2015年1月31日土曜日

おはようさん 2015.1.31.

今月から再開した「光の前世療法」個人ワークも、これまで通りにしっかり行うことができてホッとした1月月末です。 このワークを受けに来られる方々はみなさん、人生の大節目にさしかかっておられることは以前に書きました。 最近、みなさんを光さんへガイドしながら感じていることがあります。 それは、みなさんが繋がる光さんがちょっと老化したような弱さを感じるのです。 光さんと繋がろうとするとき、左脳・顕在意識・常識などがブロックしてくることは昔からよくあります。 それはそれで、そのブロックをかいくぐって、光さんにしっかりと繋げるのがガイドの力量なわけなのですが、どうも最近、そのブロックが強くなったのではなく、光の存在自体が何となく元気がないのが気になります。 数年前までみなさんが繋がっていた「元気な光さん」に届かなくなってしまったのかな?・・・まるで水辺線の向こうに沈んでしまったお日さまが残してくれた消えゆく夕焼けを見ているようです。 光さんも草食化? なわけはないでしょうから、どうもみなさんが草食化してきているのではないかと危惧しています。 世の中のさまざまな事件や経済状況、政治状況を眺めていると、明らかに時代は縮退を早めています。 以前までは、天地自然の理・宇宙の法則が小さく緩やかな、さざなみのような振幅で世の中に行き渡っていましたが、最近、どんどんその振幅が大きく激しく揺れ始めているように感じています。 天地自然の理・宇宙の法則が大津波のように荒れ狂いながらこの世を飲み込んでしまうのかもしれません。 去年末からこの1月にかけて、冬うつの人たちの落ち込み方が尋常でないようにも思えます。 何かにとても怯えているように見えます。 冬うつになる人たちは、元々、スピリチュアルな感受性が高い人たちが多いので、もしかしたら近未来が放出したエネルギーを受けてしまっているのかもしれません。 この世はすでに新しい光の世界とは切り離されてしまった古い闇へと戻って行く世界ではありますが、それでもまるで沈んでいく船にたくさんの神さま印のヘリコプターがやってきて、乗客のひとりひとりをピックアップしている状況が今だと思います。 光の前世療法もそんな神さま印のピックアップのひとつです。 光との対話ができる・できない云々より、光の前世療法を受けに来たということが今は重要だと思います。 そういう意味では、繋がった光さんが老化していても、まったく支障はありません。 それでもちゃんと「光さん」なのですから。 あとどれくらいの時間、ピックアップできるのかわかりませんが、これは前々から言われていた天職ですから、その時が来るまで真摯に取り組んでいきたいと思っています。 ・・・ピックアップされなかったたどうなるの?って・・・ また1万何千回続くとやらの輪廻転生&因果応報の歴史を総なめするだけの話です。 2000年~2010年の日本に生きた意味は、ここが13000年の人類歴史上、最も輪廻転生&因果応報から解き放たれるチャンスがある時代だからです。 もちろん他の時代でも可能ですが、それが出来た人は聖者とか仙人とか呼ばれるくらい稀なわけです。 OSHOの「生と死」を読んでいて、やっぱりそうだよねぇ!と実感したので、思い切って書いた次第です。

2015年1月30日金曜日

おはようさん 2015.1.30.

今日は光の前世療法個人ワークでした。 亡くなった大切な方とのコンタクトがテーマのワークで・・・内容は秘密・・・亡くなった方とコンタクトするワークは簡単なことが多いのですが、今日は「私じゃなきゃぁ 見えなかったよ」とこころの中でガッツポーズするようなワークになりました。 うまくいったので、きっと明日から前向きにご自分の人生を歩まれると思います。 ワークがある日や会場確定のために立ち寄った日には、門真ルミエールホールの向かいにある「オシノ」コーヒー屋さんでいっぷくします。 昔、セミナーをやっていた頃にも時々、お茶していたコーヒー屋さんが今でもやっていてくれたのがうれしくて、今年になってちょくちょく寄るようになりました。 門真には似合わないニューヨーク・モダンなオシャレな内装に、生豆から焙煎していれてくれるコーヒーがとっても美味しいです。 最初のひとくち目で「ふわぁぁぁ」と肩の荷が下りるような溜息が出て、こころも身体もユルユルしてしまう快感がやみつきになっています。 ミルクも砂糖と入れないことを覚えていただいて、コーヒーだけが出てくるのが、ちょっと常連って感じでうれしいですね。 こんなに美味しいコーヒーをいれてくれるのに、お店はいつもガラガラです。 静かにコーヒーを味わいながら、心地よいBGMに揺れながらお気に入りの本を読んだり、絵コンテを描いたりするのにはもってこいなのですが・・・こんなんで大丈夫かいな?って心配ごころも出てきます。 マスターはちょっと変わっているかな? 真面目で話し下手で、ちょっと自閉気味なコーヒーオタク君がやっているお店って感じです。でもBGMの選曲なんかとってもお洒落ですよ。 私は好きだけどなぁ・・・門真人には合わないんやろうなぁ。 ググってみると、お店の正式名は「カフェレステライ・オシノ」 カフェレステライとは独語で「コーヒー焙煎所」だそうです。 なるほどねぁ やっぱり美味しいコーヒーオタク君でしたね。 こうやってひと仕事終えてコーヒー屋さんでいっぷくしながら・・・という生活は、実は初めてだということに気づきました。 大学時代もお勉強大好きでしたから(;^^)ヘ.. お茶しながらワイワイガヤガヤはあったけど、ひとりで静かにコーヒー飲みながら本を読むなんてことはなかったです。 医者になってからは・・・忙しすぎてそれどころじゃぁなかった。 いつも時間に追われているモードだったなぁ、と今頃になって気づいたわけです。 いやぁ 神さまが気づかせてくれたのですね。 このままだと、ゆったりと流れる時間を楽しむことを知らないままで終わってしまうぞって。 クリストフ・バタイユ(辻邦生訳)の作品に「時の主人」というのがありますが、時の奴隷のまま人生を終えてしまうところでした。 人との関係も同じですね。時間に追われてるモードがこれまでのいろいろな出会いにダメ出ししてしまってきたなぁ、と反省もして・・・よし! また一皮むけたから新しい波動で新しい仕事と出会いを楽しんでいきましょう!と思っています。 なんだか星飛雄馬の大リーグボールだなぁと苦笑いです。 これまではバットに当てるぞ!な1号、どうだ!打てないだろう!な消える魔球の2号だったけど、これからは、あんなにゆっくりで誰でも打てそうなのにバットに当たらない!な3号ですね。 なんだか人生っていつも面白いものですね。生きててよかったぁ\(^^@)/

2015年1月29日木曜日

おはようさん 2015.1.29.

今日は蓮風先生の鍼治療の日でした。 筋縮(GV8)への鍼で心身共にゆるゆるに・・・ 亜門へのプチ刺絡も「よく出てる!」ってくらい悪血が出たみたいです。 この刺絡のおかげで、脳卒中にならずに済んでいると実感しています。 天職を果たすまでは倒れるわけにゃぁいきまへんからね(*^^)v 今日は読書三昧の日「クアオルト入門 気候療法・気候性地形療法入門」と「森林療法のてびき」を読みました。 クアオルトのイメージを出雲に乗せてみても、う~ん、ぴーんと来ませんでした。なんか発想がドイツ的で、官民大規模プロジェクトっぽい感じ・・・ひと昔前、古き良き時代の地域活性化って感じで、健康保険制度が崩壊し始めた今の日本では・・・が実感でした。 それはさておき・・・ 「森林療法のてびき」に面白い箇所がありました。 困る(森林療法の)インストラクターのタイプとは? その1 むやみにテンションの高い人 「私には悩みはまったくありませんが、あなたはお気の毒ですね」「私の面白い話を聞けば、あなたのうつなんて吹っ飛びますよ」「体格もよい方なのに一体どうしましたか? 元気を出しなさい。気合いですよ」「森林療法で治ります!」 ・・・・いるいる いっぱいいます。カウンセラーと介護・看護職員とか・・・うわぁぁ あんな顔 こんな顔がぞくぞくと思い出されてくるぅぅ(^^ゞ その2 根掘り葉掘り、相手のことを聞く人 「いま何歳?」「どこにお勤め?」「結婚してる?」「子供は何人?」 ・・・・いるいるいる・・・おばちゃん族やねぇ その3 話しすぎる・説明の多い人 うんちくや自慢話が延々続く人ですね・・・おっさん族やわぁ その4 マニュアル通りの人 臨機応変・危機管理ができない人ですね。なんでも想定外・・・お役所では出世しますよ。 その5 自分自身に癒やしが必要な人 「人を癒やす仕事がしたいんです」といいながら、実は自分が一番病んでいるタイプの人です。対人関係が苦手な人もこのタイプには多く、すぐに正解や近道や即効性を求めがちな人たちです。 ・・・セラピストや介護看護職にこのタイプがとっても多いことが以前から気がかりな私です。 最近は、ホリスティックや統合医療にのめり込んでいるドクターたちにも数多く見かけます。 その6 タバコを無遠慮に吸う人 森林療法だけにとどまらず、例えば万博公園でタバコを吸われると、思わず呪詛しちゃいそうになります(;^^)ヘ.. その7 ガムをかみながら話をし、聞く人 何をかいわんや・・・・呪詛しちゃいましょう! その8 必要以上に華美な人 インストラクターがケバい? そんなインストラクターもいるんだぁ その9 夜の飲み会を一番楽しみにしている人 いるいる・・・9つの中では一番許せるかもしれないけどネ。 森林療法はとてもスピリチュアルワークと相性が良いですね。 森の中を歩いて・・・ 大木に抱きついて木の中を流れる水の音に耳を傾けたり、 気に入った木や岩の下で瞑想したり、 ふかふかの落ち葉を踏みしめながら気功をしたり、 大木のまわりを輪になって踊ったり、 ただ寝転がって、森と風の声を聞いたり・・・ その気持ちよい環境を維持していくためには、さまざまな作業が必要になりますよ、という本でした。 森の中のゴミ拾い・枯損木の除去・除伐・間伐・散策路作り・休息空間作り 道幅の確保・看板表示・静けさの確保・ベンチや休憩場所 万博公園を間近に見ているので、森を育てる大変さはよくわかります。 でも、自然は愛情と労力を注いだら、それ以上の善きものをプレゼントしてくれますからね。 それは自分にではなく、次の誰だか知らない世代へのプレゼントになるんだけれど、自然を愛するって昔からそういうことだったんだから、やっぱり森は大切にしていきたいな、と思います。 出雲 鰐淵寺にも何本かのハイキング道があります。 山越えして出雲大社へ向かう山道もありますよ。 そんな山道たちを出来るところから整備して、ゴミ拾いして、ベンチや看板を作って、写真で紹介して・・・きっと山々も森たちも喜んでくれるでしょう。 山王さんも応援してくれてる気がしますよ!

おはようさん 2015.1.28.

今朝、医院の月末支払いのために銀行まわりをしてから、医院の携帯電話を解約にドコモに寄りました。 ちょっと座って待って・・・順番が来たらわざわざ呼びに来てくれましたよ。まるで一流ホテルみたいなサービスだぁ。 火災で機材も全滅しました・・・と告げて、すべてを解約していただくようにお願いすると、快く受け付けてくれました。 そして・・・ポイントが貯まっていますよ。う~ん、iPhoneお使いですか? ・・・ごめんなさい、犬のマークのiPhone6なんです・・・ いいですよ、ではまずポイントをiPhoneのモバイル充電器に交換してから解約させていただきます・・・ うわぁぁぁ めちゃぁぁ ええ人やん!\(^^@)/ 正直、犬のマークの店員さんと「月とすっぽん」ですわぁ。 ニコニコ顔のまま商品を持って来てくれて、その後、解約手続きもスムーズにしてくれました。 男の店員さんでよかったわ、女性の店員さんやったらお持ち帰りしちゃう鴨鹿(;^^)ヘ.. ・・・長い間、ドコモをご利用いただき、ありがとうございました・・・って言われて、「次はドコモにしますよ!」としっかりと決心したのでした。 サービスって、こういうものですよね。 サービスの相手がとっても気持ちよくなってもらって、サービスした自分も笑顔で晴れ晴れとした気持ちになる。そして、どちらもにも損はない win&win の関係が善きサービスですね。 これから先、iPhoneやiPadのキャリアーで相談を受けたら、ドコモを推しますよ。 蒲四のドコモのお兄さん、ええ仕事、しはりましたね! 鰐淵寺の住職さんが「出雲の人たちは本物のサービスを知らない」と言われるので、出雲の人たちにお聞きしてみたら、やっぱり その通り でした。 本物のサービスを受けたことがないから、できるわけがない・・・は本当でしょうか? 本物のサービスを受けていても、「あぁ、このサービスは本物だなぁ」と感激する感性がなければ、いつまでたっても、どんなに最高級のサービスを受けたって身につきません。 高級ホテルのロビーでウオッチングしていると・・・感性のないお金持ち&偉い人たちがそこらじゅうにいますよね。 感性とは、思いやれる気持ちであり、感謝できるこころのゆとりです。 もちろんそのベースには、最低限の教養と道徳心が必要ですが、これは田舎だろうと都会だろうと、あまり差はないでしょう。 都会では、サービス=便利 だと思っている人たちが多いのではないでしょうか。 便利というのは、自己中な発想です。 便利に慣れてくると、それが当たり前になってしまいます。 最近、増えてきた土下座騒動は、この自己中な当たり前の暴走の結末です。 本物のサービスとは、感動と感謝と喜びがあふれ出ています。 サービスされた方はもちろんのこと、サービスした方にも感動と感謝と喜びが満ちあふれます。 人間は共に感動&感謝&喜んだ人をこころから受け入れます。 お客さんと店の人の関係から、友だちへ、そして親友へと繋がりが太くなります。 田舎の人たちは本物のサービスを知らない というのは、この感動体験が少ないせいじゃないかな。 感動体験が少ないと、「今を生きる」感覚が鈍ります。 光さんに「今を楽しみなさい」と諭されても、ピーンと来ないかもしれませんね。 本物のサービスができるようになるには・・・ いかにすれば感動&感謝&喜んでいただけるかをイマジネーションし続けていくことです。 そのためには、まず自分の感動&感謝&喜びの感性を磨かなくちゃね。 啓蒙書には、まず一日100個 感動したこと・感謝したこと・喜んだことを見つけなさい!なんて書いてあるかも。 もっと簡単にすれば「一日1000回 ありがとうを唱えなさい」かな。 そこのところを光さんに銀河通信で伺ってみました。 「田舎でも都会でも5人に1人は、本物のサービスができる感性を目覚めさせることができる人がいるよ。都会よりも田舎の方がちょっと多いかも・・・それでも5人に1人だと思っておいた方がいいな。 本物のサービスを体験させて、感動したところで教えるんだ。そうすれば感性が目覚める。感性が目覚めて本物のサービスを体験し続けると、すぐに感動も感謝も喜びも溢れてくる。そこまで導けば、後は目覚めた感性が本物のサービス人にしてくれるよ。 そして、ここからが君に言っときたいことだけど、残り4人は見切ったらすぐに切り捨てなさい。この18年間でわかってるでしょう。これからやろうとしている天職のためには、本物のサービスに目覚めた感性の持ち主がたくさん必要なんだ。そのために君には人を切り捨てるこころの平穏さを与えたんだよ。もちろん四人に一人になり、三人の一人になり・・・と善き人ばかりが集まってくるようになるんだけど・・・重き天職を担うものよ・・・ ・・・」 前世物語 『いやいや、とんでもない。たまに愛の影がサッと心を横切ったのを感じるけれど、ほとんどの時を愛を求めて悶々としていますからね。神さまといっても、別に特定の宗教があるわけでもないので一途に信じることも出来ず、ニーチェの「神は死んだ」という言葉に近い感覚さえ心のどこかにありますから、「神の愛」が結語にはなりえないのです。神の愛を越えた愛の知恵を求めて・・・ですから性質たちが悪いです。そんなこと言ってると、きっと地獄の第一層に落とされるでしょうね』  過去生で死後の世界を毎日旅している先生の発言とは思えないお言葉ですね。地獄を信じるのですか? 『いやはや、とんだ誤解をさせてしまいましたね。過去生でみなさんが考えているような地獄が出てきたことはありません。強いて言えば、光が全くない暗黒の空間が地獄でしょうか。何もない、というのは辛いですよ。鬼でもいいから出てきてくれよ、と叫びたくなりますからね』  それで安心しました。天国と地獄のお話は今回出てきませんでしたが、これは次回の宿題ということでよろしいですか? 『そういう症例が出てくれば、自然と話がそうなることでしょう。あとは美子さんの腕次第、でしょう』  愛のお話はこれからも続けてくださいね。先生のプロセスをしっかりと記録させていただきますから。 『私に勇気があれば、ね。神さま、あなたを愛する勇気を私にください、ですね』  最後にお礼の言葉を捧げます。 「昔の作家は身の丈ほどの原稿を書き上げた」と叱咤激励していただき頑張れました、PHP研究所の細矢節子さん。「人は誰でも作家になれる 最初の一冊が出るまでの101章」が座右の書となり、あなたの300冊でセンスを磨かせていただきました、中谷彰宏さん。録音テープの文章化、大変だったでしょう、F・Fさん。煩雑なワークの事務をしていただいている看護婦の黒木多恵子さん、片岡朱美さん、そして婦長の入口睦美さん。過去生ワークの土台をアシストしてくださっている生きがいメディカルネットワークのみなさま。そして何より、このワークをお受けになられた総ての患者さんに心から感謝の言葉をおくります。  ありがとうございました。          合掌  平成十四年五月  ナディアの誕生日に

2015年1月28日水曜日

おはようさん 2015.1.27.

今日はずっと出雲プロジェクトの絵コンテ描きをしていました。 夢はでっかく! ですが、絵コンテにするには現実に近づけなければいけません。 まさか人が空を飛んだり、UFOが浮かんでいたら・・・さすがにプレゼンテーションになりませんからねぇ。 正直、今日はあまり絵コンテは進みませんでした。 うまく降りてこない・・・感じで、ググった資料を読みあさる一日でした。 まぁ、これも必要だったのでしょう。 おかげで、鰐淵寺の古文書からいろいろなことが分かりました。 宿坊&クリニックを建てたい場所には、昭和の初めまで「厳王院」という院がありました。 その後、平田市(現:出雲市)が休憩所として滴翠館を建てましたが、老朽化?のため昨年、取り壊しして今の更地になったわけです。 ということは・・・元々の「厳王院」を宿坊として再建するという案件なら、文化庁の意向にも合うわけです\(^^@)/ また、出雲市が休憩所を建てて、取り壊した跡地ですから、市街化区域云々もスルーする口実にも・・・なるかもしれません。 ということで、まだまだ糠喜びかもしれませんが、今日の収穫は「許認可をブレークスルーできそう!」な予感でした。 午後、気分転換で久しぶりにベランダ菜園の園芸作業をしました。 ブドウさんの枝を誘引して、冬肥料を追肥して、水やりをして・・・ 桜さんの花芽がぷっくり大きくなってきてました。 チューリップさんたちもちょっと芽を出してきてました。 水仙さんの蕾も膨らんできてました。 そう、春がどんどん近づいてきていますよ。 まだまだ寒い日は続きますが、お日さまはちゃんと元気になってきていますよね。 植物は冬眠したり、土の中に埋もれていても、お日さまが元気になってきたのをしっかりと感じとれています。 桜さんもチューリップさんも「きれいに咲けなかったらどうしよう」とか「がっかりされたらどうしよう」なんてことは一切考えてないでしょうね。 ただひたすらに「花開きたい」と思っているだけでしょう。 そんな一途な想いが伝わってくるからかな? 春の花たちにはとっても惹かれるし、元気づけられます。 今は人生の冬の人たちにも、必ず春がやって来ますよ。 「花開くんだ」と念じるだけで春を呼び寄せられます。 どんなふうに花開くのかを絵コンテが描けるくらいにリアルにイメージできると、大きな春を引き寄せることができます。 あなたも夢を絵に描いてみませんか? とっても簡単な&強力な一歩になりますよ。 前世物語  今後、先生はどのような形に進んで行くおつもりですか? 『流れに乗ってここまで来ました。これまでも欲を出すと必ず上手くいかなくなりました。何かの方針を決める時、それは患者さんのためになるか? 自分の欲はないか?(但し、頑張った自分へのご褒美はオーケーです) それは美しいか? で決めれば間違いがありません。このワークだけに専従するのか、いつか止めてしまうのか、マンネリ化して老舗になるのか、今のところはわかりません。ただ、私はこのワークは脳外科の手術と同じだと感じています。S A H(クモ膜下出血)の手術で一人の患者さんを救うのも、このワークで心を悩まし続けてきた一人の患者さんを救うのも、どちらに優劣などあろうはずがありません。メスを握って患者さんの命のかかった手術をしていた頃のテンションのまま、日々のワークに向かうつもりでいます。これから先のヴィジョンは見えていませんが、ここまで運んで来てくれた大きな流れを見失わないようにしたいものです』  最近の先生を見ていると、生まれて初めて?本気でダイエットしようとフィットネスに通ったり、中年バイクライダーの仲間入りしたり、不老医学を勉強し始めたりと、これまでの精神世界一辺倒から肉体的なものへ興味がシフトしてきているように思うのですが、どうでしょうか? 『毎日二つ、三つの過去生ワークを続けていると、右脳系が重くなりすぎて精神的にも肉体的にもアンバランスになってくるのです。これは白隠禅師が言う禅病ですね。ですから肉体もケアーするためにフィットネスに行ってます。肉体的な世界と精神世界のバランスが上手く取れていると、精神世界のことも肉体的なことも今まで以上にはっきりと見えてくることに気づきました。バイクライフは、人生を楽しむ、ということの私なりの実践なんです。不老医学は、唯物論的な方々にも、心の話よりも「みのもんたさんが大好きだわ」という方々にとっても、生きがいとは? 幸せとは? を考えた末のひとつの答えな のです。これは歴史が証明してくれていますからね。ほら、徐福伝説が至るところにあるでしょう。私の近況としては、こちらの方面に一歩踏み出してみているところです』  奥山医院がこれからどうなっていくのか・・・とても楽しみですね。では、ここで恒例の質問に答えていただきましょう。  好きな色は? 『美子さんは青で、私は黄色』  私のことは言わなくていいですからね。好きなニックネームは? 『オックン』  好きな音楽は? 『アルゲリッチが髪を振り上げるシーンに痺れます』  好きな絵画は? 『美しいものはすべて好きです・・・この言葉は私が十八の時、哲学の森進一教授(関西医大名誉教授)がおっしゃった言葉なんです。とても感動した言葉です。辻邦夫先生の「春の戴冠」を紹介していただいたのもこの頃です。ですからサンドロの絵、フィレンツェは大好きです』  好きな言葉は? 『感謝と祈り』  嫌いな言葉は? 『疑い』  好きなセリフは? 『***をやってみよう!』  嫌いなセリフは? 『***は出来ないわ』  動物になるとしたら何がいい? 『そりゃぁカバでしょう(ウケ狙いしないで真面目にね)・・・鷹かな』  どうして? 『高い空から孤高だけど地上の一人ひとりに愛の目を注いでいる感じがするから』  花になるなら何がいい? 『梅』  どうして? 『まだ肌寒い中で春のお日さまの誘いに一番乗りするから』  神様から一つだけどんな願いでも叶えてあげると言われたら、何をお願いしますか? 『美子さんを世界で一番、幸せにしてあげてください』  それはわかっていますから、ありがとう、先生・・・じゃぁ神様からもう一つお前自身の願い事を言ってみなさい、と言われたら? 『神さまの愛の知恵をこの手でつかみたい・・・ですね』  私から見れば、先生はもう十分に神様の愛の領域に入っていると思いますけど・・・。

2015年1月27日火曜日

おはようさん 2015.1.26.

