2016年10月31日月曜日

ごきげんさん 2016.10.31.

「クリスマスまでにステキな彼氏をゲットするために、ともかくダイエットしたいのですが、何とかかなりませんか?」と出雲の大国主命さんもビックリなご相談が舞い込みました。 キーワードは、ダイエット&恋愛運アップ!  あらら、自己啓発セミナーの2大人気テーマじゃないですか。 今年もあと2ヶ月・・・いやいや、末期ガンで余命1ヶ月宣言された患者さんでも、ちゃんと癌のサバイバーになれる時代ですから「あなたが本気になれば大丈夫!」です。 実践その1:もちろん「ごきげん小食療法」です。 普通は一日2食から心身を馴らしていきますが、「あと2ヶ月で」ですので、ここはがんばって初めから一日1食でいきましょう。 朝と昼のジュース(できればニンジン2本+リンゴ1個の絞りたてジュース)をがんばれば、夕食はフリーです。お酒もケーキも可です。 実践その2:冷え症&悪血の漢方薬治療です。 時間がないので、手足の十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡も併用します。 氣血が悪血となって滞っていると、身体もこころも冷えてしまいます。 脳深部の冷えは脳の回転を鈍らせるので「あんなことを言わなければ良かった」「あの時、ああすれば良かった」「どうせ私は・・・」の後悔ばかりの人生になります。 目の力もオーラもくすんでいるので、ステキな彼氏とすれ違っても見逃してしまいます。 ・・・結局は目力なし、衰退運気で不幸オーラ全開の彼氏とつきあってしまいます。 恐ろしいのは、脳深部の冷えは感情や感性、五感をマヒさせてしまうことです。 ジャンクフード、ジャンクファッション、ジャンクセックスで満足してしまう・・・お相手もジャンキー男になってしまいます。 自己啓発セミナーで「なるほど、そうなんだ。今日からがんばろう!」と一念発起しても、脳深部が冷えていると、せっかくの一念発起パワーも数日で凍え去ってしまいます。 刺絡療法で交感神経・副交感神経のバランスが整うと、美しい女性フェロモンが出てきます。 目力もオーラもどんどん輝いていきます。 ジャンク○○を受けつけない身体とこころに変わります。 冷え症も悪血も浄化されていくと、こころもポカポカと温かくなってきます。 この「こころの温かさ」こそ、ステキな男性を射止める最強兵器です。 ジャンクなダメ男には通じませんが、ステキな男性をメロメロな虜にして生涯の伴侶としてしまうことができます。 実践その3:早寝早起きです。 「デキる男は・・・」な自己啓発書がブームですが、どの本にも「早寝早起き」が必須項目になっています。 デキる男を射止めるには、デキる女にならなくては。 エグゼクティブたちは朝型の生活リズムです。 朝6時のGymに通えないと、エグゼクティブとは出会えません。 小食療法にすると、この早寝早起きが苦痛ではなくなります。だから、大丈夫! あなたにもできますよ。 早寝早起きすると、成長ホルモンなどの若返り&元気ホルモンの分泌が高まります。 美しさがあふれ出てくると・・・出会い運がアップします。 以上の3実践をがんばれば、年末は幸せハッピー! ですよ。

2016年10月30日日曜日

ごきげんさん 2016.10.30.

ハロウィーンでごった返す渋谷で、高塚光さんに2回目のヒーリングをしていただきました。 前回は3ヶ月前。中谷塾で高塚光さんのヒーリングのことを知って、あれよあれよという間に直接ヒーリングをしていただく機会を得ました。 あの時は、高塚光さんのヒーリングを右手にコピー(チューニング)するのが主目的でした。 翌日から患者さんの治療に使っていると、自然に脳深部が見えてきて、今の脳氣功に育ちました。 今回は、数ヶ月前からの自覚症:朝の通勤歩行時に右胸に感じる圧迫感を治していただきました。 自己診断では、胸部解離性大動脈瘤の初期、もしくは心身症(過労&ストレス)です。 心筋梗塞・狭心症の痛みではないな、小食療法で免疫力がグーンと上がっているので胸腺肥大とか胸腺腫瘍かも?・・・もちろん検査などは一切していません。 高塚さんが右手を私の胸の前へ、左手を対極の背中へ置くと、胸の患部?が温かくなってきました。 古くなって小さなひび割れが生じたホースのような大動脈が、その温かさの中でどんどん柔らかくなりながら、ひび割れが消えていくのが感じられました。 暗い赤紫色だった大動脈壁が鮮やかな赤色に変わっていきました。 高塚さんが右手を少しつまむように動かすと、大動脈から分岐している動脈が持ち上げられて、血流の淀みが消え去ってしまったのも分かりました。 年齢・ストレスなども原因のひとつでしたが、生まれながらの解剖学的な動脈位置にも問題があったようです。 もうひとつ、怨念系の暗黒エネルギーがこの左胸を射貫いていたことに気づきました。 普段は憑依だとか怨念だとかという低次元な波動の暗黒エネルギーとは無縁なのです(そうじゃないと患者さんの万病の邪気を被ってしまいます)が、さすがに射手が○○だと衛気が破られてしまったのです。 この暗黒邪気も、高塚さんは背中に置いた左手でつかんで、最後にグッと引き抜いてくださいました。 これで大丈夫。ヒーリングが終わりました。 ヒーリングの間、高塚さんは目を閉じられて、ずっと無言です。 初めの「どんな具合ですか?」と最後の「終わりました。お大事に」だけの会話です。 今回のヒーリングが決まった時から、左胸の痛みはほとんど消えてしまっていました。 光の前世療法でよく起こる「逆時間の法則」です。 未来が変われば、過去も変わります。 今日、高塚さんにヒーリングしていただいて、大動脈を綺麗に治していただき、暗黒邪気の矢を引き抜いていただくことを選択したので、数週間まえからヒーリングが起こり、症状が消えてしまったのです。 前回のヒーリングは、脳氣功へと繋がりました。 さぁ 今回はどうなるのでしょう? 脳氣功が診断から治療へと進化しそうな予感です。 脳深部の冷えを温め、悪血を取り去り、気虚・血虚を補うことができれば良いですね。 高塚光さんのヒーリングも脳氣功も、その卦は「雷山小過」 飛鳥の象あり。 飛鳥之が音を遺す、上るに宜しからず、下るに宜しくして大いに吉なりとは、上るは逆にして下るは順なればなり。 神さまがご縁を紡いでくださるので、焦らず慌てずおひとりお一人をしっかりと診ていけば大吉です。

2016年10月29日土曜日

ごきげんさん 2016.10.29.

「あまりに理不尽なことがストレスとなって大食してしまったら、一晩中、お腹が痛くて眠れませんでした」と疲れきった顔の男性が受診されました。 「吐いたり下痢したら楽になれるのに、なんだか中途半端なところで痛みが固まっていて、夜のトイレでずっと座っていました」 こういうどうしようもない腹痛って、ありますよね。 腹診すると、典型的な食滞です。 痛がっているところは空気のポコポコ音がひどく、右天枢(ST25)・滑肉門(ST24)にかなりの圧痛がありました。 ストレスは右後溪(SI3)に出ていたので、まずここに鍼をすると、すぐに右半身に「響き」を自覚されると共に・・・ 「あれ? お腹の痛みが消えてきました」とビックリされました。 右天枢・滑肉門をちょっと打鍼してから椀灸で温めてあげて、その場で完治です。 「先生、全部スッキリと出ちゃいました!」と、お手洗いの後にとても喜んでいただけました。 半夏瀉心湯を数回分だけ処方して、食養生を指導しました。 顔にも血色が戻ってきていたので、「もう大丈夫!」と送り出して治療終了です。 食滞は夜間救急でも、よく見かけます。 ストレス+暴飲暴食=食滞です。 これを繰り返していると、膵癌・胆嚢ガン・胃癌、脳梗塞・心筋梗塞・肺梗塞になりやすいです。 食滞の卦を立ててみると・・・ 山火賁の初爻 「其の趾(あし)を賁(かざ)る。車を舎(す)て徒(かち)す」 つまり・・・自分の足で歩くべし! でした。 病占を見ても 消化機能の不調整。放置すれば長引く、とありました。 易経 恐るべし。 暴飲暴食した夜中、吐くにも吐けない・下痢もできない・お腹(胃)がギュッギュッと痛むことがあったら・・・ お腹を温めながら(ホッカイロの可ですが、最幸は生姜湿布です)、手の爪もみを試してみましょう。 (手十井穴刺絡の代わりです) 良くなっても、翌日は一日断食がお薦めです。(生姜湯、ハチミツ湯くらいは可です) P.S. 夜間救急病院を受診したらどうなりますか? ですか・・・ とりあえず胃薬(消化薬&抗潰瘍薬)。点滴(消化管運動を止めてしまう薬)するかも。 後日の胃カメラの予約、さまざまな血液検査、腹部CT、腹部エコー・・・いやはや大変ですね。

2016年10月28日金曜日

ごきげんさん 2016.10.28.

冷え症は万病の原因です。 冷え症って女性特有の病でしょう? いえいえ、男性も身体の心が冷えている方がとても多いですよ。 仕事をバリバリこなしている「デキる男」には、冷えのぼせタイプが多いです。 いつも早足で歩いていて、頭がキレる男・・・かっこいいですよね。 「デキる男」は交感神経の過緊張に陥りやすいので、瞑想やヨガ、茶道や華道などで心身共に陰陽のバランスをとりましょう。 交感神経の過緊張は、高血圧・脳卒中・心筋梗塞・ガンを招きますし、腎虚が心身の老化を早めて「唯我独尊」な老後を過ごすことになります。 脳氣功で観ると、大脳と辺縁系は熱々ですが、脳幹部は冷え冷えです。老年期のパーキンソン病が心配です。 カビゴンな肥満、アトピー・喘息、閉じこもり・ニートな「○○男」は副交感神経の過緊張タイプです。 冷えた水毒がひどい悪血をもたらすので、こちらも血栓型の脳卒中・心筋梗塞・ガン・糖尿病を招きます。 最後は、わたしはだあれ?な認知症が待っています。 脳氣功で観ると、大脳も辺縁系も脳幹部も、ベトベトです。 不消化の砂糖・脂・感情・時間・薬がドロドロ&ベトベトに脳を覆っています。 もちろん氣血不通ですから、冷え冷えです。 冷え症には、漢方薬も効きますが、日頃の生姜薬膳が最幸です。 もちろん鍼灸・刺絡も効きますよ。 手足の十井穴刺絡と百会の刺絡をすると、身体の芯がポカポカと温かくなってきます。 温かくなってきた=それだけ身体が冷えていた という気づきが大切です。 初診では、この温かくなってきた感覚がわからない方も多いです。 それだけ自分の健康センサーが鈍っていたわけです。 鍼灸・刺絡を続けていくと、ポカポカしてくる温かさを感じ取れるようになってきます。 冷えが治ると、もうこの温くなってくる感覚もなくなります。 冷えは万病の元凶です。 東洋医学の治療は、結局、この冷えの治療に尽きます。 本物の「デキる男」「美しい女」になるには、冷えを治しましょう!

2016年10月27日木曜日

ごきげんさん 2016.10.27.

