2015年1月24日土曜日

おはようさん 2015.1.23.

今朝、目覚まし時計を見ると「123」が目に飛び込んできました。 右肩上がりの日やん!\(^^@)/ な~にが起こるのかなぁぁ とルンルンしながら今日のTO DOをこなしていきましたが・・・いつもと同じかなぁ? そういえば、すべての用事がスムーズに流れたよね・・・って、そんなもんなの? まぁ 何も嫌なこと・悪いことが起こらなかったから𠮷としときましょう。 みなさんは「吉日」でしたか? いつもの歯医者さんで出雲のプロジェクトの話をしたら・・・ 「よう そんなこと 思いつきはりますなぁ」とびっくりされました。 確かになぁ・・・先例もないことやからお役所、特に文化庁なる国レベルの官僚さんには、とてもじゃないけど分かってもらえないプロジェクトやしなぁ。 一気にOK!出してもらえそうな著明政治家さんとのパイプもないしなぁ。 そもそも、お寺も私も資金ゼロやしなぁ。 そう、今のところ、出雲プロジェクトは本物の「絵に描いた餅」です。 Mr.スポックがいれば「実現の可能性は0.000003%です」と冷たく言い放たれるでしょうね。 このプロジェクトは、これから現実とどんどんぶつかっていくでしょう。 横綱に向かってぶつかり稽古しようとする中学生力士みたいなものかな? とても歯が立たないことはわかっているんだけど・・・ともかくぶつかってみたい! ぶつかって投げ飛ばされて  またぶつかって叩かれて  それでもぶつかって・・・ 最後にこころが折れるまで、ともかくぶつかっていきたい! そんな気持ちです。 ダメ元であきらめて、ぶつかっていくのではありません。 そんなのは横綱=神さまに失礼ですからね。 勝てる!とも思っていないですね・・・乗り越えられる!って言葉が最適かな。 10回 20回 30回とぶつかって、投げ飛ばされていくうちに、乗り越えられた!って思える結末に辿り着けることを知っているからです。 前世療法を始めた時も同じでした。 諦めるなんて気持ちはどこにもなかったですね。 ただ、背中を押してくれる大いなる流れをしっかり感じとれていたから・・・その力を素直に信じることができていたから・・・うまくいったのでしょう。 今回も同じ・・・あの頃とは数百倍、数万倍も大きな善き流れを感じています。 だから、今は何もなくても、大丈夫! これは天職だ!と迷いも不安も抱くことなく、前へ進んで行けるのです。 普通の人たちから見れば、狂気の沙汰でしょうね。 でも、起業家や発明家、プロデューサーさんたちには共感してもらえるステップです。 イメージを絵コンテにしていると、どんどんイメージが膨らんできました。 まるでドミノ倒しのように、鰐淵寺の宿坊・温泉・診療所というプロジェクトが下流の過疎の村の復興に繋がり、それが波紋のようにひろがって、出雲全体にスピリチュアル&ホスピタルな波動を巻き起こしてしまう・・・日本の、アジアのセドナとなった未来まで見えてきます。 だから、今日から「出雲プロジェクト」と呼んでいます。 住職さんとのお話の中で・・・天台には、善悪や幸不幸や大小・上下・尊卑といった2極に、まったく別の1極を加えた3極が(この宇宙の)基本だという教えがあるそうです。(比叡山が信長に焼き討ちされた後、逃げおおせた僧侶たちが鰐淵寺に籠もって創り上げたものだそうです) これは前前から私も考えていたことです(時々、このブログにも書いてます) 二元性と三元性 そのもうひとつの軸は何か? ですが、「楽しい」「笑顔」だと思います。 出雲プロジェクトは、出来る・出来ない の軸の上を右往左往してると、こころが折れてしまいますが、背中を押してもらっているのが「楽しい」し、プロジェクトに描かれた未来には「笑顔」がいっぱいです。 出来る・出来ない の軸に立脚したまま、どんどん第三軸の「楽しい」「笑顔」が大きくひろがっていっているから、足元では、前代未聞!勝算なし!ハチャメチャ!誇大妄想! なんて騒いでいますが、若葉を広げて、お日さまに向かってグイグイと伸びていく春の草木のように、笑顔の未来をしっかりとイメージしながらプロジェクトを進めていきたいと思っています。 前世物語  私はしばらく呆然としたまま起き上がれませんでした。体中の筋肉が弛緩したまま心地よい痺れが波打っていました。心は至福感に充ち満ちていました。先生がそっと手を握って打ち寄せるエネルギーの波紋を静めてくれました。彼女の魂の輝きが傍かたわらにいた私と先生をも包み込んで、深遠な宇宙意識へと連れ去ったのでした。