2018年2月28日水曜日

ごきげんさん 2018.2.28.

 黄泉比良坂 12  天の大いなる光へと昇りながら、今生を神の目で見下ろしている魂の意識体には、今生のソウルメイトが見えてきます。  ソウルメイトは、何度も同じ転生を共に生きてきた中から、強い絆で結ばれあうようになった魂の友です。伴侶や親子の関係であったり、親友や上司部下の関係であったりしながら、何百何千もの人生を共に生きてきた魂です。時には最強の悪役や敵役だったこともあるでしょうし、最愛の人だったこともあるでしょう。  同じ転生を共に生きてくると、魂の波動の高さも美しさも似てきます。何度も同じ人生を生きてきた古いソウルメイトに出会うと、今生では初めて出会ったのに、とても懐かしい感覚がこころの奥から沸き上がってきたり、お母さんの子宮に戻ったような深い安堵感を感じたりもします。  異性で出会うと一目惚れしてしまうことも多く、夫婦になると、とても大きく険しい仕事をふたりで成し遂げてしまうことができます。反面、共依存に陥る可能性も高いので、親子の場合は気をつけましょう。 異性のソウルメイトと送る人生は、人生の目的が「愛」にフォーカスしていることが多いです。ふたつの魂が、この世のありとあらゆる「愛」を味わい尽くそうと、人生がパンパンになるほどに気づきと学びのチャンスを埋め込んでいることもあります。逆に、今生はラブラブな魂の癒やしの人生に徹していることもあります。  同性で出会う場合は親子の関係よりも、互いに助け合う親友の関係になることの方が多いようです。  ソウルメイトの親友と共に航海に出る人生は、まちがいなく波瀾万丈な人生になります。   ソウルメイトの親友と共に出征した戦争では、まるでイーリアスの学びを復習させられているかのような人生になります。  ソウルメイトの親友と興した会社は、栄枯盛衰を辿るのが常です。  ソウルメイトと生きる人生の特徴にはもうひとつ、「自然への感謝」を深めようとしていることが挙げられます。  農業や漁業、狩猟採集生活の中から大自然への畏敬と感謝を深めていく人生にも、森羅万象に祈りを捧げる呪術師や薬師だった人生にも、宇宙の星々と大海原に命を託す船乗りだった人生にも、ソウルメイトが集まってきて助けあいながら「自然への感謝」を学び取っていきます。  ソウルメイトの魂の波動は似通っていますので、この世の肉体に宿っている間の感性や美的感覚や直感力も、とてもシンクロしやすい波動になっています。特に感性の時代、美の時代、直感力の時代に入ると、互いの感性は相乗作用に乗ってビッグバンを起こす可能性も期待できます。  互いに切磋琢磨しながら、時代を変えてしまう大発見や芸術をもたらすのもソウルメイトならではの楽しみです。  今生では一緒に生まれて来ずに、あえて天界に留まって、あなたが智恵を学び、慈愛を深め、魂を磨いて波動を高めるように導いてくれるソウルメイトもいます。そんな天界のソウルメイトは、往々にして夢の中に現れます。学生時代の恩師やかわいがってくれた祖父母の姿を借りて、夢の中でアドバイスしてくれます。時には憧れの歴史上の人物の姿で現れたり、仙人や高僧の姿で夢の中に現れることもあります。  死後のこの中間生に昇って今生を振り返ってみて、初めて今生のあの時の夢に現れたのがどのソウルメイトだったのかがわかります。あの時、ソウルメイトが何を伝えたかったのか? 何に気づいて欲しがっていたのか? の真相が明らかになります。  夢の中に現れる神仏のほとんどは、天界に留まったソウルメイトの化身です。本物の神仏がこの世で肉体を持った人間の夢に直接繋がると、神仏の高く眩しい波動とこの世の人間の波動のギャップがあまりに大き過ぎるので、禅病や意識が戻らない状態に陥ってしまう危険性があります。本物の神仏はそのような危険を冒すことは絶対にありません。修験道や瞑想や密教を修めた方の夢の中になら、波動の高い神仏が直接現れることもありますが、それでも直視できないほどの眩しい光の中での智恵の伝授になるので、心身は多大な消耗ダメージを受けてしまいます。  この中間生のプロセスで現れる神仏とは繋がらずにスルーすべきだと多くの経典が唱えているのは、神仏の波動とこの中間生を昇る魂の波動の差がまだ大き過ぎるからなのです。この中間生で魂の波動に大きな変調や異常位相が生じると、魂は平行次元や異次元に迷い込んでしまうことも危惧されます。  ソウルメイトは白馬に乗った王子様でラブラブで温かい家庭を作れる・・・なんて夢見ている人は、さすがにもうおられないと思いますが、もし自分のことをあるがままに認め受け入れてくれて、すべてを優しく許してくれて、何があっても信じてくれて、誰よりも深く愛してくれる人と巡りあえた時に、あなたも同じように認めて、許して、信じて、愛せないと、白馬の王子様は軽く会釈しただけで通り過ぎて行ってしまいます。  そんな出会いの時のために、あなたの波動を美しく高めようとしてくれる研磨剤となってくれるのが、本当のあなたのソウルメイトです。  切磋琢磨のライバルの中に、何でも話できる幼なじみの中に、きごころの通じる親友の中に、あなたのソウルメイトはいませんか? 「こんな過去生の夢を見ちゃった」と話を振ると、「あっ その夢 知ってる!」と話題が繋がれば、見事にソウルメイト確定ですね。   死に方の極意 その13「ソウルメイトに磨いてもらおう」

2018年2月27日火曜日

ごきげんさん 2018.2.27.

黄泉比良坂 11  天の大いなる光へと昇りながら、今生を神の目で見下ろしている魂の意識体には、今生で就いた仕事の本当の意味も見えてきます。  流されるままにたまたま就いてしまった仕事にも、  どうしてもやりたくて奮闘努力の末に就けた仕事にも、  先祖代々受け継がれてきた仕事にも、  まさか自分がやるとは思ってもみなかった仕事にも、  これだけは絶対に嫌だと思っていた仕事にも、必ず学びが秘められています。  人生の日々を生きている時には、なぜこの仕事とめぐり会ったのだろうか?   この仕事で得られる智恵と技術と人間関係には、どんな意味が込められているのだろうか?   この仕事を通じて私の本質は、何を学ぼうとしているのか?  もちろん世のため人のために、この仕事をどんどん活かしていこう、と人生を切り開いていくことも大事ですが、神の目で今生を振り返る時には、今生の主人公であった自分という魂の気づきと学びと成長が焦点となります。  中には、人々のために我慢に我慢を重ねて多くの人たちを縁の下から支え続けてきた人もいます。研究に一生を捧げた末に得られた発見が多くの人たちを幸せにした人もいます。滅私奉公の一生が多くの人たちから感謝された人もいます。  多くの人を救った、助けた、喜ばせた、幸せにしたことは素晴らしいことですが、死後の魂に求められるのは、そこから何に気づき学んだか?です。  他人を救い幸せにすると、魂を包み込んでいる思念の意識体の波動が上がります。助けた人が多いほど、賞賛の声が大きいほど、その波動は高まります。  思念の意識体の波動が高まると、学びに気づきやすくなります。自分がやってきた仕事の意味にフッと気づく瞬間が増えます。  ただ難しいのは、それが感謝や賞賛の渦のまっただ中にいる時だ、ということです。我欲とエゴも最高潮になっている時に、こころに静寂なスペースを保っていることは、とても難しいことです。誰もが何度も酒池肉林の底なし沼に落ちた人生を送ってきています。もう今生で懲りた、次は絶対に・・・と固く決心をして、あの世へと旅だっても、人間の煩悩にはなかなか勝てません。  「おいおい、またかよ」と魂の声が聞こえてきそうなプラスマイナスゼロの人生になってしまいます。  仕事を人生という長いスパンで見た時に、初めから終りまでずっと順風満帆な仕事というのはありません。どの仕事にも陰陽があり、春夏秋冬があり、栄枯盛衰があります。その陰極まった冬の時代に、魂は磨かれて波動が上がります。思念の意識体は、どん底に弱いので、泣き言、あきらめ、自虐、やけくそに陥ります。酒や美食やギャンブル、うつや閉じこもりに逃避します。  そんな思念の意識体の悲鳴を聞きながら、魂は自分を磨き、波動を高めていきます。  どん底が長く深いほど、失うものが大きいほど、魂は成長できるので、元々の波動が高い魂が今生を計画する際には、今生の後半、終わり近くに人生最大のどん底を持ってこようとします。一歩間違えば、どん底のままで終わってしまうかもしれないような一か八かの大勝負のどん底を持ってくる魂もいます。深く寒く極まった陰を何とかして生き延びれば、新たな陽の時代を迎えることができることを魂は知っているからです。  そして、そんな新たな陽に照らされた残りの人生では、どんなに成功しても富貴利達しても、もう魂の学びが疎かにはならないことを魂はよく知っています。  大いなる光に今生の仕事の意味を尋ねると、  優しくなるために、  愛を知るために、  奉仕するために、  感謝するために、との答えに行き着きます。どれもが魂を美しく磨き上げてくれます。  今生の春の仕事からは努力を学べます。  夏の仕事からは我欲と煩悩を学べます。  秋の仕事からは執着と慈愛を学べます。  冬の仕事からは優しさと感謝を学べます。 そして、新たな光輝く春を迎えることができます。  ひとつの仕事を一生涯続けるのも、人生の節目節目で転職するのも、経営上手で大企業になるのも、破産倒産の苦渋を味わうのも、魂にとっても神さまにとっても優劣はありません。そこで何に気づき、何を学び、どれだけ魂を磨いたのかが魂の喜びになります。  仕事は魂を磨く研磨剤だとわかったら、仕事の悩みや迷いや焦りも薄れて、今やるべきことが仕事の奥に透かし見えてきますよ。 死に方の極意 その12「ゴシゴシ磨こう」

2018年2月26日月曜日

ごきげんさん 2018.2.26.

