2016年7月31日日曜日

ごきげんさん 2016.7.31.

「もう歳ですなぁ。毛は薄くなるし、男の元気が弱くなってしまって・・・。「妙手回春」で何とかなりませんか?」とコソッとご相談いただきました。 妙手回春をググると・・・ 患部に手を触れるとそこが春になったように感じるほどの、医師の凄い腕前のこと。また、その名医のお陰で忽(たちま)ち完治すること。  出典:李宝嘉「官場現形記」「什麼扁鵲複生、什麼妙手回春、什麼是乃仁術」 脱毛・禿げを中医学的に診ると・・・ 髪は「血の余り」であり、血が十分にあって体内をスムーズに巡っていれば、髪を健康に保つことができます。また、髪は「腎の華」であり、生命エネルギーの源である腎の「精」が充実していれば、髪は元気に育ちます。 加齢による腎虚は、自然な脱毛と白髪をもたらします。 心身一如。 素晴らしい人生に見合った美しい白髪の方や布袋さんのような福々しい禿げ頭の方もおられます。 ただ腎虚と同時に、血の臓である肝が長年にわたる過労やストレスで血虚に陥ってしまうと、 幸薄い白髪や苦労不運な禿げになってしまいます。 ストレスは誰の人生にもあります。 ストレスを如何に生きるエネルギーに昇華させて、人生を豊かにしてきたか? 美しい白髪さんや布袋頭さんは、どなたからも愛される人気者で、運気が高いわけはここにあります。 頭は「清陽の府」であり、体内の陽気が集まります。 慢性的な病気や冷え・悪血で虚弱体質に陥いると、頭に集まる陽気が足りなくなり氣血が不足します。 定年退職や子供の巣立ちで、一気に白髪や脱毛が起こるのは、気虚によるものです。 暴飲暴食、運動不足、便秘冷え症、肥満、糖尿病などは、身体に悪血や水毒をもたらします。 やがて悪血や水毒の滞りが熱を持ち「湿熱」になると、頭は脂っぽくなり、脱毛や禿げの原因となります。 このように加齢の脱毛・白髪に効く漢方治療にもさまざまな種類があり、「診ればわかる」(診なけりゃわからない)オーダーメイド治療となります。 「男の元気」の方も、脱毛・白髪と同じです。 よく薬局の前に「八味地黄丸」の幟が立っていますが、あれは腎虚をターゲットに絞っています。 腎虚を補うことは大切ですが、高齢男性の中には肝火上炎で高血圧や脳卒中を患っている方も多いので、匙加減が大切です。 高齢男性で血虚や気虚を併発している方には、それなりの漢方処方が必要になってきます。 怪しげな漢方薬局に鎮座ましまするオットセイの○○とかスッポンの○○とかは、その場では効いた気がするかもしれませんが、大切な腎精に火をつけて浪費しているだけですので、ご用心のほどを。 当院での「加齢による脱毛・白髪・男性の元気の回復」の治療は・・・ ・氣は定期的な鍼灸治療で、 ・血と腎は漢方治療で、回春しましょう。 ・本気でやるなら、成長ホルモン治療もお薦めです。 (注:当院の成長ホルモン療法は、月3回以上・3ヶ月以上定期的に漢方鍼灸治療に通院されている患者さまだけを治療対象にさせていただいております)

2016年7月30日土曜日

ごきげんさん 2016.7.30.

「婚活してるけど、うまくいきません。美容整形した方がいいでしょうか?」とコソッと相談されました。 ポケモンGOのイーブイに似た美人さんです。どこを美容形成するのでしょう? 要りませんよね。 こころを病んでいるわけでもなく、お仕事もがんばっておられるし、マナーもしっかりされています。 一生懸命でまじめなタイプかな。ちょっと不器用かもしれません。 誰の性格にも運気にも、陰陽の波があります。 氣・血・水が滞っていると、性格の悪い面が出てきてしまうので、運気も下がります。 冷えと悪血は顔色が悪くなります。 これを治すと、オーラが輝いてきます。 水毒は判断力と行動力が鈍ります。 これを治すと、ディナーをとても美味しそうに食べられます。お化粧崩れも防げます。 氣の乱れは男性のメンタルを疲れさせます。 これを治すと、もっと一緒に居たい人になれます。 氣血水が美しく流れる人は、男性の子孫繁栄DNA=本能をポジティブに刺激します。 バッチフラワーレメディを創ったバッチ博士は、人の性格を38種類に分類しました。 どの性格にもポジティブな面とネガティブな面があります。 38面の性格のそれぞれに多少の凸凹はあります。それが個性であり、その人の魅力です。 パートナーと互いの凸凹を補い合える、そして相手の良い面を伸ばしていってあげられると良いですね。 漢方薬&鍼灸治療を定期的に続けていると、氣血水は静かな海:青海波のようにキラキラと輝いて流れていきます。 婚活でソウルメイト:魂の伴侶と巡り会うために・・・エステや美容もいいかもしれませんが、 統合医療のお医者さんとしては、外面的には姿勢とマナーと行動力を 内面的には幅広い文化度と読書を 身体的には氣血水、陰陽虚実の美しいバランスを保つための漢方&鍼灸を スピリチュアルには内なる静けさを保つ瞑想や座禅、ヨガ、太極拳などをお薦めします。 (そんなに一度にできない??  当院に通院すれば、大丈夫ですよ)

2016年7月29日金曜日

ごきげんさん 2016.7.29.

「これだけ遺伝子医学や抗加齢医学が発達したのだから、もう不老不死も可能じゃないのですか?」と診察後の雑談の話題になりました。 熊野の徐福伝説を思い出しますね。 抗加齢医学会総会で聴いた話では、人間の寿命遺伝子的には最長180歳だけど、10年、20年後には遺伝子医学などによって300歳へ、最終的には500歳まで延びるだろう(800歳という説も)、とのことです。 200歳・・・身体の元気さも大切ですが、それ以上に教養とマナー&気配り、チャレンジ精神、こころの柔らかさと広さがなければ、歳を持て余してしまうでしょう。 不老不死。 漢方的には、老化は腎虚に出ます。 加齢が自然と腎虚となることもあるし、過労心労が巡り巡って腎虚にたどり着くこともあります。 過食、冷え、悪血、水毒が老化を早め悪化させることは、すでに明らかにされています。 小食療法にすると、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)がオンになります。 適切な漢方薬で老化物質を排泄し、定期的な鍼灸で老化エネルギーを除去すると、氣血水が美しく流れ続けます。 アーユルヴェーダ的な早寝早起きの規則正しい生活や瞑想(マインドフルネス)も取り入れましょう。 西洋医学的には・・・成長ホルモン療法があります。 1990年代のアメリカでの治験レポートによれば、70代80代の老人が20歳ほど、見た目も血液検査の結果も若返えりました。 半年間の成長ホルモン治療が終わる時、治験者の皆さんは涙ながらに治療の続行を懇願されたそうですから、効いてる!実感がとても強かったと推察されます。 成長ホルモン治療は、アメリカではすでに抗加齢医学や美容医学の世界では普通に行われており、その効果だけでなく、注意点や危険性も明らかになっています。 今の成長ホルモンは遺伝子工学で作られています。 そのパテント:特許はすべてアメリカの製薬会社が持っているため、日本の成長ホルモン製剤はアメリカの3倍の値段になっています。 注意点・危険性としては「若返る=癌があれば癌も若返る=超進行性の癌に変身する」が最も懸念されます。 抗加齢医学は自己責任の世界です。 未来の恩恵も責任も自分がすべて負える人にだけ、門戸が開かれています。 自己責任を負うには、それなりのメンタル力と常識力が要ります。 癌があるかどうか? はあくまでも自己責任です。 年に2〜3回も全身の癌検診を受けられる心配性の方もおられますし、2〜3年に1回の癌検診で大丈夫、という楽観的な方もおられます。 どちらでもOK なぜなら自己責任だから な自立した大人の医療世界です。 ・ほうれい線などの顔のシワがうすくなります。 ・白髪が減ります。 ・骨密度が増えます。少しだけ身長が伸びるという話もあります(椎間板の若返り) ・筋肉が増えます(皮下脂肪が減るという話もあります)。 ・動脈硬化が改善します。 ・もの忘れが改善します。 ・やる気やチャレンジ精神が回復してきます。 ・男性は・・ムフフとなり、女性も・・・ムフフとなるそうです。 まとめて言えば、「若返る」ということです。 ちなみに舌下する成長ホルモン様サプリが販売されていますが・・・お薦めは致しません。 というわけで・・・今、考えられる不老不死の治療は、 1)漢方&鍼灸 2)小食療法&アーユルヴェーダ的生活の導入 3)成長ホルモン療法 そう、人間の業による最大の副作用は・・・ずっと続けたくなることです。 老いの恐怖。 老いを醜い、不幸、汚らわしいと目を背け、避けている限り、老いの恐怖は追いかけてきます。 老いから逃げ続けるために、不老不死療法を続けます。 老いを受け入れることは敗北ではありません。 天地自然を受け入れ、宇宙の理に身を任せる・・・自由になることです。 老いを受け入れることができなければ、やがて死を呼び寄せることになるでしょう。 死を迎えることは、またしても輪廻転生の渦に飲み込まれることです。 老いを受け入れると自由を得ます。解脱です。 人生200歳となった時に、私たちは老いの神意に気づくのかもしれませんね。

2016年7月28日木曜日

ごきげんさん 2016.7.28.

