2014年11月21日金曜日

おはようさん 2014.11.21.

今日は朝から火災保険の鑑定士さんたちと現場検証でした。 はい、厳しく査定するぞ!オーラがプンプンしてましたよ(^_^; 火災保険も生命保険も入る時と出す時はなんでこんなに天国と地獄なんでしょうね。 とっても疲れました。 その後、出入りの医療器械屋さんと今後の相談・・・こちらは良心的にしっかり手配してくれています。 助かりますね、ありがたいです。 今日は火事見舞いをたくさんの方々からいただきました。 みなさん、年金暮らしやパートでがんばってる方々ばかりです。 ほんとにほんとに愛のこもったお見舞いで、泣けてきました。ありがたいことです。 そうかと思えば、野次馬もまだまだたくさんいて、あっちでコソコソと何やら話し込る姿を見ると情けなくなってしまいます。 焼け落ちたアパートの方の解体も始まりました。 明後日には医院の青天井もとりあえずブルーシートで覆われるそうです。 午後からは医院の中の片付けも始まりました。 私も診察室とレントゲン室を片付け始めて、要るもの・要らないものを分けていきました。 幸いにして、250テーマ以上ある「前世療法テープ」のDVDも無事でした。 漢方と鍼灸の本も少しは濡れていましたが、ほとんど無事でした。 ただ、医院の年度ごとの会計帳簿は水浸し・・・まぁ、税務監査はないだろうから大丈夫でしょう。 火事の興奮が冷めてくると、やはり人間の強欲エゴが素顔をさらしてくるようです。 大家vsアパートの住人のバトルが始まり、大家側の弁護士がうちにも名刺を置いていきました。 これって宣戦布告? おっと 人ごとではありませんよ。 スタッフの中にもボチボチと不協和音が聞こえてきました。 これって・・・昔もあったんだよなぁ。ひとりの強欲エゴがまわりを巻き込んでいって、最後には自滅するパターンなのに。。。 信じていてくれれば、一番良くなるようにがんばってあげるのになぁ。 スタッフにとっても人生の大きな節目あり、自分のエゴと向き合ってステップアップする善きチャンスが到来したのです。 それに気づけるかなぁ・・・きっと気づけるだけの経験と力が備わったから、チャンス到来したんだもの・・・そう、大丈夫&大丈夫ですね。 私の方も、勇気を持って、押し寄せようとしている運命を信じて、明日も一歩前へ進んでいきましょう。 それが生きるってことだからネ。 前世物語 美子レポート    父の怒り  昔々、地中海のある国に、イムカという木彫り職人がいました。彼は仕事が終わると、一人で海辺に座っていました。彼はいつも寂しそうでした。  ある日、イムカの店にボロボロの服を着た白髪の老人が入ってきました。厳しいグレーの目の中に激しい怒りが見えました。老人は言いました。 「お前のことが大嫌いだ」  時が止まり、イムカは思い出の中にいました。その老人は昔、とても世話になった人だったのです。  二十歳の時、彼は戦場にいました。重い剣を持った兵士です。これから戦いが始まります。敵は大勢います。イムカ達は三十人ほどしかいませんでした。黒い肌をした敵が今にも襲いかかりそうです。彼は逃げようかどうか、迷っていました。  黒い敵が襲ってきました。彼は逃げ出しました。みんな殺されていきます。彼は国の外まで逃げのびました。  イムカは気がつきました。この老人もあの戦いで生き残ったのでした。老人はずっと彼を責め続けています。 「お前は裏切り者だ!」  彼は黙っていました。「悪かった」と、彼も思い続けていたのです。  老人が帰った後、彼は泣きました。 「なぜ謝れないんだ」  悲しみが彼の心を引き裂きます。 「私には勇気がないんだ」  イムカの人生はそのまま終わりました。彼は死の床で思いました。 「勇気がなかった・・・」