山川亜希子さんお薦めの OSHO「死についての41の答え」を読んでいるせいかしら? 今日も光の前世療法ワークからの帰り道で突然、メッセージが降ってきました。 「神さまには二元性はないよね。善悪だとか、優劣だとか、明暗だとか、大小だとか、尊卑だとか・・・」 「それ OSHOの本のどこかに書いてあったよね」 「さて、君に問題です。神さまに、好き・嫌い はあると思うかね?」 「あると思うよ。あって良いと思うな。好き・嫌い は二元性ではないと思えるから。二元性ではなくって、好き・嫌いは神さま・光さんの小さな波動の揺らぎみたいなものじゃないのかな。光も真空中では揺らがないけど、地球に降り注いできての大気中では揺らぐでしょう。あんなものじゃないのかな。そう、光さん自身は揺らいでいないけど、光さんが人間を見つめる時、この人間界の氣、見つめている人間の氣で揺らぐんじゃないのかな」 「神さまに好かれる人と嫌われる人がいる。それは二元性ではなく、人間の氣によるちょっとした揺らぎってわけですね。なるほど・・・なかなかええ答えやね。では、その神さまの好き・嫌いがこの世に何を生み出していると思う?」 「う~ん・・・愛 だよね」 「そう、君たちが大好きな 愛 が生み出されてるんだよ。人間の氣も人それぞれにさまざまだからね。この世にはさまざまな愛があるわけだよ。光さんが人を見つめることが愛なんだ。光さんに好き・嫌いがあっても、光さんから放たれる愛はどれも同じ、ひとつの大いなる愛なんだよ。同じ愛だけど、それを受け取る人の氣と光さんの好き・嫌いが反応して、様々な愛の形になるんだよ。おもしろいでしょう、この世って」 「なるほどねぇ。じゃぁ 人間界から舞い上がって、光さんにどんどん近づいていったら、好き・嫌いなんて関係ない元々の大いなる光さんの愛を味わうことができるんだね。死んだ後、大いなる愛を味わうんだ!って念じれば、光さんの大いなる愛に包まれたまま、光さんと合一できちゃうのかな」 「死んだ時、エゴや我欲や邪念などに足を捕られなければ、別に念じなくても光の大いなる愛を味わうことになるんだよ。最高の至福とか神の愛とか呼ばれているものだね。 さて、話を戻すと、君は光さん・神さまに、好き・嫌い があってもよいと思うのかね?」 「別にいいんじゃないですか。この世、特に今のこの世に居る意味は「楽しみなさい」でしょう。神さまの好き・嫌いは、地球の地軸がちょいと傾いているようなもので、そのお陰で色とりどりの四季があって、地球もますます楽しくなったんだから。神さまの好き・嫌いがあるから、人間にざまざまな個性が育ったとも言えるよね。別に神さまに好かれているからって、宝くじが大当たりするわけじゃないし、嫌われているからって難病になるわけでもないでしょう。何かあったら、ふっと神さまの笑顔が見えるのか、神さまにコツンとデコピンされるのか・・・くらいのものでしょう。まぁ、本当はそれがとっても大きなものなんだけど、この世でそれをわかっている人は・・・いないからねぇ」 「そのわかったような物言い・・・その余裕は、君は神さまに好かれている、と信じてるからでしょう?(だからコイツにこの問答をふっかけたくなかったんだよ・・・という影の声が・・・)」 「おいおい! 光さんとの銀河通信を勝手に使ってきたのは、どこのどなただったのでしょうか?」 「今ハ何をか褁むべき。これハOSHOの精。光と現じ来たりたり」 まぁ この世はいろいろあるから面白いですねぇ。 前世物語  自己紹介と言われても、先生が本文中に書いてくれたことしか、私にも美子のことがわかりません。先生の目を通して見たイデアそのもの、だと神様になってしまいます・・・イデアから見た先生・・・イデアの鏡に映ったもうひとりの先生の姿・・・だとカッコ良過ぎますよね。 『ビジュアルなイメージで言えば、スタートレック・ヴォイジャーのドクター、つまり実体化ホログラムかな・・・主体は私の中の女性生だと思うよ。それを愛のイデアでプログラミングして、中谷彰宏さんのお洒落でちょっとトッピングして・・・出来上がりかな』(また訳のわからないことを言い出したので口を塞いじゃいました)  つまり、奥山医院に『美子さん』を訪ねて来られても、お目にかかることは出来ないのです。普段の診察やワークの最中の先生の中から引き出してくることも難しいと思います・・・今、気がついたけど、私って先生の檻の中でしか生きられないってことなの?・・・そんな・・・・・・ 『司会の美子さんが落ち込んでしまいましたので、ここからは私が引き継ぎましょう。この本の症例は、平成十二年の夏から十三年の春にかけて行ないました過去生ワークから、みなさんへのメッセージ性が強いものを選び抜いたものです。受けられた患者さんを特定することは困難なように、プライベートな名前、年齢、性別等は全て書き換えております。ご本人がお読みになっても自分のワークだとおわかりにならないかもしれません。  過去生と光や神さまからのメッセージはプライバシーの保護を優先しながら、その内容には手を加えておりません。光や神様のメッセージは実際に患者さんの口から湧き出てきた言葉ばかりです。その言葉は患者さん本人にとっても、もちろん大切なメッセージなのですが、同じ悩みを持つ方々にも、そしてメッセージの中にキラリと光る何かを感じられた方々にとっても素晴らしいメッセージになると思います。ですから、この本のすべてのメッセージを受け止めようとしないでください。中には矛盾しているように思えるものだってありますから。一人ひとりがどれかひとつのメッセージで H a ! として、何らかの気づきを引き寄せられたら幸いです。さて、漸く美子さんが立ち直ってきたようです』  とてもショックなことに気づいてしまいましたが、これも何か意味があることなんですね。ホログラムの私も先生の中で何かを気づくために生まれてきたのでしょう。それに大好きな先生の中にいて、いつも一緒なのですから文句を言ったらバチが当たっちゃいますよね。  では、ここで先生と奥山医院のプロフィールをご紹介いたしましょう。  先生の生まれは? 『昭和三十二年で美子さんと同じ、大阪生まれの大阪育ちです』  お医者さんになったきっかけは? 『適度な頭脳と育ちの環境に恵まれていたからなれました。もっとも美子さんと出会ってなかったら、今頃は悪徳?政治家か、遺伝子工学でクローン人間を作っていたか、自然の動物を友とした孤独な自然動物学者になっていたか・・・美子さんをゲットするためには医者しかない、と・・・』  はい、その話はそこまでですよ、ストーカーになっちゃいますからね。 専門は何ですか? 『脳神経外科と東洋医学の専門医資格を持っています。両手利きですのでその気になっていたら、きっと今頃はブラックジャックしてたかもしれません』  そのブラックジャックさんが何をきっかけに精神世界に入り込んだのですか? 『それが自分でも不思議なんです。十年前くらいから大きな流れに押し流されていったんです。そちらに行けば信じられないくらい上手くいくし、逆らえば失敗ばかり・・・。気がついたら開業医になっていました。開業医でなかったら、つまり大学や病院組織の中にいたままだったら、とてもこのような仕事は出来ませんから、ちょうど良い時期になるべくしてなった、という実感があります』  そこのところをもう少し詳しくお話ししてくれますか? 『開業準備をしている頃に、ワイス博士の前世療法や飯田史彦先生の生きがいの創造を読みました。開業して自由な時間が持てるようになると、不思議なことですが、そういった精神世界のセミナーやレクチャーの誘いが頻繁にやって来たのです。脳外科医の悪いクセで何でもやってみよう、が強いですから、かなりたくさんのセミナー類に参加しました。そして気がついたら・・・こうなっていたということです』

2015年1月25日日曜日

おはようさん 2015.1.25.

医院の電話・携帯電話を解約するついでに、とうとうiPhone6に乗り換えました。 これまでiPhone4Sを使ってきて、Instagramが落ちやすくなった以外は、これといった不満もなかったのですが、医院の登記簿謄本や印鑑証明がそろっている今しかチャンスはない!ので踏ん切りました。 さて、あんまり良い評判を聞かないアイポン6君ですが・・・いろいろ触ってみても、それほど大きくなった違和感はありませんでした。 老眼仕様にちょっと文字を大きく設定したので、縦長が伸びた分もむしろありがたかったです。 ただGパンの前ポケットに入れると邪魔になるかなぁ・・・お尻ポケットに入れたままドスン!と座らないようにしなくちゃネ。 元々、医院も自宅もすべてマックなので、家のMBA君に繋いだ途端に、すべてのマックとiPadくんたちに勝手に同期しちゃってました。 ここ数年でクラウド化が進んでしまって、iTunesに入れてある音楽は全部、クラウドに上がってしまってるんですね。だから、何もしなければ、新しいアイポン6君は「音楽なし」のまま・・・ 自分でクラウドから降ろしてくる音楽を決めるのは、さすがに自分でしなくては。。。 数年に一度のマイ音楽庫の棚卸しです。 まだ写真を撮っていないけど、カメラの性能は大幅に進化しているので楽しみです。 電車の中で携帯ゲームや動画に夢中な人たちをたくさん見かけますが、そういうヘビーユーザーには新型のすごさがよくわかるのでしょう・・・私のような普通の?ユーザーには、新型の恩恵は動画を撮って配信する時までおあずけかなぁ。 そう! きっとバッテリーが前より長持ちするはずだから、それが最初にうれしいかも。 古いアイポン4Sも下取りは600円ちょっとだと言われたので、新しいコペン君のiPodとして第二の人生を歩んでいただく所存です。 さてさて・・・これを書きながら久しぶりにアップルストアーをのぞくと、うわさの i WatchのCMが詳しく出ていました。 腕時計のようなPCでしょう? いらんわなぁ・・・なんて思っていましたが・・・ 立ったり座ったり歩いたりの一日の運動量を記録してくれるとか (1時間以上座っていると警告までしてくれる!) 心拍をずっと監視していてくれるとか お気に入りの人の i Watchとこそこそ秘密の通信でLOVE&PEACEできるとか なんだか欲しくなってきましたよ(;^^)ヘ.. 特に還暦近くになると(^^ゞ 心拍・・・不整脈が気になってきますからね。 夜、寝ている間の不整脈も記録してくれるので、突然死予防の効果がありそうです。 アイポン経由で心拍記録をどこにでも送れるから、老人患者さんのケアーに役立てそうですよ。 遠く離れたところに住む親御さんにひとつどうですか? って感じもありますね。 万歩計を着けると、1~2割は運動力が増えるのが人情ですが、立ったり座ったりまでモニターされていると、じっとしてはいられなくなりそう・・・ダイエット効果も抜群のような気がします。 まだ値段は発表になっていませんが、一番安いヤツを買おうかなぁ・・・と久しぶりにApple新製品にワクワクした夜でした。 前世物語  水恐怖症の患者さんに、「溺れて死んだのは過去生の時のことで、今のあなたには全然関係ないことですよ。今のあなたは溺れて死んだ哀れな過去生の彼とは別人なのですよ」という手法ヒーリングも、小さな子供たちには有効だと思います。「子どもはみな前世を語る」(キャロル・ボーマン著 PHP研究所)に見られるような過去生のトラウマを持ち越してきた子供たちは、現世で生きている時間がトラウマの前世よりも短く、また、幼いほどしばしば過去生を思い出しやすいために現世と過去生の間の区別がつかなくなり、過去生のトラウマを現世の肉体で何度もリプレイしてしまうことすらあるようです。そのような時には、ともかく子供たちを「今」のセンターにしっかりと立たせてあげなくてはなりません。トラウマの前世から一刻も早く現世の肉体と心を分離させなくてはならないのです。子供たちは催眠にとても入りやすいですから、過去生退行はそんな子どたちにとって、とても安全で効果的な療法だと言えます。この点について、先生に一言だけ言わせてあげましょうね。 『子供たちをトラウマの前世から分離させるのは過去生療法でいいけど、「今」にしっかりと立たせるためには、過去生療法の後に両親が愛を込めてしっかりとハグしてあげることを忘れてはいけません。子どもが過去生から「今」に戻ってきた時に、大きな愛でしっかりと受け止めてあげなければならないのです。しっかりとした愛のアンカーがないと、子どもはすぐにどこかへ流されて行ってしまいます。だから、まず親が自分のセンターにどっしりと立って、流されやすい子どもの錨とならなくてはいけません。つまり・・・』(私は先生の口を塞ぎました)  しかし、このようにトラウマのあった前世を現世と完全に分離して、意識下に葬ってしまうようなことは、先生の過去生ワークでは行なっておりません。この本を読まれて、現世で起こることのすべての事象に何らかの気づきが秘められている、という先生の確固たる信念が込められているのがおわかりになられましたでしょうか? 本文中で先生も述べているように、先生のワークは「気づきのワーク」です。ですから、この本では過去生の記録よりも過去生と現世との対比からの気づきと、光や神様からのメッセージによる気づきに重心が置かれているのです。(先生はちょっと照れながら頷いています)  このワークからたくさんの気づきを持ち帰っていただきたい、と先生は思っています。後日ゆっくりと、持ち帰った気づきをひとつずつ噛みしめ味わっていただきたいそうです。慌てず焦らず・・・そのうちきっと素晴らしい気づきが訪れるそうですから。 『うちのワークはスルメみたいなもんだな・・・噛めば噛むほど味が出る、かな。過去生の スルメこんがり 輪になって・・・』  夏のビヤガーデンで私が美味しそうに大ジョッキを飲んでいる最中、スルメをほおばりながら先生が呟いた一句です・・・お陰で私は生ビールで溺死しちゃいそうになりました。  この本では過去生ワークのレポートが出来上がった際に、先生が私へのレクチャーとして語ってくれたことが各ワークの考察ディスカッションとして付け加えられています。これらは先生がワークのレポートを読み直して私と個人的にディスカッョンした内容ですから、患者さん個人へのメッセージ性はありません。ここで気をつけていただきたいのは、過去生ワークの最中は患者さんの心と症状を癒すために、たくさんの気づきを持って返っていただくために先生は全力を尽くしています。ですから、この本に出てくる光や神様との対話はほぼ録音された通りに書かれています。 『手を入れる必要もないし手を入れてはならないんだ。光や神さまのメッセージは、催眠下の患者さんの口を介して語られた魂の集合意識からのメッセージだからね。人それぞれが光や神さまからのメッセージをどのように受け取り、どのように自分の人生に生かしていくのか、の自由はしっかりと確保されていなければならないんだ、だから出来るだけ生のまま、だよ』と先生は言い切りました。ですから本文中にも書いたように、過去生ワークが終わった時、いくら患者さんから先生のコメントを求められても先生はワークの内容に対するコメントは一切差し控えております。これはしばしば冷たいように思われますが、患者さんが光や神様のメッセージを自由に解釈して、自由にどの方向にでも歩き出せるように、との先生の配慮なのです。洗脳したり信者にしたりしてはならない、が先生のワークの大切なポリシーなのです。そうでしょう? (先生は自分で口を塞いだままウンウンと頷いています)  先生の最終原稿を読ませていただいた時に、「話題が会話形式に流されてしまって、論点がボケてしまいがちな気がしますけど?」と尋ねました。先生はこの原稿を書き始める際、プラトンの対話扁が念頭にあったそうです。光や神様のメッセージは i d e a : イデアであり、光や神様が「それはあなたがもう知っていることです」という言葉を放つ時がアポリア(行き詰まり)であり、このイデアとアポリアの間を読者が彷徨い歩きながら自己のアポリアの中にイデアを見出していくことがディアレクティケー:問答法の醍醐味なのだそうです。「そんなこと言われても私にはさっぱりわかりません」と言うと、先生は悪戯っぽい目で笑いながら頭をボリボリ掻いてました。要は処女作を「プラトン風に書いて みたかった」だけだったのでしょう? 『まぁ、そうだけどね・・・でも、そのお陰で美子さんがこの本の主役になったんだよ・・・そもそも美子さんとは一体何者なのか? を読者のみなさんに説明しなくちゃいけないんじゃないのかな・・・自己紹介する?』

2015年1月24日土曜日

おはようさん 2015.1.24.

今日は京都観世会で能「熊野」と「船橋」を堪能してきました。 まずは「熊野」(ゆや)のご紹介を。 熊野: 春の風景の中、主人公の心の動きをゆるやかな過程で追う。いかにも能らしい能として、古来「熊野松風に米の飯」(『熊野』と『松風』は、米飯と同じく何度観ても飽きず、噛めば噛むほど味が出る、の意)と賞賛されてきた。 ストーリー:時は平家の全盛期、平宗盛の威勢の良い名乗りで幕を開ける。宗盛には愛妾熊野がいるが、その母の病が重くなったとの手紙が届いた。弱気な母の手紙を読み、熊野は故郷の遠江国に顔を出したいと宗盛に願う。だが、宗盛はせめてこの桜は熊野と共に見たい、またそれで熊野を元気づけようと考える(「この春ばかりの花見の友と思ひ留め置きて候」)。 熊野の心は母を思い鬱々としながらも、道行きに見る春の京の姿にも目を喜ばせる。やがて牛車は清水寺に着いた。花見の宴会が始まり、一方熊野は観音堂で祈りを捧げる。やがて熊野は呼び出され、自分の女主人としての役割を思い出す。宗盛に勧められ花見の一座を喜ばせようと、心ならずも熊野は桜の頃の清水を讃えながら舞を舞うが、折悪しく村雨が花を散らす。それを見た熊野は、 いかにせん都の春も惜しけれど、馴れし東の花や散るらん の歌を詠む。宗盛もこれには感じ入り、その場で暇を許す。熊野は観世音の功徳と感謝し、宗盛の気が変わらない内にとすぐさま故郷を目指し出立する。 「東路さして行く道の。やがて休ろう逢坂の。関の戸ざしも心して。明けゆく跡の山見えて。花を見捨つるかりがねの。それは越路われはまた。あずまに帰る名残かな。あずまに帰る名残かな。」 能が始まる前の前説では、平宗盛はエゴイストだと散々に言われていましたが、愛人が落ち込んでいる時に花見に行って気分転換しよう、という発想もダメ男としてはよくわかります(;^^)ヘ.. 能面はうつむいたり、頭をあげたり・・・わずかな角度の変化であらゆる表情を表現できると聞いていましたが、今日の熊野では、その能面の持つ感情とこころうちの表現力が余すところなく発揮されていました。 人間の生の顔よりも・・・もっと研ぎ澄まされた感情表現になるのですね。 民博(国立民族博物館)にいくと、世界中のお面がいっぱいあります。 呪術用も祭り用もオモチャのお面も・・・ 展示されているお面を現地の人たちがかぶっていたように動的に見ることができたら・・・神としての人間像、動物としての人間像、村の人間像がもっと深く太くつかめるでしょう。 民博のお気に入りのお面を実際に被って、その場で手足と身体が動くままに踊ってみれば、きっとたちどころにトランスして自我の根源を見ることができるでしょう。 そして、イスラムのお面、カンボジアのお面、ジャワのお面、アフリカのお面、日本のお面・・・と世界中のお面を被って踊ってトランスを繰り返していけば、自我を超越した大我の根源と合一できるでしょう。 船橋: 熊野三山で修行した山伏たちが、松島、平泉に向かって旅をしている。上野の国佐野に着いた所で、里の男と女が船橋を造っていた。男と女は昔の跡が恋しいと言いながら、迷いの道に至らず、悟りの道に至るために橋を渡そうと思っていると言う。そして、橋を渡すために、山伏に勧進を求めてきた。そして、ここは昔男女が恋い焦がれながら川に沈んだ場所であると、万葉集の歌を引き合いに出し、二人を救うためにも橋を架けたいと言う。役行者も昔、岩橋に橋を渡したのだからと引き合いに出し、勧進を迫る。 山伏がさきほどの万葉集の歌の意味を尋ねると、男は、昔ここに住むある男が、川をへだてた向こうに住む女に憧れて、毎夜船橋を渡って通っていた話をしはじめる。それを良く思わない親が橋の板をとりはずしたために、男と女は川に落ちてしまい、そのまま亡くなり地獄で苦しむ。それでもなを恋しく、邪淫の思いに身を焦がしているという話を語って聞かせた。そして男は、その男こそが自分であると告げ、弔って欲しいと山伏に言う。 山伏は男女の霊を弔うと、女の霊が現れ仏法の力で救われたと感謝する。しかし男の霊は妄執のために成仏できないでいた。そこで男の霊は昔の所業を懺悔するため、女のところに通ったときのことをそのまま再現する。そして妄執のために悪鬼となって自分を責め、苦しみの中に沈んでいた中から、行者の法力によって成仏する。 ここでも男はダメですねぇ(^^ゞ 男は妄執のために成仏できずに悪鬼となって・・・います&います! 悪鬼になりそうな男どもだらけなこの世です。 「羽衣」でもわかるように、天にいるのは天女ばかり?なのは、逆に言えば、男どもは妄執が強くて、ほとんどが悪鬼に堕ちてしまうということでしょうか・・・くわばら&くわばら。 でもご安心を! 光との対話で光さんの姿で多いのは、仙人や白いヒゲのおじいさんですから、ちゃんと妄執から解脱できれば、天女たちのハーレムが待っている!ってlことです。 こりゃぁ 是が非でも解脱せねば(←これ自体が妄執) それにしても、ピン子な親って、いつの時代にもいたのですねぇ。 何も橋板をはずさなくても・・・おいおいって感じです。 能の悪鬼はすごい迫力で鳥肌が立ちました。 これも能面の威力ですね。 能面を着けると、その役柄になりきれる・・・同化してしまうそうです。 デジタルでは決して表現できない「氣」が能楽には満ちあふれています。 そして・・・ 「妄執のために悪鬼となって自分を責め、苦しみの中に沈んでいた中から、行者の法力によって成仏する」 そんな末期の人たちを、この世に生がある間に、自分を責め、自分を否定し、自分が嫌いなのを、自分を許し・あるがまま認め・愛して信じることができて旅立てるようにそばにいてあげるのが出雲 鰐淵寺ホスピスのコンセプトだと再確認したのです。 前世物語    美子インタビュー  この本もとうとうエピローグとなりました。今日は私、美子が司会役となって、この本のメイキング編を先生と一緒にお話ししようと思います。本文中で先生はよく暴走して大演説をしてましたけど、今日は私が仕切りますから、先生は聞かれたことだけに答えていればいいですからね。わかりましたか?・・・はい、よろしい。(以下、先生の発言は『』の部分です)  まず最後までお読みいただきました読者のみなさまに、先生とスタッフ共々、厚くお礼を申し上げます。どうせ大作を読むんだったら谷崎潤一郎や川端康成を読んだ方がよかったわ・・・と言われないように、先生は一年間、一生懸命書き続けていました。正直言って、私はこの作品に嫉妬しています。ここでは私と先生はとてもラブラブに描かれていますが、この一年の間、先生のデートのお相手はいつもこの原稿「ナディア」でした。(原稿にペットネームをつけるヤツって、やっぱり変ですよね?) これが私でなければ、先生の失恋リストがまた一ページめくられていたと思います。  先生の人生最愛の美子に焼きもちを焼かせる程、気持ちを集中して書き上げた「ナディア」には、先生の魂がこもっています。でも、先生の魂の情熱パッションは読者のみなさんをねじ伏せようとはしていません。これがたくさんの悩める人々の心の治療に役立てば、という願いを込めて、勇気を奮って先生がサウスポーで投げた一石なのです。これが賛否両論の波紋を起こすことを期待すらしているようです。先日、こんなことがありました。 『美子さん、今までは無視されていたけど、これからは哲学的な思索よりもただ実践あるのみ、の体育会系の人たちからのいじめがあるかもしれないよ。こんな危ないヤツと別れるなら、今のうちだけど・・・イテッ!』  それからの二週間、お尻の青あざが消えなかったそうです。女の情念の熱さを先生も少しは感じ取れたことでしょう・・・ね、先生? はい、よろしい。  過去生退行催眠は、アメリカのワイス博士の「前世療法」「前世療法2」「魂の伴侶」「魂の療法」( 各PHP研究所)で世に知られるようになりました。その日本版のつもりで本書を手に取られた方は少しガッカリされたかと思います。この本の構想が出来上がった時に先生から、『美子さん、過去生の部分を出来るだけ簡潔にまとめておいてくれるかな』と頼まれました。先生のイメージでは、過去生の部分はクリストフ・バタイユのように「詩的に美しく」したかったそうです。ストーリーさえわかれば、あとは読者のみなさんのイマジネーションで自由に想像していただきたかったそうです。先生にとって過去生での出来事には、その患者さんがネガティブなエネルギーをそこで解放するか、現世との対比からポジティブに振り向くためのA - H A :気づき を得られるか、の価値しかありません。  例えば、ある水恐怖症の患者さんが過去生で役人(今の父親)の拷問によって顔を水の中に押し込まれて溺死してしまった人生を思い出した時、水の中で死が迫る恐怖を再体験することで現世の水恐怖症が治ってしまった、というお話は読んでいて面白いですが、しかしそれだけであって、そのお話を読むことで他の水恐怖症の人たちも同時に癒されるということはありません。そう、過去生が体験談だった時代は終わったのだそうです。

おはようさん 2015.1.23.

