2016年9月11日日曜日
ごきげんさん 2016.9.11.
「目の疲れは漢方で治りますか?」と診察途中によくお尋ねいただきます。
もちろん、治りますよ!
肝は感情を司る魂を宿します。
肝が元気な人は、積極的で物怖じせず、仕事が出来ます。
肝が病むと、持久力がなくなり、些細なことに動揺し、優柔不断となり、短気で怒りっぽくなります。
「肝は目に開窮する」ですから、感情が乱れると、目も疲れます。
漢方診をすれば、肝がどのような状況か?は一目瞭然です。
肝を病んだ原因が、短時間に解決する(時が解決してくれる)心因反応なら、週1〜2回の肝救点滴で十分でしょう。
肝救点滴は痛んだ肝を素早く元気にしてくれます。
抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などを飲むよりも、肝救点滴+鍼灸漢方をお薦めしています。
がんばりすぎて疲れが目に来てしまった時にも、肝救点滴+鍼灸漢方がよく効きます。
肝救点滴は、肝臓を庇護する薬剤と肝臓の再生を促す薬剤が入っています。
鍼灸と漢方薬は、肝血のアンバランスを整えるだけでなく、
肝火上炎で焼きついた心や肺を落ち着かせます。
嵐のように乱れた氣を整えるには、鍼灸、特に刺絡がよく効きます。
病んだ肝は、胃腸の脾や元気の素の腎に悪血や水毒を引き起こします。
ここは漢方薬が大いに働いてくれます。
肝が病んでしまうと、衛気、特に頭から広がる外氣(オーラ)がボコボコになってしまいます。
これは外気功で治してしまいましょう。
肝が病んでいない普通の目の疲れなら、この外気功だけで治ってしまいます。
新鮮で美味しいお魚は目が違いますよね。
人間も同じ。
デキる人間、モテる人間、クリエイティブな人間は目が輝いてます。
目が疲れたなと感じたら、運気は下り坂です。
目の疲れは不幸不運の始まり・・・目薬で誤魔化していないで、ちゃんと診察&治療を受けましょう。