2016年9月30日金曜日

ごきげんさん 2016.9.30.

「脳活げんき点滴で、煮詰まった頭がスッキリしますか?」とのお尋ねです。 もちろん、スッキリします! 脳に溜まったストレスと疲れ老廃物を除去するお薬が入っています。 脳卒中や脳外傷は、ストレスと老廃物がMAXとなり、意識混濁やさまざまな高次脳機能障害を起こします。 その際、用いる脳賦活薬や脳保護薬が入っているのが「脳活げんき点滴」です。 持続効果は、受けているストレスにもよりますが、数日〜1週間は持続します。 中には、効果を自覚しにくい方もおられます。 それは脳の疲れよりも、心因反応 こころの疲れの方が大きい方です。 疲れには、身体の疲れ・脳の疲れ・こころの疲れ があります。 脳の疲れと身体の疲れを「脳活げんき点滴」で良くすると、こころの疲れが表舞台に躍り出てきます。 まるで「殺生石」の狐霊のようです。 なんちゃって霊能者は、このこころの疲れを「何かが取り憑ついている」と言って商売します。 肝を犯したこころの疲れは「肝救点滴」で癒すことが出来ますが、 心神に沈み込んだこころの疲れは、薬剤ではなかなか癒せません。 (精神薬は心神をマヒさせるか、蓋をするだけです) こころはどこにあるんだ? 脳か心臓か・・・古代からの永遠の疑問です。 今でも解けない疑問だから、お薬も心理療法もハズレてしまいます。 身体には身体の氣が、脳には脳の氣が、心臓には心臓の氣があります。 脳脊髄神経の氣を診ていると、 絶えず流れ動いている氣が、時には脳幹で、時には腰髄で、時には大脳前頭葉で モァっと大きな綿菓子のように膨れあがるのが分かります。 これが「こころ」でしょう。 脳脊髄だけでなく、時には右腎に、時には左耳に、時にはお尻に・・・この氣の綿菓子はあふれ出ます。 全身全霊 身体の氣が綿菓子になることもあります。 こころの疲れは、祭りの翌日の綿菓子です。 ならば、アンパンマンのように、新しいフワフワ綿菓子に取り替えてあげましょう。 氣を入れ替える ですね。 点滴は30〜60分かかりますが、 氣を入れ替えるのは数分でOKです。 氣を入れ替えると、こころの疲れは癒されます。 ただし、ご本人がこころの疲れの元凶を手放さない限り、すぐにこころの疲れは溜まってしまいます。 執着や我欲が強く、感謝が薄い方には難しい・・・お釈迦さまも仰ってられますね。 こころも晴れやか、素直が一番です。  

2016年9月29日木曜日

ごきげんさん 2016.9.29.

大脳辺縁系と氣のお話 脳の中心部に大脳辺縁系があります。 PCに例えると、大脳は記憶装置、大脳辺縁系はCPUとグラフィックボードとOSの複合装置です。 大脳辺縁系は、情動の表出、食欲、性欲、睡眠、意欲などの本能、喜怒哀楽、情緒、夢などを司っていますし、記憶や自律神経にも深く関与しています。 大脳辺縁系は、前帯状皮質、帯状回、扁桃体、海馬、海馬傍回、側坐核の繋がりです。 海馬は、 記憶、空間学習能力、情動行動制御、未来創造力を司っています。 目、耳、鼻など五感を通じて得られた情報は、すべて海馬に集められてから、大脳皮質で保存されます。 海馬を活性化すると、学習能力が上がります。 (アルツハイマー病は海馬の萎縮から始まります) 海馬傍回は、自然や都市などの風景画像と顔認知に働きます。 記憶は、帯状回ー海馬ー海馬采・脳弓ー乳頭体ー視床前核ー帯状回ー海馬傍回ー海馬のパペッツ回路の働きで記憶されます。 前帯状皮質は、 血圧・心拍調節と報酬予測・意思決定・共感・情動などの認知機能を司ります。 実行・評価・認知・情動を司る「脳のPDCA」中枢です。 帯状回は、 感情の形成と処理と記憶、呼吸器の調節を司っています。「感情的な記憶」の要です。 扁桃体は、 好悪や快不快、直感力、恐怖、痛み、不安、緊張などのストレス情動・感情反応の処理、短期記憶を司ります。 扁桃体がストレスホルモンを過剰に分泌させ続けることがうつ病の原因とされています。 側坐核は、 GAVAを産生して快感とヤル気と愛着情動を司っています。 東洋医学と気功を用いると、この大脳辺縁系は「氣」で動いているのが分かります。 健康な大脳辺縁系は、氣が充満して眩しい光を放っているように見えます。 ギランバレー症候群の後遺症で足に違和感が残っている方は、大脳辺縁系を戴く視床に気虚が見えました。 統合失調症の方は、大脳辺縁系の前部が腫れ上がって、氣の異常拡散がありました。 フッとした言葉が出てこないのが心配な方の大脳辺縁系は、片側の帯状回の一部に気虚がありました。 脳幹梗塞の方は、MRIなどの画像診断では異常の認められない大脳辺縁系に氣血のアンバランスが見えました。 大脳辺縁系が見える? 脳外科専門医の知識と実経験に、東洋医学と気功が統合した恩寵です。 これでやっと脳外科医を選んだ意味が分かりました。 額に手を置いて、氣にシンクロすると、自然に大脳辺縁系や脳幹の氣のイメージが浮かんできます。 大学院での研究テーマが脳幹反応で、実験を繰り返す内に、 この脳幹を流れている不思議なエネルギー体は何だろう? と横道にそれていった意味も分かりました。 あれは「氣」を測定しようとしていたのです。 道理で、光と同等かそれ以上の速さで伝達するわけです。 「これで認知症や脳卒中や・・・脳関係の病の方たちを治せますか?」と光さんに問うと 「この世に不要なものなど与えない」と笑われました。 Just do it. だそうです。

2016年9月28日水曜日

ごきげんさん 2016.9.28.

「最近、仕事中に溜息ばかりついてしまいます。チームの士気に関わる、と上司に怒られました。同僚は、心療内科で診てもらったら、と言います。私はどうしたらいいでしょうか?」とのお尋ねです。 今年はしぶとい秋雨前線の影響で、夏の湿痰が秋の夜風に冷やされて、風邪をこじらせている方も多いですが、 こころまで水毒の湿濁で覆われると、溜息ばかりのやる気なしに陥ってしまいます。 心神気虚。 これに陽虚・陰虚・血虚・心腎不交などが加わると、動悸・口内炎・四肢厥冷・不眠多夢などの心身症となります。 さて、夏に激辛を過食しませんでしたか? もちろん冷えたビールで。 腎ー脾ー肝ー肺ー心のアンバランスによる心気虚や心血虚が考えられます。 (東洋医学では、やはりご本人に直接触れなければ、診断できません) 仕事中・溜息・上司 のキーワードで、大きな会社では産業医経由の心療内科送りになるでしょう。 しばらく休業して、早寝早起き&朝夕の散歩&小食療法をすると治る方が多いです。グルテンフリーを試してみるのも良いですね。 (抗うつ薬・睡眠導入剤・抗不安剤などを飲まされるのが難点ですが・・・休業するためには仕方ありません) 休業も精神薬も嫌!な方は・・・ 早寝早起き&散歩&小食療法を行いながら、漢方治療&鍼灸治療を続けましょう。 心神のバランスを整えるのには時間がかかりますので、じっくりと治療を続ける覚悟が要ります。 外気功で脳の中、大脳辺縁系を診ると、ストレスでこの辺縁系が腫れ上がっている方や尾状核・松果体が萎縮している方などがおられます。 注:大脳辺縁系(だいのうへんえんけい、英: limbic system)は、大脳の奥深くに存在する尾状核、被殻からなる大脳基底核の外側を取り巻くようにある。人間の脳で情動の表出、意欲、そして記憶や自律神経活動に関与している複数の構造物の総称である。たくましく生きるための生の営みを担っており、個体維持、種族保存といった基本的な生命活動を推進させ、本能行動と情動行動を起こさせる素になっている。海馬と扁桃体はそれぞれ記憶の形成と情動の発現に大きな役割を果たしている。 元々、内面下の「もうこの仕事は嫌だ」「あの上司は嫌いだ」の強いストレスが、大脳辺縁系の「氣」を滞らせてしまっているわけです。 溜息&気虚の原因に気づきました。さぁ あなたはどうしますか? 気虚を整えたり、脳の氣を補う治療は出来ますが、 生き方を決めるのはあなたですよ。

2016年9月27日火曜日

ごきげんさん 2016.9.27.

