣も血も巡りますからね)、なんだかずっとずっと昔のどこかの自分も同じ曲を謡っていたように思えるデジャブな感覚が好きですが、お金儲けや人脈形成には確かに繋がりません。  でも、不思議だけど、いつかの未来に不意に役立つことがあるのです。  何が起こるのかな? 誰と出会うのかな? その日が来るのを楽しみにしながら、お稽古をしています。そういうワクワク&ドキドキ感があることが生きがい年齢には必要です。  鍼灸はずっと医学という世界の中をさまよってきて、ようやく自分がやりたかった医療はこれだ! に出会った感激の中にいます。  西洋医学全般を学んできて、脳外科の専門医となるための脳の解剖も脳科学も最先端の知識を詰め込んできました。入局した脳外科の教授が漢方と心療内科への道を用意してくれていました。アーユルヴェーダなどの東洋医学や精神世界のさまざまな療法にも詳しくなりました。前世療法や光(神)との対話を通じて、あらゆる宗教や教義の根源を見てきました。もうこの世に思い残すことはない、死んで神さまに「お前は何を学んできたのか?」と尋ねられたら「和・輪・笑です」と答えようと決めて、3年前に剃髪しました。いつ神さまに呼ばれてもいいですよ、という神さまへのリーチです。  幸いというか、不幸というのか、あの世に呼ばれることもなく、かといって幸せがやって来るわけでもなく、相変わらずの難行苦行な人生を日々黙々と歩んできましたが、藤本蓮風先生の鍼灸に出会った時には、もうひと仕事、承わったなぁというワクワク&ドキドキする快感を思い出しました。 「他の病院で治らないので来ました」 そう言って初診される患者さんが増えました。これはうれしいものです。ちっぽけなプライドだけど、「よくやっていますね。これからもがんばりなさい」という神さまの激励のように聞こえます。  感激と感謝も生きがい年齢には必要です。  今から40年、謡いと鍼治療を続けていけば、100才の頃にはそれなりの大家になっているでしょう。生きがい年齢40才の中堅ばりばりなベテランさんです。  今、何もしなければ、何もないタダの100才です。生きがい年齢は測定不能・・・退化喪失しちゃってるでしょうね。  何かをやり始める楽しさ・生きがいを知ってしまった人は、死ぬまで何かをやり始めていることでしょう。  やり始めるのをあきらめたら・めんどくさくなったら・バカバカしくなったら・・・よほどの覚悟がない限り、もう一度やり始めることはできません。無理矢理始めても、ワクワク&ドキドキ感も、感激&感謝も湧いてきません。ムリしてるだけで生きがいにはなりません。  若い人たちにはワクワク&ドキドキも感激&感謝もあります。その気持ち、パッションを忘れずに、30代、40代、50代、60代・・・になっても、絶えずやってみる人でいてください。  いつまでも生きがい年齢ティーンエイジャーでいてくださいね。 「いつまでも青春を楽しもう!」 その4 「大学へ入ったら哲学を学ぼう!」  花の大学生活。コンパに、サークルに、バイトに、あら忙しやぁ。  そんな百花繚乱な大学生活の対極に哲学の講義があります。  私は単科の医科大学だったので、6年間の授業は高校と同じく選択肢なし、全員同じ授業でした。そのため1回生で哲学の講義を当たり前のように受けました。  これがよかった!  私の哲学の先生は、京大哲学科 田中美知太郎先生のお弟子さんの森進一教授でした。 授業の内容は当然、ギリシャ哲学! ソクラテス&プラトンです。  受験勉強から解放された脳ミソに、プラトン哲学やホメロスが心地よく流れ込んできました。  授業だけでは飽き足らず、週1回の教授宅での読書会にも参加させていただきました。 テキストは Werner Jaeger の Paideia  輪読が終わると、教授と奥様と参加者たちのアカデメイアが始まります。ギリシャ喜劇と悲劇の話、日本の純文学の話、シェークスピア・・・18才のペーペーの頭上を会話が飛び交っていくのが楽しくて、うれしくて、ただ聞いているだけでしたが、基礎医学の勉強が始まるまでの2年間、通い続けました。  教授の奥様がとても美しかったのを覚えています。お歳は60前後だったでしょうが、お顔から才気と笑顔があふれ出ていました。 「最近、ギリシャ語を勉強し始めたのですよ」なんてニコニコ顔でおっしゃってました。 「ギリシャ旅行に行かれるのですか?」とトンマな質問の私。 「プラトンを原語で読もうと思って、古典ギリシャ語を始めました」と奥様。それを聞きながらニッコリされている教授。  そこで人の本当の美しさとは何かを知りました。 「先生、幸せとは何ですか?」 「美しく生きることです」 今でもこころに残っている言葉です。  女子高生も男子高生も、卒業後は見た目の美しさにしのぎを蹴ることでしょう。それはそれで綺麗だけど、真夏のバラにしか過ぎません。  いくらお化粧をしても、目の輝きはごまかせません。そこには知性と生き方とがんばり力が見て取れます。ブランド品で飾り立てても、相手にしてくれるのは知性も生き方も見失ったよい子ちゃん&よい子くんたちだけです。これまではそんな世界がステータスでした。世の中のほとんどの人たちが外見だけしか見えない盲目な世界でした。これからもそんな世界は続いていくでしょう。でも、超高齢化社会、何百才と生きなければならない世の中になった時、そんな世界は果たして意味があるのでしょうか。ちょっとイメージしてみてください。200才のブランド品ばりばりのあなたと、内なる知性があふれ出ているあなたと、どちらが美しいかを?  私はAKBのシノマリを見た時に、こいつはただ者ではないな!と思いました。ググタスを見ていると、案の定、ものすごい努力を続けていました。生命を削りながら前へ進んでいました。若いからできること。若いからこそ、しなければならない天命です。だから彼女は見た目も生き方も美しいと思います。  哲学とは、ものごとの本質を見極めようとすることだと思います。  自然科学系はもちろんのこと、経済学や地政学、法律も軍隊も、あらゆる芸術でも、その本質を見極めようとするパッションが創造力を沸き立たせ、真理・奥義を垣間見させてくれます。  どの哲学でもかまいません。  縁あって入れた大学に、たまたまあった哲学の授業で上等です。大学に入ったらぜひ哲学を学んでみてください。  専攻科目だけの勉強では知識しか増えません。今は最先端でも50年後には懐メロです。 「昔はよかった」「今の若いモンはダメだ」と色褪せたプライドで威張り散らすしかない中高年になってしまいます。  哲学を学んだ上で専攻科目を勉強すると、知識はやがて智恵になります。知識は古くなっても、智恵が熟成されています。若いモンには手も足も出ないようなクリエイティブ&柔軟な発想ができる大人になっています。 (ただし適当にネ! やり過ぎると私のように孤独な仙人になってしまいますので。。。)  昭和の高校生は社会の価値観が一定していたので、生き方・生きがい・自分らしさ なんて考えなくても、有名大学・有名企業・ステータスな職業を目指せばよかったけれど、今の高校生諸君は、この何でもありで何にもなしの世界の中で、自分の生き方も、生きがいも、自分らしさも創り出さなくてはならないから大変だと思います。  それが見つけられずに、40代、50代でうつ病になる人がとても多くなっています。  また、社会の統一した価値観がなければ生きていけない中高年たちが軍国主義を蘇らせようと暗躍しています。  智恵がなければ、情報に飲み込まれてYESもNOも言わない大衆になってしまいます。  智恵があれば、YES! NO! を言う「本当の自分」になれます。  これからの世界の行く末を決めるのは、高校生諸君です。  今は特に大切な時代です。  だからこそ、大学に入ったら、ぜひ哲学に触れてください。  どんな事象にも本質があるんだということを知りましょう。  そして、過去の偉人たちがその本質をどのように見極めようとしてきたのか? に触れましょう。  すると、いつか壁にぶつかった時、人生の分かれ道に立った時、命がけで何かをしようとする時に、その本質が見えてきて、こころに感じてきて、より善き道、より美しき道を選ぶことができると思います。 「美しく生きよう!」 その5 「損の道を行こう」  これは私が開業時より、こころの支えにしてきた格言です。 「世の中には損の道と得の道があるのですが、得の道を行こうと思ったら満員電車です。損の道を行ったらガラ空きなのです。  損の道とは、自己を大いなるものに没入させながら、他人のために努力する、そういう生き方を言います」  元ダスキン会長 駒井繁春さんの言葉です。  物欲、金銭欲、情報欲に飲み込まれ、自己中にしか自分というアイデンティティを見いだせない哀しくも怖ろしい世の中では、この格言も意味をなさなくなってしまいました。  それでも希望を持ちたい、幸せになりたいと頑張っている人たちがいれば、いつか必ずこの格言が再び輝く時が来ると信じています。 私は性善説です。人は誰もが光の子だと信じています。病気だって同じです。病気の意味=病気から学ぶべきことを悟れば、その病気の根本原因も今やるべきこと=治し方も分かってきます。神さまに「ごくろうさま。善い人生でしたね」と言われるまで、人は生き続けることができると思います。風邪を治したり、痛みを取ったりするのも医者の役目だけど、善く生きていけるように、どんどん美しくなっていけるように、損の道の上で無我となって、みなさんの背中を推していきたいと思っています。  未来を信じましょう。未来を信じている限り、前を向いていられます。みなさんより40才も年寄りな私だけど、未来を信じる勇気はきっと誰にも負けないでしょう。だからこそ、みなさんを信じています。みなさんには善と美がスタンダードな新しい世界を創り出す力があります。新しい光の世界の創造主です。やりたいことをやってください。何にでもチャレンジしてください。壁にぶつかったら乗り越えましょう。回り道も大いに結構です。未来を信じて歩んできた足跡は光輝いています。そして、いつか必ず今を支え、大ジャンプする踏切足になってくれます。未来を信じている自分を信じて、今を精一杯に生きましょう。 「自分を信じよう!」 謝辞  このように若者たちに語りかける機会を作ってくださった新聞部朋友 中野晶弘君に深く感謝いたします。 著者プロフィール 昭和51年茨高卒。関西医大脳外科を経て平成8年に奥山医院を開業。脳外科専門医。漢方専門医。抗加齢医学専門医。斑鳩流華道師範。前世療法、舌癒着症手術、蓮風鍼法など普通の医療機関では絶対に取り上げない療法を行っている。著書に「いきがいの催眠療法」「前世療法へようこそ」(PHP出版) 「前世物語」「前世療法ハンドブック」(牧歌社)がある。 HP http://www.okuyama.or.jp ブログ http://okuok.livedoor.biz Facebook https://www.facebook.com/Nadia.okuok

おはようさん 2013.8.15.

