2013年6月23日日曜日

おはようさん 2013.6.24.

日曜日は藤本蓮風先生の北辰会の6月定例会に参加してきました。 午前中は背候診の実習で、蓮風先生も「ここ(ドクターコース)に引き寄せられてしまう」と言いながら、何度も回ってきては、いろいろと教えてくださいました。 講師の村井和先生からは「手の関節が柔らかいですね」「手つきがいいですね」・・・とホメ殺し状態で・・・いかん&いかん、♪ 我は出家の身なればぁあぁ ♪ そんな笑顔で煩悩をくすぐっちゃぁ(;^^)ヘ.. 蓮風先生が、手を触ってごらん・・・で、みんなで手&指を触らせていただくと・・・ものすごく柔らかい&温かい!! 「熟し柿のような手」と誰かが漏らして、一同、爆笑でした。 皮膚も肉も子供のような柔らかさだからこそ、精妙な衛気・衞氣 経穴の微妙な変化を感じ取れるのです。 「毎日、患者さんを触っていると、こうなれるよ」 とても奥深い言葉でした。 ちなみに、私の手指・・・蓮風先生に「この手は良し!」と褒められました。うふふ、これも15年間続けたアーユルヴェーダ脈診のおかげですね。 私の脈診は、最初はマハリシの蓮村先生に教えていただきましたが、その後は、漢方や中医学の弁証を取り入れたり、光との対話を通じて、大いなる光さんにステップ バイ ステップでトレーニングされて、今では患者さんのこころの中や奥底も、今生の履歴も読み取れるようになりました。もちろん、インドの脈診専門医さんの足元には及びませんけど。 今の病気を脈診で読み取るくらいなら、ただ精妙に感じ取ればいいのですが、こころの中や奥に潜んだトラウマなど・過去の病気や事件などまで読もうとすると、脈を通じて、ターゲットとする患者さんの波動に自分の純粋意識の波動を合わせなければいけません。 同じ集合意識の波動にシンクロさせるわけです。 誰の脈の中にもマルチフェーズの波動があります。 この世で言えば、ラジオの周波数みたいなものです。 5才の時の周波数。10才の時の周波数。20才の時の周波数・・・ 一番幸せだった時の周波数も、一番悲しかった時の周波数も、一番愛を感じた時の周波数も・・・ 全部、脈の中にあります。 しかも、人それぞれがすべて違う周波数なのです。 患者さんの脈の中に入って、「こころの奥は?」「小さな時のトラウマは?」とターゲットを念じながら、意識をどんどん精妙に沈めていきます。 やがて自分の意識が消えて・・・もわっと目的のビジョンに繋がります。 (ただし、このビジョンに自分のエゴの色眼鏡がかかっていないか? 患者さんのエゴや邪念・病邪のトラップではないのか? を消えそうな意識の光の中で見極めなければなりません。これが難しい! そして、疲れます) 外来では、多くの患者さんたちの脈を診ています。 患者さんのほとんどは、脈がとんでいないか? の不整脈を診ていると思っています。 それでいいのです。 脈診で、この風邪はどうなっていくのか? もわかります。 でもね、「タバコは禁止。温かいものをちょっと食べて、早く寝れば治るよ」と分かっていても、それが馬耳東風ならば・・・言えません。薬も本当は要らないんだけど、「咳止めを下さい。抗生剤も要ります!」とコンビニ受診な患者さんたちには・・・はいはい、お好きなように・・・になってしまいます。 こころの病気の人たちには、尚更、病気の根本要因なんか、言えません。 根本要因と向き合うことが必要ならば、ちゃんとベストな時にベストなことが起こって向きあわされますからね。 脈を診て、過去生がわかるの? ・・・はい、わかりますよ。 でもね、治療によっぽど必要じゃなけば、決して読みません。 なぜ? ・・・ だって、むちゃ疲れるもん吉(^^ゞ 私は過去生が見えなかったから、脈で過去生を見てください? ・・・ やめときましょう。 人に過去生を見てもらって、光さんのメッセージを告げてもらって、それで得られるものは何もありませんから。 せいぜい過去生マニアになるか、宗徒に洗脳されるか、スピリチュアルなオタクになるか・・・ですからね。 脈を診るのは、人を成す小宇宙に触れることです。 その小宇宙は、大空を包み込む大宇宙と同じ波動です。 宇宙には精妙な波動が無限に鳴り響いています。 何万光年の距離を一瞬で伝わる波動です。 そして、人の脈の中にも同じ波動が満ちあふれています。 もしかしたら、人の一生は、大宇宙の何万光年よりも長いかもしれませんね。 だから、脈を診るのは、その人の神に触れることになります。 その時、自分の神も指先に宿っています。 神と神が触れあうのです。 蓮風先生の手が熟し柿のように柔らかく繊細なのは、日々、神の手になっているからなのですね。