2014年11月30日日曜日

おはようさん 2014.11.30.

今日は日本刺絡学会学術大会に参加してきました。 思ってたよりもたくさんの参加者がいて、びっくり。 会場の熱気もなかなかのもので、さらにびっくり。 期待しながら発表を傾聴していました。 今日一番の講演は、上馬場和夫教授の「インド伝統医学における刺絡療法:慢性静脈不全から考察する刺絡の作用機序と理想的方法」でした。 バトソン静脈叢や椎骨静脈叢と脳脊髄液の関係の話は、脳外科医として「目から鱗」に納得しまくり!でした。 上馬場先生は18年前の開業当初からアーユルヴェーダを介してよく知っていました。 今日もアーユルヴェーダの見地に立ったお話も多かったけど、アーユルヴェーダは私の得意分野ですから、会場の鍼灸師さんたちには???だったかもしれないけど、私はよ~くわかりました。 上馬場先生のお話から、脊髄静脈叢の刺絡で多発性硬化症や正常圧水頭症、アミロイド沈着型の認知症などが治る確かな可能性を感じとれました。 また、難治性頭痛や耳鳴り、肩こりはもちろん、脳卒中前駆症状も椎骨静脈叢や後頭部の刺絡で治療できることがわかりました。 例えば、これまでは大後頭神経痛として局所麻酔薬を神経ブロックとして注射していましたが、その圧痛のところから脊椎静脈叢に穿刺して刺絡すると劇的に症状が消える・・・なんて発想はありませんでした。 慢性静脈不全、特に脊髄静脈叢が欝滞して悪血となると、水力学的に繋がっている脳脊髄液も欝滞してきます。すると、脳細胞への必須栄養が行き届かなくなると同時に、神経細胞の老廃物(アミロイドβなど)が排出されなくなってきます。 イメージ的には、観賞魚を飼っている水槽のフィルターを掃除してないと、水が次第に汚れて濁ってきて、最後には魚が死んでしまう・・・あの感じです。 もし脳外科医たちが刺絡に目を向けてくれれば、多くの難病&奇病の患者さんたちを救うことができるかもしれませんし、脳卒中になる患者さんを減らすことだってできるでしょう。 これ、まさしく未病を治す です。 ただ、こんなに素晴らしい可能性を秘めた刺絡ですが、このレベルの刺絡を普通の鍼灸師たちに「やりなさい!」と言うのは酷だし、今日の刺絡学会の雰囲気では・・・誰もやらないでしょう。 だとしたら・・・医者がやるしかない! 症例を重ねて、実績を作って、それを学会で認めてもらうまで引き上げなくては・・・この大役に最適なのは・・・わたし??? ちょうど所属病医院なしのはぐれ医者になったし、鰐淵寺ホスピスが現実化してくるまで1年以上かかるわけだしネ。 ここのところの神さまのやり方を見ていると、今日もそのつもりで刺絡学会に参加させたのでしょう。 う~ん、現実問題として生活費も稼がなきゃいかんし、週一で漢方刺絡外来をさせてもらえる病医院があればいいのだけどなぁ。 きっと神さまも来週から、そういう話を持って来てくれるんだろうと思っています。 日本全国、いろいろなところへ・・・楽しみだなぁ。 前世物語  この症例も、父への憎しみがテーマとなりました。雲の上でニコニコ笑っているおじいさんが憎しみを溶かす方法を教えてくれました。 「人を許した時、自分も許される。人を許さないために自分を苦しめている。幸せにならないように自分を追い込んでいる。人を許した時、自分も幸せになれるのだ」  人を許す秘訣については、「細かいことは許してあげて、各々の人格を認めて、人と自分を比べない」ことだそうです。  そしてそれは「気持ちの持ち方を変えたら、すぐに簡単に実現できる」ことであって、憎しみは「突然、氷が溶けるように」溶けてしまうものだそうです。  『許し』については前の症例で触れました。この症例では『幸せ』というキーワードが新たに出てきましたが、人も自分も許せた時に幸せになれるのだそうです。もし今、幸せになれないと悩んでいる方がいたら、ちょっと振り返って考えてみてください。「本当は幸せにならないように、自分で自分を追い込んではいませんか?」 これはとても大切なメッセージだと思います。人も自分も「許さない」のを止めれば、幸せが目の前にいっぱい転がっているのが見えてきます。『許す』ための勇気が湧いてきますよね。『許し』と幸せがダブって見えてきます。その『許し』へと踏み出してみるのです。求めていた幸せが『許し』の中にあったことがきっとわかるでしょう。  この症例では、今の父の魂とは悪役を交代しながら過去に八回、共に生きていたことがわかりました。このように悪役を交替しながら『許し』を学びあっている魂たちも、強い絆で結ばれたソウルメイトなのだと思います。魂に良いも悪いもなく、ただいろいろな役柄をこなしているだけなのです。  先生は父親嫌いの患者さんには次のような例え話をすることがあります。 「父親との関係で悩んでいる方は、父子でロッククライミングしているヴィジョンを思い描いてください。父が支えているザイルを子のあなたが必死でたぐっています。風雨があなたたちを襲います。父が耐えきれずに手を放すことも、ザイルが切れることもあります。その度に子は身体を岩山に叩きつけられてしまいます。痛みが全身に拡がります。でも、父と子は役目を交替しながら何度も果敢に挑戦し続けます。そして、どちらかが頂上に立った時、ふたりは『許し』をマスター出来るのです。ふたりが『許し』を愛の鍵穴に差し込むと、ふたりの前に真実の愛への扉が開かれるのです。あともうちょっとです。大丈夫、がんばれますよ」

おはようさん 2014.11.29.

朝から雨の土曜日。 予想通り医院の中も雨ザァザァー・・・これから運び出す荷物にかけたブルーシートの哀しげな雨音を聴くと、やっぱり凹んじゃいますね。 それでもデスクワークも山積みですから、忙しさに紛れて、気持ちは救われます。 「やることなし・やれることなし・やりたいことなし」の迷言を残した患者さんがいたけど、そっちの鬼門には近寄らないように、日々、前進です。 午後からは晴れてきたけど、紅葉写真を撮りに行く氣力も体力もなく、ただただ爆睡お昼寝してました。 そのおかげかな? ボッとしていた意識も久しぶりにクリアーになってきて、ちょっと氣力も戻って来たみたい。 この戻って来た氣力で、明日は日本刺絡学会総会を一日中、楽しんできます。 看護師が明かす「人が死ぬ間際に最も後悔する5つのこと」―「自分に正直に生きれば良かった」というニュースを読んで、なるほど!と思ったのでご紹介しますね。 2014年11月29日 12時33分 マイナビウーマン あなたは、後悔のない人生を送っていると思いますか? 末期患者のための苦痛緩和治療に長年携わってきたオーストラリアの看護師、ボニー・ウェア(Bronnie Ware)さんが患者たちと接する中で学んだ、死の間際に最も後悔することを教えています。 「人の期待に沿うためでなく自分に正直に生きれば良かった」 最も多い後悔で、人は自分の人生が終わる時に隅々まで振り返り、叶わなかった多くの夢に気付くとのこと。殆どの人が自分が決断した、もしくはしなかったことで夢が半分も叶わなかったことに気付いて死を迎えている、といいます。 「働き過ぎたことを悔やむ」などなど。 ボニーさんが看た全ての男性が持っていた後悔だそうで、子供の成長を見守ったり、配偶者と一緒の時間を持てばよかったと話しています。 「自分の感情を表現する勇気を持てていたらよかった」 対人関係を良好に保つため、多くの人が自分の感情を押し殺すもの。その結果、本当に自分が出来ることをできず、中途半端な存在になってしまったと後悔。また、こうした苦しみや苛立ち、鬱憤などが病気を引き起こした人たちも。 「友達ともっと繋がりを持っていればよかった」 古き良き友人を持っていることの恩恵に気付くのは、死が目前に近づいたとき。多くの人が自分の生活に忙しくて友達との関係に時間を割けず、友達のことを思って寂しく思うのだそう。 「もっと楽しい人生を送ればよかった」 こちらも驚くほど多い後悔だとか。多くの人がより楽しい生き方があることに気付かない、と話すボニーさん。変化を望まず、同じパターンを繰り返す生活の中で、他人だけでなく自分にも満足しているというフリをし、面白いことやちょっとバカなことなど、より楽しいことを試さずに、死の間際に後悔するのだそう。 人生は長いようであっという間。後悔なきよう、少しでも自分の思う通りの生き方ができたら良いですね…! 参考: Nurse reveals the top 5 regrets people make on their deathbed http://earthweareone.com/nurse-reveals-the-top-5-regrets-people-make-on-their-deathbed/ これを読みながら・・・人生の最後の最後の7日間があれば、これらの「後悔」を「生きる悦び」で上書き保存できる、と思いました。 寝たきりでも、食べることができなくても、話すことができなくても、手足が動かなくても・・・例え意識がなくても・・・生きててよかった、生きるって楽しい&嬉しい、の感覚に浸っていただけると思います。 具体的な方法はまだよくわからないけど、この漠然とした自信は確かなものですよ。 だって、前世療法を始めた時の感覚にそっくりだもの。 自分に正直に生きる・・・7日もあれば十分にチャレンジして達成感に浸れます。 働きすぎたことを悔やむ・・・逆時間の法則を使えば、未来を変えれば過去も変わります。7日間もあれば、未来を変えることができます。 自分の感情を表現する・・・ちょっと背中を押してあげれば大丈夫です。こころの扉が錆びついていても、生きている限りは身体が反応してくれます。7日間で身体もこころも目覚めさせましょう。 友だちとの繋がり・・・7日間、一緒に電話をかけてあげる・ネットで繋がりをさがしてあげるだけで、必ず旧友との笑顔の出会いが生まれます。 もっと楽しい人生を送る・・・7日間あれば、何が「最幸」かが見えてくるでしょう。そのお手伝いをすればいいだけですよね。 これは、除痛&安寧安静だけのホスピスではなく、 患者さんの人生のツボに一本鍼を入れて、人生の悪血を癒やして、人生に美しき善き流れを取り戻してから、送り出してあげるホスピスを目指しなさい、という天からのメッセージだと思います。 前世物語  先生は未来へと誘いました。 「では、恨みを解放できた未来の私の姿をちょっと見せてください」 「オフィスで働いています。三十五歳のアメリカ人の女性になっています。キリッとしています。大きな会社の役員で、すごいキャリアウーマンです。みんなに頼られていて、夫と子供にも恵まれていて、幸せです」 「その未来のあなたとしっかり握手してください。そして今のあなたに何かアドバイスをもらってください」 「前向きに明るく、自信を持って生きなさい。人生、自分が思うように生きられますから。何でも手に入れられるよ。夫も子供も、地位や名誉でさえも、前向きに生きたら手に入りますからね」 「未来のあなたは人を許すことが出来ていますか?」 「そんなこと考えない、って。人のことを恨んだりしたことがない、って。各々の人格を認めて、人と自分を比べないのよ」 「その彼女としっかり握手すると、どんな感じですか?」 「力強くて、明るくて、眩しいです」 「そのエネルギーを私にわけてください」 「いくらでもあげるよ」 「そのエネルギーをどこに感じますか?」 「腕から入ってきて胸に流れ込みます」 「それをしっかりと持って帰りましょう。彼女は家族を愛してますか?」 「すごく大切にしてるよ、って胸を叩いています」 「未来のあなたも私を応援してくれますか?」 「いつでも全面的に応援してるから大丈夫だよ」 「あなたの家族も応援してくれますか?」 「家族みんなで応援してるよ」 「元の場所に戻って、おじいさんに最後のメッセージをもらいましょう」 「何も恐れず、素直に生きなさい」 「これからも困った時、いつでもここに戻ってきていいですか?」 「いつでも待ってるよ」 「おじいさんも私を応援してくれますか?」 「いつも応援してるよ、って言ってくれました」

2014年11月28日金曜日

おはようさん 2014.11.28.

今日は医院の書類や本、さまざまな荷物とまだ使える物品たちを「押入産業」さんに預ける火事後の一大イベントでした。 昨夜、思いついた・・・これまで預けていた古い荷物たちを持って来てもらって、新しい荷物たちを持って行ってもらうダブルプレーを、何とかがんばって受け入れてくれた「押入産業」さんに大感謝です。 荷物をがんばって運んでくれたスタッフたちにも大感謝です。 私も運びましたが、久しぶりの肉体労働・・・すでに体中がイテテテテッです(^^ゞ 18年ぶりに見る荷物たちもたくさんありましたが、ここは思い切ってのサヨナラシリーズ。 濡れてしまった荷物たちと共に成仏してもらいましょう。 新しく預けた荷物は、どれも「新しいクリニック」を開く際に使えるものばかり・・・何も言ってませんが、スタッフたちもそのへんのことはよくわかってくれているみたいで、感謝&感謝です。 古い荷物で捨てられなかったもの・・・ LPレコードたち・・・レコードは捨てられない、と聞きますが、確かに思い出の写真のように捨てがたいものですね。 ひな人形と五月人形・・・新しいホスピスのロビーに飾りつけたイメージが浮かんできたのです。 脳外科入局当初に使っていた洋書たち・・・あこがれの最先端知識、美しいイラスト、神の手の作り方。日本語の本はボツにしましたが、さすがに洋書たちはキープです。 今日は一日引っ越しモードでお疲れ度も最高潮!! 明日の雨に備えて、次の搬出日待ちの荷物たちにブルーシートを被せて、今日の作業を終えました。 スタッフのみなさん、ごくろうさまでした。 昨日の朝、鰐淵寺の住職さんからお電話をいただきました。 この1週間でいろいろ当たってみたご報告でした。 鰐淵寺にホスピスを作るには・・・ その1:鰐淵寺内に作る案。 県の自然公園だけでなく、来年、国の自然公園にも認定されるそうで、文化庁?が難色を示しているとのことでした。まぁ、お役所っいうのはそういうもんですからね。 その2:鰐淵寺のすぐそばにとってもステキな丘があるからそこへ の案。 住職さんがお気に入りの丘が近くにあるそうです。ただし・・・田舎の人は先祖伝来の土地を手放しませんからねぇ、とのこと。 その3:鰐淵寺への道を下った海の近くにある中学校が来年、閉校になって、広大な敷地が残ってるんだけど、そこだと二つ返事で場所が確保できるとのこと。でもね・・・鰐淵寺から離れたら、普通のホスピスになっちゃうよねぇ・・・住職さんも「そう言われると思ってました」と、この案は廃案に。 まぁ、最初からお互いに三択の結果はわかっていたけど、ムチャクチャ無理難題ばかりが待ち構えているけど、鰐淵寺内にホスピスを作ることでがんばっていくことになりました。 そうそう、お寺の中に新しい建物を建てる時は、お寺と 同じような建物にしなくちゃいけない、とお役所さんが言ってるそうです。 はい! すぐに目に浮かんだのは、船戸クリニックのあの建物です。 日本でも中国でもインドでもないけど、どこか仏教的な建物ですからね。 あれ ええんちゃう! 夢が広がり、繋がっていくのはワクワクしますね。 さぁ、明日もがんばりましょい! 前世物語 「今のお父さんと一緒に生きた人生は何回ありますか?」 「八回です」 「その八回はいつも父にいじめられた人生だったのですか?」 「そうとも限りません」 「では逆に、私が父に恨まれるようなことをした人生もありますか?」 「あります」 「私が父に恨まれた人生を少し見せてください」 「江戸時代みたいです。私は侍で、父は町の商人のおじいさんでした。私は恨みと金欲しさから、おじいさんの大事な孫娘を殺しました。孫娘は今のお母さんです」 「それからどうなりましたか?」 「父は私を殺そうとして取り押さえられました。父はずっと私を憎んでいました。私も落ちぶれて、もう人生がどうでもよくなっていました。世をすねていました」  話が途切れ、静寂が広がりました。 「では、元に戻ってください。今回、私が憎しみを溶かす方法を見つけたら父も救われますか?」  おじいさんが答えました。 「かなり救われるよ」 「私の人生の問題は何ですか?」 「人に対する恨みからまだ解放されてないよ。自分が苦しむように、もっていってるよ。人を許した時、自分も許されます。人を許さないために自分を苦しめているのです。幸せにならないように自分を追い込んでいるのです」 「今回の人生では私は幸せになれないのですか?」 「人を許した時、自分も幸せになれるのです」 「今回の人生はもうダメなのですか?」 「気持ちの持ち方を変えたら、すぐに簡単に実現できるよ」 「どうやったらいいのですか?」 「人を許して優しくしていけばいいのです。人を許す、大きな気持ちでいた方がいいのですよ」 「そんなこと、私に出来ますか?」 「がんばれば、突然、氷が溶けるようにすべてが溶けますよ」 「具体的に、どうしたらいいのか、教えてください」 「人に怒らないことです。細かいことは許してあげることです」

2014年11月27日木曜日

おはようさん 2014.11.27.

今日は朝早くから医療器械屋さんたちがびしょ濡れになった器械たちを引き取りに来てくれました。 スタッフたちも一日中、濡れてダメになったもの・まだ使えるものを仕分けして、濡れたものはタオルで拭き取りながら、段ボールに詰め込んでくれました。おかげさまで明日夕方のお引っ越しに間にあいました。 古い引き出しの奥のものまで全部、出してきて確認していますので、時々、懐かしいもの・おもしろいものが出てきます。でも、せっかくのお引っ越しですから、懐かしくても・おもしろくても9割は捨てることにしています。 そんな中で、フッと目に付いた原稿があったので、今日はそれをご紹介しましょう。 これは全部、ひらがな書きでした。かすかな記憶をたどると・・・絵本にしようと思って書いた原稿でした。 内容的には飯田史彦氏の生きがい論が色濃く反映されているので、10年以上前に書いた原稿でしょう。 (一部内容に不適切な内容・表現がありますが、原作を尊重して原文のままで掲載します) 「ママ、かわいいから」 むかし むかし あるところに、 とても なかのよい おやこが いました。 ママと ゆかちゃんです。 ママは ゆかちゃんのことが だいすきです。 ゆかちゃんも ママのことが だいすきです。 でも あるひ、ゆかちゃんは とても おもいびょうきに なって、7さいで しんで しまいました。 ママは とっても とっても かなしくて、まいにち まいにち ないていました。 「ゆかちゃんに あいたいよ。 ゆかちゃん、どうしているのかなぁ・・・」 あるあさ、めをさますと、ママは ふしぎなところに いました。 ふわふわの けむりのなかです。 でも、いつもの ふくをきて、いつもの サンダルを はいています。 「ここはどこなんでしょう・・・」 「あっ、ゆかちゃんが しゃがんで あそんでる」 しろい ふくを きた、7さいの ゆかちゃんが いました。 「ゆかちゃん、なに してるの?」 「ママ?」 ゆかちゃんも びっくり しています。 ママは ゆかちゃんを しっかりと だきしめました。あたたかくって・・・ 「ママ、あいにきたよ」 「ママに あいたかったよ」 「ママに だっこして ほしかったの」 「ゆかちゃんは さみしくないの?」 「ママに あいたかったよ」 「ゆかちゃん、ここに ひとりで いるの?」 「ううん、みんな いるよ」 ゆかちゃんは ママと てをつないで、どこかへ つれていって くれます。 「あっ、みんな います」 かよちゃんも、けんたくんも・・・ おなじ びょういんで、ゆかちゃんと おなじころに しんでいった こどもたちが、みんな います。 みんな、がっしょうだん みたいに ならんで、こっちを むいています。 「ゆかちゃんの ママだ!」 みんな、にこにこ わらっています。 ゆかちゃんは ママと てをつないで、みんなに しょうかいして くれています。 「ママが きてくれたんだよ」 ママは みんなに ききました。 「みんな、しんでしまって かなしくないの?」 みんな、ニコニコ わらっています。 ゆかちゃんと ママの うえには、おおきくて あかるい ひかりが みえます。 ママは ひかりに たずねました。 「ママは これから どうしたら いいのですか?」 ひかりが ママに こたえます。 「ママと おなじように こどもを なくした パパやママの こころを なぐさめて、げんきづけて あげてね」 「ママに そんなことが できるのかなぁ?」 「ママには できるから」 ひかりが おはなしを してくれました。 「ママは ゆかちゃんを なくして しまったけど、それでも ママの じんせいは すごく じゅんちょう なんだよ」 「ゆかちゃんが たった 7さいで しんで しまったことも、よていどおり なんだよ」 「ゆかちゃんは びょうきで はやく しぬことを しってて、うまれて きたんだよ」 「ゆかちゃんが じぶんで みじかい いのちを けいかく したんだよ」 「ゆかちゃんと ママは あいで むすばれて いるんだよ」 ママは ひかりに たずねました。 「ゆかちゃんは ママを うらんで いませんか?」 「ぜんぜん うらんでなんか いないよ」 「ゆかちゃんは いま、しあわせですか?」 「しあわせだよ」 ゆかちゃんは ぜんぜん さみしがって いません。 こどもたちも ぜんぜん さみしがって いません。 ママは ひかりに たずねました。 「このこどもたちは パパとママよりも さきに しんで しまったのに、さみしく ないのですか?」 「みんな いっしょ だから。パパとママより さきに しんで しまった こどもたちは、みんな いっしょに なるから、さみしく なんかないよ」 「みんな、うまれる まえから ともだち だったんだ」 「いっしょに みじかい いのちを けいかくした たましいたち なんだよ」 ゆかちゃんが ママに いいました。 「ゆかちゃんはね、ママとは こんど、はじめて いっしょに いきたんだよ。ママがね、おべんきょう するため なんだよ」 「ねぇ、ママが ゆかちゃんを えらんだの? それとも、ゆかちゃんが ママを えらんだの?」 「ゆかちゃんが ママを えらんだよ」 「ゆかちゃんは どうして ママを おかあさんに えらんで くれたの?」 「ママ、かわいいから」 ママは ひかりに たずねました。 「ゆかちゃんと また いっしょに くらせますか?」 すると、ひかりのなかに しろい ふくを きた ママと ゆかちゃんが みえました。 たましいの せかいで、つみきをして たのしそうに あそんでいます。 「はやく あいたい・・・はやく、また いっしょに あそびたい・・・」 「ひかりさん、ママは ゆかちゃんに はやく あいたいんです。ママも はやく しんでしまっても いいですか?」 「ママのようが すんだらね。ようが すまないうちは、しんではいけないよ」 「ママのようって なにですか?」 「ママとおなじように こどもを なくした パパやママを なぐさめて、げんきづけて あげてね」 ママは ひかりに たずねました。 「もしも、ゆかちゃんに はやく あいたいから、ママが じぶんで しんだら、どうなるのですか?」 すると、とても くらいところにいる ママが みえました。 ママは くらい くらいところで、うえを みています。 うえには たかい たかいところに ひかりが みえます。 ママは くらいところにいて、うえのほうの たかいところにある ひかりを みあげています。 そして、ゆかちゃんは どこにも いません。 ママの こころに ひかりのこえが きこえてきました。 「ママ、じぶんで しんでも、ゆかちゃんには あえないよ」 ママは ひかりに たずねました。 「それじゃぁ ママが このまま がんばれば、また かならず ゆかちゃんに あえるのですね」 「もちろんだよ」と、ひかりが こたえました。 ゆかちゃんも「ママ、がんばってね」って いっています。 ママは しっかりと ゆかちゃんを だきしめて いいました。 「また、あおうね!」 「まってるね!」って ゆかちゃんも いっています。 ママは そこにいる こどもたち みんなも いっしょに だきしめました。 「がんばってね! がんばってね!」 こどもたちが みんな くちぐちに いってくれました。 「みんな、ゆかちゃんを よろしくね・・・あっ みんな わらってる!」 「みんなが げんきで しあわせにしてる、っていうことを、みんなの パパとママにも つたえてあげるね」 ゆかちゃんと みんなが ひかりのなかで わらって、てをふって くれているのが ママには はっきりと みえました。 前世物語  死んだケリーは決心しました。 「身近な人を大切にしよう」  先生はケリーの魂を高みへと導きます。 「その場所から高く高く上がって行きます。その高い所からケリーの人生を一本の道のように見ます。そして何か気がつくことはありますか?」 「家族を大切にしなければいけませんでした。仕事よりも、みんなでいる暖かさを大事にしたらよかったなぁ。貧しくても、みんなといられる方が良かったです」 「だから、次はどうしようと思いましたか?」 「家族のために働いて、でも家族と一緒にいる時間もたくさん作ろう」  先生はもっと高みへと導きます。 「もっともっと高く高く上がります。その高い高い所からケリーの人生と、今のあなたの人生を平行に並べて見ます。二つの人生を見比べてみて、何か気がつくことはありますか?」 「ケリーの人生と私の人生は全然違います。私は家族を大切にしていないし、家族を息苦しくさえ感じています。自分のために生きていて、家族のために生きようとは思ったことがありません」 「ケリーの人生で、今のあなたのお父さんは出てきましたか?」 「・・・城主かな・・・」  先生は更に高みへと導きます。 「その場所から上を見ると、どうなっていますか?」 「空がつながっています」 「その空をどんどん上がっていきます。その空の上はどうなっていますか?」 「雲があります・・・」 「その雲を突き抜けて行くと、どうなっていますか?」 「誰か・・・ニコニコしているおじいさんがいます」 「そのおじいさんに聞いてください。私は今回の人生で何を学ぶのですか?」 「家族だけじゃなくって、みんなに優しくしなさい。分け隔てなく、みんなに愛情を持つことです。人を恨んではいけないよ」 「今回の私の左利きの意味は何ですか?」 「人の弱味や痛みがわかるように。人の不自由さがわかるように」 「人間は何のために生きているのですか?」 「人と仲良くして繁栄していくためです」 「私のあがり性の意味は何ですか?」 「恥ずかしいという思いを知ることも大切なのです」 「どうしたら治りますか?」 「心を素直にしていれば治ります」 「もう少し具体的に教えてください」 「こだわりを捨てて、すべてを受け入れて、心を開いて素直になるのです」  先生はお父さんについて尋ねました。 「お父さんとの関係は何ですか? お父さんから何を学ぶのですか?」 「憎しみを溶かす方法です。憎しみを許す方法を見つけるのです」 「それは自分で見つけられるのですか?」 「いつかきっと自分で見つけます」 「どうやったら見つけられるのですか?」 「素直になって、すべてを認めることです」