この素晴らしい体験を先生はすでに知り尽くしているようです。先生のオーラが紫色に金粉をちりばめたように美しく輝いていました。  お母さんの意識もようやくはっきりとしてきました。お茶を啜りながら安堵の溜息をつきました。 「素敵な体験をありがとうございます。途中から意識が遠のいてよくわからなくなりましたが、勇気を持って一歩前へ進めば、なんだか変化が起こりそうですね。何をやったらいいのかは、これからじっくりと考えてみます。元気が出てきました。ありがとうございました」  彼女はしっかりとした足取りで帰っていきました。 「先生、あの世界は一体、何なのですか?」  私は後片づけをしながら尋ねました。 「あれは宇宙意識だよ。あれくらいフォースフィールドが強いと美子さんもそばで見えたでしょう」  私は嬉しそうに頷きました。 「ユングもああやって宇宙空間から青い地球を見たんだね。感激しただろうね、初めて地球を見た時には。でもね、瞑想や座禅などでもあそこまでは比較的簡単に行けるんだよ。真面目な話、女性はエクスタシーで宇宙意識の入口までは簡単に行けちゃうからね。まぁもっとも、それが宇宙意識だと認識している方はそういないだろうけど。ユングもそこまでは気づいていたんだよ。彼が言っている女性生と男性生の統合というのは、宇宙意識の入口から奥へ進むための条件でもあるんだ。それが不完全な状況でさっきみたいに突進すると・・・まぁやめておいた方が身のため、いや魂のため、かな」  先生は遠い眼差で微笑みました。この人、きっと独りで突っ込んだことがあるんだわ・・・危ない人ね・・・、私はそう思いながら先生を見失わないように話を続けました。 「あの大きな目って何ですか?」  「アメリカの一ドル札を見たことある? 裏というのかなぁ、ピラミッドの先に大きな目玉が乗っている図柄があったでしょう」 「ええ、あれってフリーメイソンでしょう。えっ! もしかして、さっきの宇宙意識の大きな目って、フリーメイソンと関係あるのですか?」  先生は私の口に指を当てて、シィーと遮りました。 「日本では知られていないから何を言っても大丈夫だけど、外国ではおおっぴらに口にしない方がいいかもしれないね。でも、私はフリーメイソンの集合意識はあの宇宙意識の深いところから出ている、と思ってるんだ。他の実証もあるしね・・・」  先生は話題を変えました。 「それよりも何か他に気づかなかったかな? 美子さんもよく知っている歌がヒントだけどなぁ・・・」 「そうなんです、最後に意識が溶け合って全てがひとつになってしまいましたが、あの時、私の意識のどこかで、『これ、知っている!』と叫んでいました。なんだかとても懐かしい感じがして・・・。全てはひとつ、という感覚ですよね。イッツ・ア・スモールワールドじゃぁないし・・・」  私はわざと大きく首を傾げました。先生が優しい目で言いました。 「ほら、イマジンだよ。これは私の推測だけど、ジョン・レノンはきっと宇宙意識のあそこまで行って、あそこから歌を持ち帰ったんだよ。だからあんなにも全ての人々の魂の鐘を響かせるんだよね。宇宙が美しい鐘の音でいっぱいになるんだよ」  私は先生がちょっぴり怖くなりました。だって私の教祖さまになりそうだったから。でも私は踏ん張りました。そうか、先生はちゃんと私が踏ん張れるようにトレーニングしておいてくれたんです、この日のために。 「先生、あの宇宙意識のその先はどうなっているのですか?」  私は先生の目を見つめました。先生の目の中に、まだあの無限の宇宙が残っていました。 「あの向こう? それは美子さんと私がまた生まれ変わって、今度は美子さんが私に恋をしてくれたら、閨話に話してあげるよ」  先生はそうやってはぐらかすと、ニコッと笑って部屋を出ていきました。 「もう! 先生はいつまでたってもやっぱり三枚目、いえ四枚目よ!」  私は心の中でアカンベーしました。  待合のクリスマスツリーが暖かく点滅しています。もうすぐクリスマスです。四枚目の先生が看護婦さんたちと楽しそうに話をしています。私は遠い昔に忘れてきた桜色のジェラシーを感じていました。 「先生、今日は素敵なプレゼントをありがとう。魂も心も身体もまた一皮むけた感じです。でもね、美子だってまだまだ女ですよ。そう、今度は美子が女心を教えてさしあげますわよ」  私は先生にそっとウインクを送りました。先生のオーラの中で桜の花がいつまでもクルクル回っていました。