「先生はおいくつですか?」 初診の乳ガン患者さんの脈診中に尋ねられました。 「じきに還暦です」 「うそぉぉぉ! どう見ても40そこそこに見えますよ。この手なんかスベスベで透き通ってるじゃないですか! お顔にシワもないし、とってもお元気そう。何か秘訣があるのですか?」 秘訣は、ごきげん小食療法と成長ホルモン療法です。 ちょうど1年前から一日2食に、半年前から一日1食になりました。 石原結實先生の小食療法との相性が良かったので、「がんばり」も「がまん」もなくスムーズに小食人になれました。 小食療法の効能のひとつに「若返り効果」があります。 身体の隅々、細胞レベルまでデトックスできるので、細胞新生の活性化による「若返り効果」が得られます。 永久脱毛したところまで黒々とした毛が生えてくる、という報告があるくらい、強力な細胞活性効果です。 もちろん脳も活性化されます。もの忘れも減ります。 脳が若々しいと人生を楽しめます。(これまでの在宅診療で診てきた資産家・大金持ちさんも、老化脳では・・・悔いが残るやろうなぁ・・・でした) 小食療法には、強力なガン予防効果もあります。 免疫力も自然治癒力もグーンとアップするので、風邪とは無縁。万病を遠ざけて、最後は自然死を迎えることができます。 30代女性の卵子凍結保存が急増しているレポートを読みましたが、 不妊治療を受け続けてもダメだった夫婦が小食療法(断食療法)を始めた途端に子宝を授かったという報告が数多くあります。 男性が小食療法を始めると、精子が元気になり、精力もアップします(男性の自信と魅力がアップしますよ) 糖尿病・高血圧・高脂血症の生活習慣病も治ってしまいます。 慢性腎不全の透析導入後1ヶ月までなら、透析を離脱できた報告も多いです。 6000年前のエジプト ピラミッドの碑文にこう刻まれています。 「人は食べる量の4分の1で生きている。他の4分の3は医者が食っている」 成長ホルモン療法の経過報告・・・3ヶ月が経過しました。 「20才若返る」の言葉通りです。 美容形成よりも、よっぽど身体に優しく、効果的です。 メンタルにも「若返り効果」が現れるのが良いですね。 ものすごいネガティブストレスに襲われても、何とか踏みとどまり、前向きな気持ち&モチベーションを保つことができます。 唯一の心配点「ガンがあれば、ガンも元気になる」ですが、小食療法のガン予防効果と相殺してくれたるでしょう。 成長ホルモン療法は、中高年の生き方を変えてくれます。 出会い運も仕事運も(きっと金運も)ワンランク・アップしてくれます。 何より、人生が楽しくなるのが良いですね。 まずは3ヶ月間、挑戦してみましょう! 若返り人生を実感していただけますよ。 費用: 小食療法 0円(食費が減るので、お金は貯まります) 成長ホルモン療法 ひと月22万円(レクサスに乗るよりも・・・)

2016年10月26日水曜日

ごきげんさん 2016.10.26.

「どうしたら医者になれますか?」 受験生からのセカンドオピニオン?のご所望をいただきました。 昔ながらに病の人たちを助けたいという医者と、ガンガン儲けるんだ!に徹した今時の医者がいます。 まず貴方はどっちかな? 10年後の医師はどうなっているのでしょう・・・ ほとんどの医師は、電脳検査&診断の奴隷になっているでしょう。 将棋やチェスの世界と同じく、電脳診断の方が正確で安価です。 検査や手術もロボットの方が上手で安全です。 ロボットや電脳器機を統括する立場としての医師は、まだ威張っているかもしれませんが、内情は電脳の奴隷でしかないでしょう。 介護&看護ロボットを操る看護師さんより実質、立場は下かも。 東洋医学の医師は、しっかり生き残っています。 ただし、感性と経験と覚醒を持っている医師だけですので、数は少ないでしょう(今よりは多いかな) もちろん東洋医学の医者は、ガンガン儲けることとは無縁です。もう、ジェダイの世界ですね。 さて、受験生が実力をいかんなく発揮して、見事合格!するお手伝いとしては・・・ 受験勉強中は、どうしても交感神経の過緊張状態が続きます。 不安も多く、感情の揺れ動きが激しくなります。若いから自己中心的ですしね。 交感神経の過緊張は、過食という形で副交感神経を刺激してバランスをとろうとすることもあります。 副交感神経の過緊張は、アトピーや喘息、肥満、習慣性下痢症、過敏性大腸炎などの原因となります。 週に1度は手か足の十井穴刺絡で、交感神経ー副交感神経のバランスを整えていきたいですね。 目の疲れ、肩こり、脳みそパンパンは、脳の悪血が主因ですから、百会やつむじの刺絡がよく効きます。 やる気がしない、眠れない、言いようのない不安などは、脳の氣を補ってあげるとよくなります。ここは漢方薬の出番です。 試験本番前に風邪を引いてしまう・・・これも交感神経と副交感神経の過緊張が原因です。 免疫力を維持できなくなる。氣血の乱れから衛気(体外バリアー)が弱まってしまう。 本番前1〜2週間は、特に自律神経系を整えていくことをお薦めします。 あがり症で手が震える、滝のような汗をかく、頭痛がする、吐き気がする、しゃっくりが止まらない・・・などにも、十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡がよく効きます。 本番前日は必須ですよ。 さぁ、これで大学受験は大丈夫! あとはしっかりとお勉強するのみです。がんばりましょう!

2016年10月25日火曜日

ごきげんさん 2016.10.25.

「感情の起伏が激しくて困っています。漢方で治りますか?」 ご本人からのお問合せなら「治ります!」 感情の起伏が激しいと、交感神経ー副交感神経のバランスも乱れています。 興奮したり、落ち込んだり・・・ジェットコースター状態です。 氣血の流れもムチャクチャになって、身体中に「エビデンス想定外」の不調を来します。 飛行機がキリモミ状態で墜落している状況ですから、漢方薬より刺絡が効きます。 まずは氣血と陰陽の安定を取り戻さなくては・・・十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡がベストです。 登校不能で自宅の壁を殴って穴を開ける青年 壁に自分の頭を叩きつける子供  リストカットの少女 母子共依存がひどい閉じこもりの青年   中年の失声症  あがり症、過食肥満、薬物中毒の青年たち これまでいろいろな心身症・精神疾患にお薬を処方してきましたが、今なら投薬なしで刺絡をチョイスします。 お薬は症状を抑え込んでいただけでした。 どの患者さんも根本治療になっていないので、不安とあきらめ、落胆がいつまでもつきまとっていました。 運気が良好になって、新たな人生を歩み始めることのできた患者さんは・・・いませんでした。 氣血の乱れ、自律神経のアンバランスを整えて、悪血や水毒を浄化していかない限り、その病気を卒業することはできないのです。 とりあえず症状はおさまったけれど、生活は乱れたまま・・・ 早寝早起き、散歩やダイエットなど・・・やる気はあるけど、身体も気力もついてこないので閉じこもったまま・・・ 主治医からカウンセリングへ回されたけれど・・・起きられない、行けない・・・ そのうち薬の処方だけの通院になってしまった。。。 主治医も家族も、症状がおさまっているので、これで良しとしましょう・・・で納得。。。 癌も難病も、あらゆる病気がこの「あきらめ納得」図式に取り込まれてしまっています。 あきらめて納得できる方は、お薬を飲み続けていただければ良いでしょう。 私の人生はこんなもんじゃない!と魂がウズウズして、あきらめきれない方は、どうぞ ご受診ください。 しっかりと魂の声を聴かせていただき、根治していきます。

2016年10月24日月曜日

ごきげんさん 2016.10.24.

「認知症は治りますか?」 とても多いご質問です。 保険治療では、認知症薬の治療が主に行われています。 「認知症の薬は効きますか?」 効けば、どんどん服薬していただきますよ。 認知症も「冷え」が主因です。 身体の芯も脳深部も「冷え」と「悪血」がベットリと染み込んでいます。 いつも顔を真っ赤にしてイライラしていて、すぐに怒鳴るような高血圧タイプの方でも、主因を探っていくと、ひどい冷え&悪血に突き当たります。 (こういう人って、こころの奥も凍えています) 歳をとると腎虚から冷えが来ます。 我欲のストレスや死の恐怖のストレスは、肝・脾を痛めて冷えを招きます。 食生活で蓄積された化学物質や農薬、薬剤は、血を痛め、水毒を溜め込みます。 治療法としては・・・ 1)溜め込んでしまった化学物質や農薬、薬剤を排泄するために、小食療法(グルテンフリーも)は必須です。 2)漢方薬で冷えを温めていきますが、日頃の食事養生も最も大切です。玄米菜食をお薦めします。 3)刺絡療法(十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡)で脳を活性化します。 4)成長ホルモン療法(高価なのでご希望の方のみ) もちろん様々な生活指導・生き方指導に「耳をかたむける」素直さが必要不可欠です。 身体の芯の冷えも、脳深部の冷えも一朝一夕では治りませんが、生活習慣(生き方)を改めて根気よく治療していけば、必ず治ってきます。 歳のせいだから仕方ない・・・で諦めてしまうのは、もったいない。 脳の冷えをとれば、脳の悪血(血流障害)も水毒(神経細胞のスポンジ化)も改善へ向かいます。 「どれくらいの頻度で治療したらいいですか?」 認知症が気になっている、認知症を予防したい方なら、2週間に1回 認知症の診断を受けている方なら、軽度:週1回 中度:週2〜3回以上がお薦めです。 P.S. 効能のおまけ)目も耳も味覚も、良くなってきますよ。

2016年10月23日日曜日

ごきげんさん 2016.10.23.

「えらく痩せたね。首回りがスッとしてる」 「一日1食の小食療法にしてますから」 「そのゴールは?」 先日、久しぶりに中谷彰宏先生とお目にかかった時の会話です。 小食療法のゴール?・・・考えたこともありませんでした。 ゴールはありません。 健康になるためですが、それも天職を全うするためです。 できれば早く天白扇を賜りたいと思っているくらいですから、長命には関心ありません。 ご縁の繋がった人たち、天に導かれて診せていただいた人たちの万病を治し、それぞれの幸せを楽しんでいただくことが唯一の願いです。 ゴールは生きている人のためのもの。 生かされている身には、ただただ日々の感謝しかありません。 私の天職は「山澤損」の三爻   すべてを失いながら一人で行う卦です。別に賢者や仙人になど、なりたくないんだけど・・・ 小食療法の効能のひとつに、「感性が広がり、鋭くなる」があります。 脳氣功は、正しく小食療法の恩恵です。だって、勝手に深脳部が見えちゃうんだもの・・・ 十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡と氣血免疫療法が繋がったのも小食療法のおかげです。 「そのゴールは?」は「あなたの我欲・エゴは?」の問いかけです。 別に我欲やエゴがあって良いのです。だって、人間だもの。 易経が数千年の間、語り続けてきたことは、 「その我欲やエゴを、少しは世のため人のために向けてごらん」ということです。 小食療法も、成長ホルモン療法も、天職を全うしたいから。 これから万病に悩んでいる多くの患者さんたちと巡り会っていくことでしょう。 楽しみです。 スタートラインでは、前に向かって思いっきり飛び出していくだけで、ゴールは見えていません。 いつもスタートラインにいます。 そして明日もまた、新たなスタートです。日々是好出発 ですね。

2016年10月22日土曜日

ごきげんさん 2016.10.22.

お母さんが交通事故で大ケガした後、とじこもりになってしまった高校生を診ました。 お父さんも交通事故で亡くなったそうです。 精神科・心療内科で精神薬を飲まされたけど、全く効きません。 「そんな時は奥山医院に行かなくちゃ」と友人に薦められての受診です。 脈診では、性格的にちょっと「子供」が残っているけど芯の強さがあって、心身共に問題なし。 どうみても「交通事故」がキーワードですよね。 脳氣功で観ると、台風で倒れた大木が線路を塞いで交通遮断されているように、「交通事故」のトラウマが脳辺縁系に乗っかって、脳の氣血が巡っていませんでした。 17才 子供から大人への旅立ちの時を迎えたのです。 今は繭の中でジッとしている時です。だから、信じて見守ってあげるだけ。 小食療法、早寝早起き、爪もみの指導とスピリチュアルケアをして、 百会刺絡と手十井穴刺絡を施術しました。 脳深部の氣血が巡り始めたので、もう大丈夫でしょう。 自分の人生への旅立ちの時です。 エネルギーをしっかりと充電して、これだ!という時に思いっきり羽ばたけばいいのです。 統合医療は、見守りの医療でもあるのです。

2016年10月21日金曜日

ごきげんさん 2016.10.21.