おはようさん 2014.11.26.

今日の最幸!は、水浸しだったレセコンにつないであったバックアップ用SDカードが生きていたことです。 \(^^@)/\(^^@)/\(^o^)/ 事務さんたちは昨日から手書きレセを書き始めてくれていましたが、夕方、この知らせを聞いて大喜びでした。 器械屋さんも早急にレセコンの代替機を持ってきてくれるそうです。 これで11月分のレセ提出が予定通りにできます。 もちろん私も\(^o^)/です。 何気ないSDカードの置き場所が生死を分けたのですね。 医院の壁一枚外は二階が崩れ落ちるほどの丸焼けだったのに、医院は火傷なしの消防水害だけ(医院の二階屋根は丸焼けやけどね) おかげで水濡れはしてるけど、重要書類は全部見つかったし、 今日のレセ無事も重なって、やはり診療室にはってある祇園祭 霰天神山さんのお札「火乃要慎」が効いたのですね。 神さまの力 すごいでしょう・・・信じるものは救われるんだねっ(*^^)v 今日は診察室から持ち出すもの(主に本)を荷詰めしました。 グジャグジャになった大切な本もありましたが、ほとんど軽い水濡れだったので助かりました。 夕方からの雨予報に間に合うように、急いで荷詰めして、レジャーシートで覆って・・・雨は降ってきましたが、それほど雨漏りしていませんでした。 これもラッキーですね。感謝&感謝。 もちろん宇宙はバランスだから、今日も嫌なこともそれなりにありましたが、まぁ、ほっときましょう。 神さまの力はすごいんやから、そのうち罰が・・・なんて思ったらいけませんよ。 罰って神さまのロケットみたいなものです。 ロケットはなぜ打ち上がっていくのでしょう? それは地面があるから。 作用&反作用の法則で、地面がなければロケットのジェットは空回り・・・ 神さまの罰があたるとき、地面は何? 誰? それは罰があたれ!って念じた人ですよ。 念じた人には罰はあたらないけど、罰ロケットのジェットで大火傷しちゃいます。 罰ロケットの火力はすごいですからね。 怒りや憎しみや恨みや嫉みなんかがトッピングされていると、ウルトラスーパー超絶ハイオクのジェット噴出を浴びちゃうから、もう大変です。 だからね、罰があたれ!なんて思うのは損ですよ。 そう、 罰を念じるパワーがもったいないですからね。 そのエネルギーで神さまへの感謝(神恩感謝やね)と願望実現を願った方が神さまも願主もみんなニコニコです。 嫌なことはほっときましょう。 うれしかったこと、最幸だったことはみんなにシェアーしましょう。 これを日々、続けていると、本当の幸せが見えてきますよ。 前世物語 美子レポート    父親嫌い  昔々、ギリシャのロザンヌに鹿狩りの名人がいました。青い目をしたケリーです。立派な鹿がいつもの獲物です。村の人々からとても尊敬されていました。  ケリーをほのぼのとした暖かい家族が待っていました。長い金髪の妻と青い目の男の子です。  妻のローザとはとても年が離れていました。若い妻はケリーとよくケンカをします。泣きながらケリーの胸をドンドン叩くのです。 「仕事ばかりで、こっちを向いてくれないじゃないの」  ケリーは思いました。 「小娘のくせに何がわかるんだ。仕事が出来ないと家族を養えないじゃないか」  時にはローザを殴りました。 「小娘のくせに・・・」  ケリーは自分の気持ちがうまく伝わらなくってイライラしています。気晴らしによく森へ出かけました。夜遅く帰ってみると、ローザも子供も静かに眠っていました。  ある日のことです。大きな獲物を持って帰ってくると、ローザも子供も見当たりません。そして大勢の兵士が家にのり込んできました。ケリーは捕まりました。友人の奥さんを殺した罪です。しかしケリーには心当たりがありません。 「あいつは狩りが下手だから、俺に嫉妬して逆恨みしやがったんだ」   ケリーは村の城主からも憎まれていました。 「ケリーは腕が良いことを鼻にかけて、村人たちをそそのかしている。危険なヤツだ」  長い時間が過ぎました。ケリーは無罪放免されました。彼は家族を求めて村々をさまよいます。ある村の市場で家族のうわさを聞きました。ケリーは深い森へと向かいました。  ある月の夜、森の木陰の白い台の上に横たわっているローザを見つけました。金髪が月の光で輝いています。でも、ローザは死んでいました。ケリーは考えました。 「あいつらに殺されたんだ」  青い目の男の子が木の陰に隠れていました。とても悲しそうですが何もしゃべりません。ケリーは決心しました。 「あいつらに復讐してやる」  ケリーの顔がだんだん険しくなっていきました。もう誰ともつきあいません。ただ、恨みをはらすことばかりを考えています。彼は次第に家に閉じこもるようになりました。子供はほったらかしにして、毎晩、刃物を研いでいます。  ある日、ケリーは城主たちを殺そうとしました。しかし彼は捕まってしまいました。深い恨みだけが残りました。  ケリーは裁判官に悔しさと悲しみを訴えます。 「俺は間違っていない。俺が陥れられたんだ」  その後、ケリーは砂漠で磔にされました。 「これでローザの所へ行けるんだ。もっと妻を大事にしておけばよかったなぁ。でも、この騙された悔しさは忘れられない」  ケリーは木の十字架にかけられ、腕をロープで縛られました。 「これでよかったんだ。妻のもとへ行ける・・・」  雨ざらし風ざらしの末の三日目に、ケリーは死にました。

2014年11月25日火曜日

おはようさん 2014.11.25.

今日は最後の在宅往診でした。 どの患者さんもびっくり仰天で・・・何より来週からお薬はどうしたらいいの? できるだけのことはしてきましたが、良心的な往診ドクターが見つかりますように、と祈るしかありません。(さまざまな規則や規制で、こちらからはほとんど動けないのです) 午前診と夕診の時間に来られた患者さんたち ひとりひとりに「もう処方ができないこと」を説明しても、なかなか納得していただけずで・・・今日はとっても疲れました。 そんな大変な一日も終わろうとしていた頃・・・!!! やってきましたよ、「神の誘い」が(;^^)ヘ.. 思えば20年前・・・何もなかった病院にひとりで脳外科を立ち上げて、地域一番にまで押し上げましたが、春夏秋冬、やがて院長や事務長との軋轢が増してしまって、とうとうクビに・・・失意の中、左遷病院で凹んでいたら、この「神の誘い」がやってきたのです。 それは「先生がいなくなって、たくさんの患者さんたちが困っているから、うちの薬局のとなりで開業してくれませんか?」という誘いでした。 この時は、夢も希望もなかった・・・ただ、これからどうやって家族の生活を支えていこうかしら・・・だけでした。 もちろん脳外科医だったから一生、勤務医で過ごすつもりでした。 だから開業資金なんてないし、ノウハウも全くなしでした。 それでもこの「神の誘い」に乗ると決めてから、あれよあれよと資金面や許認可などの難題もクリアーできてしまって、「気がつけば開業していた」のでした。 そして今日も同じ「神の誘い」がやってきました。 うちに家族で通院されていた地主患者さんがやってきて「今、近所にアパートを建てているので、そのテナントにぜひ入ってください」という美味しいお話です。 ねっ そっくりでしょう! あまりにお誘いが似ているので、その同じ手にびっくり仰天して言葉も出なかったくらいです。 もし夢と希望がないまま火事にあっていたら、この「神の誘い」に乗っていたでしょう。 「ほら! また神さまに助けられた!」ってネ。 この誘いに大喜びなのはスタッフたちです。 そう、20年前は家族のため、今回はスタッフのため・・・そんなのお断りです! 20年前は神の姿にしか見えませんでした。 今は神の姿をした闇の誘いだということが見えています。 それは、やりたいこと、こころが笑顔でがんばれる夢と希望を持っているから見えているのです。 20年前の神の誘いは悪魔の誘いではありません。 ただ、光さんからちょっと距離があったから、その分、陰=闇も含んでいただけです。 だって、20年前の誘いに乗ったからこそ、光の前世療法と出会い、たくさんの仲間たちができたのですから。 そして20年後の今、光さんに近づけているので、陰=闇も少なくなっています。 光さんはどうしても私にお寺 de ホスピスをさせたがっているように思います。 これは天命 そして大いなる光の流れがしっかりと背中を押してくれています。 だから、この道を進みます。 20年前と同じ誘いに乗っても、それなりの人生を歩めるでしょう。 楽ちんかな? 幸せかも? でも覇気はないやろうなぁ。 光の前世療法で、ひとつの人生を終えて、天上からその人生を振り返りながら、その人生の大節目から伸びる別の人生を見た時に・・・あぁぁ・・・とため息を漏らす人が多いのですが、光のガイドである私は、そんなため息をつきたくはないのです。 人生の大節目では、運命に押し流されるままに・自分を抑えて我慢して生きるよりも、チャレンジする・自分の本当の気持ちを大切にして生きる方が、死を迎えた日に、より笑顔で満足して死ねるようです。 だから・・・今回は「神の誘い」には乗らず、「光の視線」を見失わないように一歩一歩進んでいきたいと思っています。 さぁ、どうなるかな? 自分でもワクワク&ドキドキです。 前世物語  私は腕組みをしながら続けました。先生はいつものようにニコニコ顔で聞いてくれています。 「自分の心の鏡に相手の姿がちゃんと映し出されているかどうか、でしょう? 鏡が曇っていると相手の姿がよく見えなくって、怖い魔物か怪物のように思っちゃうんです。だから防御反応をしてしまいます。これが心がネガティブに反応してしまうレンジなのです。  人間だから、肉体を持っているから防御反応は仕方ないのですよ。石につまずいて倒れかかったら手を出しちゃうのと同じなんです。心だって一緒。危ない時にはサッと守りに入っちゃうんです。だから心の防御反応を切るのは無理なんです。  では、どうしたらいいのか? 心の鏡を磨けばいいのでしょう。磨いて磨いて磨き上げるのですよ。曇りがなくなれば相手の本当の姿が見えてきます。相手の心の曇りまで見えてくるのですね。相手の心の曇りを磨いてあげたくなりますよね、そんな気持ちが愛なのでしょうか。もういくら恨まれても何をされても、それは相手の鏡の汚れでしかないのですから、自分がどんなに汚れようともゴシゴシ磨き上げちゃいますよね。雑巾と一緒かな、汚れる程うれしくなっちゃう・・・そんな心の底から湧いてくる喜びに満たされながら右の頬を向けるんですよ。それに・・・」  私の心の中にどんどんと言葉が湧き出してきました。 「相手がそこまで見えるようになった人は、もう心が防御反応を起こすことなんてないでしょう。つまり、どんな人でも受け入れられるようになるのです。『逃げないこと』の卒業ですね。この中には『許し』も『愛』もちゃんと含まれていますよね・・・でもね、そんなレベルってイエス様とかお釈迦様の世界じゃないのかな? とてもじゃないけど私には『逃げないこと』を卒業なんか出来ないわ。うん、何だか落ち込んできちゃうな・・・」  そう言いながら、私は先生にバトンタッチしました。 「何も最高峰を極めなくてもいいんじゃないのかな。心の鏡が曇っていることに気づいて、それを磨くことを学んだら、ほとんどの人はそれでオーケーだと思うよ。磨きのプロのようにならなくてもいいんだよ。ただ、どこを磨くか、どんなふうに磨くか、ということを覚えればきっと合格なんだ。磨きのア マチュアでいいんだよ。だから、この症例では父を見つめている今の自分の心の曇りに気づいて、それを磨くことを学べばいいんだね。心を磨いて、『憎しみを持たないこと』が大切なんだ。そしてそれは、『時間はかかるけど、いつかはきっと、大丈夫』なんだよ」  このように私たちは、人から責められる、憎まれる人生でのスピリチュアルな学びとして、逃げないで自分の心の曇りを磨きなさい、というメッセージに辿り着きました。

おはようさん 2014.11.24.

奥山医院へご通院の患者さまへ 医療法人 愛香会 奥山医院 奥山輝実           H26年11月19日夕刻に当院近隣からの火災により、当院も類焼・消防放水により全壊状況となりました。このため11月20日より診療不能に陥っております。  医療法等に抵触するため、医院外での診療治療、および 処方せんの発行はできません。  今後長期間、診療はできませんし、今後の医院再建に関しては、非常に困難な状況にあり、患者さま各位には他院への転院をお薦めしております。  紹介状は随時、書かせていただいておりますので、ご希望の方はスタッフまでお申し出ください。  突然で申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。  最後に、18年間もの長きに渡って、医院を支えてくださいました患者さま各位に、こころから御礼申し上げますとともに、みなさまのご健康と長寿をこころからお祈り申し上げます。 光の前世療法の個人ワークは、すべてのご予約にキャンセルのご連絡をさせていただきました。こちらはできるだけ早急に再開できるようにしたいと思っています。 グループワークは、予定通りに開催させていただきます。 尚、医院の電話は火事で通じませんし、私の携帯は事後処理優先にしておりますので、しばらくはお電話でのお問い合わせに応じることはできません。 個人ワークを急いで受けたい方は、FBの友だち申請をしていただければ、どなたでもOKすることにしておりますので、FBつながりした上でお問い合わせいただければ幸いです。 また、これまでの個人ワークの全記録(カルテ&録音)は水濡れしていますが、こちらの手元に確保しております。今後は移転先が決まるまで倉庫で保管することになります。つきましては、個人ワークのレポートは当分の間、不可能となります。 舌癒着症の術前診察&術後フォローは、自由診療といえども医療行為に当たるため、お受けすることができません。術後の創癒着により舌癒着症症状が再発する赤ちゃんが急増するだろうことに胸が痛みますが、いかんともしがたい状況にてご容赦ください。 漢方薬を湯液で処方していた患者さまは、お近くの院外処方の内科で「人柄のよい先生」に頼めば、そのまま処方してくださると思います。ただし、証の変化に合わせての処方変更は漢方専門医じゃなければ難しいと思います。彩雲堂で湯液漢方を処方されていた患者さまは、彩雲堂の薬剤師さんにご相談いただければ、信頼できる漢方医を紹介していただけると思います。 心療内科の患者さまは、現在の処方で症状が安定していれば、そのままお近くの院外処方の内科医院でも処方してくれるかもしれません。 まだ症状の安定していない患者さまは、申し訳ございませんが、新たな心療内科へ転医していただくことになります。当院からご紹介できる心療内科・精神科は大日の京阪病院のみになります。 鍼灸治療の継続をご希望の患者さまは、師匠の藤本蓮風先生ならびに北辰会の先生方をご紹介することになります。ただ、保険治療はできませんし、刺絡治療もあまり積極的にはされていませんので、その点をお含み置きください。 在宅往診も新たな訪問医を探していただくことになります。この春の訪問診療費の大幅引き下げで、よろず診療の訪問医がなかなか見つからないのは承知しておりますが、よろしくお願いいたします。 外来リハビリをしてくれる医院がほとんどなくなってしまっていますので、当院へリハビリ通院されていた患者さまに新たな転院先をご紹介することができません。ヒアルロン酸の関節注射は整形外科へ、電気治療は整骨院へ、ということになります。 ・・・こうやって書き連ねていると、まるで「遺書」のようですが、よろず診療を続けてきて、みなさんのお役に立てていたんだなぁ、と思います。 でも、この10年、お国はこんなよろず診療に対して実質 年10%以上の減収を科してきたわけで医院経営も限界を超えていました。 また、都会の患者さんたちにどんどん専門医志向が強まり、「よろず診療」は見向 きもされなくなってきていました。 それでもね、こんな「よろず診療」をこころから喜んでくれる人たちがきっとどこかで待っていてくれると思います。 よろず診療が死んだわけではありません。 さなぎとなって脱皮して、いよいよ大空へ羽ばたいていく時が来た!と思っています。 きっと「よろず診療」の羽がキラキラとまぶしく輝いてくれると信じています。 この想いが明日、スタッフにも伝われば最幸なんだけど・・・むつかしいだろうなぁ・・・ それでも明日もがんばるのです! (*^^)v 前世物語 この症例は、逆に「父から憎まれている」という方のワークでした。「過去生での裏切りを現世に持ち越しています」と言うのは簡単ですが、それではこの患者さんの心を本当に癒すことは出来ません。 「前世の裏切りの罪を現世で償いなさい。償うためには・・・」という論法が巷には数多く見受けられます。しかし、このワークの光との対話から見てみると、例え多額のお布施をしたとしても、それだけで罪を償ったことにはならないようです。  この裏切りの罪を背負って生まれてきた方の人生の目的は、「嫌な人からも逃げないこと」でした。そして罪の償いとは、「彼を責めないことです。彼を憎んではいけません」と光は言いました。どんなに汗水垂らして働いて貯めたお金で世のために施しをしたとしても、心の中のどこかで相手を責めたり憎んだりしていては、「裏切りの学び」を卒業することは出来ないのです。裏切りを償うために善行を積むことが、自分の心の中にある「相手を責め返す、憎み返す」想いを覆い隠すための業になってしまってはいけないのです。  人間の心は弱いものですから、人から責められたり憎まれたりすれば、すぐに相手を責めたり憎んだりしてしまいます。そうしなければストレスが溜まって心のバランスが取れなくなるからです。これはとてもフィジカルな反応だと言えます。  人生の目的に「逃げないこと」を選んでしまうと、この心の防御反応を解除してしまわなければなりません。相手から責められたり憎まれたりしても、それから目をそらさずに受け止めて、そして相手にそれを・・・返してはならないのです。 「まるで左の頬を打たれたら・・・の世界だね。右の頬を向けるのは簡単だよ。でもその時、心の中に憎しみはないのだろうか・・・このハードルがとても高いんだよ。どんな気持ちでいたらいいのだろうね」 「やはり愛なのでしょうね。そう、例えば小さな子供から罵声を浴びせられたり悪戯されたりしても、本気で怒ったりしないでしょう? 赤ちゃんを抱いていて顔をパチパチ叩かれたって怒らないで喜んじゃいますものね。それに運動部で先生や先輩から鬼のような顔をしてしごかれた後なんかも別に怒ったりしてないわね・・・うん、すごい爽快感があるわ、そういう時って。つまり、相手からネガティブな何かをされて、こちらの心もネガティブに反応してしまうのには、ある範疇レンジがあるのよ。ちょっと待ってよ、私が言うからね」

2014年11月23日日曜日

おはようさん 2014.11.23.

