2014年11月17日月曜日
おはようさん 2014.11.16.
この土日、予定していた法事が急遽、日延べになったの で、出雲 鰐淵寺展と鰐淵寺の紅葉を見てきました。
金曜の夜にネットで宿探し・・・見つけたのは安来の清水寺門前の旅館でした。
以前、清水寺には山系したことがあり、精進料理の看板を掲げていたこの旅館のことを覚えていました。
父が亡くなってちょうど一年の節目だし、精進料理の門前宿もええやん、と決めました。
土曜の午前診も(土曜にしては珍しく)スムーズに終わって、愛車HONNDA VT1300CX「まほちゃん」にまたがり出雲へGOGOGO!
ハイネックなアメリカンバイクに革ジャン&革チャップス、これにショットガン持てば「西部警察やん!」(;^^)ヘ.. ・・・格好良くしようとしたのではなく、防寒対策に万全を期しただけなんですけど。。。この姿を見てしまったおじいちゃん&おばあちゃん患者さんたちに惚れられてしまいました(^^ゞ
中国道も米子道も山の中を走ります。
色とりどりの紅葉を眺めながらのツーリングです。
冠雪した大山がとってもきれいでした。
お宿の安来 清水寺駐車場に4時半に到着!
駐車場から門前までは、いかにも 山寺でございます な苔むした石段を昇っていきます。
一泊旅行やから小さな荷物やけど(カメラ2台が結構重いかったぁ)、ハアハア言いながらお宿に到着しました。
いらっしゃいませ!でそのままお部屋に通されて(あれれ? 宿帳はいいの? きっとネット予約やからええんやなぁ)
お風呂は家族風呂がひとつだけ(つまり男女共用ちゅうか、ひとグループずつしか・・・)
私が一番風呂や! ・・・上はお湯だけど下は水・・・まぁ、こんなもんやなぁ。
まだお湯を入れているので、シャワーが使えません・・・まぁ、こんなもんやなぁ。
途中で仲居さんが湯加減を見にガラッと入ってきて・・・身体を洗っていた私は・・・見られちゃいましたぁぁ・・・まぁ、しゃぁないなぁ。
部屋で待っていたら夕食に呼び出してくれるのでしょう、と相撲を見ながら待っている私。
でも、相撲が終わって・・・7時前になっても・・・まだ・・・まだなの?
さすがにロビーから調理場を覗いてみる私・・・板さんと目が合って「もうしわけございません! もうすぐご用意ができますので・・・」・・・まぁ、田舎やし、こんなもんかもなぁ。
夕食をいただけたのは7時半。
精進料理は板さんのがんばりが見て取れます・・・まぁ、こんなもんやなぁ。
明日のご朝食は7時と7時半のどちらになさいますか?
(もちろん)7時でお願いします。(よしよし 早く出発できるぞ!)
さぁ、旅行の醍醐味は早寝やぁ\(^^@)/
と思いきや・・・子供が走り回る音、次々に風呂場から聞こえる声(お風呂のちょうど前の部屋だったの)、二階からの壁ドンならぬ天井ドン!
さすがに眠れましぇ~ん(~_~;)・・・そやけど、しゃあないなぁ。
その夜は珍しく夢を覚えていて・・・「怒りは悲しみを生む」「怒りはエネルギーのムダ使い」のようなしんどい夢でした。
朝、この夢の意味を考えてみると・・・一年前に亡くなった父は、ものすごく怒りの強い人でした。
子供の頃から「なんでそんなに(まともな訳もなく)怒るの?」と嫌でした。
でも、そんな怒りが自分の中にも息づいていて、時に爆発することにも気づいています(気づいた時にはそりゃぁショックでしたよ)
亡くなって一年、父も成仏して、この夢を見せるためにこの山寺へ呼んだのかぁ。。。
なるほどなぁ・・・そやから昨日からのいろいろな「我慢大会」も「怒ったらアカンで!」なメッセージやねんなぁ。
自分が生きてる間にしでかした&気づけなかったことをせめて息子が手放せますように!ってことなんやろうなぁ。
それにしても、朝ご飯 遅いなぁ・・・もう7時半やでぇ?(って、まだまだ「我慢大会」が続くの?)
