2013年6月30日日曜日

おはようさん 2013.7.1.

2013年も半分終わって、一年の計は元旦に有り・・・さて、皆さんはどうですか? 私は・・・元旦に何を計画したかしらむ・・・忘れちゃいました(;^^)ヘ.. ということで、半年過ぎて、残り半年の今日、もう一度、2013年の計を考えてみましょう。 まだ半年もあるから、今からでも十分に間に合いますよ。 一年の計を立てるだけで、誰かさんのように忘れたフリしてホコリかぶってても・・・きっと大丈夫! まずはやってみましょう! お正月は何となくのんびり&まったりムードで終わってしまうし、二月は極寒やし、三月は卒業転勤 四月は入学入社 五月は連休で六月は梅雨で怠くて・・・うん、確かに新しい計画を実行に移すなんて、難しいですよね。 でも、7月は大丈夫! 真夏で一番活力にみなぎる季節です。昼間も長いしね。時間はたっぷりあります。 だから、まずはやってみましょう! ということで、私は1時間早起きの5時起きして、医院まで1時間半歩き通勤しようと思っています。 毎日ではなく、週に2,3日かな。 雨の日はダメ。車を使う用事がある時もダメ。早起き出来なければダメ。 とまぁ、いいかげんだけど、まず一歩始めることが大切です。 まず一歩始めると、天から見てる神さまが「おっ、こいつはあの願い事のスイッチを入れよったな。よっしゃ!あの願い事プログラム開始や!」となります。 願ったけど、何もしなかったから、何も起こらなかったのです。 念ずれば花ひらく。 だけど、水をやらなければ、さすがに芽も出ません。 芽が出てくれば、しめたもの。 水さえやっていれば、いずれ花が咲きます。 もちろん大輪の花に仕上げようと思ったら、それなりの努力は要りますけどね。 ともかく何か始めれば、花ひらく です。 一年の計 それが途方もない願い事・・・例えば宇宙飛行士になりたい!で、何を始めたらいいのか? さっぱりわからなくっても大丈夫です。 光との対話で、光さんに「まず、何から始めたらいいのですか?」と尋ねると、元の質問が何であれ、光さんは「掃除しなさい」と「早起きしなさい」の2つを奨めます。 宇宙飛行士になりたかったら、まず早起きする・部屋の掃除をする から始めればいいのです。 掃除しなさい というのは、部屋の掃除から始まって、最後は今流行の断捨離ですね。 (真の断捨離が出来たら、もう宇宙飛行士になる必要はないかもしれないけど・・・) 早起きしなさい は簡単ですよね。 早起きして歩けばいい。身体にもこころにも善きことです。 早起きと宇宙飛行士がどう繋がるの? なんてことは、宇宙飛行士になったらわかりますから、今は何も考えないで、まずは早起き! なのです。 ということで、明日の朝は早いので、今日はここまで。 さぁ、あなたも何か始めましょう!  そして、年末にはご一緒に\(^^@)/\(^^@)/\(^O^)/しましょうね。

おはようさん 2013.6.30.

最近の光の前世療法で、光さんが語ったことを思い出しました。 「(生まれてきた意味も、今生の目的も実のところは)善く生きることだよ」 「どうしたら善く生きることができますか?」 「今を楽しめばいいんだ」 「どうしたら今を楽しめますか?」 「今を善く生きることだ」 ・・・・光さんとの対話がループしたら、そこでその話題は終わりです。 ただ、光さんは患者さんを通さずに、直接、その後のお話をしてくれることもあります。 それは超自我、宇宙意識、神との対話・・・みたいなものですね。 「今を善く生きれば、後悔はしない。 今を精一杯に生きることだよ。 しんどくて寝込んでも、辛くて悲しくて泣き伏しても、次の日に立ち上がれば、笑顔ならば、それは今を善く生きたことになるんだよ。 雨の日、晴れの日、雪の日、風の日・・・自然は移ろうから美しい。すべて合わせて善しなんだよ。 努力は報われる? そんなこと、誰もわかんないさ。 生まれながらの境遇? そりゃぁ仕方ないさ。 自分で選んだのかって? そりゃぁ いろいろあるさ。だから楽しいんじゃないかね。 人さまの生きざまをたくさん見てきたからわかってるやろうけどな、 今を生きるの今は、死ぬ日のことだよ。死に際。今生の終わりの時。 そう、だから今を生きるってえのは、死に際から今生ってやつをずっと振り返って見てるわけだね。 ずっとずっと。生まれる時からずっとを振り返って、それが全部、今なわけ。 ほらね、ずっと下ってきた人もいる。ずっと登ってきた人もいる。 登ったり下ったり、いろいろあるよね。ずっと平坦な人もいるしなぁ。 ずっと下るのも楽しいよね。滑り台。またもう一度やりたくなる。 死んだ時、もう一度、滑りたい!と思ったが最後、同じ楽ちんな人生ループにはまりこんじゃうのよ。 何百回、何万回と繰り返しちゃう。 ・・・そう、この世の時間軸に沿って何百万回と繰り返す・・・じゃないことに気づいてるね。 今というこの一日に、何百万人分もの人生として繰り返す・・・のもアリだよね。 ずっと登ってくるとね、最後の日に振り返って見えた景色に、満足感、やりがい感、達成感がわきあがってくるよ。 すべてのものへの感謝と生きる喜び。 そして、同じ道、同じ登りを繰り返そうとは思わない、思えないんだよ、魂ってやつは。 俗に言う、この星を卒業ってヤツだな・・・大いなるひとつの光にもどっちゃうだけなんだけど。 (残りたかったら、残れるけどね) それは苦しい人生だから、不運不幸な人生だから、学びが多く、気高いチャレンジなんだ? かって。。。 ちゃう、ちゃう、全然ちゃう。 (わかってるくせに聞くなよな・・・まぁ、夜に書くネタやから話たるけどな) 山登りをワクワクと楽しめるかどうか・・・やな。 学びとか修行とかになると、笑顔がなくなるやろ。 自分をしばりつけちゃうがな。がんばらねばならない・きっと出来るはずだ・大丈夫だ・・・ しばっちゃいかんな。束縛は楽しくない。 光さんはいつも大丈夫&大丈夫と言うやん?って。 そのA型気質がいかんのやでぇ。反省しいやぁ(って光さんが血液型出してくるかぁ?) 大丈夫の意味が違う。全然違う。 大丈夫やけど、あかんかったら逃げても・やめてもええでって、宇宙のように広い意味や。 それは大丈夫って言わん? 宇宙では大丈夫ってそういうことなんやで。ひとつ勉強になったやろ。 何の話やった? 今を善く生きるってことやな。 今、できることを精一杯やりなさい。 何をしたらいいのか? のヒントは、ちゃんと気づくようになってるから。 下りの楽ちんな人も、気づいて立ち止まってみると、そこから登りの脇道が見つかるよ。 それを登るかどうかはどっちでも「大丈夫」なんやけどな。 登りがきつくて堪らんかったら、ひと休みすればええ。 ボッと登ってきた道程を眺めながら、そのまま人生を終えたっていいじゃないか。 死んだ時、続きはこの次で!と思えば、ちゃんとそこから始まるように生まれ変わるさ。 死に際に、 よくがんばった。 辛かった・寂しかった・悲しかったけど、ええ人生やった。 こんな人生もアリやな、二度とごめんやけど。 そして、 みんな、ありがとう。いろいろごめんなさいやけど、それでも、みんな、ありがとう。 善く生きるって、そんなもんやな。 (今夜はここでおわり。はよ寝えやぁ)」

2013年6月29日土曜日

能楽大連吟2013

おはようさん 2013.6.29.

藤本蓮風先生のご紹介で、鍼灸OSAKA 109号 がんへのアプローチ を読みました。 藤本蓮風先生は、全身転移の末期癌でも日常生活を保ったまま何年も過ごせた症例をたくさん持っておられます。 しかし、鍼灸の世界は全般的に「鍼でガンが治るとは決して言うな!」の黒雲に被われているのがよくわかりました。 もちろん、本当は鍼灸がガンの緩和ケア以上の効果をあげられることを、鍼灸師の皆さんはよく知っておられることでしょう。 ただ、巷にあふれかえる妖しげなキャッチ広告と同じように受け取られることを、とても怖れているようでした。 日本のガンの患者さんが鍼灸を受けたいと思うのは、病院で余命数ヶ月宣言やお手上げ宣言を受けた後です。 西洋医学ではダメだ・限界だ、と宣告されて、仕方なしに・藁をもつかむ思いで、鍼灸に向かわれます。 東洋医学でも漢方治療は、西洋医学と同じ「薬」に行き着くので、ガンの主治医も漢方医も何となくコミュニケーションがとれます。 西洋医学の医者でも(漢方のこと・陰陽のことをよくわからなくても)ツムラのくれた漢方薬手帳をパラパラとめくって、あてはまる症状→漢方薬 の公式で漢方を処方できます。 病院の先生たちの漢方処方を見ていると、この先生は漢方の達人か・まったく何も知らないか のどちらかやなぁ・・・しばしば思います。 ガンの主治医さんが日本東洋医学会認定の漢方専門医でもあることなど・・・奇跡的でしょうから、ガンの患者さんたちが飲まされている漢方薬は、果たしてどれくらいの効果なのだろう? と悲しくなることがあります。 漢方専門医の先生のカルテは、普通の西洋医学の先生たちが見ても???なことばかりです。 脈診・・・それって不整脈があるかどうかを診てるの? 腹診・・・腸管の動き具合を聴診器で聞いたり、押さえて痛いところ・気持ち悪いところを探してるだけでしょう? 舌診・・・??? 舌に何かあるんですかぁ? そして決定的に異文化なのは・・・ 肝鬱??・・・肝臓がどうしたの? 脾虚??・・・脾臓なんて血液のプールだけじゃん? 腎陽虚??・・・BUNとクレアチニンでいいんじゃないの? 血虚・・・これはわかりますよ! 貧血のことでしょう! 津液??・・・ ・・・(無言)・・・ 気虚・・・科学的にないことはお互いのため、スルーしときましょうね・・・ 漢方の専門医は、医者である以上、医学部6年間にみっちりと西洋医学をたたき込まれてきます。 例え、卒業後すぐに漢方専門の道へ進んだとしても、医師国家試験に合格したということは、その時代の最低限の西洋医学的知識は持っているということです。 語学に例えれば、日本語&英語のバイリンガルなわけです。 だから、漢方医には西洋医学の先生がたのカルテも読めるし、会話も成り立ちます。 ガン治療と緩和ケアに漢方薬がしっかりと根付いてきた理由はここにあります。 さて、鍼灸はと言えば・・・ そもそも漢方薬治療と鍼灸治療はふたつでひとつの東洋医学のはずなのですが(日本東洋医学会の学術総会にはちゃんと鍼灸部門もあります)、経絡経穴が主になる鍼灸と漢方はフランス語と英語くらいの違いがあります。 腎脾肝肺心も陰陽も同じですから、お互いに迷うことはありません。 ただ、漢方医は経絡・経穴を読む(感じ取る)ことは苦手です。 脈診・舌診・腹診・望診・・・も同じです。(鍼灸よりもちょっと雑っぽいかな?) 違っているのは、腹診や望診の濃さと背候診や原穴診の精妙さです。 頭で考えるよりも、まず自分の手:指と労宮で患者さんの気と穴の具合を詳細に感じ取れなくては治療に到りません。 そして、鍼灸医の書くカルテには漢方医もチンプンカンプンな経穴経絡名で埋め尽くされています・・・漢方医にもわからないものが西洋医学のドクターにわかってもらえるわけがありませんね。 ここにガンの主治医と鍼灸医の深く広い谷があるのです。 言葉が通じなければ、分かり合えません。 コミュニケーションがとれないままだと、お互いに助け合えません。 鍼灸の世界が何となくガン治療に後ろ向きなのは、このコミュニケーション不能に原因があるのだと感じました。 (ガンの患者さんが主治医に「鍼灸も受けてみたいのですが、先生、どうですか?」「う〜ん・・・どっちでもいいけど、紹介は出来ないよ」な会話になります) 日本では鍼灸師と医師だけが患者さんの身体に鍼・針を刺せます。 だからこそ、医師の方から鍼灸の世界に声をかけていけば、多くのガンの患者さんたちが救われると思います。 手っ取り早いのは、漢方専門医がマルチリンガルになってしまえばいいのです。 (→私は今ここ(*^^)v 蓮風先生はガン治療に関しても、とても前向きです。 豊富な実績と弁証理論が揺るぎない自信となって、鍼灸界を前向きに牽引されています。 すべては患者さんの笑顔のため です。 ならば、私たち 漢方医であり、西洋医学の何らかの専門医であるドクターたちが西洋医学と漢方治療と鍼灸治療のコミュニケーションをとる良き通訳になれれば、この国のガン患者さんたちのQOLと幸福度・生きがい度はグ〜〜ンとアップするでしょう。 これからがとても楽しみな鍼灸とガン治療です。

2013年6月27日木曜日

おはようさん 2013.6.28.

木曜日の午後は、藤本漢祥院での鍼灸研修です。 蓮風先生が直々にいろんなことを語ってくださいます。 例えば、急性の腰痛で歩くのがやっとだった方・・・大巨に打鍼・・・腰痛なのにお腹に?? ところがこれが良く効くのだそうです。 もちろん経絡をしっかり読み取ってるので、説明はとても理論的です。 奥山医院から紹介した患者さんたちにも会えました。 重度のアトピーの子供ちゃん。 土黒かった肌がやわらかい黄色に変わってきたし、ガサガサだった肌もしっとり潤っていました。 蓮風先生の施術は、銀の古代鍼を後谿にかざすだけ。 それも皮膚から5cmは離れていたでしょうか・・・ ちょっとかざすと、子供ちゃんがピクッとして、それで施術は終わりです。 子供ちゃんのピクッは気がグイッと動いた証だそうです。 たしかに顔の色が心地よいピンク色に変わっていました。 これだったら、どんなに小さな子供ちゃんでも(赤ちゃんでも)嫌がることはありませんね。 子供ちゃんも邪気がスッと抜けるので、とても気持ちよさそうでした。 最近は私も医院で大人の患者さんたちに蓮風先生の鍼を施術しています。 鍼を穴に刺入して虚の邪気に当たると、鍼の抵抗がスッと抜けます。 この時、患者さんはそよ風が吹き抜けていったような感じがするそうです。 実の邪気に鍼が当たると、鍼先はネバネバに囚われたような感じがします。 この時は患者さんは、何だか嫌〜な顔になります。 やめといて! それ、さわらんといて!って感じかな。 実の邪気が嫌がっているのですね。 もうひとりの紹介した患者さんは、虚弱体質の学生さんです。 大病院にも通って、いろいろ検査したけれど、結局・・・だったので、蓮風先生をご紹介しました。 ともかく朝、起きて学校に行く元気がなかった子です。 学校が嫌い、行きたくないわけではありません。怠くて立ち上がれなくて、動けないのです。 最初、ご相談を受けて初診した時、漢方を処方しましたが、どうもうまく効かない・・・ 明らかにひどい気虚が血虚や脾虚、とうとう腎虚に及んで学校検診の度に尿異常を指摘されていました。 初診から2ヶ月ぶりに顔を診ましたが、気虚血虚が消えて、桜色の顔色で元気そうでした。 この子には後谿に鍼を施術されていました。 この子と同じような症状で不登校や保健室登校になっている子供たちって、ものすごい数じゃないかな? たいていは小児科専門病院や心療内科・精神科へ廻されて、あまり役に立たない薬やカウンセリングで、その後の人生の明暗・喜怒哀楽を決めてしまうとても大切な青春時代を無為に潰されてしまいます。 挙げ句の果てが閉じこもり・ニート・人格障害・・・になってしまいます。 (私の子供たちが・・・そうでしたから。。。 今だったら、何があっても、どんなことがあっても、すぐに蓮風先生のところへ連れて行きます。あの時・・・ちょっぴり神さまを恨んでみたりもしてます。 だからこそ・・・の想いがたくさんの患者さん・子供たちの親に伝わればいいな、と願っています) 蓮風先生曰く「赤ちゃんや子供は、根が素直だから、鍼がとてもよく効きます」 (大人は・・・オフレコです(^^ゞ) 素直な人ほどよく効くのは、私の光の前世療法と同じですね。 人間、やっぱり素直が一番!! 素直が光・神さまへの一番の近道ですね。 私は3回目の施術でした。 今回も右百会。前回は20分だったのが30分になりました。 鍼されてしばらくは頭の中がグィングィンとかき回されるような感じでした。 百会は督脈・膀胱経・三焦経・胆経が集まる気の東京駅みたいなところですが、頭の中のグィングィンはきっと気のアンバランスや滞りが水洗トイレのジャァァァ〜〜のように一気に調整されてるシグナルだと思います。 その後は、ふわぁぁ〜〜と良い気持ち。 気がついたら30分経っていました。 百会 LOVEです♡

おはようさん 2013.6.27.