11月19日の医院類焼による診療施設全壊に伴い、医院のすべての診療は休止しております。 当局よりの指導もあり、医院外での お薬の処方も禁止されています。 つきましては、25日以降は他病医院への紹介状は書かせていただきますが、お薬の処方はできません。 悪しからずご了承願います。 今日は亡き母の四十九日と父の一周忌法要をしました。 御霊に敬意を表して着物に袴姿で・・・やってきたお坊さんよりもお坊さんらしかったかも(;^^)ヘ.. 読経が進むにつれて、確かに仏壇をたなびく氣が暖かく&緩やかになるのがわかりました。 うん、読経って一種の波動療法でもあるんだね。 死人の魂がたどっていった時空間のちょっとした凹み(足跡みたいなもの)を、まるで砂丘に吹く風が旅人の足跡を消し去っていって、美しい風紋で覆ってくれるように、時空間をきれいにならしていってくれる作用が読経にはあるようです。 だから何宗のどのお経か?なんていうのは関係なくって、読経するお坊さんのスピリチュアルなパワー・精神性の純粋さが善き波動を生み出してくれるのです。 そういえば、亡くなった人との対話で「どうしたらあなたを感じることができますか? あなたがそばにいるサインを教えてください」に対して、「ろうそくの炎を揺らすよ」「祈ってくれているお前に風をおくるよ」なんていう答えもありましたね。 今という時空間はひとつだけではなく、バームクーヘンのようにいくつもの亜空間が積み重なってできています。 亜空間だから、向こうにいる人が氣を込めてフッーと息を吐けば、こちらのろうそくがユラユラとする風に簡単になります。 バームクーヘンのひとつの層である時空間はメビウスの輪になっています。 メビウスの輪だから、過去は未来で、未来は過去です。 つまり・・・過去・今・未来は一列にならんでいるのではなく、過去と今と 未来はバラバラの順番になっているわけです(順番というものがあったとしたら・・・の話ですが) その層が集まって、ひとつの「今」になっているわけです。 つまりのつまり・・・ものすごい数の過去と今と未来が「今」に関わり、「今」を支え、「今」を育んでくれているわけですね。 各宗教・宗派の教祖さんたちは、読経や念仏を唱えることで、こころの中に異次元からの善き風を起こして、人々の葛藤や苦悶を少しでも払いのけようとしたのでしょう。 今はどうかな?・・・善き風はまだ吹いているのかしら 風がやむと、こころは干からびちゃいます。 う~ん、こころが干からびちゃった・こころ砂漠な人が急増しているように感じます。 悲しいな 悲しいなぁ でも、きっと大丈夫! だってみんな生きてるんだもん さぁ、明日もしっかりとがんばりましょう! 前世物語  先生は光に尋ねました。 「私はどんな仕事をしたらいいのでしょうか?」 「いろいろな人に出会って、もっと自分を知るようにしなさい」 「私の夢は叶いますか?」  光が答えました。 「努力すれば叶います」 「人間には、叶う夢と叶わない夢があるのですか?」 「自分が本当に幸せになる夢なら叶います。自分の欲だけの夢は叶いません」 「夢をかなえるためには何が必要ですか?」 「勉強すること。そしてチャンスを待つことです」 「そのチャンスが来たということは、どうしたらわかりますか?」 「冷静に判断すればわかります」  先生は光へお願いしました。 「今回の人生の目的をクリアーできて夢が叶った、そんな未来の私の姿をちょっと見せてください」 「三十五歳になって家で料理を作っています。結婚して子供もいます。とても安らいでいます」 「その彼女に聞いてください。今の私に何かアドバイスをください」  未来の彼女が答えました。 「絶対あきらめないことです」 「あなたはあきらめなかったの?」 「一度あきらめたけど、またがんばったよ」  先生は光に尋ねました。 「人間は何のために生きているのですか?」 「全てを知るためです」 「全てを知ったら、最後はどうなるのですか?」 「みんなと一緒になります」 「父に憎しみを持たれているのが辛いけれど、どうにかなりませんか?」  光が答えました。 「あなたが憎しみを持たないことです」 「私が恨まなくなったら、父からも恨まれなくなりますか?」 「時間はかかるけど、いつかはきっと、大丈夫です」

おはようさん 2014.11.22.

今日は土曜日。 いつもなら心療内科や生活習慣病の患者さんたちがたくさん受診されますが、ようやく「医院被災」の情報が行き届いたのか、うまく対応できてよかったです。 医院内部の片付けもかなり進みました。 要るものと要らないものを分けて・・・お引っ越しは捨てる&捨てる&捨てるの大チャンス! 燃えてしまったと思えば、心残りなく捨て去ることができます。 18年間のさまざまな思い出だけど、思い出だけを持って次に進みますネ。 今朝、鰐淵寺の住職さんへ電話して、この1週間の経緯と想念の現実化・・・そう、聖地鰐淵寺にホスピス診療所を作るお話が動き出したことをお話しました。 鰐淵寺は県立自然公園なので、新しい施設を作るにはさまざまな制約や届け出が必要になり、少なくとも1年はかかるけど「待てますか?」とのことでした。 とっさに「一年間、日本中を巡っておいで」という神さまの声が聞こえてきて、「大丈夫です!」とお返事していました。 (今になって、一年間の生活費、どうすんねん? とびびっていますけど) すべてが善き方へ向かって大きく流れています。 だから、大丈夫! と言い切れています。 神さまへの信仰がある人はいいですよ、とのメッセージもいただきましたが、ご存じの通り、私は特に特定の宗教を信じてるわけではありません。 すべての宗教の源・・・大いなるひとつの光さんと直接、お話をする関係ですからね、 神さまは要るけど、宗教は要らない私です。 だったら何を信じてるの? それはね、自分の夢を信じてる。もっともこの夢も上から降ってきたものだから、信じてるのは自分が生かされているということかな。 神さまに必要とされている。大いなる宇宙に生かされているという実感だろうね。 まぁ これもさまざまな宗教の教祖さまたちが言っていることと同じだけど。 鰐淵寺の住職さんも「それなら、こちらもそのつもりで動きます」と言ってくださいました。 最初の一歩を歩めました。 最初の一歩さえ歩めば、あとは加速度がついてどんどん進んでいきますからね。 医院の思い出の品々を片付けながら、開業当初のことを思い出していました。 あの時も、大きな運命の流れに、まるで波乗りするようにうまく乗っかって、ありとあらゆるネガティブな困難を払いのけて、気がつけば開業できていました。 その後も恐ろしいくらいにとんとん拍子に進みました。 大きな花が咲いた人生の 中盤でした。 そしてあれから18年・・・今もまさに人生の大節目です。 前は大きな運命の流れに飲み込まれ、押し流されましたが、 今回は大きな運命の流れを呼び込み、引き寄せています。 前は運命の女神の後髪をつかんで、女神の背中にしがみついていました。 今回は運命の女神の手を引いて、女神を背負って、自分で思うがままに走り抜けています。 運命の女神の背中にしがみつくのと、女神を背負って走るのと・・・この18年の私の成長ですね。 ホスピスとお寺・・・普通に考えれば、とっても相性が良く、ひとつになった方がよさそうなものですが、あまりないように思います。 お坊さんと医者・・・一見、生と死やからかなぁ? 本当はとっても相性が良いはずなんやけど・・・だって裏表とか陰陽の関係ではなく、本来は同じものなんやから。 ホスピスとお寺の境界がない「最後の日まで輝いて生き続ける」ホスピスにしたいと念じています。 乞うご期待! P.S. 一年後、出雲 鰐淵寺ホスピスで働きたい看護師さん、医療事務さん、募集中で~す(*^^)v 前世物語  先生は身体を離れたイムカの魂に尋ねました。 「死んだ時に何か決心したことはありますか?」  イムカの魂が答えました。 「みんなにもっと優しくしてあげればよかった」 「あなたは優しくなかったの?」 「表面だけでした」 「では次の人生ではどうしようと思いましたか?」 「みんなに優しくします。そして逃げないようにします」 「魂となったあなたのまわりに何か存在を感じますか?」 「誰かが、お疲れさま、って言っています」  先生は彼の魂を高みへと導きました。そしてイムカの人生を振り返るように言いました。 「人を裏切ってはいけません。裏切ると一人になってしまいます」  彼の魂が答えました。  先生はもっと高みへと導きました。そしてイムカの人生と、今、生きている人生を見比べてみるように促しました。 「罪を償うことです。友達を傷つけた罪です」  先生はさらに高みへと導きます。そこには白く輝く光が見えました。先生は光に尋ねました。 「今回の人生の目的は何ですか?」 「逃げないことです。嫌な人からも逃げないことです」 「父との関係は何ですか?」 「償うことです。彼を責めないことです。彼を憎んではいけません」 「なぜ父は私をとても憎んでいるのですか?」 「私に裏切られたからです」  先生は光に聞きました。 「父はなぜ心の病になったのですか?」 「私たち家族のためです。忍耐と愛情を学びなさい」 「父の病気は誰が決めたのですか?」 「本人が決めたのです。彼は、思うようにはいかない、という人の弱さを受け入れることを学んでいます」 「父の病気を治すためには、どうしたらいいのでしょうか?」 「私には出来ないそうです」 「治す手伝いは出来ますか?」 「ただ見守ってあげなさい」

2014年11月21日金曜日

おはようさん 2014.11.21.

今日は朝から火災保険の鑑定士さんたちと現場検証でした。 はい、厳しく査定するぞ!オーラがプンプンしてましたよ(^_^; 火災保険も生命保険も入る時と出す時はなんでこんなに天国と地獄なんでしょうね。 とっても疲れました。 その後、出入りの医療器械屋さんと今後の相談・・・こちらは良心的にしっかり手配してくれています。 助かりますね、ありがたいです。 今日は火事見舞いをたくさんの方々からいただきました。 みなさん、年金暮らしやパートでがんばってる方々ばかりです。 ほんとにほんとに愛のこもったお見舞いで、泣けてきました。ありがたいことです。 そうかと思えば、野次馬もまだまだたくさんいて、あっちでコソコソと何やら話し込る姿を見ると情けなくなってしまいます。 焼け落ちたアパートの方の解体も始まりました。 明後日には医院の青天井もとりあえずブルーシートで覆われるそうです。 午後からは医院の中の片付けも始まりました。 私も診察室とレントゲン室を片付け始めて、要るもの・要らないものを分けていきました。 幸いにして、250テーマ以上ある「前世療法テープ」のDVDも無事でした。 漢方と鍼灸の本も少しは濡れていましたが、ほとんど無事でした。 ただ、医院の年度ごとの会計帳簿は水浸し・・・まぁ、税務監査はないだろうから大丈夫でしょう。 火事の興奮が冷めてくると、やはり人間の強欲エゴが素顔をさらしてくるようです。 大家vsアパートの住人のバトルが始まり、大家側の弁護士がうちにも名刺を置いていきました。 これって宣戦布告? おっと 人ごとではありませんよ。 スタッフの中にもボチボチと不協和音が聞こえてきました。 これって・・・昔もあったんだよなぁ。ひとりの強欲エゴがまわりを巻き込んでいって、最後には自滅するパターンなのに。。。 信じていてくれれば、一番良くなるようにがんばってあげるのになぁ。 スタッフにとっても人生の大きな節目あり、自分のエゴと向き合ってステップアップする善きチャンスが到来したのです。 それに気づけるかなぁ・・・きっと気づけるだけの経験と力が備わったから、チャンス到来したんだもの・・・そう、大丈夫&大丈夫ですね。 私の方も、勇気を持って、押し寄せようとしている運命を信じて、明日も一歩前へ進んでいきましょう。 それが生きるってことだからネ。 前世物語 美子レポート    父の怒り  昔々、地中海のある国に、イムカという木彫り職人がいました。彼は仕事が終わると、一人で海辺に座っていました。彼はいつも寂しそうでした。  ある日、イムカの店にボロボロの服を着た白髪の老人が入ってきました。厳しいグレーの目の中に激しい怒りが見えました。老人は言いました。 「お前のことが大嫌いだ」  時が止まり、イムカは思い出の中にいました。その老人は昔、とても世話になった人だったのです。  二十歳の時、彼は戦場にいました。重い剣を持った兵士です。これから戦いが始まります。敵は大勢います。イムカ達は三十人ほどしかいませんでした。黒い肌をした敵が今にも襲いかかりそうです。彼は逃げようかどうか、迷っていました。  黒い敵が襲ってきました。彼は逃げ出しました。みんな殺されていきます。彼は国の外まで逃げのびました。  イムカは気がつきました。この老人もあの戦いで生き残ったのでした。老人はずっと彼を責め続けています。 「お前は裏切り者だ!」  彼は黙っていました。「悪かった」と、彼も思い続けていたのです。  老人が帰った後、彼は泣きました。 「なぜ謝れないんだ」  悲しみが彼の心を引き裂きます。 「私には勇気がないんだ」  イムカの人生はそのまま終わりました。彼は死の床で思いました。 「勇気がなかった・・・」

おはようさん 2014.11.20.

今朝もいつもどおりの時間に医院に行きました。 まだ消防車が数台止まっていて、消防隊のみなさんが作業を続けていました。 お日さまの下で医院と出火元のアパートを見ると・・・すごい火事だったんだ、と改めて実感しました。 医院より向こうのアパートは全焼、屋根も二階も崩れ落ちていました。 医院二階の屋根もすっかり青天井で、まだ煙がくすぶっていたからかな? 放水が続いていました→つまり、医院の中はまだ滝雨状態で。 幸いだったのは、行方不明だったアパートの住人が無事だったこと。 朝から野次馬もいっぱいいて・・・「この患者さんは性格悪いから嫌いやな」な人たちはやっぱり心ない野次馬になっていて、哀しい人間模様を噛みしめました。 反面、「この人は心根の優しい人やなぁ」な患者さんたちは、私の顔を見ると、涙を流しながら皆の無事を喜んでくれました。 昨日、持ち出せなかったものを持ち出したり、火災保険等の連絡をしたり・・・ お薬が切れる患者さんたちも不安げに来られました。 昨日、待合と受付は豪雨でしたが、奇跡的にカルテはほとんど無傷だったので、無事にお薬を処方することができました。 患者さんたちは昨夜、眠れなかったのでしょう。みなさん、血圧が上がっていました。 頓服の降圧剤を飲んでいただいて、スタッフたちとしばらく雑談をしていただいていると顔色も戻ってきて、安心して帰っていかれました。 今日は消防と警察の現場検証があって、医院の中も写真を撮ったり、計測したりしていかれましたが、火元でないことはあきらかなので、夕方には解放していただけました。 火元のアパートの部屋は元々無人だったそうで、漏電と不審火の疑いで胸まで埋まる高さのがれきを除きながらの検証が夜まで続いたそうです。 でも結局、出火原因は不詳のままだとか・・・ 医院の二階はほぼ全焼したのに、医院は類焼しなかったことも奇跡的だそうです。 う~ん、診察室にはってある祇園祭霰天神さんの「火乃要慎」のお札が効いたんだよ!・・・とは消防さんには言えなかったけどネ。 今日一番悲しかったのは、一番安全だと思っていたレントゲン室にしまってあった、ずっと撮ってきた中判フィルムたちがぜんぶ水没してしまったことでした。 火事の時、もう屋根から炎が立ち上り始めて、医院内も煙で前が見えなくなっていましたが、レントゲン室に酸素ボンベが数本置いてあることを思い出して、消防隊を案内してレントゲン室に入りました。酸素ボンベを持ち出しながら、フッとフィルムくんたちと目が合いました。でも、持ち出してあげられませんでした・・・わかってくれるかな? フィルムくんたち。。。 レントゲン室は鉛で覆われているので大丈夫だろう、と思って、昨夜、ほぼ消火してから医院の中に入った時も、レントゲン室はまだ水没してませんでした。 でもその後の放水が溜まり溜まってレントゲン室に流れ込んだのか? 今朝はナイアガラの滝になっていました。 ちょっと凹んでいると、我が家のカメラくんたちから「これからもっと撮ろうよ!」の大声援が聞こえてきました。 そう! ちゃんと生きてるんだから、これからもっともっと撮りたいものが撮れるはずだよ! 濡れてしまったフィルムくんたちは、ボチボチと乾かしていきますね。 (実は火事後の書類や手配でとっても忙しいのです) 明日は火災保険の鑑定人さんが来てくれるし、大家さんから今後の方針をうかがえるはずです。 また明日も忙しい一日になりそう!  ひとつひとつ着実にクリアーしていきますね。 明日もがんばるんばっ☆彡 P.S. 今日はさすがに蓮風先生の鍼を受けには行けませんでした。来週は行けるかな? 前世物語  そう考えてくると、『今』のこの一瞬はとても大切なのがわかるだろう。魂が何度も人生を繰り返すからといっても、『許し』が知恵となる一瞬はこの『今』の中にしかないからね。『許し』が知恵となれるのは、『今』この時だけしかないのだよ。深く虚ろな孤独の中で『今』にだけ集中していると、きっと『許し』の知恵がこちらを覗き込みながら通りがかるのが心の目に見えてくるよ。その時、『許し』の知恵をつかみ取るのだよ。その時きっと、悟りの中へ足を一歩踏み入れることが出来るんだ。そこからは『愛』を間近に見ることが出来るんだ。『愛』への道程みちのりは果てしなく遠いけれど、でも『愛』とは何かがはっきりと見え始めてきたから、もう大丈夫なんだ。それに今までよりももっと早く歩めるようになっているからね。背中を見たらわかるよ、だって背中に『許し』の羽根が生えているからね」  先生はそう言いながら、私の背中を覗き込みました。私は目で尋ねました。 「どんな羽根が見えた?」  先生は両手を赤ん坊を抱くように拡げて微笑みました。 「順調に羽根が育っているよ。もうすぐ飛び立てるよ」  そう言っているように私の心に聞こえました。  私も先生も形は違っていても、同じ時期に深い孤独と寂しさを味わいました。先生はスピリチュアルなプロセスを辿って行く過程で孤独と寂しさに繰り返し襲われました。そこで先生も、「自分を許すこと」=自分を執拗に責め続けないこと、自分をまわりの生贄にして自分を見捨てないこと、人生を楽しむこと、「自分を愛すること」=自分の存在を自分自身が認めてあげること、自分をほめてあげること、「人を許すこと」=人へのネガティブな感情やエネルギーを手放すこと、人の中に在る自分の存在を見つめてみること(すでに自分を許せているのだから、他人の中の自分を突破口にしてどんな人でも許せるようになるらしい)、を学んできたそうです。そしてこの「人を許す」辺りで自然とワンネスの体験が訪れて、すべてはひとつ、あなたは私で私は凡て・・・の境地に至ったらしいのです。ですから「人を愛する」は無いのです。自分を愛する=人を愛する、であり、愛は凡て、全ては愛、だからだそうです。  私は突然訪れた孤独と寂しさの中で先生に出会いました。それはスピリチュアルに見れば、予定通りであり、私の人生のシナリオ通りだったようにも思えます。私にあの不幸が訪れなくても、私は幸せな人生だと思ったことでしょう。それはそれで構わなかった、と私は思っています。でも、孤独をくぐり抜けてスピリチュアルなプロセスを歩んでいる今の私を見ていると、とっても人生を楽しんでいるように見えます。永遠の仮説ではあっても人生のからくりを知り、『今』を大切にしようと思い始めた私には、私の人生の目的も生きがいも以前よりはっきりと見えているように思います。先生はそれでいいんだ、と言います。私もそれでいいんだ、と思います。ただそれだけのことでいいのだと思うのです。

2014年11月20日木曜日

おはようさん 2014.11.19.

奥山医院からのお知らせ 隣家の火事に伴う医院冠水のため、明日 11月20日の外来診療は臨時休診させていただきます。 尚、お薬のなくなる方は午前9時~午後2時まで、隣の薬局にお越しください。 本日(11月19日)午後4時すぎに、医院と棟並びの古い木造アパートから出火して、あっという間に医院も煙でいっぱいになりました。 ただちに全員避難して、患者さんもスタッフも全員、無事でした。 こういう時ってなかなか消防車が来ないものですね。 火の手はどんどん大きくなって、医院の二階部分の屋根からも火の手があがりました。 貴重品は持ち出していましたが・・・!!! 酸素ボンベがたくさん残ってる! 酸素ボンベの怖さ・・・火炎爆発するとロケット弾のように数キロは宙を飛んでいくとのこと・・・あの重いボンベが直撃したら大変です。 消防隊にその旨を告げて、一緒に煙の中に入っていってボンベを全部運び出しました。 そこでやっと放水開始・・・でも、医院の上の屋根は崩落してしまい、さすがに全焼の覚悟を決めました。 消防隊はテキパキと放水してくれてますが、火の手は衰えたと思うとまた勢いをぶり返して真っ赤な炎が天井を突き抜けていきます。 火事をこんなに間近に見たのは初めて・・・あまりの火の勢いに近くの工場まで避難しました。 医院からは火の手はあがりませんが、ものすごい水が医院に流れ落ちているのが見えました。 スタッフは気も動転しています。 近所の人たちも興奮したり落胆したり・・・さもありなん。炎は北風に煽られてさらにアパートを焼き尽くしていきます。 (この北風が幸いして、医院の類焼は免れました) もうじき医院の天井も崩落して、全滅やなぁ・・・ でも不思議に冷静でした。 まるで本能寺の変の際の官兵衛のように、もう次の次 明日の明日のことを考えている自分に驚きました。 今月分のレセはひと月遅れの手書きで出せるように手配しなくちゃ・・・ 火災保険の担当さんに知らせなくちゃ・・・ 家主の性格と懐事情からして、建て直しはできないやろうな。つまり・・・ 目の前で今にも紅蓮の炎に飲まれようとしてる我が医院を見ながら、なおも冷静でいられたのは、これが神さまの仕業だってことがわかっていたからです。 どちらに向かってか?はわからないけど、ともかく神さまが背中を思いっきりグイッと押してくれんだってわかっていました。 神さまに退路を断たれた背水の陣 もう前へ進むしかありません。 そして前へ進めば、神さまはちゃんと道を見せてくれます。 分かれ道ならば、自分が本当に楽しい方、笑顔になれる方、その上で世のため人のためになる方へ進めば良いのです。 世の中が大きく動く第一歩に立って、ワクワク&ドキドキできる幸せを噛みしめています。 さぁ、がんばるんばっ☆彡 前世物語  もし肉体に死が訪れなかったなら、私たちはいつまでもその肉体に縛りつけられたままになってしまうよね。もちろん長い間生き続けることにも学ぶべきことはあるけれども、もしもみんなの寿命の数倍も生き続けたとして学べたことといったら、きっと想像を絶するような孤独感くらいだろうな。仮にそんな孤独感を具現化したかったのなら、生まれてくる環境や時代をちょっ修正するだけで十二分に味わえるわけだから、それこそ(人間界での)時間の無駄だ、ということになってしまうだろうね。  私たちの魂は知識を具現化して学び、そして得られる知恵をとても貪欲に求めているんだ。人間界の全ての知恵を味い尽くそうとしている知恵のグルメなんだよ。どんな所へでも行って、どんなものでも食べてみる、それが食のグルメとなる道ならば、どんな時代のどんな国のどんな人生でもやってみることが魂が知恵のグルメとなる道なんだよ。もっともこれは、魂がある、という前提の話だけどね。私は魂が人生を転々とすると考えた方が今を楽しく生きれると思っているんだ。だって一生同じ料理ばかりなんて嫌だもの、それが例え三つ星フランス料理だとしても一生は・・・ね。  魂が知恵のグルメになるには、どうしても魂が続かないとまずいんだよ。そして、そのためには適当に『死』がやって来てくれないと困るんだ。知恵のグルメにとっての『死』とは、あるレストランのメニューを味わい尽くした後に別のレストランへ移動するようなものなんだ。だから、せっかくなら席を立つ時にはシェフにお礼と感想を述べて、笑顔で足取りも軽く次の店へと繰り出したいものだね。すべての人々に共通する肉体の死を、私はこういうふうに捉えているんだよ。  そして、もうひとつの人類共通のテーマである孤独は、私たちに自分を許し、人を許すことの気づきをもたらそうとしてくれているんだ。それはとても漠然としていて、孤独の苦しさのどこに『許し』があるのだろう、と何回も何回も人生を繰り返しながら、みんな呟いているんだよ。恨まれ役をやってみたり、恨み役をやってみたりしながら、『許し』とは何だろう、と私たちの魂は模索し続けているんだね。

2014年11月19日水曜日

おはようさん 2014.11.18.