今朝、目覚まし時計を見ると「123」が目に飛び込んできました。 右肩上がりの日やん!\(^^@)/ な~にが起こるのかなぁぁ とルンルンしながら今日のTO DOをこなしていきましたが・・・いつもと同じかなぁ? そういえば、すべての用事がスムーズに流れたよね・・・って、そんなもんなの? まぁ 何も嫌なこと・悪いことが起こらなかったから𠮷としときましょう。 みなさんは「吉日」でしたか? いつもの歯医者さんで出雲のプロジェクトの話をしたら・・・ 「よう そんなこと 思いつきはりますなぁ」とびっくりされました。 確かになぁ・・・先例もないことやからお役所、特に文化庁なる国レベルの官僚さんには、とてもじゃないけど分かってもらえないプロジェクトやしなぁ。 一気にOK!出してもらえそうな著明政治家さんとのパイプもないしなぁ。 そもそも、お寺も私も資金ゼロやしなぁ。 そう、今のところ、出雲プロジェクトは本物の「絵に描いた餅」です。 Mr.スポックがいれば「実現の可能性は0.000003%です」と冷たく言い放たれるでしょうね。 このプロジェクトは、これから現実とどんどんぶつかっていくでしょう。 横綱に向かってぶつかり稽古しようとする中学生力士みたいなものかな? とても歯が立たないことはわかっているんだけど・・・ともかくぶつかってみたい! ぶつかって投げ飛ばされて  またぶつかって叩かれて  それでもぶつかって・・・ 最後にこころが折れるまで、ともかくぶつかっていきたい! そんな気持ちです。 ダメ元であきらめて、ぶつかっていくのではありません。 そんなのは横綱=神さまに失礼ですからね。 勝てる!とも思っていないですね・・・乗り越えられる!って言葉が最適かな。 10回 20回 30回とぶつかって、投げ飛ばされていくうちに、乗り越えられた!って思える結末に辿り着けることを知っているからです。 前世療法を始めた時も同じでした。 諦めるなんて気持ちはどこにもなかったですね。 ただ、背中を押してくれる大いなる流れをしっかり感じとれていたから・・・その力を素直に信じることができていたから・・・うまくいったのでしょう。 今回も同じ・・・あの頃とは数百倍、数万倍も大きな善き流れを感じています。 だから、今は何もなくても、大丈夫! これは天職だ!と迷いも不安も抱くことなく、前へ進んで行けるのです。 普通の人たちから見れば、狂気の沙汰でしょうね。 でも、起業家や発明家、プロデューサーさんたちには共感してもらえるステップです。 イメージを絵コンテにしていると、どんどんイメージが膨らんできました。 まるでドミノ倒しのように、鰐淵寺の宿坊・温泉・診療所というプロジェクトが下流の過疎の村の復興に繋がり、それが波紋のようにひろがって、出雲全体にスピリチュアル&ホスピタルな波動を巻き起こしてしまう・・・日本の、アジアのセドナとなった未来まで見えてきます。 だから、今日から「出雲プロジェクト」と呼んでいます。 住職さんとのお話の中で・・・天台には、善悪や幸不幸や大小・上下・尊卑といった2極に、まったく別の1極を加えた3極が(この宇宙の)基本だという教えがあるそうです。(比叡山が信長に焼き討ちされた後、逃げおおせた僧侶たちが鰐淵寺に籠もって創り上げたものだそうです) これは前前から私も考えていたことです(時々、このブログにも書いてます) 二元性と三元性 そのもうひとつの軸は何か? ですが、「楽しい」「笑顔」だと思います。 出雲プロジェクトは、出来る・出来ない の軸の上を右往左往してると、こころが折れてしまいますが、背中を押してもらっているのが「楽しい」し、プロジェクトに描かれた未来には「笑顔」がいっぱいです。 出来る・出来ない の軸に立脚したまま、どんどん第三軸の「楽しい」「笑顔」が大きくひろがっていっているから、足元では、前代未聞!勝算なし!ハチャメチャ!誇大妄想! なんて騒いでいますが、若葉を広げて、お日さまに向かってグイグイと伸びていく春の草木のように、笑顔の未来をしっかりとイメージしながらプロジェクトを進めていきたいと思っています。 前世物語  私はしばらく呆然としたまま起き上がれませんでした。体中の筋肉が弛緩したまま心地よい痺れが波打っていました。心は至福感に充ち満ちていました。先生がそっと手を握って打ち寄せるエネルギーの波紋を静めてくれました。彼女の魂の輝きが傍かたわらにいた私と先生をも包み込んで、深遠な宇宙意識へと連れ去ったのでした。この素晴らしい体験を先生はすでに知り尽くしているようです。先生のオーラが紫色に金粉をちりばめたように美しく輝いていました。  お母さんの意識もようやくはっきりとしてきました。お茶を啜りながら安堵の溜息をつきました。 「素敵な体験をありがとうございます。途中から意識が遠のいてよくわからなくなりましたが、勇気を持って一歩前へ進めば、なんだか変化が起こりそうですね。何をやったらいいのかは、これからじっくりと考えてみます。元気が出てきました。ありがとうございました」  彼女はしっかりとした足取りで帰っていきました。 「先生、あの世界は一体、何なのですか?」  私は後片づけをしながら尋ねました。 「あれは宇宙意識だよ。あれくらいフォースフィールドが強いと美子さんもそばで見えたでしょう」  私は嬉しそうに頷きました。 「ユングもああやって宇宙空間から青い地球を見たんだね。感激しただろうね、初めて地球を見た時には。でもね、瞑想や座禅などでもあそこまでは比較的簡単に行けるんだよ。真面目な話、女性はエクスタシーで宇宙意識の入口までは簡単に行けちゃうからね。まぁもっとも、それが宇宙意識だと認識している方はそういないだろうけど。ユングもそこまでは気づいていたんだよ。彼が言っている女性生と男性生の統合というのは、宇宙意識の入口から奥へ進むための条件でもあるんだ。それが不完全な状況でさっきみたいに突進すると・・・まぁやめておいた方が身のため、いや魂のため、かな」  先生は遠い眼差で微笑みました。この人、きっと独りで突っ込んだことがあるんだわ・・・危ない人ね・・・、私はそう思いながら先生を見失わないように話を続けました。 「あの大きな目って何ですか?」  「アメリカの一ドル札を見たことある? 裏というのかなぁ、ピラミッドの先に大きな目玉が乗っている図柄があったでしょう」 「ええ、あれってフリーメイソンでしょう。えっ! もしかして、さっきの宇宙意識の大きな目って、フリーメイソンと関係あるのですか?」  先生は私の口に指を当てて、シィーと遮りました。 「日本では知られていないから何を言っても大丈夫だけど、外国ではおおっぴらに口にしない方がいいかもしれないね。でも、私はフリーメイソンの集合意識はあの宇宙意識の深いところから出ている、と思ってるんだ。他の実証もあるしね・・・」  先生は話題を変えました。 「それよりも何か他に気づかなかったかな? 美子さんもよく知っている歌がヒントだけどなぁ・・・」 「そうなんです、最後に意識が溶け合って全てがひとつになってしまいましたが、あの時、私の意識のどこかで、『これ、知っている!』と叫んでいました。なんだかとても懐かしい感じがして・・・。全てはひとつ、という感覚ですよね。イッツ・ア・スモールワールドじゃぁないし・・・」  私はわざと大きく首を傾げました。先生が優しい目で言いました。 「ほら、イマジンだよ。これは私の推測だけど、ジョン・レノンはきっと宇宙意識のあそこまで行って、あそこから歌を持ち帰ったんだよ。だからあんなにも全ての人々の魂の鐘を響かせるんだよね。宇宙が美しい鐘の音でいっぱいになるんだよ」  私は先生がちょっぴり怖くなりました。だって私の教祖さまになりそうだったから。でも私は踏ん張りました。そうか、先生はちゃんと私が踏ん張れるようにトレーニングしておいてくれたんです、この日のために。 「先生、あの宇宙意識のその先はどうなっているのですか?」  私は先生の目を見つめました。先生の目の中に、まだあの無限の宇宙が残っていました。 「あの向こう? それは美子さんと私がまた生まれ変わって、今度は美子さんが私に恋をしてくれたら、閨話に話してあげるよ」  先生はそうやってはぐらかすと、ニコッと笑って部屋を出ていきました。 「もう! 先生はいつまでたってもやっぱり三枚目、いえ四枚目よ!」  私は心の中でアカンベーしました。  待合のクリスマスツリーが暖かく点滅しています。もうすぐクリスマスです。四枚目の先生が看護婦さんたちと楽しそうに話をしています。私は遠い昔に忘れてきた桜色のジェラシーを感じていました。 「先生、今日は素敵なプレゼントをありがとう。魂も心も身体もまた一皮むけた感じです。でもね、美子だってまだまだ女ですよ。そう、今度は美子が女心を教えてさしあげますわよ」  私は先生にそっとウインクを送りました。先生のオーラの中で桜の花がいつまでもクルクル回っていました。

2015年1月22日木曜日

おはようさん 2015.1.22.

出雲 鰐淵寺の宿坊・診療所に温泉を!との住職さんのコンセプトに合わせて、温泉についていろいろ勉強しています。 温泉:25度以上 or 様々な成分の中のひとつが入っていれば「温泉」と定義されます。 20度くらいでも何らかの成分が入っていれば、それをボイラーで沸かせば温泉なわけです。 温泉を掘るのも、最近では衛星写真や地質学調査が発達しているので、9割以上の確率で当たるそうです。 掘る深さは800m~1500m 費用は1mで1万円くらいとか・・・地中から「温泉」をくみ出すポンプとかの費用も入れると2千万円はするでしょうね。 地下1000mとか2000mになると、ものすごい圧力がかかっているので、水温250度でも沸騰しないそうです・・・圧力鍋の原理ですね。 だから・・・1000m~2000mから汲み上げる水は、かなりの高温だそうです・・・まさしく「温泉」ですね。 その地中深くの水がどこから来たのか? は諸説あるそうですが、雨水や海水などが長い年月をかけてしみこんで、それがマグマや大陸プレートの摩擦熱などの地熱で熱せられて地上に向かって上昇してきて温泉となる、という循環説が主らしいです。 だから、地中深くからの「温泉」は当然、さまざまな成分を含んでいるわけです。 つまり・・・地中深く掘って水脈に当たれば「温泉」になるわけですね。 そして、運が良ければ、汲み上げなくてもかなりの湯量で湧き出てきます。 それが高温なら、むちゃくちゃラッキー!!だそうです。 これが「源泉掛け流し」の難しさでもあるようです。 「温泉」は地中深くの水です。地中深くには酸素はありません。 そう、「温泉」は地上に湧き出てくる(汲み上げられる)までは酸化していないわけです。 「温泉」が地上に出てきた瞬間から酸素に触れて、酸化が始まります。 「温泉」の老化って書いてありました。 だからこそ、「源泉掛け流し」がベストなわけですね。 蓮風先生に「温泉と鍼治療」について伺ってみました。 とても治療の相性が良いとのことです。 温泉で身体を温めておいて鍼を施術すると、普段の数倍、よく効くそうです。 それを朝夕2回・・・確かに万病に効きそうですね。 逆はダメですよ。鍼をしてから温泉は逆効果になりますからご注意を。 蓮風先生は昔、白浜温泉で、ひどいリュウマチの患者さんを温泉と鍼で治したそうです。 鰐淵寺は、霊気・霊水・霊翠・霊寂 そう、霊力の聖地ですから、そこで温泉&鍼治療をすれば、薬師如来さんのご本意成就:除病安楽 衆病を悉く除き、身心を安楽せしめん を具現化できる予感がしています。 鰐淵寺のご本尊も薬師如来さんです。そして、この3月には30数年ぶりのご本尊開帳があります。 すべてが順調に進んでいるように思えることばかりが続いています。 この善き流れを大切にしていきたいと思っています。 前世物語 「そこから三人で高く高く上にあがります。高くあがったところから下を見ると、ジャックの人生と今のあなたの人生が並んで見えます。二つの人生を見比べてみて、何か気がつくことはありますか?」  彼女は落ち着いた声で答えました。 「何かあると物事から逃避するところが似ています。何かに立ち向かっていく勇気が欠けています。安楽な道を選ぼうとするところが似ています。でもジャックが動物を殺せなかったことが彼の優しさだとしたら、私も動物を傷つけることは嫌いです」  先生は光のもとへと導きました。 「そこから上に何が見えますか?」 「自分たちと同じような光がたくさん見えます」 「さらにその光を突き抜けて、どんどん上にあがります。もっと上はどうなっていますか?」 「雲の上に大きな光が見えます」 「その大きな光の中に入って、どんどん上へ進んでください。そこはどうなっていますか?」 「ひと際、眩しく輝く光が見えます」 「その眩しい光の中に入って、どんどん進んでください。どうなっていますか?」 「自分がその眩しい光の中に溶けてしまった感じです」 「でも意識は保たれているから大丈夫ですよ。そのままあなたの意識を拡げながら進んでいきましょう。どんな感じですか?」 「自分の意識が銀河の渦のような中に溶け込んでいってしまいそうな感じです・・・」 「大丈夫ですよ。大きく拡がったあなたの意識で、今の肉体を持ったあなたを見てください。何か気がつくことはありますか?」 「もっと勇気を持ちなさい。自分を信じて・・・。自分の力を信じるのです。あなたなら出来ます。大丈夫です」 「宙に浮いている大きな目で、今の病気のあなたをしっかりと抱きしめてあげてください。何か変化は感じますか?」 「大きな目の私が病気の私に、恐がらないでいいよ、勇気を持って生きなさい、と伝えています。病気の私が、恐くなったらどうすればいいの? って尋ねたら、何も言わずにグッと強く抱きしめてくれました。勇気を持ったら大丈夫だよ、ひとりで踏み出してごらん、と言っています」 「抱きしめられたまま、病気のあなたの目を開いたら何が見えますか?」 「温かな光に抱かれています。形はないけれど温かい視線を感じます」 「それは誰の視線ですか?」 「大きな目の私でしょうか? 大きな存在のように感じますが、これが私でしょうか・・・」 「大きな目のあなたですよ。それが今のあなたの目に映っているだけですよ。その大きな目を病気のあなたが見るとどうなりますか?」 「とても大きな存在です。まるで神様の眼差のようです」 「そのふたつは一緒です。それはあなたですよ」 「とても大きな存在で、私なんかとは全然違うと思います・・・」 「でも、見ているのは銀河の渦に溶け込んだあなたですよ」 「私もこんなに大きくなれるのでしょうか?」 「今、体験している銀河の大きな目のあなたの感覚をしっかりと持って帰りましょう」 「病気の私はとても小さい存在ですが、あの大きな目の私と同じなのですか?」 「両方の視線を心で感じてみてください。そしてそこで、まだもう少し引っ掛かっている心の扉を開いてみましょう。大きな目の視線と病気のあなたの視線がひとつになりますよ」 「どっちがどっちだか、わからなくなりました」  「同じものだから構いません」 「病気の私が銀河の渦の中に溶け込んでいって、それがまたグルグル回り始めました」 「病気のあなたはどうなりましたか?」 「溶けて見えなくなりました」 「大きな目のあなたは?」 「ここにいます」 「では銀河の渦の中から勇気を出して外を見てください。そこには何が見えますか?」 「だんだん白っぽくなって、どこまでも続く空のような明るさです。銀河の明るさとその空の明るさの境がなくなって、自分も境がなくなって、全部がひとつになってしまいました」 「でも、それは誰ですか?」 「私・・・」 「そう、あなたですね。実感できるでしょう。そのあなたに向って聞いてください。私は何ですか?」 「光の存在です。光とひとつになっています。でも私、そんなに成長してないですよね」 「しかし今、体験していることは?」 「私しかいないことはわかっているんですが・・・。ここは光の存在の中心です・・・。いつものヴィジョンとは違います。いつもは自分たちのような光が大勢いて、目の前には光の存在がいるのです。今はその光の中にいて、そこには私しかいません」 「ということは、あなたは?」 「私は・・・光の存在です」 「その感覚をしっかりと持って帰りましょう。この体験があなたの自信、勇気になりますよ。全てを乗り越える力となります。全てに拡がったあなたはどんな感じでしたか?」 「とても穏やかでしたが信じられない気持ちが交じり合っていて・・・まだよくわかりません」 「今、体験したことの全てを持って帰りましょう。あなたに戻る意志があれば、今のこの時に戻れます。どうしますか?」 「ここにいる方がとても気持ちがいいのですが、私の今回の人生にはまだまだやり残したことがあるみたいです」 「それは何ですか?」 「勇気。勇気を持って乗り越えることです」 「では、それを確かめに戻りましょう」 「はい、がんばれます」 「ではそこを離れて、全てを通り抜けて、この身体に戻ってきます。全てをしっかりと覚えて持って帰ります。しっかりと戻りましたか?」 「はい」

おはようさん 2015.1.21.

昨日の夜は出雲で、第一回国際退行催眠療法コングレスでご一緒した懐かしい方が宿まで訪ねてきてくださり、うれし&たのしいお話をたくさんしました。 お目にかかったのは10年以上も前なのに、FBで繋がっていると、そんな時間の隔たりなど全く感じないですね。 これがSNSの善きところでしょう(*⌒▽⌒*) 今日は鰐淵寺の住職さんと3時間ほどお話をしました。 住職さんもちゃんと動いてくださっていて、まずはその報告から話は始まりました。 昨年の古代出雲博物館での鰐淵寺展でもわかるように、このお寺には文化財がとてもたくさんあります。 当然、文化庁の管轄下に寺社自体もあるわけです。 住職さんが文化庁にいろいろ打診してみたところ・・・予想通りの官僚&お役所返事でした。 つまり・・・前例のないことは難しい。。。 まぁ ダメと言われたわけじゃないし、住職さんもこちらのイメージをはっきりと提示したわけではないので、そべては「想定内」ということですね。 文化庁にしてみれば、面倒なことは起こさないでくれ! なのです。 古刹なのだから、これまで通り、静かに古びれていておくれ ってところですね。 もうひとつ・・・出雲市は何を血迷ったのか? 鰐淵寺も含めて、周囲の山々すべてを市街化区域に指定しているそうです。 イメージ的には出雲大社の裏手の山々・・つまり出雲市内の島根半島の山々までぜんぶ市街化区域だそうです。 出雲市はいったい何をする気なんでしょう・・・まさか1800ホールのゴルフ場を作るの? 前にも書いたとおり、鰐淵寺は島根県の自然公園内にあるのもネックですね。 う~ん、普通ならここで諦めるかなぁ。。。 前回の住職さんとの話を私なりに発展させて、ホスピス形態ではなく、宿坊と温泉とクリニックに!とした絵コンテを描いて、お目にかけました。 住職さん、ベタ褒めでしたよ\(^^@)/ やっぱりイメージを絵にするのはいいですね。 イメージを共有できるから、夢を現実化するためのベクトルがお互いにつかみやすくなります。 そして今日のホットニュースとして・・・多伎町久村という山里に華蔵寺(はなくらじ)という古刹があります。 どんなお寺? ググってみると・・・ 天台宗の古刹。大圓山華蔵寺といい、天平年間(729~749)行基菩薩によって開基されたと伝えられる天台宗の古刹です。本尊は大蔵大日如来、脇立は十一面観世音と毘沙門天です。 盛時は境内四町四方(約19万平方メートル)四十二坊、七堂伽藍を完備し、寺領八百石でしたが、永禄(1558~1570)のころ、尼子義久に寺領を没収されたり、数度の火災のために衰微しました。 堀尾義晴が領主となる以前、毛利輝元が寺領を寄付し、伽藍復興を始めました。松平直政が松江藩主になってからは、摩利支天を信仰、寺領十二石を寄付し、その後、伽藍の再建修築はすべて藩の手によって行われ、神門郡(かんどごおり)、飯石郡の信徒から米の喜捨を受けて本堂とともに蔵王堂、弁天堂も建立されました。なお、本堂の東南の小丘には、男女和合、縁結び、子授け、安産のご利益で知られる金勢堂があります。また、弁天堂近くに稲荷社があります。 ここの住職さんが亡くなって跡継ぎがおらず・・・鰐淵寺の住職さんにヘルプの声がかかっているそうです。 この華蔵寺なら何の障害もなくホスピスだろうと温泉だろうとできますよ、とのことでした。 そしてこの華蔵寺のすぐそばには、華蔵温泉というのがあるのだそうです。 こちらもググってみると・・・ 1200年前行基が開基し、聖武天皇ゆかりの寺として知られる大円山華蔵寺のふもとに湧き出る湯。美しい庭園が自慢の一軒宿で、静寂に包まれた癒しの湯浴みを堪能できる。 効能:やけど、皮膚病、婦人病、すり傷、切り傷。飲めば消化器系疾患に効く。 泉質:ラジウム鉱泉 湯の色:無色透明 源泉温度:25度 鰐淵寺の住職さんのお話では、この華蔵温泉宿は廃業してしまったとのことでした。 この華蔵寺と華蔵温泉は、実は昨日、宿泊した「はたご小田温泉」さんの近所でもあります。 そしてこの多伎にはすでにさまざまな温泉施設があります。 マリンタラソ出雲・道の駅キララ多伎・キララコテージ・多伎いちじく温泉 う~ん、ここから車で5分の山中で温泉&ホスピスやっていくのは難しそう・・・ ともかくこの目で見てきましょう! ということで、早めに鰐淵寺を出て、今朝来た道を戻って多伎へ。 カーナビの言うままに進みましたが・・・迷ってしまって、結局、華蔵寺&華蔵温泉には行けませんでした(カーナビも迷うようなな~にもないところでした) 自宅へ帰ってきて、早速、グーグルで地図&航空写真&ストリートビューしてみると・・・ う~ん、とてもじゃないけどダメなところでした。 鰐淵寺には、霊気・霊水・霊翠・霊寂があります。 華蔵寺&温泉には、どれもありません。 ということで・・・この案はボツ! 帰り道の高速を走りながら、今日の話を反芻してみました。 鰐淵寺でやるしかないよ! の想いはますます強くなりました。 もちろん立ちはだかる壁もますます高く堅牢になっていきます。 でも、これって学術雑誌への投稿と同じだよね、って思いました。 投稿すると、査読がボロカスに返事を返してきます。 それで諦める著者も多いわけです。 でも、それにめげずに修正して提出する。 またボロカスな返事が返ってくる。 それでも、また修正して出す・・・そのうちに・・・受理されるわけです。 やろうとしていることは「ネイチャー」クラスへの投稿なのかな? 神さまもそう簡単には!と、いろんな難題をふっかけてきます。 それも愛情ですよね。 神さまも一緒になって、すばらしい作品を創り出そうとしてるんだと思います。 今日の壁は「文化庁」 文化財・・・文化庁・・・誰か知ってる人はいないかな?・・・!!! いるいる! 蓮風先生つながりの民博の大先生が! というわけで、これからの1ヶ月は、鰐淵寺住職さんベタ褒めの絵コンテをもっと充実させて、来るべき大先生方へのデモンストレーションに備えることにしますね。 蓮風先生のつながりには、著明な文化人さんたちが数多くおられることは去年の臨床50周年記念式典で承知しております。 その時がきたら・・・お願いしてみましょう・・・だって天職NOWなんだもの。 それにしても、これだけ凹んで落ち込んで諦めてしまうシチュエーションの連続やのに、自分でも驚くほどポジティブ&ハイテンションです。 きっと神さまの推しが強力なのでしょうね。 まるで宇宙ロケットに乗せられたサルのように、大気圏外 地球周回軌道に向かってまっしぐら!な感じです。 落ち込んでるヒマなどありません。 落ちたら神さまに自爆スイッチを押されちゃうもの・・・これからも前を向いてがんばっていきますね。 前世物語  めまいの恐怖の原因はまだはっきりしません。先生はさらに尋ねました。 「ではジャックの人生で、めまいの恐怖の原因となった場面に移ってください。いくつになって何をしていますか?」 「三十五歳になっています。テーブルで一生懸命に書き物をしています。私は書くことが好きです。奥さんは隣の台所にいます。私は安心感の中でとても幸せな気持ちです。それが仕事かどうかはわかりませんが、ともかく書くことが好きなのです」  彼は落ち着いた声で続けました。 「ピンクのワンピースを着た娘が帰って来ました。父が連れて帰って来たのです。娘は父をとても恐がっていました。小さい頃から父にだけはなつかなかったのです。娘は震えています。私は父から奪い取るように引き寄せて抱きしめてあげました。父はもうずいぶん年を取っていますが、私にはまだ大きな存在のままでした。父には逆らえないまま、ここまで来てしまいました。父は帰りましたが娘は泣きべそをかいています。奥さんも娘も父を嫌って恐がっています」  少し話が見えてきたようです。先生は彼の父にポイントを絞りました。 「お父さんが死ぬ場面に進んでください。あなたはいくつになっていますか?」 「四十三歳です。父はベッドに横になっています。目を閉じて何もしゃべりません」 「そんなお父さんを見てどう思っていますか?」 「悲しみはありません。ベッドの横に銃が立て掛けてあります。私は父の銃を見ただけで嫌な気分になってしまいました。父はヒゲが白くなっています。でも私には大きくて恐い存在のままです。これでこの人から自由になれるんだ、という解放感は感じませんでした」 「お父さんはあなたに何か言い残しましたか?」 「いいえ。見下ろすような目で黙ったまま逝きました。私はとうとう一度も目を合わせることが出来ませんでした」  先生は更に場面を進めました。 「あなたが死ぬ場面にまで進んでください。あなたはいくつになって、どこにいますか?」 「五十一歳です。肺の病気が悪化したみたいです。自宅のベッドで奥さんと娘に看取られています」 「死ぬ間際に何を考えていますか?」 「穏やかな気持ちです」 「死ぬ場面を通り越してください。そして身体を離れたら教えてください」  彼女はすぐに答えました。 「宙に浮きました」 「死んだ時、宙に浮いた時に、何か決心したことはありますか?」 「自分の人生はこれで良かったんだ、と思いました」 「下を見るとジャックの遺体が見えますか?」 「はい。奥さんと娘が取りすがって泣いてくれています。愛されていたのを実感しました。二人にありがとう、って伝えたいです。これからも二人を見守っていきます」 「まわりを見て、感じてください。あなたのそばに誰か来ていませんか?」 「父がいます!」 「お父さんは何と言っていますか?」 「悪かったな、って言ってくれました」 「それを聞いて、あなたはどう思っていますか?」 「ついさっきは自分の人生はこれで良かったんだ、って思っていましたが、動物を殺すという自分が嫌なことから私は逃避し続けてきたんだ、ということに気づきました。母も父の後ろにいて笑っています」 「お母さんは何と言っていますか?」 「笑って頷いています」  先生はジャックたちを高みへと導きました。