「最近、ウツウツな気分のまま過食悪食が続いていましたが、今朝7時の受診のためにこちらへ向かっていると、気分がスッキリして、とても良くなりました」 悪血・水毒・冷えの漢方治療を続けている患者さんに喜んでいただきました。 「この辺りの朝7時と10時、午後のエネルギーは全然違う」と感じ取れる感性のある方です。 朝食をニンジン&リンゴジュースにした「ごきげん小食療法」を実践して下さっていますが、 最近、何だか悪食過食したくなったそうです。 そういう時は食べてもOKです。 腸内フローラが善玉菌優位で、身体も綺麗になっていた(アーユルヴェーダのオージャスに充ちた状態)ところへ、悪玉菌の大反撃を受けると、これまで以上に心身共に不調を感じます。 名水の井戸から汲んできた清水に、墨汁をポタポタと落とすようなものです。 健康ー不健康の落差を、ものすごく感じ取ってしまいます。 「あぁ 私ってダメだ」と、ここで諦めてしまう人がとても多いです。 ダイエットや糖尿病・癌・難病の食事療養を失敗してしまう、誰もが通るダークサイドです。 そんなダークサイドに迷い込んでいることも舌診・脈診・腹診で一目瞭然です。 特に腹診では、腸内細菌大戦争の状況がジオラマのように見えてきます。 善玉菌フローラに何を援助したらいいのか? 悪玉菌フローラはどこから来たのか? 腸内細菌を強力な抗生物質の核弾頭で殲滅してしまう・・・はNGです。 悪玉菌にも言い分があります。それを聞いてあげると、「和」に持ち込んで日和見菌になってもらえます。 善玉菌は二度とこうならないための方策を教えてくれます。 雨降って地固まる 更に健康な腸内フローラにステップアップするチャンスです。 この方には、腸内フローラが、爽快にランニングする姿を見せてくれたので、ランニングをお薦めしました。 BINGO! 治療後、さっそく走りたくなってきたのは、腸内フローラが喜んでいる証拠です。 こういうちょっとスピリチュアルな診療は、朝7時からがベストタイムです。 遅くても10時まで・・・でしょう。 (陰陽子午の関係からも、アーユルヴェーダからも、朝10時までがお薦めです) 病気を治すだけなら、午後2時まででOKです。 もっと健康になりたい! & 運気をアップしたい!のなら、朝の診療をお薦めします。

2016年9月26日月曜日

ごきげんさん 2016.9.26.

爽やかな秋風が嬉しい時期になりました。 「朝の低血圧症状が怖い」というご相談も増えました。 朝、目が覚めているのに、動けない。 身体や関節が痛いわけではありません。 もちろん、金縛りでもありません。 診察してみると、みなさん、冷えがひどい! 便秘や生理痛の悪血で現れている人も、 足のむくみや睡眠障害の水毒で現れている人もおられますが、 その源は「冷え」です。 腹診では、臍下方の天枢(ST25)や大巨(ST27)に悪血の反応が出ています。 これから涼しくなっていくと、水毒の症状は奥に隠れて、冷えが目立ってきます。 冬になってからの冷えは、なかなか治りません。 水毒も悪血も身体の奥の方でガチガチに凍えながら、氣血水の流れを強く妨げているので、漢方も鍼灸もなかなか効果が現れません。 漢方治療をしながら、生姜湯や温灸、朝晩の散歩を始めると、この冬の冷えは楽に乗り切ることができます。 冬に向かって陰がどんどん増していきます。 身体も運気も陰が勝ります。 冷えた身体には、善き運気が宿りません。 冬至を経て立春を過ぎて、陽が勝ってきても、運気が上がらないのも「冷え」の悪凶です。 冷えた冷蔵庫の中の「種」は、永遠に発芽しません。 金運も成功運も仕事運も、もちろん恋愛運も・・・種のままです。 さぁ、冬の冷えを治すのは、今、治療を始めるのが最適ですよ。 (漢方診療と漢方薬処方は、保険診療です)

2016年9月25日日曜日

ごきげんさん 2016.9.25.

「ガンの手術を終えて、抗癌剤治療中です。漢方鍼灸や代替医療もしたいのですが、相談に乗っていただけますか?」とのお尋ねです。 もちろん、セカンドオピニオンも大丈夫です。 ガンは内科で見つかります。 日本では、内科から外科へ回されます。 外科は「はじめに手術ありき」ですので、当然のように手術します。 その後、放射線治療なら放射線科へ、抗癌剤治療なら腫瘍内科へ(外科でそのまま抗癌剤も・・・も多いです) 手術は、生きるか死ぬかの一大イベントで、死に最初に&最も近づくので、外科医が覇権を握るのも分かります。 ガンの三大治療:手術・放射線・抗癌剤のコーディネーターが外科医になってしまう流れです。 東洋医学や代替医療を最も理解できないのは外科医です。 代替医療を「ピップエレキバンみたいなもの」だと思っています。 まるで「中東の笛」ですね。 ガンが見つかると、誰もが死を意識します。 「癌=死」 内科で見つけ、外科で切って、放射線科で焼いて、抗癌剤で殺す。 欧米の癌治療は、放射線治療が多く、漢方鍼灸治療も代替医療も併用するのが当たり前です。 日本では、癌のコーディネーターが代替医療を勧める時は「もうお手上げ」白旗状態がほとんどです。 ホスピスに転医して、代替医療でもしてもらいなさい、です。 癌治療のコーディネーターは、中立が良いですよね。 なかなか東洋医学や代替医療が癌治療プロセスの中に入れてもらえませんし、 保険治療内で・・・は漢方薬処方くらいしかできないのが現状です。 最近、官民共に病院経営も大変なようで、 手術・放射線・抗癌剤のワンセットを誰にでも押しつけてくる気配があります。 特に抗癌剤は、使えるなら使ってしまえ!が見え見えです。 病院勤務のコーディネーターは、ここが弱点です。 そういう医療と社会の裏の仕組みを考慮しながら、 最適な癌治療法をオーダーメイドでご一緒に考えていくのが当院のセカンドオピニオンです。

2016年9月24日土曜日

ごきげんさん 2016.9.24.

「人をこころから好きになれないのですが、何とかなりませんか?」 恋愛できない私は人格障害かも? と、長年のモヤモヤを晴らすために受診されました。 光との対話の「光さん」なら、 まず自分を好きになりなさい。 自分に優しくなりなさい(まず自分の身体の声に耳を傾けなさい)。 自分をあるがままに認めなさい(凹んだり、泣いたり、恨んだり、嫉妬したり・・・の自分もありです。デッサンの陰影のようなものですよ)。 自信を持ちなさい(傷つくことを恐れずに、やってみなさい)。 そんなメッセージをくれるでしょう。 愛=許して、信じて、認める ですからね。 人をこころから好きになれない時、 傷つきたくないと、こころの扉を内側から閉ざしていることもありますが、 こころを開くエネルギーが枯竭してしまっていることもあります。 さまざまな心理学的ワーク・スピリチュアルなワーク・自己啓発セミナーを受け続けても、 「やっぱり恋愛できない。相手をこころから好きになれない」で悩み続けている方も多いです。 そんな方々を東洋医学的に診れば、「心」に漢方三悪の悪血・冷え・水毒が溜まっています。 熱・凍・濁・重・鈍・火・風・嘘・騙・・・三悪の反応の仕方で、いろいろな「心」が人生&生き方に現れます。 「人も自分も愛せない」で悩んでいる方はとても多いですが、 悪血・冷え・水毒を漢方&鍼灸で治していけば、心に生気がみなぎってきて、 傷つくことを恐れない勇気と 生き生きとした自信を得ることができます。 三悪に侵された「心」を救い出すには、まず腎・脾・肝・肺を整えていかなければなりません。 いきなり「心」の三悪に立ち向かうには、漢方&鍼灸でも力不足です。 (ちなみに精神薬は、侵された心を石棺で封印してしまい、虚心で生きることを強います) まず腎を育み、脾を蘇らせて、肝を鎮め、肺を拡げていくことで、「心」の三悪を取り除くことができます。 「心」の悪血・冷え・水毒を残したままでは、金運、成功運、出会い運、恋愛運などの運気は小吉止りです。 その日その日のスピリチュアルケアな会話をしながら、漢方&鍼灸治療を受けることができるのは、実は最幸&大吉な自己啓発ワークなのです。

2016年9月23日金曜日

ごきげんさん 2016.9.23.

帯広の吉川正子先生に陰陽太極鍼を伝授していただいて1年が経ちます。 患者さまに実際に施術して、経絡治療の効果とその奥深さがよくわかりました。 陰陽太極鍼は、刺さない鍼です。 体表観察で感じ取った開穴に5mmほどの小さな鍼を置くだけです。 なぜ鍼を皮膚に置くだけで効くのか? 皮膚は脳と同じ外胚葉から生じます。 受精卵が胎児に発育していく過程で、皮膚の一部が陥凹して脳脊髄になります。 最近、「皮膚は第二の脳だ」と脳科学でも言われていますが、その根拠はこの発生学的ステップにあります。 皮膚は「外脳」として、多くの情報を発信・伝達・処理しています。 健康な状態には、開穴はありません。 病気になると、経絡に異常が生じて開穴が現れます。 開穴部は、経絡から五臓六腑を通じて、陰陽&氣血水のアンバランスを正すと共に、 脳に異常事態を知らせて、脳から臓器や免疫系、自律神経系などに防御&治癒の指令を発動させます。 開穴の反応は、軽く撫でると他より気持ち良い、くすぐったい感じがしたり、陥下、膨隆、発汗、冷感、熱感、硬結などで触知できます。 そんな開穴に小さな鍼を一本置くだけで、瞬時にして体表反応が好転します。 「右の病は左にとり、左の病は右にとる」(素問・繆刺論) 病を治すには、左右・上下・表裏の陰陽を整えることが大切だ、と中国4000年の歴史は語っています。 さらに面白いのは、上下・・・例えば頭の病は足の開穴で治す・・・経絡の遠位経穴を使うほど治療は強力になります。(根本根結理論) これは鍼狂人 藤本蓮風先生の治療とも通じています。 「十二経脈は死生を決し、百病を処し、虚実を整える」(霊柩・経脈篇) さまざまな病は、臓腑を起点として発現します。 経脈の異常を正せば、臓腑の異常も改善されて、病を治すことができます。 脳の表面には、顔・手・足・胴体・頭・・・指の一本一本まで、身体の各部位の感覚を支配している部位があります。 皮膚のデルマトーム(脊髄神経が皮膚感覚を支配している支配図)と脳のマッピングを繋げてみると、 皮膚の開穴に鍼を置く=脳の表面に鍼を置く ことになります。 神経解剖学的に、神経の繋がりがある脳表が反応していることもあります。 「氣」が流れる経絡と繋がる脳表も反応していることもあります。 脳に直接、鍼を置くことができる!って、すごいことです。 (脳外科手術では何度もやったことはありますが) 神経学的に、身体的な痛みや麻痺も良くなる可能性が大きいです。 免疫力や自然治癒力の源である氣も、脳ー経絡を介してバランスを整えれば、多くの病が癒されます。 脳科学と東洋医学。 一見、対極で相容れない世界のようですが、 西洋医学の知識と東洋医学の智恵をコネコネしていくと、 素晴らしい治療法と出会えるのです。

2016年9月22日木曜日

ごきげんさん 2016.9.22.

