2016年11月30日水曜日

ごきげんさん 2016.11.30.

「奥山先生 お元気ですか? 3年前、個人ワークをうけて、そこで光さんから ぼくの天職は絵を描く事だとアドバイスを頂き、 それからコツコツと絵を描き、今回、この自己表現展に 4,5点の絵を出展する事ができました。 本当にありがとうございました。それでは、また・・・」 八王子市芸術文化会館で11月30日〜12月4日に開催される「自己表現展」のパンフレットと共にお手紙をいただきました。 光の前世療法を受けていただいた患者さんからです。 パンフレットには、感性がざわめくような素晴らしい絵がいくつも載っていました。 まさしく天職です。 我が事のように涙がこぼれそうなくらい、うれしいご報告でした。 光の前世療法を通じて、皆さんが光さんへ尋ねたい質問のベスト3は・・・ ・人生の目的(生まれてきた意味、これからの使命) ・天職(これからやるべきこと) ・ソウルメイト(結婚できますか?←ほとんどの女性が質問します) 光さん(神さま)は「私の天職は何ですか?」に対しては、かなり具体的に答えて下さいます。 そして、その天職を果たすことのできた未来の自分の姿も見せて下さいます。 後は、見せていただいた未来に向かって、今から力強く歩み出すかどうかにかかっています。 自分が一歩一歩、未来に向かって踏み出さないと、その未来はつかめません。 光さんに見せていただいた未来地図を頼りに、素直に&がんばって進んで行けば、見せていただいた未来以上の善き未来をつかむこともできます。 映画「君の名は。」のように、 未来の自分がどうなっているのか?を知ることで、その未来をもっと善くなるように変えることもできます。 この青年は見事に未来をより善く変えることができました。本当にうれしいです。 そして、逆時間の法則で、未来が変われば、過去も変わります。 もちろん、過去を変えれば、未来も変わります。 過去と未来の接点は「今」この時。 今が変えれば、過去も未来も変えることができます。 今、一歩踏み出す勇気とエネルギーを、光さんは光の前世療法を通じてたっぷりと与えて下さいます。 そして、背中をグイグイと押し続けて下さいます。 (決して手を引いて、こっちに来なさい!はやって下さいません。光さんへの依存は出来ません) 光さんが背中を押してくれる=運気がアップします。そして何より、人生が生き生きとしてきて楽しくなります。 目先の金運や成功運、人脈運、恋愛運などがちょこまかとアップするのではなく、ちょっと長い目で見た「生きがい運」が大きくアップする=人生が輝くのです。 人は今、自分が居る世界とその下の世界しか見えません。上の世界を見上げても、厚い雲が上の世界との壁になって見せてくれません。 光の前世療法で光さんのところまで意識が昇っていくと、神さまの目でこの世のすべての世界(パラレルワールド)を見下ろすことができます。 今、自分が居る世界も、その上の世界もよく見えます。 自分の未来地図を上の世界にセットすると、未来は上の世界に向けて動き始めます。 これは、輪廻転生から離脱して自由になったことになります。 絵を描くビジョンが見えて、3年後には実際に絵を描いていた・・・光の前世療法では、よくあることです。 「今を楽しみなさい」 光さんの口癖です。 光さんはあなたと繋がり、あなたの未来のためのメッセージを伝えたくて、うずうずされているそうです。 今日のこのブログは、光さんからの光の世界への招待状だそうです。 選ばれしあなたのために。

2016年11月29日火曜日

ごきげんさん 2016.11.29.