「どうしたら元気になれますか?」 万病、ネガティブ、不幸に悩んでいる多くの方々の最大公約数クエスチョンです。 「先生は健康で、ポジティブで幸せそうでいいですね」 「あなたの10倍 悲惨で地獄人生ですよ」とお答えします。 それでもなぜ「健康で、ポジティブで幸せそうに」見えるのか? まず思い当たるのは、年頭から始めた「ごきげん小食療法」です。 一日1食(夕ご飯のみ) 朝はニンジン+リンゴジュースだけ、昼抜きです。 ビートたけしさん、タモリさん、ビルゲイツさん・・・第一線でバリバリ仕事をされている方々は一日1食です。 単なる流行りモノではなく、小食療法の起源はルネッサンス時代に遡れます。 小食療法の効能は・・・ 1)持病が消えていく。 身体に溜まった毒素が排毒されます。 2)病気にかかりにくくなる。 免疫力・自然治癒力が回復向上します。また血行不良=冷え・悪血・水毒が改善します。 3)身体が軽くなる。 末梢循環の改善=新陳代謝の向上=筋肉・神経系の活性化が起こります。 4)疲れにくくなる。 一日3食食べると、その消化吸収のために使うカロリーは、フルマラソンと同じカロリーを必要とします。もったいないですよね。昼食後に眠くなる、テンションが下がる・・・のは脳のエネルギー不足です。 5)睡眠時間が短くなる。 睡眠時間は、3食=9時間 2食=6時間 1食=3時間 断食=0時間と書いている本もあります。 確かに朝の目覚めはスッキリしてるので、朝活がまったく苦になりません。 6)肌が若返る。 体毒のデトックスは、肌をみずみずしく若がえらせます。 肌は最大の臓器ですから、いくら美容に時間とお金を注いでも、内臓臓器が疲労&老化していると「みずみずしく若返る」には及びません。 小食療法は、全身の若返りをもたらします。 7)頭が冴えてくる。 脳の神経細胞に溜まっていた鉛、水銀、アルミ、農薬、食物添加物、薬剤なども排毒されます。 中高年の「ちょっとしたド忘れ」はもちろんのこと、認知症の改善報告も多いです。 8)生き方が前向きになる。 落ち込まなくなる。ポジティブに考えられる。考えるより身体がサッと動く。人生が明るくなる。笑顔が多くなる。人間関係がよくなる・・・うれしい報告が多いです。 9)身体が引きしまる。 ダイエットできます、1日1食なんだから。 脂肪は落ちますが、筋肉はほとんど落ちないのが特徴です。身体が軽くなって、気持ちがポジティブになるので、自然と運動量が増える=筋トレになるからです。 ヒップアップの報告も多いです。 10)不妊症が改善する。 男女ともにSEX能力を格段に高めます。男性は「朝立ち」、女性は生理周期の安定と生理痛が軽減した報告が多いです。 11)寿命が延びる。 空腹感は長寿遺伝子のスイッチを入れるので、老化が抑制されます。 白髪化や顔の老化(しわ・しみ)も抑制されます。 12)食費は1/3 年間換算にすると、うれしいですね。 私は調理と食事の「時間」が活かせるのが何より嬉しいです。 13)仕事がはかどる。 頭が冴えて、テンションが持続しますから、仕事もはかどります。 タモリさんが27時間特番で中居君に曰く「食べるとね、絶対バテると思ったの」 14)感性が豊かになる。 感性が豊かになった、直感力が冴えてきた、自分の感情を楽しめるようになった、こころが落ち着いた、すべてに感謝できるようになった、自然のすべてを受け入れることができるようになった、という報告が多いです。 新しい趣味やボランティア活動に目覚めた方も多いです。 ヨガの経典に「腹四分で神に近づく」とあります。 自分も他人もすべてを許し、認め、愛する境地への道はいろいろありますが、難行苦行や七難八苦よりも、小食療法の方がはるかに楽チンです。 脳氣功で深脳部が見えるようになったのも、小食療法の恩恵だと思います。 最近では、肉食が出来なくなりました。身体が受けつけません。これも大切な排毒浄化作用だと感じています。 小食療法のコツは、「がんばらない」です。まずは、一日2食から始めましょう。 半年後に一日1食にできれば「大成功!」です。 陰陽太極で言えば、善人はかならず成功します! 悪人はかならず失敗しますが、「陰極まって陽と為す」ですから、小食療法にチャレンジしようと思った悪人さんは、あと一歩で陽となろうとしていると観ます。 悪人の人生に戻るのか、善人に生まれ変わるのか、小食療法はちょっとした天国からの蜘蛛の糸です。 もちろん何度チャレンジしてもOKです。生かされている限りは、チャレンジを許されているということですからね。 さぁ レッツ 小食療法!です。

2016年10月20日木曜日

ごきげんさん 2016.10.20.

「関節リウマチは漢方で治りますか?」とお尋ねいただきました。 もちろん、治りますよ! リウマチ科の多くは整形外科医さんです。 製薬会社の広告情報のまま、新薬を使っておられます。 関節リウマチは免疫病ですから、新薬=免疫抑制剤です。 ステロイドは恐ろしいと思い込んでいる患者さんも、免疫抑制剤には無抵抗です。 効果も副作用も ステロイド<<<免疫抑制剤 です。 交感神経・副交感神経を問答無用に抑え込んでしまうので、身体と脳の冷え症がMAXになります。 氣血の流れ:経絡がボロボロになるので 身体は、冷え+悪血+水毒=癌  脳は、冷え+悪血+水毒=認知症&脳卒中  そうそう眼にも来ますよ(網膜剥離、黄斑部変性) になりますが、これらはメーカー&お上の「副作用」にはカウントされません。 東洋医学のリウマチ治療は・・・ 関節が腫れて痛んでいる急性期には、十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡がベストです。 骨が溶けて関節が変形してしまった慢性期は、西洋医学では「治りません。対症療法でリハビリしてください」です。 東洋医学+スピリチュアルケアの統合医療では、患者さんに「治ります。治します」の思念を持っていただきます。 その上で医師は、十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡で経絡を疎通して氣血を整え、交感神経ー副交感神経のバランスを回復させて免疫力を正常化していきます。 同時に漢方薬で水毒を治し、血を美しくします。 思念? またまた怪しげなことを言って・・・? 思念とは、スプーン曲げのようなものです。 常識では曲がらないと決めてかかっていると曲がりません。 でも、曲がる人も多いです・・・最近、特に増えてきてます。 リウマチで骨が溶けた関節のレントゲン写真を見せられて「あきらめなさい」とお医者様に言われると、100% あきらめます。 「もう絶対に元の関節には戻らない」が常識になって、それが思念になります。 でも、その溶けた関節の骨細胞は、数年で全部、入れ替わります。 細胞レベルでの破壊と再生が絶えず続くことが生きている証です。 破壊の後、設計図かお手本の通りに再生が起こります。 設計図は遺伝子、お手本が常識や想念です。 治らないという想念のままだと、溶けた関節が再生されます。 治るという想念が強ければ、罹患前の関節が蘇ってきます。 シンプルですよね。大日如来さんが言ってることですから(仏教経典) 老人ホームのお婆ちゃんたちがお化粧すると、見違えるように元気になって歩き出すのも・・・想念パワーです。 愛してるよ、って囁くのも、想念パワーです。 イエスさまやお釈迦さまが万病を治せたのは、この想念パワーが超強力だったからです。 イエスさまやお釈迦さまに直接触れられて「治るよ」と言われたら、患者さんの想念パワーも全開MAXになります。だから、治った。 西洋医学では、プラセボ効果と一笑にふされますが、東洋医学と非常に相性の良いこの想念パワーを治療に利用しない手はないでしょう。 そんな統合医療をご希望の方は、大阪心斎橋までお越し下さいね。 P.S. リウマチの関節変形に比べたら、癌の方がよっぽど治りやすいですよ。

2016年10月19日水曜日

ごきげんさん 2016.10.19.

先週来、アトピーの患者さんたちが刺絡療法を受けに来院して下さっています。 学校の先生でチョークかぶれで手にひどいアトピーが出ていた方は、手の十井穴刺絡・百会の刺絡をした途端に、手の痒みが消え、首、顔のアトピーの熱も下がりました。 「こんなに早く効くのですか!」と驚かれてました。 刺絡は最強の鍼ですから、即効すると共に、効果も持続します。 漢方診では、やはり下半身の冷えが火をあおっていました。 ともかく頭が痒くてたまらないお爺ちゃんは、頭皮に熱湿性の吹き出物が多数ありました。 皮膚科に行っても、ステロイドの塗り薬を処方されただけでした。 背中を診ると、腎兪に掌大のケロイド状皮疹がありましたので、まずこれを刺絡&吸角しました。 すると、ドス黒い血が沸き出してきました。腎の冷えと悪血の証です。 刺絡した頭の百会からも黒い血が出ると共に、頭皮のブヨブヨ感(水毒)が軽くなっていきました。 アトピーは、身体の芯の冷えが火を煽って皮膚を焼き焦がすと診ます。 火は刺絡で、冷えは漢方で治していきます。 上が火で下が水ですから、「火水未済」の病です。 昭和32年の「易学病占」の本には「根気よく治療すれば、長夜に曙光を望むが如く回生の緒に就く」とあります。 面白いのは、この「火水未済」だけ、いくら古典書物を探してみても占例が見つからなかった、とあります。 60年前には、アトピーなどなかったのです。 アトピーは、氣・血・水が三つ巴で乱れています。 気血免疫療法で診ると、副交感神経の過緊張が主因です。 食べ過ぎ・倦怠感・不眠・うつ気分なども伴います。 東洋医学は、漢方薬と鍼灸刺絡が左右の手のように協力しあって万病を治します。 漢方薬も鍼灸刺絡もどちらも大切です。 両者が協力しあってはじめて、最高の治療ができるのです。 「刺絡療法に通いたいけれど、遠くてムリです」という悲鳴?も多く寄せられます。 あなたの町の「鍼灸院」で「手・足の十井穴刺絡と百会の刺絡をしてくれませんか?」と尋ねてみましょう。 (「鍼灸接骨院」はお薦めしません。鍼灸一本で治療している鍼灸師は本物(が多い)です) 漢方クリニックがお近くにあると良いですね(直接、漢方薬局で処方してもらうと保険は効きません)

2016年10月18日火曜日

ごきげんさん 2016.10.18.