今年の秋分の日はいつもより1日早い9月22日でした。 秋分の日がお誕生日な私は、毎年、国民の皆さんが仕事をお休みしてまでお祝いしてくださる幸せものでございます(実は天皇の隠し子か?・・・中谷彰宏な発想です(;^^)ヘ..) 還暦まであと1年。 まだまだ人生の大節目&大嵐に翻弄NOWですが、 医院の運勢は「山天大畜」の二爻「輿、輻を説くは、中にして尤なきなり」 今は焦らずじっくりと実力を養っておいて(天の大応援団が後押ししてくれている)、機を見て大河を渡れば、大畜を分福できると読みました。 今年は神さまからステキなお誕生日のプレゼントをいただきました。 成長ホルモン療法を1ヶ月前から始めています。 究極の不老回春療法と抗加齢医学の世界で認定されている成長ホルモンの継続的投与です。 あの始皇帝でさえ悔涙をのんだ不老回春を、今では安全&確実に手に入れることができます。 何事もまずは自分の身体で実践してみて・・・文献に書かれている小さな副作用を確認しながら、ひと月が経ちました。 成長ホルモン療法の効能 GH ヒト成長ホルモン療法の抗老化作用 
・記憶と認知機能を高めます。
(頭の回転が速い人は成長ホルモン血中濃度が高めです) ・前向き、積極的、好奇心旺盛、明るい気分になります。
 ・肉体的な活性化が起こります。
 ・内臓脂肪が減少し、肌がみずみずしくなります。
 特に手の甲の皮膚のシワ、たるみ、目尻の小じわ、額や首筋のしわが
  減ります。 
・見た目が10〜20歳若返ります。 ・筋肉増強    ・視力の改善    ・免疫力増強 ・夜間排尿回数の減少   ・不規則な生理周期の改善 ・消化機能の改善     ・更年期症状の改善 ・熟睡   ・関節の柔軟性の回復   ・骨粗鬆症の改善 ・白髪・禿げの改善  ・性的能力&性欲の向上(男女共)
 ・認知症の改善と予防 さて、1ヶ月目で自覚できた改善症状としては・・・ ・ほうれい線と眉間のシワがうすくなってきました。 ・手の甲のシワも確かになくなってきました。 ・けっこう落ち込んでいたメンタル&やる気が元気になりました。 前向き・積極的・明るい気分は、投与1週間目でぐ〜んとよくなりました。(これが最初の「効いてるやん!」でした) ・眉毛の白髪が減ってきたかも ・性的能力&性欲の向上(男女共)は2週目から実感あります←実は男性の最も興味があるところ。 還暦60歳を前にして、 もう一度、40歳の元気&心身充実していた頃に舞い戻るプレゼントは、最幸です。 「成長ホルモン療法」パンフの日本語版は、 貴方はまだレクサスですか? なニュアンスのコピーです(これも天恵)。 ブランド、肩書き、金額でしか自己肯定できない方はレクサスでOKです。 自分の人生を楽しんで生きている方だけに「成長ホルモン療法」をお薦めしています。 台湾語版は「孝心」がコピーです。 年老いていく両親にできる最幸の孝行は何でしょうか? 有名病院の特室、立派な葬式+墓石で本当に両親は喜んでくれているのかしら。 80→60 90→70 あきらめていたドイツ温泉旅行も、ラスベガスのカジノも、南極旅行も、叶います。 もう一度、家庭菜園やバラ作り、得意料理ができる笑顔の毎日が帰ってきます。 新たな趣味にチャレンジもできます。だってあと20年もありますもの。 年老いた両親をレクサスに乗せて、銀座○○で最高級のお寿司をご馳走して、リッツカールトンで宿泊して・・・これまでこれしかなかったから、幸せとはこんなものだ、と誰もが思っていました。 膝の人工関節手術も白内障手術も、認知症も、先送りできるかもしれない・・・ 自分の頭で考えて、自分の足で歩いて、自分の手で作ることができる。 60を過ぎると、これが最幸のプレゼントです。 お値段が高いからムリ? 確かに後ずさりしてしまいます。 老後の不安のためにお金を貯める・・・そのために働く・倹約する老後の生き方しかありませんでした。 60過ぎて、まずこの1年を5,6才でも若返って、あきらめていたやりたいことをやる! そのためにモリモリ働くぞ! と前向き・積極的なモチベーションで老後を生き抜くのが「不老回春」の始まりです。 人生100年になった時、 後半の40年の生き方で、人生の幸福度&満足度は月とスッポンになってしまいます。 40年後、月でうさぎと楽しく跳ね回っているのと 泥水の中でひっそりと息を潜めながら首だけ出して月を眺めているのと・・・ 「貴方にとってのお金とは? の私から(神さま)の問いかけですよ」とのことでした。 私は20歳若返りますので、今、医院に通院中の患者さまたちの老後&看取りをさせていただきます。 でも今際の際で「あのとき、若返っておけばよかった。。。」とは言わないでくださいね。 若さは取り返しがつきますが、時の流れは鴨の流れですから。

2016年9月21日水曜日

ごきげんさん 2016.9.21.

心斎橋 奥山医院HPを大手広告代理店さんと契約して、先日、アップされました。 http://www.okuyama-cl.jp シンプルな点滴メニュー!を心がけました。 1)脳活点滴と元気ビタミン点滴を合体させて、より効果的な「脳活元気点滴」にリニューアルしました。 2)脳活・元気ビタミン・肝救・痛みクリアーの各点滴にあった30.70.MAXの3段階を1つにまとめて、わかりやすくしました。 3)点滴時の迅速血液検査をひとつにまとめて、オプションにしました。 新しい点滴メニューは・・・ ***   ***   ***   ***   *** シンデレラ点滴 女性のための脳活点滴をパワーアップしました。 点滴直後から、貴方のオーラが輝き出します。 オーラって何? 目力、会話力、女性らしい気づかい力がアップします。 肌艶も顔色も笑顔も美しくなります。 フェロモンも活性化されるので、ポケモンGO「おこう効果」が期待できますよ。 6000円(税込み:金剛椀灸付き) ***   ***   ***   ***   *** 脳活げんき点滴 脳活点滴+元気ビタミン点滴の合体&パワーアップ版点滴です。 身体の疲労を除去するオールスター・ビタミン成分はもちろんのこと、 酷使した脳をリセット&リフレッシュする脳活成分を充填しました。 活性酸素・フリーラジカルもしっかりと中和するので、認知症・もの忘れなどの脳の老化予防にも役立ちます。 疲れや重怠さがとれない時、徹夜明け・締め切り前に、プレゼンや受験前にお薦めです。 9000円(税込み:金剛椀灸付き) 迅速検査(肝胆膵腎機能・糖尿・高脂血症・炎症反応・貧血など)は+3000円になります。 ***   ***   ***   ***   *** 肝救点滴 東洋医学では、メンタルストレスは肝を害します。 肝救点滴は、飲み過ぎの肝障害だけでなく、こころを癒し元気づけます。 がんばり過ぎる方、ストレスを内に溜め込んでしまう方、イライラ怒りすぎる方に 叱られて凹んだ時にも効きますよ。 7000円(税込み:金剛椀灸付き) 迅速検査付きは+3000円になります。 ***   ***   ***   ***   *** 痛みクリア点滴 腰痛・頭痛・肩こり・関節痛などの辛い痛みを和らげます。 ギックリ腰などの急性疼痛にもよく効きます。 6000円(税込み:金剛椀灸付き) 迅速検査付きは+3000円になります。 ***   ***   ***   ***   *** その他の改善点としては・・・ 東洋医学診療 1)漢方診察と漢方薬処方は、保険診療内です。 しっかりと漢方四診:望診・聞診・問診・切診と体表観察を行います。 切診では、舌診・脈診・腹診・背診を行います。 特に脈診は、アーユルヴェーダの脈診を用いて、中医学よりもさらに深く心身を診ます。 保険診療での治療は、漢方処方が中心になります。 2)鍼灸治療ライト (1)の漢方診察に加えて、 夢分流打鍼・経穴経絡診察、衛気外氣診察を行います。 治療に最適な経穴に蓮風鍼や腹部打鍼を施術して、邪気・悪血を取り除きます。 外氣功で衛気を整え、金剛椀灸を施術して終わります。 施術20分(トータルの治療時間は1時間前後になります) 5000円(税込) 点滴と同時に、この漢方鍼灸ライトをご希望の患者さまには、点滴+4000円(税込)で施術いたします。 3)鍼灸治療プレミアム (1)(2)に加えて、 陰陽太極鍼で全経穴経絡を疎通します。 (2)よりも更に時間をかけてじっくりと深い邪気・悪血まで浄化します。 ガンや難病の患者さまには、経穴刺絡や十井穴刺絡も同時に施術します。 最後に外氣功で衛気を整え、金剛椀灸を施術して終わります。 施術1時間(トータルの治療時間は90分〜2時間になります) 12000円(税込) 金剛椀灸と普通の椀灸の違いは・・・ 普通の椀灸: これまで漢方鍼灸診療や点滴治療の際に、臍周や丹田に椀灸を施術して、清気を補してきました。 金剛椀灸: 弘法大師秘伝の椀灸です。 どこが違うの? と尋ねると・・・ 「私の生気が入っている」とのことでした。 密教とは、こういうものなのです。

2016年9月20日火曜日

ごきげんさん 2016.9.20.