先日の光の前世療法のテーマは「これからやるべきことがわかる過去生へ」でした。 まさしく、最後の人生の大節目にさしかかった50代の方のワークにふさわしいテーマです。 見えた過去生は、 裁縫のお稽古に通う娘時代。 ある日のお稽古帰りにお侍さんに声をかけられて。 祝言の日、夫の心に秘めた新しい世創りを知って、自分も共に生きていく覚悟を決めて。 息子が生まれ幸せな日々が続いたが、ある日、夫は斬り殺されて帰らぬ人に。 繕い物をしながら息子を育てていたが・・・ 夫の意志を継ごうと決心して、塾を開きました。 若者たちがたくさん集まってきて、その目の輝きを見ていると、夫の遺志が伝わったように感じて。 最後は息子と塾生たちに看取られて亡くなりました。 死後の魂の目でその人生を振り返りながら、最も大きな節目を見ると、それは夫の死後にありました。 夫の遺志を継いで塾を開く道。 そのまま再婚して穏やかな日々を過ごす道。 そして、死後の魂の目で、過去生と今生を見比べてみて・・・ 「今とまったく同じです」の答えが返ってきました。 (過去生とストーリーが同じという意味ではなく、過去生と今生のベクトル・波動が同じという意味ですよ) 光さんは、たくさんのプライベートな質問にもすべて答えてくれました。 メインテーマの「これからやるべきことは?」には、 「今、想っていることを実行しなさい」が繰り返されました。 人生の節目とは、迷いです。 今まで通りの方がいいのか?  新しくチャレンジしても大丈夫なのか? 迷いが生じている時には、必ず何か新しい道がこころに浮かんでいます。 それは朧気で、全然具体的ではなく、夢物語のようでも、何かこころにイメージがあります。 そこに、誰かが協力してくれそうだったり、具体的な時間や場所が決まりかけていたり・・・ 一歩前進した何かが加味されていて、あとは自分の決断だけでスルスルと具現化してしまいそうな勢いが感じられているはずです。 それを迷わせているのは、自分の自信のなさ・勇気のなさ・人を信じられない恐怖感・嫉妬や妬みやええかっこしいなプライド・そして、あきらめ感・・・などです。 10代、20代なら迷うのもムリはありません。 そうやって人生経験を積んでいくのだから、どんどん迷って、エゴや我欲に翻弄されていけばいいのです。 でも、50代は最後の大節目。最後のスピリチュアルな迷いです。 10代・20代・30代・40代と全部見逃し三振してきても、最後の節目にヒットを打てば万々歳です。神さまたちが総出で祝福してくれます。 10代・20代で大ホームランを打ってしまうと、残りの打席はもう要らない・・・な人も多い中で、 30代・40代・50代とハングリー精神を保ったままチャレンジする人は・・・なかなかいません。 (真のスピリチュアルな人とは、いつまでもチャレンジし続ける人ですから) 50代に人生の大節目を迎えられる人たちは、それまでかなり波瀾万丈な人生を送ってきています。 そして、大抵は皆さん健康だけど、 家族・家庭の人間関係がボロボロだったり、 社会の我欲&エゴの部分:お金・財産・権力・地位・学歴・仕事・・・などがサッパリだったりな人ばかりのように思えます。 そう、これまで打席毎に思いっきりバットは振ったけど、ゴロだったり、凡フライだったり、よくてポテンヒット・・・ でも、ダッグアウトの裏でホームランを夢描きながら、ひたすら素振りを続けてきた人たちに、神さまは50代の人生の大節目のチャンスを与えてくれるのです。 そして、もうひとつのケースは・・・ 50代で自分orパートナーが癌などの生きるか死ぬかの大病や大ケガをしてしまうことがあります。 これは10代からサイクルヒットや連続ホームランのラッキー幸せな人たちが50代の人生の大節目を引き寄せるために起こるチャンスです。 癌になると、生きることに真剣になります。 それまでの我欲&エゴの空しさと薄っぺらな絆に気づいて、癌という節目から新しい人生を歩み始める大きなチャンスになります。 (ここで、素直 愛・信・許・認の和 本当の輪 そして笑 になると、癌だって消えてしまいます) 50代で人生の大節目を迎えた人は、光さん・神さまたちの注目の的です。 逃げ出したくなるほどのプレッシャーです。 (逃げ出す人の方が多いけど、だから癌の人たちはほとんどが死んじゃうし、人生ボロボロな人たちはもっとボロボロで終わってしまうのです) 自信なんてない・この先がまったく読めない・人生の最後の賭け・・・ 光の前世療法を受けられる方々は皆さん、人生の節目で来られます。 そして、光さんのメッセージに勇気づけられ、生きる自信が沸いてきます。 うちなる迷いが具体的にわかり、その迷いの先にある未来のビジョンまで見せてもらえます。 未来のビジョンを光さんから授かるというのは、人生の大節目を乗り越えていくのに、とても役立ちます。 地図なしに船出するよりも、地図も天気図も目的地の様子もわかっていた方がいいですよね。 そんなことを改めて思いながら、この日のワークを無事に終えました。 P.S.お知らせ これまで木曜日午後にお受けしていた4時間ワークは藤本漢祥院での研修のためお受けできません。 4時間ワーク(事前の面談問診・約3時間のワーク・30分ほどのワーク後カウンセリング)は土曜日の午後ならお受けできます。また8月お盆前後の夏休み中(8/11〜17)にも4時間ワークをお受けします(ただし、休日料金になります。詳細はお電話で医院までお問合せください CALL 06-6907-7578)

2013年6月25日火曜日

おはようさん 2013.6.26.

梅雨のジメジメ&ムシムシが本格化すると、今年もやっぱり心療内科の患者さんが急増しています。 この季節は、自律神経失調症が多いですね。 元々、湿痰や湿濁な体質なのに、暑いから&熱中症注意のヘビーローテーションCMでグイグイと水分を摂ってしまうと・・・あっという間に水毒の症状のオンパレード! そして、自律神経失調症の奈落に・・・ありゃりゃぁ です。 自律神経失調症になりやすい人たちは、運動不足の脾虚・偏食の血虚・引っ込み思案&自分に自信なしな血虚な人たちですから、冷たい水やアイスクリームなど摂ったら、すぐに湿濁になってしまいます。 朝から怠い・動けない・頭が回らない・めまいする・耳鳴りする・顔がピクピクする・動悸息切れする・喘息っぽい・熱っぽい・食欲ない・便秘 and/or 下痢・生理不順・・・もう何でもありです・・・ ただ、自律神経失調症だけなら、それでも何とか仕事や学校に行っている。 仕方ないので、這ってでも行ってる・・・感じです。 これを西洋薬で治すのは難しい。。。ひとつひとつの症状に薬を出すと、ものすごい量になりますからね。 漢方薬なら、まずは水毒の水をさばく。。。かなり楽になります。これが一番いいかな。 そして、鍼灸で気滞や気虚や虚火をさばてしまいましょう。 自律神経失調症の症状が消えちゃうだけでなく、梅雨でもカエルや紫陽花のように元気になれますよ。 そして、来る真夏を思いっきり楽しむことができる身体になれます。 さて、問題なのは、梅雨時は、うつ病が悪化することが多いのです。 普通のうつ病が悪化するだけなら、お薬の量を加減するだけで何とかなります。 梅雨さえ乗り切ってしまえば、真夏のうつ病はとても落ち着いてくれるからです。 問題なのは、5月病や新型うつ病も増えることです。 初診で、会社から休業の診断書をもらってこいと言われたので・・・の診断書目的の受診が増えます。 こういう患者さんたちは、初診の1回限りしか来ません。 薬を処方しても、飲みません。治りたくないのかしらむ??? 最初からそのつもりだから、初診で3ヶ月以上の休業必要の診断書を書け!と指示してきます。 こういう人たちは、心療内科ではなく、精神科の範疇です。 ただ、確信犯だから、数回受診しないと書けないと説明しても絶対に聞き入れません。 こころの治療に一番大切な「こころの素直さ」など皆無な人たちです。 仕方がないし、他の患者さんたちのこころに闇がうつったら困るので、(桑原桑原の念を入れて)最長2週間の診断書は書くことにしてます。 もちろん、後々、裁判になっても大丈夫なように秘密の工夫はしてありますけどね。 こころの病気や自律神経失調症などの心身症の患者さんたちは、毎年の梅雨と木枯らしの吹く頃に症状が悪化することが多いです。 これは関節痛や肩こり・腰痛も同じです。 苦手な時期だけお薬を飲んで何とかやり過ごすのも一法です。 西洋薬はあくまで対症療法です。 でも、苦手な時期に悪化しないように、日頃から漢方薬&鍼灸で気・血・津液&陰陽のバランスを清めておくと、老化や癌化や痴呆化を防ぐことができます。 笑顔度 と 泣き顔度 の差が幸福度です。 西洋医療は、泣き顔度↓↓↓を目指します。笑顔度&幸福度のアップは間接的です。 漢方&鍼灸を受けていると、笑顔度>>>泣き顔度になります。直接的に幸福度アップです。 ♪  幸せは 歩いて来ない だから 歩いて 行くんだね ♪ 漢方&鍼灸治療は、自ら進んで受けなければなりません。 費用もかかります。 だけど、笑顔のため、幸せのためなら、安いものじゃないかなぁ? 楽ちんじゃん? と思います。 そこは個人個人の価値観によるものだから、無理強いなどしませんが、 より善き「生きがいの創造」のためには、漢方&鍼灸はとても強力&安全なツールだと思います。

2013年6月24日月曜日

おはようさん 2013.6.25.

藤本蓮風先生の北辰会鍼灸の診察は、徹底的に、気を感じ取ること に終始します。 目で、指先で、掌:労宮で、(時には舌で・・・と蓮風先生はおっしゃってました。患者さんの汗の味でわかる・・・って)気を感じ取っていきます。 邪気はもちろんのこと、気の弱り、気の上気、気の淀み・・・気・気・気・・・です。 体表外にある衛気も感じ取らなければなりません。 身体から放射されている生体エネルギーを掌:労宮で感じ取るのです。 はい、もう ハメハメ波の世界です(;^^)ヘ.. 気がわかれば、血もわかります。津液:水もわかります。 逆は・・・血や津液がわかっても、気はわからないことが多いです。 そこに漢方薬治療の限界を感じていました。 だから今は、水を得た魚のように、すべての謎が解けそうな高揚感を(実際はまたすぐに壁にぶつかるけどね)楽しんでいます。 気とは・・・例えれば、それは車を運転してる時の車両感覚に似ています。 初心者の頃は、車庫入れや縦列駐車や細い道でのすれ違いの時には、目で見て確認してました。 慣れてくると、前を向いたまま、ちょっとミラーを見るくらいで簡単にできてしまいます。 ベテランになると、となりの車との距離が10センチでも平気です・・・当てなきゃいいわけだからね。 人は誰でも知らず知らずのうちに、気を感じ、気を使っているのです。 一目惚れなんかも、気が合うから起こります。 だれもが自分なりの気の周波数・波動を持っています。 周波数は、体調の良い時・悪い時 気分の良い時・悪い時 こころの状態 運気の上げ下げなどで日々、絶えず変動していますが、基本となる波動は、その人の生き方や智恵&目覚めの程度で決まるので、日々 変化することはありません。 そんな周波数と波動がピッタリと同期した時、人は一目惚れしてしまいます。 スピ系で言えば、ソウルメイトやツインソウルにやっと巡り会えた!って感じですね。 気の合う仲間 まさしく 気の世界です。 蓮風先生の古代鍼での施術を見ていると、古代鍼の先はほとんど肌に触れていません。 蓮風先生のかざす鍼・・・決してマジックではありません。 その手つきを見ていると、まち針で肌に刺さった棘を抜く動作に似ています。 そうかぁ! 邪気は衛気に突き刺さった棘のイメージでもあるんだ! 指先で&労宮で感じ取った邪気の棘を、古代鍼で丁寧に細やかに抜いているのです。 また、ひっかけちゃったり、やぶけちゃったところを糸針でかがっている動作にも似ています。 衛気の凹みや破れを古代鍼で丁寧にかがっているのです。 衛気の棘を抜き、破れをかがるのだから、肌から鍼先は浮いています。 これが「かざす鍼」だと思います。 風船に棘が刺さったり破れがあると、しぼんでしまいます。 シオシオノパーです。 パンクしてるのに走り続けようとすると、どんどん風船に空気を押し込まなくてはなりません。 ポンプ130%全開! 電圧Max ハイテンションにアップ! 摩擦熱で空気もポンプもどんどん加熱されて・・・いたるところにガタが来て、ダウンしてしまいます。 これが難病・癌・喘息・アトピーなどになります。 漢方薬は、水をかけろ! 油をさせ! 風を送れ! 風船のゴムを厚くしろ! な感じかな? (西洋医学は、ポンプ交換! 予備電池挿入! 冷却システム造設! 空気の代わりにアルゴンガス注入! な感じ・・・かも(~_~;) 身体の至るところからSOSが出ているけれど、どこに根本原因のパンクがあるのか? を感じ取って、その一点にパンク修理してしまうのが蓮風先生の鍼灸です。 だから、漢方薬治療との相性は抜群です。 パンクを修理できれば、気の漏れ出しはなくなります。 次第に気が充たされていけば、全身のSOSは消えていきます。 子供なんかは、根が素直だし、病気もあまり深みにはまっていないから、古代鍼をかざすだけで即効してしまいます。 なぜ? はパンク修理理論でもうおわかりですよね。 そんな思いで、私の患者さんたちにも古代鍼をしてみると、 棘を抜いた時の邪気のすごさ 破れをつくろった時の生気の盛り上がりをブルブルと肌で強く感じました。 (私はどうも気に敏感体質のようです・・・ラッキーなことですけど(*^^)v これからどんなことがわかってくるのだろう・・・ますます興味津々がんばるんばっ☆彡 なのです。 P.S. 外来で初診でも「鍼もしてください」と言ってくだされば、ほいほいと鍼しちゃいますよ。

2013年6月23日日曜日

おはようさん 2013.6.24.

日曜日は藤本蓮風先生の北辰会の6月定例会に参加してきました。 午前中は背候診の実習で、蓮風先生も「ここ(ドクターコース)に引き寄せられてしまう」と言いながら、何度も回ってきては、いろいろと教えてくださいました。 講師の村井和先生からは「手の関節が柔らかいですね」「手つきがいいですね」・・・とホメ殺し状態で・・・いかん&いかん、♪ 我は出家の身なればぁあぁ ♪ そんな笑顔で煩悩をくすぐっちゃぁ(;^^)ヘ.. 蓮風先生が、手を触ってごらん・・・で、みんなで手&指を触らせていただくと・・・ものすごく柔らかい&温かい!! 「熟し柿のような手」と誰かが漏らして、一同、爆笑でした。 皮膚も肉も子供のような柔らかさだからこそ、精妙な衛気・衞氣 経穴の微妙な変化を感じ取れるのです。 「毎日、患者さんを触っていると、こうなれるよ」 とても奥深い言葉でした。 ちなみに、私の手指・・・蓮風先生に「この手は良し!」と褒められました。うふふ、これも15年間続けたアーユルヴェーダ脈診のおかげですね。 私の脈診は、最初はマハリシの蓮村先生に教えていただきましたが、その後は、漢方や中医学の弁証を取り入れたり、光との対話を通じて、大いなる光さんにステップ バイ ステップでトレーニングされて、今では患者さんのこころの中や奥底も、今生の履歴も読み取れるようになりました。もちろん、インドの脈診専門医さんの足元には及びませんけど。 今の病気を脈診で読み取るくらいなら、ただ精妙に感じ取ればいいのですが、こころの中や奥に潜んだトラウマなど・過去の病気や事件などまで読もうとすると、脈を通じて、ターゲットとする患者さんの波動に自分の純粋意識の波動を合わせなければいけません。 同じ集合意識の波動にシンクロさせるわけです。 誰の脈の中にもマルチフェーズの波動があります。 この世で言えば、ラジオの周波数みたいなものです。 5才の時の周波数。10才の時の周波数。20才の時の周波数・・・ 一番幸せだった時の周波数も、一番悲しかった時の周波数も、一番愛を感じた時の周波数も・・・ 全部、脈の中にあります。 しかも、人それぞれがすべて違う周波数なのです。 患者さんの脈の中に入って、「こころの奥は?」「小さな時のトラウマは?」とターゲットを念じながら、意識をどんどん精妙に沈めていきます。 やがて自分の意識が消えて・・・もわっと目的のビジョンに繋がります。 (ただし、このビジョンに自分のエゴの色眼鏡がかかっていないか? 患者さんのエゴや邪念・病邪のトラップではないのか? を消えそうな意識の光の中で見極めなければなりません。これが難しい! そして、疲れます) 外来では、多くの患者さんたちの脈を診ています。 患者さんのほとんどは、脈がとんでいないか? の不整脈を診ていると思っています。 それでいいのです。 脈診で、この風邪はどうなっていくのか? もわかります。 でもね、「タバコは禁止。温かいものをちょっと食べて、早く寝れば治るよ」と分かっていても、それが馬耳東風ならば・・・言えません。薬も本当は要らないんだけど、「咳止めを下さい。抗生剤も要ります!」とコンビニ受診な患者さんたちには・・・はいはい、お好きなように・・・になってしまいます。 こころの病気の人たちには、尚更、病気の根本要因なんか、言えません。 根本要因と向き合うことが必要ならば、ちゃんとベストな時にベストなことが起こって向きあわされますからね。 脈を診て、過去生がわかるの? ・・・はい、わかりますよ。 でもね、治療によっぽど必要じゃなけば、決して読みません。 なぜ? ・・・ だって、むちゃ疲れるもん吉(^^ゞ 私は過去生が見えなかったから、脈で過去生を見てください? ・・・ やめときましょう。 人に過去生を見てもらって、光さんのメッセージを告げてもらって、それで得られるものは何もありませんから。 せいぜい過去生マニアになるか、宗徒に洗脳されるか、スピリチュアルなオタクになるか・・・ですからね。 脈を診るのは、人を成す小宇宙に触れることです。 その小宇宙は、大空を包み込む大宇宙と同じ波動です。 宇宙には精妙な波動が無限に鳴り響いています。 何万光年の距離を一瞬で伝わる波動です。 そして、人の脈の中にも同じ波動が満ちあふれています。 もしかしたら、人の一生は、大宇宙の何万光年よりも長いかもしれませんね。 だから、脈を診るのは、その人の神に触れることになります。 その時、自分の神も指先に宿っています。 神と神が触れあうのです。 蓮風先生の手が熟し柿のように柔らかく繊細なのは、日々、神の手になっているからなのですね。

2013年6月22日土曜日

おはようさん 2013.6.23.