出雲 鰐淵寺ネタの続報から・・・ まず鰐淵寺から半径5Km内に病院はおろか医院さえひとつもないことがわかりました。 そこで気づきました。 大阪とちゃうんやぁ!(←当たり前のことやん) で、島根の医療状況をググってみると・・・むちゃくちゃ過疎やん! 医者 足らへんやん! これはもしかして・・・(このあたりから何だか神さまに導かれるままにググっていくと)病院だけでなく、医院の建築費もすごく補助してくれるやん!\(^o^)/ もちろん条件は付くけど、医院だけでなく、医者と看護師の住居まで補助してくれる厚遇だぁ。さすが大黒様の国 太っ腹やなぁ。 で・・・なになに? あかひげドクター登録? これに登録しておくと、島根の医療情報を届けてくれるって・・・ええじゃん! ということで、島根のあかひげドクターに登録しました。 でも、きっと県の担当者さん、???やろうなぁ(;^^)ヘ.. だって、(開業)希望地域に「鰐淵寺内に、よろず診療所&ホスピスを作ります」って書いたったもん。 えぇぇ  鰐淵寺の住職さんと雑談しただけやろう? そんなんでええの? まぁ ええのです。住職さん、以前に話した「ここでホスピスやりたい!」を覚えてくれていたし、きっと県から「こんなこと、言ってきている大阪のドクターがいますけど、ご存じですか?」と尋ねられたら、「はい」と言いながら「あの大阪の脳外科のドクター、本気になったんやなぁ まぁ なるようになるわ」と思ってくれるでしょう。そんな住職さんですから。 もちろん、現実的にはとても超えられそうにない難関がいっぱい待ち受けています。 でもね・・・ 念ずれば花開くって、ただ念じているだけではダメなんですよ。 念じて、動くべきときがきたら、まず一歩踏み出す! 念じてるからこそ、動くべき時には後先も損得も考えずに一歩踏み出せるのです。 火傷しそうなくらい熱いものに触れたとき、「アチッ」と言う前に手を引っ込めてるよね。 あれは脊椎の神経反射だけで手を引っ込めてるんだよ。 大脳は関与せず・・・大脳にお伺いを立ててたら、手は丸焼けになっちゃうもの。 念じるのも同じ。 大脳は関与せず・・・つまり、後先も損得も考えることなしに、念の反射だけで動いちゃう。 そう、恋と同じやね。 好きで好きでどうしようもなく好きになっちゃった時と同じ・・・後先も損得も恥も外聞もなく、何かに取り憑かれたように動いちゃう。 天職を念じる。 使命を念じる。 生きがいを念じる。 そんな念は、自分の人生に恋してるのかな。 生きていることに恋してるのかな。 念ずれば花開く・・・生きることに恋していれば、かならず人生は花開くってことですね。 さぁ、これからどんな展開になるんやろう o(^-^)oワクワク 前世物語 「愛し合って結ばれた夫婦が、長い年月の後にいつしか愛が消え失せてしまっていることに気づいた時・・・残っているのは義務と演技だけだった、なんていうドラマもあったね。テレビドラマになるくらいだから意外と多いのかもしれないね。妻が義務と演技だけの家庭では、子供たちも見せかけだけの演技しかしないからね、無視と憎悪と軽べつの目に夫はますます悪い父親の道へと追い込まれてしまうんだ。家庭という喜劇の中で父親役の役者がどんな演技をしても良しとはするけれど、あの役者は大嫌いだ、と言っては影で罵るようなものかな。父親とは・・・そう、ウルトラマンに出てくる怪獣は最後に大爆発しちゃうだろう、ああいうふうに悪役としては必要だけど、別に大爆発して無くなっても構わない存在、とどこかの悪魔辞典には書いてあるかもしれないね。  そんな父親が舞台裏で独り寂しくしゃがみ込んでいる姿を見て、役者ではない父をひとりの人間として見て、その存在を認めてあげて欲しいんだよ。孤独なのは自分だけではないのだからね。誰だって心のどこかでは孤独で寂しいんだよ。この人間の心の孤独感と寂しさは、隠し立ての出来ない魂の世界には無いものだからね。だからある意味では、心が通じ合わない人間を私たちがわざわざやっている理由のひとつに孤独と寂しさを味わうため、があるかもしれないね。そして、すべての人々に共通したこの孤独と寂しさを通じて、私たちは自分を許し、人を許すことを学ぶことが出来るのかもしれないんだ。  この現世ではいろいろな差別があるだろう。貧富の差、身分の差、生まれた国の差、男女の差・・・在る時代の在る国の在る家庭に何番目に男女どちらで生まれたのか・・・こういった要素は、その人の人生の目的をとても細かくプライベートに決めてしまうんだ。各論的で個人的な課題を、だね。例えばこの症例では、父を許す、ということだったよね。もちろんこういった各論的な課題をひとつひとつ具現化してクリアーしていくことだって、とても大切な人間の存在意義だと思うよ。そして、各論的になればなるほど、特定の人との人間関係がはっきりと浮き彫りになってくるんだよ。みんなが大好きなソウルメイトのシルエットがどんどん見えてくるわけだね。個人的な人間関係から学ぶことは両手ですくい取った真砂まさごの数ほどあるからね、あわてずコツコツと課題に取り組んでいけばいいんだよ。  では、この現世の人々の間で差がないこととは一体なんだろうか? そう考えてみると、それは肉体の死と肉体があるが故の孤独だと言えないだろうか。これは人間の存在意義の総論的テーマになるよね。死も孤独も根本的にはどちらも誰もが避けがたいものなのだからね。これらは総ての人間に共通しているテーマなんだよ。

2014年11月18日火曜日

おはようさん 2014.11.17.

日曜日は古代出雲歴史博物館で開催されている「修験の聖地 出雲国浮浪山 鰐淵寺」展を見てきました。 夏に鰐淵寺を訪れた際、住職さんから招待券をいただいていたし、私が骨を埋めるならここがいい!と宣言している「聖地」ですので、そこのお宝の数々をぜひ拝見したいと思っていたからワクワクしながら向かいました。 まず、鰐淵寺の歴史をググってみると・・・(ご興味のない方はスルーしてネ) 伝承では推古天皇2年(594年)、信濃の智春上人が当地の浮浪の滝に祈って推古天皇の眼疾が平癒したことから、同天皇の勅願寺として建立されたという。寺号の鰐淵寺は、智春上人が浮浪の滝のほとりで修行を行っている際に誤って滝壺に落とした仏器を、鰐がその鰓(えら)に引っ掛けて奉げたとの言い伝えから生じた。 鰐淵寺の所在する島根県や隣の鳥取県は修験道・蔵王信仰の盛んな土地であり、当寺も浮浪の滝を中心とした修験行場として発展したものと思われる。 後白河法皇の『梁塵秘抄』に収録された今様に「出雲の鰐淵や日の御碕」と歌われており、平安時代末期頃には修験行場としても発展し日本全国に知られるようになったものと思われる。 平安時代以降、鰐淵寺は比叡山延暦寺との関係を深め、特に横川(よかわ)の無動寺と関係が深かった。伝承では円仁(慈覚大師)が出雲地方を訪れた際に、鰐淵寺は天台宗に転じたという。寺に残る経筒には仁平元年から3年(1151 - 1153年)にかけて書写した法華経を「鰐淵山金剛蔵王窟」に安置したとの銘があり、この頃には法華経信仰も行われていたことがわかる。 鰐淵寺とは山をへだてて南西側に位置する出雲大社との関係も深まった。稲佐の浜を極楽浄土の入り口とみなす信仰が発生し、これが出雲大社の発展と重なり、古代秩序の崩壊と中世への移行も相まって、神仏習合の形を取った両者の密接な関係が発展し、後に出雲大社の別当寺を務めるまでにその関係は深まった。 弁慶は仁平元年(1151年)松江に生まれ、18歳から3年間、鰐淵寺にて修行したとされる。その後、壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼした後再び鰐淵寺に身を寄せ、この際多くの伝説・遺品を残した。特に、弁慶が大山寺から一夜で釣鐘を運んだとの伝説は広く世に知られ、その際に持ち帰ったとされる寿永2年の銘のある銅鐘は国の重要文化財に指定されている。 戦国時代には出雲においても尼子氏と毛利氏の間に激しい戦いが繰り広げられたが、毛利氏による出雲侵攻時には鰐淵寺の栄芸が一貫して毛利氏を支持し、毛利氏の勝利後鰐淵寺は毛利氏の保護を受けることとなった。今に残る根本堂は、この毛利氏時代に建立されたものである。 16世紀後半から17世紀初頭に掛けて、出雲大社では御頭神事が衰え、また祭神が須佐之男命から大国主命に変更されたことから、神仏習合を通じて深い関係を持つ鰐淵寺は出雲大社との関係を見直すこととなりその勢力は衰えを見せた。 このお寺とのご縁は、数年前の「出雲神仏霊場めぐり」でした。 お寺の入口にとても気さくな住職さんがおられて、帰りしなに「まぁお茶でもどうぞ」と誘われるままに長話したのがきっかけです。 巷のお坊さんたちのようにMONEYに走ってない・・・ほんまに純なスピリチュアルな精神をお持ちの住職さんでした。私の知っている中では、56piaのごろーさんに似ています。 このお寺は日本人よりも外人さん、それも精神世界を旅してきたような人たちにとても人気があるそうです。 ここに永住したい!という外人さんも多いとか。 なるほど・・・この寺社の結界内の素晴らしい氣エネルギーは万国共通 わかる人にはわかる善であり光であり命の氣ですからね。 このお寺は出雲大社さんと深い関係もあります。位置的には出雲大社さんの鬼門にあたります。そして何より、ここには摩陀羅神社があって、以後、私が「出雲巡礼の旅」写真を撮る続けていくきっかけとなった「超怪しい」お寺なのです。 (摩陀羅神=後戸の神・・・能楽の翁や縄文の神々へと続く) さて、この日は鰐淵寺の紅葉祭・・・ここは出雲では名だたる紅葉のメッカなのです。 普段は閑散とした静かなお寺が、この時ばかりはものすごい人出で警察さんが交通規制をしています。 鰐淵寺の紅葉は私も初めてでしたので、もうo(^-^)oワクワク (三脚の持ち込みとペット同伴は禁止です・・・こころない素人カメラマンたちが場所取りでケンカしたり、ノーリードのペットが走り回ったりしたので・・・とのことでした) 住職さん曰く 今年はこの10年で最高の紅葉です! 秋から来年のお彼岸まで咲き続ける桜さんも今年はきれいですよ! 錦の紅葉を眺めながら開山堂&摩陀羅神社まで登って、三代杉と呼ばれる三本の巨木さんたちのもご挨拶をして、善き氣をいっぱいいただいていてきました。 入口まで降りてくると、住職さんとちょうど一緒になって・・・やはりこの住職さんとは強きご縁があります。 お忙しい中をしばし・・・長話をしていただきました。 うちの両親が亡くなったことも、住職さんのお父さんが脳梗塞で倒れられたことも、 前に伺った折にお話した「ここにホスピスを作りたいねぇ」なお話も・・・ 鰐淵寺展で見た不動明王さんが右目を見開き、左目を閉じているのはなぜ? なお話も・・・ 住職さん曰く 学芸員さんたちもよくわからないことなんです。わからないということは自分なりに勝手に解釈して良いということなんです。これが一番、仏さまのお気持ちに近いんじゃないかな・・・ そんなこんななお話をしばらくしていて・・・ やっぱりここにホスピスを作って、ここに導かれた人たちに、最後に善き人生を創り出していただきたい。もう迷いはないよ。この地で後半生を輝かせたい! と思いました。 (実はどうしても迷いがあったのです・・・やはりいろいろなことを考えますからねぇ) 古い建物があった場所がきれいな更地になっていて、大きな銀杏の木から舞い落ちた落ち葉が黄金色に染めあげていました。まるで神さまがここだよ!って指し示してくれているように。 念ずれば花開く そうかぁ、今日、ここに導いてくれたのは、迷いなく念じるためだったんだぁ。 そんなとっても清々しい気持ちで鰐淵寺を後にしました。 これから天地自然&宇宙がどのように動いてくれるのか? とっても楽しみです。 前世物語  この症例は、父を許せない典型的なケースです。父が母を苦しめていた、父が母を殺したんだ、という具体的な思いがあることを、この患者さん自身もよく知っていました。ですから、「父を許す」というキーワードにまでは辿り着いていたのですが、今回の過去生ワークによって本当の「許し」の意味に気づいたのです。そしてそれはとても大切な「父からの学び」だったのです。 「許すことです。私が許すと思ってることとは違います。全てを受け入れることではなく、父の存在を認めることです。私があるがままに認めると言っているのは間違いで、私が見えていないお父さんを許さないとダメだ、と言っています。お父さんをいつも許すことです。人を許すことです。自分を許すことです」  『許し』は愛に最も近い重要なテーマです。この症例では、人を許すためにはまず自分を許しなさい、自分を許すためにはもっと自分の気持ちを解放しなさい、と言っています。自分を許せない時、私たちは人のせいにしてしまいます。自分に目を向けたくないので、他人を攻撃して自分の注意をそらしているのです。自分の心を騙だましているのです。自分の心の窓を墨で塗りつぶしているのです。  赤の他人を攻撃するのはリスクが大きいですから、私たちは身内にスケープゴートを求めてしまいます。先生によると、父親とは本当は寡黙で孤独で優しいものだそうです。ですから生贄にはもってこいなのだそうです。父を許す=自分を許す=自分を解放する、という『許し』の学びには、父親はなくてはならない存在なのかもしれません。 「自分を許さないとお父さんを許せないよ、それが見えてないのだよ」という言葉は、父を持つ全ての人たちに向けられたとても大切なメッセージだと思います。  『許し』とは何でしょうか? 「全てを受け入れることではなく、父の存在を認めること」とはどういうことなのでしょうか? 反対に、全てを受け入れてあるがままに認めはするが、その人の存在は否定しているというのはどんな状態なのでしょうか? この問いに先生は深く溜め息をつきながら答えてくれました。

2014年11月17日月曜日

おはようさん 2014.11.16.

この土日、予定していた法事が急遽、日延べになったの で、出雲 鰐淵寺展と鰐淵寺の紅葉を見てきました。 金曜の夜にネットで宿探し・・・見つけたのは安来の清水寺門前の旅館でした。 以前、清水寺には山系したことがあり、精進料理の看板を掲げていたこの旅館のことを覚えていました。 父が亡くなってちょうど一年の節目だし、精進料理の門前宿もええやん、と決めました。 土曜の午前診も(土曜にしては珍しく)スムーズに終わって、愛車HONNDA VT1300CX「まほちゃん」にまたがり出雲へGOGOGO! ハイネックなアメリカンバイクに革ジャン&革チャップス、これにショットガン持てば「西部警察やん!」(;^^)ヘ.. ・・・格好良くしようとしたのではなく、防寒対策に万全を期しただけなんですけど。。。この姿を見てしまったおじいちゃん&おばあちゃん患者さんたちに惚れられてしまいました(^^ゞ 中国道も米子道も山の中を走ります。 色とりどりの紅葉を眺めながらのツーリングです。 冠雪した大山がとってもきれいでした。 お宿の安来 清水寺駐車場に4時半に到着! 駐車場から門前までは、いかにも 山寺でございます な苔むした石段を昇っていきます。 一泊旅行やから小さな荷物やけど(カメラ2台が結構重いかったぁ)、ハアハア言いながらお宿に到着しました。 いらっしゃいませ!でそのままお部屋に通されて(あれれ? 宿帳はいいの? きっとネット予約やからええんやなぁ) お風呂は家族風呂がひとつだけ(つまり男女共用ちゅうか、ひとグループずつしか・・・) 私が一番風呂や! ・・・上はお湯だけど下は水・・・まぁ、こんなもんやなぁ。 まだお湯を入れているので、シャワーが使えません・・・まぁ、こんなもんやなぁ。 途中で仲居さんが湯加減を見にガラッと入ってきて・・・身体を洗っていた私は・・・見られちゃいましたぁぁ・・・まぁ、しゃぁないなぁ。 部屋で待っていたら夕食に呼び出してくれるのでしょう、と相撲を見ながら待っている私。 でも、相撲が終わって・・・7時前になっても・・・まだ・・・まだなの? さすがにロビーから調理場を覗いてみる私・・・板さんと目が合って「もうしわけございません! もうすぐご用意ができますので・・・」・・・まぁ、田舎やし、こんなもんかもなぁ。 夕食をいただけたのは7時半。 精進料理は板さんのがんばりが見て取れます・・・まぁ、こんなもんやなぁ。 明日のご朝食は7時と7時半のどちらになさいますか? (もちろん)7時でお願いします。(よしよし 早く出発できるぞ!) さぁ、旅行の醍醐味は早寝やぁ\(^^@)/ と思いきや・・・子供が走り回る音、次々に風呂場から聞こえる声(お風呂のちょうど前の部屋だったの)、二階からの壁ドンならぬ天井ドン! さすがに眠れましぇ~ん(~_~;)・・・そやけど、しゃあないなぁ。 その夜は珍しく夢を覚えていて・・・「怒りは悲しみを生む」「怒りはエネルギーのムダ使い」のようなしんどい夢でした。 朝、この夢の意味を考えてみると・・・一年前に亡くなった父は、ものすごく怒りの強い人でした。 子供の頃から「なんでそんなに(まともな訳もなく)怒るの?」と嫌でした。 でも、そんな怒りが自分の中にも息づいていて、時に爆発することにも気づいています(気づいた時にはそりゃぁショックでしたよ) 亡くなって一年、父も成仏して、この夢を見せるためにこの山寺へ呼んだのかぁ。。。 なるほどなぁ・・・そやから昨日からのいろいろな「我慢大会」も「怒ったらアカンで!」なメッセージやねんなぁ。 自分が生きてる間にしでかした&気づけなかったことをせめて息子が手放せますように!ってことなんやろうなぁ。 それにしても、朝ご飯 遅いなぁ・・・もう7時半やでぇ?(って、まだまだ「我慢大会」が続くの?) そして、朝ご飯・・・箸袋を見て納得しました。 この門前宿さんの家紋は我が家の家紋と同じやん!!! やっぱりなぁ 父が呼んだんやなぁ。 はい! あんたが散々見せてくれた「怒り」と上手くつきあっていきますよ! そう思って宿を発つとき、「いろいろご迷惑をおかけして、もうしわけございません。これはお詫びのしるしに」と清水寺名物の羊羹をいただきました\(^^@)/ 亡き父のミッションはこうして、めでたし&めでたしとなった次第です。 (明日に続く) 前世物語  先生はお母さんの魂に尋ねました。 「自分を許すには、どうしたらいいのですか?」 「許していると思っている自分の気持ちをもっともっと解放しなさい・・・。お母さん、ごめんね・・・。お母さんに許して欲しかったんです。お母さんに水を飲ませて、のどをつまらせて死んだのです。お母さん、ごめんね。お母さんは許しているのに、自分が許せないのです・・・」 「目の前のお母さんは何と言っていますか?」 「自分を許しなさい。お母さんは許しているよ。そんなの関係ないよ、って言っています。お母さんが選んだんだ、って。私にはそれがわからなくって・・・お父さんのせいにしてしまいました。本当は自分が許せなかったのです」  お母さんの魂が語りかけます。 「また会えますよ。みんなを許しなさいね。今度は弟の子供になるからね。女の子だよ。また会えるから大丈夫だよ。もうお母さんはしんどくないから、心配しなくっていいんだよ」  先生は光の大きな人に尋ねました。 「今回の私の人生の目的は何ですか?」 「許して、困ってる人に手を差し伸べることです。私が思っていること、しようとしていることでいいそうです。その道であっているそうです」 「人間は何のために生きているのですか?」 「私は自分が考えていることを実行して、そして間違えたことから、いろいろ学ぶために生きています。前までは意志がなかったから、この人生では意志を持ってやっていくことを勉強しています。もっといっぱい知らなくてはいけません」  先生は光の大きな人にお願いしました。 「それが出来た未来の私の姿をちょっと見せてください」 「テーブルの横に座って息子たちを見て笑っています。年を取ってるけれど、生き生きとしていて幸せそうです。息子は二人とも良い子で、夫も良い人だな、間違ってなかった、と思っています」 「その未来の彼女に向かって聞いてください。今の私に何かアドバイスをください」 「恐がらないで、自分のやりたい道を行きなさい」 「お父さんのことをどう思っていますか?」 「もう許しました。もう許したから、お父さんも幸せに死んだよ、と言っています」 「そのままお父さんの亡くなる場面に行ってください。どうですか?」 「少し苦しそうだけど、お父さん、なんだか若返っている様に見えます。私はお父さんのベッドの横にいます。お父さんが、許してくれ、って言います。私は、許しているよ、って言います。お父さん、大丈夫だよ、恐くないよ。またみんなと会えるからね。私は手を握って、いってらっしゃい、って言います。もうこれで終わったって・・・。これからは別々に生まれ変わるって・・・」 「光の中に戻ってお母さんに聞いてください。これから元の人生に戻るけど、このまま応援してくれますか?」 「ずっと応援してるよ、また会いましょう、と言っています。帰ってからきっとお父さんも自分も許せるようになりますよ、と言ってくれました」 「私の今回の人生はここまで順調ですか?」 「はい。順調、とても順調です」  先生は光の人に言いました。 「最後にもう一言、メッセージをください」 「恐がらなくてもいいですよ。自分の人生を生きなさい。間違ってないから、しっかりその道を歩きなさい」 「お母さんとしっかりと握手して、しっかりと抱きしめてもらってください」 「・・・また会える・・・」

2014年11月14日金曜日

おはようさん 2014.11.14.

