2016年10月22日土曜日

ごきげんさん 2016.10.22.

お母さんが交通事故で大ケガした後、とじこもりになってしまった高校生を診ました。 お父さんも交通事故で亡くなったそうです。 精神科・心療内科で精神薬を飲まされたけど、全く効きません。 「そんな時は奥山医院に行かなくちゃ」と友人に薦められての受診です。 脈診では、性格的にちょっと「子供」が残っているけど芯の強さがあって、心身共に問題なし。 どうみても「交通事故」がキーワードですよね。 脳氣功で観ると、台風で倒れた大木が線路を塞いで交通遮断されているように、「交通事故」のトラウマが脳辺縁系に乗っかって、脳の氣血が巡っていませんでした。 17才 子供から大人への旅立ちの時を迎えたのです。 今は繭の中でジッとしている時です。だから、信じて見守ってあげるだけ。 小食療法、早寝早起き、爪もみの指導とスピリチュアルケアをして、 百会刺絡と手十井穴刺絡を施術しました。 脳深部の氣血が巡り始めたので、もう大丈夫でしょう。 自分の人生への旅立ちの時です。 エネルギーをしっかりと充電して、これだ!という時に思いっきり羽ばたけばいいのです。 統合医療は、見守りの医療でもあるのです。