EXPO70 大阪万博は、私がちょうど小学校を卒業して中学1年生になった年でした。 その頃は高槻に住んでいたので、親戚のガイド役をして何度も万博に行きました。 3月の雪が積もって、あのアメリカ館がガラ空きだった日から、最終日まで・・・ 人類の進歩と調和・・・よりも、ただただ少年の夢と希望が大爆発していました。 世界にはいろんな国があるんだな・・・よりも、近未来の科学にワクワク&ドキドキしてました。 ベトナム戦争の泥沼化なんて理解できるはずもなく、 あの万博にはそんな戦争・虐殺の血の涙など微塵も見当たらず、 米ソは宇宙開発競争を全面に出して争っていました。 今から思えば、そんな世界の闇など忘れてしまったかのように脳天気にはしゃいでいた日本人気質は、今でも健在ですね。 万博が終わって遊園地と日本庭園と太陽の搭だけ残して、後は森へと戻されました。 あれから40年余り・・・今の万博公園は、とてもステキな自然の森になっています。 もちろん、人が計画して、木々や花々を植えて、道やベンチや広場を整備して・・・ それでも、とても自然な森の中を散策している気分になれます。 人類の進歩と調和 それは科学が担っているよ、少年たちよ、夢と希望を持って勉学に励み、仕事に精進しなさい・・・そんな1970年の日本はバリバリの競争社会でした。 何にでも優劣上下貧富がある社会。 差別も体罰も虐待も、みんな優劣上下貧富を競う競争の中に埋没していました。 社会常識が画一化されていた時代でした。 だからこそ、優劣上下貧富が競える社会でした。 そんな時代の近未来が祭りの後よろしく、すべて消え失せてしまう。太陽の搭を残して。 岡本太郎の太陽の搭は、まさしく科学な未来社会、画一化された常識の支配する社会へのアンチテーゼでした。 そして、今はその太陽の搭が、万博の森を見守ってくれています。 今の自然の森こそ、人類の進歩と調和そのものではないでしょうか? 太陽・水・土・風が必要なところに必要なだけもたらされるのが自然の摂理です。 宇宙の法則と言ってもいいですね。 森の中には、優劣上下貧富は・・・ありません。 許・認・愛・信の和があり、輪で繋がり、みんな笑の顔をしています。 それが宇宙そのものであり、私たちが今、ここに存在している意味です。 中学1年 大人の入口に立った私は万博にいました。 そして、今、やっと岡本太郎の太陽の搭が見守る万博の森の神聖が見え始めてきました。 万博の森を歩いていると、なぜか楽しくなります。 光さんの口癖「今を楽しみなさい」とひとつになれます。 競争? 誰と・何と競争するの? そんな無限の多様性の中にいます。 色とりどり・ありとあらゆる種類の花々が咲き乱れている・・・そんな無限の多様性です。 ひとつひとつの花が小さな幸せであり、愛です。 だから、見渡せば、無限の幸せと愛ばかりです。 無限の色とりどりな花々が咲き乱れる地球を大いなるひとつの光さんの目から見れば、それは光の星そのものです。 こころの目を開いて万博の森を散策すれば、たちどころにそこはシャングリラです。 風の中に光さんの言葉が聞こえてきます。 光の中に神さまたちの笑顔が見えます。 木々に宿った木の神さまは話し好きです。 花々の中には妖精がいます。 水の波は龍神さんです。 森羅万象 八百万の神々と楽しく過ごせます。 それが万博公園の森です。 どこの公園や森でも同じかな? 残念ながら、太陽の搭がなければ・・・ちょっとムリかな。 夢と希望が満ちあふれていた科学未来が終われば、 強者たちの夢の跡・・・人類が 日本人が滅んでも、森が都市を 田舎を 山河を包み込んでくれるのかな? そんな妄想も多様性の成せる技なのですね。

おはようさん 2013.6.22.

今生の目的は何でしょうか? 生まれてきた意味は何でしょうか? 今生の天職は何でしょうか? これからの使命は何でしょうか? そんな自問自答から、スピリチュアルな精神世界へ入ってしまった人たちも多いと思います。 光の前世療法を受ける方々は、みなさんがこれらの答えを光さん・神さまに求めますから。 キリスト教や仏教、イスラム教、ヒンズー教・・・ どの宗教にも、それぞれの教義に照らし合わせた答えが決まっていて、ずっとそれが正しい、神聖なる答えだから一切の反論は許されませんでした。 たまたま神秘体験をして光さんに繋がり、光の答えを知ってしまったが最後、魔女狩りで殺されてしまうスピリチュアルの暗黒時代がずっと続いていました。 アメリカではベトナム戦争後、欧州ではベルリンの壁崩壊後、日本ではオウム真理教事件後から、2000年あまり続いてきた絶対的な宗教的教えが緩み始め、古代ギリシャ時代以来 久々の自分のための真理の探究が許されるようになりました。 とはいえ・・・キリスト教から、こころも魂も完全に自由になりきれない欧米のセラピストたちを見ながら。 優劣上下がないと落ち着かない左脳支配から、身もこころも解放されない日本のセラピストたちに落胆しながら。 どうしてそんなに、そう魂のレベルにまで、永久不可侵な聖域を設けたり、レベル化・修行好きを持ち込むのか? 光さんと一緒に溜息をつく日々が増えました。 今生の目的も、生まれてきた意味も、今生の天職も、これからの使命も・・・何でもかんでも、「人生は修行です」「魂のレベルアップのために、喜んで生まれてきました」「学びこそ、魂の喜びです」にしてしまえば、良く当たる占い師になれます。すぐに行列のできるグルとして敬われます。 だって、簡単だもの。自分で考えなくても、そうか!って腑に落ちて、それまでのモヤモヤが吹っ切れて、気持ちよく今まで通りの誰かに・何かに支配された日々を送ることが出来ます。 辛い仕事や嫌な人間関係も試練だから乗り越えるしかないのです。 どんなに苦しく&悲しい今だって、自分で選んできた、魂を磨く問題なんだから耐えるしかないのです。 人生は魂の学校だから、ちゃんと先生の言うことを聞かなければいけません。 <日本版> あなたの魂のレベルは今、ここです。次にこのレクチャーを受ければ・あの世界を体験出来れば・こんな能力をマスターすれば、あなたはもっと神に近づけますよ。 これが出来れば、あなたはもっと豊かに・幸せに・愛されますよ。 あなたもこんな神のみわざ・錬金術をマスターしましょう。 <欧米版> 私がみなさんをガイドして繋がる光さんは、そうは言いません。 「今を楽しみなさい」 「今のあなたでOKですよ。大丈夫ですよ」 学んだり修行したかったら、すればいいのです。それも「今を楽しむ」ことですから。 今生は今までこれで予定どおりで順調だし、 今生は自分で決めてきたと光さんは答えます。 だけど、学べ・耐えろ・我慢しろ・・・とは言いません(それを望んでいる人たち・すでに洗脳されてしまった人たちには、そんな答えが意識の奥底から聞こえてきます。それは光さんの声ではないのですが、それを含めて「今のあなたでOK、大丈夫」なんだから、お前は何も言いなさんなよって言われています) 「今を楽しむ」 それは遠足で遊園地に行って自由行動 Free Time!のようですね。 独りで好きな乗り物で楽しんでも全然OKです。 空いているところ狙いも善し、一点突破主義で長蛇の列に並んでひとつしか乗れなくても善し。 ベンチに座ってみんなの笑顔を眺めていても善し。 リーダーについて回っての金魚のフンでも善し。 解散!の声にみんな蜘蛛の子を散らしていなくなったのに置いてきぼりにされて、先生、どうしたらいいのでしょう・・・な泣き顔でポツンと立っていても・・・これは善くないですよね。 まぁ、そういう時は面倒見の良い誰かが一緒に行こうって優しく声をかけてくれますけど・・・(実はこれが洗脳の恐ろしさだとは・・・死ぬまで気づかなければ、それはそれで善しですが) 今生の目的は何でしょうか?・・・遊園地では遊具? アトラクション? 空いてるとこ狙い? 一点突破? 生まれてきた意味は何でしょうか?・・・遊園地で何したい? 今生の天職は何でしょうか?・・・一番乗りたいもの、外せないものは? これからの使命は何でしょうか?・・・で、次は何に乗る? これが「今を楽しむ」ことです。 最近、個人ワーク終了後に、今の過去生と光さんの言葉を解釈してほしい・・・という方々が増えました。 もちろん、それをするのは簡単です。 それをすると、10年前のようにわんさかと予約が入って・・・も知っています。 「その方がいいのかな?」と光さんに尋ねても、「好きにしい」と、ここでも「今を楽しめ」で突っぱねられます。 個人ワークは非常に強力です。 終了して、この世に意識を戻してきても、まだ左脳は隙だらけ・こころのガードも弱々です。 だから、ワーク終了後に、今、見てきた過去生と光さんの答えを解釈すると、それはそのまま左脳思考にインプットされます。 こころの中にあった古いトラウマや呪縛を上からペンキを塗るように上書きしてしまいます。 果たしてそれが善きことなのか? 私はずっと 否! と答えてきました。 なぜなら、あなたの人生はあなたのもの。あなたが歩むから、あなたの人生でしょう。 私が解釈すれば、あなたの人生の半分は私のものになります。 私があなたの人生を歩ませることになります。それって、新しい呪縛でしょう? あなたが何か失敗した。私がそれを責める。あなたの中に新しいトラウマが出来る。それは嫌でしょう? やっぱり、グルにはなれない性分な私です(;^^)ヘ.. ただ、時代はどんどん逆行しています。 予想以上の速さ・激しさで、光の智恵たちが遠のいていっています。 だったら・・・? もしかしたら・・・? 光に一番近いところにしがみついて、光をみつめながら、闇の中に手をさしのべて、その手をつかんだ人をひとりひとり引き上げるのも、新しい天命なのかもしれないな・・・ (つまりは、グルになれっちゅうことかいな?) そんな光さんとの問答が今朝、振ってきたのでした。 さぁ、その結末や如何に??

2013年6月20日木曜日

おはようさん 2013.6.21.

今週から藤本蓮風先生の漢祥院へ木曜日の夕方、研修&治療にうかがいます。 まずは1年、毎週、お勉強と実際に蓮風先生に診察&鍼をしていただきます。 なんだか脳外科医局時代の週一研修日みたいで、ワクワク&ドキドキです。 ♪ めぐる めぐるよ 時代はめぐる ♪ まだ還暦には早すぎるけど、今生の歩みをもう一度、やりなおしている感じがします。 死んで生まれ変わって、同じ人生を歩むとしたら・・・なんて禅問答みたいなものもありますが、次の人生を歩む時には、今生での失敗経験や教訓はぜんぶ忘れちゃってますからね・・・ (レーテーの川の水を飲まなければ、覚えてるかもしれないけど) 若い頃、歩んできた&乗り越えてきた人生試練に、まわりまわって再び出くわした時に、はてさて、ちょっとは大人になってるかしら? 和・輪・笑を悟っているかしら? と神さまに試されているのかもしれません。 新興宗教や神秘主義なサークルでは、よく「あなたはレベル**です」「私は今度 レベル**に上がった」なんてやってるけど、本来は覚醒やスピリチュアルなパワーにそんな階層などありません。 3〜4年前に完全崩壊したアカシックレコードには若干、そんな階層が黒カビのようにアカシックの神殿にこびりついていたけど、新しい光の世界にはアカシックレコード自体がありませんからね。 古い闇の世界に戻っていった人たちには、闇に浮かぶアカシックの残像しか見えませんから、相変わらず・・・やってるだけのお話です。 漢祥院で先日、舌癒着症オペをした子供ちゃんに会いました。 自閉症ですが、舌癒着症オペして脳の微小循環を改善させて、脳を酸欠から蘇らせて、それから蓮風先生の鍼で気の巡りをよくしていただこう・・・という二段構えの治療です。 かなり遠くの方なので、午前と夕方の2回、治療を受けています。 蓮風先生は子供の顔と手を望診して、背候診・腹診・両手後谿を観て・・・後谿に古代鍼を数秒かざして・・・終わりです。 そして、自信を持って、この子はよくなる と笑顔でおっしゃいました。 蓮風先生は、「子供の発達障害に鍼はよく効きます。よくなりますよ」と教えてくださいました。 今日の子供ちゃんにも、左の肝兪・膈兪に邪を、後谿の左右差を観て取られていました。 もう、さすが!のひとことです。 「子供は(効果が出るのが)早いよ。後 数回でよくなるから」 そういえば、先日は、脳波異常があるという子供さんが来てました。 何回治療を受けたのかはわかりませんが、「もう脳波に異常はないと(主治医に)言われました」と喜んでおられました。 蓮風先生の古代鍼は、肌に触れるか触れないか・・・触れないことの方が多いです。 だから、子供たちも嫌がらない・・・痛くありませんからね。 蓮風先生の古代鍼の先を注視していると、その動作はまるで、機織りしていて絡んでしまった糸を針ですくい取って解いている・・・ようでした。 気の滞り・気血の絡みを古代鍼ですくい取って、解いて、善き巡りに戻しているのですね。 なるほど・・・うん・・・なるほどねぇ・・・できる? ・・・大丈夫、できるよ・・・ この日の一番の盗み撮り 収穫かな (;^^)ヘ.. 私は相変わらず肝脾心募が冷えまくり・・・左の肝兪・脾兪・膈兪・腎兪まで冷えで。 (ありゃりゃあ 確かにストレス大大で仕方なかったのよねぇ) でも、舌診はよくなっていると言われました。 前回は左照海でしたが、今回は百会に20分。 その後の診察でも、まだ背候診での肝兪・脾兪の冷えが強く残っていたので、古代鍼を追加していただきました(背中なので自分では見えず・・・残念) そうかぁ、百会かぁ・・・とても納得な刺絡でした。

おはようさん 2013.6.20.

いよいよ梅雨本番ですね。 鉛色の空、雨に煙る町を眺めていると、梅雨だなぁ・・・としみじみ思います。 身体も正直です。 患者さんの脈診にも舌診にも腹診にも、昨日から急に湿邪が浸みだしてきました。 どこからともなく湧き出してくるナメクジみたいに、 身体の弱いところ、無理しているところ、ストレスがかかっているところに、 ネットリだらりと湿邪も張りついています。 梅雨はやっぱり怠いですねぇ。。。 梅雨は古傷の関節が痛みます。。。 梅雨は気分がうつになります。。。 梅雨は痰がらみの咳が嫌になります。。。 誰もが湿痰・湿熱な湿邪の影響を受けます。 嫌な季節の代表みたいな梅雨ですが、お米が主食な私たち日本人にとっては、次の真夏の猛暑を乗り切るためには、やっぱり必要な季節です。 春から梅雨なしで真夏になると・・・今年の空梅雨が良い例でした・・・30℃以下でも熱中症でバタバタと倒れる人が続出してました。 身体が真夏についてこられなかったのです。 梅雨はどうしても身体の中に水が溜まります。 土に水が染み込むように、身体に湿として水が溜まっていきます。 むくみ・めまい・怠さ・やる気がしない・関節痛・痰がらみの咳・胃もたれ・口内炎・・・ 嫌な症状ばかりだけど、来る真夏に脱水や熱中症を起こさないための予防的生体反応 ホメオスターシスでもあるのです。 な〜んだ、そうかぁ、真夏にすぐに干からびないように、身体はいつもよりたくさんの水を蓄えておこうとしてるんだね。だから真夏でも大丈夫なんだね。ありがたいねぇ。 そう思うと、ほら ちょっぴり梅雨がうれしくなってきたでしょう? 夏を思いっきり楽しむためには、ジメジメな梅雨は必須アイテムなのですよね。 梅雨は1年のうちでも、二ヶ月弱の短い季節です。 でも雨が大好きなお花たちがとても賑わう花の季節でもあります。 紫陽花・花菖蒲・蓮  どれも雨がお似合いです。 田植えが終わった緑の田んぼ 最高に美しいです。 小さな生き物たちが爆発的に現れます なんと神々しいことでしょう。 森羅万象 あらゆるものは、生まれるべき時に生まれ、宇宙の大きな愛で育まれ、食物連鎖・子孫繁栄・・・何か担ってきたものを成し遂げ、死すべき時に去っていきます。 このうっとおしいけど、とても大切な梅雨に、生命の歓声をあげているものたちを愛でることが出来たなら、こころの目はきれいさっぱりにクリーニングされて、スピリチュアルな感性も共感力もますます高まることでしょう。 すくすく育つ稲の気持ち カエルの気持ち 雨に濡れる紫陽花の気持ち どれも陰だけど光です。 そう思ったら、梅雨って愛しいでしょう(*^^)v

2013年6月19日水曜日

おはようさん 2013.6.19.