黄泉比良坂 10  天の大いなる光へと昇りながら今生を神の目で見下ろしている魂の意識体には、今生のさまざまな人間関係の本当の意味も見えてきます。  なぜ今生ではこの両親の下に生まれてきたのか?  なぜこの伴侶と結ばれたのか?  なぜこの子供たちを授かったのか?  なぜか人生の節目節目に当然現れて助けてくれる人がいたり、迷いや未練を振り払えるように引導を渡してくれる人もいます。  なぜか自分にだけ攻撃的に突っかかってくる人や異常なまでに依存してくる人もいます。   今生を生きている間には、そんな「なぜ?」の答えはわかりませんでしたが、今生を終えて自由な魂の意識体になると、そんな人間関係の本当の意味がわかります。  あの時、あの人から何を学ぶべきだったのか。  伴侶や両親、子供たちは私に何を学ばせようとしていたのか。  あの人と一緒に本当は何を成し遂げる人生プランだったのか。  あの嫌な人、困った人に本当はどのように対処すればよかったのか。  神の目で今生を見直すと、今生の節目節目での模範解答が見えてきます。それは今生を始める前に、伴侶や両親、子供たちの魂たちと「一緒にここまで学ぼうね」と話し合って決めた模範解答です。  あの人の魂に「今生でこれを学びたいので、この役柄を引き受けてくれますか?」とお願いした模範解答です。  今生での悪役や敵役を引き受けてくれた魂は、縁の深い魂です。ほとんどが自分よりも波動が高く美しい魂です。あなたの魂の成長のために、今生での悪役や憎まれ役を買って出てくれた魂です。ソウルメイトというよりも、魂の先輩、魂の先生ですね。  悪役は、波動が高く美しい魂にしかできません。魂を包み込む思念の意識体を、憎悪や怒りや攻撃心でいっぱいにしなくてはいけないからです。悪役の汚れた思念は、魂の波動を下げます。少々波動が下がっても汚れても平気なくらい高く美しい波動を持った魂にしかできないのが悪役です。  悪役に攻撃された時、泣いても落ち込んでも内に閉じこもっても構いません。  悪役に向かって憎しみや恨みや嫌悪感を持っても良いのです。  そのための悪役です。  その場から転職や転居で逃げ出しても構いません。  もし大切な気づきや学びを携えた悪役ならば、転職や転居をしても、新たな職場や住まいに別人として再び現れてきて、同じ攻撃をしかけてきます。  悪役から自由になる方法はふたつあります。  ひとつは、悪役より強くなることです。悪役を撃破できる防御力と攻撃力を身につけることです。腕力、経済力、地位権力、人気度などを高めてもよいですが、残念なことに次から次へともっと強い悪役が現れるのは世の常です。自分の魂の波動は上がるどころか、どんどん汚れて下がっていくことが多いので、最後は自滅で終わってしまう人生に行き着きます。  もうひとつは、悪役の攻撃に負けない心身となることです。  悪役の攻撃に落ち込んだり泣いたりしながらも、意識の中の静寂な部分で、悪役がなぜ自分にだけ攻撃してくるのか?にフォーカスしておきます。打たれて泣かされては涙を拭いて立ち上がることを繰り返しているうちに、必ず気づきが天から降ってきます。  あぁ あの人はこうこうだから、私を攻撃してくるんだな・・・と気づけます。この気づきこそが、悪役があなたに気づいて欲しかった学びです。悪役とあなたの魂が生まれる前に約束した大切な学びです。  一気にすべてを気づいてしまえばよいのですが、ほとんどの場合、一歩一歩気づいていくことになります。あなたの気づきがゴールに近づくほど、悪役の攻撃は熾烈を極めてきます。攻撃がどんどんエスカレートしてきます。陰惨なイジメを被ることもあります。  もうダメだ・・・とあきらめかけたら、まわりを見渡してみましょう。まわりに助けを求めても構いません。必ずどこからか助けてくれる人が現れます。力づけてくれる人、支えてくれる人、悪役との間に入ってかばってくれる人・・・遠慮は要りません。助けてくれる人にすがりましょう。これも人生の計画通りなのですから。  そんな助けてくれる人のひと言の中に、気づきの最後の扉を開けるキーワードが隠されていることが多いです。依存心が強いと聞き逃してしまいます。こころの中のわずかなスペスで十分ですから、意識の静寂さを最後まで保つことが大切です。  七難八苦の末、ようやく悪役からの気づきを学び取れると、悪役は自然とあなたの前から消えてしまいます。  嫌な人だな、困った人だな、苦手な人だな・・・そんなうちは悪役とは言えませんが、なぜこんなに私だけを攻撃してくるんだろう?とムカッときたら、それは魂の先輩や先生があなたのために悪役を演じてくださっているのかもしれません。  この人は私に何かを気づかせようとしているのかな?   この人から何か学ぶべきことはないかしら?  神の目は、こころの中に静寂なスペースを創ることができれば、生きている間でも身につけることができます。神の目で人間関係を見れば、情や欲に流されずに、その人間関係に秘められた気づきと学びを得ることができます。  両親との関係も、伴侶との関係も、子供との関係も同じです。それぞれに大切な気づきと学びが秘められています。その気づきと学びをクリアーしていけば、深い縁で結ばれた幸せな関係を享受することができます。 死に方の極意 その11「悪役に感謝しよう」

2018年2月25日日曜日

ごきげんさん 2018.2.25.

黄泉平坂 9  良い思念、悪い思念から自由になった魂の意識体は、天の大いなる光へと昇りながら今生を神の目で見下ろします。  死を招いた病を神の目で見ると、その病の本当の原因と、病が教えようとしてくれていた学びが見えてきます。  波動の低い魂には、暴飲暴食をしていたから、過労だったから、ストレスを抱えすぎていたから・・などが病の原因だったと気づくだけです。病からの学びも、次は食べ過ぎに気をつけよう、働き過ぎはダメだったから次はもっとゆとりを持とう、ストレスを溜めないように人生を楽しもう・・・なレベルで終わってしまいます。すると次も今生と同じレベルの人生をプランニングして、同じような境遇の人生に転生してしまいます。今生を再び繰り返すことが多いのが波動の低い魂の特徴ですが、なかなか今生から抜け出せなくなってしまい輪廻転生を繰り返します。  魂の波動が上がってくると、病の本当の原因と意味が見えてきます。食べ過ぎ、働き過ぎ、ストレスの溜め過ぎ・・の本当の原因を今生を逆にたどりながら見て、気づけます。 幼少期のトラウマや洗脳だったり、子供ながらの決心が今生に死をもたらしたことに気づけると、まるで人生という魚を三枚に下ろしたように、今生の背骨が見えてきます。  病がなぜあの年齢であのような形で現れたのか?に気づき、納得できます。そこにどんな意味があり、何を学ぶべきたったのかがわかります。あの時、そんな病からの学びに気づいていたら、その後はどんな人生になっていたのか・・・今生の節目から伸びる別の人生も見えてきます。  ひとつの人生に秘められた奥深い学びの数々に驚嘆する度に、魂の波動も上がっていきます。今生を生きている間に気づけなかった学びでも、魂となったこの道程でしっかりと受け止めることができれば、その学びは波動となって魂の波動に溶け込むのです。生きている間の失敗や挫折も、病と死でさえも、その本質である学びに気づき、魂の血肉とすることで魂の波動は高まるのです。  病はさまざまなことを教えてくれます。  多くの人たちのお世話になりながら、人の優しさや無償の愛、人への感謝や喜びを噛みしめます。  死への恐怖に襲われて嘆き悲しむ自分、自暴自棄な自分、忿怒と化した自分を知り、そんな自分をあるがままに認め、許すことを学びます。  同じ病の人たちに思いを寄せる共感力が高まり、人のために祈る慈愛を育むことができます。  誰が本物のソウルメイトなのか?に気づかせてくれます。  この世で最も大切なものは何か?を病が教えてくれます。  この世に生まれてきた本当の意味は何だったのか?を見せてくれます。  病になってようやく気づけたことが、これからの人生の本物の生きがいになってくれます。  だから、病を克服された方々の多くは病に感謝をしています。病をして良かった、という方さえおられます。  急死する病には、必ず予兆があります。軽い頭痛や胸痛、動悸、耳鳴りやめまい、悪夢や冷汗などの予兆を感じていながらも放置して、突然死に至る方がほとんどです。この予兆の時に、病の声に耳を傾けて、食養生や生活養生に取り組めば、病は最後の一線の手前で止まってくれます。それから本格的に病の根本原因を知り、病の意味に気づけば、新しい人生が展開していきます。  ガンや難病で余命数ヶ月と宣告されても同じです。数ヶ月も時間があるのですから、病の声を聞きながら病としっかりと向き合い、食養生と生活養生を徹底的に行えます。仕事や人間関係を病からの学びと相照らしながら根本的に改めていけます。  病は家族も変えます。家族みんなが食養生と生活養生に協力することで、家族ひとりひとりの未病も消えてしまいます。  このままだと数年後にガンになる運命だった伴侶や子供を救うこともできます。光の前世療法での光との対話を通じて、そのような症例をいくつも見てきました。 「私のこの病の意味は何ですか?」 「家族を救うためです」 「それはどういうことですか?」 「あなたが病となり、家族全員で生き方を見直すからです」 「もっと詳しく教えてください」 「あなたが病にならず、今のままの生活を続けていると、○年後に娘が白血病になります。今なら間に合います。先ほど教えて通りに、早く生活を改めなさい」 「なぜ私が病にならなければいけなかったのですか?」 「それはあなたが強いからです。あなたの頑固さは強さに変わります。妻では弱いのです。妻はあなたを支える役目です。妻も変われます。家族の絆が強まります。楽しみです」    死んでしまってから病の意味に気づいたのでは、もう遅すぎるのではありませんか?  いえ、大丈夫です。生き返ることはできませんが、残された家族を見守ることはできます。家族が病に向かわないように、魂は熱い波動を放ち続けます。すると、この世とあの世の境に漂う良い思念を介して家族の夢の中にメッセージを送ったり、夢枕に立ったりすることもできます。食べてはいけないものを食べようとしている家族に腹痛を起こしたり、夜更かしを改めるさせようと風邪を引かせたりすることもあります。  霊障診察で、「この症状は霊障病かな? それにしては波動が美しく高いのはなぜだろう?」と迷うことがありますが、それは家族の魂からの熱いメッセージだったとわかるとホッとします。  多くの人は病で死を迎えます。そのひとりひとりの死病に深い意味と学びがあります。死病はその人生のしめくくりの卒業試験のようなものです。死病からの気づきと学びが、その人生すべてを物語っているのです。 死に方の極意 その10 「死病に感謝しよう」

2018年2月24日土曜日

ごきげんさん 2018.2.24.

黄泉比良坂 8  亡くなって身体から離れて宙に浮かんだ魂:意識体は、「上へ昇ろう」と特に意識しなくても自然と上へと昇っていきます。  卵の黄身である魂と白身である意識体は、上へと昇るにつれてゆっくりと分離していきます。  意識体の中にはさまざまな思念が混じり合っていますが、感謝や慈愛などの良い思念はずっと魂と一緒に上へと昇っていきます。怒りや憎しみ、悲しみ、卑下などの汚れた思念は、魂からどんどん滑り落ちていきます。  波動の高く美しい良い思念は天へと引き寄せられますが、この力が魂が天上の大いなる光へと昇っていく力となります。波動の高い思念が強かった魂ほど、早く天の光へと戻れます。  波動が低く汚れた思念は大地へと落ちていきます。大地が悪い思念をすべて浄化してくれます。この引力は強力なので、悪い思念に強く包まれていた魂は、天の光へと戻るのにとても時間がかかります。  大地が吸い込んだ悪い思念は、地球のマグマで焼かれ溶かされてしまいます。人間の悪い思念があまりに多くなると、浄化のマグマも活動的になります。火山活動や地震、天候不順が増えるのは、この浄化のマグマ活動と深く関係しています。これまで何度も浄化のマグマ活動がMAXを超えてしまうことがありました。その都度、文明世界が消えてしまいました。さて、今回はどうなることでしょうか。  良い波動も魂を天上の光へと押し上げながら、彗星の尾のようにたなびきながら、魂から離れていきます。この良い波動は、地球をとりまく大気の波動を浄化してくれます。春の空気がキラキラしているように、夏の空気が元気いっぱいなように、人間の良い思念は大気の波動を上げます。  大気の波動が上がると、植物がよく育ちます。動物たちも人間も元気になります。地球は慈愛の星ですから、すべての生物の中の愛のエネルギーが活性化されます。ソマチッドの活性化です。  死んで肉体を離れた魂:意識体は上へと昇っていきながら、まず悪い思念と汚れた低い波動を捨てます。魂を守るように取り囲んでいた良い思念も、上へと昇るにつれて次第に薄らいでいきます。  やがて上へと昇る魂だけになると、今生のすべてが見えてきます。良い思念も悪い思念も脱ぎ去った魂の波動は、神の目と似ています。  今生でしたこと、言ったこと、思ったこと、喜怒哀楽の感情が次から次へと思い出されてくる事柄を神の目で見ることになります。  なぜこの時代、この国、この両親の下に生まれてきたのか?から始まって、あの時あんなことが起こった意味も、あの時あの人と出会った意味も、あの時あの病気になった意味も、あの別れの意味も、この仕事に就いた意味も・・・まるで神さまと答え合わせをするかのように全てが分かります。  あの時はあちらを選んだけれど、もしこちらを選んでいたらどうなっていたのか?  そんなもうひとつの今生も見えてきます。  もう良い悪いの思念は捨て去っていますから、淡々と神の目で今生の節目節目を検証していけます。  今生ではAさんと結ばれたけれど、Bさんと結ばれていたらどうなっていたのか? Cさんだったら?  こんな節目節目での気づきと学びが魂の波動をどんどんと高めていきます。  平々凡々な人生や順風満帆な人生は魂の休息の人生であり、波瀾万丈な人生や七難八苦な人生こそ魂が大喜びする学びの人生だ、と昔からスピリチュアルな人生論で言われてきましたが、死後の魂の彷徨を見てきて確かにその通りだと思います。  死んだらお金も権力も名誉もあの世には持ってはいけないことは誰もが知っていますが、善行、努力、慈愛、友情、感謝、奉仕がちりばめられた生きざまからもたらされた多くの人生の学びは、しっかりとあの世へと持っていけるのです。  そして、その学びを糧として魂の波動が高まると、より難しい時代の、より困難な人生へとチャレンジさせてもらうことができます。これこそが魂の無上の喜びであり、この世が存在する大きな意義でもあるのです。  人生に超えることのできない試練はない  人生に耐えることのできない辛苦はない  クリアーできる智恵と力を内在しているからこそ、今を生かされていることが、この死後のプロセスを見ても明らかです。 死に方の極意 その9「人生の節目から学ぼう」です。

2018年2月23日金曜日

ごきげんさん 2018.2.23.