「夏が過ぎて秋の爽やかさを楽しみたいのですが、気持ちがめいってしまって溜息ばかりです。うつ病でしょうか?」と診察中にご相談されました。 うつ病ではありませんよ。 夏の陽から冬の陰へと季節も身体も変化しています。 夏の陽が喜ぶ辛いモノ、冷たいモノ、水気の多いモノを摂り過ぎていると、 季節は秋なのに、身体は過剰な夏の冷え&水毒を排泄できないままでいます。 まだ夏のクセで冷たいモノを飲食し続けていませんか? 身体は芯からどんどん冷えていきますよ。 木枯らしが吹く頃・・・冷えた氣血水が悪血の症状となって、やっと気づきます。 食欲の秋。 冬ごもりの動物的本能が元気になります。 身体も脳も色々な秋の味覚を欲していますが、 ストレスや煩悩を抱えたこころは食欲のリミッターをはずしてしまいます。 冷えた水毒がブクブクと膨らんだ悪血となり、氣血の流れを阻害します。 氣血の巡らない気持ちは、枯葉のように色褪せてしまいます。 顔色も言葉も頭の回転もオーラも・・・夏とのギャップが大きいほど、何もかもがダメになってしまったような気持ちになってしまいます。 汚れた火は上へ上へと燃え上がり、内心のイライラや焦りを煽ります。 悪血となった水毒は下半身を、冷えと重怠さ、慢性痛、かゆみ、便秘、生理痛、腰痛、静脈瘤などで悪化させます。 まさしく易経の火水未済・・・この世の終わりに墜ちていく感覚です。 そんな季節の変わり目の気持ちの変調は、漢方&鍼灸治療で比較的簡単に治せます。 秋のウツウツ気分は、既病と未病の間ですからね。大丈夫、治りますよ。 放っておくと・・・冬眠中に小熊が生まれるように、既病になってしまいますからご用心を。 季節の変わり目、特に秋は氣血水のアンバランスを診療する大切な時期なのです。 夏にお世話になった衣類をクリーニングに出すように、 夏を楽しんだ身体を東洋医学のメンテナンスに出すのが健康運アップの秘訣です。

2016年9月19日月曜日

ごきげんさん 2016.9.19.

スピリチュアルケアのひとつに「祈り」があります。 欧米のレポートで、ある病院に入院中の患者さんたちを無作為に2群に分けて、 片方は面識のない人たちに一定期間、決まった時間に病気平癒を祈ってもらいました。 もう片方のグループには何もしませんでした。 結果は・・・明らかに祈ってもらったグループの病気が良くなっていました。 もちろん、良くなった方のグループは、祈ってもらっていることも知らされていませんでしたので、プラセボ効果ではありません。 こういうレポートは欧米では山のようにあります。 鍼灸も漢方もプラセボ効果だ、と豪語する大先生たちもおられます。 天動説が正論だった時代も、こんなもんだったのでしょう。 子曰、加我數年、五十以學、易可以無大過矣。 孔子曰く「私がもう少し年を重ねて50歳になった後で易経を学び直せば、大きな間違いなどしなくなるだろう。」 不思議なご縁で私も易経をこの夏から学び始めました。 光の前世療法を通じて、宇宙意識・大いなる存在・創造主・・・といった高次の繋がりは強くなりましたが、ユングの「前意識」・人の集合意識といった中次への繋がりは弱かったので、その補完の意味だと感じています。 個人の金運、仕事運、健康運・・・などの運気と呼ばれているものは、この中次の意識体が主に支配しています。 霊能者やチャネラーが繋がるのが、この中次の意識体です。 末期ガンの患者さまの死運を書き換えるには、高次の意識体と繋がる必要がありますが、日常の病気から難病・奇病・普通の癌病までなら、中次の意識体からのメッセージの方が有効です。 易経は、主に中次の意識体と繋がります。 祈りも、この中次の意識体へ働きかけてくれます。 祈れば、中次の意識体から生命エネルギーが降り注いできます。 厚い雲で覆われた空から、一条の光が射し込んでくるイメージです。 素直にその生命エネルギーを浴びれば、病気は良くなります。 ところが・・・まだまだ素直でない人も多いのです。 傘をさしたり、地下に潜ってしまう人たちです。 易経のメッセージも同じです。 素直に受け取れば、易経が運気を守ってくれます。 あぁ そうだったんだな、と今の自分の立ち位置がわかります。 この難局の意味はこうだったんだ、と腑に落ちます。 その瞬間、フッと身体もこころも軽くなり、生きるのが楽になります。 易経は陰陽の宇宙です。 絶えず陰陽が流転しています。 100%の大吉もありませんし、100%の大凶もありません。 調子に乗りすぎてはいけないし、諦めてしまってもいけません。 病気も、絶対に治るもなければ、絶対に治らないもありません。 素直な患者さまは、「そうか!養生を続ければ、治るんだ!」とこころに受け入れて下さいます。 心斎橋 奥山医院に通ってきて下さる患者さまたちは、みなさん、素直な方ばかりです。 私も素直になりたい・・・大丈夫です。 待合で話の輪に入れば、素直になっていきますよ。 患者さまが他の患者さまを素直さでいやしていく。 これもスピリチュアルケアの醍醐味です。

2016年9月18日日曜日

ごきげんさん 2016.9.18.

終盤を迎えたリオ・パラリンピックを見ながら、 「発達障害の子供は漢方&鍼灸治療でよくなりますか?」 と、これまでお尋ねいただいた親御さんの顔がいくつも走馬燈のように思い出されてきました。 iPhoneが衝撃的デビューした頃は漢方治療だけでした。 iPhone3で鍼灸を始めました。 iPhone6で陰陽太極鍼を学びました。 今はiPhone7の時代です。最新型に負けてませんよ。 iPhoneの進化とシンクロするように、漢方&鍼灸の智恵と治療力も進化してきています。 漢方治療だけの時代は、発達障害の治療は難しかったです。 湯液漢方薬でオーダーメイドに調剤しても、なかなか継続的に飲んではくれませんでした。 やっぱり、不味いですからね。 鍼や刺絡で氣血を動かす治療を併用しましたが、平日は施設に通っている子供さんはなかなか定期的な通院ができませんでした。 鍼治療は、水をたたえた井戸に沈む宝箱を探すようなものです。 水を汲む回数と水が湧き出す量との競争です。 どんどん水を汲み上げていければ、井戸の底から宝箱を引き上げることができます。 発達障害の子供さんは、何かものすごい能力・才能を持っています。 本人もまわりも、まだその宝箱に気づいていないだけです。 漢方&鍼灸治療を根気よく続けていく内に、その宝箱が見えてきます。 まず本人がそのお宝に気づき始めます。 フッと絵を描いてみたくなったり、メロディーを録音してみたくなったり、粘土をこねてみたくなったり・・・ 動物とお話をし始めても、月を見ながら踊り出しても、精神科には連れて行かないでくださいね。 脈を診ても、衛気:外氣を診ても、きっとお宝の輝きが現れているはずですから。 おじゃる丸の世界でもいいじゃないですか。 それはものすごくクリエイティブだということ、将来がとても楽しみです。 漢方&鍼灸治療で、発達障害の精神医学的重症度がみるみる改善していくということはないかもしれませんが、 漢方&鍼灸治療を続けている間に、その子の持っているお宝を見つけ出し、キラキラ輝かせるお手伝いは出来ます。 それが「発達障害が治る」ということです。 発達障害の子供たちを引きこもり、共依存、ニートなどにせず、自立して笑顔で自分の人生を歩んでいけるようにするには、漢方&鍼灸治療とスピリチュアルケアが大いに役立ちます。

2016年9月17日土曜日

ごきげんさん 2016.9.17.

「血圧がまだ高いから、お薬を増やします、と言われて飲んでますが、大丈夫でしょうか?」 痛む膝にヒアルロン酸の注射をしてる最中に尋ねられました。 お歳は70代、小太りで血圧150台です。その先生曰く 「血圧を120まで下げましょう」 40代前後までの「偉い先生」によくいるタイプです。 データー最優先で、「ふらついてしんどいです」の生の声に耳を貸しません。 アーユルヴェーダの脈診をしてみると、ピッタが勝っていますから日中は血圧が上がります。 夜は・・・ちゃんとカパが優位で睡眠は良好、血圧も落ち着いています。 多分、夜間の血圧はすでに120前後でしょう。 これに降圧剤を追加すると、夜間脳梗塞の危険性が増えます。 恐ろしいですねぇ、くわばら&くわばら。 ロボットは最先端デジタルの集合体ですが、人間はアナログの集合体です。 大きなのっぽの古時計ではないですが、 ひとりひとりに歴史があり、固有のクセや調子があります。 高齢者の高血圧も、ヴァータ・ピッタ・カパの優位によって最適な血圧があります。 もちろん降圧剤も必要ですが、お薬を最低最小量にするには確たる勇気と自信が要ります。 データー&デジタル診療には、そんな勇気も自信も邪魔なだけです。 近未来、ドクターワトソン君が診療も治療もしてしまう医療になります。 僻地の無医村や飛行機・船舶の中でのドクターワトソン君の活躍は大歓迎です。 医療費削減にもドクターワトソン君は大活躍するでしょう・・・医者の大失業時代です。 人間のアナログさとは、感性と直感です。 9:1でも1を選ぶ直感とセンスです。 近未来のドクターワトソン君が、このアナログな人間医者をリスペクトしてくれるかどうか? これは未来医療だけでなく、あらゆる産業や政治経済の未来ビジョンにも言えることです。 ポッポマラソンのように、 どこにでもいるドクターとその患者様たちは、ワトソン博士にドクターの飴にされちゃうかも・・・しれませんよ。

2016年9月16日金曜日

ごきげんさん 2016.9.16.