昨日の光の前世療法3時間ワークは、74才の男性でした。 普段、70才以上は「うまくいく可能性がとても低いのでお断りしています」なのですが、前日にパートナーが受けられたこともあり、また、これからの高齢化社会に70才以上でも人生の節目のワークを受けるチャンスを神さま・光さんからいただける人もいるだろう・・・と思い、ワークの申込みを受けました。 事前説明のDVDは2回観た!と何回も言われましたが、いざ、過去生を見るテーマと光への質問を聞き始めると、さっぱり理解出来ていないことがわかりました。 「光と神さまとの違いは?」とか「過去生とは何?」なレベルで・・・悪い予感。。。 カウンセリングじゃありませんよ、と何回言っても、延々、我が事をだらだらと話し続けられて・・・ 結局、息子へやると約束した金をケチったために、息子に絶縁されてしまった。仲直りしたい・・・がテーマでした。 人の話を聞かない&人の話を聞けないタイプの老人です。 前日のパートナーからの情報と照らし合わせてみても、ともかく自分のことを良いように言う。自分が正しい、他のやつらが悪いのタイプです。 ??! これ、私の父と私の関係にそっくりやん(°0°) 私も何度も何度も外面の良い父に裏切られ、今は完全に絶縁状態です。 だから、このワークで光さんが何と言うのか? どんなアドバイスをするのか? 興味津々でした。 紆余曲折しながらも何とかテーマを「息子と仲直りできる過去生へ」にまとめあげ、光さんへの質問も支離滅裂ながらもやっといくつか聞き出しました。 ワークの誘導を初めて数分で高いびきです。 まぁ、催眠が深く入ると眠ったようになるし、いびきをかいていても、過去生へ降りた途端に意識がはっきりとして、スラスラと過去生が見える人がほとんどなので、ここはそのまま続行です。 約50分の誘導催眠の終わりに「過去生へ降りましたよ。どんな地面ですか?」と尋ねました。 ・・・・イビキ・・・イビキ・・・イビキ・・・ ここから1時間ずっと「あなたは息子と仲直りできる過去生へ降りています」「どんな地面ですか?」「ゆっくりと慌てずに、何が見えますか? 感じられますか?」を尋ね続けました。 でも・・・イビキ・・・イビキ・・・イビキ・・・ そして、ワーク開始2時間後に、イビキが止まったと思ったら「水を飲んでいいですか?」・・・完璧に醒めてます。 そこでワークを終了しました。それ以上やっても絶対に過去生へは降りられませんから。 15%くらいの人は過去生をまったく見られません。 これは10年以上、ワークを続けてきても、あまり変わらない数字です。 (年と共に、まったく見えないか、光との対話まで出来るか、の二極化しているので、成功率はアップしています) そして実は、過去生が見えないことにも大きな&大切な気づきがあるのです。 昔、まったく見えない男性がいました。どうしてもダメなので、仕方なく誘導を終えて催眠から醒ましました(もうすでに醒めてしまっていました)。 目覚めた後の第一声が「先生、大切なことに気づきました。私はこんなにも頑固だったのですね。実は私はずっと自分は素直だと思っていました。でも、今、気づきました。こんなに頑固だったなんて。この頑固さがすべての原因だったのですね。わかりました。これからは頑固になっていないか?に気をつけて生きます」 そして清々しい顔で帰られたのを憶えています。 きっと、この方は見事に人生の節目から飛躍されたことでしょう。 過去生が見えない原因は、素直じゃない・左脳分析人間・人も自分も信じられない が三大要因です。 過去生への誘導45分と、見えない場合の手を変え品を変えのさまざまな誘導で1時間あまり・・・の2時間、イメージ出来ない・見えてこない悶々や焦りや失望感の中で、この三大要因に気づけるかどうか? です。 気づけば、明日から「私は自分が思っている程、素直じゃないんだ」「私は左脳的に何でも分析してしまうクセがある。もうちょっと右脳的、直感を大切にしてみなきゃ」「まずは自分の直感や感性を信じてみよう」を始めることができます。 光さん・神さまも無駄足でワークまで導いてはきません。まったく見えなくても、翌日からの(ちょっと不思議&妖しげな)シンクロの雨嵐を見舞ってくれます。 どんなに見えない・スピリチュアルではない人でも、ワークに来たということは、光さん・神さまから人生の節目で飛躍するチャンスをいただいたということですから。 だから、見えなくても、必ずシンクロが起こります。少なくとも1ヶ月間はいろいろな「あれっ?」が起こります。 「見えないことにも意味があるんですよ」 「見えない人の方が光さん・神さまからのシンクロが現れやすいんですよ」 見えなかった人たちには、いつもそうアドバイスしてきました。 さて、昨日の方。 2時間で打ち切って、とても不満そう。。。 「これ以上やっても、意識が覚醒してしまってるので、今日は過去生は見えませんよ」と言っても聞く耳持たず。 この方、先週末に申し込んでこられたので、特例で当日料金にしてましたが(普段は&これからも完全事前振込ですからね)・・・寝ていたのを起こさないのが悪い! 実質30分だから30分ぶんしか支払わない! 誘導で寝てもいいと言ったじゃないか! 。。。(以下、意味不明が延々と。。。) なるほどね、この人が息子とうまくいかないのはこれだよね。 お金でね、なるほどね。こりゃぁ絶縁されるわ。 まずは看護婦さんが説明しようとしても、馬耳東風です。 元々、人の話を聞かない&聞けないタイプですからね。 そこだよ、そこ! それに気づけば、息子との関係は良き方へ動き出すよ・・・と言いかけたけど、まったく聞く耳なしでした。 看護婦さんとテレパシーして(目を見たらわかります)、一気にちゃぶ台返し!です。 「もう金は要らん、今すぐ出て行け! 二度と来るな!!」 この人はこれまで何度、これをやられているのでしょうねぇ。哀れです。 それにしても、光さん・神さまも人が悪いです。 いくら気づかせるためとはいえ、寸劇までさせるなんて・・・ でも、まぁ、これも光さんの大切なシンクロのひとつなんだから・・・そう思いながら、星一徹を演じちゃいました。COOLやったかな?(;^^)ヘ.. もしかしたら、この人は明日、ハッと気づいて、生まれ変わるかもしれません。 もしかしたら、この人は近未来に、光さん・神さまから見捨てられて「非業の最期」を遂げられるかもしれません。 普段の「見えないだけ」なら、そんなことまでは起こりません。悪くても現状維持・今までのままの人生行路を進むだけです。 でも、今回のように私たちまで「光の寸劇」に巻き込んでしまうのだから、きっと大いなる意味があると思います。 そして、もしかしたら、それはうちの父にまで及ぶかもしれません。 100匹目の猿現象ですね。 アベノミクスで株価が乱高下してます。光さん・神さまから見れば、お金を儲けた人たちも損した人たちも、我欲とエゴの灯火がパッと明るく輝いて見えていることでしょう。 気づけば善し。気づかなければ、お誕生日のロウソクを一気に吹き消すように、光さん・神さまがフゥゥゥと・・・どうかな? そういえば、あまちゃんことアキも、大脱出しようと、とっさに「寸劇」してましたね。 光さん・神さまって、いつもそういう仕込みをしてくれます。 そやけど、「寸劇」はしたくありませんね。だって、むちゃくちゃ疲れるんだもん吉(^^ゞ

2013年6月17日月曜日

おはようさん 2013.6.18.

昨日の光の前世療法のテーマは「息子の癌の治し方」でした。 難病や癌などの病気には、原因と意味(学び)と治し方の3つの要素があります。 だから、病気のご本人が受けられる時は 「病気の(根本)原因がわかる過去生へ」 「病気の意味がわかる過去生へ」 「病気の治し方がわかる過去生へ」 「病気が治るための過去生へ」 の中から、過去生へ降りるテーマを選んでいただきます。 過去生は潜在意識が見せてくれるものです。 ・・・時には集合意識や宇宙意識・神さまが「これを見なさい!」と半ば無理矢理見せてくれますが(^^ゞ だから、過去生へ降りるテーマにブレはあっても、そこは潜在意識が上手くリードしてくれます。 多くの患者さんたちは、「病気の治し方」「病気が治る」を選ばれます。 やっぱり切実ですからね。それで良いと思います。 ご家族(両親やパートナー)が患者さんに代わって、病気の治し方の過去生を見て、光との対話をすることもできます。 ただ、この場合は「息子の癌の治し方がわかる過去生へ」で降り立った過去生の主人公には、受けられているご本人の意識体が入ることがほとんどになります。 (お粗末な過去生誘導と意識体のいいかげんな分割しかして出来ていない場合 & 先天的 or トレーニングで時空間上での意識の分割が完璧に行える方は息子が過去生の主人公になることもあります) ご自分が「息子の癌の治し方がわかる過去生」の主人公になると、これから自分が息子に何をしてあげられるのか? 息子は本当は自分に何を求めているのか? に気づけますので、これはこれでとても有意義なワークになります。 なぜ過去生に降りなきゃいけないのか?  それは、一度、死ななきゃならないからです。 例えそれが過去生でも、死の体験を経なければ、光さん(神さま、守護神、宇宙意識 etc,)に近づくことができないからです。 臨死体験や体外離脱では、光さんからのメッセージに顕在意識:左脳意識がかなり混入してしまいます。 やっかいなのは、本人はそれをまるごと光からのメッセージだと誤解してしまうことです。 過去生の死を体験しても、同様の誤解を生じる方はいますが、それでもまだましな方だと思います。 過去生を経ずに光との対話に誘導することも簡単にできますが、必ず過去生の死を通り抜けるようにしているのは、そういう誤解の危険性(神秘体験の暗黒面)を避けるためです。 光さんに意識が繋がれば、あとは病気の本人でも、代わりの方でも、光さんは「病気の根本原因」と「病気の意味」と「病気の治し方」を教えてくれます。 病気の本人の場合、光さんが語る「病気の根本原因」に涙したり、納得したり、考え込んだり・・・、 「病気の意味」を知ると、静かにその言葉を噛みしめたり、溜息をついたり・・・、 そして、原因と意味で大きな気づきに到った方には、光さんは「どうしたらこの病気は治りますか」「もう治っています。大丈夫です」と答えを返されます。 代わりの方が光との対話を受けられた場合、「病気の原因」「病気の意味」を光さんは語らないこともあります。本人じゃないと分からないこと、気づけないことも多いですからね。 逆に、「病気の治し方」はしっかりと語ってくれます。 病気の治し方の尋ね方にもいろいろあります。 病気を治すためには・・・ ・どんな食事・飲み物が良いですか? ・どんな運動が良いですか? ・どんな色が良いですか? ・何に気をつければ良いですか? ・どんな日課にすれば良いですか? ・仕事はどうしたら良いですか? ・この病気のキーマンは誰ですか? ・まず何から始めたら良いですか? 光さんの答えを横で聞いていて、なるほどねぇ・・・な答えもあるし、 じぇじぇじぇ!意味不明やん!・・な答えだってあります。 代わりの人にはチンプンカンプンなメッセージでも、それを聞いた本人には、ハッとする!ものがあるかもしれません。 そして、どちらにしても、本人が明日からそれを実行するかどうか・・・次第ですから。 光さんがどうしても病気の本人に直接伝えたいこと、見せたいビジョンがあるなら、光さんは何としても本人にワークを受けさせようとします。 遠方の患者さんでも、1週間前から奇跡的に体調が回復して、ムリすることなく大阪に来ました」という方々が数多くおられました。 代理の方に光との対話を託されたということは、光さんは代理の方にも伝えたい&見せたいビジョンがあるということだし、代理の人が実は病気のキーマンであって、光さんからのメッセージやビジョンを見ることで、大きなA-HA 気づきが起こることだってあります。 すべてには意味があります。 代理で受けられた方には、本人と代理人への二倍濃厚な光さんからのメッセージがやって来ます。 それはまるで日食や月食のように、ふたりの気づき力と感性がピタッと重ならなければ起こり得ない、不思議な&聖なる光との対話なのです。 癌や難病の患者さん(もしくは、その家族)には、ぜひ生きているうちに、光との対話を体験していただきたいと思っています。

おはようさん 2013.6.17.

ワハハ本舗全体公演 LAST を観てきました。 ワハハ本舗の全体公演は30周年だとか。私はここ6年、観ています。 柴田さんやマチャミ、梅ちゃんといった売れっ子もいますが、ほとんどは売れない芸人さんたちばかりです。 でも、ステージ上での目の輝きに毎回、魅了されます。 ステージにあがって、踊り歌うのが大好きな人たちです。 お客さんを笑わせる、その快感の虜になった人たちです。 同じことを先週末の「あまちゃん」ことアキも言っていましたね。 ステージで歌って踊って、みんなに喜んでもらって、みんなの笑顔が見えるのが最高だって。 そして、そんなステージにあがる直前のドキドキ&ワクワク感がたまらないって。 ステージにあがってライトを浴びる体験をしたことがありますか? 観客席はまっ暗でも、ステージ上からはお客さんの顔がよく見えてますよね。 楽しそうな顔、ノリノリな顔、一緒に歌ってくれてる顔・・・最幸!です。 もちろん、つまらなそうな顔もアクビも居眠りも丸見えで・・・とても凹みます。 ステージでライトを浴びる体験は、スポーツの試合とはちょっとニュアンスが違います。 スポーツは勝ち負けや記録への挑戦です。 お客さんは感動してくれます。勝ってスッキリしてくれます。よかったねって祝福してくれます。 そこにも一体感はありますが、ステージの一体感とはスケールが違うように感じます。 しいていえば、スポーツの一体感は、貧富や優劣が現れた弥生時代や国家の支配と民の従属が確立された大和時代からこの世の主体となっているように思います。 ステージでライトを浴びてお客さんと一体化する快感は、縄文そのものです。 誰かが輪の中に出てきて、歌ったり踊ったり・・・面白おかしかったり、哀愁に満ちていたり、神懸かっていたり・・・優劣も勝ち負けもない一体感。 みんなが、誰かが喜んで、笑ってくれるから・・・何より自分が一番楽しいから。 そんなんでいいの? そんなんでいいんだから・・・それが縄文の一体感です。 無心になって歌い踊り、無心になって笑って楽しむ。 スポーツの世界でも、無心になってプレーしてる人は笑ってるし、ゲームを楽しんでます。 そんな時こそ、最強ですよね。 弥生・ヤマトの支配&管理では、無心の縄文パワーには太刀打ちできないということです。 生きがいも同じですね。 誰かの・何かの支配&管理の温室栽培な生きがいは無難です。 虫もつかない・味も大きさも形も均一・季節に翻弄されません。 でも、インパクトがないから、死んじゃったら、忘れちゃう・何も残らないかもしれませんね。 野生の生きがいはエグイです。 虫食いで傷だらけ・季節に翻弄され、それでも臨機応変に大きさや形を変えながら生き残ってきて・アク抜きしないと食べられたもんじゃないかも・・・ でも、一度食べたら、天国で(例え地獄でも(;^^)ヘ..)神さまたちに喋りたくて、自慢したくってしょうがないでしょうね。 そして、神さまたちは、そんな話が大好物です。 例え売れない芸人な今生でも、とりあえず明日も芸人でいられる、ステージに立てるということは、神さまが背中を推してくれているという証です。 これは芸人だけの話ではありませんね。 どんなお仕事でも、同じです。 そして、温室栽培な生きがいじゃなく、野生の生きがいで生きてみたい! と気づいたら、神さまはいつでも人生行路を変更してくれます。 まるで舞台の第一幕が終わって、第二幕が始まるように、舞台セットもすべて変えてしまって(能のように面も装束もまるで別人!のように)新しいステージを演じさせてくれるでしょう。 それが無心なら、スピリチュアルな覚醒です。 そこに我欲&エゴがこもれば、いつの間にか神さまたちもいなくなり、気がつけば独り芝居・・・あだしが原の道の霜、夢の夢こそあわれなれ。。。 P.S. 神さまは毎日、新人舞台俳優のオーディションをしていますよ。 あなたがその気になれば、手をあげるだけでオーディションは始まります(*^^)v

2013年6月15日土曜日

おはようさん 2013.6.16.