アトピー性皮膚炎の美容師さんが再診してくださいました。 前回、漢方薬を処方したところ、遅発性の薬剤アレルギーで蕁麻疹が出てしまった方です。 もちろん、漢方薬は中止していただき、蕁麻疹は治まりました。 漢方薬のほとんどは、5種類以上の薬草を刻んで、煎じて、そのエキスを顆粒にして製剤化されています。 漢方薬で蕁麻疹などの薬剤アレルギーが出ることは稀なのですが、処方する側としては「出るかもしれない」は想定内でなければいけません。 漢方薬でアレルギーが出た場合、やっかいなのは、どの薬草が原因なのか?を解明しづらいことです。 ひとつの薬草なのか? いくつかの薬草の相互作用なのか? ちなみに今回の蕁麻疹型の薬剤アレルギーの原因となった漢方薬の保険適応病名のひとつが「蕁麻疹」なのは因果を感じさせます。 もうひとつ、漢方薬の薬剤アレルギーでやっかいなことは、瞑眩反応があることです。 瞑眩反応は好転反応とも呼ばれ、漢方や鍼灸の施術によって、交感神経ー副交感神経のバランスが急激に整ったり、心身に蓄積していた老廃物・悪血・邪気・水毒などの排泄浄化が起こるために、症状が一過性に悪化したかのように見える反応です。 アトピー性皮膚炎の場合は、皮膚に溜まったステロイドの老廃物が悪臭のあるジクジクとした分泌物としてアトピーの皮膚からあふれ出てくる瞑眩反応が有名ですが、蕁麻疹も十分にあり得ます。 この患者さんのアトピーは、乾燥性で手と肘と首まわりに限局していますので、漢方の服用は中止したまま、紫雲膏塗布の対症療法で様子を見ることにしました。 もちろん紫雲膏にはステロイドや免疫抑制剤などは混入していません。 紫雲膏は、華岡青洲先生が創作した軟膏で、紫根・当帰・蜜蝋・胡麻油・豚脂から成っています。 紫根は火傷後の皮膚新生にとてもよく効くことを、30年ほど前に、ある老医に見せていただきました。 顔を大火傷した若い女性に毎日、紫根エキスをたっぷり染み込ませたガーゼで顔を覆い尽くす処置を1ヶ月間行って・・・赤紫の煎餅のようになった火傷の皮膚がパリパリとはがれ落ちると・・・見事にケロイドも色素沈着もない元の美しい顔に戻っていました。戦前時代の色素療法です。 蜜蝋は、脳外科手術の必需品で、これがないと開頭術ができません。人間の皮膚と骨にとても親和性があります。 この患者さんのアトピーに触れていると、ある局所に氣血の強い滞りが感じられました。 その滞りを労宮鍼すると・・・アトピーの声が感じられてきました。 「ホメオパシーで手と肘と首を清めて欲しい」 その声は、バッチレメディのレスキューで良い、と言っていました。 バッチレメディの知識は20年前からありますが(かなり勉強しました)、レスキューをお薦めするとは自分でも思ってもみなかったことです。 その声の通りのことを、レスキューの知識と共に患者さんにお伝えしました。 皮膚は第二の脳と言われています。 皮膚に触れることは、その人の脳に触れることだとも言われています。 皮膚と繋がる、話をするとはこういうことなのか・・・とても良い実践をさせていただけました。 病気の治し方は、患者さんが教えてくれる。 その言葉の深い意味がわかりました。 日々是精進ですね。

2016年11月28日月曜日

ごきげんさん 2016.11.28.