今日もお盆の最中なので、光の前世療法の中で、亡くなった人との再会のワークをご紹介しましょう。 息子との関係がもっともよくわかる過去生へ D どんな、地面に立っているような気がしてきますか? C 暗いしかわからない。 D 進んでいくとその先はどうなっていますか? C 岩山です。 D 岩山を進んで行きましょう。   踏みしめている足元を感じて、岩山を踏みしめている足元は何か履いている気がしますか? それとも裸足のような気がしますか? C 裸足のような。 D くるぶし、すね、ひざまで意識を向けると、ひざはね服の中に入ってますか? 服の外に出てますか? C 入っているような。 D 下半身どんなものを着てますか? C 白っぽいようなもので覆われているような・・・。 D その白い服には袖はあるのかな? C 肘ぐらいまで。 D 肘から右腕左腕があります。その先に右手左手がありますよ。右手左手に何か持ってますか? 何も持っていませんか? C 持ってないような。 D その人の頭に意識を向けて、頭に何かかぶっていますか? C かぶってないです。 D 髪の毛は長い? 短い? 普通で言うと? C 長めです。 D 髪の毛は何色のような気がしますか? C 黒っぽい茶色のような。 D 顔に意識を向けて、ひげが生えてますか? C ひげはあるようです。 D 口ひげ、あごひげ、無精ひげで言うと? C 無精ひげのような。 D 顔の形、輪郭はどうですか?面長 丸 四角 三角 台形 卵型でいうと? C 四角い顔です。 D 顔に何か特徴はありますか? C まゆが太いみたい。 D その人の目は何色かな? C 黒っぽい。 D 肌の色は何色ですか? C ・・・。肌色。 D 日焼けしてる? してない? C あまりしてないようです。 D 体つきは? C 筋肉質の中ぐらい。 D 何か荷物を持っていますか? C 何もないです。 D その男の人の目で周りをぐるっと見渡わたすと、周りの風景はどんな風景ですか? C 岩山で緑があるんですよ。ちょっと高い所に立っているような感じ。 D 天気はどうですか? C ・・・雲が多い。 D 時間帯はいつ頃ですか? C ・・・朝方かな。 D 周りに誰か人はいますか? C 周りには誰もいないです。 D その日、時間を進めていくと? C ・・・座って何かを作っているようです。 D 何を作ってるのかな? 岩場に座ってるのかな? どこか家の中かな? C 後ろに建物があるようで、その庭で・・・。 D 何を作ってるの? C 布とわらのようなものと石のようなもの・・・アクセサリーのようなものを作っているのかな? D 後ろの建物見て。木、石、レンガ、何で出来ているの? C ・・・木で出来ている。 D 大きな家、小さな家? C そんなに大きくはない。平屋で・・・木も古いみたい。 D 周りをぐるっと見渡して、村になってるの? それとも一軒だけ? C ・・・一軒しか見えない。 D 川のそばとか山のそばとか平野とか? どの辺りですか? C 山です。 D 山の麓? 山の中腹? C 山の中腹で、少し開けてるみたい。 D その日の夕食の場面進んで、夕食はどこで食べていますか? C ・・・家の中。 D 家の中のどんなところで食べていますか? C ・・・家と同じ木で出来たテーブル。 D テーブルは四角、丸、どっち? C 四角。 D 何を食べてますか? C ・・・スープと・・・肉か、パンか。 D 誰かと一緒に食べてますか? 一人で食べてますか? C ・・・。 D テーブルの前右左を見てみると? C 一人しか見えない。 D その日の夜寝る場面進んで、どこで寝ていますか? C 同じ木で出来たベッドみたい。 D 一人で寝ていますか? 誰かと一緒ですか? C ・・・一人しか見えない。 D 別の部屋? 同じ部屋? C ・・・同じ部屋。 D 夜寝るとき心に触れてみて、どんな思いがありますか? C ・・・何も感じない。 D その時の歳はいくつですか? C 56。 D 名前は? 何と呼ばれていますか? C アレキサンダー。 D アレキサンダーさんの人生の中で一番幸せな場面へと移りましょう。アレキサンダーさんはいくつになって、どこで、何をしていますか? どんな場面かな? C ・・・女の人が居る。女の人と一緒に・・・同じような家の中に・・・とても色が付いてる・・・幸せそうな感じ。 D 家の中で何をしていますか? C 女の人は器のボウルを持っている。 D アレキサンダーさんは? C 揺れるイスに座って笑ってる。 D アレキサンダーさん、その女の人は髪の毛は何色ですか? C ・・・金髪。 D その女の人は太ってる? 痩せてる? 普通で言うと? C 普通より痩せています。 D どんな服装をしていますか? C 長いドレスを着ています。 D 女の人に意識を向けて、目は何色っぽいですか? C 茶色・・・。 D アレキサンダーさんはそのときの歳は? C 36。 D アレキサンダーさんは女の人を何と呼んでますか? C フレ・・・フレグ・・・。 D 女の人とはどんな関係ですか? C 夫婦みたいです。 D 奥さんの目をじっと見て、フレグさんは今のあなたが知っている人ですか? C いや・・・わかりません。 D その日、何が幸せだったのかな? C ・・・とても、愛していて満ち足りています。気持ちが・・・。 D アレキサンダーさんのその人生で一番大切な場面へと進みましょう。 C ・・・。暗くて、どんどん落ちてるような感じしか出てこない。 D それをビデオみたいに巻き戻してみると、落ちる前はどこに居ましたか? C ・・・見えない・・・。 D アレキサンダーさんのその人生で、息子との関係がもっともよくわかる場面へと移りましょう。 C 街中、なんか商店街のような。 D 歩いてるの? 店で何か売っているの? C 売ってるのかな? D 何を売ってるのかな? どんな店ですか? C やはり、アクセサリーみたいなもの。 D その店は一人でやってるの? 誰かと一緒ですか? C 一人で。 D そのときの歳はいくつですか? C 46。 D その日何が起こったのかな? C ・・・。 D 誰か来たのかな? 何か起こったのかな? 場面を進めて。 C 駅かな? 人の中から男の子が一人歩いてきて。 D 男の子はどんな服装をしていますか? C ズボンを履いて・・・白っぽい上着を着て。帽子もかぶっています。 D 髪の毛は何色っぽいですか? C パーマがかかって金髪。 D 目は何色ですか? C ・・・ブルー。 D その男の子が歩いてきて、そしてどうなりましたか? C 売ってるものを見て、話かけてます。 D アレキサンダーさんはどうしていますか? C ・・・・・赤い石。赤い石を男の子が・・・興味を持った。 D そして? C ・・・・それで、話をしていてあげたんだ! D その男の子は今のあなたが知っている人ですか? C 息子かな? D あげたら男の子は何と言いましたか? C ありがとう。 D その日の夕食の場面進んで。その日の夕食はどこで食べていますか? C 家の中で。 D さっきの家? 別の家? C さっきの家。 D 一人で食べてるの? 誰かと一緒? C 奥さんと一緒みたい。 D さっきの奥さん? C はい。 D 一緒に食事を食べながら、アレキサンダーさんは何を考えていますか? C その男の子の事を話してます。 D どんな事を話していますか? C とてもかわいくて。奥さんの髪の毛と目の色と同じだって言ってる。 D 奥さんは何と言っていますか? C にこやかに笑って。 D 笑ってる奥さんの顔を見て、あなたはどんな気持ちになっていますか? C あの子が子供だったらなって思っています。 D アレキサンダーさんの人生で、アレキサンダーさんが死ぬ直前へと進みましょう。アレキサンダーさんはいくつになって、どこで死にかけていますか? C あの古い木のベッドです。 D 歳はいくつですか? C 80。 D 何で死にそうですか?病気 ケガ 老衰で言うと? C 肺かな? 苦しそうです。 D 死ぬ間際に誰か看取ってくれてる人はいますか? C 一人、誰か居るみたいだけど。その男の子が来てくれてるみたいです。 D 死ぬ間際にアレキサンダーさん心に触れてみて、何を思っていますか? C この子に会えてよかったって・・・。 D 死ぬ間際に人生を振り返ってみて、どんな人生でしたか? C 奥さんと一緒で、奥さんの事をとても愛していたんだけども、子供がなかったみたい。だから、この子が本当に子供だったらなってずっと思ってたみたい。 D 死ぬ間際に人生を振り返ってみて、あそこで出会ったその子は時々来てくれてたのですか? C そうみたいです。 D 奥さんはもう死んじゃったの? C 奥さんはいないです。その子しかいない。 D その子と最後にどんな言葉を交わしていますか? C ありがとうって・・・。 D アレキサンダーさん死ぬ場面見て、死ぬ場面を通り過ぎましょう。アレキサンダーさんの魂 意識が体を離れて宙に浮きます。今、アレキサンダーさんの魂 意識は身体を離れて死にましたが、アレキサンダーさんの魂 意識は身体のどこから抜け出したような気がしますか? C 胸からの喉のあたり・・・。 D あなたが死んで下を見て、下を見たらその子はどうしていますか? C 泣いてます。 D 泣いてる子を上から見て、アレキサンダーさんの魂は何を思っていますか? C この子を引き取ってあげればよかったって・・・。 D アレキサンダーさんの魂 意識が身体を離れて死んだ時に、何か決心したことはありますか? C ・・・・次の人生では、しっかりと育ててあげよう。 D どんどん高く高く高く上がります。アレキサンダーさんの人生が1本の道のように見えてきます。アレキサンダーさんの人生をその高い高い上から見て、そして何か気がつくことはありますか? C あんまり、まわりを見てこなかった・・・。 D なぜ、まわりを見てこなかったの? C ・・・・ただ、目の前にあることしか目に入らなかった・・・。 D 高い所から下を見たら、アレキサンダーさんの人生が見えていて、その横に、その男の子の人生が一緒に見えてきます。その男の子は、あなたと出会った時にどんな生活をしていましたか? C おじさんに引き取られてたのかな? D 男の子の名前は何と呼ばれていましたか? C ヒ、ヒ、ヒ、ヒップー。 D 男の子を引き取ったおじさんを上から見て。そのおじさんは今のあなたが知っている人ですか? C 今のパートナーかな? D おじさんとその子はどんな生活をしていたのかな? C 仲良くはしていたみたいだけど、そこにも奥さんが居ないから、女の人の愛情、優しさがわからないみたい。 D 男の子の人生をもう少しさかのぼってみると、男の子の父母はどうしたの? C ・・・亡くなったのかな? D 男の子がいくつぐらいのときに? C まだ、抱えられてる頃。 D なぜ死んだのかな? C 事故か何かみたい。 D あなたの人生をずーっと見ていくと、男の子はあなたと出会って、どうだったみたいですか? どんなふうに感じたみたいですか? C おじさんにはない、お母さんみたいな優しさを持ってた・・・。 D アレキサンダーさん、あなたが死んでから、その子はどうなったのかな? C もう、おじさんも亡くなってて・・・。彼女がいるのかな? D 彼女がいたんだ。 C 結婚はしてないみたいです。 D 男の子のその彼女を上からじーっと見ると、その彼女は今のあなたが知っている人ですか? C すぐ上の兄のお嫁さんかな? D それからどんな人生を送ったのかな? C 穏やかにいったのかな・・・。 D あなたの魂はもっともっと上がっていきます。アレキサンダーさんの人生が1本の道のように見えています。そして、今、生きているあなたのこの人生も1本の道のように見えてきます。アレキサンダーさんのその人生と、今生きているあなたの人生が近寄ってきて平行に並びます。アレキサンダーさんのその人生と今生きているあなたのこの人生が高い高い上から見比べてみて、そして、何か気がつくこと、感じることはありますか? C アレキサンダーさんの人生はすごく緩やかに流れています。私の今の人生は枝がいっぱい出てます。 D 今、下を見ていたけど、上をパッと見て。下から上をパッと見上げると、上はどうなっていますか? C 暗い空にいっぱい星があるみたい。  D 星の方へどんどん上がっていきます。特に一番明るい星のところへあなたはスーっと吸い込まれます。一番明るい星に入ってみたら、どうなってますか? どんな感じですか? C 浮いてる感じ。 D 明るい星の中心へとあなたはスーっと導かれていきます。明るい星の中心に誰か人はいますか? C 仏像さんみたいな・・・お釈迦さんみたいな・・・。     D お釈迦さんはどんな表情ですか? C とても、穏やかな・・・。 D お釈迦様にお願いしましょう。お釈迦様、今回の私と息子との関係は何ですか? C 私が学ばなければいけないこと・・・。 D 私は今回、何を学ぼうとしているのですか? 息子から何を学ぼうとしているのですか? C ・・・・・思いやりの心・・・・。 D 私が学ぶべき思いやりの心って何ですか? C 人を愛すること。 D 私が息子と一緒に生きた人生は何回ありますか? C 33・・・、。 D ちなみに私は何回、生まれ変わっていますか? C 100・・・107か、108・・・。 D 今回、息子が私の元に生まれてきたのは、私が息子を呼んだの? 息子が私を選んだの? それとも神様が決めたの? C 神様です。 D 神様、今回なぜ私と息子をくっつけたの? C ・・・・困難を乗り越えるため・・・、 D 私と息子は、今回どんな困難を乗り超えようと思っていたのですか? C 愛するものの突然の死に対する・・・悲しみ・・・。 D お釈迦様、それでも愛するものが突然死んだら悲しいのよ、愛するものの突然の死の悲しみから一体何が得られるのですか? 何が学べるのですか? C 思いやり・・・。 D どんな思いやりですか? C ・・・人に対する思いやり・・・。つらさを乗り越えた人に対する思いやり・・・・。 D お釈迦様、息子は今回早く死んじゃったけど、あれは予定通りだったのですか? C 予定通りです。 D 誰が決めたのですか? C 神様。 D 神様、なぜ息子は死んじゃったの? C 乗り越えなければいけないことなんだ・・・。 D 誰が乗り越えなければいけないことだったの? C 私が・・・。 D 息子の死は私のために起こったの? C ・・・・息子と私のために・・・・。 D 息子は自分の死から何を学ぼうとしているのですか? C ・・・生きなければならないこと・・・。 D 息子の今回の人生の目的は何だったの? C ・・・自殺をしちゃいけないってことをまわりに知らせる・・・・。 D 神様、今回の息子の人生は、あそこで死なない道もあったのかしら? C もっと早く死んでたかもしれない・・・。 D 神様、お釈迦様、息子はあそこまでよく頑張ったの? C そうみたい。 D 神様、お釈迦様、息子は今どうしていますか? C 笑ってる顔が見えます。 D 息子に会わせてって。あなたは息子の名前を呼んでゆっくりと近づいてきます。そして手を伸ばしたら、息子と握手をしたら、どんなエネルギーを感じますか? C 涙が出ます・・・。 D そのまま手をぐっと引き寄せて、しっかりと抱きしめて。抱きしめたらどんな感じですか? C 「ありがとう」って・・・(涙) D そのまま、息子とあなたの心の中でお話をして。お話が終わったら教えてください。 C 順調にいくって、大丈夫だって・・・、 C いつも、見てるって・・・。 C もう、大丈夫だって・・・。 C (泣) C はい。もう終わりました。 D 神様、お釈迦様、息子は今、苦しんでいませんか? C (泣)大丈夫みたいです・・・。 D 神様、息子は早く死んじゃったけど、今回の息子のこの人生はこれでよかったのかしら?  C ・・・・そのために生まれてきたみたいです・・・。 D 息子さんは今回のこの人生でやり残したことはありますか? C その分を私が生きなければいけないみたいです・・・。 D 私はこれからどんなふうに息子の分まで生きたらいいのですか? C (泣)人の力になっていく、今はじめたツボで人の心と体を癒してあげる・・・。息子みたいな心を持った子供たちを癒してあげる・・・、 D 息子くん、これからお母さんはどんなふうに生きたら、喜んでくれますか? C 今までみたいながむしゃらな生き方じゃなくて、ゆっくりとちゃんと踏みしめていって・・・。  D 息子くん、これからもお母さんのことをいつも見守って応援してくれますか? C うなずいてる。 D お釈迦様、また息子と会えるかしら? C 大丈夫です。 D お釈迦様、私の今回の人生の目的は何ですか? C 今までたくさんの経験をして、色んなことを経験してきたぶん、これからそれをもとに愛情を持って生きていかなきゃいけないんだって・・・。 D お釈迦様、今回の私の人生はここまでこれで順調ですか? C ・・・いっぱい枝分かれした分、順調に来てます。 D お釈迦様、私の今回の人生は誰が計画しているのですか? C ・・・・みんな・・・。 D お釈迦様、私が本来持ってる力を、今、何パーセント使ってますか? C 半分ぐらい・・・、 D 持っている力を十二分に使い尽くすには、どうしたらいいですか? C 少しづつやっていけばいいんだ。ゆっくりと・・・。 D お釈迦様、私の天職は何ですか? C 人と接すること。 D お釈迦様、今、一番嫌いだと思っている人とはどんな関係なのですか? C 人間関係を乗り越えなければいけない。 D 私、どうやって乗り越えていったらいいのかしら? C ・・・・優しさを持っていけば大丈夫です。 D お釈迦様、今までいいことなかったんですけど、これは何を意味してるの? C これから先のことにつながっています。 D 今までいいことがなかったこともみんな必要だったの? C 全て活かされています。 D お釈迦様、私はこのまま思うように進んでいいですか? C 大丈夫、ゆっくりやっていきなさい。 D お釈迦様、両親にどのように接していけばよいですか? C 今のままで大丈夫だ。 D お釈迦様、パートナーとどのように接していけばよいですか? C ・・・今、思いはじめた通りにやっていけば大丈夫だ。 D お釈迦様、今いるネコたちへのメッセージは何かありますか? C 生きてるものに対しての愛だ。 D お釈迦様のそばにさっきの過去生のアレキサンダーさんが一緒に上がってきています。アレキサンダーさん、あなたは息子との関係がわかる人生を生きてくれましたけど、そんなあなたからこの私にアドバイス・メッセージを下さいな C あまり人と接してこなかったみたいです。だから、たくさんの人と接して色んな事を吸収して人を愛しなさい。そう、愛する心をたくさん持ちなさい。 D アレキサンダーさん、今回の私と息子との関係は一体何でしょうか?」 C ・・・・正と負なのかな? D アレキサンダーさん、私は戻ったらまず何から始めたらいいのですか? C まず、心を穏やかにまわりを見まわしてごらん。 D アレキサンダーさんは星の光の中にスーっと戻っていきます。あなたはお釈迦様に向き直って、お釈迦様にお願いしましょう。お釈迦様、私の今回のこの人生の中で、人生の目的を果たすことが出来た、未来の私の姿をちょっと見せてくださいな。あなたはどんなふうになって、何をしていますか? C ・・・・ヨーロッパの人みたいです。髪が長くて・・・いきいきとしてる・・・みんなから注目されてるのかな?・・・・ D ヨーロッパの未来のあなたに向かってお願いしましょう。未来の私さん、今のこの私にメッセージ・アドバイスくださいな。 C 愛情をたくさん持って進んでいって・・・もっともっと持って・・・。 D 未来の私さん、今回の人生の目的をどうやって果たしたの? C いっぱいの人に愛情を持って進んだんだ・・・。 D 未来の私さん、これからも今の私を見守って応援してくれますか? C 大丈夫です。 D 未来の私さん、息子と出会った? C ・・・・ひとつになってるのかも知れない・・・。 D 未来の私さん、私は戻ったら、まず何から始めたらいいのかしら? C まず今しようと思っている事をゆっくり・・・始める準備をして・・・ 。 D 未来のあなたが上の方にスーっと戻っていきます。お釈迦様、私と息子はプラスとマイナス、陰陽の関係なのかしら? これってどういう意味ですか? C 私は強い部分を持って生まれてきたんだ。 息子は弱い部分を持って生まれてきて・・・だから、ちゃんと補ってあげないといけない・・・極端じゃいけない・・・。  D それを補うために、私はどうしたらいいのかしら? C だからこそ今までのジグザグの人生があった・・・・。 D お釈迦様、私と息子はこれからひとつになれるのかしら? C お互いにプラスとマイナスをそれぞれやってきたから、今度は大丈夫だ。 D お釈迦様に近づいていって、お釈迦様が息子とあなたを二人まとめてぎゅうっと抱きしめてくれます。そして、お釈迦様があなたにとって一番必要なメッセージ・アドバイスをくれます。何と言っていますか? C 愛を深く持ちなさい・・・。 D その言葉をしっかりと持って帰りましょう。   お釈迦様、あなたと息子をぎゅうっと抱きしめて祝福してくれます。 C もう大丈夫・・・。 D お釈迦様の手が息子の魂の中へスーっ伸びていきます。どんどんどんどんお釈迦様の手が息子の魂の奥深くへ伸びていって、そして息子の魂の奥深くにある息子の大切なものをスーっと持ち上げてきて、そして二人の目の前に置いてくれます。息子の魂の一番奥深くにしまい込んでいた、息子の大切なものはどんな大きさ? どんな形? どんな色をしていますか? C 丸い大きな青い・・・水晶みたいな・・・青い色をしてる・・・。 D それが何と言っていますか? C ・・・それがピンクに変わってきてます。 D お釈迦様、これって息子の何なの? C 心・・・。 D お釈迦様が今度はあなたの心の中へと手を伸ばしていきます。あなたの心の奥深くへとお釈迦様の手が伸びていって、あなたの魂の奥深く、心の一番奥深くにあなたが忘れてしまっていた、しまい込んでいたあなたの一番大切なものをお釈迦様はスーっと持ち上げてきて、そしてまた、二人の目の前に置いてくれます。青からピンクに変わってきた息子の心の横に置いてくれます。あなたの一番大切なものは、どんな形? どんな大きさ? どんな色をしていますか? C 黄色の水晶みたいなの。 D その黄色の水晶みたいなのは、あなたに何と言っていますか? C 魂・・・。 D そして、その二つの魂、二つの水晶を並べると、二つの水晶はどうなりますか? C 解けて大きな丸になりました。 D 色は? C 光り始めてます。 D 光り始めながら、それはあなた方に何と言っていますか? C ・・・白く輝きはじめて・・・愛・・・。 D お釈迦様、これを私は持って帰っていいかしら? C ・・・うなずいてくれてます。 D それを受け取って、息子の魂とあなたの魂が溶け合った、その光っている愛をしっかりと受け取ってあなたの中へと戻しましょう。いつでも手の届くところ、感じられるところへと戻します。どこに戻すと一番フィットしますか? C 胸です。 D 胸に戻して。胸に戻った光の玉は何と言っていますか? C ・・・あったかい! D お釈迦様に尋ねて、これで大丈夫かしら? C うなずいてます。 D 息子は何と言っていますか? C 笑ってる。大丈夫、大丈夫って。 D そして息子をそこでもう一度ぎゅうっと抱きしめましょう。しっかりと抱きしめて、あなたは息子に最後に何と言いますら? C ・・・・これで、ひとつになった。大丈夫・・・。 D 息子は何と言っていますか? C ここにいる。いつでも、ここにいる・・・。 D お釈迦様がいつでも二人を祝福してくれます。何と言って祝福してくれていますか? C もう足りないものはないよ。 D そのお釈迦様に息子を渡しましょう。そしてお釈迦様にお願いしましょう。お釈迦様、息子のことをよろしくね。お釈迦様は何と言っていますか? C 大丈夫。 D 息子はどんな表情ですか? C とっても穏やかな笑顔になっています。 D あなたの胸に授かったあなたと息子の魂が溶け合ったものをもう一度感じて。どんな感じがしますか? C とってもあったかいです。 D それをしっかりと持ったまま、あなたは元居たあなたの安全な場所へと戻っていきましょう。   

