2016年9月8日木曜日

ごきげんさん 2016.9.8.

「時々、めまいがひどくて、お仕事も休んでしまいます。耳鼻科に通ってもよくなりません。東洋医学で何とかなりませんか?」とのご相談がありました。 もちろん、大丈夫です! そもそも西洋医学に「めまい」を治してしまう治療法など・・・メイロンの点滴と「とりあえずこれ飲んどいて」なお薬と・・・です。 注:突発性難聴はすぐに耳鼻科に行きましょう! 早期治療が勝負の病気です。 東洋医学的に診れば、やはり 冷え・悪血・水毒の3悪が原因ですが、血虚や気虚や腎虚も深く関係していることがあります。 特に水毒! 水毒治療から入っていくことの多い病気です。 めまいは、目がくるくる回る回転性めまいと地面がユラユラ揺れる動揺性めまいの2つに大別されます。 水毒は回転性めまいを起こしやすい。 小さな動揺性めまいが続く時には、脳血管障害の予兆かもしれませんので脳外科を受診しましょう。 東洋医学では、めまいでも四診:舌診も腹診もして弁証していきますので、どんなタイプのめまいでも大丈夫です。 漢方薬は水毒を治すのが得意です。よく効きます。 起こしたてのめまいには鍼灸がよく効きます。 特に、冷え症や血虚が水毒に乗っかったタイプにはお灸がお薦めです。 頭に溜まった悪血や悪氣は外気功が特にお薦めです。 丹田を椀灸で温補しながら、鍼や外気功で頭の邪気を祓っていくと、顔色が見る見る元気色に変わっていきます。 めまいは辛いけど耐えるもの・・・ではありません。 心身を根源からリフレッシュさせていけば、めまいは神さまからの良ききっかけだったとわかるでしょう。 めまい・・・耳鼻科もいいけど、東洋医学なら今よりもっと元気になれますよ。