妊活中のご夫妻が漢方診を初診されました。 産婦人科的には、どちらも問題ないそうです。 奥様には、深いところに強い冷えがあり、これが表層の悪血をもたらしていると診ました。 この深い冷えを取るには根気が要ります。 初診時は保険診療で、ということでしたので、まずは駆於血剤から入ることにしました。 強い肩こりと筋収縮性頭痛:大後頭神経痛もありましたが、こちらは葛根湯で対症療法しながら、悪血と冷えが治ってくるのを待ちます。 両天枢(ST25)と大巨(ST27)に大きな邪が触れましたので、経穴鍼と夢分流打鍼を主とした鍼灸治療がとてもよく効くと診ました。丹田への温灸も良いですね。 旦那様は、特に自覚症状もなく、お元気そうでしたが・・・診せて頂くと、奥様以上に冷えがありました。 男性の冷え症は、自覚されていないことが多いです。 男性は、身体の芯がひどく冷えていても、毎日の仕事で走り回ったり、精神的・頭脳的に膨大なエネルギーを消費しているので、冷えを自覚できないのです。 50、60代になると、老化の冷え(腎虚)を自覚するようになりますが、30代前後の男性で冷え症を自覚されている方は、かなりひどい冷え症だと言えます。 男性の冷え症は、男性不妊症の大きな原因です。 西洋医学的検査(精液検査など)で問題なしと判定されても、人工授精しにくい精子や着床&発育しにくい受精卵で不妊治療がうまくいかないケースは多々あります。 女性側も男性側も問題なしなのに???・・・東洋医学的には、「この冷えと悪血では難しいですよ」なケースはよくあります。 男性の冷え症にも漢方薬を使います。老人の腎虚を補する漢方薬や身体を温める漢方薬です。 ただ老人と違うところは、温まって元気になった氣血が上半身、特に頭に上りすぎてイライラ短気や自己中になったり、心をあおって動悸がしたりしないように、うまくコントロールする必要があります。 「漢方薬を飲んでみたけど、私には合わなかった」という方の多くは、漢方の氣血の暴れをうまくコントロールできなかったためです。 この氣血のコントロールは鍼灸の独断場です。 陰陽太極鍼で経穴経絡の氣血を美しく流れるように整えていけば、より効果的です。 氣血が暴れると、衛気(オーラや外氣)も乱れます。 百会の鍼に代表される経穴鍼でも何とかなりますが、 タオ打鍼や外気功を用いると、衛気の凸凹もきれいに整えることができます。 衛気の凸凹は、運気を下げます。 シワクチャな服、傷と泥だらけの車では商談もデートも・・・ダメですよね。 若い男性諸氏も漢方薬で冷え症をしっかりと治すと共に、鍼灸治療で経穴経絡の氣血の流れを美しく力強くしていけば、金運、成功運、出会運・・・あらゆる運気がアップしていきますよ。

2016年9月15日木曜日

ごきげんさん 2016.9.15.

大阪も最高気温が30度に達しない日が増えてきました。 秋ですねぇ。 夏にたっぷり汗をかいたし、こんなに天気も爽やかだから、私の水毒ももう大丈夫だわ! と思っていませんか? すでに身体は冬ごもりの陰モードに入っています。 多汗症、むくみ、セルライトのような表に出ていた水毒も陰モードで内に向かうので、はっきりとした水毒症状としては自覚しにくくなります。 内にこもった水毒は、冷えを強めます。 冷えは氣血の流れを滞らせて、悪血を増大させます。 身体のなんとも言えない重怠さは、冷えた水毒が原因です。 物想う秋・・・冷えた氣血ではテンションも下がります。 別れの秋・・・輝いていたオーラも冷えてしまいますからね。 食欲の秋・・・冷え・悪血・水毒が大好きな腸内フローラの悪玉菌は、不健康食をどんどん食べる指令を出します。 秋には秋の健康法があります。 身体の冬モードの進み具合も、どこにどのように水毒・冷え・悪血がこもっているのか? も漢方診察で一目瞭然ですので、最適な漢方薬や鍼灸治療を行えます。 善玉菌の腸内フローラを元気に育んでいく秋の食事療法もあります。 爽やかな秋です。 爽やかな氣、美しい血水の身体にして、今年の秋を心身共に楽しみましょう! P.S. 運気もアップしますよ。

2016年9月14日水曜日

ごきげんさん 2016.9.14.

「ベーチェット病の眼症状の進行を東洋医学で治せませんか?」とお尋ねいただきました。 まず、患者さまを診せていただき、数年前に保険適応になったベーチェット眼症状の特効薬治療の効果などのお話もお聞かせいただかないとハッキリとしたことは申し上げられませんが、 東洋医学的治療もかなりの効果を期待できると思います。 ベーチェット病は皮膚潰瘍・眼の炎症・腸管潰瘍などを主とする原因不明の疾患です。 治療法は、ステロイド・免疫抑制剤・新薬の特効薬が挙げられています。 皮膚も腸粘膜も東洋医学では「肺」です。 「肝は眼に開窮する」ですので、眼の炎症は肝火です。 脳炎・脳幹炎などもベーチェット病の症状ですので、心にも火が及びます。 ベーチェット病は肝・心・肺が上炎する疾患と言えます。 さて、腎はどうなっているのでしょう?  腎陽と腎陰のバランスは? このあたりは診ないとわかりません。 眼にも陰陽があります。 ベーチェット病のブドウ膜炎は陰が、虹彩炎は陽が犯された病なので、そこも診ていきましょう。 氣・血・水のどれがどのように火に煽られているのか? も大切な所見です。 左右の眼からの外気・衛気のバランスも重要です。 もちろん百会から広がる外気も診ましょう。 性格や心因も肝に大きな影響を与えていますので、四診で「語られないこと」を見抜いていきます。 ベーチェット病も腸内フローラと深い関係があるかもしれません。 特効薬が効かない場合、小食療法やグルテンフリーで腸内フローラをより良く育んでいくのも治療法のひとつです。 西洋医学は、ベーチェット病の炎症を抑えることに必死です。 東洋医学は、目の前のベーチェット病の患者さまの陰陽五行のバランスの崩れを掘り下げて診ていき、漢方薬と鍼灸で整えていきます。 ベーチェット病の根源から治していくのが東洋医学です。 ベーチェット病は寛解・再発を繰り返しやすい慢性疾患です。 根源を治さないから、寛解・再発を繰り返してしまいます。 西洋医学のお薬と共に、東洋医学の治療も併用されるのがベーチェット病のベストな治療法だと思います。 まずは診せていただきましょう。きっと良くなりますよ。

2016年9月13日火曜日

ごきげんさん 2016.9.13.

統合医療って何ですか? とのお尋ねが増えました。 私個人的な定義として、「身体もこころも診れる&生老病死を語れる」医療としています。 身体は西洋医学と東洋医学で、こころは精神医学とスピリチュアルケアで、生老病死もスピリチュアルケアで診ます。 家庭医は、西洋医学+精神医学で「よろず診療」できます。 そこに東洋医学とスピリチュアルケアが加わると、統合医療になります。 スーパーよろず診療医ですね。 西洋医学も精神医学もエビデンス最優先のパターン化診療です。 目に見えないもの、現代科学で検知できないものはすべて切り捨てられます。 CPU1個の性能をどんどん磨き上げてきたのが西洋医学+精神医学です。 未だに「漢方薬など効かん!」と豪語されているドクターたちは、超高性能CPU1個の頭脳です。 そこに東洋医学が加わると、西洋医学+精神医学は大混乱します。 CPU1個では、東洋医学を理解できないからです。 WindowとMacみたいなものですね。 CPU2個にすると、西洋医学+精神医学も東洋医学も同時に理解できます。 この1個を2個にするのは実は簡単なことですが、大きなブレークスルーが必要です。 医者の出世コースからも、大儲けコースからも外れてしまいます。 生老病死を語れるスピリチュアルケアは、さらにもう1個のCPUが要ります。 東洋医学とスピリチュアルケアは、感性の広がりが大切です。 この感性は、パソコンのグラフィックボードと内臓メモリーに当たります。 エビデンスなデーター処理だけをしている医療にはあまり必要ありませんが、 感性が求められる映像処理には、グラフィックボードとメモリーは欠くことが出来ません。 クリエイティブな医療には、3個のCPUと高性能のグラフィックボード&メモリーが必要となります。 西洋医学だけ、それも○○専門医は、ガラケーとまでは言いませんが、レセプトコンピューターやワープロ専用機みたいなものです。 統合医療はスマホやiPadのイメージです。音楽聴いてポケモンGOしながら、映像編集も画像処理も出来てしまいます。 スマホが出て9年、ガラケーをなかなか手放せない人も多かったですが、 一度スマホを使ってみると、ほとんどの方が「ガラケーには戻れない」と言います。 医療も同じです。 スーパーマーケットのレジでバーコードをピッ!とされるような没個人な治療から、 個人の心身を四診するオーダーメイドな治療を知ってしまうと、目から鱗が落ちます。 もちろん西洋医学もうまく使いこなせるところが統合医療のズルさです。 オーダーメイド医療とは、西洋医学・精神医学・東洋医学・スピリチュアルケアの良いとこ取りな「ごきげんさん」な治療なのです。

2016年9月12日月曜日

ごきげんさん 2016.9.12.