「足のここが痛いと整形外科を受診したら、膝の人工骨頭手術でしか治らないと言われて、手術しました。でも、治りません」と、年配の患者さまがお越しになりました。 痛いところは、右の陽陵泉(GB34) 足の少陽胆経の合土穴・八会穴の筋穴・胆の下合穴です。 ここだけ薄らと蜘蛛状毛細血管があり、 触診すると、わずかに張って盛り上がっているのが感じ取れます。 手術前、膝の関節は痛くなかったそうです。 整形外科の先生が経絡経穴を知っていたら・・・手術はしなかったかもしれません。 左の陰陵泉(SP9)が虚しており、そこから静脈瘤が数本、伸びていました。 左膝も人工骨頭手術が成されていますが・・・この静脈瘤は術後後遺症なのか? 元々のものなのか? そもそもなぜ左膝も? 去るものは追わず 来るものは拒まず 過去を突いても治療にはなりません。今、目の前の患者さまの未来の笑顔のために全力を注ぎます。 「患者さまが教えてくれたツボこそ、治療に最適の経穴です」と陰陽対極鍼の吉川正子先生に教わりました。 右陽陵泉と左陰陵泉に刺絡をして、 見事に反応が連なっている右足の少陽胆経経穴に陰陽太極鍼を施術しました。 腰の慢性疼痛があるので、痛みクリアー点滴も。 左右の陰陽バランスが乱れているのが脈診に出ていました。 左右膝関節人工骨頭置換術を受けると、どうしても左右の身体バランスが悪くなります。 その身体バランスの崩れを受け止めるのが腰です・・・慢性的な腰痛になります。 腎経なら漢方薬で老いを防ぎます。 胆・肝経なら瞑想や座禅、茶道や華道など伝統文化がこころを鎮めてくれます。 胃・脾経なら日々の食生活、特に過食に気をつけます。 同じ膝痛・足痛でも、東洋医学:統合医療では、手術は最終手段であって、 それまでにやるべき治療・療養がいくつもあります。 そして、そんな統合医療的治療・療養をやっていくと、 膝足痛が治る頃には、さまざまな老いの症状も改善していますし、 何よりも「人生をごきげんさんに楽しむ」生き方が出来ているはずです。 この患者さまも、どんどん笑顔で元気になっていかれるように、 しっかりと治療を続けていきます。

2016年7月27日水曜日

ごきげんさん 2016.7.27.

「不妊症には漢方がよく効くと聞きましたが・・」というお問合せをいただきました。 昔から逆子は鍼灸で治しました。 堕胎の鍼も江戸時代には使われてきました。 鍼灸・漢方医は西洋医学的な産科知識はなくても、受胎〜妊娠〜出産のプロセスを自然科学的によく知っていたわけです。 鍼灸の先生方は、不妊症は鍼灸がよく効く、とおっしゃいます。 産婦人科の先生方は医者の中で漢方薬を最もよく使われます。それだけ「効く!」ということです。 私は漢方と鍼灸の併用をお薦めしています。 鍼灸は氣血の疎通に秀でています。 漢方薬は水毒や悪血の排泄に優れています。 不妊症の原因もいろいろありますが、やはり冷えと水毒と悪血が元凶だと言えます。 この三悪には漢方薬がよく効きます。 この三悪がもたらす氣血の乱れ・・・イライラや気分のムラ、頭痛やめまい、低血圧やフラッシング、 自律神経失調症などには鍼灸がよく効きます。 特に不妊症のもたらす内外からの精神的ストレスには、鍼灸が良いですね。 (西洋医学だと精神安定剤や睡眠薬などを出されてしまいます) 漢方鍼灸の弱点と言えば、毎回、ご本人に受診していただいて、四診させていただかなくてはならないことでしょうか。 西洋医学のように、検査&検査で治療方針が決まってしまえば、後はスケジュール通りに治療を進めます・・・は出来ません。 エコーで胎児の様子を見せてもらえるわけでもなく、 食生活や日常生活にあれやこれやと耳に痛いことばかり言われてしまいます。 (ここで食生活を正しておけば、更年期予防、美容健康&アンチエイジングになりますよ) 西洋医学に比べて、患者さまご本人がやるべきこと、守るべきことがとてもたくさんあります。 西洋医学の不妊症治療のような、痛い・つらい・苦しいを堪え忍ぶ必要はありませんが、 赤ちゃんのために、これまでの食生活で溜まった悪血や水毒を排泄して、身体を浄化する努力を自らが率先してしなくてはいけません。 不妊症には漢方治療がよく効きます。 誰にでも・・・とは言えません。 ご自分の身体の声が聞こえるようになりたい方には、最適な不妊症治療として自信を持ってお薦め致します。

2016年7月26日火曜日

ごきげんさん 2016.7.26.

「漢方でアトピーを治せますか?」とよく聞かれます。 はい、治せますよ。 漢方医の弁証:アトピーの病理のとらえ方 によって、アプローチの仕方はいろいろあります。 漢方の治し方は「タマネギの皮むき」に例えられます。 外から一枚 一枚と皮をむくように病気を治していきます。 そして最後に、病気の根源へと至ります。 ですから、アトピーの漢方治療は時間がかかります。 その分、身体に優しいのです。 アトピーの皮膚は、カサカサだったり、膿んでジトジトだったり、熱を持っていたり、黒ずんでガチガチだったり・・・ 皮膚表面はさまざまな証を呈していますが、脈診や腹診で身体の深部を診ると、どの患者さまも冷えと水毒と悪血の三悪があります。 特に、冷えは元凶と言えます。 アトピーは肌に熱感があったり、カサカサに乾いてひび割れしていたりしていて、いかにも「熱」の病気のように思えます。 しかし、身体も宇宙も陰陽のバランスで成り立っている、と漢方は考えます。 皮膚表面が「熱」ならば、深いところは冷えているのが宇宙の理です。 この冷えを治していくのに、水毒をさばいていくのか、悪血を通していくのか・・・ そのためには腎を元気づけるのか、食事養生で脾虚を正すのか、瞑想やヨガで肝をいたわるのか、早寝早起きして心を浄化するのか、ウォーキングなどで肺を活性化するのか・・・ このように同じアトピーでも、患者さまごとに最適な漢方薬と生活指導の内容は異なってきます。 これが漢方はオーダーメイド治療だと言われるゆえんです。 富士山を登る時、いくつもの登山ルートがあります。 どの登山ルートも最後は山頂へと続いています。 正反対の入り口から登りはじめても、 途中の登山道が通行止めで迂回路を進まなくてはいけなくなっても、 同じ景色が延々と続いていても、 一歩一歩進んでいれば、ちゃんと頂上へと近づいていることを、経験ある漢方医は知っています。 漢方でアトピーは治らない・・・ 患者さまは毎日毎晩、痒い&痛い&眠れない&イライラするので、焦る気持ちはとてもよく分かります。 よくわかるけど、富士山の一合目から走りだすと、なかなか頂上までは行けません。 統合医療の医者は、患者さまと共に病気を乗り越えて「元気&ごきげんさん」にお連れするガイドです。 せっかく神さまがくださった病気なのですから、神さまの意図(学び)を一緒に感じ取りながら、 人生の景色をながめながら 五感で幸せを感じ取りながら 笑い合って、時には手を繋いで支え合って、 病気を乗り越え、神さまのご褒美を受け取っていただきたいと願っています。 その思いを神さまはよく知ってくださっているので、 ご縁が繋がって受診してくださる患者さまには、 どんな病気であろうと自信を持って 「治ります」と言わせていただいております。

2016年7月25日月曜日

ごきげんさん 2016.7.25.

今日は、中国人旅行者のご家族が飛び込み受診されました。 小学生くらいの娘さんが昨日から熱感と鼻づまりで困っておいででした。 通訳は? ・・・ お父さんのアイホンです。 お父さんの中国語がSiriを介して日本語に即時変換されます。 もちろんまだまだ「変な日本語」ですが、緊急時なので意味が分かればそれでOK! お母さんは英語ができたので、こちらからは中学生レベルな英語で病状と治療の説明をさせていただきました。 下手くそな英語に超自己嫌悪でしたが、一生懸命だったから良しとしましょう。 娘さんの風邪は、今流行の「温病」 昨日、たくさん歩いて、たくさん冷たいものを飲み食いしたからでしょう。 湿邪が喉と舌にあふれていました。夜はちょっと喘鳴気味になるかも・・・ 今日はUSJへ。明日から京都へ。まだまだ楽しい旅は続きます。 未病も治して、いっぱい良き思い出を作ってもらわなくちゃネ。 心斎橋も爆買い軍団が少し減ってきたように感じます。 「モノを売る」から「良き思い出」へ 日本人もちゃんと進化できるかな? 時代において行かれたら、明日はありません。 時代を創り出していくのが得意だった日本人だから、 きっと資本主義経済が閉塞してしまった世界を新しい価値観で救い出すことができるでしょう。 オプティミスト?  坂の上の雲のように、ただ日々をしっかりと正直にがんばって生きていくだけです。

2016年7月24日日曜日

ごきげんさん 2016.7.24.