2013年8月14日水曜日

おはようさん 2013.8.14.

今年は太平洋高気圧にチベット高気圧が乗っかっていて、超猛暑だとか。。。 写真を撮りに行く氣力もヘナヘナで、今日も一日、我が家でゴロゴロ&お掃除してました。 夕方、ベランダ菜園に水やりしながら、60才定年後って(私には死ぬまで定年はないけど)こんな感じなんだろうなぁ・・・と身にしみて分かりました。 暑さを身体の不自由さに置き換えてみると、いくら趣味があっても、やりたことがあっても、すぐに氣力が失せてしまいます。 この何となくの面倒さを克服するには・・・ 1)日々、ちゃんと身体を暑さに慣らしておく=痛いから・歩きにくいから 等々のせいにしないで少々はムリして出かけてみる。 2)外出仲間・趣味仲間と誘い合う=ひとりでは自分の弱さに負けちゃうけど、みんなとなら自分の強さが出てくるよ。 その外出仲間でしばしば思うのは・・・ 50才以上のご夫婦を見ていると・・・ どちらかが外出好き、もう一方が外出嫌いのカップルの場合、そのストレスが両者の身体とこころの深いところをかなりむしばんでいるのが見受けられます。 両者とも外出嫌いの場合、家事や庭仕事などをふたりで楽しそうにしています。 外に出ないから、つまらない噂話ややっかみ&嫉妬話にこころ疲れることなく、家の中にふたりで居るものだから、要らぬお節介客も入ってこられません。 どちらかが死ぬまで、ふたりだけのワールドを楽しむことができます。 (片方が死ぬと、すぐに後を追うように静かに亡くなっていくケースが多いです) 両者とも外出好きな場合、ふたりでよく出かけては楽しんでいます。 同じ趣味なら同じところへ。別々の趣味なら、別々のところへ出かけますが、自分の趣味が大切だからパートナーの趣味も尊重できている人が多いです。精神的に大人な人ですね。 お互いの交友関係、趣味友が共通の友人になるので、とても広い視野を持っています。 だから、つまらぬ近所の噂話や芸能ニュースなんかは耳に入れずスルーです。 もっとやりたいこと、もっと大切なことがふたりの両手いっぱいにあるから、死ぬまで元気です。 (片方が死んでも、趣味と趣味友に支えられて、楽しく生きていけます) さて問題なのは・・・外出好き+外出嫌いのカップルです。 これは歳を取る毎に、どちらかが・・・どちらもストレスの嵐です。 出かける方もストレス、家に居る方もストレス・・・互いの愚痴を吐き散らかします。 こういう人たちはなぜか近所のつまらない噂話ややっかみ&嫉妬話が大好きです。 (多分、自分に不倫願望・家出願望があるからやと思うけど) 要らぬお節介なのに近所の家に土足で上がり込んできます。 そして、決して死なない病気をいくつも抱えてくれます(膝痛・腰痛・しびれ・不眠・高血圧・高脂血症・頭痛・・・・) スピリチュアルケアから診れば、多分、パートナーに自分をかまって欲しいから、病気を創るんでしょうね。 そんな人生に生きがいなど・・・あろうはずはない・・・です。 パートナーをあるがままに認め・素直に許し・信じて・・・なんてできるはずもないから、愛はありません。 和・輪・笑なんてとんでもない。こころからの笑顔はありません。 ねばならない・〜あるべきだ・〜が常識だ・〜してはならない そんながんじがらめが大好きです。 まるで蜘蛛の糸のように、そんながんじがらめの糸を吐き出しては、笑顔の人、生き生きしている人、愛のある人を絡み取ろうとしています。 自分はどっちの性格なのかしら? 小学校まで・小学校時代・中学校時代・高校時代 この4つの時期を思い出してみましょう。 どこかで性格が大逆転してる人も多いけど(私も小学校時代にガラッと逆転しました)、それは両方の性格を持っているということで異常ではありません。 性格にも陰陽があって、陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となるのが天地自然の理です。 外出好き・外出嫌いのどっちの性格も持っていれば、パートナーに合わせるのにさほどストレスを感じないかもしれません。 相手の色に染まるってことですね。 ずっと同じ性格なら、パートナー選びは同じ性格にしましょう。 若い頃は得てして逆の性格に惹かれます。自分にない性格ということですごい魅力的に感じてしまいます。まぁ、ソクラテスの時代から「若者よ、気をつけたまえ」と言われ続けてきても、この有様なんですから仕方ありませんけどね。これも人間の性だから。 正反対の性格のカップルがお互いの長所を伸ばし合えれば、すばらしい未来が待っています。 でも・・・若気の至り・・・仕事&子育てに追われて、いつしかお互いの短所・ダークサイドが引き合い、融合してしまいます。 元々それほど悪い性格・陰険な性格じゃなかったのに、50代になると、あら不思議? 似たもの夫婦になってしまっています。 明らかに互いの性格的短所・こころのダークサイドを共有している夫婦に・・・いと悲し。 最近は晩婚化、なかなか結婚しない(できない?)男女が増えましたが、ある意味、よ〜く相手を見極めて・・・は大切なことなのです。 今日もお盆なので、亡くなった人との再会の症例をご紹介しましょう。 D @くんとの関係が最もよくわかる過去生へと戻っています。 地面をみて、地面を感じて、さあ どんな地面がみえますか? 感じますか? 教えて下さい。 C 草 D ぬれている? 乾いている? C ぬれている。 D その踏みしめている草を感じてみると、足もとは何かはいているような気がしますか? それとも裸足ですか? C 裸足。 D 裸足からくるぶし、すね、ひざと見上げると、下半身はどんなものを着ていますか? C 長い…スカート。 D お腹、胸、肩、上半身はどんなものを着ていますか? ワンピース? 別々? C ワンピース。 D 長袖、半そで、ノースリーブでいうと? C ノースリーブ。 D 右手、左手に意識をむけると、手になにか持っていますか? C 何も持ってません。 D 頭には何かかぶっていますか? C 何かかぶっている。 D どんなものかな? C 麦藁帽子。 D 髪の毛はどんな長さですか? C 長いのかな。肩くらい。 D 髪の毛は、ストレート、パーマ、ぼさぼさでいうと? C ストレート。 D 前髪を前にたらすと、髪は何色ですか? C 黒。 D ひげは生えていますか? C 全然ない。 D 顔の形は? 面長、三角、卵型・・・ C 面長。 D その面長の顔に何か特徴はありますか? 彫りが深いとか・・ C はっきりしている顔。 D その人の肌の色は何色かな? C 黄色。 D 日焼けしていますか? C 日焼けしていない。 D 瞳の色は何色ですか? C 黒っぽい。 D 身体は太ってる? やせてる? 筋肉質? 中肉? C 普通。 D 男、女どちらみたい? C 女性。 D 背中に何かしょっていますか? C 何もない。 D あなたはその女の人の中に入っていきます。その女の人の目を通してまわりをみわたすと、どんな景色が見えますか? C 草原。 D 朝、昼、夜でいうと、いつ頃ですか? C 午前中 。 D 天気は晴れ? 曇り? C 晴れている。 D もう一度まわりをみると、ひとりですか? そばに誰かいますか? C 誰もいない。 D その1日をみてみましょう。その女の人はどうしたかな? C ゆっくり歩いている。 D どんな気持ちになっていますか? C 気持ち良い。 D どこかに着いた? 誰かに出会った? C 川・・・ D 大きな? C 小さな川。 D そして? C 木があって。 D 川までいってどうしていますか? C スカートをつまんで川を渡ろうとしている。 D 水はきれい? C きれい。気持ちよい。 D 渡りましたか? C はい。そしてまた草原を歩く。どこまでいっても草原ですね。歩いてます。疲れてきたのかな。 D どうしましたか? C ちょっと休む。草の上に腰を降ろしたみたいな気がしますね。どこまでも草原なんです。 D 何か出てきたの? C 太陽。夕日みたいな太陽みたいな、そこに向かって歩いています。どこまでも草原ですね。走っているのかなぁ。 D その日の夕食の場面へ進むと、どこで食べていますか? C 外。 D 何を食べているの? C サンドウィッチ。 D どんな場所? C 家の前の草ではない、砂利があるところ。玄関の石段。 D そこは村? 町? 一軒だけ? C 一軒。 D 誰かと食べていますか? C ひとりです。 D どんな気持ち? C 寂しいかな。 D 食べてから、どうしましたか? C 家の中に入ろうとしている。入れました。 D 家の中はどうなっているの? C 明るくて、きれいです。 D 人はいますか? C 誰も居ません。 D テーブルとか椅子とかはありますか? C 下にじゅうたんが敷いてあって、白いピアノがある。裸足でぐるぐると歩いています。 D じゅうたんは何色ですか? C 普通のいろんな色が混じっている絨毯。 D 他に誰かいますか? C ソファーとかあるけれど、誰も居ません。 D 明かりは電気? ランプ? C 電気じゃないかしら。 D それからどうしていますか? C あちこち家の中をみて歩いていますね。壁に何かある。電気がついている。 D 夜寝る場面へ進むと、どこで寝ていますか? C 硬いベッド。 D 何で出来ているの? C 木ですね。 D どこにあるの? C 2階です。2階にあがっていって、木のベッドで1人で寝る。 D 2階にはベッドのほかに何かありますか? C よくわからない。 D 寝るときに何を思っていますか? 何を感じていますか? C 足の裏をきれいにして、長いふんわりとしたものを着て寝ている。 D その女の人のその人生で、子供のときの一番幸せな場面へと戻ります。 3.2.1.0 いくつになって、どこで、何をしていますか? どんな場面ですか? C 草原にいます。 D 何をしているの? C 何か追っかけながら遊んでいる。 D 何を追っかけているの? C わからないけれど楽しそう。 D 服は何を着ていますか? C スカートをはいていますね。 D 傍にだれか人はいますか? C いないけれど、かくれんぼでもしているみたい。声をあげながら走っていますね。 D その日の夕食は、どこで食べていますか? C テーブルで。 D さっきと同じテーブル? C 丸いテーブル。 D どんな家? C さっきと同じ家。 D 何を食べているの? C シチュー。みんなで。 D 誰がいますか? C お父さん、お母さんと自分と誰かいる。 D お父さんをじっとみると、お父さんの髪の毛は何色っぽい? C 黒ではないけれど・・・ D ひげは? C ある。 D どんな表情? C いい人かな。 D お父さんの目をじっとみると、お父さんは今のあなたが知っている人ですか? C そうね。知っているというか主人に似ている。 D お母さんの髪の毛は何色ですか? C 黒っぽい。 D どんな髪型? C 後ろでゆるく結わえている。 D どんな表情? C 普通。 D お母さんの目をじっとみると、お母さんは今のあなたが知っている人ですか? C 娘かな。 D お父さんとお母さんとあなたと、他に誰がいますか? C 男の子。 D 男の子はお兄ちゃん? 弟? C お兄ちゃん。 D お兄ちゃんの髪の毛は何色ですか? C 黒と茶の間。 D お兄ちゃんはどんな表情ですか? C 嬉しそう。 D お兄ちゃんの目をじっとみると、お兄ちゃんは今のあなたが知っている人ですか? C どうなんだろ。 D 家族でご飯を食べているけれど、そのとき女の子のあなたはみんなから何と呼ばれているの? C みーちゃん。 D その女の人の人生で一番幸せな場面へと進みます。いくつになって、どこで、何をしていますか? C 結婚式の日。 D どこでしていますか? C やっぱりあの家の中。 D あなたは何を着ていますか? C 白いドレス。 D 夫になる人をみたら、どんな服装をしていますか? C タキシード。 D 夫になる人は、どんな髪型をしていますか? C 普通。  D 夫になる人の髪の毛は何色ですか? C 黒ですね。 D 夫になる人は、どんな表情をしていますか? C 嬉しそう。 D 夫の目をじっとみたら、夫は今のあなたが知っている人ですか? C よくわからない。 D 人はいっぱい来ているの? C 家の中で準備している。 D どんな結婚式になっているの? C 村の教会ですかね。田舎の教会。 D たくさん人が来ているの? C 村の人かな。 D 結婚式にいるあなたは、何か決心したことはありますか? C 幸せになろう。 D そのときにだ旦那さんと約束したことはありますか? C 仲良くしよう。 D その女の人のその人生で、一番大切な場面へと移ります。3.2.1.0 いくつになって、どこで、何をしていますか? C 子供を生みました。 D 家で? どこで? C わからないけれど。。 D 赤ちゃん抱いているの? C 抱いているけれど、生んだばかり。 D どんな気持ちですか? C 幸せですね。 D 赤ちゃんは男の子? 女の子? C 男の子かな。 D 男の子の目をじっとみたら、今のあなたが知っている人ですか? C @であってほしいと思う。 D 子供を生んだときに、心の中で決心したことはありますか? C 大事にしていこう。 D 旦那さんはいますか? C 入り口で黙ってにこにこしている。 D その女の人のその人生で、@くんとの関係がもっともよくわかる場面へと移ります。3.2.1.0 いくつになって、どこにいますか? C 川で遊んでいます。 D さっきの川? C 別のもっと大きい川です。 D 誰か一緒にいますか? C お姉ちゃんと私と三人で遊んでいる。 D 何をして遊んでいるの? C スイカをいれて、それを追いかけていって、浅瀬でスイカをとってきています。 D その場面をみると、何か起こったのですか? 誰か傍にいますか? C 私とお姉ちゃんと@だけですね。 D 何が起こったのかな? C スイカを割って、食べました。釣り人がいて、これは私が小さいときにつれていった川。 D その女の人が死ぬ直前へ進みましょう。どこで死にそうですか? C ベッドですね。 D 家のベッド? C 家ですね。 D 年は? C 80くらいかしら。 D 何で死にそう? 病気? 怪我? C 老衰。 