2016年9月19日月曜日
ごきげんさん 2016.9.19.
スピリチュアルケアのひとつに「祈り」があります。
欧米のレポートで、ある病院に入院中の患者さんたちを無作為に2群に分けて、
片方は面識のない人たちに一定期間、決まった時間に病気平癒を祈ってもらいました。
もう片方のグループには何もしませんでした。
結果は・・・明らかに祈ってもらったグループの病気が良くなっていました。
もちろん、良くなった方のグループは、祈ってもらっていることも知らされていませんでしたので、プラセボ効果ではありません。
こういうレポートは欧米では山のようにあります。
鍼灸も漢方もプラセボ効果だ、と豪語する大先生たちもおられます。
天動説が正論だった時代も、こんなもんだったのでしょう。
子曰、加我數年、五十以學、易可以無大過矣。
孔子曰く「私がもう少し年を重ねて50歳になった後で易経を学び直せば、大きな間違いなどしなくなるだろう。」
不思議なご縁で私も易経をこの夏から学び始めました。
光の前世療法を通じて、宇宙意識・大いなる存在・創造主・・・といった高次の繋がりは強くなりましたが、ユングの「前意識」・人の集合意識といった中次への繋がりは弱かったので、その補完の意味だと感じています。
個人の金運、仕事運、健康運・・・などの運気と呼ばれているものは、この中次の意識体が主に支配しています。
霊能者やチャネラーが繋がるのが、この中次の意識体です。
末期ガンの患者さまの死運を書き換えるには、高次の意識体と繋がる必要がありますが、日常の病気から難病・奇病・普通の癌病までなら、中次の意識体からのメッセージの方が有効です。
易経は、主に中次の意識体と繋がります。
祈りも、この中次の意識体へ働きかけてくれます。
祈れば、中次の意識体から生命エネルギーが降り注いできます。
厚い雲で覆われた空から、一条の光が射し込んでくるイメージです。
素直にその生命エネルギーを浴びれば、病気は良くなります。
ところが・・・まだまだ素直でない人も多いのです。
傘をさしたり、地下に潜ってしまう人たちです。
易経のメッセージも同じです。
素直に受け取れば、易経が運気を守ってくれます。
あぁ そうだったんだな、と今の自分の立ち位置がわかります。
この難局の意味はこうだったんだ、と腑に落ちます。
その瞬間、フッと身体もこころも軽くなり、生きるのが楽になります。
易経は陰陽の宇宙です。
絶えず陰陽が流転しています。
100%の大吉もありませんし、100%の大凶もありません。
調子に乗りすぎてはいけないし、諦めてしまってもいけません。
病気も、絶対に治るもなければ、絶対に治らないもありません。
素直な患者さまは、「そうか!養生を続ければ、治るんだ!」とこころに受け入れて下さいます。
心斎橋 奥山医院に通ってきて下さる患者さまたちは、みなさん、素直な方ばかりです。
私も素直になりたい・・・大丈夫です。
待合で話の輪に入れば、素直になっていきますよ。
患者さまが他の患者さまを素直さでいやしていく。
これもスピリチュアルケアの醍醐味です。