「心の痛みは、痛みクリア点滴で治りますか?」とご質問いただきました。 仕事や対人関係・・さまざまな心の痛みがありますが、痛みクリア点滴ではお役に立てません。 でも、大丈夫ですよ。 そういう時こそ、肝救点滴+鍼灸漢方薬です。 怒りや憎しみ、恨みは肝を痛めます。 悲しみ、自己嫌悪、挫折感なども心ー肝ー脾ー腎へと闇が広がっていきます。 腎陰と腎陽のアンバランスがあまりに強くなると、消えてなくなってしまいたい感が花火のように暴発して自殺衝動へと駆り立ててしまいます。 経穴経絡がズタズタに寸断されて氣血が流れていない時は、落ち込んで寝込んでしまっていますが、下手に鍼灸漢方で経穴経絡を疎通させると、自殺する気力と行動力を与えてしまうこともあります。 心の痛みの鍼灸漢方治療は、ある程度の回復期まで週2〜3回の継続治療が必要な理由は、コロコロ変わる経穴経絡の反応をいち早く察知することが大切だからです。 向精神薬は核爆弾のようなものです。 心でどんな感情が暴れているかは関係なしに、ドカンとすべてを焼き払ってしまいます。 その跡にカウンセラーが種を蒔いて、ドクター好みの花畑にしてくれます。 本当の私はどこに行ったの? 精神科治療を受けている患者さまに時々、フッと蘇るのは「心の声」です。 鍼灸漢方治療はオーダーメイド治療です。 肺心肝脾腎、経穴経絡のどこにどんな邪気があるのか?を心の病でも診ていきます。 表層の邪気から一枚一枚、タマネギの皮をむくように治していきます。 時間と手間はかかりますが、患者さまが自分自身を見失うことはありません。 心の痛みがゆっくりと癒されていく安心感があります。 心の痛みに苦しむ時は、人生の節目に立っています。 精神薬でスルーしてしまうのも、ひとつの人生です。それはそれでOKです。 せっかくの人生の節目だから、ここでブレークスルーするぞ!という方は、人生も運気も大爆発します。 鍼灸漢方治療の時間と手間は、導火線を火花がジリジリと進んでいく、あの時間です。 大爆発したら、どんな自分になりたいのか、どんな生き方をしたいのか、をドキドキ&ワクワクしながら思い描ける、神さまのカウンセリングタイムが鍼灸漢方治療なのです。

2016年9月11日日曜日

ごきげんさん 2016.9.11.

「目の疲れは漢方で治りますか?」と診察途中によくお尋ねいただきます。 もちろん、治りますよ! 肝は感情を司る魂を宿します。 肝が元気な人は、積極的で物怖じせず、仕事が出来ます。 肝が病むと、持久力がなくなり、些細なことに動揺し、優柔不断となり、短気で怒りっぽくなります。 「肝は目に開窮する」ですから、感情が乱れると、目も疲れます。 漢方診をすれば、肝がどのような状況か?は一目瞭然です。 肝を病んだ原因が、短時間に解決する(時が解決してくれる)心因反応なら、週1〜2回の肝救点滴で十分でしょう。 肝救点滴は痛んだ肝を素早く元気にしてくれます。 抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などを飲むよりも、肝救点滴+鍼灸漢方をお薦めしています。 がんばりすぎて疲れが目に来てしまった時にも、肝救点滴+鍼灸漢方がよく効きます。 肝救点滴は、肝臓を庇護する薬剤と肝臓の再生を促す薬剤が入っています。 鍼灸と漢方薬は、肝血のアンバランスを整えるだけでなく、 肝火上炎で焼きついた心や肺を落ち着かせます。 嵐のように乱れた氣を整えるには、鍼灸、特に刺絡がよく効きます。 病んだ肝は、胃腸の脾や元気の素の腎に悪血や水毒を引き起こします。 ここは漢方薬が大いに働いてくれます。 肝が病んでしまうと、衛気、特に頭から広がる外氣(オーラ)がボコボコになってしまいます。 これは外気功で治してしまいましょう。 肝が病んでいない普通の目の疲れなら、この外気功だけで治ってしまいます。 新鮮で美味しいお魚は目が違いますよね。 人間も同じ。 デキる人間、モテる人間、クリエイティブな人間は目が輝いてます。 目が疲れたなと感じたら、運気は下り坂です。 目の疲れは不幸不運の始まり・・・目薬で誤魔化していないで、ちゃんと診察&治療を受けましょう。

2016年9月10日土曜日

ごきげんさん 2016.9.10.

「漢方薬を飲み始めてから、心身の調子が良くなってきました」という患者さまが増えてきました。 メインの症状が良くなるのはもちろんのこと、隠れていた症状に気づいて、それが良くなっていくのが感じられるようになったことは素晴らしいことです。 「身体の声を聞く」ことができるようになったのです。 機会があったら静かな山の大きな木に抱きついてみてください。 きっと木の中を流れる水の音も 大地を通して聞こえてくる地球の声も 聞こえてきますよ。 感性を開く 宇宙意識・純粋意識と繋がる ワンネスに至る まずは自分の身体の声を聞くことから始まります。 鞍馬山の本堂の前に、行列のできるパワースポットがあります。 確かに宇宙エネルギーがものすごく強いスポットです。 そのパワースポットに立った人たちをしばらく観察してみると、 ほとんどの方が宇宙エネルギーを感受できていませんでした。 やはりまずは自分の感性を開かなくちゃ、ご利益はありませんよね。 身体の声が聞こえるようになった患者さまは、氣を動かす鍼灸もよく効くようになります。 運気もあがります。運気の流れを感じることができ、直感が鋭くなります。 事故や病気を未然に防ぐことができます。 自然と腹八分目になり、不健康なものは食べられなくなります。 身体の声には、腸内フローラの声も含まれています。 身体の中の小宇宙である腸内フローラは、健康の守護神のような存在です。 腸内フローラの声に耳を傾けていれば、健康の守護神はますますしっかりと心身を守ってくれます。 漢方薬は、悪血・冷え・水毒の3悪を治してくれます。 腸内フローラの悪玉菌軍を増殖させていたこの3悪がなくなれば、腸内フローラは善玉菌優位になります。 腸内フローラの善玉菌に平和と繁栄をもたらす漢方鍼灸治療は、直感力や感性や運気をも上げて、人生そのものを「治す」ことができるのです。

2016年9月9日金曜日

ごきげんさん 2016.9.9.

「80才の母が身体を痒がって困っています。漢方で何とかなりませんか?」と直々に医院にお越しになってお尋ねいただきました。 夜間に痒がって、朝になるとひっかき傷だらけだそうです。 人間は痛みには何とか耐えられますが、痒みは我慢できません。 お年寄りは枯れています。腎虚です。 皮膚もカサカサで潤いがなくなっています。 西洋医学では、ワセリン系の皮膜で誤魔化したり、抗ヒスタミン剤やステロイド剤で痒みの炎症を抑え込みます。 東洋医学的に診れば、 腎虚の上に腎陰と腎陽のアンバランスが顕著になるので、陰の夜間に激しい痒みに襲われることが多いです。 高齢者ほど、陰陽五行のバランスを整えてあげたいですね。 お年寄りは人生経験が長い分だけ、悪血・水毒・冷えの3悪が心身に染みついています。 生活習慣や食生活(腸内細菌フローラ)をなかなか変えれません。 運動量もモチベーションも少なくなっています。 自律神経系も弱まり、発汗や発熱機能も衰えています。 理想的には、成長ホルモン療法で心身も自律神経系・免疫力もメンタル力も蘇らせてしまうのが最幸です。 陰陽を整え、3悪を排泄して体質を改善していく漢方治療もよく効きます。 (時間はかかります・・・少なくとも半年以上) この際、手間ですが湯液(煎じ薬)にすると、煎じた後の薬草をお風呂に入れるという一石二鳥なケアもできます。 (煎じ薬のほとんどが保険適応です) 漢方治療に鍼灸治療を併用すると、治療効果はより早く強く出てきます。 特に認知症や閉じこもり傾向のお年寄りには、氣を動かす「漢方&鍼灸治療」がお薦めです。 陰陽太極鍼は、腎虚を主とする老化自体を遅らせる&和らげる効果が抜群です。 「痒みの漢方鍼灸治療を始めたら、身体も気持ちも元気になってきました」 そんな嬉しい声をこれまでもたくさんいただいてきました。 盛大なお葬式&立派な墓石よりも、 毎晩の痒みがとれて、ゆっくり眠れるようになりたい 食事が美味しくなって、気持ちも身体もちょっと若返って嬉しい お年寄りの言うに言えない本当の気持ちを察してあげられるのも「孝心」ですね。

2016年9月8日木曜日

ごきげんさん 2016.9.8.