D どこが苦しいの? どこが悪いの? C あまりないです。 D 何を感じていますか? C ありがとう。 D 死ぬ間際、看取ってくれている人はいますか? C 子供達。 D 男の子と? C あと・・孫かな。よくわからないです。 D どんな人生だったと思っていますか? C いい人生。辛いこともあったけど、みんなに助けられてありがとうって言っています。 D その人生で遣り残したことはありますか? C 何かしら。 D その女の人はそのまま死ぬ場面を通り過ぎます。魂・意識が身体を離れます。死にましたか? 宙に浮きましたか? C そうね。はい。 D 死ぬとき、身体のどこから抜け出したような気がしますか? C 頭の方からかな。 D その女の人の魂・意識が死んだときに、何か決心したこと、決めたことはありますか? C 決めたことはあまりわからない。 D それではそのままどんどん高く高くあがっていきます。今のその女の人の人生が、す〜っと一本の道のようにみえてきます。その人生を高い高い上から見て、そして何か気がつくこと、感じることはありますか? C わからない・・ D もっともっとあがっていきましょう。どんどん高く高くあがります。その高く高く高くあがったところから下をみると、その女の人のその人生が一本の道のようにみえてます。そして、今生きているあなたのこの人生が一本の道のようにみえてきます。そして、その女の人のその人生と今のあなたの人生が近寄ってきて平行に並びます。ふたつの人生をその高いところから見比べてみて、そして何か気がつくことはありますか? D その人の人生はまっすぐで、私の人生はちょっとでこぼこ。 D 今まで下をみていたけど、下から上をぱっとみあげると、何がみえますか? C まぶしい。 D まぶしい方向へすっと吸い込まれていきます。その中に飛び込んだら、どんな感じですか? C 光の中。 D そのまぶしい光の中心へ自動的に導かれていきます。その光の中心に誰かいませんか? C @かな。 D どんな表情ですか? C 写真と一緒。 D ゆっくり近づいて握手したら、どんなエネルギーを感じますか? C あったかい。 D 手を引き寄せて抱きしめたら、どんな感じですか? C 背が高・・・・抱きしめても・・。 D 抱きしめている@くんは何と言っていますか? C 笑っているようにみえる。 D @くん、私たちを見守ってくれている神さまのもとへ連れて行ってというと、すっとあなたたちを見守ってくれている神様のもとへつれていってくれます。次第にシルエットがはっきりしてきます。神さまはどんな人ですか? C ・・・・ D そして上をみあげると、何がみえますか? C ぽっかりと穴が開いている。 D その穴を通り抜けて出てきましょう。その向こうはどうなっていますか? C 明るいところ。 D その明るい中心へ導かれていきます。その明るい中心があなたにむかって、何と言っていますか? C なんだろう。到達するまで・・・ D その上はどうなっていますか? C 穴があいていると思うんだけど・・・ D その穴の向こうに出ましょう。どうなっていますか? C たぶん光のところ。でもそこに私しか居ないの。 D 大丈夫。その光の中心へあなたは導かれます。その光の中心へいったら誰か居ませんか? C 亡くなった夫。 D どんな表情? C 真面目な顔をしています。 D 握手をしたらどんなエネルギーを感じますか? C よくやったっていってほしいのでしょうね。。 D @くんに会いにきたけれど、どうしているの? C にこっと笑っています。 D 今@くんは何しているの? C 大丈夫。 D 夫の後ろに@くんが出てきます。出てきたらどんな表情ですか? C 石の階段のところに二人で腰掛けています。 D あなたはその真ん中に座りましょう。そして二人を両腕でぎゅっと抱きしめたら、どんな感じですか? C 幸せです。 D @くんは何と言っていますか? C やめてくれって笑って言っています。 D もう離さないからねって。夫は何と言っていますか? C ・・・・ D @くんと心の中でお話をしてください。お話が終わったら教えてください。 C はい。 D @くん、思い残すことはないですか?って。そしたら? C 無いのでしょう。 D そしたら、@くん、Pさんをお母さんはどうサポートしたらいいかしら? C ほっておくのが一番なんです。 D その石段は上のほうに続いているの? C 無いです。 D 旦那さんに、私達の神さまのところへ案内してよ、というと神さまのもとへ案内してくれます。どこに案内してくれましたか? C 赤い建物。 D 中に入って、中心に歩いていくと、建物の中心はどうなっていますか? C うーん。 D その建物の中心であなたを見守ってくれているのはどんな人ですか? C 教会かな。背の高い細い人。 D どんな服装をしていますか? C ギリシャ風みたいな。 D どんな表情ですか? C 表情はあまりよくわからないけれど普通。 D その人にむかって尋ねましょう。教会の人さん、@くんとの関係は何ですか? @くんから何を学んでいるの? C 笑っているけれど、何も言いません。 D 教会の人さん、私にわかる言葉で、私にわかるように教えてください。 C しっかり生きていけ。 D@くんと私は何回一緒に生きたのですか? C すっと頭に浮かんだのは16 D 私は今まで何回生まれ変わっていますか? C 32 D 夫と一緒に生きた人生は何回ありますか? C 32 D 教会の人さん、@くんは今回、思い残していることはないのですか? C 何もない。 D Pさんにしてあげられるサポートは何ですか? C 黙って見守るだけ。 D @くんは今何しているの? C @は背広を着ています。 D @くん、背広を着て何しているの? C 忙しいんだって言っています。 D 何をしているの? C 仕事をしているって言っています。 D 何の仕事をしているの? C 何の仕事をしているんだろ。 D 教会の人さん、@くんはこっちでどんな仕事をしているの? C 調査の仕事。 D 何の調査の仕事をしているの? C 環境の調査ですって。 D @くん、何か私にしてほしいことはありますか? C あの子の大事にしていた観葉植物をちゃんと育てているかなって。ちゃんとみているよ。ねこ・・ 鉢の上にいる猫もみてるし。みんな仲良くって。 D 私は何をすれば、@くんの魂が一番安らぎますか? C 一生懸命生きることですねって。 D @くん、私が今働いていることをどう思っていますか? C お母さんが良いと思うなら良いんじゃない? D 夫に尋ねましょう。ねえ私が働いていることをどう思う? C お前は働くのが好きなんだから。 D @くん、こっちで友達はできましたか? C いっぱいいるよって。 D どんな友達? C よく似た年の子かな。 D みんなと何をしているの? C 音楽を聴いたり映画をみたりかねぇ。 D @くん、友達とこっちの世界でどんな音楽を聴いているの? C お母さんに言ってもわからんって言っています。 D じゃあどんな映画をみているの? C 洋画とか。 D @くん、こっちにきてすぐにお父さんと会えたの? C すぐに迎えにいったって言っています。 D お父さんにあなた、@くんが亡くなることを知っていたの? C 知らないって言っています。 D @くん、そのままでいいですか? C うん。少しずつ片付けていけば? お母さんの好きなようにって。 D @くん、納骨は私の気が済むまで置いておいてよいですか? C いいよって言っています。 D @くんあなたのお部屋と衣類はどうしたらいいかしら。 C そのままでいいよって。 D @くん、あなたの友達に私はどう接していったらいいかしら。 C お母さん、料理でもつくって食べさせてあげて。 D あなたの友達にあなたの事をどういったら良い? C 俺は元気だから大丈夫だって。 D @くん、あなたの遺品は誰に、どのようにあげたらよいのかしら? C 大事にしてくれる人にあげればいい。 D @くん、あなたの車はこのままでいいかしら? C 好きにしたらいいよ。 D 仏間で休んでいるのは負担になりませんか? C いいよ。ならないよ。 D お葬式はあれでよかったの? C いいよって。 D 去年お墓のお掃除をしてくれたのは、何か関係があるんですか? C 全然関係ないって。 D @くん、あなたはおじいちゃんたちに守ってもらえているの? C 大丈夫 D おじいちゃんたちには会えたの? C うん。会えた 大丈夫って。 D @くん、ジブリの森で子供達に話をしているのは本当ですか? C にこっと笑っているだけ。 D @くん、お兄ちゃんへ何かメッセージを頂戴って。 C お兄ちゃん、仕事がんばれって。 D お姉ちゃんにメッセージはありますか? C 何もない 仕事頑張れって。 D おばさんへのメッセージを頂戴って。 C Mちゃんを大事にね。 D @くん、Pちゃんとのペアリングはどこに置いてあるの? C 僕の部屋のクローゼットの上のダンボール。 D もう生まれ変わってきているの? C にこっと笑っていますけれど何も答えません。 D @くんは兄さんの生まれ変わりだったのかしら? C わからないって。 D 教会の人さん、@くんは兄さんの生まれ変わりだったの? C かもしれないって。 D 神さま、@くんの今回の人生の目的は何だったの? C Pちゃんを救ってあげる事と、お父さんが亡くなったあとの私の生きがい。 D 神さま、@くんの人生はここまでこれで順調だったのですか? C 順調だったそうです。 D 神さま、@くんの人生は今回、これは誰が決めたのですか? C @くん、自分なんでしょうね。 D @くん、今回の人生、自分で決めたの? C そうだよって。 D 神さま、@くんが今回死んだ意味は何ですか? どんな意味があったの? C 命の大切さとはかなさ。 D 神さま、@くんが死んだ意味が命の大切さとはかなさってどういうことですか? C 人の命はもらったものだから、自分のものではなく、大切にするようにということです。 D 神さま、そもそも何で今、死ななくちゃいけなかったの? C その時期だったって言っている。 D 神さま、@くんはもう生まれ変わっていますか? C うんとは言っていませんね。 D 神さま、私の今回の人生の目的は何ですか? C 何があっても明るく生きぬくこと。 D その意味は何ですか? C 辛い人の気持ちに沿うこと。 D 神さま、私の人生はここまでこれで順調でしたか? C 順調だ。 D 神さま、私の今回のこの人生は誰が計画しているの? C 自分自身。 D 私が本来持っている力の何パーセントを使っていますか? C 半分。 D 持っている力を十二分に使い尽くすには、どうしたらよいですか? C 努力すること。 D 神さま、私が生まれてきた意味は何ですか? C 人を助けること。 D 神さま これから私はどんな方向に進めばよいのですか? C 今のままでって。 D 神さま 私はこれから何をすればよいのですか? C 今のままだけれど人を許すこと。寛容。具体的には何もおっしゃいませんね。 D 神さま どうしたら人を許すことができますか? C 素直になること。 D どうしたらもっと素直になれますか? C 肩の力を抜きなさい。 D 私がこの家に来た意味は何ですか? C 深く考える必要はない。 D なぜこの家は男性ばかりが先に亡くなるのですか? C 特別な意味はない。 D なぜ私は仏様に近いのですか? C 何も・・・ D @くん、私、毎日お経を唱えているけれどよいかしら? C 無理しなくていいよって言っています。 D 神さま、夫の死んだ意味は何ですか? C 私の力を試す。 D 私のどんな力を試そうとしたの? C 一生懸命生きる力。 D 神さま、私の今回のこの人生で使命を果たすことができた、未来の私をみせてください。すると、未来のあなたがダイジェスト版でみえてきます。何がみえてきますか? C  髪が白くなって、にこにこしている顔がみえます。 D 未来の私さん、今の私に一言メッセージ、アドバイスを下さいな。 C 大丈夫だから頑張りなさい。 D どうやって人生の使命を果たしたの? C 背伸びをしない。無理しない。 D 未来の私さんに近づいて握手したら、どんなエネルギーを感じますか? C 期待しています。 D 未来の私さん、これからも私を見守って応援してくれますか? C はいって言っています。 D 未来の私さん、今の私が戻ったら、何から始めたらいいですか? C 無理しないで普通にって言っています。みんなにやさしくして。普通でいいって言っています。 D 未来のあなたがまたすっと上に戻っていきます。@くんと夫を抱きしめたまま、神さまに近づきます。神様は3人をぎゅっと抱きしめてくれます。抱きしめられたらどんな感じですか? C 温かい感じ。 D 神さまが今のあなたにとって一番必要なメッセージをくれます。何といっていますか? C 無理をせず、今までどおりやりなさいって。 D 神さま、私は続きの人生を歩んでいくけれど、杖になる言葉を授けてくださいな。何という言葉を授かりましたか? C 無理せずみんなにやさしく。ゆっくりと。 D  さあ そして、教会の神さまが3人をぎゅっと抱きしめてくれます。 そしてみんなが口々に、これからのあなたに一言ずつメッセージをくれます。何と言っていますか? C 主人は身体を大切にって。@はありがとうって。神さまは大丈夫って言っています。 D 夫があなたにむかって、もう一度メッセージ、アドバイスをくれます。何と言っていますか? C @は僕が面倒をみるから大丈夫。心配するなって。 D あなたは@くんを夫に託します。神さまもよろしくねって。 C 大丈夫だって言っています。 D 神さまに二人を託しましょう。神様はあなたにむかって、何と言っていますか? C あちらの世界で大丈夫だって。 D @くん、お母さんのことを見守ってくれる? C もちろん D 会いに来てくれる? C いくよ。 D 会いに来たときの合図を、お母さんがわかるような合図を教えてください。 C 部屋の・・ろうそくをみろって言っているのかな? よくわからないけれど・・。 D 神さまはあなたをぎゅっと抱きしめてくれます。あなたは愛のエネルギーに包み込まれて、そしてもといた安全な場所に戻ってきます。