みんぱく:国立民族博物館の中央・北アジア&アイヌ文化がリニューアルされたので行ってきました。 万博公園は予想通りポケストップが多く・・・決してポケモンGOをしに行ったのではありませんよ。 いつもの おさんぽ de 万博公園 です(なぜか携帯の予備バッテリーを持って(;^^)ヘ.. 大勢のポケモンハンターたちを見かけました。 万博公園の中は自転車も車も通らないので、安心して歩きポケモンが出来ます。 日曜日だったからでしょうね 「お父さんと小中学生の子ども」組がとても目につきました。 いいですねぇ ほほえましいです。 炎天下の中、子どもに教えられながら・・・この対等感が「心を通じ合わせている」1日になっている すばらしいことです。 TVゲームなら相手にもしてもらえなかったウザいお父さんです。 万博公園に行きたい! お母さんは・・・炎天下 日焼け 汗だくで歩く・・・夕方、エキスポシティで待ち合わせしましょう・・・でしょう。 ここはお父さんの出番です。 ポケモンをゲットするのは子どもに任せましょう。 歩きながらポケモンの話を聞けばよいだけです。 誰が見たって子どもの方が上手なのだから、ほめてリスペクトできます。 ポケモンジムで自慢のポケモンが負けて凹んでいる子どもに、現実社会の厳しさを痛感しているお父さんだからこそ、共感して慰めることができます。 今日、何組の父子の絆が復活したのかしら 何十年後「お父さんとポケモンを探しに万博に行ったね」 そんな懐かしい最幸な思い出をゲットした親子たちの人生も「進化!」したはずです。 よかった&よかった。

2016年7月23日土曜日

ごきげんさん 2016.7.23.

京都祇園祭後祭の宵山に炎天下の中、お参りしてきました。 毎年恒例の鯉山さんへ。 滝登りの鯉 by 左甚五郎 を間近に見られます。 ここは「登龍門」の神さま。 粽とお守りを新しくしてきました。 これから一年、また激流に逆らって、しっかりと登っていきますね。 橋弁慶山さんは、牛若丸と弁慶の五条の橋の上の名シーンがモチーフです。 能の「橋弁慶」 隣の???な観光客さんにソッと教えてさしあげました。 (さすがに謡わなかったけど) 能狂言も、ポケモンGOも楽しめる「ええかげんさ」が脳の若さの秘訣ですよ。 毎年、山鉾は釘を使わず、縄だけで組まれています。 その縄を「弁慶の力縄」守りとして売っている橋弁慶山さんはすばらしい! 八幡山さんは鳩がメインモチーフです。 ここにも左甚五郎作の鳩夫婦をご覧頂けます。 京都市博物館の「ダリ版画展」 そして京都市美術館の「ダリ展」へ。 あの有名な「ダリの絵」 グニャリな時計や足の長い象、真っ赤な薔薇・・・はありません。 (ガッカリした人もいたんじゃないかな) 今、スピリチュアルな世界は明らかに「次元上昇」寸前の兆候がいたるところに現れていますので、 今回のダリ展はとてもタイムリーだと言えます。 ダリはまず、3次元の「今」を連ね流れる「時空」の上に立って、この世を見ます。 船の上から流れゆく景色を見ている・・・その見てきた景色の心象風景が脳裏を介して集合意識に上った画像エネルギーをすべて一枚の絵に描き下ろしていました。 ダリの描く人物像は、アーユルヴェーダの脈診で患者さまの脈の波動エネルギーに意識を深くシンクロ出来たときに見えてくる患者さまの深層心理や集合意識にとてもよく似ています。 次第にダリは7次元、11次元の世界から、この世を見るようになっていきます。 自我をこの世に保ったまま、ダークマターの光波動のエネルギーの流れに触れることをできれば、すべての病は治せるでしょう・・・イエスキリストのように。 病に原因と意味(学び)と治し方があり、運命や神命が生と死を支配しているとしても、 ダークマターの中を伝わる光波動エネルギーは、光さん(神さま)そのものの影でも闇でもない第三軸のエネルギーなので、運命や神命や生と死を超越しています。 だから、この世に留保している自我を用いて、奇跡を起こすことができます。 ダリが描いたシュールレアリズムな肖像画は、この世の目で見ればシュールレアリズムですが、7次元、11次元の世界の美人&イケメンをこの世の目に合わせて描くと、あのようになるわけです。 脈に触れる お腹に触れる それは波動に触れることです。 波動には今生のすべての情報だけでなく、連綿と続く魂の情報(輪廻転生とも言えます)も記録されています。 それは、影も闇も持たない(持てない)光さんの記録情報です。 それでは生死や神命を超えることはできません。 時間・逆時間の法則で言うところの「ゆらぎ」が、光さんの波動情報にもあるので、多少の奇跡は起こるものだ、と思ってきました。 ダリの溶けた時計のデッサンを見ながら、 逆時間はダークマターを介して伝達されていることに気づきました。 だったら、普段触れている脈診や腹診で、ダークマターを介して「ゆらいでいる」エネルギーを触知すればいいだけです。 別に光さん(神さま)の意図を否定したり、上書きしたりするわけではありません。 無ー虚無ー闇ー光と流れてきた光さん(神さま)光波動エネルギーを無に戻すのではなく(実はこの点で、ずっと悩み立ち止まってきました)、ダークマターを介して第三軸へ流すわけです。 第三軸は、多分、「美」であり、その波動とシンクロすると、なぜ蝶々やインコたちがあのような美をまとっているのか?が見えてきます。 生体エネルギーに、この第三軸へのシンクロを開いてあげられれば、 すべての病も、死さえも(死にかかっている・死んですぐに人)救えるでしょう。 (ただし、生き返っても、数日・数週間で本当に死んでしまう人も多いでしょうが・・・二度目の死は、輪廻転生も因果応報もこの世の我欲も煩悩も切れているので、皆さん、最幸の笑顔と満足で亡くなります) ダリ展、私はこのように楽しめました。

2016年7月22日金曜日

ごきげんさん 2016.7.22.

ポケモンGOがいよいよ今日から日本でも始まりましたね。 わたし? もちろんやってます。 欧米のニュースでは、自閉症や引きこもりの人たちの中に、ポケモンGOのおかげで生活が一変して良くなったという報告があります。 外へ出る。 歩く。 他人と話す。 自閉症や引きこもりの人たちに、これら3つのことは最高の治療法だということは前から分かっていました。 今回、リアルな目的(ポケモン収集)が出来て、一気にやる気モードに入ったわけです。 外へ出て、自分の足で歩かなければポケモン収集は出来ません。 自分のポケモン好みがあるので、家族や友人に任せるわけにもいきません。 最初は結構簡単に(ポケモンのことは何も知らない私でもゲットできる!)成功体験が積めるし、 収集する快感は人種を越えた人類共通の喜びですから、はまってしまいます。 何よりポケモンスポットなるところへ行くと、同じ趣味(ポケモン)の他人と話をしなくてはいけません。 最初は話せなくても、少なくとも集まっている他人たちの会話は傾聴してしまいます。 (ポケモンに関する重大な情報があるかもしれない・・・からね) 知らず知らずのうちに、他人たちとポケモン談義に花を咲かせている・・・精神科医が10年かかってもできないことを、たった数日でクリアーしてしまうのです。 これはすごいことですよ。 外国では事故にあったり、死んだりした人も増えてきました。 それでも私は、この自閉症やひきこもりの人たちの画期的治療法となるかもしれないポケモンを医療者として応援しています。 外へ出る。 歩く。 他人と話す。 この3つは、人のこころをポジティブにしてくれます。 幸せ&元気ホルモンがたっぷりと分泌されます。 和 輪 笑  3つの「わ」が未来を明るくしてくれます。 暗黒時代へと世界中がどんどん逆行している昨今、 ポケモンGOは、「ええじゃないか&ええじゃないか」の再来のようにも思えます。 ポケモンが神の御札でありますようにと、祈っています。

2016年7月21日木曜日

ごきげんさん 2016.7.21.

腰痛持ちの女性には、冷えと水毒と悪血が多くみられます。 更年期以降には腎虚といって、木に例えるなら根っこの部分が年老いて弱ってきます。 氣血水の流れが滞ってくるので、それまで低血圧だった人が高血圧になったり、 急に糖尿になったり、膝が変形してきたりします。 腎虚が冷えと水毒と悪血をもたらすとも言えますし、水毒や冷えが腎虚を悪化させるとも言えます。 水毒に焦点を当てて腰痛と冷え症を治す時には、苓姜朮甘湯を用います。 苓姜朮甘湯:茯苓4−6;乾姜3−4;白朮2−3(蒼朮も可);甘草2 生薬4種類のとってもシンプルな構成です。 漢方薬は生薬構成がシンプルなほど、効き味が鋭くなります。 難治性腰痛をスパッと一刀両断にしてくれる力強い漢方薬です。 効能は・・・ 体をあたため、足腰の痛みをやわらげます。 とくに腰を中心に下半身の冷えが強く、痛みをともなうときに適します。 体力のあまりない人で、尿量や排尿回数が多いことも使用目安です。 苓姜朮甘湯の構成生薬は下記の4種類です。 茯苓と白朮は、水分循環をよくして足腰の冷えによる痛みをやわらげます。 温性の乾姜も、冷痛に効果的です。これに、緩和作用をもつ甘草が加わります。 これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。 4種の生薬の一字ずつをとって、苓姜朮甘湯と名付けられました。 漢時代の「金匱要略」という古典書で紹介されている処方です。 適応証(体質)は、虚証(虚弱)、寒証(冷え)、湿証(水分停滞)となります。 水毒による腰痛は、若い人にもみられます。 生理痛や生理不順、不妊症では、まずは悪血に対して駆悪血剤を用いることが多いですが、 薬効がいまひとつの場合は、水毒から治していくのも一手です。 ロキソニンなどの消炎鎮痛剤をいくら飲んでも効かない時、 (水毒の腰痛の場合は、余計に「冷えて」痛みが悪化することもあります) この苓姜朮甘湯を服用してみるのもいいですよ。

2016年7月20日水曜日

ごきげんさん 2016.7.20.