毎日、患者さんたちに鍼をしていて、最近になって気づいたことがあります。 鍼を刺す時は氣や血の動き、悪血や湿邪の様子などを詳細に感じ取ることに集中しています。 が・・・抜く時は「何も考えずに」ホイッと抜いていました。 これはもったいないことだと気づいたのです(今頃になって気づくかっ! (;^^)ヘ..) 形式上、補法の鍼を抜いた後は氣が漏れ出さないように、しばらく指で押さえはしていました。 まぁ、鍼を抜くなんて、そんなもんやろう・・・なんてね (^^ゞ ところが最近、鍼を抜いた時に、衛気がサッと変化するのがわかるようになってきました。 まるでカメレオンのように、体中の衛気の「色」が変わるのです。 衛気だけじゃなく、経絡経穴の氣血も変化します。 もちろん脈も舌の気色も変わります。 これまで鍼をした結果がさまざまな変化をもたらしていると思っていました。 もちろん鍼の効果の方が絶大なのですが、そこに鍼を抜く時の精妙な心配りが入ると、もっと効果がアップすることに気づいたのです。 まず、抜く鍼を持った時に指先に感じる気色を味わいます。 それはまるで五味のようでもあります。 その気配を感じるままに、 サッと抜いたり、ゆっくり抜いたり、 綿菓子のようにまとわりつかせて抜いたり、 金魚すくいのようにすくって抜いたり、 こちらから氣を入れながら抜いたり、 UFOキャッチャーのように抜くことも・・・ わずか数ミリ&数秒の世界に、とても深い意味があることが見えてきました。 その点を意識しながら、蓮風先生の鍼を間近に見ていると、確かに鍼を抜く時にも部屋中の氣がサッと動いているのが感じられました。(部屋の外からでもわかります・・・だって「氣」ですものね) なるほどなぁ・・・さすがです。 今週はそんな抜き技にも気をつけて鍼をしていると、確かに鍼の効果がアップしているのがわかります。 だって、患者さんが今まで以上に「良くなりました」って言ってくれるからね(*^^)v 蓮風先生は臨床50年でも「鍼は楽しい」とおっしゃいますが、がんばっているご褒美のように、こういう気づきが降ってきてくれると、やっぱり「鍼は楽しい」です。 P.S. 15日(土曜日)のブログは、出雲 鰐淵寺参拝のためお休みさせていただきます(m_m) 前世物語  先生は彼らを高みへと導きます。 「その高く高くあがったところからヨンさんの人生を見て、何か気がつくことはありますか?」 「見たくありません。もう一回、やり直したいのです。やり直さないとダメなのです」 「どうしてですか?」 「よくわかりません・・・。だからお父さんの所にまた生まれてきたんです・・・」  ヨンの魂は泣きながら続けました。 「お母さんが守ってくれています。私の亡くなったお母さんが私を守る、って言ってくれています」  先生はさらに高みへと導きました。 「その高い高いところからヨンさんの人生と、今のあなたの人生を平行に並べて見てください。そして何か気がつくことはありますか?」 「妹が死んだ時からヨン君の本当にしなくちゃいけなかった道が続いています」 「それは何ですか?」 「お父さんを許すことです」   沈黙が続きました。先生は更に上へと導きました。 「そこから上を見ると何が見えますか?」 「白い大きな光がまぶしいです」 「あなたはその光の中に吸い込まれていきます。その光の中に入りましたか?」 「はい」 「そこはどんな気持ちですか?」 「とても楽です。お母さんがいます」 「今のあなたの死んだお母さんですか?」 「はい」 「お母さんに今どうしているのか、を聞いてください」 「幸せって。寂しい?・・・けど幸せって。いや、寂しくない。幸せって。・・・私が寂しいのです」 「お母さんに、私寂しいの、って言ってみてください。お母さんは何と言っていますか?」 「いつもそばにいるよ、って。みんなのそばにいるよ、って。私、感じています。でもお母さんの顔がわからなかったのです。お母さんは元気にしているからね、って。みんなを見守っているからね、って言っています」 「その光の中には他に人がいますか?」 「たくさんの光たちがいます」 「その中に誰か一番偉そうな人が見えますか?」 「お母さんを守っている人がいます」 「それはどんな人ですか?」 「大きな男の人です。笑って私を見ています」 「その人に聞いてみましょう。お父さんとの関係は何ですか? あのお父さんから私は何を学ぶのですか?」 「許すことです。違う道が見えます。私が考えている道と違う道があって、それに気づかないとダメだ、と言っています」 「お父さんを許すとは具体的にどういうことですか?」 「私が許すと思ってることとは違います。全てを受け入れることではなく、父の存在を認めることです。私があるがままに認めると言っているのは間違いで、そうじゃなくって、私が見えていないお父さんを許さないとダメだ、と言っています。お父さんをいつも許すことです。いつもいつも許すことです。人を許すことです。自分を許すことです。お父さんを憎んだらダメだ、って言っています」  光の中で泣きながら魂が語り続けます。 「私は心の中で、お母さんが死んだのはお父さんのせいだ、って叫んでいます。それをお父さんに言いたかったけれども言えませんでした」  お母さんの魂が助けてくれます。 「自分を許しなさいね。自分を許さないとお父さんを許せないよ。それが見えてないのだよ、って教えてくれています」

おはようさん 2014.11.13.

ほとんど毎朝、夢分流打鍼と古代鍼を受け続けてくれている腎臓癌の全身転移の患者さんがおられます。 大学病院でダメ出しされたのは、もう2年前。 ずっとお元気なので、いつしか癌だったことも忘れちゃってました。 久しぶりに肺のレントゲンを撮ると、元々肺にあったいくつかの転移巣が何となく大きくなっていました。でも、どの転移巣もまん丸で、癌特有の周囲に伸びた触手のような浸潤像はまったくありませんでした。どの病巣もまるで嚢胞化されちゃったみたいで・・・これは内部壊死していく善きパターンだねって自信を持ってお話できました。 普通にお仕事されて、日々の生活をされていて、どこにも痛みなし。QOL100点満点です。 この方の良き点は、とっても素直なところです。 素直過ぎて、すぐに落ち込んだり凹んだりしますが、それは日々の言葉がけで上手にやり過ごせています。 素直&素直 光さんもよく「素直になりなさい」と諭されますが、やっぱり健康と笑顔には素直が大切です。 素直な人には鍼が良く効きます。 酷い肝鬱気滞や悪血でも、素直な人は鍼で氣が「素直に」動いてくれます。 素直の反対はな~んだ? 頑固ですね。 私の診た癌患者さんたちを想い出してみると・・・頑固な人ばかり・・・かも。 はい 中には「なんでこの人が・・・素直でとってもいい人なのに」な方もおられました。 こういう仏さまのような方の癌は突然、見つかり、急速に悪化して、苦しまずに天に還られるような気がしています。 そう、ごくろうさま!で天に召された方が、何かを残すために・誰かの役に立つために最後に癌を選んだような気がするのです。 反面、頑固な癌患者さんは癌との闘いが続きます。 一進一退 良くなって、しばらくして再発して、また治療で良くなっての繰り返し・・・ 頑固な癌患者さんへ光さんはきっと「もっと素直になりなさい!」と叫ぶでしょう。 頑固だから癌になる 癌になったからもっと頑固になる この悪循環に陥ると、癌にゆっくりと絞め殺されてしまいます。 でも、脳卒中や心筋梗塞の突然死じゃなくって、癌になったということは、神さまはまだ「素直になる」ことができるぞって思っている証拠です。 どんなに頑固でも、癌になったら生き方も考え方もガラリ!と変えてしまって、自分のこころの「やりたいこと」の声と身体が悦ぶ「楽しいこと」を素直にやり始めれば、癌は消えないにしても、ほとんど悪化せず、新しい人生を思いっきりエンジョイできるんだよって思っています。 そんな思いを頑固な癌患者さんたちにお話をしていますが・・・やっぱり・・・頑固で馬耳東風なわけです。 頑固って難しいですねぇ。 前世物語 美子レポート    父を許せない!  昔々、北京の町外れに、ヨンという貧しい少年がいました。ヨンは肥え汲みをしています。  彼の妹は病気です。妹は土を固めた土間に丸まって寝ていました。母が看病しています。 「妹を助けたい」  ヨンは重い天秤棒を担ぎながら祈りました。藁わらの帯が体にくい込みます。  美しい石畳の町に、綴織りの長い豪華な着物を着た父がいます。「今の父」です。父は役人です。父はヨンたち家族を嫌っていました。  ヨンは心の中で叫びます。 「妹を助けてください・・・」  でも父は助けてはくれません。  ヨンは子供の頃を思いだしました。家族みんな、奇麗な着物を着ています。みんな幸せそうに笑っています。しかしヨンは知っていました。これからどうなるのかを・・・。父にもわかっていました。自分だけ良い地位について、家族はみんな不幸になることを。  六歳のヨンは、父が自分たちを捨てようとしていることは間違いだ、と思っていました。そしてある時、父に言いました。 「家族を捨てないでください」  父は冷たい目でヨンを見ました。そして幸せな家族を町外れへと追いやりました。父は家族を捨てて自分の地位を守りました。 「お父さんと一緒じゃなくってもいいよ。お母さんも妹もいるから。愛情のあるほうが幸せだから・・・」  ヨンはそう思いました。  妹が病気になるまで、三人は幸せでした。  ある時、肥えまみれになったヨンは、きれいな町にいる父を遠くに見つけました。彼は叫びました。 「何も恨んではいません。あなたは町にいるけれども、私たちは町へ行きたいとは思いません」  ヨンが十三歳の時、妹が死にました。彼は泣き続けました。 「お前に何もしてやれなかった・・・」  そして決心します。 「父に復讐してやる! 妹は助かったのに・・・。これからは一人で生きていくけれど、いつか父にこの気持ちをわからせてやるんだ。お金よりも妹が大切だということを・・・」  十五歳のヨンは森にいました。ただ生き延びるだけの毎日です。 「妹はちゃんと天国に行ったかなぁ・・・」  彼は木の根っこにしゃがみこんで呟きました。  ある日、槍を持った蛮族がヨンを追ってきました。彼は逃げません。 「もういい、もういい、もういいんだ」  槍がヨンの胸と腹を突き抜けます。  ヨンに苦しみはありません。彼の魂が身体を離れました。「今の死んだ母」が迎えに来てくれました。

2014年11月13日木曜日

おはようさん 2014.11.12.

父母が亡くなって、お坊さんとの距離が近くなりました。 我が家は浄土宗。 でも・・・正直なところ・・・まったくの興味なしな私です。 ググってみると・・・浄土宗は、日本の仏教宗旨のひとつで、法然を開祖とする。本尊は阿弥陀如来(舟後光立弥陀・舟立阿弥陀)。教義は、専修念仏を中心とする。 一心専念弥陀名号 行住坐臥不問時節久近 念念不捨者是名正定之業 順彼佛願故 (意訳)一心に専ら弥陀の名を称えいつでも何処でも時間の短い長いに関係なく常にこれを念頭に置き継続する事が往生への道である。その理由は弥陀の本願に順ずるからである。 なるほどねぇ・・・そやけど、お釈迦さんや観音さんの姿をした光さんと直接、お話してる我が身なれば、どの宗教宗派の教義も、な~んか違うんだよねぇってこと、知ってるんだもん・・・ なんて思いながら朝の歯磨きしてると、銀河通信Expressが降ってきました。 日本の仏教にはさまざまな宗派があるけれど、あれはAKBの推しメンみたいなもんやでぇ。 珠理奈 ぱるる まゆゆ こじはる ふうこ さや姉 奈緒 ・・・ 推しメンもあればアンチもあるやろう。 で、まとめればAKB。 キリスト教やイスラム教から見ても、まとめてAKBなわけやぁ。 やすすが創った曲をみんな、唄ってるわけやけど、ひとりひとりソロで唄わせると個性たっぷり出てくるわけや。 まっ 宗派なんてそんなもんやねん。 キリスト教もユダヤ教もイスラム教も仏教も・・・宇宙からみればAKBとNMBとSKEとHKTと・・・要はやすすの掌の中でコロコロ転がってるわけや。 どれも同じ。 どれもひとつ。 どの教祖さんも同じ光さんを見て、同じ光さんと話して、同じ宇宙の真理に気づいて、それを持ち帰ったわけやろう。 伝えた時代と民族と言葉が違ったから、いろんな宗教になったけど、もとはひとつ。 宇宙から見れば、本当はどれも同じなんや。 そやから、同じところを認めあって、褒めあって・・・そう、愛しあえば、すぐにひとつになれるんや。 これはどの教祖さんたちも言っとるでぇ。 それが見てみぃなぁ 昔からずっと、違うところを自慢しあって、けなしあうもんやから、殺し合い、不幸と怒りが続くんやでなぁ。。。 教祖さんたち、みんな、泣いとるでぇ。 AKBも女の園やから、そりゃぁ 個々にはドロドロしたもんもあるやろう。 そやけどなっ、ステージにあがれば、カメラの前に立てば、み~んなニコニコ笑顔で仲良しこよしになれるやん なぁ。 AKBの娘たちに出来ることが、な~んで大人の、それも有識者と言われる宗教家さんたちにはでけへんのやろうなぁ。アホちゃうかぁ。。。 宗教は人のこころを救うんや。 あんたが昨日、書いたように、これからはデジタル&ロボットがどんどん人間の代わりになっていくけどなっ、そやからよけいに人のこころの救いが重要になるんや。 このまま人のこころを救えなんだらなっ、人間は要らんようになるでぇ ・・・ロボットと共に自滅や。 AKBが世界を救う 今日の格言やから覚えときぃなぁ。 ほな いってらっしゃい! 前世物語  日本では幸いにして、まだ幼少期の性的虐待による父親嫌いや男性恐怖症は少ないのですが、その反面、妻が無意識のままに夫への不満や憎しみを子供に擦り込んでしまうことが多いように思います。母親役の人が意識的、あるいは無意識に、父は悪党だ、と子供を洗脳してしまうのです。愛や許しや感謝を教えずに、悪口や無視やいじめからネガティブなエネルギーを生み出す方法を教えてしまうのです。これは戦後の道徳教育と精神文化を破壊された世代に次第に顕著に見られるようになってきました。国を滅ぼすにはその国の教育を破壊すればいい、と言われていますが、まさに今、日本はとても大変な状況に追い込まれているのかもしれません」  時々、先生は手厳しい言い方をしてしまいますが、数多くの過去生を見て、たくさんの光や神様からのメッセージを聞いていると、じれったいフラストレーションが溜まってくるのかもしれません。そんな時、私は先生の目を見ながら聞いてあげます。しっかりと受けとめて、そしてそのまま、何を言っていても聞き流してあげます。  さて、インナーチャイルドが絡んできた場合、先生は普段の過去生ワークの数倍もの精神的エネルギーを消耗してしまいます。なぜならインナーチャイルドは今の患者さんの中でかろうじて生きているからです。過去生はどんなに辛く苦しい人生であっても、その人生の結果はどうであれ、ともかくもう終わって死んでいますから、ガイドする方から見ると、例えどんな非常事態が起ころうとも過去生とのエネルギーのリンクを断ち切れさえすれば、今の患者さんにそれほどひどい障害を引き起こすことはありません。  ところがインナーチャイルドの場合、今の患者さんの心の奥底の闇の中でインナーチャイルドはネガティブなエネルギーに満たされたまま息を潜めていますから、ガイドがその子をもっと怒らせてしまったり、不用意な発言をしてしまうと、その子は今の患者さんの心の根源で泣き叫びながら大暴れしたり、悲しみや怒りのエネルギーで心の蓋をしてしまうことだってあるのです。例え一回限りのワークでも、インナーチャイルドとのコンタクトの失敗は今の患者さんの心に大惨事を招いてしまい、病状を悪化させてしまう可能性があるのです。ですから先生のワークがインナーチャイルド・セラピーとなった時、それはまるで地雷原の真ん中に立っているインナーチャイルドを迎えに行き、安全な場所まで連れ戻してくるような緊張感に満ちたワークとなります。ちなみに、最近の先生のワークでインナーチャイルド・セラピーとなったのは全体の3%弱でした。  せっかく過去生を見ようと思って来たのに、それがインナーチャイルド・ワークとなった場合、患者さんには何が起こったのか全くわからない状態のままで二時間が過ぎてしまいます。過去生ワークのように一回で気づきが得られた! というようなワークの効果はとても期待できません。インナーチャイルド・ワークは、「タマネギの皮むきのような」ワークだからです。焦らずに一回のワークで一枚皮が剥けたら上出来だ、という気持ちで進めていきます。とても長い治療期間を必要とするワークなのです。  この章では、父への怒りと男性恐怖症の症例を集めてみました。初めに述べましたように、父への憎悪や男性恐怖症の原因=過去生、だと決めつけないでください。内観法や瞑想を用いて、あなたの幼少期に母親役の誰かに、父・男=悪魔、という図式をインプットされなかったかどうか、思い起こしてみてください。母親役の人の言動の奥に、どんな感情や想いが渦巻いていたのか、第三者の目で冷静に見直してみてください。このような冷静な目が、あなたの中のインナーチャイルドを救い出すからです。そして、このような無意識下のネガティブな洗脳は心のヴィールスとなって、知らず知らずのうちに親子や兄弟姉妹の間で感染してしまいます。気がついたら大嫌いだった父と同じような男と暮らして母と同じ辛さを味わっている、というケースも何例かありました。このような心の感染症を防ぐには、心が大人になった時に、大嫌いな父も、かわいそうな母も、家族全員を冷静な第三者の目で見つめ直すことが有効です。そうすれば、少なくともあなたの子供にはヴィールス感染が及ばないでしょう。更に願わくは、愛と許しの神の目となって家族関係を振り返ってみてください。愛と許しが心のヴィールスの特効薬なのですから。

2014年11月12日水曜日

おはようさん 2014.11.11.

近い将来、ロボットがさまざまな職業を独占するという予測記事を読みました。 医療の分野でも以前から、心電図を取れば自動的に解析結果も表示されるし、血液検査の結果にはちゃんと異常値のアラートが記載されています。 ロボット手術も始まっていますし、病院内には心電図・心拍・血圧・体温・呼吸などの詳しいバイタルサインを24時間監視して異常があればすぐにコールしてくれる装置がそこらじゅうにあります。 膨大な患者さんたちのメガデーターをスーパーコンピューターで解析して、人間には見えなかった新たな治療方法や生活指導方法も発表されています。 病院内の薬や食事の配膳をロボットがしていたり、監視カメラで夜間の患者さんのベッドからの転倒を予防したり・・・ロボットが活躍するということは、働く人間を少なくできるということに繋がっています。 未来予測記事の中で、将来、なくなってしまうだろう仕事として・・・運転手・配送人・秘書・通訳・コールセンター・製造業といった、なるほどなぁな職種から、教師・デイトレーラー・彫刻家といった、へぇ まさかぁ・・でも、ありえる・・・な業種まで挙げられていました。 要は、既存のすべての職業がロボットに奪われるかも・・・です。 (まず危ないのは、会議ばかりの中間管理職だとか・・・なるほどね) そんなロボット社会の中で、私はどうなってるかしら? と想像してみました。 きっと西洋医学的診断&治療はすべてエビデンス化されて、目の前で診ている患者さんのデーターを中央のスーパーコンピューターがたちどころに解析して、数分で治療方法&処方薬が提示されるでしょう。 もしかしたら、医者も要らない!とされているかも。 病気かな?と思ったら、コンビニに設置されている医療カプセルに入れば、全身スキャンしてくれて、チーン!の音と共に、レジに処方薬を取りに行って。その後のフォローは腕時計型の小型モニターが常時体調をモニターしてくれていて、さらに異常があれば、もう一度、医療カプセルに入るように促される・・・なんてね。 各人、マイクロチップや生体ナノモニターが埋め込まれていて(社会保険医療を受けたければ、このチップを埋め込まなければならない!なんて脅されて・・・)、病気の兆候が出た途端に、医療カプセルに入らされたりして・・・もうSFな世界ではなく、近未来の話ですよ。 東洋医学はどうなってるかしら? 脈診・舌診・背候診・腹診もロボット化されているかしら? あの精妙な感覚・・・でも千分の何ミリかを削る職人技だってロボット化されつつあるんだから、「蓮風先生の手」だって、ロボット化されているかもしれませんよね。 東洋医学のロボット化をくいとめる最後の砦は「氣」かな。 衛気・営気 あえて言うなら「オーラ」をエビデンス&デジタル化できるかどうか もうここまではムリでしょう。少なくとも私が生きている間はね。 しかし、どうなんやろう? そんなロボット化された世界って。居心地ええのかなぁ? 婚活も・・・ ビッグデーターによる人類のべ1000億人の相性診断により、あなたとの最高の相性の方はこの**さんです! すでに結婚式も新婚旅行も中央センターで予約済みです。 来年の*月*日に血液型*型の男の子が3200gで生まれます。 尚、すでにデーター化されましたので、キャンセルは出来ません。 ・・・ロボット化社会は、失敗のない人生になるのかも? 未来予想記事の最後に、この心配への答えも書いてありました。 昔、洗濯は女性の手仕事だった。 洗濯機が出来て、女性は洗濯から解放され、時間的余裕が生まれた。 人間は、その時間的余裕から新たな仕事を創造した。 だから、高度にロボット化された近未来になっても、人間は新たな仕事を創造するだろう。 ・・・・う~ん、ホンマかいなぁぁ(;^^)ヘ.. 前世物語 第八章    父への怒りについて  先生の過去生ワークの特徴のひとつに、父への怒りを主題テーマとする女性が多いことがあげられます。父を嫌いになった原因をはっきり思い出せない、なぜだかわからないけど父が憎くてしょうがない、そして、父=男性が怖い、嫌い、憎い・・・といった男性恐怖症まで含めて考えると、このテーマはとても重要なんだ、と先生は言います。  過去生退行はワイス博士によってアメリカから広まりましたから、こういった父を含めた男性恐怖症、男性への憎悪感の原因を催眠下に探っていくと、しばしば現世の幼少時代のセクハラに行き当たり、それをインナーチャイルド・セラピーで癒さなければならなかったという報告がとても多く見受けられます。そして時には、性的虐待を受けたインナーチャイルドの癒しのために、あらためて性的虐待に関係した過去生へ戻る必要が生じることもあるそうです。  しかし日本では、アメリカのような直接的なセクハラが父親嫌いや男性恐怖症の原因として見当たらないケースが多いようです。また、男性恐怖症の原因となった過去生の中で、必ずしも父親が重要な役割を果たしていたというケースは予想よりも多くありません。つまり父親嫌いはそのまま男性恐怖症に発展することもありますが、男性恐怖症の原因が現世の父親にあるとは言えないのです。 「あの父が私の不幸の全ての原因なんだわ、と思いたい気持ちもわかりますが、日本の父親はそんなに悪党ではないのですよ」と、父親を代表して先生は言っています。 「過去生ワークは自分の心をもっと開くためのワークです。今、何か悩んでいたり、壁にぶつかっていたら、それはその分野の心が開ききっていないというサインなのです。その分野に関係した過去生を見るということは、過去生の自分がその分野で成功したり失敗したりした時の教訓を思い出すことなのです。過去生での学びを今の自分にフィードバックせずに、今の自分の不幸の責任をスケープゴートに押しつけてはいけません。もし過去生を見た後もあなたに不幸が続くならば、それはあなたに何か知らの反省を求めている徴しるしだと思います。

2014年11月10日月曜日

おはようさん 2014.11.10.