2013年8月12日月曜日

おはようさん 2013.8.13.

今日の大阪は39度近くの猛暑でした。 いやぁ、暑かったぁ。 盆と正月しかお掃除しない我が家なので(^_^;) 何度も休憩を挟みつつのお掃除三昧でした。 ベランダ菜園のミニトマトさんたちは枯れてしまいましたが、 キュウリさんたちはまだまだがんばってくれています。 煎じ薬の残りを肥料代わりにあげているからかな?  ちょっと小ぶりになってきたけど、毎日、5,6本のキュウリさんをいただけます。 ゴーヤさんたちは暑さ負け気味で・・・ おいおい!君たち沖縄やろって檄とばしたら、大阪の方が暑いって言われました。 たしかに&たしかに。。。 ししとうさんたちは真っ赤に熟し始めて・・・ ベランダ菜園ならではのごちそうです。 梅干しの土用干しも終わって・・・ 今年の梅干しさんたちを陶製漬物容器に入れて1年寝かせます。 なんだかお盆のmy風物詩やなぁ これも人生が熟してきた証なのかもしれませんね。 お盆近しということで、今日は「前世物語」からひとつ、症例をご紹介しましょう。   再会 ある日、「私」は、先年、ガンで亡くなった夫との関係がわかる過去生へと、ある女性を導きました。 彼女は今の自分の姿のまま、フローリングのような地面に立ちました。 まわりは白いもやがかかっています。 白いもやの中を彼女は歩きます。 心の中で夫に「迎えに来て」と呼びかけながら歩きます。 白いもやの先の方に黒い影が見えます。 「その影に、あなたは誰ですかって尋ねてください」 「俺だよって言っているような気がします」 「黒い影を優しく抱きしめて下さい。手を握ると、どんな感じがしますか?」 「愛しい・・・。彼です」 「彼はどんな表情ですか?」 「いつもの感じです。・・・・抱きしめてくれって言っています」 「愛おしさだけで、彼をしっかりと抱きしめてあげてください」 「ごめんねって言っているような気がします。なんだか彼は無念で仕方ないような感じです。私も離れたくないわって言います」 「私」は彼女に心の中でお話をして、終わったら教えてくれるように言いました。 しばらくの後、彼を抱きしめたまま、彼女の魂を高みへと導きました。 「そこに何が見えますか?」 「光・・・」 「その光の中に、二人がスゥーと吸い込まれます。光の中はどんな感じですか?」 「とても明るいです」 「その光の中に、誰かいますか?」 「白い人がひとり・・・」 「その人に聞いて下さい。夫は今回の短い人生が無念で仕方ないようだけども、どうしたらいいのですか?」 「運命だから・・・」 「夫の今回の人生の目的は何ですか?」 「私と子供を愛するため・・・」 「なぜ、こんなに早く死んじゃったのですか?」 「家族から愛情をもらったから・・・」 「私も子供も、もっともっと愛情をあげたかったのに」 「もう十分でしたよ」 「夫は、そうは思ってないみたいですけど?」 「それが彼にとって与えられたものです」 「夫は、早く死ぬことを知ってて生まれてきたのですか?」 「知っていたかもしれません」 「なぜ、ガンになったのですか?」 「幸せをもらい過ぎたからです」 「幸せをもらい過ぎると、ガンになるのですか?」 「お約束でした」 「誰との約束なのですか?」 「最初から決められていたことなのです」 「幸せをもらい過ぎたら、死ぬことになっていたのですか?」 「そうです」 「どんな人でも、幸せをもらい過ぎると、ガンになるのですか?」 「そんなことはありません」 「私の今回の人生の目的は何ですか?」 「夫と知り合って、辛い目にあいつつも、乗り切って生きていくことです」 「私は今まで、何回生まれ変わったのですか?」 「3回です」 「では、夫とは何回、一緒の人生を生きていますか?」 「今回が初めてのようです」 「私が夫を選んだのですか?」 「両方が選びあいました」 「夫は、なぜ私を選んだのですか?」 「好きだったから」 「私はなぜ、彼を選んだのですか?」 「幸せと試練のためです」 「彼にひとこと、あなたから声をかけてあげて下さい。」 「定められたとおりに、ちゃんと生きてきたから、これで人生の目的は果たしたね」 「夫の人生は、これで順調だったのですか?」 「理想通りです」 「では、私の人生は、ここまで順調ですか?」 「順調です。これからは、自分で選んだ道をまっすぐに生きるようにって言われました。それも試練だからって」 「これから先、どうなっていくのですか?」 「いろんな思いをすると思いますが、一生懸命、子供を育てなさい」 「私の子供は、こうなることを知っていて生まれて来たのですか?」 「そうです」 「子供は私が呼び寄せたのですか?」 「子供たちがあなたたちを選んできました」 「なぜ、私たちを選んだのですか?」 「誰よりも愛しあってるから・・・。この家に生まれたら、幸せになれるって」 「お父さんが早く死んでも?」 「愛情は、私が持ってるから・・・。満たされています」 「子供たちの人生も順調ですか?」 「順調です」 「私は、このまま生きていていいのですか?」 「それが試練です」 「もしも、私が早く死んじゃったらどうなるかを見せて下さい」 「ボロボロです。山の中で、木にナワをかけて、首をつって死んでいます」 「それを見て、どう思いますか?」 「布団の上で死にたかった」 「では、私が人生の目的をクリアー出来た、未来の私の姿をちょっと見せて下さい」 「年をとっています。布団の上で寝ています。もうじき死ぬのかなぁ。子供たち、孫も来てくれています」 「そのおばあちゃんは、何を考えていますか?」 「平和そうです。やっと一生終わるんだなぁって。早く夫に会いたいなぁって」 「おばあちゃんのあなたは、頑張ってきましたか?」 「はい、よくやりました。自信があります」 「もとの白い人のところに戻って、そして聞いて下さい。私にやっていく力がありますか?」 「頑張れるよって言っています」 「あなたがここに戻ってくるまで、彼をどうしますか?」 「白い人に預けます」 「彼は何と言っていますか?」 「お前のそばにいたいけど、自分が幸せになったら、ここに帰っておいでって」 「白い人に、私がここに戻ってくるまで、彼を預かっていてくれますか?って聞いて下さい」 「わかったって言っています」 「彼に、私は残りの人生を頑張って片付けてくるから、待っててねって。彼は何と言っていますか?」 「子供のことをお願いって」 「あなたは何て?」 「私、頑張るから守っていてねって。」 「白い人が、自分を信じて生きなさいって言っています」 彼女はもう一度、夫をしっかり抱きしめました。 そして私たちは光のもとを離れて、今、この時へと戻ってきました。