ナルコレプシーの患者さんをご紹介いただきました。 ナルコレプシー:日中において場所や状況を選ばず起こる強い眠気の発作を主な症状とする脳疾患(睡眠障害)である。(Wikipedia) 治療法(保険治療)は、中枢神経刺激剤の服用です・・・リタリンなどの合法認可覚醒剤です。 漢方診で目についたのは、氣の上気と下半身の冷えです。 特に顔と頭の前半分に氣逆を観ます。 脳氣功で深脳部を観てみると・・・冷えてます。かなりの血虚です。 松果体、辺縁系、海馬は構造的に問題はありませんが、この冷えでは、うまく氣を巡らして意識を保つことは難しいでしょう。 日中の歩行など無意識で行う運動は、脳幹と自律神経が反射的に行ってくれるので、冷えの悪影響はあまり出てきません。 意識を集中して、大脳をフル回転して酷使する仕事中は、深脳部にもかなりの負担が来ます。 脳は交感神経系を過度に活性化することで気虚に陥ることを防ぎ、仕事効率と意識を保とうとがんばります。 脳の前半分が氣逆に観えたのは、この脳の交感神経の過緊張と中脳辺縁系の過熱オーバーワークです。 脳幹部は冷えたままですから、突然、過熱していた深脳部と大脳の交感神経系のブレーカーが落ちます。 先日の東京の大停電のようなものです。脳は眠ってしまいます。 覚醒剤は、交感神経系を大きく賦活します。 血液中の顆粒球が刺激されて、活性酸素が全身に広がります。 脳で神経伝達回路を保護しているグリア細胞たちも交感神経の過緊張に反応して、狂乱状態に陥ります。(幻覚、異常行動) 脳深部では、ますます冷える&血虚が悪化します。 脳深部は、脳幹から脊髄へと繋がっているので、末梢神経まで「冷え&血虚」が及びます。 しびれ、マヒ、発疹、感覚異常、関節痛、筋痛・・・さまざまな末端症状が現れます。 脳の交感神経の過緊張は、そのまま全身の交感神経の過緊張をもたらしますので、生活習慣病、慢性疾患、難病奇病、癌病を引きおこします。 東洋医学での治療法は・・・ 脳の交感神経の過緊張を緩めます。まず、脳と身体の氣逆を整えるところから始まります。 大切なのは、脳と身体の冷えを治すことです。 1)小食療法 一日2食から始めて、一日1食へともっていきます。 2)早寝早起き 脳のホルモン分泌のゴールデンタイムは夜間(pm11〜am4)です。この時間帯に脳を休めると、脳の交感神経の過緊張は緩んできます。 3)手(足)十井穴刺絡と百会の刺絡 福田稔先生の気血免疫療法の面からも、中国4000年の歴史の黄帝内経の経絡刺絡論からも、最高の治療法です。 4)漢方薬での冷え治療 ・グルテンフリー ・ベジタリアン食(肉食からの脱皮) ・瞑想 も良いですよ。 これらのナルコレプシーの治療法を易経に尋ねてみると・・・ 地雷復 二爻 「休復、吉」 病気は、快方に向かい、治ります。 ほらね! 治るんですよ!(*^^)v

2016年10月17日月曜日

ごきげんさん 2016.10.17.

日本のアーユルヴェーダのトップ、蓮村誠先生の脈診研修会のお手伝いをしています。 1年以上の研鑽を積んで来られた研修生の皆さんは今、脈診のとても精妙な感覚を学んでおられます。 絶対にロボット化できない超直感の世界です。 昨日の研修会では、「過去も未来も、今この時にある」というお話がありました。 アーユルヴェーダが、スピリチュアルケアにも大いに役立つ証ですね。 患者さんの脈に触れていると、深いところに潜んでいる邪を観ることがあります。 邪を観るだけで、その邪に解放のプロセスが起こります。 脈を診てもらうだけで、元気になる、調子が良くなるわけです。 脈に潜む邪は何年、何十年前のもので、患者さんはもう忘れてしまっているかもしれません。 身体的な邪かもしれないし、心的な邪かもしれませんが、脈診で見つけてもらっただけで解放されます。 「無邪気に脈に触れるだけ」 左脳を使うと、脈は観えてきません。 右脳の感覚も、脈診に限界を与えます。 左脳と右脳はもちろん大切です。それが和したところに宇宙意識との合一があります。 研修生の皆さんは今、この宇宙意識との合一の入り口に立っておられます。 ここでは、「自分を信じる」ことに向き合います。 脈の邪を観た時、「治したい」とか「これは何だ?」と思うと、邪は逃げていきます。 スピリチュアルケアの「治す」は、「愛のエネルギー」に尽きます。 治したいという思いですら、我欲となり、偽りの愛のエネルギーとなってしまいます。 脈で邪を観る。宇宙意識と和合していれば、愛のエネルギーが邪を解放してくれます。 この脈診で邪を観て解放するプロセスは、経絡鍼灸や陰陽太極鍼、気血免疫療法などにも通じます。 左脳で学ぶところから始まり、右脳で感じるところに達して、宇宙意識で観るに至ります。 私にとっては、脳氣功が正しく「宇宙意識で観る」です。 研修生の皆さんと同じように、深脳部:脳幹ー中脳ー辺縁系が「観えた」時には動揺しました。 蓮村先生のお話をうかがいながら、あらためて自分を信じることができました。 同時に、深脳部にある様々な「邪」への向き合い方も分かりました。 スピリチュアルケアはシンプルです。 素直に、無邪気に、患者さんの本質と向き合っていきます。 宇宙意識もシンプルです。それは愛です。 脈の波動も愛です。だから脈診を介して互いに通じ合えるのです。 愛は五感で感じ取れますが、五感で感じ取った愛を合計してみても100%には足りません。 その何か足りない部分に、無限の宇宙意識の愛が満ちあふれているのです。

2016年10月16日日曜日

ごきげんさん 2016.10.16.

十井穴刺絡・百会の刺絡から気血免疫療法の福田稔先生と繋がり、免疫革命の安保徹先生と繋がり、新医学宣言の船瀬俊介さんと繋がりました。 天に導かれるまま、まるでオデュッセウスのように、この世の智恵者たちに巡り会っています。 これまで35年間のさまざまな学びと経験が、今、集大成されていくのを感じています。 アーユルヴェーダの脈診 日本漢方と中医漢方 鍼灸と経絡、陰陽太極鍼 刺絡は気血免疫療法へ 光の前世療法はスピリチュアルケアへ そして今年、新医院でやろうとしていることが「新医学宣言」そのものであることが分かりました。 “活人”医療の 「新医学」 への道 (1) 「自然治癒力」 を最重視する。(大自然の力を解明し活かす) (2) 「食」 「心」 「からだ」から治す。 (圧殺した ※伝統4流派の復活) (3) 「自然療法」 の最大利用を!(食事、運動、転地など) (4) 「精神神経免疫学」 の評価。(「心理療法」の確立、応用) (5) 「笑いの療法」 の積極応用。(驚嘆の効用を現場で活かす) (6) 「氣の療法」 理論の再評価。(気功、鍼灸、指圧等を活用) (7) 「整体療法」 「運動療法」 等。(呼吸法、ヨガ体操、瞑想など) (8) 「建築医学」 など環境医学を。(環境と健康は不可分である) (9) 広範な 「代替療法」 の検証。(民間伝承は体験科学の蓄積) (10) 「新医学行政」 確立を目指す。(予防医学、成功報酬の重視) ※(2)圧殺した ※伝統4流派とは ―― ホメオパシー (同種療法) ナチュロパシー(自然療法) オステオパシー(整体療法) サイコパシー (心理療法) (新医学宣言HPよりコピペ) ホメオパシーもオステオパシーもすでに習得済みですし、光の前世療法はサイコパシーに入ります。 船瀬さんの本は、かなり過激な内容ですが、古い世界の本質をしっかりと突いているところに共感できます。 私なりに「新医学宣言」をまとめてみると・・・ 1)自然治癒力と免疫力の回復で万病は治る。 (陰陽太極では、生かされている=治る力を内在している、と考えます) ・心身一如の治療 ・氣血水と陰陽バランスを整える治療 ・自律神経のバランスを回復する治療 ・触れる診察、触れる治療 2)食・こころ・身体・祈り 小宇宙の人間として向き合う。 ・祈り:生かされている喜びと感謝、愛に生きる。大自然との和合。 3)薬や検査よりも、自然療法(運動・食事・楽しみ・語らい・趣味 ) ・朝の氣で病気を治す(朝活診療) ・ごきげん小食療法(元気な腸内フローラの育成) ・玄米菜食 ・生活習慣病や慢性疾患の薬を減薬廃薬していきましょう。 4)生きがいの創造(精神神経免疫学) ・病気の意味に気づく。(意味に気づけば、病気は消える) ・大病は人生の大節目であり、新たな人生へのスタート。 5)笑いの療法 ・姿勢とお洒落は万病予防になる。 ・ごきげんさんに生きて、ごきげんさんに逝く。 6)氣の療法 ・脳氣功 ・衛気鍼 波瀾万丈な医者人生の先に見えてきた新天地がこれらです。 共感していただける輪が広がっていったらいいなぁ 神さまを信じ、自分を信じて、日々是好日でがんばっていきます。

2016年10月15日土曜日

ごきげんさん 2016.10.15.

今日の土曜外来は、肩こり・肩痛の患者さんが続きました。 肩こりから後頚部痛へ、そして筋収縮性頭痛へと波及する肩こりさんには、葛根湯が効きます。 しかし筋収縮性頭痛のない肩こりさんには、葛根湯は効きません。 もちろんロキソニンなどの消炎鎮痛剤も効かないですし、肩をよけいに冷やしてしまうだけです。 ここは大八木流打鍼の出番です。 鼠径部に圧痛が出ているのは、解剖学的な筋の起始停止の関係上での肩こりです。 痛い側の背筋(ヘレ肉部分)もわずかに腫れています。 治療法は、鼠径部圧痛点への打鍼です。 それもまるでホメオパシーのように、打鍼が軽ければ軽いほどよく効きます。 このタイプの肩こりの患者さんは、姿勢に問題がありますので、生活指導として、正座で書道・ダンス・仕舞をお薦めします。 普段、歩くときも、丹田にグッと力を入れて、背筋を伸ばして、COOLな姿勢を心がけていただきます。 これだけで肩こり・腰痛が治ります。 鼠径部の圧痛は、気血と自律神経系の滞りでもあるので、この滞りを解放してあげると、倦怠感、肥満、むくみ、自律神経失調症などの冷え・悪血・水毒の症状が改善していきます。 頭から足の先までの気血・自律神経が通ると、運気がアップしてきます。 目力が出ます。 頭の回転が速くなります。 やる気、元気が出てきます。 オーラが輝きます。 ワンランク上の仕事も彼氏彼女も引き寄せてしまいます。 丹田を冷やさないこと=普段の姿勢を正すべし です。 生活指導を受け入れてくださる患者さんは、素直で、意識レベルが高いです。人相も良いですよ。 生活指導など馬耳東風な人たちは、お薬が大好きです。 薬を飲んで、とりあえず症状を抑えて満足です。 その薬が冷え・悪血・水毒をどんどん悪くして、自然治癒力も免疫力も衰えてしまって、全身にさまざまな症状・病気をもたらしてきて・・・薬地獄に墜ちていきます。 最後は、高血圧薬・糖尿薬・高脂血薬・抗癌剤で薬殺されます。 私も急性期症状にはお薬を使いますが、慢性期疾患には、やはり生活指導がベストな治療だと思っています。 医者に薬をもらって治してもらう・・・な患者さんは一見さんで再診されません。 医者に生活指導・養生法を教えてもらって、自分で治す。 そんな当たり前のことに目覚めた人たちは、人生も輝いています。 ステキですね。 ほんものの健康がわかっておられる皆さんが、ゆっくりですが着実に増えてきているのを実感しています。 感謝&感謝 ありがとうございます。

2016年10月14日金曜日

ごきげんさん 2016.10.14.

ボブ・ディランさんがノーベル文学賞を受賞されましたね。 心地よい驚きと共に、おめでとうございます! 2016年、新しい時代に入った確かな感触がまたひとつ増えました。 あんなものは文学ではない!と叫びたい人は、脳硬化症に注意ですよ。 能の謡本も、演劇の台本も、文学です。 先日、ホメロスのオデュッセイアの能「冥府行」を観ました。 素晴らしかったです。人生が揺さぶられるような感動しました。 ホメロスは文学です。能は芸術です。文学も芸術も同じです。 原稿用紙500枚、1000枚で伝えたいものを表現するのもよし、 31文字の1首で時代を超えて人々に伝わっていくのもよし。 白鳥の愛の囁きにも、クジラの母親の子を想う呟きにも、メロディーがあります。 原人の最初の「文学」は、鼻歌だったのではないでしょうか? 作家も音楽家も、天から降ってくる、と言います。 仏師は、木の中に仏さまの姿が見えてくるし、 画家は、絵筆を持った手が勝手に動いてしまいます。 ボブ・ディランさんのノーベル文学賞受賞は、脳硬化症に苦しんでいた世界が、新しい和の世界へと大きな方向転回&小さな一歩を踏み出した、とても明るい兆しです。 大戦、経済崩壊、疾病・・・いくつもの黙示録が危惧される今だからこそ、 この光明をこころから言祝ぎたいと思います。 ボブ おめでとう! そして、神さま、ありがとうございます!