そして、朝ご飯・・・箸袋を見て納得しました。
この門前宿さんの家紋は我が家の家紋と同じやん!!!
やっぱりなぁ 父が呼んだんやなぁ。
はい! あんたが散々見せてくれた「怒り」と上手くつきあっていきますよ!
そう思って宿を発つとき、「いろいろご迷惑をおかけして、もうしわけございません。これはお詫びのしるしに」と清水寺名物の羊羹をいただきました\(^^@)/
亡き父のミッションはこうして、めでたし&めでたしとなった次第です。
(明日に続く)
前世物語
先生はお母さんの魂に尋ねました。
「自分を許すには、どうしたらいいのですか?」
「許していると思っている自分の気持ちをもっともっと解放しなさい・・・。お母さん、ごめんね・・・。お母さんに許して欲しかったんです。お母さんに水を飲ませて、のどをつまらせて死んだのです。お母さん、ごめんね。お母さんは許しているのに、自分が許せないのです・・・」
「目の前のお母さんは何と言っていますか?」
「自分を許しなさい。お母さんは許しているよ。そんなの関係ないよ、って言っています。お母さんが選んだんだ、って。私にはそれがわからなくって・・・お父さんのせいにしてしまいました。本当は自分が許せなかったのです」
お母さんの魂が語りかけます。
「また会えますよ。みんなを許しなさいね。今度は弟の子供になるからね。女の子だよ。また会えるから大丈夫だよ。もうお母さんはしんどくないから、心配しなくっていいんだよ」
先生は光の大きな人に尋ねました。
「今回の私の人生の目的は何ですか?」
「許して、困ってる人に手を差し伸べることです。私が思っていること、しようとしていることでいいそうです。その道であっているそうです」
「人間は何のために生きているのですか?」
「私は自分が考えていることを実行して、そして間違えたことから、いろいろ学ぶために生きています。前までは意志がなかったから、この人生では意志を持ってやっていくことを勉強しています。もっといっぱい知らなくてはいけません」
先生は光の大きな人にお願いしました。
「それが出来た未来の私の姿をちょっと見せてください」
「テーブルの横に座って息子たちを見て笑っています。年を取ってるけれど、生き生きとしていて幸せそうです。息子は二人とも良い子で、夫も良い人だな、間違ってなかった、と思っています」
「その未来の彼女に向かって聞いてください。今の私に何かアドバイスをください」
「恐がらないで、自分のやりたい道を行きなさい」
「お父さんのことをどう思っていますか?」
「もう許しました。もう許したから、お父さんも幸せに死んだよ、と言っています」
「そのままお父さんの亡くなる場面に行ってください。どうですか?」
「少し苦しそうだけど、お父さん、なんだか若返っている様に見えます。私はお父さんのベッドの横にいます。お父さんが、許してくれ、って言います。私は、許しているよ、って言います。お父さん、大丈夫だよ、恐くないよ。またみんなと会えるからね。私は手を握って、いってらっしゃい、って言います。もうこれで終わったって・・・。これからは別々に生まれ変わるって・・・」
「光の中に戻ってお母さんに聞いてください。これから元の人生に戻るけど、このまま応援してくれますか?」
「ずっと応援してるよ、また会いましょう、と言っています。帰ってからきっとお父さんも自分も許せるようになりますよ、と言ってくれました」
「私の今回の人生はここまで順調ですか?」
「はい。順調、とても順調です」
先生は光の人に言いました。
「最後にもう一言、メッセージをください」
「恐がらなくてもいいですよ。自分の人生を生きなさい。間違ってないから、しっかりその道を歩きなさい」
「お母さんとしっかりと握手して、しっかりと抱きしめてもらってください」
「・・・また会える・・・」