黄泉比良坂 7 水子の話 水子は成仏できずにあの世を彷徨っているから、ちゃんと供養してあげましょう。 これは素晴らしい宗教商法のひとつです。見事のひと言に尽きます。 光の前世療法を通じて、たくさんの水子たちとお母さんの再会をガイドしてきましたが、一例たりとも水子が恨んだり、悲しんだり、あの世を彷徨っていた例はありませんでした。 どの水子も大いなる光の中から安らかな笑顔で現れて、お母さんを優しく抱きしめてくれました。 この世でがんばって生きているお母さんを天上界からいつも応援しながら見守ってくれています。 お母さんが自分(水子)のことを、いつまでも悔やんで悩んでいることをとても心配してくれています。 そんな心優しいお母さんが大好きだから、次もまた同じお母さんの子供になりたい、と口を揃えて言っていました。 水子たちが望むことは、この世の家族が仲良く笑顔で過ごすことです。 水子たちが一番嬉しいのは、お母さんが笑顔でいてくれることです。 水子たちの魂は、この世で長く生きられないことをちゃんと知った上で赤ちゃんになります。 その目的は、水子たちによってさまざまですが、自分(水子)の魂を磨くことよりも、父母や兄弟が自分の死から何かを学び取ることにあります。 家族の絆を強めるため、父と母の慈愛を深めるため、同じ境遇の人たちと助け合うため、生命の大切さを学んでもらうため・・・ 自分の病と死から兄弟に今生の目的と天職を気づかせようとしていた水子もいました。 「○○ちゃんはこの世に長く生きられないことを知っていたの?」 「知ってたよ」 「長く生きられなくて、悲しくなかったの?」 「全然、悲しくなんかないよ。だって知ってたもの」 「早く死ぬことを誰が決めたの?」 「私と神様が相談して決めたんだよ」 水子たちの特徴は、両親を自ら選んで生まれてきたことと、この両親の子供に産まれてくるのは初めてではないことです。 どの水子たちも、過去生でこの両親の子供として生まれ、愛されて育った幸せな記憶をいくつも持っていました。 だから今生では同じ両親の子供として長く生きられなくても、まったく悲しみも悔しさも感じなかったのです。 むしろこれまでの過去生で両親から愛され慈しまれて育った幸せへの恩返しがしたいから、という水子たちの思いを強く感じました。 水子たちはそんな純粋で慈愛に充ちた魂ばかりですので、死のプロセスも大いに祝福されながら迎えます。 苦しみ、痛み、悲しみ・・・肉体的にも精神的にも全く苦痛を感じないまま、死を通り抜けて天上の大いなる光へと戻っていきます。 いかなる邪気邪念も、この水子の死のプロセスを邪魔したり取り憑いたりすることはできません。 完全に大いなる光に護られた死のプロセスを一瞬で通り抜けてしまいます。 賽の河原で石を積む、極楽往生できず地獄へ堕ちる、邪気亡霊となってこの世とあの世の境を彷徨う・・・は、すべて嘘八百です。 だからと言って、安易に水子にしてしまってよいわけではありませんよ。 今生で水子を背負った意味を感じ取り、水子が残してくれた人生の課題にしっかりと向き合い、さまざまなことを学びながら夫婦で互いの魂を磨きあっていかなければいけません。夫婦もいずれ死を迎えます。その時、水子が満面の笑みで出迎えてくれるように、がんばって生きて、学んでいかなければいけません。 水子は神さまの分身です。神さまを背負って今生を生きていく試練を授かったのです。 水子に感謝します。水子も父母に感謝してくれています。感謝と感謝が慈愛を大きく育んでくれます。 水子を背負った方は今生の死が見えてきたら、水子が残してくれた今生の課題に自分なりの答えを出せたかどうか? 考えてみましょう。 まだ自信がなかったら・・・大丈夫ですよ。神さまはちゃんと答えを出せるように、気づきのチャンスを増やしてくださいますし、死までの時間延長をしてくださいますから。 水子も大声援を送ってくれます。 人生の終りに大試練が訪れても、それは水子の祟りなんかではありません。 神さまと水子の魂がくれた気づきの最終試験であり、その答えはすでにあなたの掌の中にあるはずです。後はただ勇気を振り絞って掌を開いてみるだけです。 掌を開いた瞬間、眩しい光に包まれながら水子の魂が抱きついてきて、あなたも穏やかな死を超えていきながら、水子と共に大いなる光へと還っていくことができます。 死に方の極意 その8「最後までがんばろう」です。

2018年2月22日木曜日

ごきげんさん 2018.2.22.

黄泉比良坂 5 死を迎えて魂:意識体が身体を離れて宙に浮かび上がった時に、懐かしい両親や信心していた神様や仏様が出迎えてくれることがあります。 「迎えに来てくださったんだ。ありがとうございます」と誰しも思います。 その時、出迎えてくれた両親や神様がとても怒っていたり、悲しんでいたり、辛そうにしていたり、無視されたりすることがあります。 一方的に非難されたり、泣かれたり、愚痴を聞かされたり、話しかけても応えてくれなかったりする時には要注意です。 両親がこの世に残していったネガティブ&ダークな思念が両親の姿となって現れていたり、この世とあの世の境目あたりに漂っている汚れた波動の思念や霊障体が取り憑こうとしてのかもしれません。 このような偽装した思念や霊障体の特徴は、笑顔のないことです。 握手をすると、冷たい手を感じます。 ハグしようともしてくれません。 そして、邪念のこもった言葉を投げかけてきたり、邪気の呪縛でからめ取ろうとしてきます。 そのまま捕らえられてしまうと・・・気がつけば邪念と邪気に充ちた霊障体にされてしまいます。 この世とあの世の境目は、臨死体験や幽体離脱、深い瞑想でも体験できるゾーンですが、このような邪悪な罠が待ち構えていることを知っておかなければいけません。 瞑想中に神仏が出てきたら斬り捨てろ、という教えは、邪の意識体に惑わされるな、というとても大切な教訓を教えてくれているのです。 私は神仏と繋がるメッセンジャーだ、私は神の化身だ、と語る方々の目の奥に、このゾーンに漂う邪悪な意識体と同じ目が見えてしまうととても悲しくなります。 死を迎えて身体から浮かび上がった時に、両親や神仏が現れたら、まずハグしてみましょう。 ハグを嫌がったり、ハグすると異様に冷たかったり固かったり、ゾクゾクするような嫌な感じがしたら、どんなに懐かしい両親であっても、その場で払いのけて上へと昇っていきましょう。 大丈夫、上へと昇って光の中に入ると、そこにはホンモノの両親が笑顔で待っていてくれますからね。 死に方の極意 その6「ハグしてみよう」です。

2018年2月21日水曜日

ごきげんさん 2018.2.21.

黄泉比良坂 4 自殺をすると成仏できないとか、天上の光に昇っていけない、と思っている方がたくさんおられます。 自殺した過去生も何百例と見てきましたが、死体を離れて宙に浮かんでしまえば、あとは病死や事故死の魂:意識体と同じ道程を辿ります。 自殺と病死や事故死の大きな違いは、「死ぬまでの間」にあります。 病死や事故死の場合、最幸最強の脳内モルヒネが一気に放出されますので、とても穏やかで幸せな気分のまま、スッと魂は身体から離れます。 時間感覚も、まるでCMをスキップしたかのように、死の場面をスルッと通り過ぎていきます。 あまりに穏やかに幸せにスルッと死を通り過ぎてしまうので、前述したように、自分が死んだことがわからない意識体もたくさんいます。 自殺の場合、最幸最強の脳内モルヒネは分泌されません。 自殺の一部始終を醒めた意識のまま実体験しなければなりません。 そして何より自殺で苦しむのは、死の場面がまるで時間が止まってしまったかのような超スローモーションになることです。 電車に飛び込むと、電車が超スローモーションで迫ってきます。 ほんの数秒の出来事でしかないのに、百時間、千時間、万時間・・・のような長さでゆっくりと電車にひかれていきます。 もちろん逃げることも、気を失うこともできません。 自分の肉体がバラバラになっていくのを醒めた意識体で見続けなければなりません。 首つりをすれば、ロープが首に食い込んでいく痛みを、首の骨がきしみながら折れていく音を、息ができなくなって窒息していく苦しみを超スローモーションで味わうことになります。 睡眠薬自殺は眠っているから楽だろうと思われるかもしれませんが、意識体は醒めていますから、呼吸と心拍がゆっくりと浅く少なくなっていくと共に、身体が凍えていく様をすぐそばで見つめ続けなければなりません。 その間、今生の始まりから自殺するまでの自分史を何度も見直すことになります。 肉体を離れつつある魂:意識体ですから、自分史を見直しながら、家族や友人たちの心の内もしっかりと伝わってきます。 どんなに悔いて反省して謝っても覆水盆に返らず。 どんな死に方をしても死後の世界には地獄などありませんが、自殺だけには、この死の瞬間に地獄があるように思えます。 自殺した人は、もう死んでしまってから発見されることがほとんどです。 発見された時にはその魂は、すでにこの死の瞬間の地獄を通り抜けて宙に浮かんでいます。 もうたっぷりと地獄を味わった魂で、きっと十分に悔いて反省して謝っていることでしょう。 死に方の極意 その5「自殺はつらいよ」です。

2018年2月20日火曜日

ごきげんさん 2018.2.20.

黄泉比良坂 3 死んで魂:意識体が肉体から宙に浮かんだ時点では、まだ、生きていた時の思念、さまざまな感情、後悔や決心が魂にまとわりついています。 生卵の白身と黄身のような感じです。白身が思念など、黄身が魂です。 その白身の思念が幸せ、感謝、悦び、満足で充ちていれば、黄身の魂はツルッと白身から抜け出して天へと昇っていけます。 怒り、絶望、苦しみ、悲しみ、憎しみ、嫉妬、恨み、呪い・・・などの思念は、ベトベト&ドロドロの白身となって黄身の魂を取り込んでしまいます。 ベトベト&ドロドロの思念には、同じ思念が集まってきて呪われた地となります。 最たる呪われた地は病院です。 ICUなどで人工呼吸器やペースメーカー、大量の点滴と昇圧剤などで延命治療されている患者さんの魂:意識体は、すでに肉体を離れて宙に浮かんでいます。 まだ完全に死んでいないので、臍の緒のような命の緒で魂と肉体は繋がってはいますが、魂:意識体は想念の現実化をすることは可能な状態です。 その患者さんの抱いていた思念も魂と共に宙に浮かんでいます。 美しい思念、良い波動の魂は、天からの光が病院を漂う霊障や動物霊、邪鬼、悪しき思念から護ってくれます。 ベトベト&ドロドロの思念に囚われた魂は、病院を漂う悪しきモノたちに飲み込まれていきます。 ベッドに横たわる肉体には、もう意識体:魂はもぬけの殻ですから、動物霊や邪鬼、そして死んだことに気づいていない彷徨える魂:意識体がその肉体に入ってくることもあります。 いろいろな動物霊や邪鬼などが入れ替わり立ち替わり瀕死の肉体に入ることもあります。 何のためにそんなことをするのでしょうか? 瀕死の肉体に入って、最後の家族愛を学んだり、許しや感謝を学ぶために・・・生きがい論ではそのように説かれていました。 自宅で家族に看取られて亡くなる時には、確かに別の魂が学びのために瀕死の肉体に入ることもありましたが、病院で死ぬのが普通になってしまった今では、動物霊や邪鬼などが学びの魂など押しのけてしまうことがほとんどです。 病院に漂う動物霊や邪鬼などが瀕死の肉体に入るのは、わずかに残った腎精気を吸い取りたいからです。 強い怨念を持っていた肉体に入ると、動物霊や邪鬼は一時的ですがパワーアップできます。 面会に来た家族、特に老人と子供を、まるで待ち伏せしていたかのように狙って憑依できます。 病院に診察や面会に行くと、なんだかとても疲れる、体調が悪くなる・・・のは、ベトベト&ドロドロの思念の波動を浴びて、動物霊や邪鬼に憑依されかかったためです。 あな恐ろしや・・・ 死に方の極意 その4は「病院で死ぬな!」です。

2018年2月19日月曜日

ごきげんさん 2018.2.19.