昨日の午後は舌癒着症オペでした。 子供3人の全麻オペで、やっている時は集中してますから疲れなど感じませんが、終わってホッとすると、ド〜〜と疲れが出ます。 今年で56才。そう言えば、脳外科の先輩たちが「50過ぎるとマイクロ(手術用顕微鏡)見にくくなる」「50過ぎたら当直免除」なんて言ってましたが、今になれば、その気持ちが良くわかります。 40代はオペの翌日が一番疲れてましたが、最近は数日してからお疲れモードのピークがやって来ます。 ただ、そこは経験値。オペの次の週はこそこそと休憩を取るようにしています。 これ、亀の甲より年の功。 これからは戸籍年齢より生きがい年齢だよ! なんて、いつも声高に叫んでいますが、60才定年前後の患者さんたちを診ていて、時々思うことがあります。 中高校の同級生たちは、あと5年もすれば定年を迎えるんだなぁ。 もう新たな事業やプロモーションにチャレンジすることもなく、年功序列な肩書きだけ付いて、定年まで穏やかに&恙なく過ごせるように・・・ 失敗のリスク? 新たなる挑戦? 創造的提案? ・・・ とんでもない! 無事に退職金を満額いただいて、ゆっくり第二の人生を送るのさ   サラリーマンや教師になった人たちは、多分、そんな感じの56才だと思います。 定年後の夢? 予定?  ありますよ!  まだ働けるから、お仕事します。 今やってるボランティアを続けます。 今はまっている趣味を本格的にやりたいです・・・ 50才過ぎて、「今やっているボランティア&趣味」がある人は、定年後も元気な人生を歩んでいけるし、(多分)伴侶:パートナーともそのまま上手くやっていけるでしょう。 最悪なのは、「定年になって暇が出来たら、何かボランティア&趣味を始めようと思います」な人です。 大体、定年の5年後には心療内科や精神科で治療が必要になっています。 仕事一途の真面目人間さんが仕事がなくなったら、すぐに自分のための趣味を見つけることなど・・・できません。 苦労をかけてきた伴侶:パートナーとゆっくり旅行したり、のんびり買い物したりの日々を過ごしたい・・・と思っていても、女性はしっかりと自分の生きがいを見つけていますからね、5年もすれば、生きがいのベクトルが全く別方向だから・一緒にいても楽しくないから・いつまでも命令口調で従属させようとするから・ウザいだけ・・・で捨てられてしまします。 ・・・後は、悶々と鬱に引きこもったり、理性を失って痴漢や万引で犯罪者になったり、すべてに失望して自殺したり・・・現代版未亡人ですね。 サラリーマンや教師・公務員の方は、55才が新たな趣味やボランティアを始めるラストチャンスです。 どんな趣味・ボランティアでも、一生もんにしようと思ったら、5年はかかりますからね。 何かに絞る必要はありません。 何となく、いいなって思ったら、やってみましょう。 カルチャーセンターで始めれば、料金も安いし、何より、嫌なら半年で辞められます。それも、あとくさりなしで。 何かを始めれば、それがダメでも、次の何かに繋がります。同じ時間帯のあの教室が面白そうだとか、センターで友だちになった人がやってるからとか・・・必ず次の趣味に繋がっていきます。 何事も10トライして1つでもモノになれば、それは大成功ですからね。 もうひとつの趣味の見つけ方は、子供の頃、やりたかったこと、なりたかった仕事に関連した趣味にトライしてみることです。 男だけど、絶対に内緒だけど、花屋さん・ケーキ屋さんになりたかったぁ・・・なら、フラワーアレンジメントやケーキ作りにチャレンジしてみればいいですね。 そんな女性ばかりの教室に参加するなんて恥ずかしい・・・そんな期待するほど、今の女性たちは全然気にしてくれませんから、大丈夫ですよ。 かえってモテモテでいいかも・・・デス。 おじいちゃん・おばあちゃんがやっていたことにチャレンジするのもいいですね。 不思議とDNAで趣味&才能が繋がっていることがあります。 横並び好きな教師&公務員の人たちには向きませんが、昔の人たちの趣味をやると目立ちます。一人前になるには時間がとてもかかるけど、長い余生ですからね、90才、100才になった時の達成感は格別だと思います。きっと最高の生きがいになるでしょう。 20代でも30代でも、40代でも50代でも、 生きがいを見つけるには、やっぱり「まず動け!」ですね。 動けは、神さま・光さんがどんどん道を繋いでくれます。 どの道を歩んでも、最後は光の中へと導かれます。 ただひとつの失敗は、動かず&歩まず・・・ただじっとしゃがみ込んでしまうことだけです。 今生の生きがいを見つけるには、まず自分がやりたいこと、面白そうだ&楽しそうだと思うことをやってみることです。

2013年6月14日金曜日

おはようさん 2013.6.15.

東洋医学と触れあって、もう25年経ちます。 きっかけは、入局した関西医大脳外科の教授 松村浩先生が外来で漢方を使っていたことでした。 もちろん、その時は なんでやねん??? でした。 診察の記録係に付いた時も、さっぱり意味不明なまま処方される漢方を書き留めてました。 教授が言うことは絶対・・・ですからね。 思えば、ほとんどのドクターにある漢方アレルギーは、あの頃に慣らされてしまったのです。 脳外科専門医となって、香川の民間病院へ出向した時、ちょうど東洋医学会の専門医制度が始まって、内科系の先生たちが漢方の知識なしにわーっと専門医登録してました。 ツムラのMRさんに「先生もどうですか?」と誘われて、嫌いじゃなかったので駆け込み登録しちゃいました。これが25年前の漢方医の第一歩でした。 専門医になると当然、東洋医学会に参加しなくてはいけません。 脳外科学会は最先端な研究や手術方法のオンパレードで息をつく余裕もない感じでしたが、あの頃の東洋医学会は「こんなんで効きました」な一例報告が多くて、そのギャップがやけに楽しくて、ワクワクしながら聞いていた覚えがあります。 何年か毎にやってくる専門医の更新で、わーと駆け込み専門医になった先生たちは、どんどん脱落されていきました。 10数年前からは、専門医更新時に漢方治療した症例100例を提出し、その内の20例?は詳細な治療レポートの提出が義務づけられています。私も2回、このシビアーな更新を経験しましたが、日常外来でしっかりと漢方治療していないと、とても書ききれないレポートです。 だから、今、漢方専門医(昔の東洋医学専門医)の先生は、安心して漢方治療の相談ができると思います。 さて、25年前に東洋医学専門医になって、20年間は日本漢方的な処方をしていました。 多分、今の漢方専門医の多くは、日本漢方的処方をされていると思います。 その処方方法とは、ツムラや厚生省・健康保険のレセプトチェック的な「この症状・病名→この漢方」という普通のお薬の処方ととても似た思考アルゴリズムではじき出される漢方処方です。 もちろん、傷寒論などを徹底的に弁証して処方されている先生がたもおられますが、アトピー・ジクジク・熱感・手足・・・などを検索にかけて、ポン!と出てくる漢方を処方する先生方もよく見かけます。 東洋医学会も論理的・実験的確証とエビデンス主体の潮流には逆らえず、面白い一例報告は姿を消してしまい、解釈や経験値で処方が変わってしまうことの少ない(保険診療にとても合致した)日本漢方的処方が主になってきたように感じます。 (これは脳外科学会でも同じことで、すべては厚生省官僚への全面降伏のなれの果ての姿・・・です) この5年間は、中医学の弁証論的処方をこころがけるようになりました。 きっかけは・・・忘れてしまいましたが、お茶のお稽古に行っていて、やっぱり生だよね・・・なんて思ったことでしょうか・・・湯液に興味が湧いてきて、調べてみると、近くに一件だけ湯液処方に全面的に応じていただける漢方薬局さんがあったことも大きかったです。 患者さんの証を読む、目の前にして考えることが、医療としてとてもこころにしっくりと来たからでしょう。ずっと中医学の勉強会へ参加し続けてきました。 語学を学ぶのと同じで、5年もすれば、さすがにいろいろと分かってきますし、それなりに使いこなせるようになってきます。 知識云々ではなく、身体とこころとその病気が中医学的弁証のXYZ軸の上に、もわっと浮かび上がってくるのが直感的な感性で見えてきています。 脈診を介して、その病気のもわっとしたエネルギー体と繋がり、お話している感じです。 病気は、どうしたら治るのか?をけっこう素直に語ってくれます。 ただ、目の前の患者さんは絶対にそれを受け入れない・受け入れられないことの方が多いのも事実です。 性格的なもの・恨み・憎しみ・悲しみ・不安・欲望・・・ 手放せないんですよねぇ。向き合うなんてとんでもない。。。だから治らない。。。 そんな八方塞がりなところで、まさしく鍼灸が現れてくれたのです。 もちろん、鍼灸でも、病気の根源は手放せませんし、向き合いもできません。 ただ、気が巡ることで、とりあえず目の前の病気を飛び越えることができます。 どうせ、次の病気が立ちはだかるさ・・・そうかもしれません。 でも、ともかく今は樂になれます。 笑顔が戻ります。 人生なんて、それでいいんじゃないのかなって思います。 人生は学びだ。魂のステップアップだ。 それもいいかもしれませんが、それだと壁にぶつかったまま、にっちもさっちもいかなくなってしまう人たちも多いのです。 輪廻転生しようがしまいがいいじゃない。 この人生を生きているのが今の自分なんだから、やっぱり笑顔で楽しみましょうよ。 過去も未来も考えたって、心配したって、どうしようもないんじゃないの。 今を生きるのが一番大切なんだから。 それしかないんだから。 東洋医学の源は、そんなことを呟いているように思います。

おはようさん 2013.6.14.

今日の外来で、ずっと夢分流腹診&打鍼をしている患者さんの中で、特に肝鬱気滞の強い方々と気虚の著しい方々に毫鍼を始めました。 もちろん中医学的弁証をして、今日の望診・舌診・脈診・腹診をして、目標の経穴を一箇所に絞って刺しました。(これが北辰流の基本ですからね) 鍼を刺入していくと、鍼に邪気がまとわりついてくる感覚がわかって、ちょっと一安心。 これなら大丈夫そうです。 効果の方はどうかな? これからがんばって腕を磨いていきますね。 昨夜、寝入りばなに、左心兪に重いグニョとした違和感を感じました。 今年に入ってから、時々感じていたのですが、狭心症や不整脈の症状でもなし、ほっといてもすぐに寝ちゃうので放置してました。 ただ、昨夜は、寝返りしてみての変化を感じ取ったり、脈診をしてみたり・・・う〜ん、これをそのまま放置しておくと、年末には危ないかもしれぬ・・・という結果で、「これは明日、蓮風先生に診てもらえ!」ということだよね、という結論に納得しました。 今朝、医院に着いて一番に藤本漢祥院へ電話して、初診予約をしました。 やっぱり天道かな? 今夕の初診予約が取れて、蓮風先生に診ていただくことになりました。 漢祥院には4時前に着いて、まずは問診票に自己記入です。 現在の体調と異常に感じるところを頭の先からしっぽまで詳しく○×で記入していきます。 そして、これまでの病歴&家族歴とこれまでの生活歴の記入。 普段の診察ではDRサイドが尋ねて、答えをカルテに記入しますが、問診票の形で患者さん自身に書いていただくと、患者さんが見て見ぬふりをしてきた病歴や家族歴にも目を向け、何かに気づききっかけになります。 素晴らしいのは男性用&女性用問診票があることです。 男性用も女性用も主に性機能について詳しく問診してあります。 泌尿器科や婦人科でもここまで詳しくは問診しないやろうなぁ・・・なところまで記入していきます。 でも、それは気血を扱う東洋医学ではとても大切なことなんです。 問診を書き終えると、担当の先生が問診票を診ながら、さらに詳しく尋ねてこられます。 ここで洗いざらいの生活歴&既往歴・・・人生でのいろいろを話してしまいます。 もうこの段階までいくと、目の前の先生が、自分の内も外もすべてを打ち明けてしまった人・・・な不思議な感覚になります。 この何とも言えない信頼感が鍼灸の効果をぐっと高めているように感じました。 手術の時のように、すべてをお任せします・・・な依存感を超越して、 すべてをお話しました。私のすべてを知ってもらいました。だから、よろしくお願いします・・・な神さまにすべてを委ねる感覚です。 とても謙虚で素直になれる不思議な感覚でした。 問診を終えると、診察室に移ってベッドに横になります。 まずは担当の先生が舌診・脈診・腹診・背候診をされていきます。 ひととおりの診察が終わると、そのままベッドに横になったまま、担当の先生が弁証結果を含めてカルテを書き終えるのを静かに待ちます。 しばらくして、いよいよ蓮風先生の診察が始まります。 先ほど担当の先生がされたのと同じ顔望診・舌診・脈診・腹診・背候診を手際よくされて、所見を記載係の先生にどんどん伝えていかれます。 その内容はとても的確&シンプルで(一般の方にはチンプンカンプンな東洋医学的専門用語ばかりです)、私も思わずうなずいてしまいました。 診察&所見に迷いがないのは、さすがに鍼灸歴50有余年のなせる技です。 ひととおり診察が終わるまで5分くらいでしょうか。 すぐに経穴が決まり、手際よく鍼を刺入されます。 痛み? 全然ありません。ただ、ちょっとド〜ンという感じがしました。 今日の私は左照海に15分。 照海とは、八脈交会穴:陰蹻脉の主治穴。内果の直下1寸。腎陰虚型に使う。喉とか口に密接に関係があって、足の少陰腎経の異常によって起こる喉・口の病。場合によっては胸部の痛みを解放する作用がある。by 経穴解説 藤本蓮風著 刺入15分の間に、左踵のド〜ンな感覚が徐々に左足から左半身にのぼってきて、左の側頭部にまで来て、スッと消えてしまいました。 15分後、蓮風先生が鍼を抜いてくださり、脈診・舌診で鍼の効果を確認されました。 そして、生活上の注意をいくつか(お茶&コーヒーのカフェインをダメ出しされました)・・・ その後、担当の先生から弁証結果を教えていただき、休憩室で30分ほどゆっくりと休んで治療終わりです。 鍼を抜かれた後の蓮風先生の力強いひと言「これは私が治します」 はい、しびれちゃいました(かっけぇぇぇ by あまちゃん風) 元々、どこがどう・・・のはっきりとした痛みや症状はなかったので、今のところ、効果のほどはわかりませんが、明日になれば、身体とこころのいろんなところに善き変化があるのでしょう。 とても楽しみです。 そして、今日、蓮風先生と北辰会から2013年度の漢祥院での定期研修のお許しをいただけました。 来週から毎週木曜日の夕方診療に立ち会わせていただきます。 同時に、空き時間に自分の鍼治療も受けることになります。 長期的にどんな効果を感じるのか? 時々、ここで皆さんにお知らせしていきますね。

2013年6月12日水曜日

おはようさん 2013.6.13.

母校大学病院脳外科の元教授から突然の電話があって。 この教授、奥山医院の近くの病院に週一で外来してますが、開業以来、初めての電話で。 認知症の患者さんが100人を越えて、診察&フォローが忙し過ぎるので、お前のところで診てくれんか? という内容でした。 認知症の外来と言っても、長谷川式などの認知テストをして、薬を出して、たまにMRI検査して・・・。 その元教授のスペシャルとして、患者さんに毎日、文字や簡単な文章を書いてくる宿題を出しているとの事でした。 まぁ、日本中、世界中の認知症外来は、だいたいそんなもんでしょう。 どうぞどうぞ、ご紹介ください・・・とお返事しておきました。 その病院の院長先生は善き人なんですが、老中にあたる人が天魔鬼神も閻魔さまも泣き出すやうな方なので、果たして病院の売上げ減になることを許すかしらねぇ・・・。 紹介患者さんたちが来る・来ないは別として、この元教授は私の人生の大転換点に必ず現れて、大転換の始まりのファンファーレを鳴らしてくれる方なのです。 例えば、脳外科医になろうかな?の時も、医局から離れて独り立ちしようかな?の時も、勤務医を辞めようかな?の時も、突然、目の前に現れて大転換の幕開けを告げてくれたのでした。 (ただし、どれも告げ逃げばかりで、決して善きアドバイザーとかキーマンではなかったのですが) 今、私が興味津々でのめり込んでいることは「藤本蓮風先生の鍼灸」です。 そして、今週は蓮風先生の鍼灸本でしっかりとお勉強を始めたところです。 特に、認知症や癌に鍼灸がとても効くのではないか? とワクワクしています。 実際、今日の外来で、重度のうつタイプの認知症だった患者さんが蓮風先生の漢祥院に2ヶ月通って、まるで別人のように寛解してしまって、家族の方と喜び合ったところでした。 また、うちの外来で診ている患者さんたちの中で、「夢分流腹診→打鍼&古代鍼」の流れは確立できたので、来月からは鍼を打ちましょう!と宣言したところでもありました。 これらの流れをシンクロと見ると、「蓮風先生の鍼灸→認知症治療」の大いなる流れが感じ取れます。 前世療法を始めた頃も、最初は通い慣れて気心通じた心身症の患者さんたちに被験者になってもらって前世療法の催眠をかけていました。 だんだん慣れてきて、100例過ぎて自信がついた頃、飯田文彦先生からの突然のアクセスがあり、大転換点を迎えたのでした。 人生の節目 節目では、結構同じパターンのことが起こります。 だから、今、やっている鍼灸は、これから紆余曲折はあるでしょうが、前世療法と同じようにビッグバンする!と信じています。 人生の大転換点は動き始めたら、もう止めることは出来ません。 まるで急流降りです。今まで居た世界から滝を転げ落ちて未知の世界へドボン!です。 そして、それはここ最近、ずっと望み念じてきたことです。 天地開闢・縄文開窮 縄文開窮とは鍼灸そのものだと思います。 アイスマンには経絡に沿った入れ墨がありました。縄文人たちにとって、医療とは呪術&鍼灸だったのでしょう。 経絡の気血の流れは、そのまま天空の星々の動き・大地の四季の彩りに重なります。 そこに天地開闢の神意があるように感じます。 光の前世療法を受けられた方には、これから最低1ヶ月の間、さまざまなシンクロが起こりますよ、とひと言添えています。 何が起こるのかはお楽しみに・・・なのですが、シンクロに気づいたら、思い切ってそれに飛び込んでみてくださいね、とアドバイスしています。 ずっと皆さんが人生の大節目の向こうへ歩んでいかれる背中を静かに見送ってきましたが、いよいよ、自分の順番がまわってきたんだなぁ・・・と感慨&感謝&ワクワクがいっぱいの私です。

おはようさん 2013.6.12.