「時々、めまいがひどくて、お仕事も休んでしまいます。耳鼻科に通ってもよくなりません。東洋医学で何とかなりませんか?」とのご相談がありました。 もちろん、大丈夫です! そもそも西洋医学に「めまい」を治してしまう治療法など・・・メイロンの点滴と「とりあえずこれ飲んどいて」なお薬と・・・です。 注:突発性難聴はすぐに耳鼻科に行きましょう! 早期治療が勝負の病気です。 東洋医学的に診れば、やはり 冷え・悪血・水毒の3悪が原因ですが、血虚や気虚や腎虚も深く関係していることがあります。 特に水毒! 水毒治療から入っていくことの多い病気です。 めまいは、目がくるくる回る回転性めまいと地面がユラユラ揺れる動揺性めまいの2つに大別されます。 水毒は回転性めまいを起こしやすい。 小さな動揺性めまいが続く時には、脳血管障害の予兆かもしれませんので脳外科を受診しましょう。 東洋医学では、めまいでも四診:舌診も腹診もして弁証していきますので、どんなタイプのめまいでも大丈夫です。 漢方薬は水毒を治すのが得意です。よく効きます。 起こしたてのめまいには鍼灸がよく効きます。 特に、冷え症や血虚が水毒に乗っかったタイプにはお灸がお薦めです。 頭に溜まった悪血や悪氣は外気功が特にお薦めです。 丹田を椀灸で温補しながら、鍼や外気功で頭の邪気を祓っていくと、顔色が見る見る元気色に変わっていきます。 めまいは辛いけど耐えるもの・・・ではありません。 心身を根源からリフレッシュさせていけば、めまいは神さまからの良ききっかけだったとわかるでしょう。 めまい・・・耳鼻科もいいけど、東洋医学なら今よりもっと元気になれますよ。

2016年9月7日水曜日

ごきげんさん 2016.9.7.

「冬になるとアトピーがひどくなります。今から漢方で治せませんか?」 もちろん、治ります! アトピーの方の皮膚は熱証ですが、身体の芯はとても冷えています。 身体の芯の冷えの原因には、悪血と水毒が関係しています。 心因反応や食生活・生活習慣なども血水に影響します。 内外からの精神的ストレスも氣血に襲いかかります。 アトピーはさまざまな病因子がからみあった疾患ですので、漢方鍼灸治療が最適です。 望診・舌診は、アトピーの皮膚の状態をよく現してくれます。 かゆみ・痛み・浸出液・かさぶたなどの病状が腎脾肝肺心のどこから最も来ているのか?を教えてくれます。 脈診・腹診をうまく使えば、身体の芯の冷えを診ることができます。 陰陽五行の宇宙観を読み取っていきます。 宇宙と大地の和合から生み出されたあなたの生命ですから、あなたが天命を果たして自然死を天から賜るまでは、生きよう・治ろうとする大いなる力があなたに働いています。 だから「治ります!」 アトピーが治りにくいのは、 医療者側がはじめから「治りにくい・治らない」と思っている想念の問題もありますが、 生活習慣や食生活を変えてしまう勇気と本気が乏しい患者さま側の問題もあります。 皮膚科のお薬を毎日、きちんと飲むだけで、アトピーを抑えることはできます。 ステロイドの恐怖を煽って、より強力な免疫抑制剤をシラッと処方するクリニックの方が流行ります。 皮膚科のお薬は、治しているのでなく、症状を抑えているだけですが、早・楽・安を優先されるお忙しい方々にはよい選択です。 漢方鍼灸治療は、根本から治していきます。 手間・時間・お金がかかります。 自分の身体もこころも愛せて、生かされている感謝を忘れず、天命を生きている方々は、漢方鍼灸治療をお選びになられます。 ブランド品や高級車や豪邸でしか自己表現できない方は、西洋薬がお好きです。 (自称、漢方好きな方もおられますが、「私は高い漢方を飲んでる」なブランド志向が見え見えです) 芸能情報大好き、悪口ニュース大好物な方は、西洋薬しか知りません。 教養とマナーと志に優れ、和と輪と笑にあふれた方は、東洋医学を選ばれます。 東洋医学が気になるのは、神さまに目を付けられている直感です。 東洋医学を選んだのは、神さまに選ばれた証です。 神さまに選ばれたらどうなるの? それは・・・お楽しみに! P.S. 光さんに昔、光の前世療法:個人ワークで尋ねたことがあります。 「阪神大震災のような瞬時に生死が分かれてしまう場合、神さまが生死を決めているのですか?」 「生き残る人たちと死ぬ人たちは、災害が起こる前から決まっています」 「どうやって生きる人だけ助けるのですか? たまには間違えることだってあるでしょう?」 「間違いは起こりません。生きる人は光っています。私(神さま)は真っ暗な中から、その光っている人たちを助けるだけです。簡単なことです」 あなたは神さまに目をつけられた人・選ばれた人ですよ。 こうやって繋がり読んでしまった方は、神さまに目をつけられた人です。 心斎橋 奥山医院を受診された方は、神さまに選ばれた人です。 通院されている方は、神さまに愛され祝福されている人です。 ほら、どんどん楽しみになってきたでしょう!

2016年9月6日火曜日

ごきげんさん 2016.9.6.

「男性不妊症も漢方で治りますか?」とのお尋ねが増えました。 もちろん、治ります! ・・・といつものように叫びたいところですが、男性不妊症の場合は、その状態によって可・不可がわかれます。 最近、話題になっている若者の乏精子症(精子の奇形や運動不能がとても多くなっています。50、60代男性の⅓しかないとか・・・)は生活習慣・食習慣に起因するところが大です。 漢方薬だけを飲んでいれば治る・・・は難しい症例が多くなってきました。 若い男性の隠れ冷え症と悪血もとても多くなりました。 下半身ジジイな若者は当然、草食男子です。 10代男子に牛車腎気丸や八味地黄丸っていいんかい? と考え込んでしまう症例もあります。 母親のかわいいペットとして育て上げられた草食系男子たちは、生活習慣・食習慣の改善&漢方鍼灸治療でも難渋します。 男性不妊症の漢方鍼灸治療も、悪血・冷え・水毒の3悪治療が主になります。 男性には女性のような性周期はありませんので、この3悪は自覚症状として目立ちませんが、 東洋医学的診察をすれば一目瞭然にわかります。 漢方薬の服用はもちろん続けていただきますが、不妊症には鍼灸がよく効きます。 男性は継続的な治療は面倒くさがりますが、女性の不妊症治療の苦渋に思いをはせていただければ、天国のような治療です。 何より男性不妊症の漢方鍼灸治療を続けると、心身共に元気になります。 来たるべき新家族のために、しっかりと稼げるようになれます。 (パートナーは実はこれを一番喜んでくれますよ) 男性不妊症は、金運・成功運・人脈運などのあらゆる運気を逃してしまいます。 愛する人との家庭を持ったら、生命保険に入るのもいいけど、大黒柱さんにはしっかりと健康&運気のケアもしていただきたいものです。 P.S. 30代の女性と再婚することになった60・70代の男性からセックスライフ充実のご相談がありました。できれば「子供も欲しい」そうです。 生まれてきてくれる子供さんが成人する時には、8〜90代です。この時も今同様、お元気でいていただきたいので、成長ホルモン療法をお薦めしました。 お金持ちで運気も上々な方は、やはりアグレッシブですね。 お金持ちのところにお金が集まってくる仕組みになっている、と言われていますが、 お金を運気と健康に投資して、宇宙銀行からリターンをいただいておられるだけです。 お金をお金儲けに投資しても、運気と健康をすり減らしてしまうだけで「老化」の一途です。 「まずは一年間、やってみるよ」 運気と健康に投資するアグレッシブさが、お金と成功をさらに引き寄せてくる宇宙の理を見せていただきました。

2016年9月5日月曜日

ごきげんさん 2016.9.5.

「夏バテかな? 疲れがとれないのですが、脳活元気点滴がいいですか? 漢方鍼灸の方がいいですか?」とよくお尋ねいただきます。 脳活元気点滴は即効性です。 ともかくすぐに頭も身体も気持ちも元気になりたい!なら脳活元気点滴です。 それほどでもないので、ゆっくりと体質改善して治していきます!という方は漢方鍼灸治療です。 保険治療で何とか元気になりたい!という方には、漢方治療があります。 保険の漢方治療は、東海道五十三次を歩いて旅するイメージです。 宿場宿場から見える景色をスケッチしながらゴールをめざす歩き旅ですから、時間はかかります。 山あり谷あり・・・前に進んでいるのやら? 良くなっているのやら? わからないまま黙々と歩み続けなければなりません。 まさしく「継続は力なり」です。 鍼灸治療を加えると、氣への働きが格段に良くなってきます。 その日、最も有効な経穴への鍼は・・・鍼1本なれど、されど鍼1本。大いに氣を動かして、経穴経絡の滞りを一気に取り去ってくれます。 陰陽太極鍼を用いれば、心身すべての経絡に美しい流れを蘇らせて、免疫力も自然治癒力も向上させることができます。 漢方鍼灸治療は、東海道新幹線の旅のイメージです。 心身が浄化していく景色を楽しむこともできますし、そのスピードも実感できます。 点滴治療は西洋医学治療です。 即効性であり、その効果は強力です。 内側からの体質改善ではなく「足りないモノを補い、悪いモノを除去する」アグレッシヴな治療です。 陰陽五行や氣血水の弁証は一切なく、あくまでも科学的&医学的に有効な薬剤で脳と身体を賦活していく治療です。 東京ー大阪間を飛行機で往復するイメージです。1時間でゴールへ到着です。 日々の営みの中で「今、何とか治したい!」もよくあることです。 漢方薬や鍼灸だって「今、何とかする」ことはできますが、そこはやはり西洋医学には及びません。 飛行機大好きな方もおられます。 新幹線しか使わないという方もおられます。 やっぱり歩きだよ、の方もおられます。 私はうまく使い分ければいい、と思っています。 それぞれにそれなりの良さがあります。 ご自分の身体の声を感じ取っていただければ、 今、どの治療法を心身が求めているのか?が自ずとわかってきます。 自分の身体の声を聞くことは、宇宙の声を聞くことです。 東洋医学だけでなく、宇宙意識を深めていく練習になります。 心身ボロボロなひどい状況下では、自分の身体の声も、宇宙の声も聞こえてきませんので、まずは点滴治療である程度の所まで回復した方が良いでしょう。 その上で、漢方鍼灸で心身を浄化していくと、身体の声も宇宙の声も聞こえてくるようになります。 そんなの わからないわ・・・な時は、「おまかせ診療」をどうぞ!