2016年10月13日木曜日

ごきげんさん 2016.10.13.

「易経を勉強されているのですか?」とお尋ねいただきました。 易経の由来は、紀元前3000年頃の三皇時代(伏羲、神農、黄帝)の伏羲が易の八卦を作ったとされています。 では、今日、このブログと繋がった方の「これから」の卦を立ててみましょう。 震 ー ー  雷水解の初爻   ー ー   ーーー 扻 ー ー   ーーー   ー ー○ 彖辞(←周の文王が64卦に辞をかけられました:紀元前1100年頃) 解は、西南に利(よ)ろし。往く攸(ところ)なければ、其れ来り復(かえ)りて吉。往く攸あれば、夙(はや)くして吉。 彖伝(←孔子が64卦の解説を書かれました:紀元前500年頃) 解は険にして以て動く。動きて険を免(まぬが)るるは解。解は西南に利ろしとは、往きて衆を得るなり。其れ来り復りて吉とは、すなわち中を得るなり。往く攸あれば、夙くして吉とは、往きて功あるなり。天地解けて雷雨作(おこ)り、雷雨作りて百果草木みな甲柝(こうたく)す。解の時大いなる哉。 象伝 雷雨作るは解。君子以て過ちを赦し罪を宥(なだ)む。 解:解く、解ける、緩むの意味。 卦:内卦は扻=水で冬、外卦は震=雷で春であり、暖かい。 外が春となり暖かくなって氷が解ける、寒気が緩むの象から、解という。 解は、解ける、解消するの意で、今までの苦労が解消したならば、平穏にしているのがよい。 解消すべき事がなければ、自分の居るところに帰って安静にしていれば吉である。 まだ解消しなければならない事があれば、早く解決するように努めて吉である。 この卦は、解ける、今までの悩みや苦労が解けて吉となる。 しかし、苦労や悩みがない場合は、今までの順調が解けて凶となる。 今まで苦労の中にあった場合は良好運で、これから苦労が解けて好転し、漸次明るくなり良くなっていきます。 これまで順調だった場合は慎重運で、これから順調が解消して次第に不調になります。 病気は快方へ向かいます。 初爻 咎なし。 象伝 剛柔の際りは、義咎なきなり。 何事も目上や上司に従えば次第に良くなる。 人の援助で苦労から脱出できる。 元気な人に従うこと。 新しい交際が芽生える時。 新たな望みが生まれる時。 このブログに繋がっている方々は、すばらしい! 吉兆だ! な方ばかりだと思います。 人は動いているからこそ、吉凶に出会います。 がんばればがんばるほど、凶事も手強く、大きな壁となって立ちはだかってきます。 でもそれは、日々、動いてる証です。 陰陽は絶えず流転しています。人も動いてこそ、この宇宙を生きることができます。 文王も孔子も、動かない人は問題外ですので相手にしていません。 動いているからこそ、今は止まれ、戻れ、今こそ行け!と示してくれます。 易経はまるでマラソンの監督ですね。 ここはペースを抑えろ! 今だ、スパートだ! と叫んでくれます。すべては優勝 栄冠のためです。 (実は、雷水解の卦で・・・ホッとしてます。四大凶卦っていうのもありますからね) 病気が治る卦ですから、最幸です。 ただし、まだ初爻ですから、回復の始まりです。 時間はまだまだかかりますが、必ず治っていきますよ。 吉を極めると凶へ向かいます。凶も極まると吉に向かいます。これが陰陽であり、この5000年あまり続いてきた陰陽宇宙の大原則です。 雷水解は、ちょうどその真ん中です。 向いている方向が春から夏へ、なのが良いですね。ワクワクしてきます。 これまでの苦労と努力が報われます。 新しい出会い、天職が待っています。 病気が治ったら、何をしましょうか? 今から計画を立てましょう。 足下の氷が解けると、一年で最も美しい春を楽しめます。 花々が一斉に咲き出すように、あなたの花も誇らしげに咲くでしょう。 そんな希望に充ちた早春の卦「雷水解」をプレゼントします。

2016年10月12日水曜日

ごきげんさん 2016.10.12.

「高血圧で何種類ものお薬を飲んでいますが、血圧があまり下がりません。かかりつけの先生からは、やせなさい!と言われるだけです。東洋医学で何とかなりませんか?」とのご質問です。 こういう肥満&高血圧の方は、珍しくありません。カビゴン、よく見かけます。 薬剤抵抗性高血圧という「医者のせいでも患者のせいでもない」白旗降参な病名に逃げたり、 肥満だからダメ、生活習慣が悪いからダメ、という「おまえのせい」患者性悪説で押し切ったりされます。 体質だから痩せられない、血圧も下がらない・・・死んでも仕方ない・・・が西洋医学の限界です。 ちょっと待ったぁぁ!です。 肥満は副交感神経の緊張状態から始まります。ユルユルになり過ぎて過食してしまいます。 高血圧は交感神経の緊張状態から始まります。心身のストレス持続が血管を収縮させ続けます。 冷えと水毒は肥満を後押します。 悪血が高血圧の致命傷のスイッチを入れます。 漢方薬は、ゆるやかにこの冷え・水毒・悪血を整えていきます。 鍼灸刺絡は、交感神経・副交感神経のアンバランスを正してくれます。 生活習慣(冷飲過食・夜更かし・運動不足・・・)を改めることは大切ですが、 まず交感神経・副交感神経のアンバランスを正してあげないと、 いきなり生活習慣の改善は難しいです。 高血圧のお薬がどんどん増えていってしまうのは、自律神経のアンバランスと心身深くの冷え・悪血・水毒に手をつけずに、薬で抑え込もうとしてしまうからです。 降圧剤を何種類も飲まされている難治性高血圧の患者さんへのお薦めは、 まず刺絡療法:手足十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡で、交感神経・副交感神経のアンバランスを正しながら、 漢方薬で、悪血・冷え・水毒を整えていく治療です。 数ヶ月後、冷え・悪血・水毒が調ってくれば、胃は自然と正常のサイズに戻っていますから、ダイエットに入りましょう。 交感神経の過緊張が解けてくると、自然界からの誘い声が聞こえてきて、ウォーキングしたくなってきます。 副交感神経がバランスを取り戻してくると、冷飲過食が嫌になってきます。 最初の一剤を減薬するまでには、1年はかかるでしょう。 もう一剤の減量も・・・1年かかるかな。 年に1剤の減薬のつもりで気長に治療していきましょう。 そんなに待てない? もっと早く効果を出したい? 其れこそ、交感神経の過緊張状態ですよ。危ない&危ない。 癌やベーチェット病などの難病の患者さんの多くは、交感神経の過緊張状態です。 待てない。続かない。信じない。 肥満や糖尿病は、副交感神経の過緊張状態です。 あきらめる。ひらきなおる。冬眠する。 これを読んでしまったのも多生の縁。 薬師如来さんからのお導きだと思える方は、治りますよ。 一昔前まで、出雲の一畑薬師さんには、全国から眼病の患者さんがご祈願に来られていました。 あんなに遠くて不便なところに出かけていく。それも眼病だから、とても大変な旅だったでしょう。 多くの人情に触れながら、最初は感謝できなかったけれど、きっと薬師さんの前に座る頃には、感謝&感謝の人に生まれ変わっていたことでしょう。 (交感神経と副交感神経のアンバランスの改善) 目は見えなくても、こころの目で宍道湖の夕日を眺めることができたはずです。 (交感神経・副交感神経リズムの回復) 歩く&歩くで、水毒も悪血も冷えも改善します。 あんなところまで行ってきたという達成感が、生き方も性格も良い方へと変えてしまいます。 病気は気づきの種です。 じっとしていても、種は芽を出しません。 土に植えて、水やりを繰り返して、やっと芽が出てきます。 自然のリズムに身体も気持ちも合わせてあげると、病気の意味がわかってくると同時に、病気の治し方にも気づき、受け入れることができますよ。 だから、大丈夫。ご一緒に、がんばりましょう。

2016年10月11日火曜日

ごきげんさん 2016.10.11.

故 福田稔先生の気血免疫療法の著書からは、先生が最終的に到達された手技が見えてきます。 手足十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴経絡刺絡で、交感神経と副交感神経のアンバランスを整えていきます。 鍼灸界で用いる経絡経穴は図表として地図のように固定されていますが、福田先生は経験上、経絡経穴は動くものだ、ということに気づいておられました。 晩年の治療も、直接皮膚に刺絡するよりも、磁気ペンで反応経穴を押されていました。 手足から頭の百会まで連なる経絡の中から、反応している経穴を刺絡していくのは、とても大変だし、現実的ではありません(痛すぎるしネ)。 さて、私はどうしたものか? と思っていると、ちゃんと夢のお告げ?がありました。 数年前の北辰会研修会で偶然に、古代鍼の代わりに人差し指で反応経穴に触れても、同等以上の効果を得られることを実証できていたことを思い出しました。 半年前に読んでいた遠藤喨及さんのタオ指圧にも、ここで繋がりました。 手足十井穴刺絡と百会の刺絡は、もちろん純正の刺絡を施術します。 解剖学的静脈系の未知なる可能性を刺絡学会の特別講演(東大解剖学教室の准教授)で伺って、小さな静脈性出血とパスカルの法則がしっかりと腑に落ちているので、純正刺絡は欠かせません。 特に強く反応している頭と手足の間の経穴は刺絡&吸角が必要ですが、 普通の反応経穴は、触れて、軽くタオ指圧のように押すだけか、銀鍉鍼で打鍼するのが良いでしょう。 そうやって患者さんに「触れる経絡刺絡」をしている自分の姿を夢に見ました。 早速、今朝一番で漢方受診された患者さんに、今日は足の静脈瘤の刺絡をご希望していただけました。 恐ろしいくらいの超高速シンクロに、とても驚きながら、 夢の中で練習?してきた通りに「触れる経絡刺絡」を施術させていただきました。 こうやって治療方法がどんどん練り上げられていくと、ワクワクが止まりません。 神さまが土をこね、ロクロを回して、何かを創り上げて下さっています。 きっと河井寛次郎や古田織部のような強烈にクセのある作品に焼き上がるでしょう。 焼き上がりまであとわずか。 多くの患者さんたちと希望と勇気、そして生きる楽しさを分かち合えるのを楽しみにしています。 P.S. 半年あまり勤務していただいた事務さんが退職されますので、急遽、新しい事務さんを募集いたします。 ・年齢不問、医療事務経験も不問です。 ・仕事内容は、受付・会計・医療事務・医療秘書です。 (これまでも未経験の方を育ててきましたので、お勉強する気のある方なら大丈夫です) ・月曜〜金曜 朝7時〜午後2時(ご希望の曜日、時間帯があれば、要相談です) ・看護師・鍼灸師の方も可能です。 ・試用期間6ヶ月です(半年すれば、天職かどうかが分かります) ・給与は要相談です(交通費支給、社会保険・労災有) ・生きがいの創造を実践するには、最適な環境です。 ご自分の医療レベルを磨き上げるのにも最幸な施設です。ただし・・・ ・東洋医学と西洋医学の統合医療ですので、脈診・舌診・腹診・背診・鍼灸・刺絡・お灸・氣功などに興味のある方。 ・スピリチュアル精神世界(光の前世療法など)の話題が患者さまとの雑談でも多くなりますので、こちらも興味のある方。 ・大きな天運、善き天氣に守られている医院ですので、邪気邪念の強い方。 ・・・・は無理な仕事場です。 お問合せ:医院までメールにてお願いします。 love@okuyama.or.jp お申込み:遠方の方は、まず履歴書を医院までご送付願います。お近くの方は、医院までお電話いただき、面談日時を決めさせていただきます。

2016年10月10日月曜日

ごきげんさん 2016.10.10.