AKB シノマリこと篠田麻里子ちゃんが選抜総選挙で卒業を発表した夜に、彼女のファッション・ブランド ricori のキャンパストートバッグが届きました。 数日前の夜、ブログを書き終えて歯磨きしながらチェックしたFacebookで ricori のwebshop開店のお知らせがあり、登録したら1000p(1000円分)もらえるということで、早速、登録しちゃったわけです。もちろん、そっちの危ない趣味はありませんよ(^^ゞ ただただ、がんばってるシノマリを応援したくって、ついでに、どんなファッションの品揃えをしているのかを知りたくって(まさかリアル店舗におひとりさまでは行けませんからねぇ)。 彼女の「かわいい」がやさしく&やわらかく表現された作品ばかりで、ひと安心。 そして、その中にブルーのキャンパストートに目がとまったのでした。 そういえば、昔から女性向けのトートバッグをよく使っています。男性用は機能一辺倒だけど、女性用は持っていると何だか楽しくなってくるから不思議です(やっぱ・・・妖しいかも(^_^;) この「男性用は機能重視・女性用は楽しい」が家電や車で日本が負けちゃう大きなポイントです。 シノマリの ricori から届いた段ボールは白一色に ricoriのシンボルが淡い水色で描かれています。ともかく段ボール箱からしてオシャレです。開ける前からワクワクしちゃいますo(^o^)o (いつもなら段ボール箱はそのまま捨てちゃいますが、この箱だけは家まで大切に持って帰りましたからね。それくらいうれしくなっちゃう) このワクワク感は、AppleからiPadやMacBookが届いた時の「開封の儀」と同じです。 真っ白な箱を開けてみると、まるで何万円もするバッグのように(実際は6000円ちょいでした(;^^)ヘ..)きれいに包装されていて、ちゃんと ricoriの紙バッグまで入っていました。そう、リアルお店で買ったのと同じサービスです。ここで更に感激!でした(普通、通販=Amazonではプチプチに包んでAmazon段ボールにポンといれただけ・・・ですよねぇ) トートバッグの取っ手は白いロープ地ですが、ちゃんと柔らかく美しい紙で包んであります。ここが男性用と違うところ! おしゃれに!とはお客さまにお姫さま気分になっていただくことなんですね。 ricori 通販のやっていることは、ディズニー顧客の法則そのものだし、通販=amazonを女性のおしゃれな目で徹底的に研究しているのがよくわかります。 もちろん全部が全部、シノマリのアイデアではないでしょうが、そういうこだわりや気配りができるスタッフたちが集ってきたという魅力さは、やっぱり彼女の本質だと思います。 シノマリのricori 真っ白な段ボール箱とブルー鮮やかなトートバッグを見ながら、このワクワク感と嬉しさはAppleと同じだ!と気づきました。 去年 Sonyのヘッドホンを買った時も・最近 Canonのデジカメを買った時も、「開封の儀」なんて感動は皆無でした。 無愛想な成形段ボールに入った、色気も遊び心もない包装の商品と、わかりにくく・読む気も起こらない説明書、ビニールに詰め込んだだけのコード類・・・典型的な日本製の家電品でした。 PCはwindowしか使ったことのない人たち・通販=amazonな人たちは、そんな典型的日本製でも気にしないでしょう。そう、ここにもガラパゴスですね。 でも、一度でもAppleの「開封の儀」をしたことのある人たちなら、わたしの気持ちにガッテン&ガッテン&ガッテンしてくれるでしょう。 そしてこの感性の進化 vs ガラパゴス化は、日本産業の最後の砦の自動車販売にもおよび始めているように思います。 日本の輸出品で将来性のあるものはアニメ関連、ファッション関連、AKBやきゃりーぱみゅぱみゅのようなエンターテイメント関連です。 どれも自由な発想と楽しい創造力が生み出す新世界です。 Appleが「開封の儀」でやってのけたように、人種も宗教も越えた世界中の人たちが楽しい&うれしい&ワクワクしちゃう!感性を如何に織り込んでいくのか? で成否が決まります。 そして、そんな楽しい&うれしい&ワクワクしちゃう感性こそ、女性性から生まれ育つものなのです。 最近、身体は女性だけど、中身は圧倒的に男性性!な方が増えました。 (男性は?というと、中身が女性性!ならいいですが、中身なし(@@;) な人が急増しているように感じます・・・もちろん、中身がステキな女性性の感性を持った男性も増えましたが) 左脳は中身の男性性の人を好みます。 論理的左脳には、中身女性性の思考や創造性・自由さは不可解で理解不能ですからね。 ガラパゴスな日本は、そんな左脳国家・左脳産業・左脳人間ばかりでした。 世界は今、右脳・女性性・和へと大きく転換しているように感じます。 まるで第二の産業革命のように、大きな大きなウェーブです。 男性性がこれまでに築き上げてくれた産業やシステム:文明を否定するのではなく、中身女性性がそれらを上手くリストラ&リサイクルして、右脳的・女性性・和な世界へと進化させていくのではないかな・・・そんな一途の光に、光の世界へのかすかな希望をつないでくれた ricori でした。

2013年6月10日月曜日

おはようさん 2013.6.11.

今年のデジカメをみていると、画素数競争もひと息ついたみたいで、上位機種はローパスフィルターなしとか、アートフィルターのすごさで競い合ってる感じです。 一眼レフもミラーレスの小型デジカメに取って代わられようとしてる感じもします。 カメラ女子さんが増えて、重い一眼レフよりも軽量なミラーレスに人気が出るのは当たり前ですよね。 Facebookや500pxにもデジカメ写真が氾濫しています。 フォトショップの大進化で、猫がバンザイ\(^^@)/したり、虎が満面の笑みで笑ったり・・・解剖学の摂理を越えた写真がいっぱいあります。 風景や名所写真でも、そこに住んでいる人たちもビックリ(°0°)な、目に鮮やかな写真が高評価を受けています。 花や木々の写真では、もう本来の色ではないような、自然界を超越した色彩の花や木の写真が当たり前に思えてしまって、生の花や緑を見ながら、ブツブツ文句を言っている人たちも見かけます。 私自身、一年前まではデジカメ写真にどっぷり漬かっていました。 RAW現像をPCでしながら、気がつけば、どんどん色彩を作ってしまっている。。。 生で見て、シャッターを切ったはずなのに、PCモニターに映し出された花々は、色褪せて見えてきて。 こんなはずじゃない・・・とさまざまなパラメーターをいじりながら、自分のイメージ通りの作品に仕上げてました。 写真というのはアートだから、それはそれでいい・・・も分かります。 アートフィルターなんて、その最たるものですよね。 フォトショップを使いこなしていないと創れなかった夢想のようなイメージを、デジカメが簡単に仕上げてくれます。 誰もがアーティスト。。。善き時代です。 私は一年前、デジカメからフィルムカメラに回帰しました。 花たちの生の色が、木漏れ日の影の色合いがちゃんとこころに残らなくなってきたことに、愕然としたからです。 帰ってから、どうせ現像するのだから・・・ どうしたって赤薔薇の「赤」は出ないのだから・・・ デジタルだから、後で何とかなるしな・・・ 天地自然、万物宇宙とお話しなくなってしまっていることに驚きました。 ネットにアップして、たくさんの拍手やいいね!をもらうことが写真を撮る時の第一になってしまっているのではないか?  写真の神さまのお導きで、2年前に 脱力写真家 藤田一咲先生のフィルムカメラ本に感激して、中古のフィルムカメラを手に入れていました。 そのフィルム写真の温かさ、生命感、写真から風や匂いや囀りが聞こえてくるような自然さを思い出すと、もうデジカメには戻れなくなりました。 こうしてこの1年、ずっとフィルム写真ばかりを撮っています。 そして、そんなフィルム写真を撮ること、できあがったフィルムの絵は、まさに今の私の診療スタイルそのものだなぁと思います。 患者さんの顔を診ることから始まります。中医学の望診です。 再来診察の患者さんだったら、この顔望診だけで、この2週間の身体とこころの具合もほとんど分かってしまいます。 写真で言えば、まず光学式のファインダーを介して被写体と触れあう状態です。 血圧&脈拍&酸素濃度を測ったり、胸を聴診したり・・・の普通の診察と共に、脈診・舌診・腹診・背候診などの中医学診察もしていきます。 これは写真で言えば、露出計で露出を計り、露出とシャッタースピードを決めて、ピントを合わせて・・・と似ています。デジカメでは一瞬にして正確にカメラがやってくれる作業です。 めんどくさい・・・手間ばかりかかる割にうまくいかない・・・ステップです。 でも、このめんどうで手間な作業こそが、写真に生命と躍動エネルギーを吹き込んでくれるのだと思います。 生身の喜怒哀楽が写真に写り込み、その1枚で映画のようなストーリーを語ることができます。 デジタルは検査みたいなものです。 もちろん使います。 患者さんに手を触れて感じ取れたさまざまな症状や変化を確認するための検査です。 検査はあくまでも診断を確認するためにしたいものです。 診断がわからないから検査してみましょう。 検査すれば何かの診断がつけられるから、とりあえず検査してみよう。 ・・・ね? デジカメと似てるでしょう。 構図さえ決めれば、露出もシャッタースピードもデジカメまかせでOK。 シャッターボタンを押せば、露出を+ーに何段か補正した写真も一緒にシャカシャカ撮ってくれます。 そして、すぐその場で写真を確認できちゃう。 被写体との対話もカメラとの対話もそっちのけなのがデジカメ写真です。 そして、イコール それは、普通の外来診察です。 検査が終わらないと、何も診断できない・・・治療を始められない。とりあえず対症療法の痛み止めで様子をみときましょう・・・なんてね。 デジタルは便利です。 でも、いつしかデジタルの奴隷になってしまいます。 医療で言えば、検査の奴隷。 被写体も見えていない、風や香りや影の揺らぎも分からない。何より、それを撮りたいと思った自分の気持ちさえ残っていない。 医療で言えば、患者さんとの会話、患者さんへの想い、患者さんを前にして感じた直感や予感。 本当はとても大切なもののはずなんだけど・・・忘れてしまったものたち。 人間はアナログなのか、デジタルなのか? そんな回帰点にいるような気がします。

おはようさん 2013.6.10.

医者になって30年、医院を開業して15年が過ぎました。 この10年ですごく変わったことがあります。 気の良い人、気心の通じる人が減りました。 長い不況のせいかもしれません。 超高齢化&老後の不安のせいかもしれません。 ネット&ITの進歩で、リアルなおつき合いがしにくくなったせいかもしれません。 収入や財産が多ければ、お金の心配をしなくていいから・・・でもありません。 (お金持ちほど、こころを病んでいる人&人間関係に苦しんでいる人が多いような気がします) バリバリお仕事をしている人&高い役職に就いている人たちは、ひどくこころが疲れています。 こころのんびりとスピリチュアルな生活をしている人たちは、デジタル化&効率化が日進月歩するこの世のどう猛なブラックホールへの蟻地獄に足を捕られて、心根もクタクタです。 気の良い人、気心の通じる人は、こころの扉が開いています。 こころを全開にして、大笑いしています。 この10年で、こころが閉じてしまっている人たち、こころが見えなくなってしまった、なくなってしまった人たちが急増しています。 なぜでしょうか? 原因は何でしょうか? 胎内記憶の池川明先生も「最近、生まれながらに笑わない赤ちゃんが増えている」と教えてくれました。 赤ちゃんまで、生まれながらにこころを閉じてしまっている、こころが見えなくなってしまっているのでしょうか? 舌癒着症を介して多動症・落ち着きのない子供たちを診ていると、その原因は脳微小循環系の血流障害、特に脳皮質の二酸化炭素濃度に相関しているのではないか? と思っていますが、もちろん確証はありません。 アトピーと同様に、さまざまな原因が相互作用しあって、気の良い人、気心の通じる人を絶滅危惧種に追い込んでしまったのでしょう。 どうしたら気の良い人、気心の通じる人に戻れるのか? それはやはり「気」の流れを清く滞りなく循環させることでしょう。 そして、不思議な縁で、この4月から「気」を巡らす治療:鍼灸と真剣に向き合っています。 開業して以来だから15年間、ホンモノの鍼灸の先生を捜し求めていて、やっと巡り会えました。 (実は数年前から知っていたんだけど、その時はピーンと来ずで・・・この3月に突然、まったく関係のないところでピーンときてしまったのです。これこそ天啓! シンクロですね) これからの医療は「気」だと思います。 こころの病気も、癌も、認知症も、リュウマチやアトピーも、「気」が暴れ出したり、固まったり、燃え尽きたり・・・が大切な原因です。 心筋梗塞や脳卒中はもちろん「気」が大きく関わっています。 そして、死ぬ時「善い人生だったな、楽しかったな」と笑いながら言えるかどうか・・・生きがい人生を歩めるかどうかにも「気」の清き巡りが関係しています。 愛するためのエネルギーも「気」です。 愛して、許して、あるがままを認めて、素直に信じて・・・それらが「和」となり、愛が集って「輪」となって、笑い声が天地自然を美しく美しく彩ってくれます。その根源のエネルギーも「気」なのです。 宇宙は私たちの中にあります。 私たちの中の小宇宙は、私たちの外界に拡がる大宇宙と繋がっています・・・否、ひとつの存在です。 私たちの中を巡る「気」は、私たちの内なる小宇宙を介して、この大宇宙をも巡り、動かしているのです。

2013年6月9日日曜日

おはようさん 2013.6.9.

「自分を好きになるための過去生へ」の光の前世療法をしました。 光との対話で、自分を好きになるためには、 「まず動け」「ともかく動け」「動け 動け」が何度も出てきました。 動かないで引きこもっている。 動かないでまわりの人たちの様子を見ている。 これらは、動かないではなく、動けないです。 失敗が怖いから。 いろんな理由はあるでしょうが、突き詰めていけば「失敗が怖い」になります。 動けないでじっとしているのは、実はとても楽ちんです。 自分に言い訳して、そんな虚しい言い訳に納得して、いつしかそれに慣れてしまう。 動きまわっている人に嫉妬して、動いて失敗した人を笑い蔑んで、動かない者同士の匿名集団で罵詈雑言してストレス発散します。 そして独りになった時、自己嫌悪の真っ暗闇に沈みます。 これが「自分を好きになれない理由」です。 動けない人たちの唯一の失敗は、動かなかったことだけ。 動いた人は失敗だらけです。 日々の小さな失敗、たまにやらかす大きな失敗、人生の思い出に残ってしまった堪らない失敗。 それでも光さんは「動け 動け」と背中を推してくれます。 動けは、自分を好きになれます。生きがいが持てます。生まれてきた意味がわかります。 動けば、生き方ベクトルの同じ仲間 ソウルメイトに会えます。 動けば、人生にスピードがついてきて、少々の凹みや壁など、すり抜けていってしまいます。つまり、魂の輝き 波動が増します。 動いたら失敗します。 一歩踏み出したら、次の足の裏は大地を踏みしめます。 その時、犬のうんち踏んじゃったり、とげが刺さったり、地雷に吹き飛ばされることもあります。 痛いけど、神さまがちゃんとケアーしてくれます。 足の裏がどんどん厚く丈夫になっていきます。 足が吹き飛んじゃっても、神さまは特製の義足をつけてくれます。前よりも速く高く強く飛べる義足です。 毎日、前を向いて、一歩一歩踏み出せばいいのです。足は勝手についてきてくれます。神さまがしっかりと足をケアーしてくれているから、何があっても大丈夫です。 足元が気にならなくなれば、もう「自分が大好き」になっています。 そして、自分が大好きな人は、他人も大好きです。 AKB選抜総選挙が終わって、中高生の若い娘たちがどんどんAKBの中心に入ってきました。 かわいい・歌が上手い・ダンスが得意・・・それだけではAKBになれても、64位フューチャーにさえ入れないことを彼女たちは学びます。 そこで何をしたらいいのか? どうしたらいいのか? 悩みながら立ち止まってしまうと・・・消えてしまいます。 ともかく今、出来ること・やってみたいことに一歩一歩歩み出せば、つまづいたり、コケたりしながらも、一年後の総選挙には自分を褒めてあげたくなれます。 がんばって、がんばって、運を振り切って、もっとがんばってるのがAKBたちです。 そして、先輩たちもひとりひとり、自分の新たな道を歩み始めています。 卒業するのは、ものすごく不安だと思います。 トップアイドルだからと言っても、まだ20代の女の子です。 それでも彼女たちは、新しい自分の夢に向かって、羽ばたいていきます。 もっともっとがんばらなきゃいけないことをとてもよく知っているんだけど、それでも羽ばたいていきます。 何がそうさせているのか? それは彼女たちがピュアな光の子だからでしょう。 誰もが持っている魂の輝きがそうさせるのです。 ヒナから若鳥に育つと、自然に羽ばたきたくなり、大いなる力に後押しされるように巣立ちしていくのと同じです。 光さんは大災害の一瞬で、助けるべき人は「光っているから簡単にわかる」と言います。 その光こそ、魂の輝きです。 日々、前へ前へと歩んでいく人の胸に輝く光さんです。 光さん・神さま・大いなる宇宙にとっては、人が日々やらかす失敗など、どうでもいいことなのです。 大失敗して多くの人たちのこころを深く傷つけたとしても、光さん・神さま・大宇宙は何とも思っていません(そんなもの、見てもいないでしょう)。 そして、そんな失敗に囚われていると魂の光が弱ります。 そんな失敗を気にしているということは、まだまだ暇人だと思われてしまいます。 (もっと忙しくしてやれ!と落とし穴や壁を繰り出してきます) いろんなスピリチュアルな教えが巷に反乱していますが、 結局薬局「動け 動け!」ということです。 動けば、うちなる光が輝きを増し、 動かなければ・・・真っ暗闇だということです。 AKBの若者たちに負けないように、その日、したいこと、やると楽しそうなこと、笑えそうなことを(イメージの中でもいいから)やりましょう! P.S. シノマリ 卒業おめでとう\(^^@)/

2013年6月7日金曜日

おはようさん 2013.6.8.

