2015年1月8日木曜日

おはようさん 2015.1.8.

今日は午前中はまたしても書類書きをして、午後は今年初めての藤本漢祥院での鍼治療でした。 1月になったら、やることなくなってどうしましょう・・・なんて内心心配していたけど、いやはや毎日、TO DO があって忙しくしています。 蓮風先生から「診察で忙しいのと違って、書類書いたりばかりの仕事は疲れるでしょう」とお気遣いいただきましたが、ほんまにその通りです。 今日の蓮風先生の鍼は、左の外関と筋縮(GV8)へ。ブログで風邪が長引いていることを書いていたので外関の鍼もしていただけました。 鍼をしていただくと、確かに潜んでいた寒邪が表に浮いてくるのがわかりました。 筋縮は正しく心身のストレス 充満の私にピッタリです。 これで明日はゆるゆるスッキリしていることでしょう。 これからの私の10年、20年を賭けたもうひと仕事を思うとき、 経験を積んできた西洋医学や精神医学はもちろんのこと、 中医学も日本漢方も臨機応変に使える漢方医として、 そして鍼灸も刺絡も、これからの大仕事に役立ってくれると信じています。 光の前世療法で光との対話を続けてきたからこそ、生と死が何たるものかがわかってきて、向き合っていく勇気と自信が持てるようになりました。これもこれからの大仕事にとても役立ってくれます。 今のこの静かな日々は、それらが最後の最後に熟成していくために必要不可欠な時なのかもしれません。 我欲など・・・もうどうでもよくなって、 ただただ、新しき世のため、新しき人のために、新しき道を切り開いていくことだけが見えています。 そのためにこの身を守らなくちゃいけないので、蓮風先生の鍼を受けています。 天命成就する日まで、元気に生きていこうと思っています。 前世物語 美子ノート    笑顔  昔々、ある湖のほとりに、きれいな茶色の髪の女の人がいました。ケイと言います。彼女の家族は楽しい家族でした。父も母も弟もみんなよく笑います。ケイの恋人も一緒によく笑いました。とても幸せなひと時でした。  二十六歳の時、伝染病が町を襲いました。父が、母が、弟が、そして恋人までも死んでいきました。ケイは思いました。 「なぜ一人だけ残ったのだろう」  それからの日々、彼女は湖のほとりで毎日泣いていました。  時が過ぎ、ケイは小さな学校の先生をしていました。あの病で残された子供たちを教えています。彼女は学校の横に一人で住んでいました。いつも独りぼっちでした。  いつしかケイは年をとりました。病院のベッドに寝ています。老衰でした。彼女は死の床で思いました。 「みんなにやっと会えるなぁ」  彼女は人生を振り返り微笑みました。 「みんなで力を合わせてがんばろう、なんて言っちゃったから立ち直れたんだね。親を亡くした子供た ちがいたからがんばらなくっちゃ、ってね・・・。でも本当はもっと自分の好きな人たちと一緒にいた かったなぁ」  そしてケイは死にました。頬が緩んでホッとした表情でした。  先生はケイの魂に聞きました。 「死んだ時に何か決心したことはありますか?」 「毎日、優しくしてればよかったなぁ。次はもっと優しくなろう、と決めました」  先生は彼女の魂を高みへと導きました。そしてケイの人生を振り返りました。 「笑い、そう、笑顔が元気のもとだったのです。みんなが笑えるような笑顔です」  先生はもっと高みへと導きました。そしてケイの人生と、今生きている人生を見比べてみるように促しました。肉体の主が答えました。 「失うのが恐いのです」  先生はさらに高みへと導きます。そこには気持ちのいい光がありました。中心が特に明るく輝いています。先生は光に尋ねました。 「今回の私の人生の目的は何ですか?」 「信じることです。まず自分を信じることです」と光が答えました。 「そのためにはどうしたらいいのですか?」 「笑顔です。泣いてばかりじゃなくって笑っていなさい」 「どうしたらそれが出来ますか?」 「相手のことも信じるのです」  先生が聞きました。 「でもなかなかそれが出来ないのですが?」 「あなたが信じたら信じた分だけ、ちゃんと返してくれますから」 「なぜ私はこんなに泣いてばかりなのですか?」 「自信がないからです」  先生は尋ねました。 「何をすれば良いのかわからない原因は何ですか?」 「私は・・・失うことと言うか、失敗が恐くて、やる前にあきらめていました」 「素直に自分の気持ちが言えない理由は何ですか?」 「怖がっているからです」 「これから私はどうしたらいいのですか?」  明るい光が教えてくれました。 「怖がらずに自分の気持ちを出してみなさい」 「私、幸せになれますか?」 「笑ってる・・・」