「他の病院でもらっているお薬を減らしてもらえますか?」とお尋ねいただきました。 はい、もちろんです。 最近、「多剤併用はNG」 「生活習慣病:高血圧・高脂血症・糖尿病と認知症の薬の併用は副作用が心配」 という記事が多発してきました。国策かな? やっと欧米の「常識」に近づいただけですが。 統合医療では、ひとつの病気だけを診るのではなく、全身:身体もこころも生きがいも含めて診ます。 東洋医学の宇宙観である陰陽のバランスを、患者さまの心身と人生にも投影して診ていきます。 できるなら、お薬なしにしたいですよね。 お薬を飲んでいるということは、完全な「健康」とは言いきれませんから。 日本の病医院のほとんどは、お薬が大好きです。 なぜ? お薬を処方しないと、もう通院してくれないから。 官公立の病院だって、「売上」が悪い教授にものすごいプレッシャーを与えています。 ホンネとタテマエ・・・とかく人の世は住みにくいものです。 お薬をなるべく出さない、とは大先生方は言えないのです。 そして、お薬が大好きな良い子の皆さんは、毎日毎日、たくさんのお薬をせっせと飲んでくれています。 血圧が下がった、血糖が下がった、コレステロールが下がった・・・それを「私は健康だ」と疑いもせずに・・・東洋医学やアーユルヴェーダで診ると、まだまだ健康とは程遠いことが多いのですが。 日々の生活習慣を改める方が確かに大変ですからね。気持ちはよくわかります。 お薬を減らすには、 生活習慣を改めます。 早寝早起きが良いと言っても、仕事や家庭がありますから、なかなかそう簡単にはできません。 運動だってそうです。 ウォーキングが良いことは分かっているけど、続きません。雨も降るし、冬は寒いからねぇ。 食生活を・・・小食療法が良いのはわかるけど・・・ムリです・・・な人も多いです。 では、漢方薬で体質改善をしましょう。 飲みにくい、すぐに効かない、つい飲み忘れる・・・ じゃぁ 仕方ないですね。やっぱりお薬を飲みましょう。 これがこれまでの「お薬がやめられないパターン」でした。 今年になって、心斎橋 奥山医院のナイスな患者さまを診ていて気づきました。 ゆっくりとお話を聞いていると、日々の生活習慣の中のどこかに、簡単に変えられる突破点が見つかります。 そこから生活習慣を変えていくのです。 朝、ゴミ出しをする、風呂上がり以降はネットを見ない・・・でも良いのです。 身体は治りたがっています。 突破点を見つければ、あとは堰を切ったように治っていきます。 漢方四診の中の聞診・・・ちょっと意味は違ってくるけど、傾聴することも大事な治療法なのです。

2016年7月19日火曜日

ごきげんさん 2016.7.19.

「夏まけの清暑益気湯について教えてください」にお答えしましょう。 ググってみると・・・ 清暑益気湯(せいしょえっきくとう) 出典:医学六要(いがくろくよう) どんな人につかうか  夏やせ、夏まけに用いる薬で、食欲が減退して、手足がだるく、水っぽいものを欲しがり、足の裏がほてったり、下痢したり、自然発汗があったりする者に用い、夏でなくても食後だるくて眠くなったりする人、老人や胃腸の弱い人の持薬にも使えます。 目標となる症状  ①夏やせ、夏まけ、夏ばて、暑さまけ。②食欲不振。③水分をほしがる。④下痢、軟便。⑤自然発汗(自汗)。⑥尿量減少。⑦手足がほてる。⑧全身倦怠感。⑨食後の嗜眠、倦怠感。⑩平素胃腸虚弱。⑪息切れ、無力感。⑫口渇、喉の渇き。 from 『健康保険が使える 漢方薬 処方と使い方』木下繁太朗 新星出版社刊 梅雨明けした猛暑の今にピッタリな漢方です。 8月の夏休みやお盆明けにグッタリ夏ばてしてしまう方は、今から服用しておくといいでしょう。 下記は清暑益気湯の構成生薬です。 ここで知っておいていただきたいのは、 漢方の生薬はそれぞれ単独の作用もありますが、 それ以上に互いに協力しあったり、副作用を減じ合ったりするということです。 これは西洋医学にはない視点です。 (高血圧薬と高脂血症薬を一緒に飲んでも・・・大丈夫でしょう、きっと・・・というヤツです) 構成生薬: 人参3.5 白朮3.5 麦門冬3.5 当帰3.0 黄耆3.0 黄柏2.0 五味子2.0 陳皮2.0 甘草2.0 人参は滋養・強壮・滋潤作用があり、白朮には強壮・健胃・利水作用がある。 人参・白朮の組合せは脾胃の虚証を改善し食欲不振・食後倦怠感を治す。 陳皮の健胃作用はこれに協力する。 黄耆の止汗・利尿・強壮作用は人参と共に虚証に対応する。 黄耆はまた当帰の補血作用を増し、更に湿証にも有効に働いて遷延性の炎症状態を治す。 黄柏の寒性は熱証に対応して身熱・心煩等を去り、麦門冬の微寒性と滋潤作用は黄柏を助ける。 五味子は温性で収斂作用があり、黄耆と共に湿証に有効に働く。 一方では人参・麦門冬・五味子は生脈散であり、虚証に対応し、表証を止汗し、燥証を滋潤する作用がある。 from 『和漢薬方意辞典』 中村謙介著 緑書房 このように漢方も西洋薬に勝るとも劣らない理論武装をしているように見えますが、実は・・・ 漢方は経験=実践から編み出されています。 西洋薬は理論=机上から生まれます。 NMB48 内木志ちゃんとのデートで・・・ あらゆる食べログ・情報雑誌をチェックして、入念な下見までして、コースを分刻みで頭の中に入れて、最後は回らないお寿司だ、どうだ!・・・これで完璧だ! が西洋薬です。 海が好きだって言ってたから海もいいな。でも一番は志ちゃんの楽しそうな笑顔! おしゃべりしながら臨機応変でいきましょう・・・が漢方薬です。 これが男性は漢方嫌い。女性が漢方好きな理由です。 西洋薬は、ひとつの病気を治します。 漢方薬は、全体を癒し、元気にします。 究極、 西洋薬は、癌を殺します。 漢方薬は、癌を直接殺しませんが、人を元気にして、笑顔にして、明日を楽しみにしてくれます。 免疫力と自然治癒力が回復して、笑ってる間に癌が消えてしまうことだって「当たり前」になりました。 夏まけ・・・栄養ドリンクやサプリや焼き肉ホルモンで乗り切るのもいいけど、 今年は漢方薬で身体を本当にいたわってあげませんか? きっと運気倍増、思い出深い夏になりますよ。

2016年7月18日月曜日

ごきげんさん 2016.7.18.

「水毒の症状にぴったり当てはまりますが、夏の熱中症も怖いので、水分を摂ってしまいます」とご相談を受けました。 「喉が渇けば、飲む」が鉄則です。 ところが水中毒とも言える水毒証の方は、この喉の渇きセンサーがおかしくなっています。 自分の身体を感じる感性が鈍くなっています。 汗をかいたから オシッコが出ないから 身体が怠いから 飲んでしまいます。 喉の乾きセンサーを元通りにリセットするには、夏の暑さを楽しむのが一番です。 海水浴や屋外プール 山登りや虫取り 森林浴に渓流釣り 自然の暑さの中で汗をかくと、これが喉の渇きだったんだ!を実感できます。 除湿&冷房の快適な室内で、冷たい飲食を続けていると、水毒に侵されます。 西洋医学では ??? ですが、とりあえず検査&お薬漬けにしてくれます。 更年期障害 自律神経失調症 老化 心身症 前癌状態・・・ ・・・ の診断名に患者さまもお医者さまも納得してしまいます。 わたし、すぐに立ちくらみがして熱中症になりやすいから、いつも水分を摂るようにしています これは熱中症ではなく、普段からの水毒がいよいよ悪化してきた兆候です。 熱中症で脳梗塞や心筋梗塞を起こすのではなく、水毒が冷え性を悪化させて、毛細血管神経を麻痺&血液をフローズンシャーベットのようにするので詰まってしまうと漢方では弁証します。 朝晩のお散歩で汗をかく 生姜を1日1個 飲み物や食べ物として摂る すぐにお近くの漢方医を受診する(これが最も大切ですね) 放置プレイすると、10年後はないかもしれませんよ。

2016年7月17日日曜日

ごきげんさん 2016.7.17.