2016年9月4日日曜日

ごきげんさん 2016.9.4.

「漢方で頭痛は治りますか?」とよく聞かれます。 もちろん、治ります! 西洋医学の薬は、「偏頭痛の特効薬」と「なんでも鎮痛剤」に大別されます。 漢方で頭痛を弁証すると・・・易経ではないけれど32種類以上の漢方薬を使い分けます。 これが「漢方治療はオーダーメイド」の証です。 シン・ゴジラを倒す手段として、欧米を中心とする国連は核弾頭:人類の叡智の炎しかないと主張します。 これが「なんでも鎮痛剤」です。 頭痛というゴジラを核爆弾の紅蓮の炎で焼き尽くしてしまう・・・ほら、治ったでしょう!です。 もう1匹出てくれば、もちろん核弾頭をもう一発!です。 漢方治療はゴジラのエネルギー源を抑えます(これ以上はネタバレなのでNGですね) 頭痛でも腹診や脈診をします。手足の経穴経絡も診ます。 頭痛を恥骨の上方の打鍼で治すこともあります。 陰陽五行と経穴経絡を知っていれば、診察も治療もガッテンしていただけますが、 西洋医学オンリーな先生方には???な医世界です。 東洋医学では生物が生物たるゆえんの生命エネルギーを診ることができますが、 西洋医学はデカルトでNGです。 氣がからんだ頭痛は「なんでも鎮痛剤」では治せません。 頭痛が消えると同時に、正常な意識も健康も消えてしまいます。 体内を流れている氣だけではなく、体表外にも衛気がひろがり、流れています。 鍼灸でやっと治せるかどうか・・の高次元な世界です。 体表外の氣は、花の香りに似ています。 見えないけど、花の周辺で感じ取れるでしょう。 花の香りを良くするには、肥料をあげたり、水やりしたりします。 血や水を良くする漢方薬と同じです。 漢方鍼灸治療は、患者さまの花を美しく香り、咲いていただくお手伝いの治療法なのです。 P.S. もちろん枯れ木にも美しい花を咲かしてごらんにいれましょう!

2016年9月3日土曜日

ごきげんさん 2016.9.3.

1週間前の陰陽師 西谷泰人先生のコンサルティングで得られたキーワードは「易」でした。 易経は鍼灸と深い関係があります。 易経を知らないと、黄帝内経の本当のすごさも理解しきれません。 易の成り立ちをググると・・・ まず伏羲が八卦を作り、次に周の文王が卦辞を作り、周公が爻辞を作った。そして、孔子が「伝」を書いた。この『易』作成に関わる伏羲・文王(周公)・孔子を「三聖」という。 孔子が晩年、易を好んで伝を書いたというのは特に有名であり、『史記』孔子世家には「孔子は晩年易を愛読し、彖・繋・象・説卦・文言を書いた。易を読んで竹簡のとじひもが三度も切れてしまった」と書かれており、「韋編三絶」の故事として名高い。 儒家五経の筆頭が易経です。 なんだかスゴイですよね。 漢方薬や鍼灸を易という桐箱に入れておくだけで、効き目10倍!な感じです。 ということでこの1週間、易の本をいろいろ読んでいます。 まず易で占う時には、(1)具体的に (2)問題を絞って (3)真剣に一度だけ が大切です。 昔は国の命運がかかった占いでした。 どうしたらいいかを尋ねるのではなく、こうしたらどうなりますか? と神さま(集合意識)に伺いを立てる神託でした。 これは今でも同じ・・・もちろん個人のことでも良いのですが、「こうしたらどうなる?」までは自分で絞り出さなくてはなりません。 無策で「どうしたらいいですか?」には、神さま(集合意識)も反応してくれません。 易には、100%な吉も100%な凶もありません。 陰陽であり対極が易の基本であり、宇宙の理だからです。 漢方診察の時、この病気はどうなっていくのか? は脈診を通じて、ある程度までなら分かります。 じっくり時間をかけて診れば、脈の波動の中からアガスティアの葉のように未来の情報を読み取ることもできるでしょう。 実は最近、診察時に病気のことだけでなく、ライフコンサルティングを語ることも増えました。 患者さまの脈や衛気・生命エネルギーとシンクロしながら、光さん(神さま・宇宙意識)からのメッセージをお伝えしています。 ただ、具体的な案件はどうしたものかしら?という迷いがありました。 今回の「易を学べ」というメッセージは、今の私にはとてもガッテン!だったのです。 易占いはコイン6枚で出来ます。64通りの卦に文王が解釈を書いてくれています。 その64卦のひとつの解釈を、どのように患者さまに伝えるのか?は、卜者のスピリチュアルな力量にかかってきます。 孔子も50歳代になって、易経にはまってしまいました。 やはり易には、スピリチュアルな感性の覚醒が必要不可欠なのですね。 易は道:タオに通じています。 患者さまに道を指し示してさしあげることもスピリチュアルケアなのです。

2016年9月2日金曜日

ごきげんさん 2016.9.2.

「高血圧も漢方で治りますか?」とお尋ねいただきました。 もちろん、治ります! 西洋薬の降圧剤は血圧を下げることしか考えていませんが、 東洋医学は血圧を下げるだけでなく、付随した症状も共に治してしまいます。 例えば、眼底出血や脳梗塞前駆症状、頭痛や耳鳴り、肩こり、目の疲れ・・・ 上半身だけではありませんよ。 外反母趾や膝関節症、腰痛なども高血圧の随伴症状です。 高血圧だからのぼせている! ではありません。 きちんと体表観察していけば高血圧の元凶に、身体の芯の冷えや悪血、水毒が見えてくることもあります。 漢方薬治療は、ゆっくりと効いてきます。 とりあえず血圧を下げなくては・・・の緊急時には、それなりの漢方薬をチョイスすることもありますが、ほとんどの高血圧の患者さまには、体質改善からアプローチしていきます。 その方が随伴症状も消えて、本当の意味での治療になるからです。 また、高血圧治療には鍼灸がとても効果的です。 上半身、特に頭に昇った氣血を下げて安定化させるのは鍼の真骨頂です。 脳卒中や眼底出血などの予兆も経絡経穴を診れば一目瞭然です。 これは危ない!となれば、刺絡という手もあります。 鍼灸で窮地を脱しながら、漢方薬で体質改善していくのがベストな治療です。 高血圧の患者さまは皆さん、衛気:身体から放射されている氣が乱れています。 この乱れた氣も高血圧の元凶ですので、外気功で乱れた氣を整えていくのも重要な治療です。 西洋薬の降圧剤治療は、ただ血圧を下げるだけですが、 東洋医学の治療は、血圧を下げるだけでなく、さまざまな症状も取り去って、もっと元気に&健康にしてしまう「よくばりさん」な治療なのです。

2016年9月1日木曜日

ごきげんさん 2016.9.1.

9月になりました。 朝の風も昼の空も、夜の虫の音も、秋の到来を感じさせてくれます。 陽から陰へと季節が移ろいます。 この時期、人の心身も陽から陰へと衣替えできれば、季節を楽しむ余裕も生まれますが、 夏の陽が高すぎた or 低すぎたのアンバランスが強かったり、これからの陰との相性が悪かったりすると、夏バテや秋うつに陥ってしまいます。 食欲の秋!も、実は陰陽のアンバランスが招いています。 過剰な陽を納めるのは鍼の得意分野です。 冬を乗り切る陰を補うのは漢方薬が最適です。 漢方薬と鍼灸は右手&左手の関係です。 1+1が5にも10にもなります。 初めて東洋医学を受けられる患者さまは、漢方治療をお薦めします。 悪血・水毒・冷えの治療は、初心者の患者さまにも治ってきた実感を感じ取っていただけ、 ご自分の心身への感性のスイッチが入ります。 東洋医学に慣れてきた患者さまには、鍼灸治療の併用をお薦めします。 経穴経絡の氣の流れが良くなると、どんどん元気になっていきます。 氣を感じるスイッチが入るので、宇宙意識や集合意識へのアンテナが働き始めます。 心身共に東洋医学に馴染んでこられた患者さまには、外気功の活用をお薦めします。 外気功は、生命エネルギーを整えます。 陰陽に「美しさ」を加えた別次元で診断し治療していきます。 死んでしまった人を蘇らせることはさすがに出来ませんが、 生きている患者さまになら、たとえどんな病気病状であっても、生きるエネルギーを届けることができます。 高塚光さんが実証されてこられたように、 生命エネルギーを整え&補ってさしあげると、自然治癒力が最大限に発揮されます。 自然治癒力の爆発的回復に引きずられて免疫力もアップする形をとります。 癌や難病も治ってしまう方もおられれば、再発してしまう方もおられるのは、この自然治癒力と免疫力のアップを維持できるかどうかにかかっています。 そのキーワードは? 感謝と祈りです。 感謝と祈りは、陰陽を超越した次元にあります。 美しさの次元です。 日本人のDNAには、この美しさの軸が「和」として息づいています。 西洋医学と東洋医学の統合医療が世界で最も進んでいるのは日本です。 これから癌は急増しますが、癌の自然治癒が最も多くなるのも日本です。 感謝と祈りは誰かにしてもらうものではなく、 まずは自分が自分に、そして自分が人様にして差し上げるものです。 癌や難病を治す特効薬は「和」なのです。