「福田稔先生の氣血免疫療法と刺絡療法は、どこが違うのですか?」とのご質問をいただきました。 同じです。 福田先生の施術を直接、拝見したわけではありませんが、著書を読み込んでいくと、すべてが手に取るようにわかります。 もちろん、福田先生の遺された氣血免疫療法のエッセンスはそのまま受け継ぎ、施術方法は独自にアレンジしています。 百会・つむじの刺絡と手・足指の十井穴刺絡がメインなのは福田先生と同じですが、頭の経絡を手鍼で疎通させていくところはオリジナルです。 (福田先生は「つむじ風くん」を使用) 腹診で強く反応している経穴経絡に刺絡&吸角をしますが、福田先生の著書には吸角の話は出てきません。 その代わり、胸腹部と腕、足の経絡に沿って、つむじ風くんで反応経穴を疎通しておられたようです。 この身体と上下肢の反応経穴をひとつひとつ疎通させていく手法は、吉川正子先生の陰陽太極鍼に通じるものがあります。 福田先生は患者さんを座位で診察・施術されていましたので、脇の下や背中などの経絡経穴にも つむじ風くん を当てられておられたようです。 全身の経穴経絡を通すことで氣血を流す。 全身の氣血が流れると、交感神経ー副交感神経のバランスが整い、免疫力は回復して、病は自然治癒していく。 これが福田先生の氣血免疫療法だと読み解きました。 福田先生がアトピー性皮膚炎をはじめ、癌やさまざまな難病を氣血免疫療法で治した実績を挙げて下さったおかげで、今、こうやって自信を持って刺絡療法を患者さんにお薦めできています。 本での出会いとは言え、天命のご縁だと強く感じています。 交感神経の過緊張が招く病は・・・ 癌・潰瘍性大腸炎・クローン病・胃十二指腸潰瘍・白内障・糖尿病・痛風・甲状腺機能障害・肺炎・肝炎・膵炎・腎炎・化膿性扁桃腺炎・口内炎・ニキビ・肩こり・手足のしびれ・頭痛・腰痛・膝痛・神経痛・五十肩・脱毛症・関節リウマチ・静脈瘤・セルライト・歯周病・耳鳴り・高血圧・脳梗塞・心筋梗塞・狭心症・冷え症・線維筋痛症・月経困難症・子宮筋腫・子宮内膜炎・知覚鈍麻・味覚異常・視力低下・難聴・イライラ・怒りっぽい・不眠・のどの狭窄感・食欲減退・やけ食い・肥満・全身倦怠感・恐怖感・緑内障・便秘・胆石・脂肪肝・尿毒症・魚の目・妊娠中毒症・口渇感 副交感神経の緊緊張が招く病は・・・ アトピー性皮膚炎・気管支喘息・花粉症・通年性アレルギー性鼻炎・のぼせ・虫垂炎・頭痛・かゆみ・しもやけ・うつ病・気力減退・拒食症・肥満・高血圧・下痢・骨粗鬆症・カタル性扁桃炎・ネフローゼ 東洋医学では、氣が有形となったものが血とされています。 アーユルヴェーダでは、氣は波動でもあります。 氣が流れれば血が流れます。 血の滞りを除けば、氣の巡りも良くなります。 氣血は一体であり、その本質は波動です。 刺絡して指先からわずか1滴の血を流すことで、その経絡と結ばれているすべての経穴経絡の氣が一気に動き始めます。 氣の流れは波動となって全身にくまなく拡がり、滞っていた邪気を吹き飛ばしてくれます。 台風一過。あとには調和のとれた氣・波動が宇宙の波動と同じ周波数で心身を美しく流れています。 これが真の健康 アーユルヴェーダのオージャスに満ちた状態です。 脳と脳深部、脳幹、脊髄も波動で繋がり、相互機能しています。 認知症も不眠症もパーキンソン病も、さまざまな精神疾患や多動症、自閉症も脳の冷えが大きく関与しています。 脳の冷えは、まるで電波障害のように脳内の波動による連結を阻害して、脳機能障害を起こします。 刺絡をすると、脳の氣血が流れて、脳の冷えも解消します。 脳の冷えが消えると、脳の自然治癒力が回復して、脳に溜まった老廃物・化学物質や農薬などを排泄できます。 脳の老化が止まり、脳本来のバランスを取り戻すと、脳の万病も治っていきます。 氣血免疫療法は素晴らしい治療法です。これからも、おおくの方々にお薦めしていきます。

2016年11月27日日曜日

ごきげんさん 2016.11.27.