「西谷泰人さんを陰陽師と呼ぶからには、手相を信じているのですか?」と尋ねられました。 はい、信じて、楽しんでいます。 西谷先生は「手相は歳や運気によって変わってくる」とおっしゃいます。 その通りだと思います。 脈には、その人の過去・現在・近未来のすべての情報が波動として保存されています。 その脈の波動と手相には深い関係があります。 砂丘を吹き抜ける風が風紋を作り上げるように、 小川のせせらぎがキラキラと輝く水面を描き出すように、 脈の波動が手相となって見えてきます。 私も実際に人生の節目節目で手相を見ていただいてきましたが、その人となりに「マイ陰陽師」にしようと決めました。 新医院の場所や間取りも西谷先生からの方位学のアドバイスを受けています。 そして、開業してからこれまでの経緯も、西谷先生の手相学の通りに推移しています。 8月には一年ぶりに陰陽師としてのアドバイスをいただきます。 陰陽の漢方鍼灸の世界には易学が深く根付いています。 易学なくして漢方鍼灸は成り立ちません。 とは言うものの、あまりガチガチに方位学や易学に囚われると診断治療を間違えてしまいます。 やはり、楽しむ余裕が必要です。 頭から否定するのは、恐怖の裏返しです。 ガチガチに囚われるのは、依存心と不安の現れです。 晴耕雨読のような何でも楽しめる余裕の気持ちがこれからの医療には必要です。 もうひとつ・・・ 西谷先生の手相学は、流年法といって何歳に何が起こる(起こった)をとても正確に教えてくれます。 アーユルヴェーダの脈診でも、過去に何が起こったか? どんな病気やケガを負ったのか?が見えてきますが、まだ「何歳の時」には読力が及びません。 脈診の後、ちょっと手相を見せていただいて、脈診所見を確認する・・・そんな使い方もできるな、と思っています。 女の子にもモテるしね・・・(邪念(;^^)ヘ.. きっと神さまが西谷先生の手相学を学ぶ必要があるとお考えなら、そのチャンスを与えてくださることでしょう。

2016年7月16日土曜日

ごきげんさん 2016.7.16

今年も祇園祭宵山に行ってきました。 それぞれの山鉾町に八坂神社の八百万の神々が宿っておいでです。 まるで神在月の出雲大社のよう・・・神さまたちの夏祭りですね。 私のイチオシは霰天神山さん。 門真の医院が棟続きからの火事で炎に包まれた時、霰天神さんの火乃要慎の護符が守って下さったので、医院だけが焼け残り、酸素ボンベが爆発することもなく、レセを提出することもできました。 霰天神さんは、邪気や怨念や悪霊なども防いでくれるそうです。 厄除け災難よけのご利益があらたかな山です。 斉藤ひとりさんの「これくらいの報いで済んで本当によかった」の神さまですね。 心斎橋 奥山医院にも、この霰天神さんの粽を入り口に置いて厄除け邪気祓いしています。 近代以前までの数千年間、病気やケガを怨霊や悪霊のせいにしてきました。 もちろん今ではまったく根拠のない迷信です(私もそう思っています) 霊能者のヒーリングやシャーマニズム治療とは距離を置いてきました。 (代替医療のドクターの中には、この分野がお好きな方もおられます) ただ、治る人も・・・いるんですねぇ。 だから今では、1%だけ「それもありかな」で心霊治療系にもこころを開いています。 個人的にご贔屓な山は「鯉山」さんです。 滝登りの鯉がご神体です(左甚五郎作) 登龍門が願文の神さまです。 個人的にはやっぱり登龍門ですよね。この気持ちがなくなったらジジイですもの。 鯉山さんの粽は我が家の玄関を守ってくれています。 もちろん皆さんも大好きな金運の山もあります。 郭巨山さん。 大判小判の付いた粽です。 ご利益 ありますよ。 いつも女性でいっぱいなのが保昌山さん。縁結びの山です。 ここは人脈運アップもありです。 保昌山さんのご利益で、ビリケン秘書さんが来てくれたのでしょう。 宵山期間限定の「繁盛神社」さん 毎年、素晴らしいお着物を展示しながら、気さくにお話してくださる着物屋さん 何気なく店先に飾ってある本気の生け花 文化度が高ければ高いほど、新しい発見の驚きと喜びを楽しめるのが祇園祭です。 そして、暑い暑い京都を厄除け粽を求めて歩き回りながら、 「患者さまの厄除け邪気祓い」を願っている今年の自分がちょっと逞しく見えました。

2016年7月15日金曜日

ごきげんさん 2016.7.15

まずはお知らせから・・・ 7月16日・23日の土曜外来はありません。(30日は未定) 幼少期からの不眠症で、睡眠外来専門病院から「あなたの不眠症は治りません」と宣告された患者さまが受診されました。 「人より倍、起きていられるのだから楽しみなさい」みたいなことを睡眠専門医から言われたそうです。 何てこと!言うのでしょうね。。。 脈診、舌診、顔貌診だけでも、悪血&冷え性&水毒だとわかります。 「治ります!」 アーユルヴェーダの脈診をすると、確かに幼少期からの冷え性&水毒が見えてきました。 遺伝的とか胎内〜赤ちゃんの時の内外のトラウマなどの原因はありませんでした(=スピリチュアルケア) 腹診をすると、典型的な水毒&悪血&冷え性の証です。 臍から氣の漏れがありますが、これは氣の上気を緩和する生体反応でしょう。 水毒の症状のひとつに不眠症があります。 水毒が邪魔をして、夜になっても陽氣が頭(心)から降りてこないのです。 遠足前夜の小学生みたいな感じです。 水毒&冷え&悪血・・・利水剤と駆悪血剤の漢方薬を処方しました。 臍部の氣漏は外気功に良好に反応してくれましたので、水毒等が治ると、自然と氣漏も軽快するでしょう。 梅雨時は水毒が最も目立つ時期です。 不定愁訴だとか更年期障害だとかで諦めてしまうのは、人生がもったいないですよ。 今日、生きている人は、神さまに生かされている人です。 だから、どんな病気、どんな病状でも、本人が諦めていない限り(魂が肉体から離れてしまっていない限り)、どこかに必ず「治る」道があるはずです。 「医者が諦めたら、患者本人も諦めてしまう。医者が「死」のレッテルを貼ってはいけませんよ」と光さんに言われています。 「死」を迎えるのは、神さまか自分が今生をゲームオーバーした時です。 決して医者がゲームオーバーした時ではありません。 自分が知らないこと、わからないことは、必ずこの世界のどこかに知っている人がいるはずです。 (それも探せば、すぐ近くに!) 私が諦めずに「治ります!」と言い切れるのは、探せば必ず「治せる医療者」が現れることを知っているからです。 ソクラテス師匠の「無知の知」のメビウスの輪です。 そして「治ります!」が、患者さまの人生の大節目の扉を開きます。 その扉の向こうには、病気になった原因と病気からの学び&意味が待ち構えています。 水毒になった本当の原因、冷え性からの学び・・・です。 それを乗り越えると、本物の「治し方」が見えてきます。 そこまでご一緒に歩んでいくのが「統合医療」だと思っています。 あなたの病気も、ご一緒に本気になって治しましょう。

2016年7月14日木曜日

ごきげんさん 2016.7.14.

「先生は診察しながら、何をブツブツ呟いているのですか?」とお尋ねいただきました。 ブツブツ呟いているかなぁ?? 腹診したり、経穴経絡診をしながら、反応経穴の名前を呟いています。 衝陽  太衝  天枢  ・・・確かに独語ですね。認知症ではありませんよ。 身体に触れながら診ている時は、無心になっています。 自分の身体感覚も五感も消えてしまって、ただ掌の感性だけが残っています。 アダムスファミリーのハンドくん状態です。 経穴経絡は、意識を研ぎ澄まさなければ感じ取れない反応を示してくれています。 掌で身体に触れていくと、フッと手が止まる箇所があります。 そこが経穴経絡の反応点です。 この反応点に触れていると、その経絡と意識が繋がり、お話できるようになります。 精妙な波動をシンクロさせて、互いの思いを伝え合っている感じです。 その経穴経絡と繋がることができたら、後は打鍼したり陰陽太極鍼を貼ったりすれば、その経穴は邪気や悪血から解放されます。 ブツブツ呟いているのは、患者さまの身体とお話をしているわけです。 人の身体と勝手に話しなんかするな! ですか? 身体は本当は、ご主人さまである患者さまの意識とお話したがっています。 ただ身体に見向きもしてくれない、と拗ねているだけです。 暴飲暴食  ファーストフード  怒りや嫉妬心 身体はもう少し気を配って欲しがっています。 そうすれば、しっかりとがんばってくれます。 経穴経絡を害している邪気や悪血は、そんな暴飲暴食や地獄言葉から生まれます。 そしてもうひとつ。 身体が叫びたい声も、積もり積もって淀み深くなり、邪気や悪血となっていくのです。 もしかすると、あなたの身体の声が私の口から呟きとなって発せられているのかもしれませんね。 P.S. 「どうしたら自分の身体の声が聞こえるようになれますか?」 瞑想や座禅がお薦めです。最近流行のマインドフルネスもOKです。

2016年7月13日水曜日

ごきげんさん 2016.7.13.