長年の向精神薬を減薬したい患者さんが「刺絡」を受診されました。 四診と体表観察の後、手の十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡を施術しました。 白血球の迅速検査では、軽度の顆粒球過多(交感神経緊張)ですが、白血球数自体が少ないのは、やはり向精神薬の影響でしょう。 当然、相対的にリンパ球数も少ないので免疫力は脆弱で、神経病ウィルスや癌病ウィルスに容易にハッッキングされてしまう危険性がありました。 まだ未病ですので、すんでの所で受診されて、よかった&よかった! 神さまのお導きですね。 十井穴刺絡では、交感神経と副交感神経の長期にわたるアンバランスが見て取れました。 百会の刺絡では、典型的な脳の水毒・悪血・冷えで、百会はブヨブヨ・・・これは刺絡が効きますよ。 治療後、感想メールをいただきました。 刺絡した百会の場所は、元々、手でグリグリすると気持ち良くなる場所だったそうです。 手の刺絡した所も、よくペン先でツンツンするクセのある場所だったので、驚かれたそうです。 ほらね、身体の声って、本当は誰でも聞こえてきているんですよ。 打鍼の師匠から「リストカットする患者さんに刺絡をするようになったら、リストカットしなくなって、精神症状もすごく良くなった」という話をうかがったことがあります。 向精神薬は、交感神経と副交感神経をアンバランスのまま抑え込んでしまいます。 精神症状が治った のではなく、抑え込んだ が精神医学です。 病気を征圧し、病源を壊滅する ・・・西洋医学そのものです。 東洋医学は、陰陽流転、気血水の調和 ・・・バランスの医学です。 精神症状は氣のアンバランスが前面に出てくるので、鍼灸がよく効きます。 特に、刺絡は最強の鍼です。 経絡経穴を疎通する意と交感神経・副交感神経のバランスを取る意をもって患者さんを診ていくと、治りたい・バランスを取り戻したい患者さんの心身の声が聞こえてきます。 易経では、施術者の治したい気持ちを戒めています。 患者さんの治りたい声に寄り添うためには、施術者の心声も滅寂しなくてはなりません。 心身に染み込んだ向精神薬を浄化していくためには、数ヶ月、数年の長い年月がかかります。 アトピーの長期ステロイド剤の浄化プロセスのように、瞑眩反応も起こるでしょう。 自分自身の心身の声に気づいておられない患者さんには、耐えられない年月と瞑眩反応です。 病気の誰もが治る力を持っています。 我欲とエゴは、恐怖と不安をあおって、治る力の治す声をかき消してしまいます。 そんな西洋医学の虚構から目覚めて、治る力の声を聞く患者さんも増えました。 治る力は治るために、患者さんを行くべきところに導きます。 同時に、我欲とエゴ、恐怖と不安が大決戦を仕掛けてきます。 お金、時間、期待、痛み、風評・・・一番弱いところを見事に突いてきます。 そんな第一関門で試されるのは、自分を信じる力です。愛ですね。 治る力は愛です。 治る声も愛です。 病気は愛を磨いてくれている。感謝&感謝。 病気を克服した患者さんは皆さん、病気に感謝されています。 治る力も、生きる力も、愛です。 その愛は、感謝で満ちあふれています。 だから、あなたも治りますよ。

2016年10月9日日曜日

ごきげんさん 2016.10.9.

脳氣功をさせていただきた患者さんから 「脳梗塞になった意味がわかりました。 脳梗塞でなければだめだったと思います。 この流れに感謝です。ありがとうございます。」とのお手紙をいただきました。 脳外科医は、画像診断を基に病気を語ります。 脳科学者は、脳解剖生理学や脳代謝画像診断を基に病気を語ります。 脳氣功は、深脳部(中脳〜辺縁系〜脳幹)の氣血を基に病気の原因と意味と治し方を語ります。 病気の意味がわかって、腑に落ちて、笑い飛ばせたら、もう病気は治ります。 要らないものは自然に排泄されるのが宇宙の理、陰陽タオの道だからです。 病気の意味がわかれば、人生が大きくステップアップします。 辛く険しい難行苦行の山道を登ってきて、やっと頂上を極めたのです。 そこからの景色は、病気の意味がわかった人しか味わえない至福の感激です。 ゆっくりと楽しんでくださいね。 脳氣功は、語りの薬です。 もちろん深脳部に美しい氣血を流したり、汚れや滞りを浄化します。 でもそれは、皆さんの気づきの種が芽を出し、葉が出て、花が咲くための雑草取りです。 誰もが治る力と気づきの種を持っておられますからね。 「大丈夫、治りますよ」 古の君子の時代、参謀は勝てなければ、御典医は治せなければ、死を賜っていました。 なぜ微笑みながら死ねたのか? それは天命であり、天恵を得て、天術を預かってきた自負自覚があったからです。 天命とは、この命を天に託すこと。 天に託せば、自ずと生と死が見えてきます。 生と死は、天と地。万病は、天地にかかる雲です。 雲を見て、雲を楽しみ、雲に乗る。 雲をつかむようなお話ですが、こころのどこかにピーンと来た方は、気づきの種が発芽してますよ。

2016年10月8日土曜日

ごきげんさん 2016.10.8.

氣血免疫療法の故 福田稔先生の遺作を読むと、 患者さんの身体を診ると、氣血が滞っている穴が見えてきて、そこを刺絡して万病を治しておられたのがよく分かります。 視覚で見ているのではなく、第三の目で感じ取って見えている境地です。 上医の境地ですね。 アイスマンの刺絡の跡から、彼は座骨神経痛だったことが分かっています。 大昔はシャーマンの時代です。 きっと氣血の滞りの穴を診て、刺絡して治していたのでしょう。 民間療法の抜缶療法も、昭和の終わりまで残っていましたが、これもまさしく刺絡&吸角療法です。 縄文時代からつい最近まで、刺絡は医療としても民間療法としても伝承されてきました。 効くものは効く。 福田稔先生は、交感神経・副交感神経のアンバランスと免疫力・自然治癒力の関係を明らかにすると共に、その治し方として刺絡に辿り着かれました。 その行程は難行苦行の連続でしたが、天恵として、氣血が見える目を開眼していただけたのでしょう。 今月から漢方診をしながら、脳氣功で患者さんの中脳〜辺縁系〜脳幹を診ています。 脳幹梗塞、ギランバレー、統合失調症から、ちょっとしたもの忘れ、心的ストレス、目耳鼻の病気・・・なるほど深脳部はさまざまな病態を見せてくれます。 そして、氣血水のどこから治療していけば脳を蘇らせることができるのか、に気づかせてくれます。 あるセミナー講師の先生の脳を眺め診ると、中脳がとても固くなっていました。 中脳〜辺縁系〜脳幹が固いのは交感神経の慢性過剰反応、弱いのは副交感神経の慢性過剰反応だと気づきました。 高次脳機能障害とまではいきませんが、ちょっそしたもの忘れ、セリフが出ない、感情面の秋風、歳を感じる・・・などの兆候の原因となります。 鍼灸刺絡でケアーすれば、これからも未病で過ごせるでしょう。 福田先生は患者さんに「医者が治すのは5%。95%は患者さんが自分自身で治していく」と強く言われていたそうです。 脳活アドバイスも自分なりに実践していただかなくては、ニャースに小判です。 福田先生の氣血免疫療法の真髄を早速、刺絡療法に取り入れました。 福田先生の経穴経絡を診る目は、鍼狂人の蓮風先生の手と同じですので、福田先生の歩まれた道の続きを、そのまま歩み始めることができます。 刺絡療法がこれからどのように進化していくのか、とてもワクワクしています。

2016年10月7日金曜日

ごきげんさん 2016.10.7.

「前世療法で光さんと繋がって、直接メッセージをいただいてから、直感がとても冴えるようになりました。 今では何か危険が迫っている時に、あの光さんからメッセージが降ってきて守ってくれます。ありがとうございます。」 高次のエネルギー体(光さん、神さま、仏さま、サムシンググレート・守護神・ご先祖さま・・・等々)に深く良好な催眠状態で繋がると、自分の生体エネルギーとの間に回路が開かれますので、直感が冴えたり、メッセージが降ってくる感覚を得られるようになります。 悟りを開くための難行苦行でも、同じ状態になって、神さまとの回路が開かれます。 別に修行ではなく、一途に天職に打ち込んでいる時にも、このAHAな開眼はやって来ます。 仏画を描く、バットを振る、歌うのが楽しくて仕方ない・・・ この「・・・のが楽しくて仕方ない」は、神さまとの繋がり回路であり、天職への神道です。 少子高齢化社会では、天職を歩めるのが最幸です。 1足100万円の靴をクローゼットいっぱいに持っているお洒落さんの幸せ。 1足100万円の靴を毎日作り続けられる職人さんの幸せ。 60才になって、100才を見上げると、幸せがポールシフトしていきます。 「診察の時、先生からのアドバイスが、あの光さんのメッセージと同じように魂に響きます。先生はいつも光さんと繋がっているのですか?」 繋がりすぎると、我欲やダークな念波を少しでも抱くと、徹底的にお仕置きされます。 天職天恵があるので殺されはしませんが、半殺しの後、「げんきのかけら」と「まんたんのくすり」で復活してくれます。 人生が順風満帆な時は、いくら天職を歩んでいても、その技能も智恵も交友もあまり進歩しません。 同じ世界の中を歩んでいるだけです。 我欲や黒念波がないのに、大嵐の中に放り込まれて半殺しに合うような時こそ、自分を大いに進化させることができます。 これまで見えなかった、想像もつかなかった新しい世界へと招き入れてくれます。 人生の大節目とは、そんな嵐です。 大きな嵐ほど、進化に大きなエネルギーをくれます。 1年前の自分が、ポッポなお子ちゃまに感じても、決して恥じることはありません。 それが進化です。進化しておめでとう!です。 私もこの1年で、患者さんに触れて治す医療が形になってきました。 毎月毎月、ものすごい進化に自分でも驚いています。 どこに往くのだろう・・・神風に順風満帆で吹き飛ばされている感じです。 光さんが日々の交信に易経を用いて語ってくれていますが、 どんなことを尋ねても、その卦には「乾=天」が絡んできます。 映画「ジャイアンツ」でジェームズ・ディーンが黙々と採掘するシーンが降ってきます。 天を信じることは、自分を信じること。今は黙々と掘れ、と。 末期癌や難病の患者さんを治すために、今は生きるか死ぬかの大逆境にいるそうです。 患者さんの「死んで楽になりたい」気持ちに寄り添える愛と それでも患者さんに天を信じる力を与えるための試練です。 泣き言を言うのはかまわない。それを笑い飛ばしてしまえ!と光さんがお手本を見せてくれます。 今は、患者さんや家族の泣き言を笑い飛ばせるオーラを育んでいます。 神託:光との対話を通じて、何かを悟り、光さんと繋がりを持つべき人たちに、このメッセージが届きますように「神在月に光と新たな縁を結ぶ」

2016年10月6日木曜日

ごきげんさん 2016.10.6.