黄泉比良坂 2 死んで魂:意識体が肉体を離れて宙に浮かぶと、想念の現実化を起こせます。 思い通りの世界、望んでいたビジョンの中に、あたかも生きている自分(の意識)が居るように思えます。 死ぬと極楽往生して如来さまはじめ多くの仏さまたちが八雲に乗って迎えに来てくださる・・・と信じていれば、自分が描いた通りのビジョンで魂は如来さまび抱かれて天へと昇っていけます。 死ぬ間際に「地獄へ堕ちる」と覚悟してしまうと、肉体を離れて浮かび上がったところは、まさに地獄の一丁目になります。 死んだら全て消えてしまう、と信じていると、無の世界に漂います。 「ほら見ろ! 死後の世界などないじゃないか 無だよ 無!」と意識しているのは誰?な中途半端な無の世界です。(注:虚無の世界ではありません) 生まれ変わりを何千何万回とやってきていても、やはり誰もが「死ぬのは初めて」ですから、肉体から浮かび上がった魂:意識体となったあなたも、この想念の現実化をうまく使いこなせないかもしれません。 信仰心の厚い人は、その宗教が描いたとおりの死後の世界を進んでいけます。 そういう意味では、死後は地獄に墜ちるぞ!と脅すネガティブな宗教よりも、誰もが極楽往生できるポジティブな宗教の方がいいかな、と思います。 死んで肉体を離れたら、心身の病や致命傷、呪いは魂:意識体には着いてこないのですが、想念の現実化で、死後の魂に病や呪いを持ち込んでしまうことがあります。 最愛の人に裏切られて毒殺された魂が、胃腸が焼けただれる痛みを死後も魂:意識体の中でリアルに感じ苦しみ続けていた症例がありました。 父が背後から刺し貫いた裏切りの槍が死後の魂をも貫き通したまま、驚きと悲しみを味わい続けていた戦士の症例もありました。 未来永劫祟り続けてやる!と呪詛され呪い殺された魂が、その呪いを想念の現実化してしまっていた症例もありました。 どれも自分の想念を自分で現実化しているだけで、気がつけばいつでもその世界から自由になることができたのですが、そこに思い込み、想念の現実化の恐ろしさがあります。 死に方の極意 その2は「想念の現実化を楽しもう」です。 もう皆さんは知ってしまいましたよね。 死んで肉体を魂が離れたら、そこは「想念の現実化」の世界だということを。 まずは、今生で最もお気に入りだった姿になりましょう。どの年齢にでも若返ることができます。 イメージの世界は嘘も方便な世界ですから、超美人やイケメンに修正するのもOKです。 そして天国&極楽をイメージしましょう。 ご自分の宗教のとおりのイメージでも、自分で自由に創っても構いません。 先だたれた愛する伴侶や子供との再会をイメージすれば、とてもリアルな感動の再会のビジョンを現実化できます。 世界旅行をしたり、未来旅行をしたりすることもできます。 十分に想念の現実化を楽しんだら、次のステップへと昇っていきましょう。 死んですぐのこの段階で、今生をあまりに悔やんだり、嘆いたり、反省したりをし過ぎると、魂は今生を「想念の現実化」してしまいます。 今生をもう一度やり直したい・・・なんて想念すると、今生の始まりにタイムスリップして、そのまま今生をやり直すことになります。 輪廻転生ではなく、平行次元の無限パラドックスにはまってしまいます。 これは別次元の誰か(同じ魂がベストです)が救い出してくれない限り、永遠に今生をクルクル回り続けてしまいます。 死の方の極意 その3は「今生を悔やむな!」です。 死とはどういうものなのか? を知ってしまうと、もう死を怖がったり、嫌がったり、不安がったりせずに、 今生を「まぁ仕方ないな」と許して、 「まぁよくやったよな」と認めて、 「良いところもあったよね」と褒めて、 「うれしかったな。ありがたかったな」と感謝すれば、死を楽しむことができます。 想念の現実化を楽しめれば、光の世界へと簡単に昇っていくことができますよ。

2018年2月18日日曜日

ごきげんさん 2018.2.18.

霊障医学を考えるきっかけとなったのは「なぜか治らない病」が増えてきたことでした。 西洋医学は対症療法ですから、治らないのは当たり前ですが、 東洋医学で根本治療しても「なぜか治らない病」が目立ってきました。 古代中国の伝説的名医 扁鵲(へんじゃく)は、「どうすれば病は治らないか?」を六不治としました。 六不治をググってみると・・・ 第一の不治 驕恣(きょうし:おごりがひどく、欲ばりであること)で、物事の道理に従わない状態。 第二の不治 財(お金など)をけちって身(健康)を軽んじる状態。 第三の不治 衣食住を適切にしない、できない状態。 第四の不治 陰陽が五臓にとどこおり、気が安定しない状態。 第五の不治 身体が衰弱しきって、薬を服用できない状態。 第六の不治 巫を信じて医を信じない状態。 この一つの状態でもあてはまる場合は、病気は治らないか、あるいは治すことができても、治療は非常に困難である、とされる。 なるほど・・・今も昔も同じですね。 この六不治を裏返せば、「病が治る人」になります。 第一の治は、素直で利他、慈愛、和の人です。 物事の道理に従うと言っても、お上やマスコミ、大衆の道理に流されたり依存するのではなく、ちゃんと自分の軸を持っていて、自己責任&自己管理できる人のことです。 第二の治は、未病で治す人です。 でも、現代の○○検診ではかえって病にされちゃいますから、そこは勉強好きで智恵者であることが求められます。 クレクレ君では、病は治りません。 第三の治は、食養生と生活養生ができる人です。 一日1食の少食、玄米菜食、発酵食、時々の断食・・・ さまざまな環境毒、衣服毒、住宅毒、電磁波毒、香毒の智恵があるだけでなく、 毒を感じ取る心身の感性が優れている人のことです。 第四の治は、氣血水が美しく流れている人です。 特に、経絡経穴の気の滞りがない人は、素晴らしい自然治癒力&蘇生力をお持ちです。 鍼灸は気の滞りを治すのに最適な療法ですが、 タオの仙道双修や小周天で男女の性エネルギーを和合循環させると、更に不老長寿に至ることができます。 第五の治は、「歩いて外来に来られる内においで」です。 時々、「父母や伴侶が大病(ガンや脳卒中)で死にそうです。何とか助けてください」と必死の想いのこもったお便りをいただきますが、いつもその後に「入院中で外出できません」や「寝たきりです」が続きます。 第二の治に繋がりますが、大病に喰われてしまうと、もう何もできません。 例えそれが鬼神による霊障であっても、重体になってしまうと、すでに手遅れです。 未病で元気な人にも死脉が触れることがありますが、この人は未病ですから治すことができます。 ぜひ大病になる前に、診せてくださいね。 第六の治は、マスコミや芸能人にだまされるな!です。 有名大学教授、○○の権威、○○専門医、ゴッドハンド・・・ 西洋医学は「どうすれば病は治らないか?」の権化です。 病を治さない医者ほど、肩書きと権威とお金を手にします。 生かさず殺さず、絶えずどこかに病があるように仕向けるのが「良いお医者さま」です。 「どうすれば病は治るのか?」 なぜ病は治るのか? それは免疫力&自然治癒力&蘇生力のなせる技です。 それらの内在せし力を目覚めさせ、パワーアップさせるのが自然医学です。 食養生と生活養生を指導し、見守り、快復へとサポート&ガイドするのが自然医学医です。 どうすれば病はなおるのか? が見えてくると、六不治に染まった現代医学の呪縛が解けます。 最後に残る呪縛は「お金」です。 医者も患者も「お金」の呪縛に悩み、恐れます。 自然農法も同じです。 農家も消費者も「お金」で悩み、恐れます。 大量生産・大量消費の時代の医療システムでは、病は治りませんでした。 検査漬け・薬漬け・検診漬け 「どうすれば病は治らないか?」のシステムだったからです。 宇宙の理は、万能・簡単・安全・安価です。 「病が治る」医療は、宇宙の理に則っています。 「細胞が喜ぶ」農業も、宇宙の理に則っています。 宇宙の理にある「安価」とは、感謝の現れです。 病が治った喜びと感謝を 身体が喜ぶ農作物をいただけた喜びと感謝を 「お金」で現わそうとした時・・・安価に感じます。 こんなにまでしてもらって・・・ こんなに手間暇をかけてもらって・・・ 安価に感じます。「お金」にできなかった感謝は、宇宙銀行が預かってくれます。 私の華佗刺絡氣功は3つのお値段設定になっていますが、治療内容はほぼ同じです。 私はどなたにも最上コースのつもりで施術しています。 (さすがに霊障治療とチベット尿占は最上コースのみですが) お金として現れなかった分は宇宙銀行へ貯金された、と思っています。 すると、不思議と喜びが湧いてきます。 感謝と喜びは同じエネルギーですからね。 宇宙銀行の感謝と喜びでは、家賃も銀行借入金も生活費も払えませんが・・・もうしばらくそんな絵空事に賭けてみたいと思います。 自然医学を信じて 宇宙の理を信じて。

2018年2月17日土曜日

ごきげんさん 2018.2.17.

4年前から喘息を発症して、現在は京大病院で治療中ですが進行が早く、COPD慢性閉塞性肺疾患に陥ってしまい、余命5年と宣告されている患者さんが友人に紹介されて初診されました。 同じ4年前から手のすべての爪の発育が止まってしまう奇病も発症して、現在は指先が痛くてたまらない日々を送っておられます。 大阪で一番の皮膚科の名医にも診てもらい、重症の乾癬や魚鱗癬などの治療薬チガソンを処方されましたが全く効きません。 難治性の副鼻腔炎も同じ頃から発症しています。 最近では、脳梗塞の危険があると内科の主治医に言われて、とても不安がっておられました。 この病気、もうおわかりですね。 さて、私がまず問診したことは何でしょうか? 京大病院も皮膚科の名医さんも???でしたが、自然医学では初級レベルですよね。 Q「喘息が出る前に引っ越ししませんでしたか?」 A「引っ越しはしてませんが、家(マンション)を前面リフォームしました」 それがすべての病の原因は、リフォームによる環境毒・家毒でした。 リフォームに用いた複合化学物質は、呼吸や皮膚から吸収蓄積されて体毒化します。 呼吸を通じて副鼻腔・気管支・肺に家毒が溜まります。 手指は、掃除などの際に壁のクロスに触れることが多く、複合化学物質に汚染されやすい箇所です。 アーユルヴェーダの脈診でも、身体中、特に呼吸器と皮膚と脳に湿濁な体毒がベットリと溜まっているのがわかりました。 華佗氣功診では、複合化学物質に親和性の高い脳と腸管・腸間膜に体毒が厚く溜まっていて、すでに血流障害を起こしているのが見えました。 治療法は簡単です。ともかく体毒のデトックスあるのみ!です。 1)1日1食の少食療法 COPDにステロイド療法が開始されていることもあり、糖尿病(HbA1C 6.5)と肥満になっているので、少食療法は必須です。 2)尿療法 飲尿と夜間の胸部への尿湿布をお薦めしました。 3)転居 幸いにして、すぐにでも転居できるそうです。 肺も皮膚も、腸とは陰陽五行を介して深い繋がりがあります。 腸内フローラをしっかりケアーしながら体毒・家毒をデトックスしていけば、呼吸器と皮膚に現れるであろう瞑眩反応も乗り切りやすくなります。 この患者さんは、もし今回、私と繋がらなければ、確かに5年以内に病死されていたことでしょう。 1)2)3)をしっかりと実践していただければ、数年で完治できます。 腎不全で透析寸前だった患者さんたちも尿断食をがんばっていただいて、腎不全から脱しつつあります。 こうやって難病奇病をひとつひとつ救い出していくのが私の天職です。 京大病院でも大阪一の皮膚科の名医でも治せなかった病を問診だけで治してしまう・・・バレンタインウィークの最終日に、神さまから「自信」をプレゼントされました。

2018年2月16日金曜日

ごきげんさん 2018.2.16.