「私はすぐに気持ちが凹んでしまいます。この弱い性格も肝救点滴で治りますか?」という切実なご質問をいただきました。 「治りますよ」 奇跡や魔法ではありませんから、まずは週1回の肝救点滴を1ヶ月続けてみましょう。 気持ちの凹みが軽くなったり、少なくなったりを感じ取れれば、そのまま半年をめどにがんばりましょう。 東洋医学的に見れば、さまざまな感情に痛みつけられる肝を、肝救点滴は浄化してくれます。 肝が浄化されても、再生した肝に善き気血が流れ込んでこなければ、すぐに元の邪気邪念で満たされた肝に戻ってしまいます。 ですから、肝救点滴で再生した肝の具合を腹診や脈診でしっかりと把握しながら、必要に応じて漢方や鍼灸で善き気血を補っていかなければなりません。 週1回 半年間の根拠はそこにあります。 心療内科(精神科)からのお薬はそのまま服用していただきますが、こころの状態が落ち着いてきて、自信が持てるようになってきたら、減薬していきます(点滴開始3ヶ月目以降)。 最終的には、向精神薬は完全にサヨウナラして、気持ちがユラユラしてきたら、鍼灸をする・肝救点滴をする・・でリカバリーできる日常を目指します。 こころにも気持ちにも陰陽の波があるのが自然です。バイオリズムです。 陰陽のバイオリズムが美しい正弦波になるのが最高の健康です。 東洋医学の「肝」は、大樹の枝葉に例えられます。 腎の根っこ、脾の幹から外へ上へと向かって拡がる枝葉です。 肝救点滴は、その自由奔放に拡がる枝葉を、美しく&バランスよく整えて剪定する庭師さんの働きをしています。 肝心要(肝腎要) どっちにしても肝が一番重要だということです。 さまざまなチャンスや運気も幸せも、肝が元気でなければつかみ取れません。 さぁ、その肝をしっかりとケアーしていきましょう。

2016年7月12日火曜日

ごきげんさん 2016.7.12.

「奥山医院は統合医療ですか?」とのお問合せをいただきました。 日本統合医療学会のHPによれば・・・ 統合医療とは、さまざまな医療を融合し患者中心の医療を行うものです。 科学的な近代西洋医学のみならず、伝統医学と相補・代替医療、さらに経験的な伝統・民族医学や民間医療なども広く検討しています。 統合医療の特長としては、次のものがあげられます。 ・患者中心の医療 ・身体のみならず、精神、社会(家族、環境など)、さらに最近は、スピリチュアルな面を含めた全人的医療 ・個人の自然治癒力の促進により、治療のみならず、むしろ増進を目標とする病気の予防や健康 ということで、奥山医院はバリバリの統合医療です。 20年近く、お産以外の全科を診る「よろず診療所」をしてきました。 内科、外科、脳外科、整形外科、皮膚科、眼科や耳鼻科・・・小児科もちょっと 精神科と心療内科も診てきました。これらは「近代西洋医学」ですね。 漢方専門医として日本漢方も中医学も・・・ここ5,6年は経穴経絡鍼灸も実践してきました。 アーユルヴェーダの脈診を介して、30年あまりアーユルヴェーダ的な診断もしてきました。 4000例以上の光の前世療法を通じて、独自のスピリチュアルセラピーを確立しました。 さまざまな宗教や教義、どんな死生観でも受容できるようになりました。 今年になって、はっきりわかったことがあります。 キューブラーロスの「死の受容」もいいけれど、 「今日、生かされている人は治る力を持っている」 だから、「一緒に、治ると信じて、治しましょう」が私の治療モットーです。 治るためならば、何でもしましょう・・これが私の統合医療です。 西洋医学、東洋医学、アーユルヴェーダ、食事療法や断食、瞑想やヨガ、音楽療法に外気功、心霊術も陰陽師もありです。 もうすでに我欲や邪念の強い治療家は、ここに近寄れないように、衛気は充分に高まっています。 氣のバリアーですね。 これから「統合医療」の病医院がどんどん増えてきます。 それはよいことなのですが、「精神科・神経科」が一気に「心療内科」に鞍替えしたために、本物の「心療内科」が踏みつぶされてしまったような苦い過去は繰り返してほしくないと願っています。 「スピリチュアルな面を含めた全人的医療」を自信を持ってできるが奥山医院の強みです。 「神との対話4000例」ですからね(*^^)v

2016年7月11日月曜日

ごきげんさん 2016.7.11.

6月年度末の医院会計帳簿をここ数日、がんばって仕上げています。 旧医院では現金帳簿だけを手書きして、あとは税理士さんに丸投げしてきました。 だから、帳簿の読み方もさっぱりわからず・・・お恥ずかしいかぎりです。 今年1月に心斎橋で新規開業しました。 当初の予定通りに・・・はいきません。 旧医院の開業時には、すぐにたくさんの患者さまに来ていただき「爆発状態」な右肩上がりで軌道に乗って・・・今回は、おごりがありました。 この半年間、予定していた運転資金が入らず、この人生で最大の困窮を体験しました。 弾も食料も底をついてもなお、強固な敵陣地へ突撃を繰り返さなければならない第三軍 乃木希典将軍の心境がよくわかりました。 心斎橋というところはビジネスの最前線。大いに鍛えられ、磨かれています。 5月から武蔵野 小山昇社長の経営本を軍略に据えて、医院の「社長」としてできることにPDCAでトライし続けています。 よくこころが折れませんね、と言われます。 こころはもう何度もボキボキに折れまくっています。 ただ、神さまを素直に信じる力が人様よりはちょっとだけ強いのかもしれません。 旧医院が火事になったのも、次ぎのステップへ行きなさい、との天命だと思っています。 中谷塾へ1年間通って、新しい自分のキャラを創り出せたのも天命です。 心斎橋に導かれたのも、とても不思議な天命です。 3月、ひとりぼっちになったかと思ったら、 4月、ビリケン秘書さんがとっても不思議なご縁でやって来てくれて、翌日から3人前の仕事をこなしてくれています。これぞまさしく天命です。 さすがにもうダメだ・・・と覚悟を決めたら、弟くんが何とか金銭援助をしてくれて、やっとここまでつないでこれました。(弟くんには膨大な借金ができましたが、その千倍、百万倍の大きな大きな感謝の念を日々、抱えております) 一年前、陰陽師西谷泰人先生にこれからの運勢を見ていただきました。 そして心斎橋での開業に太鼓判を押していただきました。 その時の「近未来の運勢」を素直に信じています。 そして、その通りに運勢が運んでいるのがわかります。 もしこの半年間、どん底&困窮に堕ちなければ、小食療法や外気功を勉強することも、腹診や打鍼を探求することもなかったかもしれません。 小山社長の本に叱られて、会計帳簿を自分でしっかりとつける、こともなかったでしょう。 ひとりの患者さまが来てくださる、そのありがたさをこんなに深く感じ取ることもなかったでしょう。 どん底&困窮は、感謝の念を磨き上げてくれます。 今朝、ビリケン秘書さんが通勤途中に、道ばたで倒れて泡を吹いていた人を助けてあげたそうです。 やっぱりビリケンさんは神さまの化身だと実感しました。 そしてこの半年間に、患者さまの姿を借りた神さまたちと出会うことができました。 6月に入ってから、ビリケンさんと私の直感力、洞察力、予知力など・・・いわゆるスゴ〜い能力が冴えてきました。 (例えば、「今日、誰が来そう」・・・が当たります) これも陰陽師西谷先生の仰ってくださったこと、そのものです。 「陰極まって陽となる」・・・その陰がいよいよ極まってきました。 これも大きな天命です。 その天命の中で生き残って、陽となった新しい世界を楽しむために、 素直で美しいこころを持った人たちを助け、導いていくのが天命です。 どんな病気でも、「治るよ。大丈夫だよ」と言ってあげられる自信と確信がやっと持てそうです。 神さまは一期一会で、これからどんどん病気の方を導いて来て下さいます。 素直で美しいこころを育んでこられた患者さまたちが医院に残られます。 「ノアの箱舟だよ」 と神さまの声が夜空から聞こえたような気がしました。 さぁ、明日もがんばりましょう!

2016年7月10日日曜日

ごきげんさん 2016.7.10.

今朝は蝉時雨で目が覚めました。いよいよ夏本番ですね。 私が実践している石原式小食療法の石原先生の新刊「水の飲みすぎが病気をつくる」を読みました。 漢方の「水毒」の立場から「水の飲みすぎ」に起因するさまざまな病気を説明されています。 夏と言えば、「熱中症予防にこまめに水分を摂りましょう!」キャンペーンです。 もうすっかり日本人の常識になっていますね。 血液がドロドロになるから、水分をしっかりとってサラサラにしなくちゃ! 脳梗塞や心筋梗塞が夏場に多いのも、この血液ドロドロのせいだ! 去年までは私もそう思っていました。 まだ冷房が珍しかった昭和30年、40年代に、夏の脳梗塞や心筋梗塞が今以上に多かったか? というと、逆に少なかったのです。 肉体労働者が今の数倍多かった時代、本当なら今以上に血液ドロドロの人が多かったはずです。 血液ドロドロやサラサラと脳梗塞や心筋梗塞の関係は果たしてどうなのでしょう? 冷房の生活が老若男女の冷え性を悪化させています。 私も脂肪のダウンコートを脱ぎ去ってはじめて、こんなに冷え性だったんだ、ということに気づきました。 ごきげん小食療法にして2ヶ月で、35.7度だった体温は36.5度に回復したので、ひと安心です。(免疫力10倍アップ!です) 心斎橋 奥山医院の患者さまはみなさん、礼儀正しいしオシャレでお元気な方ばかりなのですが、それでも「冷えのぼせ」(臍から下が冷えて、上がのぼせ気味)が多いのが気になっていました。 もしかしたら「水の飲みすぎ」かもしれません。 (ということで、7月の内科外来では「水の飲みすぎに注意しましょう!」を力説します) 水は下半身に溜まっていきます。冷却水の働きをしてしまう水は、下半身を冷やします。 気血は水から押し上げられるように上半身へと昇ります。 降圧剤を多剤連用しても下がらない高血圧は、この水毒によるものだったのです。 難治性の腰痛や膝痛、リウマチはもちろんのこと、 心身症やこころの病気も認知症も、 ガンですら、水毒がどこかで絡んできているわけです。 1日3食食べないとダメ 夏はこまめに水分補給をしなければダメ 刷り込まれた常識が実は病気の元凶だった時・・・ 救われるのはやっぱり「素直な人」だけなのです。

2016年7月9日土曜日

ごきげんさん 2016.7.9.