おはようさん 2013.8.12.

暑いですねぇ(@@;) こうも暑いと、せっかくの日曜日だけど、片づけしたり、お勉強したりする氣力も萎えてしまいます。 今日は一日、撮りためたフィルムをスキャンしてました。 どの写真も、それを撮った時の気持ちも、風もお日さまも・・・覚えています。 写真と撮る時には、その場所、撮りたいもの(人)に向き合って、立ち止まります。 時間が止まって、その写真に写し込まれます。 デジカメは手軽に何枚も撮れます。シャッターひと押しでプラス&マイナス露出補正をした写真まで自動的に撮ってくれるデジカメもあります。シャンシャンシャンってね。 そしてデジカメはその場で写真をチェックできます。 便利ですよね・・・カメラ小僧はそれでいいのです。 でも、私はデジカメが嫌いです。 デジカメ使っている時でも、すぐに写真が見られる機能はオフにしてました。 だって・・・今、目の前にある撮りたいもの(私の場合は美しいもの・面白いもの・楽しいもの)をこころに残しておきたいから。 商業写真家さんはその場でチェックして、すぐに撮り直しするのは当たり前です。だから、プロはデジカメでいいのです。クライアントの希望通り・意図に沿った写真に仕上げなきゃいけないから、自分を押し殺すことだってあるでしょう。だから、こころに残しておく必要などないのです。下手に残しておくと、自分本来の感性を忘れてしまうことにもなりかねません。昔はグッと感性に響く写真を撮ってはったのに、最近はいまいちやねぇ・・・なプロ写真家さんの多いこと多いこと・・・あな悲しデス。 でも、アマチュアはやっぱりこころに風や想いやお日さまを残しておきたいよねぇって思います。 プロは、この写真を撮った時の絞りとスピードと感度と・・・なデータを言えなきゃいけない?けど、アマチュアは、その1枚を撮った時の薫り・木漏れ日・音・風のそよぎ・気持ちと想いを熱く語れたら幸せですよね。 デジ写してると、どうも、そこんとこの、一番肝腎なとこ、なぜ写真を撮るの?なところが見えなくなってしまうような気がします。 今日、フィルムスキャンしながら、もう一度5月の万博公園を歩いて、カモミール畑の薫りに酔いしれ、菖蒲の紫にドキドキして、バラさんたちとの再会に歓喜してました。 神戸の街を「自分の心象風景とは?」に思いを巡らせながら、船に乗ったり、観覧車を見上げたり、中華街を歩いたり・・・海の薫りと波の音、カップルの笑い声、美味しそうな豚まんの匂い・・・こころの中に染み込んでいた「その時」がひとつひとつ蘇ってきました。 今年の祇園祭宵山は夕立に何度も祟られたけど、去年とは違う写真が撮れたなぁ・・・こういうシーンが好き、こういう写真になっちゃう・・・けど、それが自分らしさだし、自分の写真だからええねん・・・なんて開き直ったりもして。 フィルム写真は一本当たりの枚数が限られます。私のおさんぽ写真によく使うローライフレックは中判で12枚撮りです。1シーン1枚。それも現像するまで確認できません。 だからこそかな? とても丁寧に撮ります。 露出計持参で、露出を計って、シャッタースピード&露出を決めて、構図を再確認して、やっとシャッターを切ります。 デジカメなら1秒なところを1分以上かけてます。アナログ怖ろしや。。。でしょう? この1分の間がこころに残るのです。1分間の喧噪・風・薫り・日射し・目に入ってきたもの・あれって気づいたもの・通り過ぎていく人や車たち・・・覚えていないようで、結構こころに残っています。 デジカメで1秒で撮って、写真確認して・・・あれ? 被写体さんとは1秒しか向き合ってないよ。 フィルムカメラは単焦点レンズです。ズームレンズなんてありませんから、自分が前に行ったり後ろにさがったりしなくちゃいけません。それが普通だから何ともありません。前後ありだから、自然と上下左右にも軽やかに動きます。よく動くから、三脚はめんどうで、いつしか「おさんぽ写真」になってしまいます(注:私の「おさんぽ写真」の定義は三脚なし&テクテク歩くことデス) 写真は今も昔も、ネットにアップしようが、印画紙に焼こうが、一番大切なことは、こころに焼きつけることだと思います。 デジカメで出来ている人はすごい! それでいいです。 でも、せっかく写真を撮ったのに、右脳には全然残っていないよ〜〜なら悲しいです。 今は中古でもちゃんと撮れるフィルムカメラがいっぱいあります。 私も時々利用するマップカメラは、中古相場の高どまりなお値段やけど、その分、カメラはしっかりしています。初めての中古フィルムカメラなら、お薦めのお店です。 私の今のお気に入りは60年以上前のツァイス・スーパーイコンタです。 万博公園のチューリップを撮りにいったとき、ジェントルマンなおじいさんが構えていて、むちゃ かっけぇぇぇ だったのです。 蛇腹カメラで招き猫の手のような距離計が蛇腹の先端から起き上がってきます。かわぇぇぇ 今回のスキャンで、その招き猫カメラの初撮りをチェックしましたが、はい、ちゃんと撮れてました。 背筋がぞぞぞっとするような切れ味も健在でした。 これで3万円ちょいだったと思います。最近のデジカメの半値以下でしょう。 フィルム代や現像代はかかりますが、趣味なんですから許容範囲ですよね。 (だいたい そんなにパカパカ撮りません・・・撮れませんよ) パチンコするより、ホテルでお茶するより、う〜んと自分磨きですから、安いもんです(;^^)ヘ.. お盆休みだけど、趣味なしでゴロゴロTV観戦NOW・・・なおじさんは、ちょいと中古カメラ屋さんを覗いてみてはいかがですか? 下手くそやから? 才能ないから? そんなん、今のこの時代、気になりませんよ。 プロでも???な写真の人はいっぱいいます。 名前だけ売れていて、この人 何なの? ・・・カメラ雑誌にたむろしてます。 私はニナミカ:蜷川美香の写真を見て、デカルチャーしましたよ。 ピントなんて・・・ええんやって。 それまでピントがちゃんと来てないとダメ写真だと思ってましたけど、ニナミカ写真はパッションです。 感性と感情が渦巻いて龍神のように飛びかかってきます。もうそこにはピントや露出など意味ありません。 でも、しびれます。こころがしびれます。 アラーキも木村伊兵衛もやっぱりパッションです。感性と感情を押し殺さないことです。 だから、お散歩しながら、パチリ&パチリと撮ればいいのですよ。 そう、写真学校なんかには行かないこと!(かくあるべし!を洗脳されちゃいます。個性を・感性を潰されないように気をつけましょう) 写真雑誌なんかも見ない!(これが良い写真、これはダメ写真なんていう無価値な二元性を押しつけられてしまいます) 古本屋で写真集をのぞくのが一番のお勉強かな。 私は暇な時、Tumblrや500pxをパラパラと見てます。たまにオッ!&アッ!な写真が目に飛び込んできますよ。 安上がりでしょう。ふふふ。 ということで、今日はフィルムカメラを熱く語ってしましました。暑っぅぅぅ(^^ゞ

2013年8月11日日曜日

おはようさん 2013.8.11.

先日、初AKBコンサート(京セラドーム)に参戦しました。 若い野郎どもの熱気&汗臭さむんむんむんちょっ!だと思ってましたが、女性が3割くらいと・・・う〜む・・・昔(今も)、娘たちが宝塚歌劇団に憧れた感覚かしら・・・などと思いつつ。 布袋さんのコンサートの方がよっぽど汗臭さ強かったなぁ(おっさんばっかりやった)。 ちゃんとサイリューム買って(もち!チームAで)、マフラータオル買って(これはmy恒例)、ビッグ団扇買って(あまりの暑さに)、推し扇子も(はい!ちゃんと珠理奈推しデス(;^^)ヘ..)。 おっさんが恥ずかしくないの? ・・・いえいえ、気分は十分若いので平気です。気持ちの若さって最強兵器だね(イテテテ 諸刃の刃?) ドーム入口では身分証明書とチケット記載氏名とのチェックをしてました。こんなん始めてやわ(°0°) で、チケットをもぎってもらって、団扇とサイリュームを渡されて・・・なんや、買わんかったらよかったぁ(←大阪人なもんで) ステージ美術は非常に凝ってました。ミスチルは映像で凝るけど、AKBはコンテナ積み上げて、そのコンテナのクレーンまで持ち込んで・・・生で凝ってました。これには脱帽です。 一度に200人近い娘たちが歌って踊って走りまわるステージ構成はとても勉強になりました。なるほど、これくらいしないとダメだよねって。 さて、コンサートが始まりサイリュームを振りながら(すぐに溶け込めるのデス)・・・ AKBはすでに第二段階に入っているな! を実感しました。 (私の)シノマリが卒業したりして、がんばってきた初代組と若手との世代交代が進んでいますが、確かにAKBパワーに陰りが見えています。それはまるでおニャン子クラブの末期と似ているようでもあり。 正直、これが最初で最後のAKB参戦だろうと思ってました。 この日のコンサート最後で発表になった「AKBドラフト」なんて断末魔のようにも思えます。 ただ、京セラドームでともかく驚いたのは、NMBへの声援の熱さです。 NMBへの盛り上がりがハンパじゃなかった。 もうしっかり地元に溶け込んでいて、AKBと対等、いやAKBとは無関係にNMBが闊歩しているように感じました。 これが第二段階です。 きっと博多ではHKTが、名古屋ではSKEが同じように地元で盛り上がっていることでしょう。 中央のAKBが堕ちても、地元のグループが新たな創生期を迎えて、それぞれ地元風土のエネルギーに合った姿に進化していく・・・まったく未知数の第二段階です。 そう、これからの日本のあるべき姿とダブって見えます。 「あまちゃん」でも 地元に帰ろう なんて曲を歌わせていますが、何となく、地元というキーワードが日本の近未来から流れてきているように感じています。 それは最悪、福島爆発や富士山噴火で首都壊滅した結果かもしれないし、日本経済大崩壊で地産地消せざるを得なくなってしまったのかもしれませんが、ともかく、これまでの中央集権、富も権力も中央が牛耳る形から、地元がそれぞれ元気に幸福度アップしていく未来形に変わっていく風が吹き始めているように感じています。 どうしても、ニートや閉じこもりの若者たちを診る機会が多いので将来に悲観的になりますが、AKB&NMBで大声ダイアモンドな声援を送りながらサイリュームを振り回している若者たちを見て、まだまだ大丈夫、未来はこれからだよ、と安心しました。 願わくば、この元気な若者たちが徴兵されて意味なしアリスな戦争に駆り出されないことを祈るだけです。 映画「地獄の黙示録」にありましたよね。 最前線に送り込まれた若者たちにNMBたちが慰問ショーを繰り広げて、それはまるでドラッグな酒池肉林の妄想のようにジャングルに吸い込まれていく・・・絶対にそんな未来は御免です。 そんなん心配し過ぎの杞憂やで・・・ですか? いいや、今、私たちは先の大戦前夜と同じところに居ます。 あの時も大勢の普通の人たちは思っていましたよね「そんなん心配し過ぎや」って。 その数年後、普通の女性たちは大日本婦人会の襷をかけて、子供たち・愛する人たちを戦地に送り出したのでしょう。忘れちゃいましたか? 男たちは何のための戦争か、誰のための殺し合いかわからないまま人を殺し、誰かに殺されたのでしょう。覚えているでしょう? 最近、特に激しくなってきた「今」の時代的逆行 時間軸の縮退を感じとっている前世療法家や類するセラピストたちが誰も声をあげないのが不思議でたまりません。 トリシアやゲリーは仕方ないかもしれないけど(ダメだよね、ホントは・・・)、日本人のスピリチュアルなリーダーたちが何も声をあげないのが不思議です。 なんでだろう? 感じないのかな? それっぽっちの感性なの?  人々の集合意識の氣の濁流も、天地自然の理の歪みも、こんなにはっきりしてきているのに・・・ 富と権力の中枢にいる人たちの方がよっぽど、その感性に長けているのって、とっても悲しいよねぇ。 とっても悲しいよね は光さんからの銀河通信でした。。。

