2015年1月18日日曜日
おはようさん 2015.1.17.
私の友人たちが「斎藤一人さん」の大ファンで、しばしばFBに著書を紹介してくれるので、興味をそそられた本を何冊か読んでみました。
確かに書いてある内容は、光との対話で光さんが諭してくれる内容と同じで、それをわかりやすく書いてくれています。
斉藤一人さんの本を読みながら、書いてあることは中谷彰宏さんの本と同じやね、と思いました。
松下幸之助さんも、書き方はとっても難しいけど、言いたいことは同じです。
そうです! 善きリーダーたちは、光さんと同じ波動で繋がっているので、同じことを書いてくれるのです。
ただ、個性とか時代とかがあるので、書き方が違ってくるだけです。
斎藤一人さんが好きか、中谷彰宏さんが好きか・・・ピンクレディの右か左かの差ってことです。
でも、世の中には数多なリーダーがいるじゃん?
確かにいろいろなリーダーたちがいますね。
光の前世療法と光との対話を通じて、そんなリーダーたちを大きく分類できることが分かっています。
まずは、顕在意識レベルの光と繋がっている人たちのグループがあります。
顕在意識・・・この世のあらゆるエゴと我欲です。
神の名を騙る詐欺師たちですね。
次は、集合意識レベルの光と繋がっている人たちのグループがあります。
これは集合無意識までは行かない・・・体外離脱や臨死体験のレベルです。
瞑想でも座禅でもヨガでも、ここまでは簡単に行けちゃいます。
このレベルは、エゴと我欲の向こうにある本物の自我と対話できるので、身も心も魂もとっても安らげます。
時空間、特に近未来が見えるので、その気になればお金儲けが上手です。
チャネラーやヒーラーの多くはこのレベルです。
ただ、怖ろしいのは、自分自身が神だと錯覚してしまうことです。
これが実に多い・・・新興宗教の教祖様はたいがいがこのレベルです。
次は、集合無意識レベルの光と繋がっている人たちのグループです。
宇宙意識と繋がっている人たちと一緒にしてもいいかもしれません。
ワンネス、神や光との合一を知ってしまった人たちです。
時空間や次元を越えた向こう側の大宇宙、大いなる光と繋がる人たちです。
世界の大宗教の教祖さまたちはもちろんのこと、結構一般人の中にもおられます。
このレベルになると、この世ではとても生きにくくなります。
時空間と次元を高く俯瞰して見てしまうので、この世で生きるのが下手くそなのです。
ただ、大いなる光さん・宇宙の根源とこの世を繋ぐ大切なアンカーポイントの役目を果たしているので、この人たちがいなくなると、この世は次元ごと消滅してしまいます。
次は・・・虚無の世界やすべての始まりを通り抜けると・・・大いなる光の集合体とでも言いましょうか、大いなる輝く光とひとつになるグループがあります。
ここにはもう宇宙とかの概念もありません。
エネルギーでもなく、何かの意思でもない・・・な~にもないけど、何かある そんな感じかしら。
光の前世療法の個人ワークでは、最高、ここまではガイドすることができます。
この先は・・・あるんだろうか?
この先はあるのですか?って尋ねると「あんたが好きに宇宙を創りなはれ!」って返されます。
ただ「その時は、この世から離れなきゃいけなくなるね。この世が消滅しちゃうからなぁ。もうちょっとこの世を続けてごらん」って言われます。
というわけで、酒池肉林な宇宙を創るのはしばらくおあずけにして、生きるのも大変やけど、もうちょっとこの世を楽しみたいと思っています。
前世物語
第十章
ワンネス
「今日の午後、看護婦さんと患者さんたちがクリスマスツリーの飾り着けをしてくださるそうですよ。
ワークが終わる頃には、もうすっかりクリスマス気分ですね」
「そうか、クリスマスか・・・。美子さんの今年のクリスマスも幸せいっぱいだといいね」
先生の目が急に輝き始めました。先生はプレゼントするのが大好きなんです、昔から・・・。でもいつも一生懸命考えすぎて、結局ドジ踏んじゃう三枚目なんです。私も大人になってやっと先生がわかってきました。ちょっと遅かったかな?