プラセボ効果(偽薬)が今、アメリカで話題になっています。 あるガン患者さんが最新の特効薬だと新聞で大々的に取り上げられた薬を飲み始めたら、とてもよく効いてガンは縮小しました。ところが・・・ しばらくして、あの薬はダメだ、まったく効かない、と報じられると、途端に意気消沈してしまい、それと同時にガンが急性憎悪して、とうとう亡くなってしまったそうです。 あるガン病棟で・・・(A)鍼灸師に鍼をしてもらうグループ・(B)偽鍼灸師に鍼をするフリをされるグループ・(C)何もしてもらえないグループに分けて予後をフォローすると・・・ (A)と(B)グループには差がありませんでしたが(C)グループは(B)グループの半分以下の生存率だったそうです。 (B)グループはまさしくプラセボ(偽薬)ですよね。 鍼をしてもらっているという安心感と身体に触れてもらう「手かざし効果」が自然治癒力と免疫力には重要だということがわかります。 どんな治療でも、患者さまに安心感と信頼感「この先生なら治してもらえる」「この先生なら任せられる」が何より大切なのです。 医者はこれまでずっと上から目線で患者さまを診てきました。 だから、自信満々な先生やTVなどで有名な先生、旧帝大出の先生を「ありがたがる」患者さまが普通でした。 そういう先生方は、ガン治療では相変わらず三大ガン治療(手術・抗癌剤・放射線)を崇拝されています。 それはそれで良いのです。圧倒的なニーズがあるですから。 それでも最近、代替医療や統合医療を求める患者さまが増えてきました(急増です) プラセボ効果を魔法や奇跡に昇華させるには、四診(望診・問診・聞診・切診)でよく診て、触れて触って感じて・・・同じ目線で向き合い、共感する東洋医学が必要です。 「病は気から」 スピリチュアルケアの先進国であるアメリカやヨーロッパでは、この「気持ち」が持っている、計り知れない大きさの治癒力に注目が集まっています。 早朝の診療の方が治るパワーが大きいよ、と言うと、「次ぎは朝一で来ます!」と言ってくださる患者さまは、やはりどんどんよくなっていかれます。 素直こそ、プラセボ効果&奇跡に必須です。 素直になると、免疫力も自然治癒力もパワーアップします。 素直と金運・成功運・愛情運・出会い運・・・どの運も相性バツグンです。 もちろん健康運も。 素直な人・・・いつも&何にでも感謝されます。 褒め上手です。 自分のことが大好きな人です。 これからますますガンが急増します。 素直な人はガンになっても自然治癒できます。 素直でない人は、素直でないから、素直でないことを認めません。自分は素直だと言い張りながら、ガンで亡くなっていきます。 素直な人は、玄米菜食や小食にして、早寝早起きをして・・・ができます。 そりゃぁ 末期ガンだって治っちゃいますよね。 誰だってその気になれば、明日の朝から素直になれます。 朝を迎えることができた人は、誰もが素直に生まれ変われるのです。

2016年7月8日金曜日

ごきげんさん 2016.7.8.

斉藤ひとりさんの新刊「絶対、よくなる!」を読みました。 とってもタイムリーな本で、久しぶりに3度読みしてしまいました。 その中から・・・ なぜ礼儀正しくすると人生はよくなるのか? 自分が病気だなと思ったら、礼儀正しくしてみてください。 なせかというと、礼儀正しくすると、よくなるようになっているんです。 なぜか、治る確率が非常に高いんです。 (略) 自分を幸せそうに見せなきゃいけない、演技をしなきゃいけない。 これが「礼儀正しく」ということなんです。 こういうことをやっているうちに、人は健康になっていくし、お金持ちになっちゃう。 上流階級の人がずっと上流階級でいられるのは、幸せそうな演技をするからなんです。 「自分を幸せそうに見せていると、本当にそうなっていく。」 ・・・・ もうその通りです。 心斎橋 奥山医院に通院されている方々は皆さん、礼儀正しい! 礼儀正しい人は、礼儀正しい人とお友だちの輪で繋がっています。 今、お金を持っているかどうかはわからないけど、 礼儀正しい人は皆さん、善き運気を持っていらっしゃいます。 金運、成功運、仕事運、出会い運、健康運・・・それぞれが何か善き運気に包まれておいでです。 そして礼儀正しい皆さんがこぞって医院を応援して下さっています。 紹介してくださったお友だちも皆さん、礼儀正しい方なのがとっても嬉しいです。 来るだけで、元気でごきげんさんになっていただける・・・これって夢に描いていた医院だよね 斉藤ひとりさんの本が、1年前の開業コンセプトの夢を思い出させてくれました。

2016年7月7日木曜日

ごきげんさん 2016.7.7.

今日は七夕さん。 みなさんの願いごとは何でしょう? 私は・・・いろいろ雑念&我欲もあるけれど、今はやっぱり 「心身一如 妙手回春」ですね。 自分の身体とこころがひとつになること・・だけではありません。 神さまが導いてきてくださった患者さまの心身とひとつになる境地を目指しています。 アーユルヴェーダの脈診で波動をうまくシンクロできた時、美しく心地よい桃源郷色に染まる生命エネルギーにワンネスを見ることができます。 あなたはわたし。 わたしはあなた。 そして、あなたは宇宙そのもの。 心身一如は、宇宙意識との合一です。 この一年、陰陽太極鍼と夢分流打鍼を通じて、経絡に触れ&腹診でお腹に触れ続けてきました。 その甲斐あって、手の感性がとても向上してきた実感があります。 妙手回春ですね。 経絡やお腹に触れているだけで、悪血が疎通し、邪気が解放されていきます。 エステシャンの手が道の掃除や花壇の植え替えだとすると、 私の手は地中の下水道掃除などのインフラ整備だと言えます。 経絡が疎通し、悪血が流れ去り、邪気が解放されても、よほど自分の心身に敏感でないかぎり、その効果は感じ取れません。 下水が溢れる。水道管が破れ断水する。ガスがもれる・・・これが人体に起こるのが「病気」です。 病気になる前に、病気の元凶を治してしまう。これが「未病を治す」です。 病気の人は元気になっていただく。 元気な人はごきげんさんになっていただく。 それが天命で、今、がんばっております。 だから 心身一如であり、妙手回春なのです。

2016年7月6日水曜日

ごきげんさん 2016.7.6.

奥山医院には軍師の他に、陰陽師もおります。 手相家の西谷泰人先生です。 新刊「幸せグセがつく黄金のルール」を読みました。その中から・・・ 身体の不調は「真の原因」がわかれば回復に向かい始め、「真の原因」が解決していくに従ってどんどん良くなっていきます。 「心身の不調」と「真の原因」の関係は・・・ 肩:肩の荷というように、会社や家庭など、人生の重荷と責任がのしかかっている。 腰:腰は人体を支えるところ。自分自身の運命を支えきれていない、やりくりできていない。 脚:脚はその人の身体を運ぶ大切な役目があるところ。自分の運命を思うように運べていない。 鼻:鼻は自我を表すところ。我が強く、頑固になっている。 肝臓:細かいことを気にしている、神経過敏になっている。 心臓:情熱が欠けている。 腎臓:高い理想に欠けている。 泌尿器系:何事につけ、出し渋り、ケチケチしている。 ガンの場合・・・ 右乳がん:男性との争いや不満によるストレスがある。 左乳がん:肉体的な過度の負担がある。 肺癌:ガンに対する強い恐怖心がある。 胃癌:過労や運動のしすぎによる心理的・肉体的ストレスがある。 下部大腸癌:金銭的ストレスがある。 上部大腸癌:肉体的ストレスがある。 人の身体の右側は「異性」を表します=右側をケガしたのなら、異性によるトラブル・不運を象徴しています。 手の指では・・・ 親指:愛する人のこと。愛情運。 人差し指:夢の実現や目標の達成。 中指:移転や旅行運、不動産。 薬指:結婚相手や恋人、あなた自身の人気運や評価。 小指:子どもに関すること。金銭運。 ・・・・・ 漢方でも顔望診で、身体のこと、こころのことを診ます。 それと当てはめながら読んでいて、ガッテン!なところが満載でした。 よく「右側ばかり(左側ばかり)病気します」というご相談を受けますが、 気血や経絡の流れだけでなく、このような陰陽師的な見解も統合していけば、 もっとピンポイントに未病を防げるようになれますね。 良いものは取り入れる・・・これが統合医療の真骨頂です。

2016年7月5日火曜日

ごきげんさん 2016.7.5.

