2016年9月25日日曜日
ごきげんさん 2016.9.25.
「ガンの手術を終えて、抗癌剤治療中です。漢方鍼灸や代替医療もしたいのですが、相談に乗っていただけますか?」とのお尋ねです。
もちろん、セカンドオピニオンも大丈夫です。
ガンは内科で見つかります。
日本では、内科から外科へ回されます。
外科は「はじめに手術ありき」ですので、当然のように手術します。
その後、放射線治療なら放射線科へ、抗癌剤治療なら腫瘍内科へ(外科でそのまま抗癌剤も・・・も多いです)
手術は、生きるか死ぬかの一大イベントで、死に最初に&最も近づくので、外科医が覇権を握るのも分かります。
ガンの三大治療:手術・放射線・抗癌剤のコーディネーターが外科医になってしまう流れです。
東洋医学や代替医療を最も理解できないのは外科医です。
代替医療を「ピップエレキバンみたいなもの」だと思っています。
まるで「中東の笛」ですね。
ガンが見つかると、誰もが死を意識します。
「癌=死」
内科で見つけ、外科で切って、放射線科で焼いて、抗癌剤で殺す。
欧米の癌治療は、放射線治療が多く、漢方鍼灸治療も代替医療も併用するのが当たり前です。
日本では、癌のコーディネーターが代替医療を勧める時は「もうお手上げ」白旗状態がほとんどです。
ホスピスに転医して、代替医療でもしてもらいなさい、です。
癌治療のコーディネーターは、中立が良いですよね。
なかなか東洋医学や代替医療が癌治療プロセスの中に入れてもらえませんし、
保険治療内で・・・は漢方薬処方くらいしかできないのが現状です。
最近、官民共に病院経営も大変なようで、
手術・放射線・抗癌剤のワンセットを誰にでも押しつけてくる気配があります。
特に抗癌剤は、使えるなら使ってしまえ!が見え見えです。
病院勤務のコーディネーターは、ここが弱点です。
そういう医療と社会の裏の仕組みを考慮しながら、
最適な癌治療法をオーダーメイドでご一緒に考えていくのが当院のセカンドオピニオンです。