今日の光の前世療法 個人ワークのテーマは「 対人恐怖症の治し方」でした。 淡い茶色の がカールした四角い顔の男性に降りて・・・ 酒場で友人たちとワイワイ飲むのが大好きな人でした。 結婚して、男の子が生まれて。でも、戦争がやって来て・・・ もちろん、戦争には行きたくありません。 お城の王様の前で・・・「戦争に行きます」と言ってしまいました。 奥さんと子供の「帰って来て」の声に見送られて、鎧姿に槍を持って出て行きました。 戦場で・・・敵がこちらに向かってきます。 怖いです。 身体が硬直して動きません。  ・・・そして何ひとつやり遂げることのできないまま、死にました。 魂となって、その人生を振り返ってました。 その人生の一番大きな節目は・・・王様の前のシーンでした。 その時、「戦争に行きたくありません」と言っていれば・・・奥さんと子供と一緒にそのまま暮らし続けることができました。 老人になって死を迎えた時に奥さんに言いました。 「ありがとう。楽しかったよ」 奥さんも言いました。 「ありがとう。また次も一緒になろうね」 その過去生と今生を見比べてみて気づいたことは「言いたいことを言えない」でした。 光さんへの質問は40以上もあったでしょうか・・・どれも「典型的な若い女性の悩み事」ばかりでした。 自信がない・父が怖い・男の人が怖い・勇気がない・依存してしまう・母とうまくいかない・天職は?・結婚できるかしら?・自分を愛せない・前向きになれない 等々 すべてに光さんは答えてくれました。 それぞれの質問に「まず何から始めたらいいのですか?」も付け加えて尋ねます。 たくさんの「まずやるべきこと」が出てきましたが、それらをまとめると・・・ この方の「まずやるべきこと」は「料理する」でした。 えぇぇ 交通費入れると十万円以上かけて得られた答えが「料理する」なのぉぉぉ と思う方は光の前世療法だけではなく、この世のどんな療法を用いても救われないでしょう。 (宗教に洗脳していただくしか救われない・・・それが救いかどうかは???ですが) なるほど!「料理する」かぁ! さすが光さんやなぁ! 最幸のポイント 押さえてはるわぁ! とガッテンできる方は、今生を最幸な人生にできます。 そして、今生が輪廻転生の最後となって、自由な世界へとアセンションできるでしょう。 今日の方はまだまだ若いけど、きっと「料理する」ことから自分らしい最幸の人生を見つけることができると信じています。  Bon Voyage! 前世物語 「そのポジティブな感性は、愛すること以外でも磨き上げることが出来ますよね。私に言わせて・・・笑うこと、楽しむこと、でしょう!」 「そう、その通りだよ。ともかく笑っていれば、ポジティブになれるからね。初めは無理な作り笑いだっていいんだよ。形だけの愛や愛しているフリをし続けるより、よっぽどいいよ。失恋したって作り笑いを続けるんだよ。失恋したら目が腫れ上がるくらい大泣きするんだ。泣き笑いになるまで泣いてごらん、泣き笑いになると、もう何を泣いていたのかわからないからね。涙が失恋を洗い流してくれて、残った愛のエッセンスが泣き笑いの中に輝いているんだよ。そう、後は作り笑いを始めるんだ。大丈夫、そこまで行けばすぐに一皮むけた輝いた笑顔の自分になっているからね。もうそこは素敵な恋のプロローグだね」 「ところで先生、もしかして先生の失恋論も私が発端・・・?」 「もちろんだよ。昔々、美子さんに出会って愛しちゃったことが今の私のルーツなんだよ。そして結ばれることもなく、今頃再会したこともすべては順調なんだよ。これは光に聞かなくてもわかるんだ。例え光が順調ではないと言っても、私はそんな光は踏み越えて、このまま進んで行くよ。だって人生が楽しいし、生きているという自信があるからね」 「ねえ、先生。私たちって心も身体も若くないのに、これからずっと愛し合えるのかしら?」 「高齢化社会だから、って言うわけじゃないけどね、歳を取っている方が愛は長続きしやすいよ。だってね、さっき言ったように、愛し続けるにはいつも相手のポジティブな面を見つけ出さないといけないんだ。愛のマンネリ化は愛が育たなくなるし、愛の学びが萎れてしまうからね。  美子さんも私もお互いに知らない過去が四十年分あるだろう。一年分を一枚のカードだとすると、お互いに持ち札は四十枚あるわけだよ。さて、愛がマンネリ化してきたら、そのカードをお互い一枚引き合うんだ。美子さんのある一年の過去の中にポジティブなものはどれくらいあるんだろうね・・・それを毎日、日めくりのように「鋭い感性の目で」探し出すだけで一年は愛し続けることが出来るよ。するとだね、計算上はお互い八十四才になるまで、しっかりと愛し続けることが出来るよね。そしてだね、きっ八十才を過ぎるとちょっとボケてくるかもしれないからね、お互いに。一度引いたカードなのに、またもう一度引いてしまっても気づかないかもしれないよ。それがその日の新鮮な愛の気づきだったらいいのだからね、問題なし。つまり・・・美子さんと私は永遠に愛し続けることが出来るんだよ。ちょっと無理ある?」 「先生、何だか怪しい竜巻に襲われてオズの国に降り立ったドロシーの気分ですわ。そして私もこのまま黄色いレンガの道を歩いていくしかないのですね。どうせ行くのだったら笑いながらスキップしますね」 「そう、失恋したって笑ってスキップしていれば、必ずもっと素敵な恋がやって来るんだよ。これは神さまのお約束だから、ね」  ちょっと恥ずかしかったけど、私は先生の周りをスキップして回ってあげました。

2014年11月9日日曜日

おはようさん  2014.11.9.

今日は天満満天堂Live「来年、やるべきことがわかる過去生へ」グループワークでした。 たくさんの初めての方々に参加していただき、ありがとうございました\(^o^)/ 天満満天堂Liveは最先端&アドベンチャーな誘導をいろいろ入れていますので、初めての方には難しかったかなぁ、と思っていましたが、みなさん、最後までついてきていただけたようでとってもうれしいです。 今回のワーク台本はちょっと長くなったので、ややペースアップでしたが、こちらもみなさん、ちゃんとついてきていただけました(全長2時間46分) 今回のグループワークの目玉はまず、過去生がふたつ見られる!という点です。 来年、やるべきことがわかる過去生へ 6年後のあなたがわかる過去生へ なぜふたつ? そこには深い意味があるのですが、それはガイドだけがわかればよいことなので、深く考えないでただ楽しんでくださいね。(前世療法ガイドをやってる人たちは、これくらいのことはわからないとダメだよ) そして最大の目玉は、「どの神さまも100点満点をつけた最高のあなたとの出会い」ワークです。 こんな奈落の底に落とし込むようなワークでも、さんざん光との対話をして魂を磨いて、光のエネルギーで守られていれば、人生の特効薬になるのです。(この意味がわからない前世療法ガイドちゃんたちはマネしちゃぁダメだよ) さぁ、今日参加していただいたみなさんは、明日から人生が善き方へと変わり始めますから、しっかり&たっぷり楽しんでくださいね。 そして、今日参加しなかったみなさんは・・・ ・・・・ 次は12月に芦屋アルテさん主催で同じテーマのグループワークを開催します(もちろん、台本は新たに書き下ろししますよ) 芦屋ワークはすでにキャンセル待ちとのことですが、もしももしも・・・たくさんのキャンセル待ちが出たら、年末とか1月にもグループワークをするかもしれません(あくまでも かもね&かもねデス) では、今日の「来年、やるべきことがわかる過去生へ」の台本をご供覧いたしましょう。 11月9日 天満満天堂Live 「来年、やるべきことがわかる過去生へ」 ・最初の場面 ・子供の頃の最も幸せだった場面 ・その人生で最も幸せだった場面 ・その人生の最も大切な場面 ・来年、やるべきことがわかる場面 ・次に大切な場面 ・死の場面 ・人生の振り返りと節目のワーク ・今生との比較 ・目を閉じて、この母なる星 地球にお願いします。 「6年後の私がわかる過去生へ戻ります」 あなたは母なる星 地球に向かって吸い寄せられていきます。
どんどん どんどん地球へと吸い寄せられていきます。
吸い寄せられながら、もう一度、唱えます。
「6年後の私がわかる過去生へと戻ります」
あなたはさらにどんどん どんどんと地球へ吸い寄せられていきます。ものすごい勢いで地球へと戻っていきます。あなたは地球へと戻りながら、もう一度、唱えます。 「6年後の私がわかる過去生へ戻ります」 母なる地球がカウントダウンしてくれています。 10、9、8,7 「6年後の私がわかる過去生へと戻ります」 6,5,4, 「6年後の私がわかる過去生へと戻ります」 3,2,1,0 今、あなたは6年後のあなたがわかる過去生へと戻っています。 地面を感じます。どんな地面が見えますか? 感じますか? 今、あなたは6年後のあなたがわかる過去生へと戻っています。 ・最初の場面 ・子供の頃の最も幸せだった場面 ・その人生で最も幸せだった場面 ・その人生で最も大切な場面 ・6年後のあなたがわかる場面 ・死の場面 ・人生の振り返りと節目のワーク ・今生との比較 来年やるべきことがわかる人生と6年後のあなたがわかる人生と今生の3つの人生を見比べてみて・・・ 光との対話へ ・最初のメッセージ ・来年、やるべきことは何ですか? ・私の来年はどんな年になりますか?  ・私の来年はどんな年になりますか? もっと詳しく教えてください。 ・私の来年の良きことは何ですか? ・来年の良きことを招くキーワードを教えて下さい。 ・来年の良きことのシンボルカラーは何色ですか? ・私の来年の悪しきことは何ですか? 何に気をつけたらいいですか? ・来年の悪しきことを厄払いするキーワードを教えて下さい。
・来年の悪しきことを厄払いするシンボルカラーは何色ですか? ・来年の私の使命は何ですか? ・来年の私の使命に関わるのは誰ですか? どんな人ですか?
・来年の私の使命に必要なものは何ですか? どうしたらそれを準備できますか? ・来年の私の使命のキーワードは何ですか? ・来年の私の使命のシンボルカラーは何色ですか? ・来年の私の天職は何ですか? ・来年の私の天職に関わるのは誰ですか? どんな人ですか? ・来年の私の天職に必要なものは何ですか? どうしたらそれを準備できますか? ・来年の私の天職のキーワードは何ですか? ・来年の私の天職のシンボルカラーは何色ですか? ・来年の私のソウルメイトは誰ですか? どんな人ですか? ・来年の私のソウルメイトに関わるのは誰ですか? どんな人ですか? そして、どんな関わり方をするのですか? ・来年の私のソウルメイトのキーワードは何ですか? ・来年の私のソウルメイトのシンボルカラーは何色ですか? ・来年の私のゆくべきところはどこですか? どんなところですか?
・来年の私のゆくべきところで何が待っているのですか? どんな出会いが待っているのですか? ・来年の私がゆくべきところで、私は何を味わうのでしょうか? ・来年の私がゆくべきところから私は何を持ち帰るのでしょうか? ・来年の私の金運について語って下さい。 ・来年の私の金運で良きところは何ですか? ・来年の私の金運で悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私の金運を育む呪文を教えてください。 ・来年の私の金運を育むシンボルカラーは何色ですか? ・この世の金運の大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。金運の大神さまはあなたに何と言っていますか?
・この世の金運の大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか? ・この世の金運の大神さまがあなたの決心、宣言を聞きたがっています。あなたは金運の大神さまに何と宣言しますか? ・あなたの決心・宣言を聞いた金運の大神さまが来年のあなたを祝福してくれます。何と言って祝福してくれましたか? ・もう一度、金運の大神さまと握手します。金運の大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、金運の大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。 あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・来年の私の出会い運について語って下さい。 ・来年の私の出会い運で良きところは何ですか? ・来年の私の出会い運で悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私の出会い運を輝かせる呪文を教えてください。 ・来年の私の出会い運を輝かせるシンボルカラーは何色ですか? ・この世の出会いの大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。出会いの大神さまはあなたに何と言っていますか?
・この世の出会いの大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか? ・この世の出会いの大神さまがあなたの決心、宣言を聞きたがっています。あなたは出会いの大神さまに何と宣言しますか? ・あなたの決心・宣言を聞いた出会いの大神さまが来年のあなたを祝福してくれます。何と言って祝福してくれましたか? ・もう一度、出会いの大神さまと握手します。出会いの大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、出会いの大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。 あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・来年の私の仕事運について語って下さい。 ・来年の私の仕事運で良きところは何ですか? ・来年の私の仕事運で悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私の仕事運を花開かせる呪文を教えてください。 ・来年の私の仕事運を花開かせるシンボルカラーは何色ですか? ・この世の仕事運の大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。仕事運の大神さまはあなたに何と言っていますか?
・この世の仕事運の大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか? ・この世の仕事運の大神さまがあなたの決心、宣言を聞きたがっています。あなたは仕事運の大神さまに何と宣言しますか? ・あなたの決心・宣言を聞いた仕事運の大神さまが来年のあなたを祝福してくれます。何と言って祝福してくれましたか? ・もう一度、仕事運の大神さまと握手します。仕事運の大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、仕事運の大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。 あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・来年の私の愛情運について語って下さい。 ・来年の私の愛情運で良きところは何ですか? ・来年の私の愛情運で悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私の愛情運を花開かせる呪文を教えてください。 ・来年の私の愛情運を花開かせるシンボルカラーは何色ですか? ・この世の愛情運の大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。愛情運の大神さまはあなたに何と言っていますか?
・この世の愛情運の大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか? ・この世の愛情運の大神さまがあなたの決心、宣言を聞きたがっています。あなたは愛情運の大神さまに何と宣言しますか? ・あなたの決心・宣言を聞いた愛情運の大神さまが来年のあなたを祝福してくれます。何と言って祝福してくれましたか? ・もう一度、愛情運の大神さまと握手します。愛情運の大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、愛情運の大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。 あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・来年の私の健康運について語って下さい。 ・来年の私の健康運で良きところは何ですか? ・来年の私の健康運で悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私の健康運を育む呪文を教えてください。 ・来年の私の健康運を育むシンボルカラーは何色ですか?
 ・来年の私の健康運を育む食べ物は何ですか? ・来年の私の健康運を育む運動は何ですか? ・来年の私の健康運を育む趣味は何ですか? ・来年の私の健康運を育む日課は何ですか? ・この世の健康運の大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。健康運の大神さまはあなたに何と言っていますか?
・この世の健康運の大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか?  ・そのお守りと一緒に、健康運の大神さまはあなたに食べられる何かを授けて下さいます。それは何ですか? ひと口、口にふくんでみると、どんな香り、味がしてきますか? ・この世の健康運の大神さまがあなたの決心、宣言を聞きたがっています。あなたは健康運の大神さまに何と宣言しますか? ・あなたの決心・宣言を聞いた健康運の大神さまが来年のあなたを祝福してくれます。何と言って祝福してくれましたか? ・もう一度、健康運の大神さまと握手します。健康運の大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、健康運の大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。 あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・来年の私に訪れるチャンスについて語って下さい。 ・来年の私のチャンスで良きところは何ですか? ・来年の私のチャンスで悪しきところ、気をつけるべきところは何ですか? ・来年の私のチャンスをつかむ呪文を教えてください。 ・来年の私のチャンスをつかむシンボルカラーは何色ですか? ・この世のチャンスの大神さまに繋げて下さい。触れさせてください。チャンスの大神さまはあなたに何と言っていますか?
・この世のチャンスの大神さまがあなたにお守りを授けて下さいます。どんなお守りを授かりましたか? そのお守りにはどんな文字や言葉が刻まれていますか? ・この世のチャンスの大神さまがあなたの決心、宣言を聞きたがっています。あなたはチャンスの大神さまに何と宣言しますか? ・あなたの決心・宣言を聞いたチャンスの大神さまが来年のあなたを祝福してくれます。何と言って祝福してくれましたか? ・もう一度、チャンスの大神さまと握手します。チャンスの大神さまがあなたをハグしてくれます。そして、チャンスの大神さまがあなたの身体のどこかにスッと宿ってくれます。 あなたはあなたの光さんに向き直ります。 ・あなたの光さんがあなたを祝福してくれます。何と言って祝福してくれていますか? ・そして、あなたの光さんがあなたのために更に深く、詳しく、来年、あなたがやるべきことを語ってくれます。それに耳を傾けましょう。 来年、やるべきことがわかる過去生を生きてきてくれたその人があなたに近づいてきてくれます。 ・最初のひと言。 ・来年、やるべきことは何ですか? ・戻ったら、まず何から始めたらいいですか? まず何を準備したらいいですか? ・戻ったら、このことをまず誰に話したらいいですか? どんなふうに話したらいいですか? 6年後のあなたがわかる過去生を生きて来てくれたその人もあなたに近づいてきてくれます。 ・最初のひと言。 ・来年、やるべきことは何ですか? ・戻ったら、何から始めたらいいですか? ・6年後を見通して、まず何から始めたらいいですか? 何から準備したらいいですか? ・戻ったら、あなたとのことをまず誰にどのように話したらいいですか? 光さんと過去生のふたりが輪になって呪文を唱え始めます。 するとあなたの目の前に、あなたの今生を最も幸せに、最も輝かしく、最も美しく生きているもうひとりの今のあなたが現れます。 それはすべての神さまたちが満点をつける最高のもうひとりのあなたです。 姿がはっきりとしてきます。 目を合わせて・・・何を感じますか? あなたの中に沸き起こるすべての感情とエネルギーを感じます。 最高のもうひとりのあなたと握手しましょう。 最高のもうひとりのあなたがメッセージをくれます。 あなたも答えましょう。何と言いますか? 最高のもうひとりのあなたがいろいろとアドバイスをくれます。 あなたも答えましょう。何と言いますか? 最高のもうひとりのあなたが暮らしている世界を案内してくれます。それはどんな世界でしょうか? その世界をみながら、何を感じますか? どんな気持ちになりますか?
最高のもうひとりのあなたが暮らしている世界の人たちとも触れあいます。今のあなたが知っている人はいますか? その世界ではどんな人になっていますか? 最高のもうひとりのあなたとそこに暮らす人たちが今のあなたを祝福してくれます。 そして、今のあなたが今のあなたのこの世界へと戻って行くための送別会を開いてくれます。すべての神さまたちも集まってきてくれました。あなたの光さんも、ふたりの過去生の人たちも来ています。その席では、今のあなたが主役です。どんな送別会になってきましたか? 次から次へとあなたの前にその住人や神さまたちがやってきて祝福してくれます。みんな、手に手に何かを持って来てくれます。それをひとつひとつ受け取りましょう。 中を見て、中身を触ってみたり、嗅いでみたり、味わってみたり、のぞいてみたり、耳をつけて聴いてみたりしましょう。そして、ひとつひとつを受け取りましょう。 どんどん送別会は賑やかになっていきます。 あなたのまわりには最高の美男美女たち、美しき神々たちが集まってきています。そして口々にあなたへ愛の言葉を捧げています。あなたはひとりひとりと抱き合って、その愛を受け取りましょう。 夜も更けて・・・大きな満月が静かに沈んでいきます。 あなたの光さんがあなたを優しく静かに抱きしめてくれています。 そして、あなたに光の言葉をかけてくれています。 あなたは光さんに抱かれたまま、たくさんの愛に満たされたまま、今、この時へと戻って来ます。 P.S. グループワークをしながら、私も光さんにメッセージをもらっています。 来年のためにまずやるべきことは・・・みなさんをハグしなさい! ということで、早速、参加者の巨乳美人さんたちをしっかりとハグさせていただきましたぁ うふふ 役得&役得(;^^)ヘ.. 前世物語  更に最悪なのは、心を頑なに閉じてしまう人です。気持ちはわかります、失恋は死ぬほど辛いものですから。でも、それは心の自殺です。心が死んだら、肉体はただ社会の常識にコントロールされて日々の生活をこなしているだけになってしまいます。固く閉じた心の蓋の上に、日々のストレスが積み重なっていきます。心を通じて魂に支配されなくなった肉体の頭、手足、胴体がそれぞれ勝手気ままに振る舞い始めます。心の蓋の上のストレスの中に、それぞれの肉体の切れ端が偽の心を作り上げていきます。情緒不安定が進み、もう恋どころではありません。心の蓋が閉じているので魂と繋がることも出来ません。すべての愛を見失っていますから、肉体はネガティブなエネルギーに依存してしまいます。つまり、恨み、憎悪、嫉妬といった熱いネガティブなエネルギーを糧に生きてしまいます。そこには本来の生きがいなどありません。ネガティブなエネルギーを作ることが生きがいになるのです。恐ろしいことですが二元性の極化によって、ますますこういった人たちが増えています。  立ち上がる辛さ、前を向く決断、目を開く勇気がどれほど大変なものかを知るためには、失恋がもっとも手頃な人生経験なのかもしれません。若い頃から失恋を繰り返してきた人には、逆境から立ち上がる強さと、思考をポジティブに切り替える決断力と、常識にとらわれず大自然の流れに乗る勇気が身につきます。そして何度も失恋を繰り返していると、たくさんの人を愛せることに気づきます。それはすべての人、すべてのものを愛するために必要な気づきなのです。失恋は人間にとって、愛の本質、ワンネスを知るための登竜門なのです。強さ、勇気、決断力、そして開かれた目が至高の愛を魂から呼び起こし、いつかきっと、そんな光の愛に相応しい相手に巡り合わせてくれるのです。 「美子さん、ここまで良くまとめあげたね。失恋がすべての人を愛する入口となる発想はすばらしいね。でも気をつけないといけないのは、そう言い切ったら、絶対に失恋しなければならないとか、どうせ失恋したっていいんだ、なんて極端に思い込む人がいるかもしれないことだよ。  一人の人を一生愛し続けることだって素晴らしいことだからね。一人の人を一生愛し続けるには、他のたくさんの人々も同じように愛せることが必要なんだ。愛し始めた頃はその人だけしか見えないけれど、その人だけをずっと見続けて愛することは、この時間が流れている人間界では不可能なんだ。そんな愛は凍結保存された学びのない愛なんだ。時間が流れていく人生の中で、相手のポジティブな何かを毎日毎日発見し続けていかなければ、愛は続かないし愛は育たないだろう。相手の言葉、仕草、思い、行動等々の中にポジティブなものを見つけ出す能力を鍛え上げないと、一生愛し続けることは出来ないんだ。そんなポジティブなものを見つけ出す能力、ポジティブな感性だね、それが鋭い人は出会った人たちのポジティブな面を自然と見つけ出してしまうんだ。どんな人でもポジティブな面はその人を愛する糸口になるんだ。だからポジティブな感性の鋭い人はどんな人でも愛してしまうんだよ。一生誰かを愛し続けた人はすべての人々を愛しているし、すべての人々からも愛されている人なんだよ。そして鋭いポジティブな感性を持っているから、その人のまわりにはポジティブな人が集まってくるし、ポジティブな出来事が集まってくるんだ。幸せな人たちだね」

2014年11月8日土曜日

おはようさん 2014.11.7.