今年もいよいよAKB選抜総選挙が近づいてきましたね。 アイドルなんて興味ないわ・・・ 子供が口パクでチャラチャラ踊って、どこがええんや・・・ アイドルの総選挙なんて、どうせヤラセやんか。バカみたい・・・ アイドルを無視したりバカにしたりすることで、自分は大人やと格好つけたい気持ちもわかりますが、ホンモノの大人はちゃんとアイドルを楽しめます。 アイドルは自分の青春時代そのものと重なります。 あなたの青春時代を思い出してみてください。 あの頃は「今」だけを生きていませんでしたか?  昨日も明日もなく、今日の「今」しかなかったのではないでしょうか? そして、まわりなんかどうでもいい、自分自身を生きていませんでしたか? 人生の中で青春時代が一番キラキラ輝いているのは、そんな「今」を生きることこそ、大いなる光さんがいつも語る「生まれてきた意味」であり、「人生の目的」だからです。 小学生以下のホンモノの幼児ちゃんたちはさておき、10代以上の皆さんはそんな青春時代を通り抜けてきた・・・ですよね。 自分の中に、あの青春時代のギラギラした熱くドロドロしたマグマがまだ残っている人もいるでしょう。 もうずっと前に、そんなマグマは冷たく固い溶岩石になってしまった人もいるでしょう。 そんなマグマなんて一度も感じたことなんかない・・・人もいるかもしれません。 いくつになってもアイドルを楽しめる人は、こころの中にまだ青春マグマを持っています。 ギラギラ煮えたぎる青春マグマを金儲けや権力争奪戦に流用して、大成功している大人たちもいます。 青春マグマを創造の原動力にして、一流のクリエイターになっている大人もいます。 青春マグマを肉体の活力に注いで、中高年スポーツマンを楽しんでいる人もいます。 人生の生き方の善し悪しは別として、青春マグマを活用している中高年はみんな「若い」です。 青春マグマは腎陽を高めてくれます。血の気が良くなり、氣力がアップしてきます。 イライラ怒り・ワンマンぶり・好色支配欲・・・我欲とエゴも亢進してしまうのが玉に瑕ですが、ボケとは無縁な元気老人になれます。 実際に、そんな元気老人たちにAKBやアイドルの話を振ってみると、結構良く知っていたり、(知らなくても)興味を示してくれます。頭ごなしにバカにしたり蔑んだりなどせずに、いいよね!なポジティブな感想が飛び出してきます。 青春時代のインナーチャイルドが歌い踊り出すのは恥ずかしいことではありません。 戸籍年齢に縛られずに、生きがい年齢がまだまだ若い証です。 うちなる光が輝いている人。 「今」を生きている人。 光の世界へ向かって歩んでいる人。 そんな光の人たちは、今年のAKB選抜総選挙をこころ待ちにしていることでしょう。 P.S. 初対面の人でも、AKBネタで会話がはずんできたら、うれしいですよ。 「ところで、私はじゅりな推しなんですが、あなたは誰推しですか?」 「じゅりな、いいですよね。私はじゅりなの親友、シノマリとがんばりっ娘の梅ちゃん推しでんねん。でね、最近は、ぱるるも気になってまんねん」 「ぱるぅ、いいですよね、運気が強いってことは、やっぱり、何かスピリチュアルなパワーも持ってますから」・・・ AKBネタで盛り上がれる中高年は元気だ!そして悪い人はいない!と思っています。 P.S.2 ちなみに私は(もちろん!)シノマリに一票いれましたよ(*^^)v

2013年6月6日木曜日

おはようさん 2013.6.7.

光の前世療法で、亡くなった子供さんに尋ねました。 「いつもそばにいてくれてるの?」 「いつもそばにいるよ」 「どうしたら、そばにいてくれていることが私にもわかるかな?」 「そばにいると思ってくれたら、わかるよ。思わなかったら、何もわからないよ」 「**ちゃんが、そばにいるサインを教えて」 「・・・・(皆さん、ここでしばし沈黙が入ります。子供さんがサインを考えてくれているのでしょう) ・・・・朝、お日さまが部屋に射し込んできたら。。。 ・・・・仏壇の線香の煙を揺らすよ。。。 ・・・・お花の香りがしてくるよ。。。 ・・・・会いたくなったら、僕の写真を見つめて。きっと、わかるよ。。。 ・・・・肩をトントンしてあげるよ。。。 ・・・・蝶々が飛ぶよ。。。 ・・・・小鳥が鳴くよ。。。 子供たちからのサインは、忙しくしていたり、怒っていたり、悲しみに沈んでいたら、わからないものばかりです。 亡くなった人からのサインが来る、と思っていなかったら、何もわからない、小さなサインばかりです。 愛する人を亡くしたら、悲しみに沈み込んでしまうのは当たり前です。 時の癒やしがとてもありがたいです。 でも、いつまでも悲しみの中に逃げ込んだままでは、亡くなった人も悲しむばかりです。 時々、泣くのはいいです。すぐに凹むのも仕方ありません。でも、人生を前へ歩み始めないと、亡くなった人の「死んだ意味」も成就されないままです。 数ヶ月後に、ぎこちない作り笑いだけど、それでも前へ歩み始めると、亡くなった人たちからのサインが分かるようになってきます。 亡くなった人たちは、いつも見守ってくれています。いつでもそばに居てくれます。 それを確かめたくって、宗教家や霊能者に頼ってしまう人たちも多いですが、たとえどんなに遠くまで行ったって、どんなに多額のお金を使ったって、それは自分の人生、否、亡くなった人とのふたりの人生を歩み始めたことにはなりません。 亡くなる前のふたりの生活をとりあえず再開する・自分のための新しい生活を始めてみる ことが、前へ一歩歩み出すことになります。 亡くなった人たちが最も喜ぶこと、一番安心してくれることは、こちらに残った人の笑顔が戻ることです。 最初は作り笑いでいい、と光さんも言っています。 作り笑いしながら、元の生活・新しい生活を始めれば、すぐに亡くなった人からのサインに気づけます。 最初のうちは、ともかくわかりやすい、わざとらしいサインを送ってくれるから、大丈夫です。 今のは、もしかして、あの人からの・・・ まさか・・・でも・・・きっと・・・そうだわ! そんなサインに気づき始めると、生きる自信が沸いてきます。 亡くなった人といつも繋がっている自信が、ホンモノの笑顔にしてくれます。 自信が持てると、どんどん素直になれます。 こころの邪気が薄らいでいきます。 悲しみや凹みにも光が当たり、その本質がこころの目に見えてきます。 あの世からのサインが、次第にあの世からのメッセージに進化していきます。 亡くなった人を通じて、神さま・大いなる光さんからのメッセージも伝わって来るようになります。 ずっとずっと昔。まだ「時」がなかった時代。 生きている人たちに、死んだ人たちの姿は見えていました。 死んでも肉体がないだけで、元の家に一緒に暮らしていました。 もうじき嵐が来るぞ、あの森の木の実が熟れてきたよ、そろそろ川に鮭が上ってくるぞ、種を蒔く準備を始めなきゃ・・・大切なことを教えてくれました。 隣村のことも筒抜けです。だから、争いは起こりませんでした。 亡くなった人たちは食べませんし眠りません。疲れ知らずです。だから、争いの火種を岡目八目で眺めながら、隣村の亡くなった人たちと和・輪・笑ですべて解決してしまうから争い知らずです。 それは、神と人とが共に笑い、悦び、生命を楽しんだ「光の時代」でした。 長い長い光の時代の終わりに、大いなる光さんは「時のモノリス」をこの世に置きました。 アフリカの肌がこんがり茶色の若い娘が動物たちと話をしながら森の中で遊んでいました。 動物たちが急に走り出し、髪の長い娘も走り出しました。 そして「時のモノリス」を見つけました。 そのまま立ち去る選択枝もありました。 でも、その娘は「時のモノリス」に近づきました。 好奇心いっぱいで、恐れや不安はありませんでした。 いつも危ないことがあれば教えてくれる(亡くなった)長老おじじさまの声も大好きだったおばばさまの声も聞こえてきませんでした。 (実はこの時、すべての亡くなった魂たち、神々たち、妖精たちが固唾をのんで、この娘を見守っていたのでした) 娘は右手を「時のモノリス」に伸ばしました。 そして、触れました。 「時のモノリス」は鳴動し、波動と化して消え去ります。 娘は失神しました。その右手は水晶のように透き通ってしまいました。 この世の時が動き始めました。 この世とあの世の境目がはっきりと出来ました。 神々は天上界へ、妖精たちはそれぞれの元の影に隠れました。 もう動物たちとお話できなくなりました。亡くなった人たちも見えなくなりました。 動物たちは村へ失神したままの娘を連れ帰ってくれました。 そして今。再び「光の時代」が始まろうとしています。もちろん、昔のままではありません。 長い長い闇の時代(二元性の時代)を経て、新しく進化した「光の時代」です。 (元々の光の時代は一元性の時代でした。次の光の時代は二元性に美や悦や楽のz軸が加わったマルチフェーズな超多面的で超時空間的な・・・右脳な感性が爆発して花開く世界です) この不思議な(妖しい?(;^^)ヘ..)お話は、またいつかしましょうね。

2013年6月5日水曜日

おはようさん 2013.6.6.

癌の術前化学療法がワンクール終わって、自宅に帰されてきた患者さんを診ています。 嘔気・食思不振・全身倦怠感・ふらつき&歩行困難・・・癌はかなり小さくなって全摘手術が可能になったけど、体力&氣力がバテバテです。 ひと昔前だったら(or 政治家・高級官僚・大金持ちだったら)こうやって一度、自宅に帰らされることなく、そのまま入院させてもらえたかも??しれませんが、これが今の医療費削減下の現状だから仕方ありません。 最前線の現場としては、やれることを精一杯がんばるだけです。 何千億円もの円借款をチャラにしたり、アフリカに数千億円もホイホイと貸し出したり・・・のニュースを聞く度に、この国の国民総幸福度は前から・後ろから何番目なんやろう?? と悲しくなります。 (そうしないと、大企業の国際的な新規顧客争奪戦に勝てないことも、輸出が国富なことも分かってますが、大東亜共栄圏な戦争時代とよく似てきたように・・・感じてしまいます) その癌の患者さんの自宅まで往診してきました。 往診時の持ち物は、血圧計・体温計・聴診器・採血用具・・・くらいなものです。 携帯型の心電図系や超音波エコーも販売されていますが、高嶺の花で手が出ません。(今の診療報酬では永遠に買えないでしょう) 買えないというよりも、あまり必要を感じていません。 状態を伺って、検温・血圧測定・胸腹部の聴診して・・・ そこからが普通の内科の先生と違うところです。 顔望診・舌診・夢分流腹診・背候診・脈診(中医学&アーユルヴェーダで)をします。 抗ガン剤は免疫系にさまざまな形で影響を残します。 漢方で言えば、気・血・津液のすべてのバランスをグチャグチャにしてしまいます。 普段は見られないような気・血・津液のアンバランスが現れます。 例えば今日の患者さんは、腎は虚中の実から虚へ変わりつつあり、脾はすでにひどい脾虚で、仕方なしに肝が実となり、肝火由来の気・血でやっと心を養っている様子でした。胃火も虚火で旺盛されていたけど、ここに来て持ちこたえられずにゲロゲロし始めています。(まるでアベノミクスですねぇ) 大学の化学療法専門の先生はそんなことはわかりませんから、精神的な原因!(なぜそう結論したのかは???のままだけど)で抗不安剤が処方されていました。 顔貌診・舌診・腹診・背候診・脈診で、過去の病気の推移も近未来の予後も分かります。 今は持ちこたえてるけど、明日は危ない・・・とか、今は死にそうに悪い状況だけど、明日からは何とか持ち直してくる・・・とかがわかります。 もっと言えば、この人は生きたいという氣力が強いから何とかなるかもしれない・・・とか、 この人はもう諦めてしまっているから生命力:プラーナが消えかけてしまっている・・・とか、 この人は内なる怒りが強すぎるから癌よりも感染症か腎不全でダメになりそう・・・とかが分かります。 癌の根本原因だって推測がつきます。 この人は子供の頃からずっと言いたいことが言えずに我慢してきたから、この癌になったんだ・・・、 この人はずっと大勢の人たちを騙してきたから、ここに癌が出来たんだ・・・、 この人の几帳面過ぎる性格が癌になったんだ・・・、 癌の根本原因は、本当にさまざまな人間模様を見るようです。 癌の治療の成否は、患者さんと家族・癌の専門医集団・家庭医のチームワークで決まります。 患者さんの治りたい・治したい氣力が一番大切です。 癌の専門医集団の最先端の知識もとても大切です。 家庭医はオーケストラの指揮者みたいなものです。(あるいはファンモンのDJケミカルなのかも) 癌の専門医たちはその道のプロです。その道では世界的・最先端の知識や技術を持っています。 でも、その道ではないところ・・・漢方や鍼灸や心身医学やスピリチュアルケアまでも高いレベルの知識を持っているとは思えません。(持っていると知らず知らずのうちに本人が誤解してしまうところが人間らしさでもあるのですが) 患者さんの治りたい・治したい氣力も、時間と共に諦めに変わったり、誰か&何かへの依存にすり替わったり、怒りに飲み込まれたり・・・そんな氣力の変化をいち早く感じ取り、励ましたり、諭すしたり、希望と勇気を与えたりすることも癌治療にとても大切です。 家庭医は癌治療のプロデューサーです。秋元康です。 やすす(=秋元康)がステージ上で歌い踊る必要はありません。 スポットライトを浴びて、歓声に包まれるのは患者さんと癌の専門医たちです。 (もちろん立ち位置ゼロのセンターは患者さんでなければなりません) 患者さんと家族を見守り、時には諭したり泣き言を聞いたりしながら、生命力&氣力を引き出していきます。 癌専門医たちをリスペクトしながら、彼らの気づいていない情報を共有したり、患者さんの想いを伝えたり、アレンジを変えてみたり・・・しながら、デジタルな治療をアナログな治療に和らげていきます。 家庭医にとって、一番うれしいのは、やっぱり患者さんの笑顔です。 家庭医はプロデューサーなんだなって、ふっと気づいた往診でした。

おはようさん 2013.5.6.