2013年8月10日土曜日

おはようさん 2013.8.10.

今日の光の前世療法は4時間ワークでした。 前説に30分、ワークのテーマは「今生の使命」に決まり、いざ、ワークへ。 過去生へ降りるまで約47分。 「今生の使命がわかる過去生へ戻ります。どんな地面ですか?」 ・・・・無言・・・・ 「今生の使命がわかる過去生へ戻ります。どんな地面が見えますか? 感じますか?」 ・・・・無言・・・・ これの繰り返しを延々2時間半やりました(^_^;) この間、何が起こっているのかというと、過去生へ降りかけた意識を潜在意識の中のダークサイドが引き戻しているのです。光さんと集合意識のダークサイドとの綱引きですね。 (左脳・顕在意識・常識などが引き戻しにかかる時は、無言じゃなくて、催眠状態から放り出されてワークが終わってしまいます) 3時間のワークを受けて、無言で何も見えない、何のメッセージも届かなかった・・・と落ち込まないでください。 見えなかった・感じなかったことから得られる気づきは「素直さ」です。 光さんは「素直」です。 ダークサイドはエゴ&我欲です。 ひとりひとりのエゴや我欲は千差万別で大したパワーなどありません(本人と家族を不幸にするくらいのパワーはありますが) それは一粒のウランや海水中の重水素みたいなものです。 ひとりひとりのエゴや我欲が集合意識の中に集積して純化されていったものがダークサイドです。 原発&原爆ですね。 潜在意識のダークサイドのパワーが計り知れないほど強力です。 ある意味、神を創り出す力であり、平行次元たちを今に結びつける磁石であり、この世の時の流れ:クロノスの原動力です。 大いなる光さんから生まれ出た光の子・光の種の私たちは、生まれてすぐにダークサイドにポチャンと落ちて、ダークサイドの中で発芽します。 ダークサイドの中に根を伸ばし、ダークサイドの中で葉っぱを茂らせます。そして、ほとんどの人たちがダークサイドの中で花を咲かせます。 でも、実をつけても光の種はなりません。 そのダークサイドの中でしか芽生えないゾンビみたいな種ばかりです。 ゾンビの種は輪廻転生や因果応報を生み出します。 クロノスがヘビーローテーションして、ひとつの時代のひとつの世界が完成してしまいます。 実は自分がこの世界を創り出している・・・のたねあかしですね。 難しい話は置いといて・・・ 「素直さ」は大切だなぁ と思いながら、延々と誘導を続けていました。 そこで思いました。 鍼が効きやすい人と効きにくい人の差も、この「素直さ」だよねぇ。。。 同じ邪気に鍼をしていても、邪気が固い人と柔らかい人がいます。 虚実や強弱ではなく、邪気が固い人と素直に柔らかい人がいます。 素直な人は柔らかいことが多く、素直じゃない人は固いことが多いです。 素直な人は鍼が良く効き、素直じゃない人は変な反応を口実にして鍼を避けます。 「素直さ」 難しいですよ。 誰かの・世の中の・常識の言いなりになってしまうのは「素直」ではありません。 素直であるためには、自我が確立されていなければなりません。 少なくとも、自分なりの生きざま、生きがいをつかんでいなければ「素直」にはなれません。 素直は、愛・許・認・信に直結します。和ですね。 ほら、難しいでしょう。 じゃぁ、どうしたら「素直」になれるのでしょうか? まずは、自分の中の光の種を見つけ出して、磨かなければいけませんよね。 光の種ですよ、Hなしの怒りの種じゃありませんよ(怒りなら簡単至極だけどねぇ) 素直になるために・・・誰かを・何かを好きになりましょう。 出会った頃・習い始めた頃は素直です。 あの素直さを思い出すのです。 光の前世療法はみなさん、人生の節目に大いなる力に導かれるようにやって来られます。 人生の節目で一番大切なことは「素直さ」です。 今は人生の節目なんだ。いろいろあったけど、素直になって、素直な目で前を見てみよう。 すると、不思議なことに、節目から伸びる別の道が見えてきます。 どっちに進むかは自由です。 どっちでも正解だと光さんは言います。 でも、一本道でしかないと思っていた人生行路に、別の道が見えてきたら、何だかワクワク&ドキドキ 勇気リンリンしてきませんか? 「素直さ」からは、そんな勇気&やる気、希望や夢、創造力や笑顔力が湧きあがってきますよ。

2013年8月9日金曜日

おはようさん 2013.8.9.

鍼をしてもらった翌朝は、とてもスッキリと起きられました! ぐっすり眠れて、身体が楽になりました! 鍼をしてる患者さんたちの声って、すごい励みになりますね。 「手当て」の医療は、患者さんとの氣のキャッチボールでもあるのです。 どっちがピッチャー、キャッチャーというわけではなく、氣の玉が行ったり来たりしてるキャッチボールです。 面白いのは、どんどん氣の玉が大きく美しくなっていくことですね。 おかげで私の掌 労宮のジンジン感も強くなってきています。まるで小宇宙の珠のようです。 蓮風先生のようにパッパッパッとはいきませんが、労宮で原穴診して鍼する穴を最終決定して、その穴を指先の氣で精妙にサーチすると、「ここに鍼してちょうだい!」なワンスポットが見えてくるようになりました。 蓮風先生は同じ百会に鍼すると言っても、百会に集まる経絡の中の今一番必要な経絡に自由自在に鍼することができます。どうするんやろう? と思いながら、日々の外来で鍼をしていて、ふと気づきました。 百会の氣の偏在を感じ取って、指先に触れるワンスポットの中に拡がる小宇宙 陰陽の躍動のアンバランスを感じ取れれば、鍼を近づけていくだけで、まるで吸い込まれるように鍼が刺さっていきます。 この感覚! 問診・体表観察の結果を弁証論治して得られた結果は、あくまで左脳的答えです。 鍼する穴はその左脳的答えに従いますが、いざ鍼を近づけていくコンマ何秒かに深い瞑想状態のような、忘我に至れば、鍼は患者さんの生きる力、美しき氣に引き寄せられるように穴に吸い込まれていくのでしょう。 邪気を取るのではなく、より美しく氣が流れるように、陰陽・気血のバランスを取ることが大切なんだなっとこころして鍼をしています。 今日は「前世物語」からひとつ、症例をご紹介しましょう。   人生の目的 昔々、ナイル川のはずれに、茶色の肌をした女の人がいました。 彼女には、明るい茶色の髪と目をした双子の男の子と女の子がいました。 彼女は毎日が平和な気持ちでした。座って縫い物をしているのが好きでした。 夫は兵士でした。がっしりとした体に槍を持っていました。 彼女は優しい夫が大好きでした。 家では子供たちとよく遊んでくれました。 平和な家庭でした。 でも、彼女はいつも思っていました。 「人殺しは嫌です。夫が殺されるかもしれないし、戦って欲しくないのです」 戦いが近くなると、夫は張り切って帰ってきました。 彼女の心配が大きく膨らんでいきました。 時が過ぎました。彼女は、砂漠の町を見下ろす丘の上にいました。 夫が戦いで殺されたのでした。 彼女の心も悲しみを通り越して、死んでいました。 深い脱力感と無気力が彼女の心を癒しました。 彼女は、今度の戦いで夫がもう帰ってこないことを知っていたのです。 彼女は思いました。 「娘が病気で死んでから、すべてがおかしくなったんだわ」   娘の突然の死が、彼女と夫の心を悲しみで閉ざしてしまったのです。 それからはエジプトの砂のような生活が続きました。 息子は、そんな家庭が嫌になり、どこかへ出て行ってしまいました。 夫の寂しさが堪え切れなくなっていきました。 ますます二人は、お互いの心を閉ざしてしまいました。   二人は別れるでもなく、淡々とした時が過ぎていきました。 そして夫はとうとう、帰るあてのない戦いに出ていったのでした。   その後、彼女は病に倒れました。 薄暗い部屋に一人で寝ています。 無気力が身体を蝕みます。 食事もせず、彼女は死を心待ちにしていました。 死の床で彼女は思いました。 「幸せな家庭が作れるはずだったのに、自分から心を閉ざしてしまったんだ」   そして彼女の魂は、痩せ衰えた身体を離れました。 「私」は彼女の魂に尋ねました。 「身体を離れた時に、何か決心したことはありますか?」 「今度は、良いお母さんになります」   「私」は、彼女の魂を高みへと導きました。 そして、そのエジプトでの人生を振り返るように促しました。 「夫が戦うことをすごく嫌がっていたはずの自分自身が、一番、命を無駄にしてしまいました。子供の死は仕方のないことでした。自分や人を攻める必要などなかったのです。なぜかあの時、自分ばかりを責めて、心を閉ざしてしまいました。それを後悔しています」   「私」は、もっと高みへと導きました。そして、エジプトでの人生と、今、生きている人生を見比べてもらいました。 「自分を責め過ぎています。仕方のないことは、仕方のないことなのです。自分が思ってるほど、まわりは責めていないし、共に悲しんだりすればいいだけのことであって、自分ひとりが苦しむ必要はありません」   「私」は、さらに高みへと導きます。 穏やかな、明るい光の中へと入っていきました。 そして、その光の中心へ向かって尋ねました。 「今回の人生の目的は何ですか?」 光が答えました。 「平和を祈りなさい。あなたに出来ることが、そのうちみつかります。今は、今の仕事をしなさい。それには意味があります。離れる時が来れば、離れるのです。今は間違ってないですよ」 「私の人生は、ここまで順調ですか?」 「頑張ってますね」 「人間は何のために生きているのでしょうか?」 「お互いを思いやるためです。思いやりは、いつかは広がって行くのです」 「まず何から始めたら良いのでしょうか?」 「自分が幸せになりなさい。幸せな家庭を築きなさい」 「そのためには、どうしたら良いのでしょうか?」 「大丈夫です。心配し過ぎないことです。自分を責めないことです。仕方がないこともたくさんあるのです。些細な争いごとにも、宗教的な複雑な争いごとにも、仕方がないことがあるのです。そこから学びなさい」 「なぜ私は、何度も生まれ変わっているのですか?」 「平和の本当の意味を知るためです」 「それは何ですか?」 「平和は幸せです。まず自分が幸せになりなさい。その上で、成すべきことが見つかりますから。まず今の自分を責めるのをやめなさい」 「私」は光に聞きました。 「弟のうつ病の意味は何ですか?」 「何よりも弟本人の試練ですが、私たち家族の試練でもあり、弟の家族の試練でもあります。そこから得たものが、たくさんあるでしょう。家族の繋がり等をいっぱい知ったでしょう」 「素晴らしい人生を送るためには、どうしたらいいのですか?」 「人を信じなさい。自分を信じなさい。祈りなさい。想うことも大切で、想いはパワーを持っていますから、あきらめないで祈りなさい」   「私」は光さんに、今回の人生の目的をクリアー出来た、未来の姿をちょっと見せてくれるよう、頼みました。 「二十代後半になって、男の赤ちゃんを抱いています。穏やかな表情です」 「未来のあなたに頼みます。今の私に何かアドバイスを下さい」 「あまり気にしなくて大丈夫ですよ。大切なことは、心配することでも、人を恨むことでもありません。自分を信じなさい。まわりを信じなさい。家族にもっと感謝をしなさい」 「赤ちゃんはどんな表情ですか?」 「笑ってます」 「その赤ちゃんを抱かせてもらいましょう。どんな感じですか?」 「抱いたら、あたたかい・・・」 「なぜ私をお母さんに選んだの?」 「幸せになれると思ったから」 「赤ちゃんを返して、未来のあなたとしっかりと握手しましょう。どんな感じですか?」 「あたたかくて強いです」 「あなたのその強さを分けて下さいませんか?」 「あなたも持ってるけど、活かし方を知らないだけなのです。あなたは十分パワーを持ってるし、何も心配することはありませんよ」 「私」は光さんに聞きました。 「最後にもう一つ、アドバイスを下さい」 「自分を活かしなさい。自分の力をムダに使わずに、大切に使いなさい。信じなさい」 「私を見守ってくれますか?」 光さんが答えました。 「これまでもそうだったし、これからもそうだし、心配しないで良いですよ」 「これから辛い時、いつでもあなたのもとに、戻って来ても良いですか?」 「あきれて、いつもいるじゃない、って言っています」 そして私たちは、光さんのもとから、今、この時へと戻ってきました。  後日、お手紙をいただきました。この療法の後、ゆっくりと「軽いうつ状態」が治っていったそうです。 「今は良い意味で、「自分が好き」で、過去にとらわれるでもなし、必要以上に未来を心配するでもなく、今を大切に生きているように感じています」 「疲れた時には、素直に休むようになりました。以前はかなり体を酷使してしまっていました。心も体も、自分を大切にするようになりました。甘やかすのとは違って、とても良い状態になったのだと思います」

2013年8月8日木曜日

おはようさん 2013.8.8.