2015年1月19日月曜日

おはようさん 2015.1.19.

今日はポカポカ 暖かかったですね。 日が暮れるのもちょっとだけ遅くなってきたことに気づいて、大寒の入りなのに、もう早春を喜んだりしてました。 街路樹の足元にはタンポポの蕾がいっぱいありましたよ。 各駅停車に揺られながら、車内を照らすお日さまも、もうしっかりと新しいお日さまの光になっていました。 私は冬に頑張れます。 受験勉強もそうだったし、本のお原稿がはかどるのも冬です。 今日もホスピスの絵コンテを描いていましたが、こういうことも冬だから集中できます。 でも、好きなのは春。 それも梅の咲く頃が一番好きです。 桜さんよりも梅ちゃんが好きだなぁ。 そういえば、1月の京都観世会で能「梅」を観ました。 梅の精が「古の歌人たちは桜より梅を愛でていたんだぞ」ってミエを切るお話(?) 確かに私も毎年ずっと梅干しを漬けていますね・・・やっぱり梅ちゃん推しなんやぁ。 火事から2ヶ月が過ぎて・・・落ち着いてきたけれど、まだまだ事後処理は続きます。 今年は梅ちゃんの写真をいっぱい撮りに行けるかな。 明日・明後日とは出雲へ天職でお出かけします。 鰐淵寺の住職さんとホスピスの絵コンテを魚にしながら、あ~でもない・こ~でもないと雑談をしてきます。 前回の雑談で、かなりイメージがはっきりとしてきました。 なろほどなぁ、と目から鱗が落ちるような考え方を住職さんはサラリと言ってのけて下さるので、とても勉強になります。 勤務医時代を合わせると24年も門真に居たので、すっかり「門真」が染み込んでしまっていたことに気づかされました。 今はその「門真」から大きく羽ばたく準備の時期・・・さなぎの時期かな。 春になって、可憐な蝶々になるのか、はたまた蛾になるのか・・・まぁ それは神さまのお楽しみ! だって、蝶々にしたって蛾にしたって、サナギの中では一生懸命に生きているだけだものね。 蝶々はガキンチョたちに追い回されるけど、蛾は悠々と自由に大空を飛び回れるから、蛾もいいかも。 な~んて油断してたら、パクッと燕に食べられちゃうわけで・・・(;^^)ヘ.. ということで、明日のブログはお休みです(多分・・・) 前世物語  彼女は囁くように話しています。 「お父さんはイスに偉そうに座っています。それまでの暖かい雰囲気がなくなり、凍えた空気だけが流れています。お父さんとの間に何があったのかはわかりませんが、子供心にも触れてはならないものの存在を感じています」  彼女は泣き声を押し殺して続けました。 「食事が始まっても緊迫した重い空気のままです。お母さんはお父さんに脅えていて、僕も一緒に脅えています。息を殺して食事をしています。お父さんはお酒を不機嫌そうにあおっています。いつもこうなのです」 「そして何が起こったのですか?」と先生が心配して尋ねました。 「お父さんは酔っぱらってしまって、お母さんや僕に大声を張り上げています。自分の不満を私たちにぶちまけています。僕は萎縮しています。お母さんをかばってあげたいんだけど僕にはまだそんな力もないし、その場から逃げ出すことも出来ないし・・・。暖炉のパチパチいう音とお父さんの怒鳴り声だけが聞こえます。とても窮屈な思いでいっぱいです。でも、どうしていいのかわかりません」 「それから何が起こったのですか?」 「ずっとそういう毎日が続いています」  彼女の心は深く沈み込みました。沈黙が続きました。先生が場面転換を指示しました。 「ではジャックの人生で、めまいの恐怖の原因が最もよくわかる場面に移っください。いくつになって何をしていますか?」 「十三歳になっています。父と一緒に森の中を歩いています。その頃には七歳の時のような父への恐怖はありませんが、やはり好きではありません。その日、父は私を連れて狩に来たのです。父が獲物を探しています。ウサギが跳ねて父が撃ちました。僕は、なんだか嫌だな、っと思っています。殺したウサギを父は誇らし気に僕に見せつけています。そして、今度は僕にやってみろ、と言っています。でも僕は撃ちたくないんです。大きな鳥がいましたが僕が躊躇ちゅうちょしている間に逃げてしまいました。情けないヤツだな、って言われて尻を蹴飛ばされました。父の何もかもがすごく嫌でした」  彼女は少し痛そうに話しました。 「ウサギがかわいそうです。なぜあんなふうに殺すのかなあ、って思っています。動物を自分の目の前で殺されたのがとてもショックだったのです。僕は絶対殺したくない、って思いました。帰り道も父の背中を見ていると、すごく嫌な気持ちに襲われました。僕は下を向いたまま黙って歩き続けました」  めまいの恐怖の原因がはっきりわかりません。先生はもう一度尋ねました。 「ではジャックの人生で、めまいの恐怖の原因が最もよくわかる場面に移ってください。あなたはいくつになって何をしていますか? 何が起こりましたか?」 「二十七歳になりました。そばに赤ちゃんを抱いた奥さんがいて、二人で笑いながら私は薪を割っています」 「その奥さんは、今のあなたが知っている人ですか?」 「今の主人です」 「それから何が起こりましたか」 「幸せな気分だったのに、また父が現れました。もうだいぶん年を取っていますが、まだまだ大きく感じます。父はまたウサギを獲ってきたのです。私は嫌な気分になるし、赤ちゃんは泣き出してしまうし、奥さんもホトホト困っています。父とは一緒に暮らしてはいないけれど、近くにはいるみたいです。私たちは動物を殺すのが嫌なのですが、父は獲物が獲れるといつも持って来るのです。その度にみんな嫌な気分になってしまいます。早く帰って欲しいのだったらそう強く言えばいいのに、言えないでいる私を父は、情けないやつだ、と思っています」  めまいの恐怖の原因はまだはっきりしません。先生はさらに尋ねました。

おはようさん 2015.1.18.

今日は一日中、出雲鰐淵寺のホスピスのイメージコンテを描きました。 北辰会の定例会があったのもすっかり忘れて・・・朝からコンテを描く!とはりきっていたので、他のことはすっ飛んでしまいました(;^^)ヘ.. 19年前にも同じように医院の図面を描いていました。 あの時は巨大な弁当箱のようなMacBook君で描いていたなぁ・・・ 今回は宮崎駿監督にならって? すべて手書きです。 昨日、梅田Loftで買ってきたスケッチブックとクレヨンで下書きから描いていきます。 19年前は何も知らないド素人の開業準備でしたら、描いた図面に保健所からいろいろと指導を受けました。その知識が今、また役立つなんて思ってもみませんでした。 奥山医院での自分とスタッフの動線の良し悪しを思い起こしてみたり、 藤本漢祥院からいくつもヒントをもらってきたり、 自分だったら、こんな部屋で逝きたいなぁ、と思ったことをいろいろ取り入れたり・・・ あの美しい自然の中にどうやったらうまく溶け込めるか? も考えました。 鰐淵寺の四季はとてもとても美しいです。 その花鳥風月の美しさをこの建物で更に美しく演出できないか?と考えました。 写真家の目で、思わず感嘆の声をあげてしまうような演出にしたいなぁ。 ニナパパ(蜷川幸雄さん)の舞台演出のように3次元的に、否、時間も取り込んだ四次元的に美しさの感動が湧きあがってくるような建物を大自然の中に優しく差し出せば、あとは大自然さんたちが見事に美を演じきってくれるでしょう。 鰐淵寺にあるもの・・・キャッチにも思いを馳せました。 霊氣  霊水  霊翠    まわりがすべて緑豊かな山だから「翠」 浮浪の滝の「水」 寺社の結界を入った途端に感じる「氣」 まさしく「聖地」です。 そこにホスピスを建てようなんて思いつくなんて・・・天命であり天職だとしか言いようがありませんよね。 そんな「聖地」だからこそ、我欲もエゴも一切なしじゃないと、すぐに結界外にはじき出されてしまいます。待っているのは消滅・・・死だけでしょう。 そう、命がけでやりなさい!って言われちゃってるわけです。 あの温厚で何でも「よしよし&大丈夫!」な光さんがここまで厳しく言うのだから、こりゃぁ必ず出来ますわ。 そんなことを思いながら、お風呂でくつろいでいると・・・光さんからの銀河通信が。。。 「ええこと、教えたる」って。 「鰐淵寺の霊氣はな、電磁波がないからやねんで」って。 「携帯電話、つながらへんやろう」・・・確かに、駐車場ではちゃんと繋がりますが、山道を登っていくと、あと2丁のお地蔵さんのあたりから急に繋がらなくなります。 断崖を縫うように山道が蛇行しているので、電波が届かないのですね。 もちろんWiFiもありません。 そうか! 鰐淵寺の結界内は電波・電磁波から守られてるんや! 「それがわかったら、この先、守ることもわかるやろ」って。 はい! ホスピスが出来ても、決して携帯電話の基地局など作りません! 光ファイバーでいいんだよね。もちろんWiFiもなし・・・ちょっと不便だけど、霊氣を守るためならどうってことないよ。 早朝や夕方、ぶたぶらと境内をお散歩してる時に急患・急変があれば、魚鼓を叩いてもらえばいいもの。 患者さんや家族が「携帯がつながらなくて不便だ!」と言われれば、「どうぞ、衛星携帯電話は繋がりますよ」と返せばいいだけだものね・・・まぁ、そんな野暮言う患者さんや家族は来ないけどネ。 光さんもひとつひとつこうやって夢を現実化するお手伝いをしてくれているのですね。 感謝&感謝です(*⌒▽⌒*) 前世物語 「地面を見て、地面を感じて。どんな地面が見えますか、感じますか?」 「緑豊かな草原に立っています。ズック靴を履いています。膝丈くらいの紺色の半ズボンに革のベルトをしてグレーの長袖のシャツを着ています。短い金髪にベレー帽をかぶっています。目はブルーです。ソバカスのある色の白い男の子です」 「何か荷物、道具、武器等を持っていますか?」 「いいえ、何も持っていません」  先生はお母さんの意識をその色白の子供にしっかりと繋げてから尋ねました。 「あなたの年齢はいくつですか?」 「七歳です」 「あなたの名前は何と言いますか?」 「ジャックです」 「今、あなたが立っている草原はどこにありますか? 世界地図ではどの辺りでしょうか?」 「オランダです」 「今、あなたがいる年代は何年でしょうか?」 「1743年です」  先生が時間を動かしました。 「草原に立ったジャックは、それからどうしていますか?」 「何かを見上げています。空の雲をじっと見上げています」 「どんな気持ちで雲を見ているのですか?」 「あの雲はどこに行くのかなあ、ってボーと眺めています。こうしているのが好きなのです。この子にとって嫌なことから開放される秘密の場所みたいです」 「そばに誰かいますか?」 「犬がついてきたかもしれません。でもよく見えません」 「それからどうしていますか? 時間を進めてください」 「草原でポツンと突っ立って空を眺めているだけです。それほど悲しくも寂しくもありません。ただ風に吹かれているだけです」  その草原の場面はそれだけのようです。先生は場面転換を指示しました。 「ジャック君の人生で、めまいの恐怖の原因がわかる場面に移ってください。ジャックさんはいくつになって、何をしていますか?」 「小さな家の中に大きな木のテーブルがあります。そこで絵を描いています。やっぱり七歳くらいの時です。台所にはお母さんがエプロンをして料理を作っています。後ろ姿だけが見えます。少し小太りなお母さんです」 「お母さんを呼んでみてください。振り返ってくれますよ」 「ニコニコしています。茶色っぽい目が笑っています。優しそうなお母さんです」 「そのお母さんは、今のあなたが知っている人ですか?」 「わかりません」 「それからどうしていますか?」 「やっぱり一生懸命絵を描いています。さっきは雲を見ながら空を飛びたいなぁ、って思っていました。それを思い出しながら楽しそうに描いています。とってもいい気分です。お母さんがこっちを見て微笑んでいます。お母さんのことが大好きです。心が満たされているひと時です」 「それから何が起こりましたか?」 「肩から銃をさげた男の人が突然戸を荒っぽく開けて入ってきました。私もお母さんも脅えています。大きくて背の高い男の人です。これが父親です。とても恐い感じがします」 「そのお父さんは、今のあなたが知っている人ですか?」 「よくわかりません」 「それからどうなりましたか?」 「狩に行っていたのですが獲物がなかったみたいです。私はさっきまで気持ち良く描いていた絵をそっと隠しました。お母さんは台所で料理に専念しています。お父さんは荒れています。そばにいるだけで恐くてたまりません。どこかへ逃げ出したいけど逃げ出せません。お父さんと目を合わせないようにしています」

2015年1月18日日曜日

おはようさん 2015.1.17.

私の友人たちが「斎藤一人さん」の大ファンで、しばしばFBに著書を紹介してくれるので、興味をそそられた本を何冊か読んでみました。 確かに書いてある内容は、光との対話で光さんが諭してくれる内容と同じで、それをわかりやすく書いてくれています。 斉藤一人さんの本を読みながら、書いてあることは中谷彰宏さんの本と同じやね、と思いました。 松下幸之助さんも、書き方はとっても難しいけど、言いたいことは同じです。 そうです! 善きリーダーたちは、光さんと同じ波動で繋がっているので、同じことを書いてくれるのです。 ただ、個性とか時代とかがあるので、書き方が違ってくるだけです。 斎藤一人さんが好きか、中谷彰宏さんが好きか・・・ピンクレディの右か左かの差ってことです。 でも、世の中には数多なリーダーがいるじゃん? 確かにいろいろなリーダーたちがいますね。 光の前世療法と光との対話を通じて、そんなリーダーたちを大きく分類できることが分かっています。 まずは、顕在意識レベルの光と繋がっている人たちのグループがあります。 顕在意識・・・この世のあらゆるエゴと我欲です。 神の名を騙る詐欺師たちですね。 次は、集合意識レベルの光と繋がっている人たちのグループがあります。 これは集合無意識までは行かない・・・体外離脱や臨死体験のレベルです。 瞑想でも座禅でもヨガでも、ここまでは簡単に行けちゃいます。 このレベルは、エゴと我欲の向こうにある本物の自我と対話できるので、身も心も魂もとっても安らげます。 時空間、特に近未来が見えるので、その気になればお金儲けが上手です。 チャネラーやヒーラーの多くはこのレベルです。 ただ、怖ろしいのは、自分自身が神だと錯覚してしまうことです。 これが実に多い・・・新興宗教の教祖様はたいがいがこのレベルです。 次は、集合無意識レベルの光と繋がっている人たちのグループです。 宇宙意識と繋がっている人たちと一緒にしてもいいかもしれません。 ワンネス、神や光との合一を知ってしまった人たちです。 時空間や次元を越えた向こう側の大宇宙、大いなる光と繋がる人たちです。 世界の大宗教の教祖さまたちはもちろんのこと、結構一般人の中にもおられます。 このレベルになると、この世ではとても生きにくくなります。 時空間と次元を高く俯瞰して見てしまうので、この世で生きるのが下手くそなのです。 ただ、大いなる光さん・宇宙の根源とこの世を繋ぐ大切なアンカーポイントの役目を果たしているので、この人たちがいなくなると、この世は次元ごと消滅してしまいます。 次は・・・虚無の世界やすべての始まりを通り抜けると・・・大いなる光の集合体とでも言いましょうか、大いなる輝く光とひとつになるグループがあります。 ここにはもう宇宙とかの概念もありません。 エネルギーでもなく、何かの意思でもない・・・な~にもないけど、何かある そんな感じかしら。 光の前世療法の個人ワークでは、最高、ここまではガイドすることができます。 この先は・・・あるんだろうか? この先はあるのですか?って尋ねると「あんたが好きに宇宙を創りなはれ!」って返されます。 ただ「その時は、この世から離れなきゃいけなくなるね。この世が消滅しちゃうからなぁ。もうちょっとこの世を続けてごらん」って言われます。 というわけで、酒池肉林な宇宙を創るのはしばらくおあずけにして、生きるのも大変やけど、もうちょっとこの世を楽しみたいと思っています。 前世物語  第十章     ワンネス 「今日の午後、看護婦さんと患者さんたちがクリスマスツリーの飾り着けをしてくださるそうですよ。 ワークが終わる頃には、もうすっかりクリスマス気分ですね」 「そうか、クリスマスか・・・。美子さんの今年のクリスマスも幸せいっぱいだといいね」 先生の目が急に輝き始めました。先生はプレゼントするのが大好きなんです、昔から・・・。でもいつも一生懸命考えすぎて、結局ドジ踏んじゃう三枚目なんです。私も大人になってやっと先生がわかってきました。ちょっと遅かったかな?  「またぁ、美子さんは思い出し笑いをしてる。何かいいこと、あったのかな?」 先生のオーラが拡がり始めました。さすがに金曜日ともなると先生の氣に乱れが生じています。 「ほらっ! こ・れっ」 私は右の耳たぶを先生に見せました。このダイヤのピアスは先生のクリスマスプレゼントなのです。私の天使さんは、今日このピアスを着けていきなさいね、ってちゃんと教えてくれたのです。 「そうだったの、天使さん! 先生を元気にしてくれて、ありがとう」  先生はニコニコ笑っています。きっと今年のプレゼントを考えているのでしょう。もうすぐワークの患者さんが来られます。私はわざとネコのように先生に擦り寄る仕草をしてから部屋の準備を始めました。先生の魂はすでにミキモトでショッピング中です。 「今年は思いきって、おねだりしちゃおうかな・・・」 先生はみんなに本当の幸せを配って歩くサンタさんなのです。  今日の患者さんは、今年の夏に来られた平岩さんのお母さんです。雅子さんに似て物静かな女性でした。 「先日は娘が大変お世話になりました。お陰様で、娘はあれから前向きに生きようとがんばっているのが私にもよくわかるようになりました。明るくなったのが何よりです。今日は本当は娘が予約した日なのですが、私はいいからお母さんが行ってきて、と譲ってくれました。私は若い頃から生まれ変わりとか、前世とかいうものを信じてきました。幾度か、神秘体験みたいなものにも巡り合ったことがあります。光に包まれて、光からありがたいメッセージを頂いたこともあります。最近になって先生や飯田先生のような方々が堂々と本を出していただいて、私はとても嬉しく思っていました。そんな折り、自分の娘が本物の前世療法を受けてきた、と言うじゃありませんか。私はびっくりするやら、嬉しいやらで感激しました。そしてあの娘も私の血を継いでいるんだなぁ、と感心しました。一ヶ月程前、娘が家へ遊びに来て、先生の『生きがいの催眠療法』の本をプレゼントしてくれました。それならほらそこにあるよ、お母さんは疾とうの昔に読んじゃったよ、という話になりました。だったら来月私の予約が入れてあるから、是非お母さんがワークを受けてみたら・・・という話になったわけです。娘みたいにうまく出来るかわかりませんが、よろしくお願い致します」  お母さんは丁寧にお辞儀をされました。 「では今日の主題を決めましょう。どんな問題を解決しようと思って来ましたか? 何の過去生を見ようと思って来ましたか?」 「実はあの娘が生まれた時から、突然にめまいが襲ってくるのです。専門の病院にも行って詳しい検査を何度も受けましたが原因がはっきりしないのです。いつも、メニエルでしょう、で終わってしまいます。もちろんメニエルの点滴でめまいは軽くなりますからいいのですが、いつ襲ってくるかわからない恐怖感が最近特に強くなってきました。一種の強迫神経症だと診断されたこともあります。でも、私はこのめまいが襲ってくるという恐怖感の原因が私の前世の中にあるのじゃないのかな? と思っています。なぜなら私も夢の中で、先生が本に書かれていたような光の存在に出会ったことがあるからです。その時には断片的なヴィジョンを見せていただいただけなので、結局メッセージはよくわかりませんでした。しかし私はそれで確信を持ったのです、私の病気の原因は前世にあると。でもそんなこと、普通のお医者様に言えませんよね。下手をすると、それは幻覚ですね、って精神科に紹介されて、もう診てはもらえなくなってしまいますから。だから私はずっとそのことは黙っていました。めまいが襲って来たら、いえ、めまいの恐怖感だけで普通のメニエルの患者さんのふりをして黙って点滴を受けてきました。でもやっと願いが叶いました。先生、私の前世にこのめまいの恐怖の原因があるかどうか、調べてください。お願いします」 お母さんの肩の力がフッと抜けました。 「では、めまいの恐怖の原因となった過去生へ戻りましょう、という誘導になりますがいいですか?」  お母さんは安心しきってチェアーに沈み込みました。先生はいつも通りの誘導を始めました。お母さんのリラックスは早く深く進んでいきました。先生は過去生にまで誘導すると尋ね始めました。

2015年1月16日金曜日

おはようさん 2015.1.16.

