2013年6月25日火曜日
おはようさん 2013.6.26.
梅雨のジメジメ&ムシムシが本格化すると、今年もやっぱり心療内科の患者さんが急増しています。
この季節は、自律神経失調症が多いですね。
元々、湿痰や湿濁な体質なのに、暑いから&熱中症注意のヘビーローテーションCMでグイグイと水分を摂ってしまうと・・・あっという間に水毒の症状のオンパレード!
そして、自律神経失調症の奈落に・・・ありゃりゃぁ です。
自律神経失調症になりやすい人たちは、運動不足の脾虚・偏食の血虚・引っ込み思案&自分に自信なしな血虚な人たちですから、冷たい水やアイスクリームなど摂ったら、すぐに湿濁になってしまいます。
朝から怠い・動けない・頭が回らない・めまいする・耳鳴りする・顔がピクピクする・動悸息切れする・喘息っぽい・熱っぽい・食欲ない・便秘 and/or 下痢・生理不順・・・もう何でもありです・・・
ただ、自律神経失調症だけなら、それでも何とか仕事や学校に行っている。
仕方ないので、這ってでも行ってる・・・感じです。
これを西洋薬で治すのは難しい。。。ひとつひとつの症状に薬を出すと、ものすごい量になりますからね。
漢方薬なら、まずは水毒の水をさばく。。。かなり楽になります。これが一番いいかな。
そして、鍼灸で気滞や気虚や虚火をさばてしまいましょう。
自律神経失調症の症状が消えちゃうだけでなく、梅雨でもカエルや紫陽花のように元気になれますよ。
そして、来る真夏を思いっきり楽しむことができる身体になれます。
さて、問題なのは、梅雨時は、うつ病が悪化することが多いのです。
普通のうつ病が悪化するだけなら、お薬の量を加減するだけで何とかなります。
梅雨さえ乗り切ってしまえば、真夏のうつ病はとても落ち着いてくれるからです。
問題なのは、5月病や新型うつ病も増えることです。
初診で、会社から休業の診断書をもらってこいと言われたので・・・の診断書目的の受診が増えます。
こういう患者さんたちは、初診の1回限りしか来ません。
薬を処方しても、飲みません。治りたくないのかしらむ???
最初からそのつもりだから、初診で3ヶ月以上の休業必要の診断書を書け!と指示してきます。
こういう人たちは、心療内科ではなく、精神科の範疇です。
ただ、確信犯だから、数回受診しないと書けないと説明しても絶対に聞き入れません。
こころの治療に一番大切な「こころの素直さ」など皆無な人たちです。
仕方がないし、他の患者さんたちのこころに闇がうつったら困るので、(桑原桑原の念を入れて)最長2週間の診断書は書くことにしてます。
もちろん、後々、裁判になっても大丈夫なように秘密の工夫はしてありますけどね。
こころの病気や自律神経失調症などの心身症の患者さんたちは、毎年の梅雨と木枯らしの吹く頃に症状が悪化することが多いです。
これは関節痛や肩こり・腰痛も同じです。
苦手な時期だけお薬を飲んで何とかやり過ごすのも一法です。
西洋薬はあくまで対症療法です。
でも、苦手な時期に悪化しないように、日頃から漢方薬&鍼灸で気・血・津液&陰陽のバランスを清めておくと、老化や癌化や痴呆化を防ぐことができます。
笑顔度 と 泣き顔度 の差が幸福度です。
西洋医療は、泣き顔度↓↓↓を目指します。笑顔度&幸福度のアップは間接的です。
漢方&鍼灸を受けていると、笑顔度>>>泣き顔度になります。直接的に幸福度アップです。
♪ 幸せは 歩いて来ない だから 歩いて 行くんだね ♪
漢方&鍼灸治療は、自ら進んで受けなければなりません。
費用もかかります。
だけど、笑顔のため、幸せのためなら、安いものじゃないかなぁ? 楽ちんじゃん? と思います。
そこは個人個人の価値観によるものだから、無理強いなどしませんが、
より善き「生きがいの創造」のためには、漢方&鍼灸はとても強力&安全なツールだと思います。