みなさんは死んだことがありますか? 光の前世療法では、過去生での死の場面を必ず見ていただきます。 あなたの意識は、過去生の貴方とシンクロして同一視状態にありますから、擬似的に死の体験ができます。 ガイドしている私が宗教家なら、いくらでも我が宗教の教え通りに死のプロセスをたどるように誘導できますが、「死の場面を見て、死の場面を通り抜けます。魂が身体から離れます。身体のどこから魂が抜け出ましたか?」と、まったく宗教色なしで死の場面をガイドしています。 死の場面と続く中間生のプロセスは、絶好の信者洗脳ポイントなのですが・・・無頓着な私だったからこそ、8000症例も光さんが任せてくださったのでしょう。 ちなみに、身体のどこから魂が抜けるか? ですが、 頭から・胸から・身体全体からフワッと がトップ3です。 意識体:魂が身体を離れて宙に浮いているのに、まだ「死んだこと」を気づいていない意識体もいますので、「下を見て。死体が見えますか?」とガイドして、意識体に死んだことに気づいていただきます。 アイーダとラダメスのように、地下牢に生き埋めにされて亡くなった過去生の魂が、地下牢から抜け出せないと信じ込んでいたために、数千年間を経た今までずっと地下牢の中を漂っていた症例もありました。 死に方の極意 その1は「死んだことに気づく」です。 地下牢の魂にも、すでに死んで魂となったのだから地下牢を抜けて天へと昇っていけるよ、とガイドしてあげると、歓喜の波動を彗星の尾のようにたなびかせながら天へと昇っていきました。 数千年も閉じ込められていたなんて、なんてかわいそう・・・ 肉体を持って生きている私たちの次元からすれば、確かに数千年間ですが、 肉体を離れた魂の次元からすれば、それは「昨日」のことであって、長く苦しんだ、さまよったという実感はありません。 そもそも死んで肉体を離れた瞬間に、時間の束縛(呪縛と言っても良いでしょう)から自由になります。 日が昇り、日が暮れるも、春夏秋冬も、肉体の老化もない世界です。 いつも「今」で、絶えず「今」しかない世界です。 では魂には「今」しか見えないのか?というと、時空間を超越していますので、その魂:意識体が望むどの時代、どんな場所にも瞬時に移動することができます。 「今」しかないけど、過去・現在・未来・平行次元すべてをオールインワンにした「今」に魂:意識体は浮かんでいるのです。 病気や大災害の時は、「あぁ 死んだなぁ」を魂も実感しやすいですが、 交通事故や心筋梗塞などの突然死の場合は、「あれ? どうなってるの?」と死んだことになかなか気づけないこともあります。 高齢化社会ですので認知症のままで亡くなってしまうと、「ここはどこ? 私はだれ?」な意識状態のままの魂も増えています。 まるで夢見心地でふわふわ浮かんでいるような・・・ 幽体離脱したかのように寒暖も衣服も身体も感じない・・・ 昼なのか夜なのかよくわからないボワッとした灰色に包まれた空間にいる感じが・・・ そんな時は、まず下を見て(下だと思う方向)、そこにどうも死んでしまったような肉体が横たわっていたら、 「お前はもう死んでいる」です。 (つづく)

2018年2月15日木曜日

ごきげんさん 2018.2.15.

慢性腎不全で透析寸前だった患者さんたちも、50日間の尿断食でクレアチニン9台から6台へ、BUN60台へとゆっくり回復してきました。 腎機能が回復へと向かうにつれて、肝機能障害やSIADHの水中毒といった症状が現れています。 脈診から遅発性の瞑眩反応ではないことはわかりました。 ここからは推察ですが、この回復期に現れる症状は「腎不全の先祖返り」 どうも元々の病が現れているように思います。 断食も尿療法も、心身のデトックス効果はとても強力です。 50日間 1200時間も心身の排泄モードが続くので、腎臓だけでなく、全身のすべての臓器が浄化されると共に、免疫力&自然治癒力&蘇生力システムも完全にリフレッシュされます。 尿断食を始めてしばらくの間は下痢をしますが、これも腸内フローラがデトックスされている症状です。 長期休暇をもらった腸内フローラは、何度も世代交代を繰り返しながら善玉菌:日和見菌・悪玉菌のバランスを最善なバランスに整えます。 腸内フローラのバランスは心身、特に性格や気質に強く影響を及ぼしますので、下痢が治まってきた頃から、ちょっと悟ったような落ち着きのある性格になる方が多いです。 (かなりスピリチュアルな体験をされる方もおられます) もう十分にデトックスされて心身共に落ち着いた中庸の状態にあるはずの回復期に、さまざまな症状が出てくるのはなぜでしょうか? デトックスは排毒です。 何年もかかって心身に溜まってきた食毒や環境毒、香毒、薬毒などを排泄していきます。 尿断食のデトックス作用があまりに強力なために、体毒を排泄しながら、その体毒が心身に溜まっていった時間の流れを逆戻しにしたのかもしれません。 時間の流れを逆戻しにするということは、若返るということです。 腎機能を正常値へ戻すことが尿断食の目標ですので、腎臓が若返ってくれれば最幸です。 腎機能が回復基調にある今、腎臓を悪化させた根本原因が心身に取りついた頃の状態を再現してくれているように思えます。 肝機能障害は脈診で肝火上炎犯胃(ピッタ過多)によるものであることはわかっていますので、問診と照らし合わせてみると、深層の几帳面な性格が肝障害をこじらせて腎障害に至ったことが推察されます。 水中毒も深層のマイペースな性格が副交感神経に長期の緊張状態を強いった結果の腎障害だと推察されます。 この腎不全の根本原因がわかることはとても重要なことで、仮に腎機能が正常化したとしても、この根本原因を改めなければ、数年内にまた腎不全に陥る可能性が高かったわけです。 深層の性格や気質を改めることはとても難しいですが、そういう気質があるということを自覚するだけで、病の根本原因は手放すことができます。 自分の中には、こういう性格・気質が潜んでいるんだなぁ・・・に気づけば、事ある毎にフッと手放せるようになれます。 アトピーや喘息、糖尿病、関節リウマチ、ガンなどの本治にも尿断食は使えそうです。 なるほど、尿断食は病気の根本原因をさらけ出してくれるわけで、病気になった意味や学びにも気づかせてくれる大いなる可能性を秘めた療法なのです。

2018年2月14日水曜日

ごきげんさん 2018.2.14.

アーユルヴェーダの脈診とチベット医学の脈診の違いをご質問いただきましたので、以前(2017.11.27)書きましたが、再掲します。 アーユルヴェーダの脈診では、患者さんが男性の場合は右手の脈を、女性の場合は左手の脈を診ます。 チベット医学の脈診は両手の脈を診ますが、診る項目はアーユルヴェーダの脈診とほぼ同じです。 中医学も両手の脈を診ますが、情報量はアーユルヴェーダやチベット医学の脈診の1/100以下でしかありません。 中国:中医学    :深部:浅部:         :深部:浅部: 左示指:心 :小腸:左上焦   右示指:肺 :大腸:右上焦 左中指:肝 :胆 :左中焦   右中指:脾 :胃 :右中焦 左薬指:腎 :膀胱:左下焦   右薬指:心包:三焦:右下焦 インド 女性は左橈骨動脈 男性は右橈骨動脈で診ます    :深部(先天的):浅部(現時点) 示指 :ヴァータ   :ヴァータ 中指 :ピッタ    :ピッタ 薬指 :カパ     :カパ チベット 左橈骨動脈:親指側:小指側   右橈骨動脈:親指側:小指側 示指(男):心  :小腸    示指(男):肺  :大腸 示指(女):肺  :大腸    示指(女):心  :小腸 中指   ;脾  ;胃     中指   :肝  :胆 薬指   :左腎 ;生殖器   薬指   :右腎 :膀胱 中医学にはありませんが、 アーユルヴェーダのトリドーシャとチベット医学のニュパはとても似ています。 (ここからはアーユルヴェーダの脈診の真髄を修得した人にしかわからない精妙な波動の世界です) 1)ソクツィン・ルン 意味:生命を支えるエネルギー 位置:心臓と頭頂 機能:心臓の維持、食物の嚥下、嘔吐、呼吸、くしゃみ、呼吸、感覚器の維持 悪化:精神錯乱、神経質、原因不明の悲壮感 1)プラーナ・ヴァータ 意味:生命の気息 位置:心臓、脳、顔面、胸部、耳、鼻、舌 機能:呼吸、食物の嚥下、心臓・精神・感覚器・知性の維持、動静脈と神経の機能の正常化 悪化:しゃっくり、気管支炎、喘息、感冒、嗄声、神経障害、不眠、呼吸障害 本体は脳神経叢の副交感部と考えられる 2)ゲンギュ・ルン 意味:上昇する生命エネルギー 位置:胸 機能:発言力・呼吸・痰や唾の吐出と嚥下の維持 悪化:呼吸器のうっ血や阻滞 2)ウダーナ・ヴァータ 意味:上昇する気息 位置:咽喉、臍、肺 機能:言語、発声、上行傾向、体力の維持、精神・記憶・知性の強化 悪化:眼・耳・鼻・咽頭の種々の疾患、全身の疲労感 本体は心臓神経叢の副交感部と考えられる 3)ギャプチェ・ルン 意味:全ての拡散した生命エネルギー 位置:心臓・頭頂 機能:四肢の屈伸、肉体の成長・感覚の滑らかな働きの援助 悪化:視力と記憶力の低下 3)ヴィヤーナ・ヴァータ 意味:全身に行き渡る気息 位置:心臓、神経系、皮膚、循環系を通じて全身に位置する 機能:血管などの循環系の機能調節、栄養分や血液の体内輸送、発汗、眼の開閉、欠伸 悪化:高血圧、循環障害、肝疾患、下痢、神経障害、不整脈 本体は全身の運動神経と考えられる 4)メニャム・ルン 意味:火を伴う生命エネルギー・新陳代謝の生命エネルギー 位置:胃、消化器官 機能:消化機能の維持 悪化:肝臓の弱体化、胃の障害、吐き気、便秘 4)サマーナ・ヴァータ 意味:消化の生気 位置:胃、小腸、臍、(全腸管内を動く) 機能:消化酵素の機能促進、食物の最終産物の同化作用と組織への輸送、消化、胃液・栄養分の抽出液・その他の不必要な物の刺激促進、不要物の大腸への輸送 悪化:消化不良、下痢、不完全な同化作用 本体は腹腔神経叢の副交感部と考えられる 5)トゥセル・ルン 意味:降りるエネルギー 位置:骨盤 機能:月経、出産、射精、排卵・排泄のコントロール 5)アパーナ・ヴァータ 意味:下降する気息 位置:大腸と骨盤内の臓器 機能:糞便・尿・経血の排泄、妊娠の継続 悪化:膀胱・肛門・精巣・子宮の疾患、糖尿病を含む頑固な泌尿器疾患、下痢、便秘、大腸炎、腰痛 本体は仙骨神経叢の副交感部と考えられる 6)チィーパ・ジュチェ 意味:栄養を分離することを助ける胆汁 位置:胃と腸の間 機能:消化、栄養の分離、体温の維持、残りの4つのクリスパのエネルギーのバランスを促進 6)パーチャカ・ピッタ 意味:分解作用、消化作用 位置:胃、十二指腸、小腸 機能:消化、消化後有用なものと不要なものを分離する、他の4つのピッタを助ける 悪化:消化不良、胃酸過多、潰瘍、不規則な消化 本体は腹腔神経叢の交感部と考えられる 7)チィーパ・トゥプチェ 意味:完成された胆汁 位置:胸と心臓のあたり 機能:意志のコントロール 悪化:記憶・意志の不鮮明化、多眠 7)サーダカ・ピッタ 意味:効果的に実行させる 位置:心臓 機能:記憶・その他の精神機能、意志の実行 悪化:精神疾患、心臓病、情緒不安定 本体は視床下部のカテコールアミン線維と考えられる 8)チィーパ・トンチェ 意味:視覚能力の胆汁 位置:両目 機能:視覚と明快さのコントロール 悪化:視覚障害 8)アーローチャカ・ピッタ 意味:見ること、考慮 位置:眼(瞳孔) 機能:視覚、正常な視覚機能の維持 悪化:視覚障害、眼の充血 本体は頚部交感神経幹と考えられる 9)チィーパ・ダンギュル 意味:色を制御する胆汁 位置:肝臓 機能:ヘモグロビンの産生、血液・筋肉の着色 悪化:湿疹や皮膚を黄色化 9)ランジャカ・ピッタ 意味:明るい赤色、着色 位置:赤血球、肝臓、脾臓、胃 機能:造血 悪化:貧血、黄疸、血液障害、皮膚炎 10)チィーパ・ドクセル 意味:顔色をよくする胆汁 位置:皮膚 機能:皮膚の色の制御 悪化:肌荒れ、皮膚の暗色化、毛髪の白髪化・脱毛、爪の暗色化、身体衰弱 10)ブラージャカ・ピッタ 意味:輝きを与えるもの 位置:皮膚 機能:皮膚の色調・光沢、皮膚に擦り込まれた油性物質などを吸収 悪化:白斑・皮膚疾患、皮膚癌 本体は皮膚交感神経と考えられる 11)ベーケン・テンチェ 意味:補助の粘液 位置:胸のまわりと腹部 機能:体液の統括、残りの4つのバドケンのエネルギーの補助 悪化:食欲不振・食欲欠如、胃液のたびたびの嘔吐、身体の上部の痛み、胸部の骨の熱感 11)アヴァランパカ・カパ 意味:支持するもの 位置:心臓、胸部、腰部 機能:四肢のエネルギー、高温から心臓を護る、心臓に力を与える、他の4つのカパを助ける 悪化:怠惰、呼吸障害、腰痛 12)ベーケン・ニャクチェ 意味:混合の粘液 位置:胃の上部 機能:消化 悪化:消化不良、頻繁な曖気を伴う腹部の逼迫、食後すぐの嘔吐 12)クレーダカ・カパ 意味:潤すもの 位置:胃(泡だった液体として胃に分泌される) 機能:食物を潤し消化を助ける 悪化:消化機能の障害 13)ベーケン・ニヨンチェ 意味:体験の粘液 位置:舌 機能:6つの味のコントロール 悪化:味の分別不可能、渇きの欠如、舌の冷感、嗄声、上唇と下唇の反り返り 13)ボーダカ・カパ 意味:味覚を助けるもの 位置:舌 機能:味の知覚、舌に触れるものを潤す、好きな食物を見ればこのカパが大量に出る 悪化:味覚障害、唾液腺の障害 14)ベーケン・ツィンチェ 意味:満足させる粘液 位置:頭 機能:五感を満足させること 悪化:視覚の歪み、たびたびのくしゃみ、偏頭痛、たびたびのインフルエンザ 14)タルパカ・カパ 意味:満足させるもの 位置:頭部 機能:感覚器の栄養、感覚器を満足させる、鎮静効果 悪化:記憶の障害、感覚器の機能障害、鼻閉症、花粉症 15)ベーケン・チョルチェ 意味:結合の粘液 位置:関節 機能:身体の関節の屈伸、循環 悪化:手足の屈伸困難、関節の肥厚、肩と腰の関節の締まりのなさ、痛み、全関節の腫脹 15)シュレーシャカ・カパ 意味:結合するもの 位置:関節 機能:関節の潤化、関節を強固にする、粘液で関節を熱から護る、運動の円滑化 悪化:関節痛、関節の機能障害 上記のサブドーシャ15項目をアーユルヴェーダの脈診の場合は片手三本の指先で、 チベット医学の脈診の場合は両手の計6本の指先で診ます。 もうこの段階で神業でしょう! もちろんこの15項目は暗記しますが、左脳では脈診は出来ません。 「脈を無邪気に診る」のがアーユルヴェーダ脈診の極意です。 つまり、左脳での分析を止めて、意識を無にして患者さんの脈を診るのです。 強い弱い、早い遅い、固い緩い、太い細い、滑らか渋い枯れ、ヴァータ・ピッタ・カパ・・・すべての分析を止めます。 ただ無邪気に脈に触れていると、脈がしゃべり出してくれます。その脈の声を聞くのです。 脈の声を聞いてから、声が聞こえてきた方向に意識を向けて、声の内容(例えば下痢)がサマーナ・ヴァータと相似しているかをチェックして、OKならばサマーナ・ヴァータの異常ととらえます。 つまり、左脳だけ、知識だけでは、アーユルヴェーダの脈診もチベット医学の脈診も全くできないのです。 右脳優位の人なら脈の声を聞くことはできるかもしれませんが、それが本当に脈の声なのか、患者さんに憑いた邪気や霊障の声なのか、自分自身のエゴの声なのかのを区別することがとても難しいのです。 左脳と右脳がエネルギー&波動的に統合した「統合脳」を持った方がとても増えています。 この統合脳を持った方なら、アーユルヴェーダ脈診やチベット医学の脈診を行なうことができます。 脈は感性で診るものです。脈を感じます。 これは脳氣功にも華佗氣功にも当てはまります。 脳を感性で診る。身体を感性で感じる。 波動量子医学ですから、「診た」と同時に波動調整が起こります。 免疫力&自然治癒力&蘇生力のスイッチが入ります。 アーユルヴェーダでは主に脈診で診断しますが、実は脈を診ると同時に波動量子治療が行われていて、後に処方される薬草やマッサージなどはオマケみたいなものです。 これはチベット医学にも言えることで、ダライラマ法王は週に何回かの早朝、侍医たちに脈を診てもらいますが、この脈診の際、波動医学的な治療が未病に対して行われているわけです。