明日1月17日は阪神・淡路大震災から20年目です。 あの朝、地鳴りで目覚めました。 そして、ものすごい揺れ・・・マンションが倒れる!と覚悟しました。 両脇に子供たちをしっかりと抱きしめて「その時」を待ち構えました。 幸いにして、大きな横揺れだけで済みました。 食器棚から揺れに合わせて食器が皿投げ状態で割れていく音を聞きました。 すぐに風呂場に走って風呂に水を入れて(断水する!と思ったのです) まだ暗い外を見渡して、火の手があがっていないのを確かめました。 高槻の実家に電話して、生存を確認して(地震直後だからすぐに電話は繋がりました) TVをつけて・・・ 夜が明けて、明るくなってきても情報は全く入ってきませんでした。 外に見える阪神高速守口線は車がいつものように走っていました。 小学生の子供は、学校から連絡がなかったので、いつものとおりに集団登校しました。 私もいつもどおりに病院へ行きました。 あれから20年。 今夜、NHK Eテレの「バリバラ」(バリアフリー・バラエティ・ショー)も阪神・淡路大震災特集でした。テーマは「災害時、障害者はどう備えるか?」 この20年で、災害時の障害者支援はものすごく進歩している、と実感できました。 だからこそ心配なのは、この20年で「普通の人たち」の優しさや思いやり:愛がとても希薄になってしまったことです。 特に、この5,6年で「普通の人たち」の愛の中に、残酷で陰湿、自己中心的な怖ろしい毒針が増えていることが心配です。 お互いさまでみんなで助け合い、我慢している避難所生活の中で、ひとりが障害者を攻撃し始めると、それがイジメのように広がっていくのではないか?と危惧されます。 最近の世の中を見ていると・・・20年前のような助け合い・支え合いの避難所生活はまずムリだろうと思います。 今夜の番組でも、その点を見越して、避難所で受け入れられないであろう障害者は、在宅で支援していく形をすすめているようでした。 20年前に比べて、高齢者も増えました。 認知症、歩けない、おむつ、ミキサー食・・・ 本当は「愛」が増えていなければならないのに、現実は「愛」が萎んでしまっていることがとても不安でなりません。 いや! 日本人はいざとなったら、ちゃんと助け合い・支え合えるよ!   この心配が杞憂だったら良いのですが。。。 来年以降、大きな大きな震災が大阪・名古屋・東京を襲うことは間違いないでしょう。 その天地開闢の序曲の悲惨さがきっかけとなって、縄文開窮 新縄文文明が始まるのかもしれませんね。 前世物語  この症例では、人生の目的=自由に表現すること、という答えが出ていますが、それを具体的に「心の祝福の鐘」として見せてくれています。人生の目的のひとつに「人生を自由に楽しみなさい」があります。自由、楽しむ、という意味自体がとても深遠でつかみにくいのですが、「心の祝福の鐘」を迷いなく鳴らしなさい、と言われると何となくわかったような気がしてきます。先生も私も、この「心の祝福の鐘」をとても気に入っています。  過去生退行に慣れてくると、このようなアイテムがしばしば現れます。何かアイテムを持ち帰ったなら、後は心の中でそれをイメージし続けるだけでいろいろな気づきが加速度的に訪れるようになる、と先生は言います。瞑想やワークの時に何かアイテムが浮かんできたら、「このアイテムの使い方を教えてください」と尋ねてみるといいそうです。そして、例えその時に使い方はわからなくても、ともかく持ち帰りましょう。何ヶ月後、何年後かにフッと必要になることがあるそうですから。 「先生がゲットしたアイテムはどれくらいあるの?」 「心の中の蔵、いっぱいだね。なんせ大阪人なもんで、おみやげ、かならず催促してたからなぁ。でもね、未だに使い道のわからんもん、ぎょうさんあるで・・・」  先生の過去生にはどうやら堺の商人あきんどがいたようです。 「私にも少し分けてよ」 「あげれるもんなら全部あげるけど、こればっかりは・・・。心の通信ケーブルがあればいいのになぁ。そう、ひとつだけ方法はあるけど、これは超弩級どきゅうだからお奨め出来ないし・・・」 「え? 何、何? どんな方法かだけでも教えて、ね、先生」 「それはね、魂を融合させる方法だよ。確か、前にも触れたことがあったね。私もまだやったことないけど、あるワークで偶然見つけたんだ。まぁ、そう簡単に相手が見つかるもんじゃないからね。何でも自分で試してみる私が、ただ試す機会がなかっただけなんだけど。  光の中に戻った魂は個でありワンネスだろう。トレーニングを積んだ人や心が純粋な人は、この個をしっかりと保ったまま光の中で自由に動けるんだ、ワンネスのままでね。その時、同じレベルの人が同じ時空間にいれば、ふたりの合意で魂が融合出来るはずなんだ。でもね、これをやると肉体レベルでも、私はあなたであなたは私、になってしまうから、とてもお奨めは出来ないなぁ。魂の進歩のプロセスにおいても価値が見出せないから、今は封印している方法なんだよ」 「それで、どんな感じになるのかなぁ、先生の推論を教えて」 「相手の考えが筒抜け、何を思っているのかが自分の意識のように浮かんでくる。このあたりはいいように見えるけど、心の奥底、感情の源まで相手にバレちゃうからねぇ。普通の人なら、きっと何も考えられない、何も思えない状況にまで追いつめられちゃうだろうね。自己の想念を源から完全にコントロール出来る人でないと、すぐに気が狂っちゃうだろうね」 「洗脳とは違うのですか?」 「同じ精神レベルの人同士の場合が本当の魂の融合となります。この場合は、一方が相手をコントロールしようとしても精神的なエネルギーが拮抗していますから、相手を意のままに操ることは出来ません。  洗脳というのは、精神レベルに大きな優劣の差がある時に、まず優の方が劣の方の魂と精神的なエネルギーの源を完全にブロックしてしまいます。すると劣の心はエネルギーが枯渇状態になり、肉体も魂から切り離されて中ぶらりんになってしまいます。そこで優の精神的エネルギーフィールドに劣を誘い込みます。劣の心に優のエネルギーが流れ込み、劣の肉体も優の心という主を得て落ち着きます。深い心のレベルでの依存関係が成立し洗脳が始まります。優の心のままに劣の肉体も心も動き出すのです」 「恐ろしいですね。洗脳を解除する方法はあるのですか?」 「劣の心の扉を開けばいいのです。本来の魂と精神的源から流れ来るエネルギーを開放できれば助かりますが、それは目には見えないロープをつけて劣にバンジージャンプしろ、と言っているようなものです」 「確かに簡単なようで非常に困難なことですよね」 「ですから劣の目に安全ロープが見えてくるまで、劣の精神面のパワーアップをしなくてはなりません。これには気が遠くなるような時間がかかります。一歩一歩、気づきを積み重ねていくのですからね。  こう言った洗脳まではいかなくても、自称カウンセラーの中には同じことをやっている方々がしばしば見受けられます。患者さんを自分のエネルギーフィールドの中に取り込んでしまうと、患者さんは一時的に心が軽くなります。なぜなら患者さんは砂漠をさまよい続けて、やっとオアシスにたどり着いた心の旅人ですからね。水分なら何でもおいしいのです。オアシスのカウンセラーが清水をくれれば問題はありませんが、日本の自称カウンセラーの中には意図して、意図しないでは別としても自分のネガティブなエネルギーを患者さんにあげる方がいます。つまり汚染された泥水をオアシスであげてしまうのです。心の旅人は喜んで泥水を飲み干します。一息つくとまた砂漠へ旅に出てます。そしてのどが渇くと泥水を飲みにオアシスへ戻ってきます。時には友人を連れて。心の旅人は他人のネガティブなエネルギーに犯され続け、次第に衰弱していきます。泥水で病気になるのです。元々は他人のエネルギーですから旅人には訳がわかりません。カウンセラーもそんな旅人を手放しません。なぜなら、その患者が来る度に自分も元気になれるからです。今、日本ではカウンセラーの資格がとても曖昧です。カウンセラーの精神分析をしっかりとしていません。このため、こういった問題が急増しています」  当院へも自薦で来られたカウンセラーの方々がおられましたが、いつも先生の対応は冷ややかでした。直感で見抜くことは難しいことですが、スタッフに加えていきなり患者さんに触れさせるのは、かなりリスキーなことでもあります。私のように、心と精神や魂の世界のことはズブの素人の方が患者さんにとっては安全なのでしょう。先生も自分の目の届くところで私の精神的プロセスをアップさせていくつもりのようです。でも、もしかして、それって愛の洗脳じゃないのかな?

おはようさん 2015.1.15.

今日は火災保険会社さんとの提出資料の突き合わせをしてきました。 税理士さんがしっかりと作成してくれた資料があったし、こちらも全然ズルしてませんから(何でこんなに正直モノやろう(;^^)ヘ..)これといった問題もなく、終始穏やかに&スピーディに仕事が進みました。 18年の間に新たに購入した医療器械や内装修理などもあって、火事の時の帳簿上の新価評価額はビックリするくらいの額になってました。 火災保険屋さん曰く「入っていただいていた火災保険額があまりに低いので、なぜかな?と思っていました」 だって、開業した時にはこの額でちょうど良かったわけで、その後、保険屋さんが「前年通りの更新」をお薦めしてたから、そのまま18年が過ぎて・・・まぁ、それに一番は「まさか火事になるとは・・・」ですよね。 保険なんて、そういうものですね。 癌保険とか生命保険とか・・・みなさんも同じでしょう。 まさか自分が・・・ですよね。 保険会社さん自身もその「まさか」で儲けているわけですから、人生の中で時々やって来る「まさか」は流れ星のようなものかもしれませんね☆彡 出雲 鰐淵寺の住職さんと先月、お話をしていて、「ここに温泉を掘るんだ!」に強いこだわりを持っておられたので、温泉掘削費用や温泉療法についていろいろとお勉強しています。 温泉掘削は今では9割以上の確率で「当たる」そうです。 事前のさまざまなハイテク検査で、ほぼ「ここ掘れワンワン」だそうです。 掘削は最低800m 1000~1500mくらいは掘るそうです。 費用は1mで1万円 つまり温泉を掘るのに一千万円はかかるわけです。 うまく温泉が当たっても、濾過装置や循環装置などの施設設備の費用も要ります。 出雲は宍道湖の対岸に玉造温泉もあるから、きっと掘れば「温泉」に当たると思います。 今週に入って、何だか「温泉もすごくステキやん!」とワクワクしたモチベーションになってきました。 リア充な温泉療法のあるクリニックなんて・・・ええでしょう! 霊気  霊水  霊翠 が充ち満ちている中での温泉ですからね。 内科疾患も整形外科も老人病もアトピーも心身症も・・・知らず知らずのうちに治ってしまいそう! もう一度、温泉に浸かりたい・・・ これは日本人の終末期の望みベスト3のひとつだそうです。 これも叶えてあげられる。 好きなときに、何度でも温泉に浸かれる・・・温泉に浸かったまま逝ってもOK 浮浪の滝の水を引いてきて、温泉とブレンドしたら・・・最高でしょう! 癌の温熱療法というのが西洋医学でもあります。 どんどん器械も技術も発展してきていますが、結果は・・・どうなのでしょうか。。。 体温をあげればいい、と言っても、人間の身体にはホメオスタシス(恒常性・・・つまり37度キープしようとする働き)があるので、そう簡単には体温はあがりません。 西洋医学的に器械とハイテク技術で癌に温熱を与えようとしても、癌も患者さんも緊張状態=交感神経系亢進 ですから、細胞も血管もリンパも神経系も、そこら中が過剰に緊張しているので、なかなか良い効果は得られません。 温泉に浸かっていると、身体もこころも、もちろん癌も、ゆるゆるリラックス=副交感神経系亢進 になります。 癌が油断してる! 温泉療法は癌の抑制だけではなく、ホメオスタシスの増強、生氣と衛気の充実、免疫力アップが期待できると思います。 ホスピスって言ってるのに、癌を治す気かよ? まぁ それはそれで良いでしょう・・・神さまのプレゼントなんやもの。 浮浪の滝の水が「不老の水」になるかも・・・しれませんよ。 前世物語  先生は彼女に言いました。 「そこでちょっと鳴らしてみてください・・・この音ではまだダメですか?」 「いいえ、迷わずにその音を出せればいいんだ、って言われました」 「ではもっとその音を出して、そしてしっかりと覚えて帰りましょう。その音を聞くとどんな感じがしますか?」 「なんだか出来る気になります。迷うことなんかないんだなぁ、ちゃんと与えられているのだなぁ・・・」 「この鐘は誰がくれたのですか?」 「ちゃんと持っていたのだよ、って。みんな自分の鳴らすべき鐘を持っているそうです」 「どんな人でもですか?」 「そうです。ただ鳴らす方法が違うだけで、本当はみんな持っているのです。だから何も考えることはなく、持っていることを信じれば、なんてことはないのです。これは『祝福の鐘』です」  先生は宇宙に尋ねました。 「今の夫から何を学ぶのですか?」 「深い慈愛。慈悲の心を夫が持っていて助けてくれています。前にも何度もそういうことがあったのに、それに気づかなかったのです」 「まだ間にあいますか?」 「最近少しわかって来たから、もう大丈夫です。そんなことで迷ったらいけません。もう間にあっていますよ」 「私の人生はここまで順調ですか?」 「はい、全部必要でした」  先生は宇宙にお願いしました。 「私の今回の人生の目的をクリアーできた、未来の私の姿をちょっと見せてください」 「作詞家もしてるし、プロデュースもしています。今、録音ブースにいます。すごく生き生きしています」 「未来のあなたから今のあなたに何かアドバイスをください、って話しかけてください」 「絶対あきらめちゃいけないよ。すぐ逃げ道を作りたがるけど絶対あきらめちゃいけません。ちゃんと前を見て行動すべきです」 「あなたはファドーともうまくやっていますか?」 「ちゃんとうまくやっています。夫とも子供ともうまくやっています。何も犠牲にする必要はありません。望んだら、ちゃんと手に入ります。よこしまなことを考えてはいけませんよ」 「そこで彼女としっかりと握手をします。どんな感じですか?」 「とても力強いです」 「そのエネルギーを分けてくれますか?」 「私は私なんだから大丈夫よ、って言われました」 「彼女の心に鐘は鳴っていますか?」 「鳴っています。大切にしてる、って。テーマソングだって・・・」  先生は宇宙にお願いしました。 「最後に何かコメントをください」 「迷うな。迷い過ぎなのです。宇宙とあなた個人との信頼関係で十分なのに何を迷っているのですか。ちゃんと信じてください、思ったことは必ず叶うのだから。そういう宇宙のサイクルを信じるべきです。みんな祝福されることが用意されているのに、迷うことがそれを滞らせています。迷ってもいいから信じなさい」 「これからも私を見守ってくれますか?」 「今までもそうだったし、これからもそうです。それが宇宙なのです」

2015年1月14日水曜日

おはようさん 2015.1.14.

今日はいつもの歯医者さんの日。 その他にいろいろと行くところがあったので、電車で門真へ行きました。 歯医者さんからの帰り道、ずっと診ていた心身症の患者さんと出会いました。 ご挨拶して・・・患者さんのひとことに、やっぱり・・・凹みました。 そのひとこととは「(医院がなくなって)不便で仕方ありませんわ」 そうなのです。 うちに来られていた患者さんたちのほとんどが「近くで便利だから」でした。 風邪なら、それもそうでしょう、と笑ってスルーできますが、生活習慣病も、こころの病気も、整形外科の病気も・・・「近くで便利だから」 もっと言えば「(単に)近くだから」の繋がりがここ数年、特に目立ってきていました。 そんな希薄な繋がりだから、フッと来なくなる患者さんも多くなっていました。そしてまた、フッとやって来る・・・やっぱり「近くで便利だから」 儲かる医者になりきっていれば、そんなことなど気にせずに、どんどん集客すればいいだけなのですが・・・ひとりひとりの患者さんにガチでぶつかっていくのがポリシーな私には、「近くて便利だから」はボディーブローのようにこころが凹んでいました。 火事の炎と共に、そんな口惜しさも忘れてしまっていましたが、今日、そうだったんだなぁ、と思い出しました。 もちろん、私の治療を求めて、遠くから通って下さっていた患者さんたちもおられます。 そんな患者さんたちには、こころから感謝しています。 外来診療をしていて、そんな患者さんを診ている時が一番楽しく充実していた、と思います。 でも、そんな患者さんは全体の1/20~1/30でした。 「近くで便利だから」の患者さんたちが悪いわけじゃありません。 老化も認知症もあるし、足腰がおぼつかなくなっていて、遠方まで通院するのはしんどいのも分かります。 だから「近くで便利だから」も大いに結構なのです・・・が、 その腕に惹かれて遠方から通院してくれる患者さんばかりの蓮風先生を間近に見ていると、やはりこころから憧れてしまいます。 西洋医学も東洋医学も精神医学もスピリチュアルケアも、そして鍼灸まで駆使して病気を多面的にとらえて最善の治療を行っているんだよ、という臨床35年の自負もあります。 18年間、診療してきた門真の地では、この腕は生かし切れないな、という想いが強くなってきた矢先の火事でした。 だから、良いお誘いの話をいただいても、門真で再度、開業する気持ちになれないのです。 これは、高槻の実家での開業の話も、何となくモチベーションが上がってこない理由でもあります。 門真と高槻では、それなりに人となりが違っていますが(これは謡いのお稽古で豊中の人たちを観ていても実感できます)、大阪という大きな目で見れば・・・漠然とした不安を払拭することは出来ません。 だからといって、田舎に行ったって同じだよ、日本中どこも同じだよ、とも思うところが、今、抱えている大きな迷いでもあります。 そんなもの、腕を磨いて、どんどん治してあげれば、自然に口コミで患者さんが来るようになるよ!・・・でもないこともこれまでしっかりと実感しています。 例えば、光の前世療法で、先日も「10年前に受けて、謎の低体温症が治ってしまいました」という方がおられました。 これって、すごいこと!だと思うのですが、だからといって「前世療法で低体温症を治してください」という患者さんはこの10年でひとりも来られませんでした。 口コミを育てるには、どんどんと前世療法で「こんな病気が治りました!」「こんなに幸せになりました!」と宣伝しなくてはいけないとは思うのですが・・・ダメですねぇ、できてなかったことです。 治って当たり前だと思うし、そんな当たり前のことを誇らしげに騒ぎ立てるのって、どうかしらむ? なんて思っていたけど、せっかく神さまが与えてくれた大チャンスなのだから、元々のラテン系大阪人気質をフルパワーに発揮して、これからはもっともっと「こんな難病も治りましたで!」「こんなに幸せになりはりましたで!」と、まるで ええじゃないか のように笑いながら賑々しく腕前をアピールしていっても ええじゃないか! と思ったのでした。 前世物語 美子レポート     心の祝福の鐘  昔々、「青い月」という名のインディアンがいました。シャーディーマーといいます。たくましい腕をしたファドーとエメラルドの目をした男の子と幸せに暮らしていました。  ファドーが奏でる弦の調べにあわせて彼女は歌います。丘の上で喜びに満ちた風が踊りだします。二人は風と木と自然に感謝しました。宇宙の営みが世界を包みます。  ある時、ファドーは死にました。獲物と「愛しているよ」の言葉を残して・・・。  シャーディーマーは泣き続けました。 「またどこかで一緒になりたいよ。また唄を歌いたいよ・・・」  悲しみが腸を腐らせます。彼女も腹痛で死にました。  遺された子供がさびしそうに立ちつくしています。  シャーディーマーは気づきました。 「ファドーが死んでただ悲しかった。悲しみが深過ぎました。そして、あの子のことまで考えられなくなってしまって・・・あの子がかわいそうです。自分を見失っていました」  彼女は決心しました。 「もう一度ファドーと出会って、一緒にあの子の面倒をみたいのです。ファドーにはもっと自由に音楽が作れるようにしてあげて、あの子と一緒に夫のすてきな音楽を楽しみたいのです」  とても優しい言葉をかけてくださる方が迎えに来られました。先生はシャーディーマーの魂を高みへと導きました。 「あなたは上へ上へと、高く高くあがります。高くあがったところからシャーディーマーさんの人生を見て、何か気がつくことはありますか?」 「ファドーにこだわりすぎていました。夫が好きだってことが私の全てでした。自分の家族よりもそっちにばかり気持ちがいってしまって、みんなで生きていることを忘れていました」  先生はもっと高みへと導きました。 「もっともっと高く高く、どんどんあがります。高く高くあがったところからシャーディーマーさんの人生と、今のあなたの人生を平行に並べて見て、何か気がつくことはありますか?」  「今もファドーと一緒にいますが、やはり家族のことがおろそかになっていますから、今の家族を大事にしなくてはいけません。男女の感情だけではなく、もっと広い心で音楽を作っていくのを助けてあげなくてはいけません。自分の感情だけにとらわれてはいけません。男女の感情だけが大事なのではなく・・・もっと人は大きなものです、ひとつだから・・・・・」  先生は更に高みへと導きます。シャーディーマーの魂は光の中へと昇りました。 「光の中はどんな感じですか?」 「とても気持ちいいです」  先生は光の中心へと導きます。彼女の魂が答えました。 「光のドアがあります。開けると、宇宙があります」 「その宇宙に出ると、どうなりますか?」 「宇宙の中にいます」 「その宇宙全体に聞いてください。私の今回の人生の目的は何ですか?」  宇宙の中からメッセージが浮かんできました。 「自由になること・・・。自分を自由に表現することです。解放して・・・とらわれていることが多かったから」 「それはどういうことですか?」 「自分の気持ちを制限なく言葉にして、表現して、それを人に聞いてもらいなさい」 「私に出来ますか?」 「出来ます」 「その力はどこにあるのですか?」 「心の中です」 「それを見せてください」  彼女はフッと大きな息を吸い込みました。 「大きな鐘が見えます」 「私はこの鐘を十分使っていますか?」 「まだ良い音を出していません」

2015年1月13日火曜日

おはようさん 2015.1.13.