「うつ病も刺絡で治るのですか?」と早速、お問合せをいただきました。 福田ー安保理論の自律神経免疫療法と鍼灸漢方の弁証で統合医療すると、 確かに刺絡には「うつ病」を治す大きな力があります。 さまざまなストレスは、交感神経系に過緊張をもたらします。 白血球中の顆粒球が増加し、これが放出する活性酸素で体中がボロボロになります。 交感神経の過緊張は、血管を収縮して、冷え・悪血を悪化させます。 便秘、不眠、生理痛、腰膝痛、セルライト、排尿障害・・・もうこれだけで、気分はブルーです。 胃痛、腹痛、胸の不快感・・・さまざまな心身症は、交感神経の過緊張=活性酸素増加が臓器を蝕んでいる悲鳴です。 冷えのぼせが起こり、脳も目も耳もうっ血します。 イライラ、怒り、恐怖、不安・・・さまざまなネガティブの嵐が頭の中を吹き荒れます。 脳幹辺縁系の冷え・悪血・氣濁は「こんな人じゃなかったのに・・・」性格情動の異常を引きおこします。 脳幹の冷えと悪血は、認知症や脳梗塞をはじめ、ギランバレーや側索硬化症などの原因になります。 ADHDや自閉症も、脳幹辺縁系の冷え・悪血・氣濁が悪さをしているのかもしれません。 リラックスは心身に良いものですが、あまりにリラックスし過ぎ?が続くと、副交感神経の緊張状態に陥ります。 もうひとつのうつ病として、副交感神経性のうつがあります。 副交感神経の緊張は、血管を開いたままにします。 大河のような血液の流れは、やがて淀みます・・・悪血・冷え・水毒になります。 気虚・血虚だと、やる気も元気も出ません。朝から金縛り状態・・・まるで変温動物です。 氣袋もユルユルですから、ちょっとストレスをかけると、すぐに破れます・・・即ギレ・逆ギレです。 胃袋もユルユルですから、無意識のうちにちょこちょこ口に入れてしまいます・・・カビゴンです。 脳幹辺縁系もユルユルで、水毒と冷えに冒され、病的妄想や自我融解の危険性があります。 手足の十井穴刺絡・百会の刺絡は、最強の鍼法です。 交感神経・副交感神経のアンバランスを改善すると共に、 身体中の経絡経穴の滞りを疎通して、氣血水の流れを整えてくれます。 抗うつ薬は、脳内の交感神経ー副交感神経のバランスをムチャクチャに乱します。 ホルモン分泌も、氣血の流れも壊滅してしまうので、さまざまな身体症状が随伴してきます。 でも・・・うつ病を治す=抗うつ薬 が常識化されています。 そんな抗うつ薬を飲まずに(減薬するために)治していくには、刺絡漢方治療がお薦めです。 漢方診を続けていくと、うつ病の原因・意味・治し方の「気づき」が出てきます。 この気づきを無視しないで自分の中に受け入れて、生活習慣や考え方を少しずつでも変えていくことが出来ないと、病気は影のようにいつまでもつきまとってきます。 刺絡療法を続けていると、 交感神経ー副交感神経のバランスがとれた健康状態になります。 氣血は経絡経穴を美しく流れ、陰陽のバランスがとれた健康になります。 免疫力と自然治癒力の貯金がどんどん溜まっていきます。 顔色、氣色、元気がみなぎります=運気アップです。 うつ病が治るだけでなく、人生も生き方もグレードアップできるのが刺絡療法の強みです。

2016年10月5日水曜日

ごきげんさん 2016.10.5.

「認知症は刺絡療法で治りますか?」とのお問合せです。 漢方薬のみの治療よりも、効果が期待できます。 認知症の漢方薬は、脳血流を改善する目的の漢方薬と異常行動を抑制する目的の漢方薬があります。 患者さんの証をちゃんと四診して弁証すると、やはり 悪血・冷え・水毒に行き着きます。 陰陽と氣血水のバランスを取るように漢方薬を調節していくオーダーメイド治療で、認知症に向き合います。 これに経穴経絡を診て、滞っていたり燃えさかっているツボを綺麗に通していくのが鍼灸治療です。 特に氣血を整えるのに効果的ですから、認知症にもよく効きます。 刺絡は最強の鍼治療です(弱っている方=認知症末期の方にはムリです) 特に手足の十井穴刺絡と百会の刺絡は、身体中に行き渡る12経絡すべてを一気に疎通してくれます。 ここに福田ー安部理論の交感神経系の過緊張ー副交感神経の過緊張を重ねてみると、 刺絡療法がどうしてここまで著効するのか?がよくわかります。 交感神経が過緊張に陥ると、白血球中の顆粒球が過剰に増えます。 顆粒球は活性酸素を排出します。 大量の顆粒球は大量の活性酸素をまき散らかして、癌・胃潰瘍・潰瘍性大腸炎・糖尿病・肝炎・膵臓炎・急性肺炎などを発症します。 交感神経が過緊張の時、副交感神経は抑制されているので、リンパ球は減少して、免疫力とホルモン分泌を低下します。 交感神経の緊張はアドレナリン分泌を促進して、全身の血管収縮ー血流障害を起こします。 全身の細胞に酸素と栄養の欠乏・老廃物の貯蓄が起こり、食欲不振・全身倦怠・集中力低下・イライラ・睡眠障害・めまい・疲労感・冷え症などを発症します。 副交感神経が緊張に陥ると、リンパ球が過剰に増えて、アレルギー疾患を生じやすくなります。 関節リュウマチ・花粉症・アトピー・膠原病などを発症します。 副交感神経はリラックス神経ですが、過剰に働くと、気力も活力も低下し、うつ病になったり、食欲亢進で過食となり病的肥満となります。 副交感神経は、血管拡張作用のアセチルコリンを分泌して血流を増加させますが、過剰になると、うっ血性血流障害を起こし、冷え症となります。 手足の十井穴には、交感神経に効く経穴と副交感神経に効く経穴があります。 これらすべてを刺絡することで、交感神経ー副交感神経のアンバランスを一気に整えることができます。 百会の刺絡は、上半身、特に頭部・脳の氣血を整えてくれますので、身体の交感神経ー副交感神経のアンバランスを整えることに惹起されるリバウンドを大いに緩和してくれます。 陰陽太極理論で診れば、頭の百会刺絡と足指の十井穴刺絡は太極ですから、効果絶大です。 夢分流腹診で脾募や胃土に反応があれば、そこにも刺絡することで、特定の臓器をターゲットにした自律神経免疫治療が行えます。 自律神経免疫療法の福田稔先生の著書から、治療有効病名をご紹介しましょう。 交感神経の緊張 組織老化が進む=シミ・シワ・くすみ・動脈硬化 組織破壊による炎症=ガン・胃潰瘍・潰瘍性大腸炎・クローン病・十二指腸潰瘍・白内障・糖尿病・痛風・甲状腺機能障害 化膿性炎症=急性肺炎・急性虫垂炎・肝炎・腎炎・膵炎・化膿性扁桃炎・口内炎・おでき・ニキビ 組織に老廃物(痛み物質・発がん物質)が溜まる=肩こり・手足のしびれ・頭痛・腰痛・膝痛・神経痛・顔面マヒ・関節リウマチ・五十肩・痔・静脈瘤・歯周病・脱毛・耳鳴り・高血圧・脳梗塞・心筋梗塞・狭心症・しもやけ・冷え症・アトピー性皮膚炎・線維筋痛症・月経困難症・子宮筋腫・子宮内膜炎 心拍数の増加=知覚鈍麻・味覚異常・視力低下・難聴・味覚低下 緊張興奮=イライラ・怒りっぽい・不眠・のどの狭窄感・食欲減退・やつれ・やけ食い・肥満・全身倦怠感・恐怖感 免疫力の低下(癌細胞を監視する力が落ちる)=感染症・ガン ガンを攻撃するNK細胞・NKT細胞の働きが落ち、癌細胞が増殖する=緑内障・便秘・胆石・脂肪肝・尿毒症・魚の目・ガングリオン・妊娠中毒症・口渇感・食中毒 副交感神経の緊張 リンパ球増加=アレルギー疾患・アトピー性皮膚炎・気管支喘息・花粉症・通年性アレルギー性鼻炎 血管拡張ーうっ血状態=のぼせ・虫垂炎・頭痛 プロスタグランジン増加による痛み・発熱・知覚過敏=かゆみ・痛み・しもやけ リラックス過剰=うつ病・気力減退・拒食症 エネルギー代謝の低下=肥満・高血圧 排泄・分泌亢進=下痢・骨粗鬆症・カタル性扁桃炎・ネフローゼ

2016年10月4日火曜日

ごきげんさん 2016.10.4.

「アトピー性皮膚炎を漢方鍼灸で治して下さい」というご要望が増えています。 もちろん、大丈夫。治りますよ! アトピーは、氣・血・水のすべてが絡み合った病です。 漢方薬治療だけでもかなりよくなりますが、東洋医学会でもリバウンドが問題になっていました。 鍼灸治療だけでもアトピーがよくなるケースもありますが、治療に時間がかかります。 アトピーの患者さんは、みなさん、身体の芯に冷えと水毒が診えます。 冷えで動かなくなった水が、血と氣の動きを滞らせて、身体の表層を火で焼き払っていきます。 身体のまわりを守る衛気も氣の弱まりと共に弱まり、免疫力が低下します。 栄養分を運んでくる血が滞るので、老人のような皮膚になってしまいます。 アトピー性皮膚炎には、手足の十井穴刺絡・百会の刺絡・肺募の刺絡がとてもよく効きます。 氣血の滞りを一気に洗い流してしまったかのような爽快感を感じていただけます。 皮膚に元気な氣血が流れると、皮膚の浄化が起こり始めます。 長い間に溜まったステロイドや免疫抑制剤の老廃物を、皮膚から排泄しようとする自然治癒力が働き始めます。 これが瞑眩反応となって、1ヶ月前後、悪臭を放つベトベトした黄色い分泌物が皮膚から排泄されます。 ここでめげないで治療を続けることが大切です。 漢方治療に刺絡を併用すると、漢方薬の効果も早く強く現れます。 十井穴刺絡には、陰陽バランス・氣血水バランスを整えるだけではなく、 交感神経と副交感神経の緊張バランスも整える効果があります。 交感神経は顆粒球支配で、この顆粒球が過剰に活性酸素を放出すると皮膚を殺してしまいます。 副交感神経はリンパ球支配で、皮膚をリラックスさせすぎると、ステロイドや免疫抑制剤を皮下に溜め込んでしまいます。 アトピーの方の多くは、陰陽も、氣血水も、白血球バランスも崩れてしまっています。 肝ー心ー肺のバランスが悪くなると、精神面でもダークサイドになります。 十井穴刺絡は、指先を針で刺しますので、とても痛いです。 この痛みも交感神経と副交感神経のアンバランスを整える効果があります。 最近、アトピーの美容師さんの受診が増えました。 アトピー治療には過酷な仕事環境ですが、光明は見えます。 どんな状況下でも、漢方薬と鍼灸と刺絡を併用すれば、アトピーを治せます。 アトピーは「火水未済」 人生の終わりのような象ですが、新しい人生への第一歩とも取れます。 アトピーの火から不死鳥の如く蘇り、新たな世界へと羽ばたいていかれる姿を見せていただけることを楽しみにしております。

2016年10月3日月曜日

ごきげんさん 2016.10.3.