私は孤独です。 私が撮った写真は、いつも孤独感でいっぱいです。 孤独で、生きるのが嫌になります。 外来でもオフタイムでも、孤独というキーワードをよく耳にします。 孤独って、悪いイメージ色ですか? 孤独だということは自由だ、ということです。 学生時代の試験前に、仲間たちと集まってワイワイと勉強会をしてる友だちがいました。 私もよく誘われましたが、どうもあの雰囲気では勉強に集中できず、ヤマをはったりするのも性に合わなかったので、グループ勉強会には加わりませんでした。 ひとりの方が自分の思うままに、自分のペースで勉強できるし、テストの結果はすべて自分の責任&勲章なのだから、納得できていました。 できなかったことを人のせいにするのは嫌だったのです。 試験終了直後に「できたかぁ?」とA君に聞かれて「うん、完璧!」と答えたがために、A君を奈落の底へ落とし込んで「次の試験も落ち込んでダメだったのはお前のせいや!」と怒られたこともあります。 ひとりで自由にやるからには、出来るだけのことをします。 もちろん100点満点には出来ないけれど、出来たところには自信があります。 仲間たちの意見や正解を聞かなくても、これだ!これでいいのだ!とブレません。 ただ、社会に出ると、この自由さがコミュニケーションの妨げともなります。 日本は特に組織社会です。 常識・年功序列・学歴学閥・財力家柄・・・自由だと、ともかく生きづらい社会です。 ♪いちご白書をもう一度♪ 仲間たちは自由を捨て去り、大人になっていきました。 就職・結婚・子育て・家のローン・・・自由をどんどん奪っていきます。 幸せも愛も、自由という羽をすべてむしり取ったケンタッキーチキンだけど、それを疑いも迷いもせずに、美味しいねって笑いながら食べている日々が死ぬまで続きます。 今までに見てきた5000余りの過去生の人生たちのほとんどが、そんな日々だけの人生たちでした。 ひとり孤独に死んでいった人生はたくさんありました。 みんな、そんな人生を死の直前に振り返りながら、孤独な人生だった、とつぶやきます。 孤独は自由だ、ということを忘れてしまっているから、孤独=不幸・失敗だと感じてしまうのです。 何千何万回も生まれ変わっても、孤独は自由だ、ということに気づかないままだと、その人生の輝きは弱くなってしまいます。 輪廻転生・因果応報・人生は学び&修行だ・・・の呪縛を断ち切れず、いつまでもこの鉄の時代の中を行ったり来たりし続けてしまいます。 ♪空を飛ぶ鳥のように自由に生きる♪ 空を飛ぶ一羽の鳥の写真をイメージしてみて・・・自由だなぁ、と思えるかな? 自由でいいなぁと思って撮った写真でも、必ず「あなた、孤独だね」と突き刺してくる人たちがいます。 何でも孤独に見える人たちは、一輪だけ咲いてる花にさえネガティブを吐きつけます。 「な〜んだ、まだ早かったか」「**の方がきれいだったよね」「・・・・(花も目に入らずおしゃべりに夢中)」 大勢で互いに縛りあい、支配しあい、奪いあい、管理しあわないと落ち着かない人たちです。 年齢・学歴・財産・仕事・名声・権威・・・に合ったTPOで、なければならない・あるべきだ・〜しかない、の人たちです。 大勢の平均値が常識で、ひとりで自由に生きるなんて非常識の極まりな人たちです。 子供の頃の自由さをそのまま育んできたのに、ネガティブな孤独という槍に突き抜かれ、今生も生きながら十字架に晒されている人たちの何と多いことか・・・ だからかな? ダウン症や自閉症・多動症などの子供たちが急増しているのは・・・ 写真でも絵でも陶芸でも・・・この世のありとあらゆる創造物を見て、聞いて、触れて、味わう時、光と影で感じてしまいます。 長い長い間、ずっと二元性の世界だったので、仕方ないことです。 だから、影ばかりを見て、影についてウンチクを語るのは簡単だし得意です。そして、相手に投げかければ、100%命中します。 影に目が行く、それは仕方ないこと。だから&そやから光を見る。光を探す。光を語る。 光を語り合うのは難しいです。 自分がどの光を見ているのか? どんな色眼鏡をかけているのか? どこまで大いなる光さんと親しく繋がっているのか? が相手にバレバレになりまから。 こころの中を丸裸にして見せて、魂の素顔をさらけ出すことになります。 自分を信じて、許して、あるがままに認めて、そんな自分をやっぱり愛してないと・・・出来ません。 そして、それが出来たら、もう相手を信じ・許し・認め・愛せてます。 和が輪となって光の笑いとなって互いの魂が輝きます。 相手を褒めなさい、とはそういうことなんですって。 自分がいいなってもの(創造物)を大切にしなさい。 自分に自信が持てます。自分の人生が深まりますから。 (誰かの作品なら)その繋がりがいつかホンモノの絆になりますから。 自由に飛ぶ羽をまだちゃんと持っている人たちには、これから羽ばたきの練習をさせてあげます。 急には飛び立てないでしょう。 でも、大丈夫です。少し練習すれば、後は魂の本能で一気に飛び立てますよ。 あなたたちのホンモノの(光の)パートナーたちとは、そんな大空で出会えますよ。 楽しみにしていなさいね。 (でも、残された人たちのことも気がかりです?) 大丈夫です。大空に飛び立てば、下を見ても雲海しか見えませんから。お日さまが眩しく反射した、それはとても美しい雲海ですよ。その美しさにすべてを忘れてしまうでしょう。 (飛び立つまでにやるべきことは?) いつも言っていることくらいです。掃除、身の回りを片づけなさい。ムリにしなくてもいいですよ。 やりたい範囲で、できる範囲で、適当にやりなさい。 どうしても必要な掃除があれば、ちゃんとやるように仕向けますから、心配しないでいいですよ。 今までどおり、そのままで。 ・・・ということで、今日は途中から銀河通信がバリバリに流れ込んできました。まぁ、こういうのもありですね・・・

2013年6月3日月曜日

おはようさん 2013.6.4.

私はスピリチュアルです。 スピリチュアルな話で盛り上がりましょう。 これはスピリチュアルな商品です。 あなたをスピリチュアルに癒やします。 そんなキャッチコピーがそこらじゅうに溢れています。 ほとんどの場合、「私の前世は・・・」と言えば、スピリチュアルだと思っている人たちです。 私の前世は船乗りだったから、今でも海が好きなんだ。 私の前世はシルクロードの隊商だったから、今でも旅が好きなんだ。 そんなレベルの前世のお話で「私はスピリチュアルだ」と胸をはって言ったり、セミナーや商品のキャッチに堂々と使ったりしています。 いつかは多くの人たちが「スピリチュアル」に目覚める日がやって来る・・・そう信じて、満身創痍になりながらも本物のスピリチュアルを探求し、育んできました。 いつかは本物のスピリチュアルな夜明けがやって来るのだろうかなぁ? 陰極まって陽となる・・・どんどん陰が極まっていく最近の日々を生きながら、疑心暗鬼&投げやりになりそうになると、大いなる光さんがチラッとお印を見せてくれる・・・そんな毎日です。 そんな世の中に蔓延するスピリチュアルを眺めながら、ひとつの懸念があります。 それは、宗教が使っていた精神世界的呪縛を、普通の「自称スピリチュアル」な人たちがお互いにかけあっている場面が増えてきたことです。 例えば、いつも恋愛相手に裏切られる・・・それは前世でひどい裏切りをしてきたからだ。輪廻転生で因果応報なんだよ・・・そうかぁ、今生では仕方ないのかぁ。。。 いつも浪費してしまうんです・・・それは前世でお金の亡者だったから、今生ではお金を貯めないと決めてきたからだよ・・・そうかぁ、今生はお金とは縁がないんだ。。。 宗教のように、話のオチに「だから私の宗教を信じなさい。そうすれば、あなたの魂は救われますよ」には持って行かないけど、・・・否、持って行かないから、今生のこれからはどうしたらいいの? でスピリチュアルに右往左往して彷徨い続けている人がとても増えています。 うつ・閉じこもり・仕事しない・恋愛しない・自信ない・誰も信じられない・・・生きない・・・そんな人たちの中で、このスピリチュアル病に犯されている人たちをよく見かけます。 スピリチュアル病は、因果応報が輪廻転生する呪縛です。 症状は、あきらめる・妥協する・チャレンジしない・すべてをネガティブ:陰影主体で見る。 キーワードは、孤独・愛されたい・癒やし・落ち着く・仕方ない・もうダメだ・「前世は」・・・ インフルエンザが咳でうつるように、そんな言葉を知らず知らずのうちに他人に投げかけて感染を広めてしまいます。 治療法は、因果応報&輪廻転生の呪縛を断ち切ることです。 ところがこれが難しい。否定するだけでは「唯物論者になれ!」と強要&新たな呪縛を強いているだけです。 意識レベルを上げていって、背伸びをしてでもいいから、本物のスピリチュアルを垣間見てもらうしかありません。ただ、もうこれは無茶苦茶難しい。。。 難しいから、昔の宗教の始祖たちは、一念に念仏を唱えなさい・肉体的な苦痛を極めなさい・邪念を捨てて修行しなさい・・・とやったわけです。 瞑想でも念仏でも五体投地でも滝行でも・・・左脳と邪念の向こうに大いなる光さんが望めます。 (光さんを見た後がまた大変で、必ず光さんと繋がれないスランプがやって来ます。そこで修行が足りない等の新たな呪縛に縛られてしまいます。あるいは、修行を日々行っているだけで、光さんと繋がっている幻覚に囚われてしまいます) 本物のスピリチュアルな人は、自由に今を生きています。孤独と自由は同じものだと知っているから、自由を楽しみながら、孤独も楽しんでいます。 本物のスピリチュアルな人は、愛されたい気持ちもあるけど(←決して否定せず、そんな気持ちも許しています)、誰かを愛したい・みんなを愛したいと思っています。愛とは許し・認め・信じることだと知っているので、愛にブレがありません。 本物のスピリチュアルな人は、あきらめません。大いなる光さんがいつも見守ってくれていることを、小さな幸せやラッキーを受け取り感謝することで確かめているので、自由な発想・自由な行動力・自由な創造力で明日を創り出します。 もちろん、因果応報な輪廻転生の呪縛から、とても自由に生きています。 そして、過去生・未来生・平行次元・今というエネルギー体のことが分かっているので、「私の前世は・・・」なんてナンセンスな話はしません。 みんながスピリチュアル病になれば、それが当たり前の世の中になってしまいます。 そして、長い歴史を眺めてみると、本物のスピリチュアルに目覚めた人たちが現れると、必ずスピリチュアル病の大流行が続いて起こり、本物はかき消されてしまいます。 果たして、これからはどうなるのか?・・・乞うご期待ですね。 まだまだ8回が終わって2点差つけられてるあたりです。これから9回の攻撃と守備が待っている・・・そんな2013年夏です。(←光さんがこう書け!と追加してきました。ふぅぅ(^^ゞ

2013年6月2日日曜日

おはようさん 2013.6.3.

写真のセミナーを通じて久しぶりに自分のインナーチャイルドたちとしっかり、繋がってきました。 写真セミナーは「自分の原風景を探るワークショップ」で、テーマは「記憶の中の光を探る」でした。 これに参加しようと決めてから、自分の原風景とは? をいろいろ考えてみました。 とても幼かった頃の断片的な記憶をいろいろ思い起こしてもみました。 幼稚園の頃の思い出も、小学生の頃の思い出も久しぶりに掘り起こしてみました。 それが今、私が撮る写真の中のいろいろなモチーフやクセになっているのは分かりました。 で、どうなの?・・・・そこで止まったら面白くありませんよね。 そこで、セミナー本番の日は、インナーチャイルドたちが撮りたい!&喜ぶ写真を撮ることにしました。 いつものお散歩写真やお花の写真で、お花(の妖精)に撮って!と呼ばれたから・木の神さまと目が合ったから・・・な妖しい理由で撮っていますが、この日は自分の内なる声:特にそれがインナーチャイルドたちの声だったら、それを撮ることに決めました。(ますます妖しい?(^^ゞ 中華街を歩いて、ポートタワーを下から見上げて、神戸港遊覧船に乗って、アンパンマンミュージアムへも行きました。インナーチャイルドたちの写真だから、DEEPな元町高架下や北野町異人館はパスです。 いろいろ写真を撮ってきて、提出用1枚を選ぶ際に、インナーチャイルドたちに「どれにする?」と尋ねると、「空を飛ぶアンパンマンの写真!」と即答が返ってきました。その写真を見ていると、私もニヤニヤ楽しくなってくるから、やっぱりこれですよね。 空を飛ぶアンパンマンを見ていて、憶えてはいませんが、幼かった頃、デパートの屋上遊園地でコイン遊具に乗って、ものすごく楽しかった&幸せだったんだろうなぁと思いました(自分の記憶にはないけど、きっとインナーチャイルドたちの学級委員してる?インナーチャイルドくん)。 自分の子供たちにも、確かに、自然に&当たり前のように遊園地のコイン遊具に乗せていましたからね。 そこで、喜んでる&幸せだと感じてるって勝手に思い込んでしまうのが私のクセでもあり、数々の失敗の原因のひとつでもありました(←これはすでに自分のインナーチャイルドワークや多次元統合ワークで解決済みだったけど)。 アンパンマンの黄色い顔は、天命であり、授かっている生命力であり、親の愛でもあり・・・生まれてきた意味だし、今も生かされている理由なわけです。 そんな聖なる使命と愛に見守られながら、今日も胸をはって、前を向いて、手を握りながら腕を振り上げて、笑顔で空を飛んでいるのですね。 この写真を撮る時、インナーチャイルドたちに尋ねました。 「アンパンマンとばいきんまんのどっちがいい?」(アンパンマンとばいきんまんが交互に回ってくるのです) 子供たちは即答です「あんぱんまん!」 アンパンマンは正義の味方。これもインナーチャイルドたちがしっかりと今に引き継いで持って来ています。 例えば、ノーリードの飼い主・くわえタバコ・夜中の暴走族・・・え〜い、アンパ〜ンチ!ですから。 アンパンマンは顔を差し出しますが、私は真面目さからいろんな損をしてきました。まぁ、「得と損の道があるならば、損の道を行け」な天香さんの教え通りだから納得してるけど。 そして、かなりの露出プラス補正・・・ポジティブに生きようと頑張ってる証でしょう。 (ポジティブ・がんばってる人が大好き! なクセも読み取れますよね) そして、右窓から光が入ってきて、アンパンマンは光に向かって飛んでいる・・・ようにも見えます。 いろいろアングルを選んで動いた結果、(窓からの光には気づかなかったけど)このアングルにしたのですが、自然と無意識に、射し込む光に向かって飛ぶアンパンマンを撮っていたのですね。 これは天命・天職・生命力そのものをこの1枚に撮し込んだ神業です(←スピリチュアルって、こういう観点から写真を見るんだよ) まだまだ・・・ありますけど・・・この1枚でも2時間はスピリチュアルトークができますね。 みなさんも何だかお気に入りの写真があったら、プリントしてみて、写真を介してインナーチャイルドたちとお話してきてはいかがですか?

おはようさん 2013.6.2.

神戸モザイクのアンパンマン・ミュージアムに行ってきました。 お散歩しながらぶらぶらと写真を撮っていたら、迷い込んじゃった・・・感じです。 もちろんミュージアムの中には入らなかったけど、1Fのグッズ売り場はしっかりと見てきました。 こういう時は、ナカタニアン(中谷彰宏)の目になって、いろいろ見てしまいます。 まさしく和製ディズニーランドですね。 それもお土産やグッズに特化したプチ夢の国です。 アンパンマンが大好きなのは幼児です。 小学生になると、ナントカ戦隊&サンリオ・ジブリ・ディズニーキャラクターに興味が移ります。 昔、デパートの屋上遊園で遊んでいた子供たちの年齢層がターゲットです。 デパートへ家族で行く。子供服を買ってもらう。おもちゃを買ってもらう。大食堂でお子様ランチを食べさせてもらう。 このターゲット&お買い物の流れを現代風にアレンジしたのがアンパンマンミュージアムです。 そして、昔は両親が大蔵省でしたが、今はおじいちゃん&おばあちゃんが財務省です。 アンパンマンの服屋さん・散髪屋さん・写真屋さん・パン屋さん・おそば屋さん・おにぎり屋さん・かまぼこ屋さん・ポッポコーン屋さん・ソフトクリーム屋さん・・・まだまだありました・・・ ディズニーランドのお土産屋さんをギュッと一箇所に集めてきた感じです。 すごく日本的ですよね。感動&感心しました。 サンリオやジブリキャラクターは、小学生から大人まで幅広いファン層があります。 でも、アンパンマンに萌え萌えの大人は・・・あまりいないでしょう。 そこが狙い目だった! 短期決戦でがっちり儲ける・・・いいことだと思います。 おじいちゃん&おばあちゃんとディズニーランドに行くのは、健康面で難しいことも多いでしょう。 アンパンマン・ミュージアムなら、ほとんど歩き回らずに済むので、お年寄りも一緒に行ってみようかな・・・になります。 孫たちのキラキラした目、うれしそうな顔を見てしまうと、もうお財布は・・・気にならないでしょう。 それを見越してか、やたらとソファーが置いてありました。ええことです。どんどんやりなはれ。 店員さんたちもディズニーランドばりに、ともかく笑顔&笑顔です。 まだまだ垢抜けないところはありますが、これはいける!と思いました。 遊園地を作るより格安で、しかも集客力がある。おじいちゃん&おばあちゃんたちがたくさんお金を使ってくれる。若い人たちの地元雇用力も大きい。 だから、まずは東北にもアンパンマン・ミュージアムを作らなくちゃね。 四国にもひとつ。九州にも、山陰にも、北陸にも、北海道にも・・・サンリオほどこまめに全国展開はせず、ディズニーランドのように顧客は全国なわけでもなく、ターゲットは幼小児だけだけど、これはアマゾン的な商法だな、うまくやったなぁと感心しきりに、アンパンマン・ソフトクリームを食べてた私です(;^^)ヘ.. そして、これを鍼灸の世界に重ねてみると・・・ ディズニーランドは蓮風先生。サンリオなどのキャラクターグッズ屋さんは町の鍼灸接骨院。 では、このアンパンマン・ミュージアムは・・・う〜ん、すぐには答えが思いつきませんが、きっと近日中に天から名答が降ってくるでしょう。お楽しみに。