今日は火事以降の医院の帳簿付けがメインのお仕事でした。 いつもなら2時間で終わる会計仕事ですが、今回は全く違った内容なので半日かかってしまいました(^^ゞ 手提げ金庫の中の現金も何だか???だったけど、まぁ、火事後いろいろあったので正直、よくわかりません。 夜は関西医大脳外科時代の先輩が「励ます会」をして下さいました。 この先輩は民間病院の副院長となって20年だとか・・・このまま勤務医で終わるよ、って言いながら、幸せの言霊があふれ出ていました。 今はけっこう悠々自適に勤務医を楽しんでおられるお話を聞きながら・・・先輩のこれからに幸多かれ!と心から願いました。 私がこれから進む道のことも、ちゃんと分かってくれて、あたたかく見守って下さいます。 うれしいですね。 そう、見習わなくちゃ。 美味しい懐石料理をごちそうになりながら、いろんなお話をうかがいました。 孫ができて、奥さんと旅行に行って、庭で盆栽を育てて、時々は講演会でしゃべって・・・ もちろん心配事や辛いこともあるのですが、それでも今を楽しんでおられる姿がとても幸せそうでした。 人の幸せそうな姿を見るのはいいですね。 こちらまで幸せになれます。 20代の若い脳外科医時代・・・あの頃の脳外科医はグリーンベレーだと言われていました。 派遣病院の限られた検査器械と手術道具で臨機応変に即座に治療することが求められていた脳外科の創生期でした。 まるで戦争のような日々を生き抜いてきたので・・・先輩とは戦友でもあります。 今、互いに還暦近くになり、あの頃、必死でがんばってきたからこそ、今のおだやかな幸せを喜び、互いのこれからが幸多かれ!と心から願うことができるのですね。 前世物語 「今回の人生で自分を愛することができた、未来の私の姿をちょっと見せてください」 「家族と車に乗って旅行に行ってます。五十歳くらいになっています。ものすごく楽しそうです。家族も楽しそうです」 「その楽しそうな未来のあなたに、今のうつ状態について何かアドバイスをもらってください」 「むずかしく考えるのはやめなさい。楽しみなさい。家族と共にいる時に楽しみをよく味わいなさい」 「未来のあなたとしっかりと握手します。どんな感じがしますか?」 「愛情が伝わってきます」 「今の私に出来るかなぁ?」 「絶対にできます、見守ってくれる人がいるから絶対できる、と言ってます」 「あなたも応援してくれますか?」 「みんな応援してくれてる、って言ってます」 「また暗い気分になったら、どうすればいいのですか?」 「いつも自分を愛していなさい。自分を守ってくれている人を感じていなさい。家族を愛しなさい。その愛情を味わいなさい。そうすれば暗い状況からすぐに回復します」 「もう一度光の中に戻って、そして何かアドバイスをください、と聞いてください」 「とにかく自分を愛しなさい。それが原点です」 「うつ病になったのも順調ですか?」 「予定通りといってます」 「このうつ病は治りますか?」 「治ると言っています」 「これからも辛い時、あなたのところに戻って来てもいいですか?」 「かまわない、と言っています」  この症例は先の「しのさん」の症例の裏返しにあたります。キーワードは愛です。「自分を大切にできない理由は現世の欲望にとらわれすぎているから」と裕福な人生の裏返しを見せてくれました。人生を楽しむとは現世の欲望を満たすことではない、ということをはっきりと示してくれた人生でした。  今回の人生の目的は「愛」であり、具体的には「自分のまわりにいる人たち、家族を愛しなさい。となりの人を愛しなさい。自分を愛しなさい・・・なにより自分を愛しなさい。そうするとあなたの家族も隣人も愛せるようになります」と優しく諭してくれました。キリストをはじめ、大勢の人たちが何度も何度も言い続けている真理です。 「どうやったら自分を愛せるのですか?」 「あなたは光の子です。そのことをいつも思っていなさい」  これも宗教、宗派を越えた宇宙の真理です。すべての宗教、宗派の開祖や中興の祖は、きっとこの宇宙の真理に触れたのでしょう。そしてこの真理をすべての人々に伝えようと、体現してもらおうと、その時代時代に最適な方法を考え尽くしたのです。現世の欲望にとらわれている人々に簡単明瞭な方法はないか・・・開祖たちの魂の叫び声が聞こえてくるようだ、と先生は言いました。念仏、マントラ、呪文、唱和、賛美歌などの瞑想系。経文、聖書、絵画、音楽などの教義系、巡礼、踊り、座禅、ヨガ、五体投地などの肉体系。秘薬、麻薬などによる薬物系。それぞれを組み合わせて何とか人々をこの「愛」 に導こうとしてきた、先人たちの凄まじい想念のエネルギーを感じる、と先生は言います。この先人たち想念の嵐に奥山君の人生は飲み込まれてしまったのかもしれません。彼は今、開祖たちが歩いてきた道を辿りながら、彼らの想念のエネルギーを統合しているのかもしれません。そんな彼と再会した私の人生もますます面白くなってくるようです。  この症例では、うつ病の原因についても光に尋ねました。うつ病の原因を光は「あなたがあなた自身を愛していなかったから」だと言い切りました。うつ病の原因が全てこうだとは言えません。この症例ではこう答えが返ってきただけなのかもしれません。しかし、うつ病の癒し方を光はこのように言っています。 「あなたは光の子です。そのことをいつも思っていなさい」 「いつも自分を愛していなさい。自分を守ってくれている人を感じていなさい。家族を愛しなさい。その愛情を味わいなさい。そうすれば暗い状況からすぐに回復します」  この言葉はうつ病の方々に共通する癒しの言葉のようだね、と先生も言っています。私は全ての心の病の方々に必要な癒し言葉だと思いました。  心の病の方は心を固く閉ざしていることがあります。癒しの言葉にもなかなか耳を傾けてはくれません。強く拒絶されることだってあります。例え罵詈雑言を浴びせかけられても、お念仏のように、ただひたすらに、この癒し言葉を誰かが唱えてあげたら、いつかきっと心が開く時がやって来るのです。そして、この癒し言葉を心の病の方に唱え続けた人は、心の病の方を鏡として自らの姿を見ることが出来ます。自分の存在を実感することが出来るのです。その心は自信に満ちて輝きを増していきます。「あなたは光の子です。守られていますよ」と唱え続けてあげましょう。心の病の方のために、そして自分の愛を育むためにも。

2015年1月12日月曜日

おはようさん 2015.1.12.

今日は成人の日でしたね。 それを忘れて、成人式の会場の和室で光の前世療法個人ワークをしてしまって・・・ でも、過去生に降りるところで成人式が始まって静かになったり、後半の肝心なところでもロビーで騒いでいた新成人諸君たちは解散させられて静かになったりで、ちゃんと光さんが連れてきた方は、ちゃんとうまくいくようになってるんだ、と改めて確信しました。 光さんは確かにこの方にはこの言葉が今、一番大切だなと思える「信じる」という言葉をいろいろな形で授けてくれました。 たったひとことの「信じる」という言葉で、明日からの人生が善き方へと変わっていくのです。 その価値がわかる人を光さんは私のところへ誘って来てくれます。 古代ギリシャの神託に始まり、歴史を変えた数々の勇者たちが天から授かってきた神託たちも、そんなたったひとことだったと思います。 迷ったり、凹んだり、あきらめかけたり・・・誰でも辛くてしんどい時ってあります。 そんな時、光さんからのひとことが魂を元気にしてくれます。 今日もワークもそんな明るい未来が見えてくる、きっと大丈夫だ、と信じています。 今日の方は10年前に私のワークを受けられたそうです。 それまでどうしても治らなかった低体温症が、過去生で死ぬ体験をしてから、きれいさっぱりに!治ってしまったそうです。 うれしいですね、こういう報告は。 今だったら、鍼と漢方で治そうとするでしょうが、それでも治らない時には、過去生を見るのも効果的なのですね。 昨日は京都観世会館の今年初めての観世能でした。 年頭は恒例の能「翁」です。 今年は「翁」も狂言方の三番三が入ったコンプリート版でした。 更に「翁」に引き続き、そのまま能「高砂」に続くという超弩級コンプリート版でした。 翁を舞うのは観世流家元。囃子方も最高の面々、地謡方も凛として一分の隙もない完璧な作品に仕上がっていました。 「翁」の笛一声から小鼓の音に誘われて、たちまち意識は幽玄の世界へ。 舞台が謡いの言霊でどんどん浄化されていきます。 家元が白翁面を着けると・・・時空間の呪縛さえ解き放たれた大宇宙に舞う光さんそのものに見えます。 天下泰平 国土安穏  「翁」には弥生大和民の天子礼賛の言葉よりも、縄文民の天地自然への感謝の言霊の方が私には強く感じられます。 三番三の黒翁面が演じる動物や森や海川との荒々しい命のやりとりの有様と農耕の面白き仕草も、弥生土器よりも縄文土器ぽい生命エネルギーに満ちあふれた舞に見えます。 「翁」はラスコーの洞窟で謡い踊る古人たちと時空間を超越して、意識がひとつに繋がる不思議な体験に導いてくれます。 だからこそ、「千秋萬歳の喜びの舞」なのですね。 前世物語  先生はさらに彼の魂を高みへと導きます。 「もっともっと、どんどん高く高くあがりますよ。その高いところからリチャードさんの人生と、今のあなたの人生を平行に並べて見ます。そして何か気がつくことはありますか?」 「私の人生においてもお金を盗んだりはしませんでしたが、非常に金使いが荒くなっています。それはリチャードの失敗を繰り返しているように思います。その失敗を今、止めないと、私の人生はまた失敗に終わってしまいます・・・。愛です。愛が必要です」 「リチャードの人生で、その愛をつかむチャンスはありましたか?」 「小さい頃にはありました」 「リチャードはそれをつかめましたか?」 「都会の生活に憧れていたから、つかめませんでした」 「リチャードがつかめたはずの愛は誰との愛ですか?」 「家族との愛です」 「今のあなたの人生に愛をつかむチャンスはありますか?」 「まだ間に合います。これから愛をつかむことが出来ます」  先生は魂を光へと導きます。 「その場所から上を見ると、どうなっていますか?」 「光り輝いています」 「その光の中に吸い込まれますよ。そこはどんな感じですか?」 「気持ちいいです」 「そこに誰かいますか?」 「わかりません。でもすごく気持ちいいです。信じられない・・・」 「光に向かって聞いてください。自分を大切にできない理由は何ですか?」 「現世の欲望にとらわれすぎているからです」 「今回の人生の目的は何ですか?」 「愛です」 「それはどんな愛ですか? 具体的に教えてください」 「自分のまわりにいる人たち、家族を愛しなさい。となりの人を愛しなさい。自分を愛しなさい・・・なにより自分を愛しなさい。そうするとあなたの家族も隣人も愛せるようになります」 「今のうつ病の原因は何ですか?」 「人との関係ではなく、あなたがあなた自身を愛していなかったからです。要は自分の問題なのです。 自分が自分を愛していなかったから、うつ病になりました」  「どうやったら自分を愛せるのですか?」 「あなたは光の子です。そのことをいつも思っていなさい」 「私はなぜ何度も生まれ変わってるのですか?」 「愛について学ぶためです」 「人間は何のために生きているのですか?」 「愛です。愛がすべてです」 「素晴らしい人生を送るためには、どうしたらいいのですか?」 「自分を愛しなさい。そして自分のまわりの人を同じように愛しなさい」 「今の私の人生はここまで順調ですか?」 「シナリオ通りにきています」 「そのシナリオを決めたのは誰ですか?」 「光の中の偉い人です。そして光の中で、いつも私を見守ってくれている人がいます。この世で前と同じ失敗をしないように見守ってくれている人がいます」 「その偉い人を私は知っていますか?」 「知ってます」 「その人に会わせてもらえませんか?」 「今はまだ、その時が来ていないのでダメだそうです」  彼は残念そうに答えました。先生は未来へのアンカーを打ちました。

2015年1月11日日曜日

おはようさん 2015.1.11.

昨日は、松尾スズキ作・演出の「キレイ  神様と待ち合わせした女」を観に行ってきました。 終わったのが夜の10時すぎ・・・ごめんなさい、ブログは書けませんでした。 松尾スズキの演出作品は、とてもシュールで歯切れがよくて・・・まるでダリやピカソの絵のようです。 何とでも解釈できる・・・自分の好き勝手に解釈できます。 自分の信条、知識、思考パターン、精神状態、スピリチュアルな覚醒度などなど、ありとあらゆるものを使って、勝手に解釈してちょうだい・・・ある意味、今は絶滅してしまった前衛作品、アングロ作品と呼べるかもしれません。 そして、この自由に解釈できることが、自意識の下に潜んでいるあるがままの自分自身を表にさらしてしまうことにもなるのですが・・・終了後の帰り道、聞こえてくる数々の感想からは、誰もそこのところは気づいていませんでしたね。 最近の映画も、イケメン俳優たちが客寄せパンダな演劇も、一緒に観に行った人の知恵と「本質」がバレバレになってしまう心配はありませんが、松尾スズキさんと蜷川幸雄さんの本気の作品は、己をさらけ出す覚悟で観に行く覚悟が必要です。 この「キレイ」で私が面白かったのは、過去と今と未来が実は今の連続体だ、という時空理論の上に物語が積み重ねられていたことでした。 そしてもうひとつ、過去から未来への時間の流れと共に、未来から過去への時間の流れがあるという逆時間の法則も観念的に描かれていたことでした。 過去が変われば、未来も変わる。 未来が変われば、過去も変わる。 でも、どちらも今は今のまま・・・あえて言うなら、今は変わらない? のではなく、今は絶えず変化し続けているからこそ「今」なのだ。 今が変わらなくなると、過去にも未来にも飲み込まれてしまう。今が今でなくなる。 こういうことが時間の法則と逆時間の法則なのです。 この時間の面白さを分かってもらおうと松尾スズキさんは四苦八苦して、結局、3時間半の長丁場になってしまっていたけど、観客がこの時間のパラドックスがわかっているものとして 編集したら、2時間ちょいくらいのもっとスピーディで奇想天外でCOOLな作品になっていたでしょう。 もう少しわかりやすく言うと・・・ 「医院が火事で全壊した」は過去が変化したことになります。 当然、未来も大きく変化しているはずです。 では、なぜ「医院が火事で全壊した」過去が起こったのか? それは、未来に大きな変化が生じたから、必然的に過去が変化せざるを得なかったわけです。 では、その未来の大きな変化とは何か? 私が病気や事故で死んじゃう・・・いや、ちがうなぁ 大震災や戦争が起こる・・・う~ん、ちょっとちがうなぁ その何か?を今、ジタバタと模索しているわけです。 そして、今のジタバタ模索こそが、未来の創造であるわけです。 生きがいの創造って、この未来の創造でもあるわけです。 今、何をジタバタすればいいのかわからない? な人たちには、昔からいろんな偉人たちが言ってますよね。 「夢を追いかけろ!」って。 去年初めから、世の中って言うようりも、この宇宙全体が「今を生きる」ことを強く強く求めるように変わってきています。 未来を見つめて、今、やるべきことをやる=動け!っていうメッセージがいたるところから出てきています。 ストリートミュージックをする・何かを学ぶ・何かを始める・どこかに行く 捨てることが流行っていたけど、あれは過去を断ち切るってこと。 もうこれからは過去を断ち切っている時間も惜しんで、未来に向かって動き出さなきゃいけなくなっているのです。 夢を追いかけるのは、頭の中でもできます。 今までどおりの仕事や日常生活をしながらでも、すぐに「夢を追いかける」ことはできます。 自分の夢をイメージしていく。 どんどん具体的にイメージしていく。 具体的にイメージしきれれば、今、やるべきことが見えてきます。 それを日常生活や仕事の中に取り入れていけば大丈夫です。 今年は、ジタバタしてもいいのです。 ジタバタは今を生きている証です。 動いているからジタバタしちゃうのですから、それでいいのです。 さぁ、今年はどんどんジタバタしていきましょう。 そして、夢を追いかけましょう! 前世物語 美子ノート     うつ病  昔々、北アメリカに、リチャードという少年がいました。彼の家は農家です。彼はお父さんの手伝いをしていました。  十八歳の時、リチャードは家出します。 「オレはお金持ちになりたいんだ」  彼はどこかの町のバーテンダーをしていました。ある時、リチャードは店のお金を盗みました。 「オレは生活が苦しいから、お金が欲しいんだ」  彼はいろいろな町を放浪しました。どこに行ってもお金を盗みます。 「悪いとは思うけど生活のためだから仕方ないんだ。とにかくお金が欲しいんだ」  リチャードは心の奥では悔やんでいました。 「家出すべきではなかった。もっと家族と一緒に過ごして堅実な生活を送るべきだった。若さにまかせて家出をしたばっかりに、お金を盗んだり、悪いことばかりするようになってしまった。そのまま自分の人生がどんどん落ちていってしまった」  二十七歳のリチャードは草原を逃げています。たくさんの人々が彼を追いかけてきます。 「逃げないと殺される」  しかし彼は捕まりました。 「もうダメだ」  彼は手荒く押し倒されてピストルで心臓を撃ち抜かれました。  先生は彼に尋ねました。 「その後、あなたはどうなりましたか?」 「目が醒めました。死んだと思ったのに何で生きてるのだろう、と思っています」 「ピストルで撃ち抜かれた時、どうでしたか?」 「もう痛みも何もなかったです」 「相手はあなたを撃ち殺す前に何か言いました?」 「Son of a bitch!」 「そして身体を離れましたか?」 「はい」 「下を見てください。死体が見えますか?」 「追いかけてきた人たちが私のお金を取り上げて戻っていきました」 「そのリチャードの死体を見て、あなたは何を思いますか?」 「やはり堅実に農業をやっておくべきだった、と。なぜ家出をしたのか・・・」 「身体を離れた時に何か決心したことはありませんか?」 「大切なのはお金ではありません。愛情なんです。物にとらわれるのではなくって、もっと愛を持って生きていく人間にならないといけません」 「では上にあがって行きましょう。どんどん高く高くあがっていきます。そしてリチャードさんが死んだ時、家族は何をしていましたか?」 「お父さん、お母さんは年老いていますが、お父さんはまだ働いています。妹はひとりで家の手伝いをしています」 「家族に何かメッセージはありますか?」 「勝手なことをしてしまって申し訳なかったということです・・・」  先生はリチャードの魂を高みへと導きます。 「そのまま高く高くあがりますよ。その高い場所からリチャードの人生を見て、そして何か気がつくこ とはありますか?」 「お金ではないのです。愛です」

2015年1月9日金曜日

おはようさん 2015.1.9.

今日はダイハツのコペンの購入契約をしてきました。 8年乗ったワーゲン君ですが、去年秋からクラッチ系統に致命的な故障症状が現れていて、このままだといつ突然停車してしまうかわからない状況でしたので、とっても愛着のあったワーゲン君でしたがサヨウナラを決心した次第です。 ワーゲン君との思い出はたくさんあります。 ワーゲン君が来た頃は、トリシアやゲリーさんに来て頂いてセミナーを大々的に主催していた時期でした。 ゲリーさんたちを乗せてホテルまで走ったり、トリシアの荷物を積んでセミナー会場に行ったり・・・ 守口市民会館で行ったクリスマス会に目一杯の荷物を積んで行ったこともありました。 養老の船戸クリニックにも何度もワーゲン君はお邪魔しました。 オープンカーなので、結構、いろいろな荷物をしっかり詰めましたね。 講演会の時はスピーカーやアンプなどを後部座席に放り込んで・・・頼もしかったですよ。 ワンコがいた頃も楽しい思い出です。 あのワンコ、両前足をドアにかけて、ええ調子で箱乗りするもんやから2度ほど、落ちよったわ(^^ゞ 懲りんヤツでしたわ。 そのワンコと和歌山までカヌーに乗りに行ったこともありました。 仔犬の時から車に慣れさせていたので、停滞しても車酔いせず・・・帰りは海で疲れてグースカ寝てましたね。 オープンで走るのが大好きなワンコでした。 ワーゲン君もかなりひっかき傷をつけられていたけど、全然、怒っていなかったなぁ。 アホなワンコと一緒に風の中を走るのが大好きな車でした。 出雲には何度も行きましたね。 お正月や二月の雪の中も、5月の新緑の季節も、真夏のギンギラギンの太陽の下も、秋の爽やかな季節にも・・・ずっとワーゲン君と一緒に旅してました。 新雪でどこが道だかわからなくなった一畑薬師さんの山道をそろりそろりと登っていったことも、 八重垣神社さんで「かわいい車」ってかわい娘ちゃんたちに写真を撮られたことも、 大山寺からの帰り道に後部ガラスが突然ガバッとはずれて、濡れながら帰ってきたことも、 大雪で米子道が閉鎖になって、仕方なく雪の峠道を大型トラックにはさまれながら走ったこともありました・・・ ワーゲン君が、出雲は我が第二の故郷にしてくれたのですね。 高知に行ったことも、道後温泉に行ったこともありましたよ。 医院の駐車場に黄色の丸い車がいないと寂しいって言ってくれてた患者さんたちもいましたね。 ワーゲン君のファンですね(*^^)v まんまるワーゲン君には、うれしい&楽しい思い出がいっぱい詰まっています。 ありがとう! 黄色のワーゲン君!(*⌒▽⌒*) ワーゲン君の故障は医院の火事の前からだったけど、やっぱりこれも私の人生の大転機のひとつの兆しだと思っています。 何から何まで、古きものは去って、新しきものが訪れます。 去っていくものには、気持ちよく 楽しかった うれしかった ありがとう!と言いたいから、 ワーゲン君にはあと2ヶ月、がんばってもらいましょう。 次の車を今日、契約してきました。 ダイハツのコペンです。 軽自動車だけど、やっぱりオープンカーです。 そして、やっぱり黄色です。 今度はほとんど荷物を積めませんが、もうスピーカーを積んだりすることはないと思うから大丈夫でしょう。 定員もふたり・・・神さまと同行二人でこれからの人生、がんばっていきましょう。 カメラにしても車にしても、本当に善き思い出が積み重なっていきますね。 さぁ、今度はコペン君とどんな善き思い出が創れるかしらね。 お楽しみに! 前世物語  先生は光に頼みました。 「今回の人生の目的をクリアーできた、未来の私の姿をちょっと見せてください」  輝く光の中にヴィジョンが見えてきます。 「笑っています。四十歳くらいです。自分の家にいます。家族、夫と男の子と女の子がいます。とても幸せそうです」  未来の家族に尋ねました。 「私に何かアドバイスをください」 「笑ってなさい。そして何でもやってみるのです」 「失敗したことないのですか?」 「したよ、って言っています」 「私はその失敗が恐いの、って聞いたら?」 「失敗した後に笑った、って言っています」 「私にも出来ますか?」  「笑っています」  先生は夫に聞きました。 「私に何かアドバイスをください」 「笑顔だよ、って言っています」 「未来の私を愛してくれてるの? どこが気に入ったの?」  未来の夫が答えました。 「負けないところだよ」  先生は恥ずかしそうに笑ってる未来の子どもたちにも聞きました。 「なぜ私をお母さんに選んだの?」  未来の子どもたちが答えました。 「楽しそうだったからだよ」  先生はみんなに尋ねました。 「私をこれからも応援してくれますか?」 「はい」 「みんなを抱きしめるとどんな感じですか?」 「あたたかい・・・」  先生は光に聞きました。 「今回の人生はここまで順調ですか?」 「はい」 「あなたも私を応援してくれますか?」 「はい」  この症例も、先の裕福な「しの」さんの症例に共通する点が見られます。キーワードは『笑顔』です。自分を信じるためには笑顔が大切だ、泣いてばかりじゃなくって笑っていなさい、と光は諭します。その笑顔の秘訣は? と光に尋ねると、「相手のことも信じるのです。あなたが信じたら信じた分だけ、ちゃんと返してくれますから」と答えてくれました。 「ここまでいろいろと見てきて気づくことは、愛する、信じる、許す、楽しむための具体的なツールは『笑顔』のようだね。笑顔は人間に与えられた特徴であって、他の動物は笑顔を作る顔面筋が発達していないんだよ。ある意味、笑顔は二元性の世界を独りで背負って歩んでいく人間に下された杖なのかもしれないね。笑顔で二元性を乗り越えろ、という神さまのメッセージなのかもしれないよ。  そして笑顔を本物にするには、相手を愛し、信じ、許し、楽しんでいるのを認めることが必要なのはわかるし、それは宇宙の真理だと言っても構わないけれど、なかなかそこまでは行き着かないんだよね。  前にも言ったけど、ともかく作り笑顔から始めてみようよ。作り笑いを続けるだけでも、自分を愛し、信じ、許し、自分の人生を楽しむということがどういうことなのか、次第にわかってくると思うんだ。答えは一つじゃないからね。どこからでもいいから自分自身の光に目を向けるんだよ。ポジティブな光に目が慣れてくれば、いつか余裕を持って自分の闇を見つめることが出来るからね。  自分を信じれないと自分の闇を見るのはとても不安だよ。人生を楽しむにはスパイスのような闇の味つけが必要なんだけど、自分の中に闇が存在することが許せないと、人生も気ないものになってしまうんだ。何より闇を持った自分を許せないと自分を愛せないからね。自分の光も闇も許して、ありのままの自分を愛することが出来た時、笑顔は本物になるんだよ。だって、もう自分と同じように人も愛せるようになっているからね。  愛すること、信じること、許すこと、楽しむことは無理矢理作ることは出来ないけれど、笑顔は作ることが出来るからね。『笑顔』はとても大切なツールなんだよ」  先生はこうコメントしてくれました。  今を楽しめないのも、何をすればよいのかわからないのも、同じことなのです。失敗を恐れないで勇気を持って歩み始めましょう。そう、笑顔を忘れずにね。

2015年1月8日木曜日

おはようさん 2015.1.8.

