2013年6月12日水曜日

おはようさん 2013.6.13.

母校大学病院脳外科の元教授から突然の電話があって。 この教授、奥山医院の近くの病院に週一で外来してますが、開業以来、初めての電話で。 認知症の患者さんが100人を越えて、診察&フォローが忙し過ぎるので、お前のところで診てくれんか? という内容でした。 認知症の外来と言っても、長谷川式などの認知テストをして、薬を出して、たまにMRI検査して・・・。 その元教授のスペシャルとして、患者さんに毎日、文字や簡単な文章を書いてくる宿題を出しているとの事でした。 まぁ、日本中、世界中の認知症外来は、だいたいそんなもんでしょう。 どうぞどうぞ、ご紹介ください・・・とお返事しておきました。 その病院の院長先生は善き人なんですが、老中にあたる人が天魔鬼神も閻魔さまも泣き出すやうな方なので、果たして病院の売上げ減になることを許すかしらねぇ・・・。 紹介患者さんたちが来る・来ないは別として、この元教授は私の人生の大転換点に必ず現れて、大転換の始まりのファンファーレを鳴らしてくれる方なのです。 例えば、脳外科医になろうかな?の時も、医局から離れて独り立ちしようかな?の時も、勤務医を辞めようかな?の時も、突然、目の前に現れて大転換の幕開けを告げてくれたのでした。 (ただし、どれも告げ逃げばかりで、決して善きアドバイザーとかキーマンではなかったのですが) 今、私が興味津々でのめり込んでいることは「藤本蓮風先生の鍼灸」です。 そして、今週は蓮風先生の鍼灸本でしっかりとお勉強を始めたところです。 特に、認知症や癌に鍼灸がとても効くのではないか? とワクワクしています。 実際、今日の外来で、重度のうつタイプの認知症だった患者さんが蓮風先生の漢祥院に2ヶ月通って、まるで別人のように寛解してしまって、家族の方と喜び合ったところでした。 また、うちの外来で診ている患者さんたちの中で、「夢分流腹診→打鍼&古代鍼」の流れは確立できたので、来月からは鍼を打ちましょう!と宣言したところでもありました。 これらの流れをシンクロと見ると、「蓮風先生の鍼灸→認知症治療」の大いなる流れが感じ取れます。 前世療法を始めた頃も、最初は通い慣れて気心通じた心身症の患者さんたちに被験者になってもらって前世療法の催眠をかけていました。 だんだん慣れてきて、100例過ぎて自信がついた頃、飯田文彦先生からの突然のアクセスがあり、大転換点を迎えたのでした。 人生の節目 節目では、結構同じパターンのことが起こります。 だから、今、やっている鍼灸は、これから紆余曲折はあるでしょうが、前世療法と同じようにビッグバンする!と信じています。 人生の大転換点は動き始めたら、もう止めることは出来ません。 まるで急流降りです。今まで居た世界から滝を転げ落ちて未知の世界へドボン!です。 そして、それはここ最近、ずっと望み念じてきたことです。 天地開闢・縄文開窮 縄文開窮とは鍼灸そのものだと思います。 アイスマンには経絡に沿った入れ墨がありました。縄文人たちにとって、医療とは呪術&鍼灸だったのでしょう。 経絡の気血の流れは、そのまま天空の星々の動き・大地の四季の彩りに重なります。 そこに天地開闢の神意があるように感じます。 光の前世療法を受けられた方には、これから最低1ヶ月の間、さまざまなシンクロが起こりますよ、とひと言添えています。 何が起こるのかはお楽しみに・・・なのですが、シンクロに気づいたら、思い切ってそれに飛び込んでみてくださいね、とアドバイスしています。 ずっと皆さんが人生の大節目の向こうへ歩んでいかれる背中を静かに見送ってきましたが、いよいよ、自分の順番がまわってきたんだなぁ・・・と感慨&感謝&ワクワクがいっぱいの私です。