高校生たちへ伝えたいこと(4) (1) http://okuok.livedoor.biz/archives/51903430.html (2) http://okuok.livedoor.biz/archives/51903618.html (3) http://okuok.livedoor.biz/archives/51903802.html その4 大学へ入ったら哲学を学ぼう! 花の大学生活 コンパに サークルに バイトに あら忙しやぁ 百花繚乱な大学生活の対極に哲学の講義があります。 私は単科の医科大学だったので、6年間の授業は高校と同じく選択肢なし、全員同じ授業でした。 そのため1回生で哲学の講義を当たり前のように受けました。 これがよかった! 私の哲学の先生は、京大哲学科 田中美知太郎先生のお弟子さんの森進一教授でした。 授業の内容は当然、ギリシャ哲学! ソクラテス&プラトンです。 受験勉強から解放された脳ミソに、プラトン哲学やホメロスが心地よく流れ込んできました。 授業だけでは飽き足らず、週1回の教授宅での読書会にも参加させていただきました。 テキストは Werner Jaeger の Paideia 輪読が終わると、教授と奥様と参加者たちのアカデメイアが始まります。 ギリシャ喜劇と悲劇の話、日本の純文学の話、シェークスピア・・・18才のペーペーの頭上を会話が飛び交っていくのが楽しくて、うれしくて、ただ聞くだけでしたが、基礎医学の勉強が始まるまでの2年間、通い続けました。 「先生、幸せとは何ですか?」 「美しく生きることです」 今でもこころに残っている言葉です。 哲学とは、ものごとの本質を見極めようとすることだと思います。 自然科学系はもちろんのこと、経済学や地政学、法律も軍隊も、あらゆる芸術でも、その本質を見極めようとするパッションが創造力を沸き立たせ、真理 奥義を垣間見させてくれます。 どの哲学でもかまいません。 縁あって入れた大学に、たまたまあった哲学の授業で上等です。 専攻科目だけの勉強では知識しか増えません。 今は最先端でも50年後には懐メロです。 「昔はよかった」「今の若いモンはダメだ」と色褪せたプライドで威張り散らすしかない中高年になってしまいます。 哲学を学んだ上で専攻科目を勉強すると、知識はやがて智恵になります。 知識は古くなっても、智恵が熟成されています。若いモンには手も足も出ないようなクリエイティブ&柔軟な発想ができる大人になっています。 (ただし、適当にネ! やり過ぎると私のように孤独な仙人になってしまいますので。。。) 昭和の高校生は、社会の価値観が一定していたので、生き方・生きがい・自分らしさ なんて考えなくても、有名大学・有名企業・ステータスな職業を目指せばよかったけれど、今の高校生諸君は、この何でもありで何にもなしの世界の中で、自分の生き方も、生きがいも、自分らしさも創り出さなくてはならないから大変だと思います。 それが見つけられずに、40代、50代でうつ病になる人がとても多くなっています。 社会の統一した価値観がなければ生きていけない中高年たちが軍国主義を蘇らせようと暗躍しています。 智恵がなければ、情報に飲み込まれてYESもNOも言わない大衆になってしまいます。 智恵があれば、YES! NO! を言う「自分」になれます。 これからの世界の行く末を決めるのは、高校生諸君です。 今は特に大切な時代です。 だからこそ、大学に入ったら、ぜひ哲学に触れてください。 どんな事象にも本質があるんだということを知りましょう。 そして、過去の偉人たちがその本質をどのように見極めようとしてきたのか?に触れましょう。 すると、いつか壁にぶつかった時、人生の分かれ道に立った時、命がけで何かをしようとする時に、その本質が見えてきて、こころに感じてきて、より善き道、より美しき道を選ぶことができると思います。

2013年8月7日水曜日

おはようさん 2013.8.6.

藤本蓮風先生の北辰会で夢分流腹診を習ってから、毎日、何十人もの患者さんのお腹を触っています。 慢性疾患(糖尿・ガン・うつ病 等々)の人のお腹を継続的に触っていると、次第次第に邪気がとれて、虚実のアンバランスが少なくなっていくのがわかります。 今日は数日前から下痢してる初診さんのお腹を診ていました。 両側大巨と左外陵・滑肉門(←おへそのまわりの穴)にすごい冷えと圧痛があるなぁ・・・ ところが、触っているうちに、その邪気がどんどん消えていくではありませんかぁ。 そして、お腹のグルグル痛みが治っちゃった。 !!! まさしく「手当て」ですね。 縄文時代の医療の主流です。 縄文時代の医療といえば、怪しげな呪術ばかりだと思われていますが、その呪術にしても、きっと呪術師は患者さんの患部に「手当て」をしながら祈っていたと思います。 今の私たちよりもずっとずっと氣に鋭敏な手を持った人たちがいて、「手当て」と祈りで患者さんの邪気を散らしたり、氣のアンバランスを清き流れに戻したりしていたと思います。 アイスマンの身体に残っていた入れ墨は経絡に沿って入っていましたが、これも鍼であり「手当て」の名残だと思います。 いろんな病気の患者さんたちに鍼をすると、ほとんどの方が気持ちよさそうに眠ってしまいます。 病気の形がいろいろだけど、みんな、交感神経系が高ぶったり、へしゃげたりしてるんだなっと思います。 鍼をすると、副交感神経系が賦活されて、疲れ切った交感神経系とのバランスをとって、交感神経系を癒やしてくれます。 副交感神経系がのんびりと元気になってくると、疲れがどっっっととれて、とても眠きなります。 この鍼の作用と「手当て」の作用は同じものです。 当てた手の労宮を介して、天の氣が流れ込むし、患者さんの邪気が地に吸い込まれていきますが、同時に「手当て」してるところの副交感神経系が賦活されて、どんどん全身に拡がっていき、やがて全身の副交感神経系が天地宇宙の聖なる揺らぎのリズムで波打ち始めます。 西洋医学は悪者を消し去ります。 ばい菌を消す・炎症を消す・ガンを切除する・・・・消去法が主体です。 東洋医学はバランスです。陰陽の清き美しい流れです。月の満ち欠け、日の出&日の入りの天地自然が主体です。 交感神経と副交感神経のバランスが美しくとれれば、治らないわけがないじゃないの・・・そんな天地自然の治癒力に主役を委ねている医療です。 西洋医学では、そんなわけのわからないものに委ねるなんて・・・信じる実体があやふやなものに任せてなんておけないわ・・・です。 東洋医学は、天地自然の移ろいも治癒力も当たり前なんだから、バランスさえとってあげれば、あとは自然に治るよ、必ずね・・・です。 西洋医学は人間が主体(強いて言えば、医者が主体)です。 東洋医学は天地自然が主体です。医者は患者さんを天地自然の治癒力が働く場までガイドして連れて行ってあげるお手伝いさんです。 下痢で冷えたお腹が心地よく温かくなるのを感じながら、そんな夢幻な世界を観ていました。 P.S. 鍼がよく効く人は過去生もよく見えますよ。

2013年8月6日火曜日

おはようさん 2013.8.6.

まずは奥山医院からのお知らせです。 夏休みは、8月12日(月曜)〜8月17日(土曜)です。 先日の「ガンの治し方がわかる過去生」の方 http://okuok.livedoor.biz/archives/51903246.html から、その後の様子が届きました。一部をご紹介しますね。 抗ガン剤と放射線治療を受けるかどうか? でとても迷われていたので、先日のワークや光さんの言葉を思い浮かべながら「どっちも正解ですよ。どっちでも大丈夫ですよ」とお答えしました。 不思議な縁がドミノ倒しのように繋がって、光との対話で幾多のメッセージ:神託を受け取ってきて、藤本蓮風先生の鍼灸に通うことになりました。 もうこのシンクロが始まった時点で、ガンの役目はほぼ終了したと思います。 だから、「どっちでも大丈夫ですよ」と言い切ってあげることができました。 「先生のお言葉通り、自分で決心をきめるときなのだと思っています。 先生にお目にかかり、沢山のことを知ることができ、また、鍼の素晴らしい先生を知ることができたという、この大きな二つのことは、私の今後に関して大きな支えとなります。 これまで、自然に生きて自然に滅びて行こうと考えていましたものの、いざ、苦しいということに直面し、揺らぎました。 今、前世治療と鍼治療と二つの素晴らしい先生に出会えましたこと 本当に感謝しております。 今まだ、迷い、決めかねていますが、今日よく考えます。きっと答えがくると思います。 それにしたがって、迷わずに進んでいこうと思います。」 木曜日に蓮風先生にお会いした時に、この方は鍼の反応がとても良いから大丈夫です、出来るだけのことをさせていただきます、との言葉をいただいております。 「藤本先生から、大変に力強いお言葉を頂きどんなに安心させて頂いたか。 (略)・・・するかどうかを大変に迷っています。 迷う姿を見て藤本先生が、奥山先生がわたしの基本のところで分かっておられるから、相談してごらんなさい、と仰言ってくださったのです。」 蓮風先生は治る可能性のある患者さんには、自信に満ちた言葉をかけてくださいます。 後は、その患者さんが蓮風先生をどこまで信じ切れるか、治療を続けられるか、で本当に治ってしまうかどうかが決まります。 難病やガンを鍼灸や漢方薬で治療していく時、初めはよく効きます。患者さんも効果を実感されます。 ところが、しばらく続けていると、効果が実感できないゾーンに入ります。 症状が再燃したり、何だか悪化してきたような気がするゾーンです。 本当は鍼灸・漢方治療は効いているのだけど、難病・ガンの根源が大反攻してくるのです。 特に、病気の根源は患者さんの中に巣くっているだけあって、患者さんのこころを弄ぶ心理戦を駆使してきます。 患者さんを迷わせたり、自信をぐらつかせたり、つまらぬ情報を信じ込ませたり・・・ありとあらゆる手を使って、患者さんの決心と信頼を壊そうとしてきます。 多くの患者さんは、このゾーンで脱落してしまいます。病気の根源の大勝利です。その後は・・・悲惨です。。。 鍼が良く効く人は、素直です。 副交感神経がまだまだ機能しています。 こころが閉ざされておらず、こころの光がまだ輝いています。 素直だからこそ、決めるまでは迷いますが、決めてしまえば、一途に進んでくれます。 だから、難病もガンも治りやすい。 前世療法で過去生が良く見えて、光との対話もしっかり出来る人は尚更です。 光との対話がしっかりできた人は、光さんとのホットラインが繋がったということです。 これはワークが終わっても、素直に信じている限り、光さんとはホットラインで繋がっています。 だから、さまざまなシンクロがいっぱい起こります。 素直であればあるほど、大小様々なシンクロにどんどん気づいていけます。 「神社のご神木に抱きついてその後も迷っては、やはり、これだろうかと、思ったところ、通りすがりの女の子が、その連れの人に言ったのか、「良い選択をしたってことじゃない?」と言ったのを聞き、そうだ、もう決めようと思いました。」 光さんからの「大丈夫」メッセージは、こんな形でも届くのですね。 これでガンが治らないわけがない、と思っています。 P.S. この方のガンが治ってしまうように美しい念を込めたショートメッセージをいただければ、うれしいです。