今日の午前診で・・・ 心療内科初診の患者さんが奥さんの肩につかまりながら、今にも転倒しそうな歩き方で入って来られました。 聞けば、某病院で頚椎症の手術を受けてから、こうなってしまったとのことで。 オペ前は両足のしびれ怠さはきつかったけど、ちゃんとひとりで歩けていたのに・・・唇を噛みしめながら話してくれました。 某病院は、オペのせいではない! あなたの症状は心療内科だ!と・・・相変わらず酷い某病院です(>_<) 腱反射は手足共に異常亢進・・・こりゃぁ酷いわぁ。 漢方問診では脾虚と腎陽虚+++ エゴグラムでは、ジッと我慢の常識人タイプ。 舌診でも脾虚と腎虚が目立ち、腹診では冷えのぼせ・気の上気++ 山本巌先生の本から・・・二木散料:木通・当帰・芍薬・檳榔・沢瀉各3;青皮・陳皮各2;木香・甘草・桂枝各1を処方して、左腎兪(BL23)に鍼をしました。 次に診た初診の肩こり・右腕の怠さ・痺れの患者さんも、 腱反射の異常亢進が! こ ちらはも頚椎症はありそうですが、一番は両肩井(GB21)を中心とした酷い悪血が後頸部から後頭部にまで拡がっていました。 そりゃぁ 腕も痺れ痛いはずです。 腹診で左>右の天枢(ST25)の悪血も気になるところで。 こちらも冷えのぼせ++ 処方は附子がちょいと入った葛根湯エキス剤と桂枝茯苓丸(←これも山本巌先生の本から) もちろん両肩井に刺絡&両天枢にも補法を兼ねた刺絡をしました。 さて、この二例・・・あとでゆっくりと考えると、とてもシンクロしています。 主訴も病因も症状も、西洋医学的にはかけ離れているんだけど、東洋医学的には同じなのです。 キーワードは腱反射の異常亢進。 肩こり&腕の痺れ痛みの方に施術した肩井刺絡を、頚椎症オペ失敗患者さんにも使えるんじゃないのかな? 頚椎症のオペ(後方アプローチ)のアシスタントをしたことがあるので、どんなオペなのかはよくわかっていますが、術中、後頸部の筋肉には酷い負担がかかっています。 当然、酷い悪血になるでしょう。 昔、ボツになってしまった私の博士論文の動物実験で、神経伝導電位(一種のエネルギー体)は脊髄だけではなく、その周囲の筋肉を介しても伝導していることがわかっています。 つまり・・・頚椎症のオペの際、脊髄&神経を保護するのはもちろんだけど、周囲の筋肉層のダメージも最小限にする配慮をしないと、患者さんは後遺症に苦しむことになりますよ、ということです。 これをひと言で言えば、悪血が溜まるから! 不幸にしてボロボロにされてしまった先の患者さんも、もしかしたら肩井の悪血を抜いていけば、ダメージを受けた頸随にも氣血が再び巡り始めて、症状の改善をみるかもしれません。 なるほどなぁ・・・だから神さまはこの二例を続けて診せたのかぁ・・・ ということは、まだまだ私の外来診療にも伸びしろがあるってことだよね。 深く神恩感謝した今日の外来でした。 前世物語  この症例は、失恋した相手との過去生を見たものです。光の白い人はどの質問にもただ笑っているだけで、はっきりと答えてはくれませんでした。あなたはもう答えを知っていますよ、という場合には光や神様は答えてくれない、と前に述べましたが、この症例のように、まだ恋人への想いや様々な感情が熱を帯びていて、過去生を見ることが火に油を注ぐことになりかねない場合にも、やはり答えてはくれないのです。  まずはゆっくりと失恋した自分自身を見つめてみましょう。相手に対する想い、感情を、もう一度独りだけで噛みしめてみるのです。そこに愛の味はしますか? どんな愛の味でしょうか? 失恋した後に残っている愛の味は、あなたが味わうべき愛の味だったと思いますか? これはとても辛いことです。とても時間がかかることです。でも、そうやってあなたは愛を学んでいくのです。  この症例では、失恋は時間が忘れさせてくれる、と言っています。時間は肉体と一緒に人間に与えられた神々からの恵みなのです。肉体と時間が魂を人間の姿に変えているのです。人間から肉体と時間が去り、魂に戻ることを死と言うのだよ、と先生は言っています。時間は肉体と心の傷を癒してくれます。失恋の心の傷は時間がゆっくりと癒してくれるのです。そしてその癒しの間に、心の中で失恋が凝縮して愛のエッセンスとなり、魂の中に新しい知恵として沈んでいきます。こうして魂の輝きが増すのです。  この症例で得られた愛は、『愛とは信じること』でした。人を信じれることから愛が始まります。信じることは愛の入口なのです。愛のゲートを入ってしまえば、そこには広大無限な愛の世界が拡がっています。どの愛に向かって進んでも構いません。ただこの愛の世界を進むには、『愛とは信じること』というパスポートをいつも携帯しておかなくてはならないのです。信じることが出来ない人への愛は、今の私には想像が出来ません。それは愛とは呼べないものだ、と私は思います。この症例をレポートに加えるように言った先生も、きっと同じ考えだと思います。  そしてもうひとつ、どんなに大きな失恋をしても、『もう一度人を愛することが出来る』ということをこの症例は伝えてくれました。失恋して心が深く傷つくと、いくら時間がその傷を癒してくれたとしても、心が臆病になって愛することを拒否してしまう人がいます。新しい恋のチャンスがやって来ても、目を閉じて後ろを向いてうずくまってしまうのです。これでは本人が思っている通り、二度と恋など出来やしません。こうやって想いは実現してしまうのです、特に悪い想いはすぐに実現します。目を閉じて後ろ向きにうずくまるだけでいいのですから。二度と恋が出来ないのは誰のせいでもありません。そのように魂が人生計画したわけでもないのです。ただ、一回の失敗に懲こりて人生を生きることから逃げているだけなのです。

2014年11月6日木曜日

おはようさん 2014.11.6.

今日の午後は2週間ぶりの蓮風先生の鍼治療でした。 先週のお葬式の疲れがまだ残ってるので、待ち遠しかったぁデス。 蓮風先生の手が背中を流れていく時、身体もちゃんと反応して「そう、そこ! そこに鍼してくださいませ!」と嬌声をあげているのがおかしくもあり・・・はい、とってもよく効いて、もう身も心もトロトロとろり~んしています。 蓮風先生の波動とピッタリ同期しちゃってる感覚は、すべてお任せしておけば、天寿を全うできるよ、大丈夫だよ、という自信を確たるものにしてくれます。 (反面、蓮風先生の波動に遥かに劣る人の手に触れられることをマイ身体くんは断固、拒否してしまってますが・・・) バイクのレースでも、メカニックがしっかりしていれば、ライダーはすべてを任せて、運転に集中できます。 メカニックに命を預けて、自分はただサーキットをひた走るだけ・・・人生も同じですよね。 これこそ主治医たる本分です。 私もそんな主治医になれるように、これからも日々精進していきたいと決心を新たにしました。 先月、脳卒中後のマヒ&しびれで困っている患者さんたちを蓮風先生にご紹介する機会がありました。 今日、蓮風先生から「ふたりとも大丈夫」のお墨付きをいただきました。 紹介してよかったぁ。 一例は私のところへ数回通院されていましたが、ものすごい肝火上炎が表に、その下には酷い肝鬱気滞がドロドロしていたので「これは蓮風先生にガツンと言っていただかなきゃ、また再発しちゃうぞ」という読みがあって、神戸から奈良までは遠い云々と駄々をこねる患者さんを説得した次第です。 ほらね! 行ってよかったでしょう! もう一例は私のましかく写真の師匠 一咲先生からのご紹介の方で、関東の方ですが、向こうの専門病院で「これ以上はムリだ」と引導を渡された患者さんです。 蓮風先生のところには、こういった「ダメ出し」された難病の患者さんたちがたくさん通院されています。 蓮風先生は本気で「大丈夫。私が治しましょう」と宣言して下さいます。 このひと言、それも自信にあふれたひと言が患者さんの凹んだ氣を活性化して元気にしてくれます。 もうこれだけで半分治ったようなもの・・・人間の身体って治るように出来ていますからね。 今日は蓮風先生のところに通院している私が紹介したおふたりの癌患者さんたちも来られていました。 久しぶりにお顔を見ましたが、癌の気色は消え去ってしまって、元気が見て取れました。 こういうのって、うれしいですよね。 脳卒中後遺症の治療にiPS細胞が使える日もそう遠いことではないと思いますが、その時こそ、iPS細胞治療と鍼治療の成績が抜群に良いことをエビデンスとして証明できると思っています。 だって、細胞は氣にとてもよく反応しちゃいますからね。 そんな明日を夢見てると、ワクワクしてきます。 iPS細胞治療まで待てない? そんな方でも大丈夫ですよ。 まずは蓮風先生の(もしくは私の(;^^)ヘ..)鍼治療に通院してみましょう! 前世物語 「これから好きな人が出来ますか?」  白い人は頷いて笑っています。 「今回の失恋の意味は何ですか?」  白い人は笑っているだけです。 「私はそれを知っているのですか?」  白い人が言いました。 「がんばりなさい」  先生は白い人にお願いしました。 「今回の人生の目的をクリアーできた、未来の私の姿をちょっと見せてください」  すると白い空間にヴィジョンが浮かんできました。 「エプロンをしています。三十五歳です。結婚していて、子供が一人います。家で笑ってコーヒーを飲んでいます。とても幸せです」  先生は尋ねました。 「夫を愛していますか?」 「もちろんです」 「失恋した今の私に何かアドバイスをください」 「忘れるわよ」 「どうやったら?」 「時間がたてば大丈夫よ」 「落ち込んでいる私を応援してくれる?」 「もちろんよ」  子供にも聞いてもらいました。 「君も応援してくれる?」  未来の子供がニコニコ笑っています。 「うん、頑張ってね」 「なぜ君は私をお母さんに選んだの?」 「楽しいからだよ」 「私が君を産むまで待っていてくれる?」 「うん」 「そこで未来の子供を抱きしめてください。どんな感じですか?」 「プクプクして温か・・・」 「私が立ち直って、素敵な人に出会うのを手助けしてね」 「待ってるよ。がんばってね」  先生は白いヒゲのおじいさんに聞きました。 「今回の人生で結婚する人はどんな人ですか?」 「優しい人だよ」 「私はもう一度、愛することが出来るでしょうか?」 「出来るよ」 「私はその人と何回一緒に生きていますか?」 「四十一回」 「その人を私はもう知っていますか?」  白い人は笑っています。 「最後に何かメッセージをください」 「しっかり生きて行くんだよ」 「私に出来ますか?」 「出来るよ」 「本当にこれで順調なのですか?」 「もちろん、もちろん」 「あなたも私を応援してくれますか?」  白いヒゲが笑いながら頷きました。

2014年11月5日水曜日

おはようさん 2014.11.5.

光の前世療法の成績表(毎年10月締めです)が出来ました。 昨年度は、過去生が見えて光との対話がちゃんとできた人:91.5%(前年は84.5%)  全く見えなかった人:8.5%(前年11.8%) とうとう9割の人たちを光との対話までガイドできるようになりました\(^^@)/ この週末の日曜日:11月9日は、光の前世療法グループワーク 天満満天堂Live です。 グループワークの成績もかなりアップしてきてますよ。 9日のグループワークのテーマは年末恒例の「来年、やるべきことがわかる過去生へ」です。 どんな占いよりも、 どんな初詣よりも、 神さまに直接、来年のいろいろなこと・・・やるべきことだけじゃなくて、気をつけなければならないこと・出会いと別れ・天職などなどを聞きまくれるわけですからね。効果絶大です(*^^)v 神さまから直接、来年の神託を授かる・・・それもすべて自分の関する神託だから、来年へのモチベーションも上がりますよね。 ちなみに、これまでの「来年、やるべきことがわかる」グループワークで、人生がガラッと好転してしまった報告も数多く頂いております。 この「来年、やるべきことがわかる」グループワークのもうひとつの目玉は、3年後・6年後・10年後の未来生との対話です。 これは結構 楽しめますよ。 潜在意識や宇宙意識の望み描いている未来ビジョンが見えちゃいますからね。 今年、何をやってもうまくいかなかったけど・・・そうか、こんな未来ビジョンのために、こんな意味があったんだって納得できるかもしれません。 人生坂を転がり落ちるのは怖いし辛いけど、その勢いで来年、大ジャンプするためなんだ!ってわかれば、勇気だって出てきますからね。 さぁ あなたの来年の運勢や如何に?! 神さまから直接、ご神託を授かりたければ、どうぞ、天満堂へご参集くださいませ。 日時:11月9日(日曜) 午後1時~4時 天満満天堂:大阪府大阪市中央区天満満京町1-23 サンシステム天満橋ビル10階 満天堂への行き方:京阪・地下鉄天満橋駅 2番出口より京阪14番階段出口を目指す 土佐堀筋を西(みずほ銀行に沿って)に100メートルほど行くと 1階に「ほんまや」という居酒屋のあるビルの10階 (9階までエレベーターであと1階は階段です) 09038614701(ごろっぴあ芝田) 会費:3000縁(当日払いのみ) 参加の予約は不要です。 前世物語 美子レポート     失恋  昔々、アルゼンチンに青い目の陽気な女の人がいました。黄色の巻き毛がかわいいソフィーです。彼女の笑い声は魚も引き寄せます。大漁の海辺で彼女は歌い踊りました。  星が輝く頃、彼女は家路につきました。茶色のヒゲの夫が暖炉に火を入れて待っていてくれました。夫はラディといいました。彼は「今の恋人だった人」です。優しい夫が漁師の唄を歌いました。ソフィーも一緒に笑いながら歌いました。二人は貧しいけれど幸せでした。  二人はいつも笑っていました。ランプの火が消えて眠るまで、毎日いっぱいお話しました。貧しさが笑い声に負けました。二人は幸せでした。  時が過ぎました。ソフィーは八十五歳で死の床にいました。優しい夫が看取ってくれました。いつもと同じ笑顔です。彼女は漁師の日焼けした真っ黒な頬に触れました。 「ありがとう」  ソフィーは呟きました。ラディの茶色の目が笑っています。二人は手をつなぎました。  ソフィーの魂が窓から見ています。ラディが泣いています。彼女は思いました。 「ありがとう」  小さな子供が彼女を迎えに来ました。 「こっちよ、こっちよ」  先生はソフィーの魂を高みへと導きました。そして彼女の人生を振り返ってもらいました。 「ラディに守られていた人生でした。幸せでした」  先生は更に高みへと導きます。そこは明るくて、白い服を着て白いヒゲをはやした人が一人、笑って待っていてくれました。先生はその白い人に聞きました。 「恋人から何を学ぶのですか?」  白い人が答えました。 「愛することです」 「それはどんな愛ですか?」 「信じることです」 「今回なぜ人を傷つけてまで、恋人を好きになったのですか?」  白い人は笑っているだけで答えてくれません。 「恋人との関係は何ですか?」 「笑ってるだけです。けど、すごく悲しいの・・・」 「私の今回の人生の目的は何ですか?」  白い人が答えました。 「優しさです。すべてのものに尽くしなさい」 「私は今まで何回、生まれ変わりましたか?」 「四十八回です」 「その中、恋人とは何回一緒の人生を送りましたか?」 「四十一回です」 「なぜ今回はこんな人生なのですか?」 「大丈夫、大丈夫。いいんだよ、いいんだよ」 「今回の人生では恋人と結ばれないことを決めていたのですか? これは予定通りなのですか?」  白い人は笑っているだけです。 「私の今回の人生はここまで順調ですか?」  白い人は頷きました。先生は白い人に尋ねました。

おはようさん 2014.11.4.

みんぱく(国立民族博物館)には、私の好きな神さま系のお宝の他に、衣類や調理道具、日常品、おもちゃなど、ありとあらゆるものが展示されています。 神さま系のお宝に(感性で)触れていると、彼らの神さまと通じることができます。 同じように、衣類や装飾品に触れていると、女性たちのさまざまな想いも、裁縫しながらの噂話までもが伝わってきます。 調理道具からは、狩りを成功させた男達 たちの誇りも、女たちの安心も、子供たちの待ち遠しさも聞こえてきます。 子供を背負うカゴからは子守唄が、 墓標からは弔いの涙が、 家から立ち上る煙の匂いも、屋根を揺らす風の音も聞こえてきます。 人類の起源はアフリカで、そこから何万回も生まれ変わってきて、今生があります。 だからアーユルヴェーダで言えば、血の精妙な波動の中にすべての、そう何万回もの人生たちの記憶が刻まれているのです。 みんぱくでこの世のありとあらゆる人たちの生活にシンクロすると、血の中のかすかな記憶が目覚め、何とも言えない懐かしさが蘇ってきます。 みんぱくに惹かれ、何度行ってもその都度、新しい発見と気づきがあるのは、血が活性化されてくるからでしょう。 そんなことして何になるの? 何万回もの人生たちの血の記憶が蘇ってくると、血が元気になってきます。 何万回もの人生たちがどんな病気をしたか? どんな死に方をしたか? 血はそれを記憶しています。 わずかずつですが、血の免疫力がアップしてきます。 ガンしかり、未知なる感染症しかり・・・ そんなバカな? いえいえ、免疫力ってすご~い!なんですよ。 そして今の医学でもまだまだわからないことがいっぱいあります。 特に・・・最近、医学界でも話題になることの多い「祈り」の医学には深く関係しているでしょう。 みんぱくに行ったら、しんどくなる人もいるでしょうが、それは悪いものを被ったのではなく、何万回もの生まれ変わりの中での、とてもしんどく辛い病気や死に方をしたのを血が思い出して、それを免疫系に伝えたから・・・かもしれません。 そう、予防接種した日は何となく怠くなるでしょう。あの感じです。 つまり、みんぱくでしんどくなったのは、とっても免疫系にとってご利益のあること!なのですね。 みんぱくに行かれたら、きっとどこかのゾーン、何かの前で足が止まるでしょう。 その時、静かに瞑想するように、イメージが湧き出てくるのを待ってみましょう。 動悸がしたり、どこかが痛くなったり辛くなったり、急に哀しくなったり、イライラ腹立たしくなったりするかもしれません。 その時は、ゆっくりと息を吐いて、そのイメージを捨てて目を開きましょう。 大丈夫。 すでにその人生での血を介して、免疫系は賦活されていますからね。 みんぱく 最幸でしょう!(*⌒▽⌒*) P.S. 僕の血も、じっくり味わってみないかい? 前世物語 「反省のもととなった出来事には相手がいますよね。反省が成就するまで、その相手は恨み憎まれ続けていくことになりますが、その相手はどのように恨んでいる人に接していけばいいのでしょうか?」 「それもこの症例に出ていたね、忍耐だよ。光さんは何と言っていたかな?」  私はレポートをめくりながら答えました。 「ただ耐えることではなく、人との関係の中で愛しても裏切られてしまうようなことを度も味わってきた、とお前は思っていても、それでも、またあきらめずに、同じ様に人を愛する道を歩んでいくということを屈しながらも続けていくことで、お前の中の殻が割れるのだ。それが何かはお楽しみだ。お前の殻から何が出てくるかはな・・・」 「この意味はわかるだろう。忍耐を続けていけば、いつか自分の殻が割れて、中から何かが飛びだすんだよ。何が飛び出すと思う?」 「ずっと人を愛し続けて来たのだから、神様の愛かしら、ね」 「神さまの愛ってどんな愛?」 「幾多の裏切りを乗り越えて、挫折の度に愛を捨てるかどうかの決断に迷いながら、猶なおも人を愛し続けたのですから、きっとすべての人々も出来事も笑顔で受け入れて許し、その存在を認めて褒めてあげれるような愛でしょうか・・・でも、それってまるでお釈迦様の愛ですよ。と言うことは、私たちはお釈迦様の境地に至るまで忍耐しなければならないのですか? そんなこと、私には無理ですわ。私はそんな忍耐の道からは早々と降りてしまいますよ。考えただけでも辛すぎるもの・・・」  先生はニッコリしながら答えてくれました。 「ほら、美子さん、さっき言っていた罠に、もうはまっているよ。この症例の人生の目的は何だった?」 「一本取られちゃったわ。Joy,enjoy でしたね。でも、よっぽど自分を客観的に見れないと、忍耐を楽しむことなんて出来ないと思うけど・・・これがいけないのね。やってみないとわからない、でしょう?」 「そうだね。以前にも言ったけど、ランナーズハイが忍耐を救ってくれるんだよ。辛い忍耐が続く中にも、心休まる光がわずかでも射し込んでいるものだからね。辛いから目を閉じて忍耐していたのでは、いつまでたっても光は見えないよ。光が見えないから更に辛い忍耐を背負ってしまう罠にはまりやすいけれど、あきらめでもいいから一度荷物を下ろして座り込んでみるんだよ。それまで頑張ってきた自分を否定するようで怖いけど、一度へたり込んでみるんだよ。それは決して自己否定にはならないよ。それまで忍耐して頑張ってきた自分を手放す勇気が目を開いてくれるんだ。頑張ってきた自分を天に向かって手放すイメージかな。天に帰っていく頑張ってきた自分に手を振りながら、ありがとうって言う勇気が必要なんだ。勇気と感謝は自己肯定の中からしか生まれないからね。目を開いてこれから続く忍耐の道を眺めてみると、意外と大したことはないように思えるかもしれないね。だって、それまでは目を閉じたまま歩いていただろう。小石やぬかるみを避けることも出来ずに、つまずいたり、足を取られていたんだよね。目を開くとそんな小さな障害は、もう道の一部になってしまうんだ。飛び越えたり、避けたりすればいいことなんだからね。それよりも道がどこに続き、まわりはどんな風景なのか、が見えてくるんだ。雨上がりの虹の美しさや酷暑の下でオアシスを見つけた時の嬉しさが人生を楽しむことに繋がるんだ。辛い忍耐の人生だからこそ、より大きな生きる喜びを味わうことが出来るのかもしれないね」 「人生を楽しむこと、に行き着くわけですね」  私は少し深呼吸して、肩に溜まった力を抜いてから続けました。 「人間は何のために生きているのか? 人生を楽しむこと・・・そして、『それを探すために、わざわざゲームをしてる』のですね。ゲームだから楽しまなくちゃいけないのですね。でも、難しいなぁ・・・」 「ほらほら、そんなに深刻に考え込んでいるとまた、『ばかだなあ』って笑われちゃうぞ」 「確かにそうだわね。どんな悩みだって、そう人生の意味さえも、その『からくりが解けたら、しょうもないって思うだけだから』、さっさと前へ進んでしまう方がいいのよね。神様としている人生ゲームなんだから、私の番なのにじっと考え込んでいてもダメなんだわ。まずルーレットを回してみなきゃ、始まらないのね。そして出た目の数だけ進んでみてから、また考えたらいいんだわ。そう、この症例のタイトルは『手放す勇気』にしましょうか。そして、あなたは人生を楽しんでいますか? と聞かれたら、毎日大変よ、って笑いながら答えたいものです。毎日笑っていれば、どんな人生だって楽しくなってくるのでしょう。これが神様の人生ゲームの勝ちパターンなのですね」  先生も嬉しそうに頷いてくれました。

2014年11月3日月曜日

おはようさん 2014.11.3.