今日は午前中はまたしても書類書きをして、午後は今年初めての藤本漢祥院での鍼治療でした。 1月になったら、やることなくなってどうしましょう・・・なんて内心心配していたけど、いやはや毎日、TO DO があって忙しくしています。 蓮風先生から「診察で忙しいのと違って、書類書いたりばかりの仕事は疲れるでしょう」とお気遣いいただきましたが、ほんまにその通りです。 今日の蓮風先生の鍼は、左の外関と筋縮(GV8)へ。ブログで風邪が長引いていることを書いていたので外関の鍼もしていただけました。 鍼をしていただくと、確かに潜んでいた寒邪が表に浮いてくるのがわかりました。 筋縮は正しく心身のストレス 充満の私にピッタリです。 これで明日はゆるゆるスッキリしていることでしょう。 これからの私の10年、20年を賭けたもうひと仕事を思うとき、 経験を積んできた西洋医学や精神医学はもちろんのこと、 中医学も日本漢方も臨機応変に使える漢方医として、 そして鍼灸も刺絡も、これからの大仕事に役立ってくれると信じています。 光の前世療法で光との対話を続けてきたからこそ、生と死が何たるものかがわかってきて、向き合っていく勇気と自信が持てるようになりました。これもこれからの大仕事にとても役立ってくれます。 今のこの静かな日々は、それらが最後の最後に熟成していくために必要不可欠な時なのかもしれません。 我欲など・・・もうどうでもよくなって、 ただただ、新しき世のため、新しき人のために、新しき道を切り開いていくことだけが見えています。 そのためにこの身を守らなくちゃいけないので、蓮風先生の鍼を受けています。 天命成就する日まで、元気に生きていこうと思っています。 前世物語 美子ノート    笑顔  昔々、ある湖のほとりに、きれいな茶色の髪の女の人がいました。ケイと言います。彼女の家族は楽しい家族でした。父も母も弟もみんなよく笑います。ケイの恋人も一緒によく笑いました。とても幸せなひと時でした。  二十六歳の時、伝染病が町を襲いました。父が、母が、弟が、そして恋人までも死んでいきました。ケイは思いました。 「なぜ一人だけ残ったのだろう」  それからの日々、彼女は湖のほとりで毎日泣いていました。  時が過ぎ、ケイは小さな学校の先生をしていました。あの病で残された子供たちを教えています。彼女は学校の横に一人で住んでいました。いつも独りぼっちでした。  いつしかケイは年をとりました。病院のベッドに寝ています。老衰でした。彼女は死の床で思いました。 「みんなにやっと会えるなぁ」  彼女は人生を振り返り微笑みました。 「みんなで力を合わせてがんばろう、なんて言っちゃったから立ち直れたんだね。親を亡くした子供た ちがいたからがんばらなくっちゃ、ってね・・・。でも本当はもっと自分の好きな人たちと一緒にいた かったなぁ」  そしてケイは死にました。頬が緩んでホッとした表情でした。  先生はケイの魂に聞きました。 「死んだ時に何か決心したことはありますか?」 「毎日、優しくしてればよかったなぁ。次はもっと優しくなろう、と決めました」  先生は彼女の魂を高みへと導きました。そしてケイの人生を振り返りました。 「笑い、そう、笑顔が元気のもとだったのです。みんなが笑えるような笑顔です」  先生はもっと高みへと導きました。そしてケイの人生と、今生きている人生を見比べてみるように促しました。肉体の主が答えました。 「失うのが恐いのです」  先生はさらに高みへと導きます。そこには気持ちのいい光がありました。中心が特に明るく輝いています。先生は光に尋ねました。 「今回の私の人生の目的は何ですか?」 「信じることです。まず自分を信じることです」と光が答えました。 「そのためにはどうしたらいいのですか?」 「笑顔です。泣いてばかりじゃなくって笑っていなさい」 「どうしたらそれが出来ますか?」 「相手のことも信じるのです」  先生が聞きました。 「でもなかなかそれが出来ないのですが?」 「あなたが信じたら信じた分だけ、ちゃんと返してくれますから」 「なぜ私はこんなに泣いてばかりなのですか?」 「自信がないからです」  先生は尋ねました。 「何をすれば良いのかわからない原因は何ですか?」 「私は・・・失うことと言うか、失敗が恐くて、やる前にあきらめていました」 「素直に自分の気持ちが言えない理由は何ですか?」 「怖がっているからです」 「これから私はどうしたらいいのですか?」  明るい光が教えてくれました。 「怖がらずに自分の気持ちを出してみなさい」 「私、幸せになれますか?」 「笑ってる・・・」

2015年1月7日水曜日

おはようさん 2015.1.7.

今日は朝から「光の前世療法」個人ワークをする場所を決めるために、いろいろと奔走しました。 がんばったからかな? どこの施設も気持ちよく手配ができました。 やっぱりお互いに気持ちいいと、物事はスムーズに運びますね。 おかげさまで、昨日、医院と光の前世療法のHPを更新したばかりなのに、もう2件もご予約をいただきました。 うれしいですねぇ ありがたいです 感謝&感謝です\(^^@)/ 脳外科の先輩ドクターと同級生たちが「励ます会」をするぞ!って電話もいただきました。 うちでバイトするか? って心配して声をかけてくれた先輩もいて・・・とってもうれしいです。 歯医者さんに行って、例のトンデモ話をしたら、手も震えながらのマジ怒り顔で応援してくれました。 歯医者さんも私も同じ開業医なので、零細経営者の気持ちはとってもよくわかりあえるのですね。 いつもはとても温厚な歯医者さんなのに、あそこまで怒りをあらわにしてくれるなんて・・・とっても勇気づけられました。うれしいです。ありがたいです。 今日は火事後ずっとお休みしていたので、久しぶりの謡いのお稽古でした。 火事後もずっと お風呂 de 羽衣 していたので、ええ調子で謡えました。 そして何より、うわさのナイスミドルたちの茶話会サロンに参加させていただきました。 私の火事体験からリアル空襲体験に話が広がったり・・・ナイスなお姉さまたちのワイワイ話にとても癒やされました。 お姉さまたちの優しさ、気づかいがうれしきて、とってもありがたかったです。 サロンもおひらきとなり、外へ出ると、ものすごい雨が降った後で・・・バイクはずぶ濡れでしたが、うまい具合に家まで濡れずに帰れました。 そう、もちろん神さまにも感謝しなくちゃネ。 今日一日、ずっと見守ってくれていたのを知っています。 いくつもいくつも幸せをくれたのを知っています。 何より今日もちゃんと生かされていました。 なんだか幸せをいただくだけだったような気もするけど、またいつか、みんなに幸せをおすそわけできる日も来るだろうから、今日は善き一日だった、これでいいのだ、と素直に感謝&感謝しています。 うれしいなぁ ありがたいなぁ 幸せだなぁ って思うのって、何でこんなに簡単なのでしょう。 朝から晩まで、どこにでもいっぱい転がっているし、まるで天使のようにまわりを飛びまわってくれていますから、GET!しちゃうなんて金魚すくいよりも簡単です。 うれしいなぁ ありがたいなぁ 幸せだな とひとつGETしちゃえば、数珠つなぎに笑顔&感謝&幸せがやってきます。 光の世界は、そんな笑顔と感謝と幸せがいっぱいの世界なのですね。 前世物語  先生はふわふわした玉にお願いしました。 「今回の人生の目的をクリアーできた、未来の私の姿をちょっとだけ見せてください」  すると優しい玉の中に何かが見えてきました。 「今の仕事を続けているみたいです。笑って喜んで仕事をしています」 「その未来のあなたに『何かアドバイスをください』って、お願いしましょう」 「悩むのはこれで終わりですよ。着実に力をつけているから大丈夫です」 「未来の私さん。あなたはもう取越し苦労をしませんか?」 「たまにしているみたいです」 「そういう時にはどうしているの?」 「前ほど深刻に考えたりしません」 「あなた、毎日楽しい?」 「楽しいそうです」 「結婚しましたか?」 「子供がいるみたいです。家庭も楽しいそうです」 「彼女と握手して・・・どんな感じですか?」 「力強いです」 「このエネルギーをわけてくれますか?」 「いいよ、って言ってます」 「彼女のエネルギーが身体のどこに流れ込んで来たように感じられますか?」 「全身です」 「優しい玉に『最後にメッセージをください』ってお願いします」 「世の中は自分の気持ち次第でどうにでもなります。だから人にもっと優しくしなさい。言葉なども、もっと積極的な言葉を使うと良いです。あなたの人生は大丈夫ですよ」  この症例は、とても裕福で幸せな人生にはそれなりの人生の価値がある、ということを示しています。あまりに悲惨な人生を経験した魂は休息の人生として裕福で幸せな人生をおくることがある、と報告して以来、裕福な人生=休息の人生、裕福な人生の価値=休息のみ、と思われている方々がおられます。でも裕福だからこそ、出来ることもあるのです。 「しのさんは損得勘定なしに、見返りを期待せずに、本当の気持ちから良いと思うことを人にしてあげていました。中傷なんかには毅然としていました。自分を信じていたから全然気にしなかったし怒りませんでした」  この中にいくつ裕福な人生を、裕福で価値のある人生に変えるキーポイントを見つけ出せますか?  今回の人生はここまで順調ですか? と尋ねると、ほとんどの場合「順調ですよ」と答えが返ってきます。しかしこの症例だけは「怠けています」と言われました。裕福な人生をまっとうするのはとても厳しいようです。裕福だと何でも手に入るし何でも出来ますから、つい「とにかく物事が過ぎればいいという感じ」で流された人生になりますが、裕福な価値ある人生を歩むには、「地に足をつけて自分をしっかり見て」生きないといけないのです。裕福で幸せに見えるだけに誰も助けてくれませんし、わかってもくれないでしょう。そんな心のイバラの道をひとり歩まなければなりません。  裕福な価値ある人生は、とにかくいつも人の役に立つことを心を忙しくして考え続けている人生なのでしょう。そしてこれは裕福な人生だけに当てはまる人生の価値ではありません。 「私は何もしないで取り越し苦労ばかりしています。何もしないから不安になるのは当然です」 「今この時に集中できないのは、失敗を恐れ過ぎて先を見ようとし過ぎているからです。少々の失敗は問題にはならないのに大袈裟に考え過ぎています」  このふたつの問題を抱えている方々が心療内科の患者さんの中にたくさんおられます。光の答えは「今を楽しむこと」です。具体的にはどうしたらいいか? を聞いても「とにかく笑顔を忘れないこと。もっと広い視野で物事を見ること」等の答えばかりが返ってきます。「今を楽しむこと、人生を楽しむこと」は、どうやらすべての人々に共通した行動・事柄で言い表せないことのようです。個人個人が自分の人生を見つめなおして、今、楽しんでいるか? を自問自答していかなくてはならないようです。そして「人生を楽しむこと」が、しのさんのように精神的に昇華できれば価値ある人生となるのです。

2015年1月6日火曜日

おはようさん 2015.1.6.

今日の大阪は雨・・・だからというわけではありませんが、朝から日が暮れるまでずっと医院のHPを更新していました。 ブログはこうして毎日、書いているのに、もう長い間、医院のHPは更新していなかったので、果たしてソフトが動いて、ちゃんとアップロードしてくれるか?が一番の心配でした。 結果は・・・案ずるより産むが易し・・・医院のHPはすんなりと更新できました。 やっぱり「類焼全壊にて医院は休止してます」を載せないとね。 午後からはもうひとつのHP「光の前世療法」の方の更新作業に入りましたが、こちらはリンクが入り乱れているので大変でした。 今回の医院休止で、前世療法ビデオやCD、練習用DVDなどの作成は困難になりましたので、そのページを消して・・・ 昔のグループワークの記事も消して・・・ リンクを貼り直したり・・・ いやはや 大事でした(^^ゞ そんな中で、今後の「光の前世療法」個人ワークをどうするのか? を決めました。 ここ数年の動向から・・・4時間ワークのみにします(3時間ワークのお申込みはほとんどなかったのと、あってもほとんどが当日までにキャンセルされる方々ばかりでしたので) 会場は門真ルミエールホールか守口エナジーホールの和室・茶室を使いたいと思っています。 さて、一番の悩み所の料金ですが・・・ 今の我が身は平日も土日もありませんので、どの曜日でも同じ料金にしたいと思います。 医院でやっていた時は、4時間ワークは8万円(税別)でした。 それを今年からは、4時間ワークは10万円(税込・施設料金込み)にしたいと思います。 時間帯は、午前10時~午後2時・午前11時~午後3時・正午~午後4時の中から選んで頂きます。 (だいたいどこの施設も午前9時~午後5時までなので) 以前からご夫婦おふたりで同日に受けたいというご希望がありましたので、同日おふたりの場合は、おひとり3時間半にして、午前9時半~午後4時半のダブルワークを行います。 この場合の料金もふたりぶん(20万円)になります。 4時間10万円が高いとお思いになられる方とはまだご縁が薄いということですし、ムリしてやっても、例え光さんからたくさんメッセージを受け取ってこられても、それを活かすことは難しいかもしれません。 うわぁ お得やわぁ。だってこんなに気づきのメッセージをもらってこれるんでしょう!という方々との善きご縁が深まることを願っています。 これまでもそうでしたが、個人ワークのある時はその前日からちょっとした精進潔斎を心がけてきました。 もちろん終わったその日は精神的にヘトヘトになっていますし、禅病のような状態が翌日に持ち越すこともしばしばです。 光の前世療法は一対一の真剣勝負です。 私は何を斬るかと言えば、患者さんの闇を斬るのが役目です。 闇を斬って、患者さんの光を大いなる光へと導くのが天命です。 これからはそんな一期一会をもっと楽しんでいきたいと思っています。 奥山医院HP   http://www.okuyama.or.jp 光の前世療法HP   http://www.okuyama.jp 前世物語 「では、それに向って聞いてください。今回の私の人生の目的は何ですか?」 「楽しむことです。勇気を持ちなさい。人に優しくしなさい。私は自分が思ってるほどバカじゃないから出来る、って言われました」  心が開いて啜り泣きながら続けます。 「今の仕事も落ち着いてきて、これからは時間に終われることもなく、充実した働きが出来るようになると思います」 「そうなるためには、どうしたらいいのですか?」 「自分がやりたいと思うものから軽い気持ちで始めなさい。あなたは弱くないから大丈夫です」 「今回の人生はここまで順調ですか?」 「怠けています」 「何をですか?」 「とにかく物事が過ぎればいい、という感じでいました。自分をしっかり見ていませんでした。もっと地に足をつけなくてはいけません。自分でわかるほど、ぐらついてはいけません」 「怠けてるからダメなのですか?」 「そんなことはありません」 「怠けてたことも役に立つのですか?」 「役に立ちます」  先生は更に尋ねました。 「『今』に集中出来ないのはなぜですか?」 「先を見ようとし過ぎています。失敗を恐れ過ぎています。少々の失敗は問題にはならないのに大袈裟に考え過ぎています」 「少々の失敗はいいのですか?」 「かまいません。そんなに大事にはならないですから」 「どうしたら『今』に集中出来ますか?」 「今を楽しむことです」 「どうしたらいいのか、具体的に教えてください」 「とにかく笑顔を忘れないことです。もっと広い視野で物事を見ることです」 「しのさんに会わせてくれませんか?」と先生は頼んでみました。 「現れました」 「しのさんに『今の私に何かアドバイスをください』ってお願いしてください」 「甘えてる、って言われました」 「どういうことですか?」 「しのの人生では心を忙しくしていて、そんなことを考えている余裕などありませんでした。とにかくいつも人の役に立つことを考えていました。それに比べて私は何もしないで取り越し苦労ばかりしています。何もしないから不安になるのは当然だ、って言われました」 「しのさんも失敗したことがありますか?」 「失敗の次ぎをがんばるのです。失敗の経験を生かしていけば大丈夫です」 「失敗を悔いていませんか?」 「悔いてなどいません」 「しのさんとしっかり握手して・・・どんな感じですか?」 「マシュマロみたいです」 「私を応援してくれますか?」 「もちろんです、って」 「困った時の相談相手になってくれますか?」 「はい。いいですよ、って」 「どうしたら、しのさんに相談できますか?」 「目をつぶって瞑想しながら思い出してください、って言われました」 「これから私の友達になってくれますか?」 「いいですよ、って言ってくれました」

2015年1月5日月曜日

おはようさん 2015.1.5.

今日から仕事始めですね。 いつもと同じ時間に早起きして、医院の事務書類の仕事を片づけました。 「早寝早起き」と「部屋の掃除」は光との対話での常套句ですからネ。 郵便局が開く時間に町を歩いてみると・・・すれ違うのは60才以上の男性ばかり。 朝の町にオジンがあふれてるぅぅ  目が死んでるぅぅぅ  ちょっと怖い感じがしました。 定年退職後、奥さんに「外を歩いてきたら!」って追い出されたのかなぁ? そういえば医院に来る常連さんたちも、オジンは8時~9時 オバンは10時~11時って時間帯がわかれていましたね。 オバンたちは家の掃除や洗濯をしてから来るんだなって思ってましたが、オジンたちのことまでは考えていませんでした。 そうかぁ オジンたちは朝から家を追い出されて、仕方なく町を徘徊してるわけやなぁぁ。。。 デイケアーに行くには元気すぎるし(認知症とか何か大きな病気がないと介護保険も使いにくくなってますからねぇ)、パチンコ行くには小遣いないし、家に帰って奥さんの手伝いをしようにも邪魔にされるし・・・オジンたち、哀れですねぇ。。。 ああはなるまいぞ! とバイクで今年初めての万博公園へ出かけました。 11月の火事以来だから久しぶりの万博です。 秋の紅葉写真を1枚も撮らずに終わった昨年でした・・・なかなかカメラを持つ気にもならず・・・今日、やっと民博を撮ろうってカメラを持ち出せたのです。 写真ってカメラで撮ってるけど、ホントはこころで撮ってるんですよね。 だから、こころが死んでると、とてもじゃないけどカメラのファインダーをのぞけません。 まだまだこころはズタズタ で、今日も民博で、特に呪力の強い道祖神さんと目が合うと同時にスッと引き込まれそうになりました。いつもはそんなことはないのにネ。 それでもやっぱり民博は宝の山です。 やっといつもの写真を撮るテンションを蘇らせてくれました。 民博のお宝たちはすべて、人間が想いを込めて創ったものたちです。 ひとつのお宝に何千何万もの人の想いがこもっているものもあります。 そんなお宝たちがみんな、力をくれます。 カメラを向けることで、こころとこころが通じ合います。 お宝たちの善き波動がこころを癒やしてくれます。 民博で元気になれる人って、まだまだ少ないかもしれないけれど、きっとこれからどんどん増えてくるでしょう。 あの岡本太郎さんなんか、まちがいなく民博で元気になれる人!ですからネ。 上天気でポカポカの万博公園をゆらゆらと歩いていると、次第に元気が蘇ってきました。 やっぱり腎虚だったんですね。 すべての木々は冬の眠りの中で、 どの草は枯れて土にかえっていました。 冬って本当に無ですね。 春夏と花々が咲き誇り、秋にはあんなに錦の紅葉を楽しませてくれたのに、あの生命力はどこにも見えず、すべてが死んでしまったかのように静かでした。 なんだか今の自分と重なって、ハッとしました。 冬になって、すべてが死んでしまった・・・でも誰もこの世の終わりだ、もうダメだ!なんてパニックになったりしませんよね。 それは、春が来ることを知っているから。 かならず春が来る。だってそれが天地自然の理だもの。 人生のさまざまな出来事 や出会いも同じでしょう。 栄枯盛衰は世の常。 冬が訪れて、すべてが無に帰してしまった時、春を迎える準備をすればいいのです。 寒くて辛い冬だけど、春を夢見て、春の歌を歌えばいいのです。 偉大だと賞賛されている起業家たち、アスリートたち、映画のヒーローたちはみんな、何度も冬を乗り越えています。 春を夢見て、春の歌を口ずさんでいます。 春を心待ちにしているから、冬も楽しめるし、冬にも感謝できます。これが今を生きるってこと。 楽しめて、感謝できてると、冬の中に春の兆しを見つけることができます。 ますます楽しいし、ますます感謝しちゃいます。 楽しさと感謝の善循環ですね。 楽しめて、感謝できると・・・木々のオーラも、お空のオーラも、お日さまの光も・・・この世のすべてが美しく輝いて見えます。 そんな光の世界を今年はもっともっとみなさんと楽しみたいと思っています。 前世物語 美子ノート     幸福な人生  昔々、京の都に、それはそれはとても裕福で幸せに満ちた人生を送った女性がおりました。「しの」と申します。丸顔に日本髪のかんざしがとてもよく似合いました。道行く人たちは、しのさんの輝きに心引かれました。  七十九歳で、しのさんは暖かな死を迎えました。白い旅装束でさえも美しく見えます。夫も、子供たちも、孫たちも、そばにいてくれました。  先生はそっと、しのさんに尋ねました。 「人生、どうでしたか?」 「幸せでした。お金には不自由しませんでした。何でも自分で選べました。お嬢様でしたが、みなさんにも良心的に接することが出来ました」 「一番の幸せは何でしたか?」 「結婚、出産、子育て・・・ともかく何不自由しませんでした。子供たちも思いやりのある子に育ちました。夫も良い人でした」  しのさんは死にました。  先生は聞きました。 「身体を離れた時に何か決心しましたか?」 「また夫とこの子たちと一緒になりたい・・・」 「しのさんのお葬式が見えますか?」 「賑やかではないけれど本当に良いお葬式です。しのは良い人だったみたいです」 「それを見てどう思いますか?」 「また、こういう人生を送りたいです」  先生は、しのさんを高みへと導きました。 「上にどんどん高く高く上がります。そしてその高いところから、しのさんの人生を見て、何か気がつくことはありますか?」 「惜しみなく分け隔てなく、町のためにも、夫にも子供のためにも尽くしました。それが心から出来ていました。なに不自由ない生活だからこそ人に与えることが存分に出来ました。私の人生は間違ってなかった、と思います」  先生はもっと高みへと導きました。 「もっともっと高く高く上がります。その高い高いところから、しのさんの人生と、今のあなたの人生を見比べてみて、何か気がつくことはありますか?」 「しのさんは損得勘定なしに、見返りを期待せずに、本当の気持ちから良いと思うことを人にしてあげていました。中傷なんかには毅然としていました。自分を信じていたから全然気にしなかったし怒りませんでした。今の私にはそれが出来ていませんが、私にも出来る、と思います」  先生は更に高みへと導きます。 「そこから上はどうなっていますか?」 「真っ青な空・・・」 「その青空の向こうは?」 「ふわふわして透明な感じ・・・。たくさんの玉みたいなものがいます。そこは優しそうな感じの、人の良いところが集まった感じのところです」

2015年1月4日日曜日

2月15日(日曜) 芦屋アルテ de 前世ツアーのご案内

2月15日(日曜) 第3回 芦屋アルテ de 前世ツアーのご案内 二月と言えばバレンタイン・・・毎年恒例の? ソウルメイトが今回のテーマです。 ソウルメイト・・・それはラブラブらぶりんな赤い糸の相手でも、魂の伴侶でも、最幸のパートナーでも・・・あなたが想うとおりでOKですよ。 今回も初心者向けの内容です。 テーマは「あなたのソウルメイトがわかる過去生へ」 Q;ソウルメイトがわかったからって、どうなるのよ? A:人生はケン・ケン・パー   ソウルメイトがわかると、ケン・ケンで生きてきた人生にパーが出来ます。両足ついて、今生のまわりにひろがる景色をゆっくりとながめることができますよ・・・それもふたりで Q:今のパートナーと違う人がでてきたら、どうしましょう? A:これまで何百人もの人たちとこのワークをしてきましたが、見えたソウルメイトが刃傷沙汰を起こしたことはありませんからご安心を。 Q:伴侶には先立たれてしまったんだけど・・・? A:亡くなった伴侶さんがソウルメイトなら、ちゃんと(意識の中で)再会できますよ。 Q:ソウルメイトはいない、結婚できないって言われたら・・・? A:光さんは優しいから、そんなひどいことは言いませんよ。 【日時2月15日・日曜日 12時30分集合 【集合場所】 芦屋の高級ブティックARTE 【定員】 20人 【会費】 5000円+消費税400円 【参考図書】 「生きがいの創造」・「前世療法」 事前に読んでおくと、もっと旅が楽しくなりますよ。 【当日の服装】横になると楽なので、横になれるような 楽な格好がおすすめです。汚れてもいいパンツスタイル。 暑かったり寒かったりするかもしれないから、脱いだり着たりできる格好がおすすめです。 【当日の持ち物】枕や抱き枕・ブランケットがあると、快適ですよ。 号泣するかもしれないから、ティシュもあると安心。 17時頃、解散&希望者のみ懇親会です。 お申込みは芦屋アルテさんまで 電話 0797−32−1200 兵庫県芦屋市上宮川2−10

おはようさん 2015.1.4.

