2013年6月17日月曜日

おはようさん 2013.6.17.

ワハハ本舗全体公演 LAST を観てきました。 ワハハ本舗の全体公演は30周年だとか。私はここ6年、観ています。 柴田さんやマチャミ、梅ちゃんといった売れっ子もいますが、ほとんどは売れない芸人さんたちばかりです。 でも、ステージ上での目の輝きに毎回、魅了されます。 ステージにあがって、踊り歌うのが大好きな人たちです。 お客さんを笑わせる、その快感の虜になった人たちです。 同じことを先週末の「あまちゃん」ことアキも言っていましたね。 ステージで歌って踊って、みんなに喜んでもらって、みんなの笑顔が見えるのが最高だって。 そして、そんなステージにあがる直前のドキドキ&ワクワク感がたまらないって。 ステージにあがってライトを浴びる体験をしたことがありますか? 観客席はまっ暗でも、ステージ上からはお客さんの顔がよく見えてますよね。 楽しそうな顔、ノリノリな顔、一緒に歌ってくれてる顔・・・最幸!です。 もちろん、つまらなそうな顔もアクビも居眠りも丸見えで・・・とても凹みます。 ステージでライトを浴びる体験は、スポーツの試合とはちょっとニュアンスが違います。 スポーツは勝ち負けや記録への挑戦です。 お客さんは感動してくれます。勝ってスッキリしてくれます。よかったねって祝福してくれます。 そこにも一体感はありますが、ステージの一体感とはスケールが違うように感じます。 しいていえば、スポーツの一体感は、貧富や優劣が現れた弥生時代や国家の支配と民の従属が確立された大和時代からこの世の主体となっているように思います。 ステージでライトを浴びてお客さんと一体化する快感は、縄文そのものです。 誰かが輪の中に出てきて、歌ったり踊ったり・・・面白おかしかったり、哀愁に満ちていたり、神懸かっていたり・・・優劣も勝ち負けもない一体感。 みんなが、誰かが喜んで、笑ってくれるから・・・何より自分が一番楽しいから。 そんなんでいいの? そんなんでいいんだから・・・それが縄文の一体感です。 無心になって歌い踊り、無心になって笑って楽しむ。 スポーツの世界でも、無心になってプレーしてる人は笑ってるし、ゲームを楽しんでます。 そんな時こそ、最強ですよね。 弥生・ヤマトの支配&管理では、無心の縄文パワーには太刀打ちできないということです。 生きがいも同じですね。 誰かの・何かの支配&管理の温室栽培な生きがいは無難です。 虫もつかない・味も大きさも形も均一・季節に翻弄されません。 でも、インパクトがないから、死んじゃったら、忘れちゃう・何も残らないかもしれませんね。 野生の生きがいはエグイです。 虫食いで傷だらけ・季節に翻弄され、それでも臨機応変に大きさや形を変えながら生き残ってきて・アク抜きしないと食べられたもんじゃないかも・・・ でも、一度食べたら、天国で(例え地獄でも(;^^)ヘ..)神さまたちに喋りたくて、自慢したくってしょうがないでしょうね。 そして、神さまたちは、そんな話が大好物です。 例え売れない芸人な今生でも、とりあえず明日も芸人でいられる、ステージに立てるということは、神さまが背中を推してくれているという証です。 これは芸人だけの話ではありませんね。 どんなお仕事でも、同じです。 そして、温室栽培な生きがいじゃなく、野生の生きがいで生きてみたい! と気づいたら、神さまはいつでも人生行路を変更してくれます。 まるで舞台の第一幕が終わって、第二幕が始まるように、舞台セットもすべて変えてしまって(能のように面も装束もまるで別人!のように)新しいステージを演じさせてくれるでしょう。 それが無心なら、スピリチュアルな覚醒です。 そこに我欲&エゴがこもれば、いつの間にか神さまたちもいなくなり、気がつけば独り芝居・・・あだしが原の道の霜、夢の夢こそあわれなれ。。。 P.S. 神さまは毎日、新人舞台俳優のオーディションをしていますよ。 あなたがその気になれば、手をあげるだけでオーディションは始まります(*^^)v