2018年2月13日火曜日

ごきげんさん 2018.2.13.

幼稚園年長さんの男の子(長男)が発達障害児キャンペーンに捕まってしまい、4月の小学校入学までに精神科で診察治療(つまり向精神薬の服用)を受けるように勧められたとのご相談(セカンドオピニオン)でお母さんが初診されました。 幼稚園の先生曰く お昼寝中のおねしょ・おちつきがない(先生の話をジッと聞くことができない)・友だちが遊んでいるおもちゃを奪うことがある・キレやすい・順番が待てない・後かたづけができない・突然教室を飛び出す それは毎日ですか? と尋ねると、どれもこの1年の年長さんクラス中に数回だけだそうです。 家ではどうですか? と尋ねると、自宅では妹と仲良く遊べるし、そんなことはないそうです。 ただし、家でもおねしょは時々あるそうです。 幼稚園の今の先生は好きですか? と尋ねると、前の先生は好きだったけど、今の先生は嫌いだ、と子供さんは言っているそうです(年中組の先生が退職されました) まさかこれくらいで「発達障害」のレッテルを貼って、強力な向精神薬シロップを飲ませたりはしない・・・でもわかりませんよね。官民挙げての大キャンペーン中ですから。 私からのご提案は 1)「漢方鍼灸治療を始めてみます」と言って、精神科受診を先延ばしにしましょう。 2)尿注射を週1回やりましょう。 3)コンビニ・デパ地下食は厳禁です。ハム・ソーセージ・ドレッシングやマヨネーズも禁止。できれば3ヶ月の軽グルテンフリー(パン・パスタ・うどん)もしましょう。できれば玄米菜食&発酵食中心へ。何よりお母さんが手作りすること。 4)日没後のPC、スマホ、ゲームは禁止です。その代わり、お母さん・お父さんが絵本の読み聞かせをしましょう。(そんな時間は・・・には、子供のために時間を作りなさい!とちょっと説教口調になりました) 5)おねしょ対策には、華陀鼎灸(やけど防止のため小さいホッカイロにすること)をお薦めしました。 本当は、尿マッサージや飲尿(口中に数滴)もお薦めしたいのですが、子供ちゃんですから、幼稚園で「ママがオシッコを塗り塗りしてくれる」「僕、オシッコを飲んでるんだよ」なんて先生にしゃべっちゃうと、即、児童相談所に「虐待」で拉致されてしまう危険性がありますから、ここは慎重に行かないといけません。 尿注射だと、第三者にはバレませんからね。(お尻への注射だから子供ちゃんにも見えないし、良いプラセボ効果も期待できます) まだ再診されていないので、どうなるか?は不詳ですが、きっと良き結果が得られると確信しています。 先週はじめに、初期の多発性硬化症のご婦人がセカンドオピニオンを求めて初診されましたが、この方にも尿療法と華佗刺絡氣功をお薦めしました。 この方は開業内科医の奥さんで、とてもじゃないけど家で尿療法はできないそうです。 (夫と祖父が医師) だったら、週1回で尿注射に通ったらどうですか、とご提案しました。尿注射だとバレませんからね。 10万回以上の尿注射で臨床効果をあげているファイフ博士は 「多発性硬化症、大腸炎、高血圧、紅斑性狼瘡(エリテマトーデス)、慢性関節リウマチ、肝炎、多動症(注意欠損障害)、膵臓の機能低下、乾癬、湿疹、糖尿病、帯状泡疹」を尿注射で治しています。 この方の再診も心待ちにしています。

2018年2月12日月曜日

ごきげんさん 2018.2.12.

西谷泰人先生の大吉方旅行(なんと4倍大吉だ!)から帰阪しました。 帰りの高速バスで・・・途中休憩のSAで運転士さんから 「車両に不具合があるため、このバスからすぐ後続のバスへ乗り換えてください」とアナウンスがありました。 なんでも高速走行中に雪上のような横滑りする感じがしたとか・・・ 不機嫌そうにブツブツ言ってる人たちもいましたが、 私は「なんてラッキーなんだ! 運転手さん、ありがとうございます!」と大吉を噛みしめました。 あのまま走っていても大阪まで無事に着けたかもしれませんが、 もしかしたら高速走行中に大事故になったかもしれません。 病気で言えばまさに「未病を治す」です。 こうやって大事故に遭遇する運命を大吉の神さまが書き換えてくださったのです。 「未病を治す」のが私の診療の真骨頂です。 自律神経を整えて、経絡経穴を疎通し、悪血・水毒・邪気を排して、数ヶ月後〜数年後にガンや脳卒中、認知症などの大病になるのを防ぐ治療をしています。 ○ヶ月後に心筋梗塞や脳卒中になる運命を、今、治療することで、何も起こらない○ヶ月後を元気に過ごすことができるのです。 「未病を治す」治療は、運気も上げます。 悪血・水毒・邪気が溜まっていると、運気も低迷してきますし、霊障されやすくなります。 普段は「未病を治す」側ですが、今日は大吉の神さまに未病を治していただいて、こんなにもありがたいものだったんだなぁ、とよくわかりました。

2018年2月11日日曜日

ごきげんさん 2018.2.11.