「こころが凹んだ時に、どうして肝救点滴が効くのですか?」とお尋ねいただきました。 東洋医学では、感情的なストレスは、まず肝を襲います。そして、陰陽五行の繋がりから 怒りは肝を弱めます。 喜び過ぎは心を弱めます。 憂いが過ぎると胃が弱ります。 悲しみは肺を弱らせます。 恐れは腎気を弱めます。 胃腸と下肢の静脈血は、肝臓に集まってから心臓へと送り出されます。 感情ストレスも、肝で一次加工されてから、陰陽五行で心・脾・肺・腎へと伝わります。 感情ストレスを被った時、血液検査上の肝機能の変化は認められなくても、 脈診 特にアーユルヴェーダの脈診では肝が痛んでいるのがよくわかります。 肝は元気の司令塔。 肝が凹むと、心身共に凹みます。 こころが凹んだ時、 美味しいものを思いっきり食べる アゴが抜けそうなくらい笑う 倒れそうになるまで運動する どれも肝を元気にしてくれます。 でも・・・食べたくない、笑えない、動きたくない・・・ そんな時、肝救点滴で肝を元気にしてあげましょう。 飲み過ぎ&食べ過ぎ・脂肪肝にももちろん効果抜群ですが、 こころの凹みを肝から洗い流すことで、早く元の元気なあなたに戻ることができますよ。

2016年7月4日月曜日

ごきげんさん 2016.7.4.

「光の前世療法」でガンは本当に治りますか?」とお尋ねいただきました。 治る人もいます。治らないままの人もいます。 まず、ガンの原因・学び・治し方がわかる過去生を見ていただきます。 多くは、今生と似てるか、裏表の過去生です。 今生のこれまでの生き方、考え方を大きく揺すぶられる方がとても多いです。 こころの目を背けてしまう方は、残念ながら治りません。 光との対話で、光さん(神さま・仏さま・サムシンググレート・宇宙意識・ご先祖さま・・・等)はガンの原因・学び・治し方をしっかりと教えてくれます。 ガンの原因と言っても、過去生で槍に刺されたとか、毒薬を飲まされたとか・・・は少ないです。 過去生や今生で憎まれた・恨まれた・悪いことをした・・・などのいわゆるカルマが原因だ!も少ないです。 原因ははっきりとせず、ただ「ガンも予定通り」「あなたが計画したのでしょう?」と言われることが多いです。 原因よりも、学びを光さんは大切にしています。 ガンになった。 これまでの人生・生き方を振り返ってみて・・・ そうか! これがガンになった意味かもしれない! という気づきに、光さんは上手に導いてくれます。 例えば、玄米菜食&早寝早起き&お散歩1万歩がガンを治す特効薬だと光さんが語っても、 自らの気づきがなければ、死ぬのが怖いから・みんながやっているからだけのナンチャッテ自然療法ですので、効果はあまり期待できません。 ガンのなった意味や学びを自分自身のこころの力で納得できれば、全身全霊 本気で自然療法に取り組めます。これは、治ります。 そして、光さんは詳しく治し方を語ってくれます。 色、食べ物、飲み物、音楽、運動、日常生活、お薦めの病院&医者・・・なんでも答えてくれます。 こころを閉ざした方にはそれなりに。 こころを開いて本気になった方には真剣に。 まず、明日からやるべきことを1〜2つ教えてもらいますが、これが最強のメッセージです。 部屋の掃除・早寝早起き が多いですが、この具体的な「治し方」を明日から始めることで、人生が変わり始めます。 本気の方は本気でやります。だから、治ります。 光さんは未来生も見せてくれます。 ガンが治った未来の自分の姿です(決して来世ではありませんよ) ガンが治る未来はない、と言われた方は皆無です。 ガンが治った未来・・・根治してしまった人もいます。 共存している人も(ガン? そんなこと忘れていたわと)仕事を楽しく&忙しくこなされています。 ガンが治った未来は皆さん、笑顔で楽しそうで元気で、ごきげんさんです。 そうか! あんな元気な未来に進み始めたんだ!と素直に&本気に生まれ変われる人は、治ります。 自分の願望のイメージだ、とこころを閉ざして輪廻転生を楽しまれる方もおられます。 光さんは、どちらも正解。それでいいんだよ、とジャッジはされません。 ガンの原因・意味・治し方を語ってくれるだけです。 結局、ジャッジしているのは自分であり、 ガンを創っているのも自分なのです。 神さまが創ったガンは治らないかもしれませんが、 自分が創ったガンなのだから、自分で治すことができます。 ガンを治す。 ガンを創るのをやめた!と宣言できて、 明日からもっと楽しいこと、忙しいことに熱中できれば、 ガンは治ります。

2016年7月3日日曜日

ごきげんさん 2016.7.3.

4年毎に開催される関西医大同窓会に参加してきました。 みんな還暦前後です。 最初は誰だかわからなかったけど、30分もするうちに、声と顔輪郭で35年前の若かりし記憶が蘇ってきました。 変わってると言えば変わってるけど、変わってないと言えば変わってない・・・不思議な感覚です。 前回、私が参加したのは8年前、みんな50過ぎでした。 女性軍がとてもお元気で、男性軍はタジタジだったのを覚えています。 今回の話題は・・・子供自慢と「如何に医者(開業医)をやめるか」ばかりでした。 開業医たちは、開業して20年前後。 まだ60になったばかりなのに、もう気力&体力の衰えを理由に「やめたい」の連呼です。 今年、開業した私はどうなるの? みなさんの「信じられない!」の視線が突き刺さりました。 勤務医たちは60前後になって、急な転勤、役職交代などがストレスになっているようでした。 勤務医は、やはり世のサラリーマンと同じですね。 「やめたい」「やる気がしない」な自己紹介を聞きながら・・・ こういう先生に診てもらっている患者さまたちは、心身共に老化するスピードが速いだろうな、と思いました。 「ガンは治らない」と思っている医者が主治医のガン患者さまに、自然治癒が起こりにくいのと同じです。 「もう歳だから仕方ないですよ」に自他共に納得している患者さまは、やっぱり「歳」に侵され、年寄病になります。 幸いにして、心斎橋 奥山医院に通院されている患者さまたちは、みなさん、若い! カルテで年令を確認すると「え〜〜〜!」と叫ぶことがしばしばです。 みなさん、バリバリと仕事をがんばっておられます。 「もう歳だから」「やめたい」「やる気がしない」なんて言葉は絶対に出てきません。 「若い」「元気」「ごきげんさん」な言霊に守られている方々だけが通院されています。 同窓会の中で、ひとり、変わり者だった私です。 世の中の病医院はどこも 病気を治そうとして、ますます病気にしています。 病気を治すだけでなく、もっとごきげんさんに、幸せになっていただく・・・ これは変わり者のドクターにしかできないことなのですね。 さぁ、明日からまたがんばりましょう!

2016年7月2日土曜日

ごきげんさん 2016.7.2.

心斎橋 奥山医院を始めて半年、ガンについての さまざまな民間療法や代替医療を見たり聞いたり試したりする大きな流れに乗っています。 これまでの医療の常識「ガンは治らないもの」ではなく、 「ガンは治って当たり前のもの」の時代がやって来ました。 「末期ガンが治った」はもう奇跡ではなく、当たり前なのです。 例え末期ガンで腹水パンパン、余命1ヶ月宣告を受けても、 治ってしまう(根治)人が当たり前に、たくさんいることの方が私の常識になりました。 意識もうろうやパニック・あきらめ・うつ・死の受容に入ってしまうと、さすがにダメですから、 生きようとする精神力と生かされていることへの感謝力が「生死を分ける」ようです。 「ガンは死の宣告」でしたが、 本当は「ガンは第二の人生の始まり」だったのです。 これまでの生き方のあんなとこ&こんなとこを改めて、 芋虫が蝶々となるように、 ガンは新しい人生へ脱皮するプロセスに過ぎないことがわかりました。 がむしゃらに食べて大きくなる人生から、 笑いながら華麗に羽ばたいて生命を楽しむ人生への大進化の合図がガンだったのです。 奇跡が常識になりました。 ガンは治る。 医療者も患者さまも、当たり前に120%信じましょう。 信じるを超越して、「私のガンは治る」が常識になった時、 あなたが選んだ民間療法も代替医療もサムシンググレートな治療力を発揮してくれますよ。

2016年7月1日金曜日

ごきげんさん 2016.7.1.

初診で来院された患者さまから 「朝7時からですか。どうして朝早くからなのですか?」とお尋ねいただきます。 ズバリ! 朝の方が治療効果が高いからです。 若返りの成長ホルモンなど、生きる上でとても大切なホルモンは早朝から昼までに出ます。 幸せや充足感、ポジティブな気持ちになるホルモン分泌も朝がピークです。 夜、眠っている間、心身は排泄モードです。 身体の老廃物や悪血、邪気を眠っている間に排泄します。 こころのドロドロやベトベト、イライラやシクシクも夜の間に排泄します。 だから朝の心身は、病気の根源の姿をはっきりと見せてくれます。 一歩も二歩も踏み込んだ治療ができます。 神社へのお参りは、朝早い方がご利益があります(のような気がするでしょう) お寺の朝も早い・・・修行僧はみんな、早寝早起きです。 精進潔斎の意味も込めて、朝7時から診察させていただいております。 P.S. 東洋医学やアーユルヴェーダ医学の世界では、 早朝治療に大きな(サムシンググレートな)力が宿ってます。 だったら、使わなくちゃネ。