刺絡Q&A 「十井穴刺絡って、どんなことをするのですか?」 手か足の指10本それぞれの爪の生え際の左右外側を、28Gという一番小さな注射針でチクッと刺します。そして、刺した指から血をしぼります。 手足の指にはさまざまな経絡が流れ込んでいます。 病的な経絡の指からは、真っ黒い血が出てきます。 勢いよく血が流れ出すことも、溶岩のようにゆっくりと流れてくることもあります。 1箇所あたりの出血量は数滴ですが、静脈叢はパスカルの原理で流体繋がりしていますので、腕・足の深部静脈を介して、全身の静脈系に刺絡効果が波及します。 経絡的にも氣血が一気に動き始め、経絡ネットワークを介して、全身の内臓・器官に効果が及んでいきます。 「針を刺すのは痛いですか?」 はい、痛いです。でも、刺絡は中国4000年の歴史をくぐり抜けて生きた治療法です。 効くからこそ、ずっと継承されてきました。 経絡刺激や自律神経刺激だけの目的なら、刺さない電磁鍼や古代鍼でもよいのですが、 静脈叢を介して悪血を動かす目的もあるので、当院では「刺す刺絡」にこだわっています。 上半身の病には手の刺絡を、下半身の病には足の刺絡を、と書いている本もありますが、 陰陽太極の考えでは、頭の病は足でとる方がより効果的です。 経験的には、こころの病は手の刺絡がより効果的ですし、ガンには手+足の総力戦の方がよいです。 「刺絡ができない患者さんはいますか?」 体力や気力があまりに落ちている方にはムリです。 刺絡は鍼灸の中で最強の鍼です。 氣血が弱りすぎている方に十井穴刺絡をすると、動かす氣血が足りないので陰陽のアンバランスがひどくなって、病状を悪化させてしまう危険性があります。 抗癌剤治療中の患者さんに十井穴刺絡が難しいのは、このためです。 「刺絡はすぐに効きますか?」 刺絡を施術している最中に、顔色が明るくなる・視野が広がり、きれいにはっきりと見える・頭痛や肩こりが楽になる・気持ちが元気になる・身体が温かくなってくる などの改善を感じ取っていただけます。 刺絡後も、その日一日は体中の陰陽・氣血水がバランスを取ろうと自律神経系と免疫系は自己調整しています。 刺絡の効果は数日〜1週間は続きます。このため、重度のガンや難病、重度のアレルギー疾患以外の方には、週1回から月1〜2回の施術をお薦めしています。 (重度の方は週1〜3回が効果的です) 「百会の刺絡とは、どんなことをするのですか?」 頭の中心付近、つむじの近くに百会(GV20)という経穴があります。 百会は東京駅のようなものです。 全身からさまざまな経絡が流れ込んでくる最重要の経穴です。 脳の血流動態学的にも、脳や目や耳や歯の静脈叢と繋がっています。 これらの器官に炎症やうっ滞(悪血)があると、百会の頭皮はブヨブヨしていたり、変な圧痛を感じたりします。 百会の刺絡も、極細注射針で百会とその周囲を数カ所、刺絡します。 すると、どす黒い血が噴出してくることがよくあります。 脳や目の静脈圧がギリギリ限界まで上昇していた証拠です。 血が出るといっても、1ccも出ません。 圧が抜けてしまえば、すぐに自然止血してしまいます。 この「圧を抜く」は、脳の病気にとって、とても重要な治療です。 脳内出血、特に小さな視床出血で片マヒを来している患者さんに、定位脳手術で細い吸引管を視床出血部位に射し込むと、ほとんど出血は吸引できなくても、術後すぐに片マヒが消えてしまう経験を何度もしました。 吸引管を射し込むと、パチン!と圧が抜けた感じがします。 この圧が抜けるだけで片マヒが消えるのと、百会の刺絡で脳や目の病が治る原理とは同じです。 特に緑内障や網膜病変の患者さんにはお薦めですし、脳疾患の後遺症の患者さんもぜひお試しいただきたい治療です。 「十井穴刺絡・百会の刺絡はどんな病気に効きますか?」 万病に効きます・・・東洋医学ですからね。 肩こり・頭痛・腰痛・冷え症・便秘・生理痛・のぼせ・難治性風邪・めまい・ふらつき 高血圧・糖尿病・認知症・肥満 アトピー性皮膚炎・ぜんそく・花粉症・脱毛症・じんましん 脳梗塞後遺症・高次脳機能障害・自閉症・うつ病・不眠症 ガン・自律神経失調症・緑内障・網膜剥離・貧血・低血圧 ボッーとする・集中力低下・老化を感じる・耳が遠い イライラする・気が短くなってきた・昼間も眠い・落ち着きがない なかなか治らない症状、どこで診てもらっても治せない病気には刺絡がお薦めです。 「保険は効きますか?」 鍼灸になるので保険は効きません。 鍼灸ライト:5000円(税込)になります。 交感神経・副交感神経の緊張を診る血液検査付きです。 施術20分、治療時間は20分〜1時間かかります。 「副作用はありますか?」 瞑眩反応といって、自然治癒力が働き、病気の進行に急ブレーキがかかって、治る方へと180度方向転換すると、一時的に病状が悪くなることがあります。 特に、ステロイドや抗癌剤を長期服用している場合、身体に溜まっていたステロイドや抗癌剤の残渣が皮膚や咳たん、尿などを通じて一気に排泄されることがあります。 身体の浄化作用だと分かっていれば、耐えることができる好転反応です。 自分でこの病を治していこう!という方は、早くよくなります。 治してもらおうという丸投げ依存型の方、ちゃんと治せ!という威圧型の方の治療成績は悪いことが実証されています。 いくら刺絡が万能でも、素直な性格にすることは難しいようです。

2016年10月2日日曜日

ごきげんさん 2016.10.2.

免疫療法の安保徹先生の本から、福田稔先生の本へと繋がって、また一歩、鍼灸治療が進化しました。 「福田ー安部理論」 福田先生は、自律神経と白血球数の研究から十井穴刺絡・百会刺絡でさまざまな病気を治してこられました。 最後は刺絡ではなく、電磁気鍼を用いて十井穴や「つむじ」への「刺さない刺絡」に到達されました。 「自律神経免疫療法」 福田先生の本に書かれていることは、今、奥山医院で施術している鍼灸、特に刺絡、そのものであることに納得しました。 「自律神経免疫療法を行った後は、次のような症状が現れます。汗が出る、体がポカポカと温かい、視界が鮮明になる、目が良く見える、頭がスカッとする、表情が明るくなる、顔色がよくなる、姿勢がよくなる」(奇跡を起こす驚異の免疫療法) これは初めて刺絡を受けられた患者さんが口にされる効果です。 交感神経の過緊張状態は、ガン、消化器系の潰瘍、口内炎、虫垂炎、胆嚢炎、痔核、膝や肩の変形性炎症・・・さまざまな炎症疾患を起こします。 副交感神経の過緊張状態は、肥満、糖尿病、骨粗鬆症、ぜんそく、さまざまなアレルギー疾患を引き起こします。 体がだるい、何をするのもおっくう、ちょっとしたことでクシャミ・鼻水が出る、食欲を止められない、手足が冷える、顔が赤くむくんでいる・・・も副交感神経の緊張状態です。 なるほど、自律神経系のアンバランスと免疫力の観点から見れば、十井穴刺絡と百会の刺絡は確かに、万病に効きます。 「つむじ療法は頭部の気の詰まりを解消する効果が絶大で、うつ病には著効を示します」 うつ病を十井穴刺絡と百会の刺絡で治してしまう・・・すばらしいことです。 「ガンを治す方法はただ一つ。副交感神経を優位にして交感神経の緊張を抑え、リンパ球を増やして免疫力を高めることに尽きます」 幸いなことに、奥山医院には白血球数:顆粒球数とリンパ球数を3分で測定できる器機がありますから、毎回、どれくらい白血球のアンバランスが治ってきたか?をお示しすることもできます。 十井穴刺絡と百会の刺絡。 特に十井穴刺絡は、チクッ チクッと痛いです。でも、治療効果抜群! これまで遠慮してきましたが、すべては患者さんのため! これからはもっと刺絡を施術していきます。 朝5時から1日60人以上も診察&刺絡治療を行ない、万病を治してこられた先生がおられたことは、明日からの治療の励みになります。 「つむじ療法」・・・これまでも百会よりも「つむじ」に強く氣が反応している場合は、「つむじ」に鍼をしてきました。 そもそも百会は、とても広いエリアです。 頭の上半分、全部が百会!と言ってしまってもいいくらいアクティブエリアなのが百会の特徴です。 百会・つむじにこだわらず、最も氣が反応しているところへピンポイントで刺絡するのが最も効果的です。 安部先生も福田先生も、刺絡で自律神経系のアンバランスを治していけば、抗癌剤はもちろんのこと、ステロイドや消炎鎮痛剤、降圧剤、高脂血症薬・・・あらゆる薬が不要だと力説されています。 そのとおりだと思います。 福田ー安部理論の免疫療法だけで、すべての患者さんが治ってしまう、はないでしょう。 改善は6〜8割かな?  どうしても患者さんのパーソナリティや生き方、周囲の雑音がありますので、半分弱は治療を継続できないでしょう。 それでも、これまで治らなかった病気の人が半分も治るのは素晴らしいことです。 天国の福田稔先生が応援して下さっているように感じます。 さぁ どんな患者さんたちが治療に導かれて来られるかな、楽しみです。

2016年10月1日土曜日

ごきげんさん 2016.210.1.

土曜外来で患者さんへのメッセージカードを書きながら、脳幹梗塞が多いことに気づきました。 後遺症がひどくて入院や在宅療養に陥っている方は、さすがに受診されていませんが、 手足のしびれや軽いマヒ、心身の不調を感じられている方が多く通院されています。 漢方は、血と水の滞りによく効きます。 鍼灸は、氣と血の滞りを治すのが得意です。 脳幹梗塞の治療となると、漢方と鍼灸もちょっと苦手かな? 陰陽五行と経絡経穴で診ていけば、もちろん何でも治療できますが、 脳幹という脳の中枢部は、漢方鍼灸治療の手がなかなか届きにくい遠方にあるように感じます。 脳外科的にも、脳幹部は手術しにくい「手出ししたくない」秘所です。 この脳幹の氣血を外気功を用いて診ていると、面白いことがいろいろと見えてきます。 脳幹梗塞を起こすまでのプロセス、現状の氣血の状況とその影響、そして治し方はもちろんのこと、 さまざまな脳の不調(頭痛、めまい、ボッーとする、もの忘れ、空虚感・・・)の原因が、どこの氣血の異常によるものかも見えてきます。 未破裂脳動脈瘤をフォロー中の患者さんの脳氣は、ちょうど動脈瘤がある部分で大きく90度に曲がって、目に放出されていました。 油田事故で火のついた石油が天高く燃え上がっているようなビジョンです。 これでは眼圧上昇(無症候性緑内障)に注意しなくては・・・。 扁桃体・帯状回という本能に関与する脳幹部が鉛のように硬くなっていた患者さんは、やはり性格も几帳面で真面目でした。 てんかんの患者さんは、やはり脳幹の小さな部位に脳氣の異常が見えました。 うつの患者さんの脳幹は、広範囲で脳氣の低下があったり、氣の腫れがあったりしました。 脳や神経系に異常のない患者さまの脳、特に子供さんの脳は、とても脳氣がきれいです。 脳の中、特に脳幹部の氣血が見えてくると、鍼灸や漢方の治療をより的確に行えます。 これまで2次元マップで施術していた鍼灸が、3次元、4次元で施術できるので、手応えも十分得られます。 高次脳機能障害や認知症の患者さんには、この脳氣功と鍼灸漢方治療が最適です。 ホーキング博士の脳も診てみたいな。 20年前、光の前世療法を始めた時も、こんな感じでした。 大きな流れに背中を押されて、あれよあれよのままに、気がついたら「光の前世療法」でブレークしていました。 前世療法も、光との対話も、この脳氣功も、直感だけの世界です。 科学的証拠は・・・ありません。 刺絡にしても鍼灸にしても、効くことは数千年前から実証済みです。 「大いに亨りて以て正しきは、天命なり」 科学万能の西洋医学も、直感世界の東洋医学も、縦糸横糸のようにうまく使って、脳と心身の病を命が果てるまで治し続けていきたいと願っています。