今回の大吉方旅行では、尿療法の大書を再読しています。 尿療法大全と尿療法バイブル どちらも尿療法の臨床報告がたくさん掲載されていて、なるほどなぁ、と参考になる症例も多いです。 尿療法大全には、古代インドの尿療法の秘伝書が載っていて、尿療法の歴史を詳しく知ることができます。 尿療法バイブルは、自然医学を前面に押し出した内容で、西洋医学=対症療法の呪縛に囚われたままの「一般常識人の皆さん」にはゲゲゲな印象を与えるかもしれませんね。 でも、実はとてもまともなことを述べているだけで、自然医学とは?がわかる良書です。 この尿療法バイブルにはもうひとつ、尿注射が詳しく述べられています。 私が書き出した中から、ほんの一部をご紹介しましょう。 「我々の身体は(自覚症状や最新の科学的診断技術さえ検知できないような)きわめて微妙な異常や隠れた疾患を自律的に発見して、病原体を攻撃したり患部を修復する物質をこれまた自律的に、日々、生産しているのです。薬理学的に見れば、尿とはそうした”オーダーメイドの天然薬物”のカクテルにほかならないわけですから、患者本人にとって最も安全で最も効果的な”オーダーメイドの天然薬物”を投与するという尿療法が、本質的には(たとえ最新の医学技術を駆使していても)暗中模索でしかない医者の診断と、本質的には(まさに患者の命がかかった)バクチでしかない治療行為よりも、はるかに優れた医療手段であることは、よく考えてみれば誰にでも理解できることでしょう。」 「事実、尿療法は、癌やその他の疾病を治す民間療法として2000年以上にわたって実践されつづけてきた。過去30年だけにかぎっても、米国とヨーロッパ各国で少なくとも45000回もの尿注射が行なわれてきたが、毒性を示すような副作用はまったく観察されていない。」 「最良の患者とは、自分で勉強している患者である」 フォーブス誌 1993.6.2.号 「尿には、アレルギー患者の身体自体がつくりだした”抗アレルゲン抗体”が含まれており、これを尿療法によって再び体内に取り込むとアレルギー反応が止まることが、すでに科学的に確認されているのです。しかも尿療法によってアレルギー治療を行なう場合には、いちいちアレルゲンを特定する必要がない。なぜなら、あなたの身体自身がアレルゲンを的確に見きわめて、そのアレルゲンを確実にやっつける抗体を、”自然の営み”として当たり前に生産しているからです。その抗アレルゲン抗体がオシッコとともに排泄され、そのオシッコを尿療法で再度、体内に入れる。すると抗アレルゲン抗体が体内のアレルゲンを抑え込むので、そのアレルゲンによって起きていたアレルギーは根本から治るというわけです。  ヨーロッパでも米国でも尿療法を使ったアレルギーの臨床治験がこれまで数多く行われ、この分野の研究者や医者は、たいていは劇的な展開をたどって患者のアレルギーが治ってしまうという信じられないような光景を目撃し、それを記録にとどめてきました。しかも尿療法はきわめて多様な食物アレルギーや化学物質アレルギーに効果を発揮することが確認されているのです。」 自家免疫尿療法:オート・インミュン・ユーリン・セラピー:AIU 自家免疫尿療法の原理は、患者に本人の尿を再摂取させることにより、アレルギー反応の元凶となっているアレルゲンに対する特異抗体を含む免疫タンパク質:グロブリンを患者の体内に送り込み、それによって病的な抗原抗体反応(アレルギー)に対する新たな免疫を患者に与えるというものです。 自家免疫尿療法の最も魅力的な点は、アレルゲンの特定作業をまったく行わなくてもアレルギー治療が遂行できるということです。わざわざそうした作業をしなくても、各人に具わった絶対確実なアレルゲン識別システムがそのまま利用できます。だからこの療法はこれといった診断設備を必要とせず実施できるし、しかも実践法そのものもまことに簡単だし安全なので、すぐに修得できる。おまけにこの療法では、治療後に特に症状が現れないかぎり、何でも自由に飲み食いできます。 自家免疫尿療法の実践法としては、尿の注射を週に1度行います。患者の症状を消失させるまでに必要な注射の回数は、患者によって異なります。ファイフ博士が仲間の医者とともに行った一連の臨床研究では、この治療を施した患者全体のうちの80%以上が、それ以上の治療を施さなくても数年間にわたって臨床的な軽快状態が持続できました。彼の診療所での自家免疫尿療法の治療実績は、治療を受けた患者の92.6%が、50%以上の軽快を遂げたことを示しています。また、患者自身に治療効果を評価させたところ、全体で平均70%も軽快したと答えています。 ファイフ博士は精神病の患者たちに対する自家免疫尿療法を使った治療の過程で、患者にはっきりと現れていた多くの身体的疾患もこの療法で治ってしまうことを確認しました。すなわち、多発性硬化症、大腸炎、高血圧、紅斑性狼瘡(エリテマトーデス)、慢性関節リウマチ、肝炎、多動症(注意欠損障害)、膵臓の機能低下、乾癬、湿疹、糖尿病、帯状泡疹、単核細胞症のような、多くの身体的疾患は、尿によって軽減できることが判明しました。 ファイフ博士は尿注射療法をすでに10万回以上も実施してきましたが、これによって重大な有害反応が生じた例はまだ1例も確認されていません。 さて、日本でも発達障害児キャンペーンが盛んに行われています。 同時に、大人に使うのでさえ、ひどく躊躇した強い向精神薬を小児用シロップにしてまで、子どもたちに飲ませようとしています。 大人でも廃人みたいになってしまうのに、子どもの脳と精神はどうなってしまうのでしょうか・・・ 最近、薬を使わない医師や薬剤師さんが増えてきました。 精神科の闇を暴いて、脱精神科・脱精神薬を進めている人たちもがんばっておられます。 脱精神科・脱精神薬は大賛成ですが、その後は・・・が問題です。 もちろん食養生と生活養生の自然医学を家族ぐるみでしっかりと実践していただければ、精神症状も身体症状も軽快治癒を得られますが・・・その間は??? 減薬断薬中の心身の症状はどうするのか? 多くの患者さんと家族は、この現実に直面して、あきらめて対症療法へと戻っていかれます。 この対症療法と自然医学とのつなぎの部分の長さと症状の強さは人それぞれです。 実際に減薬断薬してみないと、わかりません。 発達障害と診断されてしまった子どもたちも同じです。 向精神薬は嫌だ! じゃぁどうするの? と精神科医・行政官・教師に迫られると・・・ 自然医学の食養生と生活養生は、やはり効果が出てくるまで時間がかかりますからね。 この繋ぎの療法に尿注射はもってこい!です。 尿療法バイブルには、テンカン様の発作や喘息の赤ちゃんに、その症状が最も強く出ていた時のオシメから搾り取った自家尿を注射して、劇的な効果を得た報告がありました。 つまり、発達障害と診断された幼児から大人まで、この尿注射は使えます。 自家免疫尿療法というネーミングも、西洋医学の医師たち、行政官、教師たちには効果的です。 もちろん、飲尿の尿療法をしていただくのが最も良いわけですが、 なかなかにハードルが高い。 特に幼小児の場合、親が子供に尿を飲ませている!と密告されると、即、虐待!で児童相談所に子供を拉致されてしまいますからね(実はずっとこの点からも、病の子供たちに飲尿させるのは難しいな、と思っていました) もちろん尿注射だけで、最近の落ち着きのない・キレやすい子供たちが完治するとは思っていません。 自然医学の食養生と生活養生を家族ぐるみで行っていく中での、あくまでも繋ぎの治療です。 だから、「自分で勉強する患者」でなければ、自家免疫尿療法は本来の治癒力を存分に発揮できないでしょう。 幸いにして、「自分で勉強する患者と家族」と毒親の鑑別方法は、舌癒着症の診察治療を行う中で会得してきました。 なんとか「自分で勉強する患者と家族」を助けてあげたい! 尿療法の中の、この自家免疫尿療法(尿注射)を掲げていきますね。

2018年2月10日土曜日

ごきげんさん 2018.2.10.

中学時代の親友が悲惨な近況をFBで吐露してました。 ・正月明けに餅を噛んで奥歯が割れて神経露出 ・その10日後に膀胱炎 ・その7日後に39度熱発 腎盂腎炎の診断で抗生剤投与 ・その7日後に39度熱発再燃 ・その3日後に敗血症性ショックで緊急入院 ・現在、口腔常在菌による感染性心内膜炎の診断で、5〜8週間の抗生剤投与予定 思わず「このままだと殺されますよ」と書き込みました。 大変ですね〜  無理なさらないでね〜  不運でしたね〜  がんばってくださいね〜  快復を祈っていますよ〜 なコメントばかりの中で、大顰蹙モノですね〜私って(;^^)ヘ.. 西洋医学の裏表や自然医学のことをご存じな方々なら この教科書的な病歴を見れば、 「典型的なおバカな対症療法ですね〜」 と言っちゃいますよね。 保険医療のエビデンス&マニュアル通りの治療なら、抗生物質と消炎鎮痛剤のオンパレードが今も続いているでしょう。 もう 座布団じゃなく「超」を3つあげちゃうおバカだわ〜。 このままズボズボと「想定外の悪化」を繰り返して亡くなってしまうか、 運良く今回はリカバリーできたとしても、免疫力&自然治癒力&蘇生力はガタガタにされてしまっているので、数年以内にガンや線維筋痛症や認知症で「いい人やったのにね〜」になってしまいます。 ちょうどこのFB記事を見たのは、某図書館に籠もって「尿療法」関係の分厚い本を再読している最中でしたので・・・ こんなの 尿断食1ヶ月すれば完治しちゃうのにね〜 と思いました。 保健医療の西洋医学では、検査漬け&抗生物質と消炎鎮痛剤の絨毯爆撃をします。 化膿性の細菌だけでなく、腸内フローラも免疫力&自然治癒力&蘇生力も容赦なく攻撃されます。 無慈悲な鉄槌・撃滅作戦です。 熱が下がるのは、免疫力&自然治癒力&蘇生力が瀕死のレベルにまで低下してしまったため・・・もよく起こります。 この典型的な病歴の患者さんには、自然療法医は当たり前のように「断食」を指導して、最初の膀胱炎で完治させていたことでしょう。 膀胱炎ということは、腎虚と頭熱足寒が元々ひどかったことが推測されるので、華陀鼎灸も必須です。 39度の熱発・腎盂腎炎に至れば、華佗刺絡氣功が必要になります。 (尿断食していれば、ここまで悪化することはないですけど) 今は、彼が「あっ!」と気づいてアクセスしてくれることを祈るのみです。 こういうシンクロも、人生の大節目を乗り切るための神さまからの天恵ですから。 彼の奥歯が割れたを見て、実は私も奥歯を2本、縦割れにしたのを思い出しました。 彼とは同級生ですから、子どもの頃から同じワクチン、同じ給食、同じお菓子で育った世代です。 給食は脱脂粉乳だったし、乳製品はどんどん摂りましょう!な世代です。 予防注射もたくさん受けてきました。 証拠もエビデンスもないけれど、齢60を過ぎた今頃になって、薬毒&食毒の祟りが現れてきたのかもしれませんね。

2018年2月9日金曜日

ごきげんさん 2018.2.8.

「喜ばせる」「人に喜ばれる存在になる」 今朝のアダム徳永先生のレターで熱く語られていたテーマです。 私にとっても、とてもタイムリーなお話です。 最近、腎不全や末期ガンの患者さんのセカンドオピニオンが増えました。 腎不全や末期ガンの患者さんが知りたいのは尿療法・尿断食や少食療法のことだけなのはわかっていても、華佗五診で心身魂を診てしまうと、身体の声、こころの声、病気の根源の声が聞こえてくるので、一期一会、これは伝えてあげなくちゃと、患者さんに伝えることにしています。 案の定、患者さんは、聞きたくなかったこと、触れられたくなかったトラウマをさらけだされるので・・・内心、怒ります。 先日の乳ガン末期の患者さんも、ガンの声は男性性の拒絶と父性の寂しさを嘆いているのがわかったので、ゆっくりとこれまでの性体験のことを尋ね、クンダリーニーが閉じているのが骨転移の原因であることを伝えましたが、一気に拒否反応が出て、こころを閉ざされたのがわかりました。このままだとガン死しちゃうのに・・・ 儲かる統合医療・代替医療の先生方は、患者さんを喜ばせるのがとてもお上手です。 講演会にも多くの患者さんとご家族が押し寄せて来られます。 「希望をもらった」「戦う勇気が出た」「痛みがやわらいだ」 私にはそんな芸当はできません。 ただ身体の声、こころの声、病気の声をお伝えして、本当にやるべきことをお話するだけ・・・ そして怒らせる・・・怒った後に気づいて、やって、治ってくれるのなら全然OKなのですが、ほとんどの患者さんが怒って、終わります。 自然酵母を謳ったパン屋さんも砂糖と添加物たっぷりのアンパン・クリームパン・お総菜パンを売っていると、たくさんの人たちから喜ばれます。 本当の天然酵母・天然水・無添加・自然農法野菜などで作ったパンは、 固いし(よく噛まなくちゃいけない)、 天然の味と香りだし(味が薄い)、 高いしで、万人受けしません。 でも、身体は喜んでくれます。 食毒が溜まらないので、免疫力も自然治癒力も蘇生力も喜んでくれます。 華佗五診(問診・願望診・脈診・舌診・腹診・経絡経穴診・脳氣功・氣功診)で診えた身体の病、こころの病、魂の病を語っているのは天の声です。 私はただ語らされているだけ・・・巫女やシャーマンみたいなものです。 神社のおみくじで、大吉ばかり出る神社、凶の出ない神社があります。 反対に「あそこは凶が多いよ」という神社もあります。 凶が出たら「あぁ ついてないな」で、あまり読みもせずに枝に結んで捨ててしまう人が多いですよね。 凶というのは、本当は「このままだと危険だよ、ここを改めなさい」と 「今が底だよ、ここをもうひとがんばりしましょう」を教えてくれる、ありがたい神託です。 捨てて帰るなんて、もったいない。 ちゃんと持って帰って、毎朝&毎夜、読み返して反省すべき託宣です。 すると陰陽太極が加速して、早く今の凶を乗り越えて運気を快復できます。 不思議なご縁で診療に来られたのも、天の導きです。 聞きたくなかったこと、忘れていたこと、こころ当たりのないこと、まさかそんなこと・・・を語られて、腹立たしくなった、悲しくなった、苦しくなった、嫌になった・・・ 頭痛がした、めまいがした、吐き気がした、痛くなった・・・ 天の声が病の根元に突き刺さった証です。 こころの扉の鍵穴に天の鍵が入った証です。 あなたの意識が病の根元に気づいてフォーカスした証です。 あともう一歩で、病は病でいる存在意義を失い、病のままではいられなくなります。 「喜ばせる」「人に喜ばれる存在になる」 これまでの生き方を全否定する鬼役が自然療法医にかせられた天職なのでしょう。 それでも「喜ばせる」「人に喜ばれる存在になる」のは、本当に難しいなぁと思います。

2018年2月6日火曜日

ごきげんさん 2018.2.6.