お正月気分も今日まで・・・の日曜日です。 お天気も天晴れ 吉兆ですね。 今年のマイお正月はちょっと風邪気味が続いていたので、ずっと家でごろごろしながらの読書三昧でした。 読んでいたのは、梅原猛さんの縄文・出雲関係の本。 梅原さんは古事記や日本書紀、各地の風土記などを基にして、いろいろな新説?を披露してくれます。 光さんや過去生で得てきた情報と照らし合わせながら読み進んでいくと、なるほどなぁとか、そりゃぁ違いますよ、がいっぱいあって、とっても楽しませてくれます。 尊敬すべきは、この歳になってもまだまだ思考が柔軟なことです。 歳を取るに従って、頑固なガチガチ頭になるか、脳ミソがなくなってしまう人がとっても多いのに・・・梅原さんの脳ミソはきっと17才のプリプリぷるるんな脳ミソをしていると思いますよ。 決して怪しいスピリチュアル系でもなく、自分の学問の道をしっかりと進んでおられる姿に敬服しました。 先日、電車の中でお化粧に勤しんでいる若い女性がいました。 半時余りずっとお化粧に集中していて・・・でも、全然美しさが感じられませんでした。 人前で化粧する云々よりも、できあがったお化粧から何の美しさもあふれ出てきていなかったのです。 内面から湧き出る美しさは、年齢や顔かたちとは無縁の美です。 女性だけではなく、男性にもあてはまる美です。 古代ギリシャやローマはもちろんのこと、日本でも江戸時代の終わりまで最も愛された美です。 内から溢れ出す美を育むには、教養と生きざまが必要です。 家柄や財産や顔かたちがこの内なる美とは無縁なのは、遊郭の花魁たちを見ればわかりますよね。 教養と生きざまを積めば、顔かたちも絶世の美女の顔貌に変わっていくのが人間の面白いところです。 いつの時代も、若い頃にこの教養と生きざまを積むのは確かに難しいことです。 できることと言えば、一生懸命に自分の仕事をこなし、まじめに人生と向き合うことくらいでしょうか・・・ それはそれでいいのです。若い頃は前向きに汗をかきながら生きていれば、それなりの教養と生きざまを積むことができますから。 ただ、 猛烈な消費社会なこの世では、情報や知識もものすごい勢いで生産&消費されています。 そんな朝から晩までTVやネットに溢れる何の価値もない情報や知識では、教養を積むことはできません。 新製品やブランド品をGETしただけでは、生きざまを積むこともできません。 美も愛も五徳も無縁の世界は何もない闇の世界なのに・・・その虚無に気づくと人は生きていけなくなって自殺してしまいます。 日本に自殺が多いのも、この虚無に気づきやすいDNAだからかな? 電車でお化粧している人よりも、本を読んでいる人のほうが美しく見えます。 芸能人情報を話している人たちよりも、何かを真剣に語り合ってる人たちのほうが美しく見えます。 ゲーセンやパチンコ屋にいる 人たちはなぜか動物に見えるし、 本屋さんに入るとなぜかみんな、美人に見えてきます。 教養と生きざまを積んでいる人はみんな、歳を取りません。 顔のしわも白髪もハゲでさえ、美となり愛となります。 昨今では年の差婚も世の中にひろまってきていますが、これからますます善き人が善き人と、美しき人が美しき人と繋がる世界になっていきますよ。 去年までは、百万輪廻転生因果応報な古い闇へと沈んでいく世界に(神さまから、光の人たちをピックアップするように)残されていたように感じていましたが、 今年はやっと最後の救命ボートに乗り移って、闇の世界とはサヨウナラ! 光の世界へとみなさんと一緒に進んで行っている感じがしています。 未来は天晴れ上天気! ワクワク&ドキドキで楽しんで生きていきましょうね\(^^@)/ 前世物語  神様が無礼千万と怒って先生にバチを当てるのではないかしら・・・気づいたら私は先生の右手をしっかりと握っていました。先生は私の手をギュッとハグしてから、いつもの口調で続けました。 「その神様のもとへ子どもを抱えたまま昇っていきます。そして抱きしめてもらいましょう。しっかりと抱きしめてもらったら、どんな感じですか?」 「ありがたいです。すごく嬉しくて言葉に出来ません・・・」 「そうして神様に抱きしめられていると、その子があなたのお腹の中に入っていきます。お腹の中の子どもを感じてください。その子は何と言っていますか?」 「待っててね、と言ってくれました。楽しそうに笑っています」 「あなたを抱きしめてくれている神様に何と言いますか?」 「自分を愛することが主人やこの子や神様を愛することになるんだ、ということがわかったような気がします」 「神様、これでいいですか?」 「それでいいのです。よく頑張りましたね」 「これからも私を助けてくださいますか?」 「いつでも見守っているから安心しなさい」 「辛い時、苦しい時は、またここに来てもいいですか?」 「また会いに来なさい」 「どうしたらまた会えますか?」 「私はどこにでもいるから大丈夫です」  そして先生は彼女を催眠から覚まして、今、この時へと戻しました。彼女の胸には丸い自信の光が堂々と輝き、身体を幾重にも包み込む愛の調べが春のオーロラのように揺れていました。彼女は愛の中で目覚めました。  オードリーは両手で顔を覆い隠して号泣しています。熱い涙がいっぱい流れています。この涙は歓喜の涙です。涙のひとつひとつに祝福の光が輝いています。その光の中に心地よい愛の風にそよいでキラキラと輝いている春の海が見えました。

2015年1月3日土曜日

2月8日(日曜) 天満満天堂Liveのご案内

2015年2月8日(日曜) 天満満天堂Live 光の前世療法グループワークのお知らせ 今回のテーマは「あなたと日本人」 あなたの日本人としてのルーツを deepに探りますよ! なぜ今回は日本人に生まれてきたのか? なぜ今の日本で暮らしているのか? あなたの日本人としてのルーツは? 世界の中で、宇宙の中で、日本人とは何なのか? 光さんは日本人のあなたに何を期待しているのか? あなたの縄文人のソウルメイトは誰?       等々 過去生誘導テーマは「あなたが最高の縄文人だった過去生へ」 超古代史ファンのみなさん、インディージョーンズな考古学ファンなみなさんには脳ミソがひっくり返って沸騰するようなワークになるでしょう。 乞うご期待! おまけ! 縄文時代最高のシャーマンとコンタクトしちゃいましょう! どんなフォースを持ち帰れるかな\(^^@)/ 日時:2月8日(日曜) 午後1時~4時 天満満天堂:大阪府大阪市中央区天満満京町1-23 サンシステム天満橋ビル10階 満天堂への行き方:京阪・地下鉄天満橋駅 2番出口より京阪14番階段出口を目指す 土佐堀筋を西(みずほ銀行に沿って)に100メートルほど行くと 1階に「ほんまや」という居酒屋のあるビルの10階 (9階までエレベーターであと1階は階段です) 09038614701(ごろっぴあ芝田) 会費:3000縁(当日払いのみ) 参加の予約は不要です。

おはようさん 2015.1.3.

京都の雪景色をネットで見ながら、数年前なら勇んでカメラを抱えて出かけていたんだけどなぁ、と素直に昨年のドツボを受け入れている三が日です。 しんどいときはしんどいと言い、凹んでいるときは凹んでるのよ、仕方ないのよって自分を許して、ダメを認めてあげるのが、いち早くリカバリーする秘訣です。 大阪の空は今日も天晴れ。 今日は動かなくちゃ、何かしなくちゃって自分を叱咤激励しても自分をいじめるだけ。 これってプチうつ? ではないのですよ。 このな~んにもしたくない時間を 楽しめるかどうか がたくさん診てきたうつ病の患者さんたちと違うところです。 パチンコやゲームに逃避しちゃうのは 楽しむ ではないですよ。 お酒も 楽しむ ならいいですが、逃避では百薬の長にはなりません。 明日は4日。 私も現実に戻って、さまざまな書類や手続きを再開します。これが今の私のお仕事だから。 そう思うと、この三が日はハワイでバカンスしてるのと同じですね。 プールサイドでな~んにもせずに寝転がってるのと同じ。 お日さまを楽しみ、ただ時間が過ぎゆくのを楽しみ、自分が生きているのを楽しむ。 いろいろなことを楽しんでいると、楽しめていることに感謝できます。 こうやって楽しめている自分にも 楽しませてくれている人たちにも神さまにも ありがたいなぁ うれしいなぁ ありがとう&ありがとうってなるでしょう。 元気にとびまわっていても、うつうつと凹んでいても、 ありがたい&うれしい が 今を生きることを繋いでいってくれるのです。 前世物語 「あなたはどなたですか?」 「愛です」 「あなたは私を愛してくれますか?」 「当り前です」 「私を見守ってくれますか?」 「見逃したものは何もありません。私は全てのものをいつも見守っています。私は全てのものの中にいます。全ての中でゆっくりと、でも着実に私は育っています。私は全てであり、ひとつなのです」 「私の人生はここまで順調ですか?」 「すべて順調です」 「私の胸の中にいるこの子から私は何を学ぶのでしょう?」 「誠実さ。そして勇気を学びなさい」 「この子の性別はどちらですか?」 「男の子です」 「名前は何とつけたら良いでしょうか?」 「顔を見て、すぐに浮かんだ言葉をつけなさい。あなたの内なる声にいつも耳を傾けていなさい。そこに私の声があります」 「あなたの声を人間は誰でも聞けるのでしょうか?」 「いつでも降り注いでいます。ただ内なる声に耳を澄ませれば良いのです」 「誰にでもあなたの声が聞こえる耳があるのですか?」  大きな光が笑いながら答えました。 「あります。必ずあります。ただ、それを聞くかどうかはその人次第ですが」 「どんなふうに聞けばいいのですか?」 「もうあなたは知っているでしょう」 「そう言わずに教えてください。どうしたら内なる声をはっきりと聞き取ることが出来ますか?」 「難しいものは何も必要ありません。子どもの頃のように、ただ無邪気に聞こうとする気持ちがあれば簡単です。それに静けさが加わるとクリアーに聞こえます。心の静けさが大切なのです」 「それを得るためには、どうしたらいいでしょうか? 何か特別の修業が必要ですか?」 「そういう心構えがあればいいのです。特に必要なものは何もありません。幼い子どもは誰もが私の声を聞いています。泣いている時も、笑っている時も、いつも私と繋がっています。あなたたちも昨日まで聞いていたじゃありませんか、もう忘れたのですか・・・」  大きな光がちょっと微笑んで言いました。 「その心構えはどうしたら出来ますか?」 「自分への愛です。神への愛です。聞こうとする気持ちです。心を落ち着けようとするひとつの努力です。どれもがあなたに備わっています。あなたはただそれを使うだけでいいのです。その時、あなたの魂は歓喜の調べに満ちたまま無限の愛の中に留まることが出来るでしょう。あなたたちは祝福されています。大丈夫です」  先生は一呼吸おいてから無邪気に尋ねました。 「神様って何ですか?」  大きな光が優しく答えました。 「愛そのものです」 「神様はどこにいるの?」 「どこにでもいます。いつも、どこにでもいます。誰のもとにでも私はいます」 「神様に序列はあるの?」 「そんなもの、ありません」 「神様ってたくさんいるのですか?」 「すべてはひとつです」 「良い神様、悪い神様っているのかなぁ?」 「悪い神などいません」

2015年1月2日金曜日

おはようさん 2015.1.2.

昨夜は初夢の夜でしたね。 みなさんの初夢はどうでしたか? 私は夢を見ない(覚えていない)タチなので、これまでずっと初夢を見た記憶はありませんでした。 まぁ それだけぐっすりと眠っているということだから、それはそれでいいでしょう!でスルーしてました。 昨夜は・・・不思議と夢を覚えていました。それは・・・ 出雲 鰐淵寺を眺めていました。 住職さんがお茶をだしてくれる受付のうしろに建物が見えています。 円形の建物に編み笠のような屋根をかぶった建物です。 円形の壁は一面、ブルーを帯びたハーフミラーで・・・まわりの木々の緑が映し出されています。 ゆっくりと建物をまわってみると、まるで万華鏡のようにさまざまな緑が揺れ動いていきます。 やがて紅葉に移ろっていきます。 錦の紅葉が建物の壁一面に広がっています。 山門をくぐった人たちがこちらを見て、 その美しさに足をとめて驚いています。 建物の横の大きな銀杏の木が黄金色に染まっています。 なんて美しいんだろう・・・ 1階からは温泉の湯気が立ち上ってきています。 2階の窓が開いて、レースのカーテンが秋風にそよいでいます。 窓から手をふる人・・・それに応えて手をふってくれる参拝客さんたち。 ほのぼのとした 光景がとてもうれしくて・・・眠ってしまいました。 自分の願望が作りだした都合のよいイメージだという人も多いでしょう・・・ でもね、過去生を見たり、光さんと対話したりするのも同じです。 私はこれが正夢だと信じて、このビジョンに向かって今年は進んで行きます。 だから今日はこのビジョンをお絵かきしてみました。 これでスイッチオン!です。 見えたビジョンにこだわっちゃダメですよ。 近未来はもっと別の形になっているかもしれません。 全然、別の形になったからって、凹む必要はありません。 夢の第一歩はスイッチオン!が目的なのですから。 そして、全然別の形になっても、それは 昨夜見えたビジョンよりも、もっと善き形をしているはずです。 なぜ そう言えるの? だって、それが天地自然の理だもの。宇宙の法則だもん。 なんじゃぁそれ!とか、ふ~~ん!って人たちとはもう縁切りして、 そうそう! それで!と身を乗り出してくる人たちともっともっと仲良くしていく2015年なのです。 P.S. みなさんの初夢も語って欲しいなぁ 前世物語  時が消え、すべての音がひとつになりました。それは愛の音でした。私の意識が再び無限に向かって拡がり始めました。先生は私を無限の愛の中に解き放ってくれました。愛の調べとなった私はすべてに生まれ変わりました。 「私は今までに何回、生まれ変わりましたか?」 「八十三回です」 「今の夫と一緒に生きた人生は何回ありますか?」 「四十六回です」  先生は少し間を置いてから尋ねました。 「なぜ私はそんなに何回も生まれ変わっているのですか?」 「成長するためです」 「成長していったら最後はどうなるのですか?」 「神になります」 「神とは何ですか?」  彼女は一段と低い声で答えました。 「愛そのもの。愛。すべてです」 「私は神になれるのですか?」 「必ずなれます。大丈夫です。誰もが神への道を歩んでいます。みんなここから旅立って、いずれここへと帰ってくるのです。誰もが祝福されているのです」  その時、私は風となってオアシスを吹き抜け、岬を巡り、アルプスを越えて、愛の調べを口ずさんでいました。黒髪が揺れて春のティアラが輝いています。昔、サンドロがこんなふうに風の私を描いてくれたのを思い出しました。今、先生は私の風の中を楽しそうに泳いでいます。  心地良い春一番が先生と私の間をビュッと吹き抜けた時、時計が動き始め、私の意識は今へと戻ってきました。先生は質問を続けました。 「将来の子どもに会わせてくれませんか?」 「あなた次第です、と言われました」 「どうしたら会えますか?」 「未来を作るのはあなた次第ですよ」 「これからどうしたらいいのですか?」 「そのままでいいよ、と言われました」 「将来、私の子どもに生まれようとしている魂がいたら、会わせてくださいませんか?」 「神様が笑っています」 「下にいた光たちに尋ねてください。私のところへ生まれようと思っている魂はいますか?」 「ひとつ上がって来ました」 「その光に聞いてください。なぜ私をお母さんに選んでくれたのかなぁ?」 「あなたが好きだから、と言われました」 「私のどんなところが好きなの?」 「優しいところだよ」 「私があなたを産むまで待っていてくれますか?」 「待ってるよ。がんばってね」 「あなたを産むまでの間のことで、私に何かアドバイスをくれませんか?」 「もっとリラックスしていいんだよ。大好きだよ。大丈夫だから、がんばってね」 「その子どもの魂をしっかり抱きしめてください。どんな感じがしますか?」 「暖かいです。とてもかわいい・・・」 「このままこの子を連れて帰ってもいいですか? って神様に尋ねてください」 「神様は笑っています」 「子どもの魂にも尋ねましょう。このままお母さんと一緒に帰る?」 「うん」 「では、その子を連れて返りますよ。しっかりと胸に抱いていてください」  彼女の腕がゆっくりと動いて、未来の子どもを抱きました。母の手が優しくあやしています。先生が大きな光に尋ねました。 「あなたはどなたですか?」

2015年1月1日木曜日

おはようさん 2015.1.1.

あけましておめでとうございます。 このブログに繋がってくださってるみなさんはもちろんのこと みなさんと繋がってるみなさんのみなさんにも たくさんの笑顔と幸せが今年も訪れますように願っています。 大晦日は生協さんと宅配さんの荷物が届くので、ずっと家に居ました。 ちょこちょことお掃除してると、あっという間に時間が過ぎていきますね。 生協さんも宅配さんも予定時間から数時間遅れて、届けてくれました。 一生懸命の顔に深く深く感謝です。 宅配リヤカーの中には、おせち箱がいっぱい・・・ほんとにほんとにご苦労さまです。 便利になるってことは、影で支えてくれている人たちがますます頑張ってくれているということだもの、「ありがとう&がんばってね」の笑顔が自然と出てきます。 光の世界 の言葉は、ありがとう・うれしい・たのしい・がんばってね・ごめんね・大丈夫・おもしろい・・・・ 日々のすべて、言葉のすべて、気持ちのすべてが LOVE & Peace です。 でも天国や極楽往生ではないので、人間のこころはちゃんと生きています。 人間のこころは天地自然の中にあるので、お天気のように晴れたり曇ったり雨降ったり・・時には雷や雪で凍えることもあります。 四季のようなバイオリズムもあるし、月の満ち欠けのようにアップダウンするのが人のこころです。 喜怒哀楽のネガティブな方だって、人のこころが生きている証です。 ポジティブにならなければ・・・とか、 ネガティヴを捨てなければ・・・とか、焦ってる人たちもよく見かけます。 難行苦行な修行をいくら積んでも、全財産をお布施してみても、ネガティブなこころがなくなるわけではありません。 ポジティブもネガティブもあっていいのです。だって、せっかく生きてるんだもの。 じゃぁ どうしたら光の世界の人になれるのかしら? 右手・左手 右足・左足 人それぞれの利き手・利き足があるでしょう。 どっちもなけりゃぁうまく歩けないし、顔も洗えません。 ポジティブもネガティブも同じ。 ただ、利き足・利き手をポジティブにすればいいだけです。 ポジティブとネガティブに立っていて、ちょっとだけ重心移動すればいいのです。 ある出来事が起こったら・・・人間はね、まずネガティブな想いがもくもくと入道雲のように湧きあがってきます。そして、同時にか、ちょっと遅れてポジティブな想いも雲の切れ間の天使の階段のように射し込んできます。 これは天地自然の理、こころが生きている証だからしょうがない。 善き人は、ちょいとポジティブな方へ重心移動しちゃいます。 雲の切れ間の光の方に意識がいきます。 ネガティブな人、闇の世界の人は雲ばかりに気を取られて、心配や不安を募らせます。雲が嵐にみえてきちゃいます。 同じある出来事が起こっただけなのに、その未来は・・・まったく違ってきます。 2014年が終わって、すっかり悪縁切りができた私のまわりには、善き人、光の世界の住人ばかりが集まってきています。 あなたも&あなたも&あなたも・・・みんな、善き光の人です。 普段はネガティブとポジティブをゆらゆらしていてOKです。 何か 起これば、ポジティブに一歩進む勇気と感謝と愛があれば、それでいいのです。 2015年は LOVE & PEACE でいきましょうね。 前世物語 「そこから上へ高く高くあがります。高くあがったところからアーサーさんの人生を一本の道のように見ます。アーサーさんの人生をその高いところから見て、何か気がつくこと、感じることはありますか?」 「とても良い人生でした。乗り越えるべき課題・・・貧しかったし環境もあまり勉強に適していませんでしたが、ともかく努力に努力を重ねて学者にまでなれました。やらなきゃならない時にやることが出来ました。自分の力を精一杯発揮することが出来ました。満足しています。充実した人生でした」  彼女のオレンジ色のオーラが眩しい光の玉となって輝き始めました。先生は更に高みへと導きました。 「もっともっと高く高く、どんどん高くあがります。高く高くあがったところから下を見るとアーサーさんの人生と、今のあなたの人生が並んで見えます。その二つの人生を高い高いところから見比べてみて、何か気がつくことはありますか?」 「自分の中の声に耳をすますことが大切です。今の人生ではそれが足りません。もっと自信を持って自分の心の声に従うことが大切なのです。自分の中に真実があるのです。心の声はいつも私を真実へと導いてくれているのです。静かに耳をすませればいいのです」  彼女の眩しい光の玉が部屋いっぱいに拡がりました。気がつくと私は彼女の光の中に浮かんでいました。そこは彼女の心の源であり、魂の本質でした。耳をすませるとアーサーの魂の歓喜の調べが聞こえてきます。昨日までの彼女の悲しみの調べも聞こえます。オードリーと夫の愛の調べも聞こえます。そこには時も空間もありませんでした。私の意識が無限に拡大しかけた時、先生が私の魂を抱き留めてくれました。私は先生の声で身体に戻ってきました。 「そこから上を見てください。上はどうなっていますか?」 「眩しい光で満ちています。暖かい愛が溢れ出しています」  彼女の目に涙がにじんでいます。 「その眩しい光の中に入りましょう。そこはどんな感じですか?」 「深い安らぎを感じます。気持ちが楽しくなってきました」 「そこに誰かいますか?」 「います。人って言うか、先程迎えに来てくれた存在のようです。みんな光っています。とてもたくさんいます。みんな楽しそうに輝いています。光が笑っています」 「そこに中心人物はいますか?」 「上の方におられます」 「そこまで上って行きましょう。その方はどんな人ですか?」 「大きくて、一番美しく光っています」  彼女の頬に涙が流れています。 「その大きな光に聞いてください。どうしたら私は自分を愛した実感を持てますか?」  美しい光が答えました。 「ただ愛するのです」 「どうしたらただ愛せますか?」 「自分が自信を持てるものをひとつでも探しなさい。他人の評価は関係ありません。ただ自分を褒めてあげれるものをひとつでも見つけなさい」 「どうしたら自信が持てるものを探し出せますか?」 「あなたの内なる声に耳を傾けなさい。そうすれば自然に道が開けます。目の前にいる人を愛しなさい。あなたは愛されています。あなたは光の子です。大丈夫です」 「人間は何のために生きているのですか?」 「愛するためです。愛の中でお互いに成長を助けあうのです。愛は無限のエネルギーで人間を支えています。愛が人間の生命の源なのです。それに気づきなさい」 「愛とは何ですか?」 「愛はすべてです」