今日は文化の日。 日本には「文化」のタネがいっぱいあるから、うれしいですね。 美術、音楽、古典芸能。 ・・・道とつくものも「文化」です。 読書・・・マンガも世界的カルチャーですよね。 お料理も「文化」に入れちゃいましょう。 「文化」はその道のプロにならないかぎり、お金儲けはできません。 「文化」の悦びを知らない人たちからは、なんでそんなこと やってるの? お金使って、バカみたい・・・なんて言われちゃいます。 でも、この「文化」がないと、人生が便秘しちゃいます。 毎日が硬い硬いウンコのようになってしまって、糞詰まりしちゃいます。 「文化」を楽しんでいる人は、日々のお仕事や家事がとっても忙しい人ばかりです。 暇人だから「文化」してる・・・は便秘人生の人たちのひがみです。 老後にゆったりと「文化」を楽しんでいる人たちは、人生の最盛期に何とか時間のやりくりをして、自分の「文化」を見つけ育んだ人たちなのです。 便秘人生の人たちのその後はどうなったの? ・・・・さすがにかわいそうで書けません・・・・ ひとつの「文化」をずっと続けて、その道を極めていくのも良き人生です。 何年か毎に別の「文化」を渡り歩いていくのも、良き人生です。 あきっぽい? 長続きしないから恥ずかしい? いえいえ、大丈夫ですよ。 人生の節目ごとに出会う「文化」には意味があります。 神さまが与えてくれた人生の節目をジャンプアップするチャンスなのです。 不思議なご縁で「文化」に出会ったら、まず飛び込んでみましょう。 そこには何か得るものがあります。 例え半年しか続かなくても、あの「文化」とは相性が悪かった、という経験値が得られます。 「あの文化を楽しんでいる人たちってすごいなぁ」とリスペクトできたら・・・ 神さまが、その相性が悪かった「文化」を楽しんでいる異性をあなたの聖なる伴侶として用意してくれているかもしれませんよ。 文化はお金も時間も努力も根性も、頭も身体も使います。 な~んもええことないやん? なんて言ってると、便秘人生になっちゃいますよ。 そして、神さまからのご縁が遠のいてしまうと・・・真の孤独に堕ちてしまいます。 (すべての肉親、すべての友だち、すべての知り合いを失ったとしても、神さまを信じるこころ、神さまを感じる感性があれば、孤独に堕ちません) 今日は文化の日。 さぁ、神さまはきっと目の前のどこかに、あなたにピッタリの「文化」を用意してくれてますよ。 それを見つけたら、猪突猛進で飛び込んでみましょうね。 P.S. まさか君があれの達人だなんて・・・おみそれいたしましたぁm(__)m (アカン ますますほれちゃったよ) 前世物語 「それにしてもこの症例では、答えは知ってるくせに、が多かったですね。お前が思っている通りなのに、わざわざ何でそんなことを聞くんだ、という答えが続きました」 「前にも言ったけど、光や神さまの所で質問していくと、最後には『あなたは答えを知っています』 『答えはあなたの中にあります』と言われるだろう、それと同じだよ。本当は全ての答えは自分の中に持っているんだ。私たちはそれを一つずつ思い出しているだけなんだ。それにしても手厳しかったね、『これでもか、これでもか、って誰かのハンコが欲しいのか』って言われちゃったからね。  生きているといろいろな悩みにぶつかるけれど、いつまでも後悔しているんじゃなくって、反省したら笑顔に戻らなきゃいけないんだよ。後悔、悲しみ、憎悪、嫉妬・・・そんなものからは何も生まれやしないからね。それを反省だと思っている人もいるけど、それは反省ではなくって単なる逃避なんだ。いつまでも落ち込んでいる人は、まず反省に至ったかどうか、自分の心を客観的に見た方がいいんだよ。ただし・・・反省を忘れてしまった人に向かって自分を客観的に見たら道が開けるよ、なんて言っても、更に恨みを買うだけかもしれないから注意しなくちゃね。反省とは、罪を悪にくんで人を悪まず、だよ。起 きてしまった出来事の原因や意味を考えること、信仰のある人なら神さまの啓示としてとらえることだと思うよ。人間的な感情を排して出来事を見つめていけば、そこには風や土の自然な感情が伝わってくるんだ。ある出来事が起こった時、自分の心はどのように動き反応したのか、どのような感情がどこにあったのだろうか、その結果どのような判断を下したのだろうか、そういった一連の流れが見えてくると反省に命が宿るんだ。生きている反省とは、出来事の客観的な分析とその解法、その啓示的な意味の理解と啓示への感謝が二本足となって自立しているんだ。生きている反省はもうおいそれとは倒れはしないんだよ。  そして反省が出来たら、後は済んだことは手放して前を向いて笑えばいいんだ。簡単だね。前を向けない人は笑うことから始めてもいいんだよ。無理して笑っていても、そのうち本物の笑いになるから大丈夫なんだ。もし、どうしても笑えないと思っている人は、その出来事の反省がちゃんと出来ているかどうか、もう一度考え直してみて欲しいんだよ。この肉体を持った世界をみんなの心がニコニコしている世界にしたいからね。『大切な喜びとか楽しいことよりも違うことを選んで、死んでから又やっちゃった、って指をくわえてるんだ。いいじゃないか、お前が思っている通りなんだから。それで十分じゃないか』ということは、こういうことだと私は解釈しているんだ」  先生のこういうメッセージは誰に宛てたものなのでしょうか? 確かに最近、このような深い課題につながるワークが増えてきました。患者さん自身が、自ら口にしているメッセージの意味を理解できないこともよくあります。だからこそ、先生の意識がそちらへ向いていてもおかしくはありません。私はちょっとジェラシーを込めて意地悪な質問をしました。

おはようさん 2014.11.2.

この連休、本当は鰐淵寺展を観に出雲まで二泊三日のツーリング予定でしたが、急遽、喪中となったためにキャンセル(ついでにお正月のDeepな出雲の神さま巡りもキャンセルに・・・二年続けてやぁぁ)して、今日は恒例のみんぱく(国立民族博物館)お宝写真撮りに明け暮れていました。 10時開門に間に合うようにようにワーゲン君で行ったら(曇&雨の予報だったからね)すでに駐車場へ向かう道が長蛇の列に・・・みなさ~ん、今日は雨ですよ~~! 万博に行っても濡れますよぉぉ・・・ みんぱくに一番近い駐車場はすでに満車印が・・・ありゃりゃぁぁ でも、なぜか&ふしぎなことに、その駐車場の前に渋滞が進むと、閉まっていたゲートが開いて、係のおじさんがおいで&おいで!してくれるじゃないですか! OH! Lucky Boy! すでに満車だったけど、観光バス用スペースを解放してくれたのでした。 ほらね! 神さまがみんぱくへ おいで&おいで してるやん! 万博の方は人でいっぱいだったけど、みんぱくはいつものように閑散として静かでした。 世の中のみなさんは、このみんぱくお宝のすごさがわからないのよねぇぇ かわいそうに。 まずはこれまで何回か撮ってきた「イメージの力展」から・・・ これまで撮ったフィルムをスキャンしてみて、まず三分の一が露出不足でボツ(フラッシュ禁止だよ) 残ったうちの三分の一が手ぶれでボツ(そりゃぁ手持ちの1/8秒以下だもんねぇ。三脚も禁止だよ) 三分の一が接写で寄りすぎのパララックスで画面切れ(二眼の接写は難しいのです) 正直、結果を覚悟はしていたけれど、やはり凹みました。 さぁ リベンジや! と意気込んではいたけれど、いざ、お宝たちを撮り始めると、先のボツ&失敗が脳裏をかすめていきます。 すると、「ここはこうしろ!」「もっとこうしなくちゃ」と左脳が横やりを入れてきます。 左脳の声に押されて、直感&感性はタジタジです。 そんな葛藤をしながら、今日のお写真撮りを終えました。 はい、左脳と右脳の綱引きにとっても疲れましたぁ。 帰り道、左脳くんは意気揚々と追い打ちをかけてきます。 「こんなに撮っても、全然、上手くならへんやん。ほら、その証拠にましかく写真師匠の一咲先生も全然「いいね!」してくれへんやろう・・・もうやめたらどうやぁ。ここらがしおどきやでぇ」 ますます凹んだ私。。。 明日のみんぱく どうしようかなぁぁ。。。 お風呂でたまたま開いた中谷彰宏本の一文に・・・ 「量をこなせば、質になる」 見事に神さまからの応援メッセージです。 なんでこんなにシンクロしてるんやろう・・・とっても嬉しいです。 そして、お風呂でウトウトしながら見えてきたイメージは・・・ みんぱくお宝写真の個展でした。 そんなに人は入ってないけれど、観てくれた人たちはみんな、感涙してくれてました。 後々、これを観て、人生が変わった、こころの病気が治った、という人もたくさんいて。 そして「白黒フィルムの写真はやっぱりデジタルとは違う「氣」がこもっていますね」という声も聞こえてきて。 そうかぁ そうなんやぁ 神さまからの「大丈夫&がんばれっ!」メッセージをしっかりと受け取ったからには、明日も前へ進まなくちゃ! といことで、明日、文化の日もみんぱくへGOGOGO!です(*^^)v 前世物語  先生は、この症例は過去生の部分もそのままレポートにするように言いました。確かにレポートにして読み返してみると、ワークの最中には気がつかなかった面白いポイントがたくさん見つかりました。  まず、ラドーさんの人生が自分の今の人生によく似ていることに彼女は気がつきました。まったく別々の人生なのに、「立場とか、責任とか、それらを最優先して一生懸命生きている」ことを繰り返していたのです。でも、そんな人はたくさんいます。現に先生もその一人だと思います。先生の「一生懸命尽くしてきたのはいいけれど、自分のプライベートをいつも切り捨ててきたことは果たしてどうだったのだろう、という虚しさ」を癒すために、神様は私を先生のもとへ遣わされたのでしょう、私はプライベートではそう思っています。でも、これは私の個人的な信仰ですから誰にも押しつけたくありませんし、誰からもとやかく言われたくないことです、例え先生にでも、です。(後日、ここに先生の O K ! の赤ペンが入りました)  一生懸命生きることが悪いのか? という問題ではありません。一生懸命生きて、生きがいに満たされた充実した人生を送れたら、それはとてもすばらしいことだと思います。普通はそれだけで十分なのです。この症例はもっと高いレベルの問題、言わば人生の微妙な味付けの部分にこだわっているのです。日本料理で言えば、盛りつけの美、水琴窟の音色、中居さんの愛・・・余裕を持って一生懸命生きれている人にだけ見える世界のお話なのです。では、一生懸命生きて人生が充実してきたら、私たちはどうしたらいいのでしょうか? この光の人は、「自分の気持ちのままにエンジョイする勇気が大切」だと言いました。もっと自分を愛して信頼できれば、自分の楽しみのために一歩踏み出すことに罪悪感を持たなくなる、と教えてくれました。「深刻にならないで笑ってろ」がキーワードのようです。 「一生懸命の初心者は、どうしても顔が強張ってしまうからね。一生懸命なあまり、体中に力が入ってしまうんだね。実はこれは無駄が多いんだ。一生懸命だし本人は充実しているかもしれないけど、どこか固いんだよね。一生懸命だけど失敗が多いんだ。例えばバイクでも、自分の安全限界速度というのがあるんだ。それはね、その時に笑っているか、笑えるかどうか、なんだよ。カーブを駆け抜けていく時の写真を撮ってみると、とてもよくわかるんだ。強張らずに笑顔を作れるスピードがその人の安全速度なんだよ。腕が上がるにつれて一生懸命の中にリラックスが生まれるんだ。無駄な力が抜けてくるんだ。これが『笑い』なんだね。そうだね、ルパン三世は一生懸命の我々のマスターだろうな。彼と悪役との差は、『笑い』だろう。どんな状況下でもルパンには笑う余裕があるけど、悪役にはいつも固さがあるからね。欲、不安、怒りといった固さがね」 「でも先生は気をつけてくださいよ。レースクイーンにウインクしながら走ってたら、すぐにコースアウトしちゃいますからね」  先生は大笑いしながら、美子さんはもう一生懸命の上級クラスだよ、と言いました。私はなんだかとても嬉しくて、照れ隠しに話題を変えました。

2014年11月1日土曜日

おはようさん 2014.11.1.

「守護霊とは前世の自分だ」 中谷彰宏さんの本を読んでいて、そうやでぇ!とガッテンしまくったコピーです。 前世療法では、過去生の自分と対話するパートがあります。 どの過去生の自分も、今の自分を見守り、応援してくれています。 結構 ハラハラ&ドキドキしながら見守ってくれてるかな。 過去生での失敗や間違いを繰り返さないようにと、いろんな形で今の自分にヒントを与えてくれています。 過去生の自分はひとりじゃありません。 少なくとも生まれ変わった回数の自分たちがいますよね。 パラレルワールドを含めると、ものすごい数の自分たちを誰もが持っています。 大阪城ホールを満員立ち見にしちゃうくらいの自分たちが放つエネルギー そう、もちろん愛のエネルギーですよ・・・その愛のエネルギーこそが守護霊の正体です。 そんな守護霊パワーが今生の自分の背中を押してくれています。 ほら、あるでしょう? ムシの知らせだとか、な~んとなくの閃きだとか・・・ 直感力がアップした!と自惚れててはいけませんよ。 過去生の自分たちが「そっちに行ったらアカン!」「そこはこっちや!」って放った守護霊パワーが助けてくれたのですからね。 そして、未来生の自分たちも今生の自分を導き、応援してくれています。 「こっちにおいで!」「そこは飛び越えて!」と声がかれるほどに声援してくれています。 未来生の自分よりも、もっと幸せになって欲しいと願ってくれています。 イエスさんが水の上を歩いたように、未来生の自分の声にしっかりと耳を傾けて、前を向いて、自分を信じて歩き続ければ、例え下が奈落の底、地獄への裂け目であっても、最幸の未来へと進んで行くことができます。(下を見たら・・・落ちるよ) 過去生を見てどうなるの? って聞く人がいますが、 今生の今、目の前に立ちふさがっている壁にどう立ち向かっていけばいいのか? 今生のこれまでに背負ってきた重い荷物をどうすれば手放せるのか? 今生の未来にどんな幸せが待っているのか? 過去生でのさまざまな失敗を見ていると、ずっと求めていた答えが見えてきます。 今、やるべきことに気づけます。 そして、その先に待っている未来が見えてきます。 光の前世療法は、守護霊パワーをしっかりと手に入れるきっかけとなるのです。 P.S. きみの守護霊は巨乳美人ばっかりやねぇ(;^^)ヘ.. 前世物語 「では、もとの光の所に戻ります。さっき後ろにいた人たちの中で、今見た娘になる人がいたら手をあげて、って聞いてください。そしたら?」 「はしっこの方にいました」 「なぜ私を母親に選んだの?」 「ここから先は楽しそうだからそれに乗った、って言ってます」 「白い人にも聞いてください、私を見守ってくれますか?」 「守ってあげましょう」 「後ろのみなさんも私を見守ってくれますか?」 「個別だったものがひとつになって応援してくれています」 「ラドーさんの持っていた能力を持って帰ってもいいですか?」  白い人が答えました。 「もう持ってるでしょう。これからどんどん使えばいい」 「ラドーさんの力はみんなが持っているのですか?」 「確かにみんなも持っているけど、ラドーの力は選ばれた者のレベルなんだよ」 「私は選ばれた人なのですか?」  彼女は不安げに尋ねました。 「すべての人は選ばれています。すべての人がそれぞれ何かに選ばれているのです」 「すべての人がそれぞれ何か違った能力を持っているのですか?」 「みんな持っています」 「能力を持っていない人だって、いるんじゃないですか?」 「能力を持っていることに対して心を閉じてしまえばそうなるけれど、ここにいるすべてはそれぞれ何らかの能力を持っています」 「自分の能力に気がつくには、どうしたらいいのでしょうか?」 「愛されることです。自分で自分に蓋をしないでいられれば、みんなそれぞれの力を発揮できるのです。ラドーは持っていた能力を大切にしていましたが、自分の中で拒んだものや自分を信頼できなかったことが、結果的にその技量を狭めてしまったのです。それと同じことが今の人たちの中にもたくさんあります。何かをするために、何かをあきらめる必要はありません」 「自分の器に蓋をしないためには、どうしたらいいのですか?」 「人から愛されること。自分を大切にして愛すること。まずそこから始めなければいけません」 「人を愛するためには、どうしたらいいのでしょうか?」 「お前が思ったようにやってごらん、まず動いてごらん」 「自分を愛するためには、どうしたらいいのでしょうか?」 「また笑っています・・・自分の心が動いた、優しい気持ちを大事にすればいいのです。それを自分に向けてみたらいいのかな」 「大地の声を聞く能力をシンボルにして見せてください」 「・・・こんなマーク」  彼女はそう言いながら両手で胸の前に玉を作りました。 「それをしっかり身体の中に入れましょう・・・みなさん、私を見守ってくださいね」 「みんな、うんうん、って頷いています」

おはようさん 2014.10.31.

母のお通夜&告別式も滞りなく終わりました。 さすがに疲労困憊でこの二日間はペンが取れませんでした。 喪主という立場ですが、行政書士の弟君がすべてをテキパキと段取りしてくれたので、とても楽ちんさせていただきました。 父母が亡くなると、残ったのは弟君と私の兄弟だけ。 医者という立場で、いろんな看取りをして、その後のご家族のあんなこと、こんなことを嫌と言うほど見てきたので、ただひとつの願いは、これからも末永く弟君とは仲良くしていきたい、ということだけです。 そのためには・・・我欲を捨て去ること。 我は元よりこころなき (by 羽衣) いろいろあって父母とは疎遠だった私ですので、「何も要らないよ」という私にもちゃんと遺産とやらを半分ごっこにしてくれる真面目でイケメンな弟君です。 だから私は弟君にすべて「丸投げ」 財産とやらと唯一無二の肉親である弟君との縁とどちらが大切か? 神さまがこれまでたくさんの症例を見せてくれたので、答えに迷いはありません。 弟君と私とどちらが先に逝くかわかりませんが、その時、手を握り合った温もりは本物でありますように・・・そしてその温もりこそが天に還っていった父母の最たる望みであり、幸せであることをよく知っていますから、この縁を大切に大切にしていきたいと思います。 お通夜&告別式で聞こえてくる生前の母の良かったこと、ステキだったこと、笑えちゃうことのひとつひとつが、今の自分の中にもちゃんと息づいていることがちょっと嬉しかったなぁ。 これは母の光の面であり、もちろん誰しも持っている闇の面があったことも家族であった私は知っています。 母の光の面も闇の面も、今の私の中に・・・息づいています。 弟君よりも闇の面をいっぱい見せつけられてきた私ですが、その同じ闇が自分の中に生きていることに気づいた時はとてもショックでした。 でも、今はその闇に気づかせてくれた母に感謝しています。 気づけば、その闇が暴れ出したり、光を飲み込んでしまったりするのを防ぐことができます。 母の良きところはちゃんと生かしつつ、 母の抱えていた闇をしっかりとケアーしていけば、それはすなわち母を生かすことにもなります。 人は死んだら終わりではなく、 死んでから何を残すのか、 残した何かがどのように花開いていくのか、 そしてどんな果実が残されたこの世に実るのか。 輪廻転生とか因果応報の本当の意味はそこなんだよ、光と闇の統合ってそこにヒントがあるんだよ、って光さん(=仏さま)が肩をトントンしながら教えてくれました。 ひとりがそれに気づき、そのように生きて、温かい掌を握りあえれば、過去と未来に繋がったすべての人たちもみんな 輪廻転生や因果応報から卒業できるわけです。 それが各宗教の教祖さまたちが言わんとしたことなんだよ、って言いながら、今夜の光さんは笑っていました。 前世物語 「息子との関係は何ですか?」 「急にみなさんの雰囲気が変わって、信じることだ、と言われました」 「私は何を信じたらいいのですか?」 「流れを信じなさい。委ねるために今回の人生があって、委ねるための船頭役として降りたのがお前の息子だよ」 「息子は私が呼び寄せたのですか? 息子が私を母親に選んでくれたのですか?」 「息子が私を助けることを申し出てくれたのです」 「息子とは何回一緒に生きてきましたか?」 「三十六回です」  先生はお決まりの質問を入れました。 「人間は何のために生きているのですか?」 「また笑っています・・・それを探すために、わざわざゲームをしてるんじゃないか、ばかだなあ、って言われました」 「父から何を学ぶのですか?」 「忍耐」 「忍耐とは何ですか?」 「ただ耐えることではなく、人との関係の中で愛しても裏切られてしまうようなことを幾度も味わってきた、とお前は思っていても、それでもまたあきらめずに、同じ様に人を愛する道を歩んでいくということを屈しながらも続けていくことで、お前の中の殻が割れるのだ。それが何かはお楽しみだ。お前の殻から何が出てくるかはな・・・」 「母からは何を学ぶのですか?」 「学ぶというよりは今までのツケ払いをしている。その中でバランスを取るために近くに配置されたのだ」 「それはどういうことですか?」 「それも私の希望で自主的にやってることだそうです」  彼女は少し驚いた口調で言いました。 「お父さんとは何回一緒に生きてきましたか?」 「十二回です」 「お母さんとは?」 「三回です」  彼女から頼まれていた質問を終えて、先生は未来へのアンカーのプロセスに入りました。 「今回の私の人生の目的をクリアーできた、未来の私の姿をちょっと見せてください。あなたは何になって、何をしていますか?」 「おばさんになっています。誰の子かわかりませんが、おむつを替えています」 「未来のあなたに尋ねてください、その子は誰の子?」 「娘じゃないの」 「娘はいないよ」 「人生、まだまだ何が起こるかわからないでしょう、って言ってます。ご機嫌なおばちゃんです」 「幸せそうですか?」 「生活感がいっぱいです」 「あなたは人生を楽しんでいますか?」 「毎日大変よ、って笑っているから、とっても楽しいんだと思います」 「悩んでいる今の私に何かアドバイスをください」 「クックックッ、と笑っています。からくりが解けたら、しょうもない、って思うだけだから、さっさと進んでしまいなさい」 「未来のあなたとしっかりと握手してください、どんな感じですか?」 「あったかい・・・」 「あなたのあったかいエネルギーを分けてください」 「目一杯ハグしてくれています。気持ちいい・・・」 「私をこれからも応援してくれますか?」 「当たり前でしょう」 「その娘さんは何と言ってますか?」 「良かったね、やっと出来て」 「あなたも私を見守ってくれますか?」 「うん」