尿療法でお問合せが多いのは、ガンと腎不全の患者さんです。 腎不全の方は、そろそろ透析しましょう、と透析医から宣告された患者さんが主です。 ガンの方は、3大標準療法(手術・抗癌剤・放射線治療)を受けられた方もおられますが、主に標準治療を拒否されて、さまざまな統合医療のひとつとして尿療法に望みを託されている患者さんです。 腎不全の方への尿療法のお薦めは、ひとつしかありません。100日尿断食です。 50日間、自尿全部の飲尿+ニンジン&リンゴジュースの完全断食と 続く50日間の回復食期間(1日1食)の100日尿断食をお薦めしています。 生まれて初めての長期休暇を腎臓さんに取っていただき、しっかりとリフレッシュしていただきます。 腎臓の蘇生力が乏しい場合は、半年をめどにした成長ホルモン療法をお薦めすることもあります。 断食中ですから確かに痩せますが、飢餓や病的な羸痩(るいそう)ではなく、身体の要らないモノが落ちていった感じで元気なスリムになります。 腎不全の尿断食で最も気をつけなければならないことは、高カリウム血症と高尿酸血症の予防です。 こちらは、西洋医学の薬(カリウム排泄剤、尿酸排泄剤)を服用していただきます。 ガンの患者さんは、ガンの部位、悪性度、転移の有無などのファクターに関わらず、「まず尿療法、特に尿断食があなたのガンに効くのか?」をご自分で確かめていただきます。 これは、オーリング、キネシオロジー、易占、タロット、チャネリングなど、何でも構いませんが、私のお薦めは「光の前世療法」で光との対話をしていただき、どの療法が良いのか? どのようにすれば良いのか?などを詳しく聞き出していただく手法です。 同じ部位、同じ悪性度、同じ転移度のガンであっても、玄米菜食が良い方とケトン食(糖質制限食)が良い方に分かれます。 尿断食も、ガン治療になる人と効果のない人に分かれるのがガン治療の難しいところです。 もうこれは神さまにうかがうのが一番確かですよ・・・と私は思います。 その上で、尿断食でOK とのご神託があれば、何の迷いもなく尿療法に打ち込めます。 もし、「尿療法よりも○○○療法がお前のガンには適している」「お前には尿療法は効かない」と託宣されれば、それだけ治療に費やす貴重な時間をセーブできたわけですから万々歳です。 ガンの統合医療・代替医療には、さまざまな療法があります。 時には、4つも5つも代替医療をされているガン患者さんがおられます。それで効けばいいですが、果たして結果はどうでしょうか? まだまだ 末期ガンからの奇跡の生還 です。 統合医療も代替医療も、効果なく亡くなる方の方が多いのが現状です。 ガン患者さんにも尿断食はお薦めしたい。 ただ、尿断食が効く方にだけ、しっかりとやっていただきたいと思っています。

2018年2月4日日曜日

ごきげんさん 2018.2.4.

「腎不全になぜ尿断食が効くのですか?」とのご質問を多くの方々からいただきました。 尿断食は、自尿全部を飲尿するのが原則です。 それに、ビタミン&ミネラル補充の目的でニンジン+リンゴジュースを適宜、飲んで頂きます。 生姜白湯や蜂蜜白湯もOKです。 すると、この尿断食中は、腸管(小腸&大腸)は完全休養できます。 小腸&大腸にとっては、生まれて初めての長期休暇です。思いっきりリフレッシュできます。 断食中は、身体は24時間ずっと排泄モードです。 腸管に溜まっていた悪血や水毒、食毒、薬毒などがどんどん排泄されていきます。 腎に溜まっていた毒や老廃物も排泄されます。 腸管が元気になると、腸内フローラも元気になります。 腸管にも腎にも、免疫力&自然治癒力&蘇生力が回復してきます。 腎臓が100%機能不全に陥っていない限り、ゆっくりですが、蘇ってくる可能性があります。 私は、腎臓の具合を主にアーユルヴェーダの脈診と氣功で診ています。これで腎が死んだのか? 眠っているのか? 生きているのか? がわかります。 血液検査結果(BUN、クレアチニン、尿酸値、カルシウム、リン、カリウム値など)は、治療経過の判断に用いています。 尿療法のバイブル「命の水」ジョン・W・アームストロングには、まだ透析療法のなかった時代に尿断食で腎不全を克服した症例が多数記載されています。 それらの症例レポートから、尿断食の期間は1〜3ヶ月間、最長100日可能であることがわかります。 「自尿全部を飲尿し続けても大丈夫なのですか? 」 大丈夫ですよ。 ただし、腎不全の方は血中カリウム値が高いので、これだけは薬剤でコントロールしなければいけません。(高カリウム血症は心停止してしまいます) 尿断食に限らず、すべての断食は、断食期間と同じ日数を断食後の回復食期間に当てます。 50日断食すれば、後の50日間かけて、ゆっくりと食事を戻していきます。 この際、ニンジン+リンゴジュースは続けて、1日1食生活に持って行くことをお薦めしています。 透析開始後半年を過ぎると、尿断食で腎を蘇生するのは難しくなりますが、ケースバイケースで、時には1年以上の透析歴の方でも透析から離脱できる方も稀におられます。 この際、一番の問題は、透析を受けている病院と担当医師の理解を得られないことです。 (二番目にご家族や親戚の理解も・・・) 尿断食だけでなく、自然医学はあくまでも自己責任です。 それだけの覚悟がないと、奇跡は起こり得ないのは、古からの理です。

2018年2月2日金曜日

ごきげんさん 2018.2.2.

「霊障医学」から・・・(ただいま、お原稿の校正中) 華佗という名を初めて使わせていただいたのは2016年の末でした。 同年の晩秋頃から時々夢の中に華佗老師が現れては、刺絡や鍼灸のこと、氣功のこと、漢方薬のことなどを伝授してくださるようになりました。
 正直言って、私は三国志にあまり興味がなく、夢に現れた老師が華佗だと名乗ってくださってから、三国志に出てくる名医だということを知りました。
 夢の中とはいえ華佗老師が伝授してくださる医術の智恵は、とてもリアルに記憶に残っています。 それは鍼の打ち方であったり、打鍼の仕方であったり、氣功診のやり方であったり・・・翌日に患者さんに触れると、すでに自分のものになったかのように自然と手が動きます。
 2017年の秋からは、華佗老師と共にチベットの山中でチベット医学を極められた老師からチベット医学を伝授していただいています。 自分でも驚いたのは、夢の中でチベット尿診を教えていただいた翌朝に、実際にチベット尿診をすることになりました。 知識としては本を読んだだけです。 患者さんに白磁のボウルを渡して尿を取ってきていただき、患者さんの目の前で竹べらで尿をゆっくりとかき混ぜながら、尿から伝わってくるさまざまな生体情報を語っていきました。 この光景は、昨夜の夢の中でチベットの老師に伝授していただいたとおりでした。 初めてなのに、もうずっとチベット尿診をやってきたチベット医のように、何のためらいもなくスラスラと尿診断が出てきます。 いつも診療を見守ってくださっている華佗老師も、その日はいつになくニコニコ顔なのが感じ取れました。
 2016年末に華佗老師から「華佗」を名乗るお許しをいただきました。 名に恥じぬ医療をしなければ、「華佗」の名は大蛇となって襲いかかってくるそうです。 2017年はさまざまな医療医術に出会いましたが、すべて華佗老師のお導きでした。 この霊障医学も、もちろん華佗老師と共に研鑽してきました。 2017年11月にはチベット尿占も伝授していただき、来る2018年はどんな医療医術と出会えるのでしょう。楽しみにしております。

2018年2月1日木曜日

ごきげんさん 2018.2.1.

「霊障医学」のお原稿を書き終えました。これから出版社さんへの売り込みです。 「出版不況だからね〜」 これまでに何十回も断られてきて、こころに大きなトラウマを抱えていますが この本で「なぜか治らない病」が治る人がいるはずだ、という確信だけが明日へのエネルギーになっています。 今日は「霊障医学」の おわりに から一部をご紹介しましょう。  おわりに  脳外科専門医として救急臨床の最前線にいた頃は、「あれはホラー映画の世界だよ」と、私も霊障や動物霊を完全に否定していました。ですから世の中の普通のお医者さんたちの99.9%が霊障病を否定する気持ちもよくわかります。  20年前に不思議な力に導かれるままに「よろず診療所」として開業医となり、あれよあれよという間に「光の前世療法」をする怪しい医者になってしまいました。それでもまだ、霊障や動物霊は宗教家に任せるべきもので、医者が手出しするものではない、と考えていました。  今回、光の前世療法を振り返ってみて、「あれは霊障だったな」「あんな霊障をうまく切り抜けてきたな」と自分でも驚いています。霊障という意識など持たずに、患者さんの病や人生に立ちはだかる壁に真摯にぶつかっていったのが幸いしたのでしょう。きっとこれから霊障病と向き合い、治療していくための神さまから課せられた長いトレーニングだったのだ、と思います。  2017年から、夢の中に華佗老師が現れて、漢方鍼灸のこと、氣功のこと、チベット医学の診察法、タオ仙道のことなどを教えてくださいます。チベット尿診を実際に患者さんの目の前で初めて行った時に、まるで尿診を何十年とやってきたかのように自然と手が動き、尿の波動を読み取っている自分に驚かされながら、これこそ華佗老師の教えのたまものだ、と深く納得させていただきました。  華佗老師伝授の氣功は、波動量子医学そのものです。目には見えなし、手で触れられないし、科学的に測定もできませんが、「氣は存在する」という意識を持てば、誰でも波動量子をはっきりと感じ取ることができます。そして、その波動量子の世界に霊障や動物霊たちが住んでいるのです。  2017年のお盆過ぎから、霊障病の患者さんたちが続けざまに受診されました。それがこの本を書くきっかけとなりました。  世の中も波動量子医学が盛んになってきています。波動量子医学の本が相次いで出版されていますし、波動量子測定器を備えたクリニックや鍼灸院も増えています。まさに2017年は、日本の波動量子医学元年とも言えます。  波動量子は時間と距離を超えて伝わりますから、私もそんな2017年の波動量子パワーの増大に反応して、霊障医学の扉を開いたのかもしれません。  従来の霊障や動物霊の治療は、お祓いや風水、除霊グッズなどにとどまっていました。精神科を受診しても、統合失調症やパーソナリティ障害の診断下に向精神薬を処方されるだけで、まともに取りあってもらえない病でした。  この本では、自然医学医の立場から、さまざまな自然医学療法をご紹介させていただきました。更に、これまで20年のスピリチュアルケアの実践の中から培われてきた私独自の療法をご紹介させていただきました。  どれかひとつで霊障病が治せるわけではありません。いくつかの療法をケースバイケースで組み合わせていくことで、霊障病を根治に導くことができるようになります。  なぜか治らない病が急増しています。  次から次へと新薬が開発されているのに、世の中は病人だらけです。  この世には霊障病というものがあって、自然医学で食養生と生活養生をすれば、よくなる人も多いということを知っておいていただければ幸いです。