「またぁ、美子さんは思い出し笑いをしてる。何かいいこと、あったのかな?」
先生のオーラが拡がり始めました。さすがに金曜日ともなると先生の氣に乱れが生じています。
「ほらっ! こ・れっ」
私は右の耳たぶを先生に見せました。このダイヤのピアスは先生のクリスマスプレゼントなのです。私の天使さんは、今日このピアスを着けていきなさいね、ってちゃんと教えてくれたのです。
「そうだったの、天使さん! 先生を元気にしてくれて、ありがとう」
先生はニコニコ笑っています。きっと今年のプレゼントを考えているのでしょう。もうすぐワークの患者さんが来られます。私はわざとネコのように先生に擦り寄る仕草をしてから部屋の準備を始めました。先生の魂はすでにミキモトでショッピング中です。
「今年は思いきって、おねだりしちゃおうかな・・・」
先生はみんなに本当の幸せを配って歩くサンタさんなのです。
今日の患者さんは、今年の夏に来られた平岩さんのお母さんです。雅子さんに似て物静かな女性でした。
「先日は娘が大変お世話になりました。お陰様で、娘はあれから前向きに生きようとがんばっているのが私にもよくわかるようになりました。明るくなったのが何よりです。今日は本当は娘が予約した日なのですが、私はいいからお母さんが行ってきて、と譲ってくれました。私は若い頃から生まれ変わりとか、前世とかいうものを信じてきました。幾度か、神秘体験みたいなものにも巡り合ったことがあります。光に包まれて、光からありがたいメッセージを頂いたこともあります。最近になって先生や飯田先生のような方々が堂々と本を出していただいて、私はとても嬉しく思っていました。そんな折り、自分の娘が本物の前世療法を受けてきた、と言うじゃありませんか。私はびっくりするやら、嬉しいやらで感激しました。そしてあの娘も私の血を継いでいるんだなぁ、と感心しました。一ヶ月程前、娘が家へ遊びに来て、先生の『生きがいの催眠療法』の本をプレゼントしてくれました。それならほらそこにあるよ、お母さんは疾とうの昔に読んじゃったよ、という話になりました。だったら来月私の予約が入れてあるから、是非お母さんがワークを受けてみたら・・・という話になったわけです。娘みたいにうまく出来るかわかりませんが、よろしくお願い致します」
お母さんは丁寧にお辞儀をされました。
「では今日の主題を決めましょう。どんな問題を解決しようと思って来ましたか? 何の過去生を見ようと思って来ましたか?」
「実はあの娘が生まれた時から、突然にめまいが襲ってくるのです。専門の病院にも行って詳しい検査を何度も受けましたが原因がはっきりしないのです。いつも、メニエルでしょう、で終わってしまいます。もちろんメニエルの点滴でめまいは軽くなりますからいいのですが、いつ襲ってくるかわからない恐怖感が最近特に強くなってきました。一種の強迫神経症だと診断されたこともあります。でも、私はこのめまいが襲ってくるという恐怖感の原因が私の前世の中にあるのじゃないのかな? と思っています。なぜなら私も夢の中で、先生が本に書かれていたような光の存在に出会ったことがあるからです。その時には断片的なヴィジョンを見せていただいただけなので、結局メッセージはよくわかりませんでした。しかし私はそれで確信を持ったのです、私の病気の原因は前世にあると。でもそんなこと、普通のお医者様に言えませんよね。下手をすると、それは幻覚ですね、って精神科に紹介されて、もう診てはもらえなくなってしまいますから。だから私はずっとそのことは黙っていました。めまいが襲って来たら、いえ、めまいの恐怖感だけで普通のメニエルの患者さんのふりをして黙って点滴を受けてきました。でもやっと願いが叶いました。先生、私の前世にこのめまいの恐怖の原因があるかどうか、調べてください。お願いします」
お母さんの肩の力がフッと抜けました。
「では、めまいの恐怖の原因となった過去生へ戻りましょう、という誘導になりますがいいですか?」
お母さんは安心しきってチェアーに沈み込みました。先生はいつも通りの誘導を始めました。お母さんのリラックスは早く深く進んでいきました。先生は過去生にまで誘導すると尋ね始めました。