人生には「強化」と「進化」があります。 精神世界がお好きな方々はアセンション(次元上昇)を望まれていますが、これは進化したい!という願望です。 ポケモンGOをされたことのある方は、強化と進化の違いがよくおわかりでしょう。 強化は、持っている能力や知識をコツコツと強める・増やすことです。 進化は、まったく別次元の強さ・知識・能力・形態を一気に手に入れることです。 人生で言えば、「強化」は同じ仕事、同じ生活を続けながら、コツコツと勉強したり、実地経験を積んだりしながら、能力・知識を増やしていきます。 お金も人脈も健康も、勉強&努力した分だけ増えていく、人生の安定期です。 「進化」は突然、仕事や生活が大きく(想定外に)変化することで起こります。 運命や天命、神さまの存在を強く感じさせてくれます。 ポケモンGOでも「進化」するためには、苦労して貯めてきたアメを吐き出さなければなりませんが、人生の「進化」も同じです。 それまでのお金・人脈・健康力を注ぎ込むことで、次のステップへと「進化」できます。 大きく進化するほど、前の生活とはかけ離れてしまいます。 命以外のすべてを失いかねない程の大転換期の中で「進化」が繰り広げられます。 死にもの狂いでの勉強&実地体験の日々が襲いかかってきます。 安らかな子宮の中から、死にそうになりながら窮屈な産道を通り抜けて、この世に生まれ出てくる・・・あの時以来の「生きるか死ぬか」の瀬戸際の日々が「進化」させてくれます。 受精卵から赤ちゃんになって、この世に生まれてくる・・・私たちはすでに、ものすごい進化を1度経験してきました。 原虫から人間までの進化の年数を十月十日に換算すると、子宮の中の一日は10万年分に当たるそうです。 人間の第二の進化は、原虫〜人間への進化に匹敵する大進化なのです。 この第二の進化は、誰もが進化するチャンスを持って生まれてきますが、ほとんどの人がその進化へのスイッチをオンにすることなく、人生を終えてしまいます。 進化するためには、長い年月の間、強化し続けれてこなければいけません。これにほとんどの人が耐えられず、人生を降りてしまわれます。 人生の第二の進化・・・その典型的なものは癌や難病、生活習慣病などの病気です。 昨日までの生活をちゃぶ台返しして、対極の生活に変えれば、病気は治り始めます。 病気がスイッチとなって、第二の進化した人生が始まります。 末期癌が消えた患者さんたちは「癌に感謝しています」とおっしゃいます。 見事に進化された証です。 ここ数年、どんどん自然療法へシフトする患者さんが増えていることは喜ばしいことです。 進化仲間が増えてきました。 ご縁が繋がって奥山医院を初診される方々は、皆さん、この進化スイッチをオンにしようとされている方だと思っています。 初診だけでせっかくの進化スイッチを封印されてしまう方が多いのが、とても残念ですが仕方ありません。 例えば刺絡療法には、実は食物や呼吸から取り込んでしまった放射線物質を交感神経ー副交感神経系を賦活して排泄作用を増強する作用が秘められています。 脳氣功で診ても、大脳と脳幹に化学物質や農薬、放射線物質がベットリと染み込んでいる方がとても多いのです。 内部被曝・農薬・化学物質を排泄除去しないと・・・ますます難病が増えて、大変なことになりそうです。 勝ち負け・優劣・貧富・・・「強化」の時代でした。 これからは「進化」の時代です。「進化」した人だけが生き残れます。 「進化」の準備でまず大切なことは、浄化です。 冷え・悪血・水毒を浄化しましょう。それは、内部被曝・農薬・化学物質の浄化にも繋がります。 内部被曝・農薬・化学物質の汚染は、「進化」していない人たちには、自らが難病で重症になるまでは自覚できません。 刺絡療法をして漢方を服用しても、最初のうちは効果はほとんど自覚できないでしょう。 「継続は力なり」 治療を続けると健康力がアップします。 強化の時代から、進化の時代へ。 心斎橋は、強化の世界と進化の世界をつなぐ橋なのですね。

2016年11月26日土曜日

ごきげんさん 2016.11.26.

インフルエンザの予防注射は必要ですか? とのお尋ねが増えました。 西洋医学的には必要です。 東洋医学的には不要です。 自然医学的にも不要です。 インフルエンザが猛威を振るった年の経験では、予防注射を受けていた人はインフルエンザにかかっても軽症でした・・・38度前後の熱、喉の痛み、鼻水、咳、頭痛、関節痛が、予防注射を受けていなかった人よりも軽かったということで、まったくインフルエンザにかからない!わけではありません。 結局、予防注射をしていた人も、していなかった人も、インフルエンザにかかれば「タミフルなどの特効薬」と麻黄湯などの漢方を服用していただきました。 私自身は予防注射をしています。毎年、最初のインフルエンザ患者さんを診察したときにインフルエンザをもらいます。 「来たぞ!」と身体の免疫反応が教えてくれるので、一晩、しっかりと汗をかいてデトックスして治してしまいます。 仕事が忙しくて休めない方は、インフルエンザ予防注射をしても良いでしょう。 接客業の方も、しておいた方が良いでしょう(会社・お店から半強制される方もおられます) 受験生もしておいた方が無難でしょう。 インフルエンザにかかっても、4〜5日しっかりと休養できる方は要りません。 麻黄湯などの漢方をしっかりと飲んで、小食にして、汗をたっぷりかきながら寝ていれば数日で治ります。 インフルエンザ予防注射の問題点は・・・ 流行すると予想された3種類のウイルスがはずれれば、効きません。 はずれなくてもウイルスの変異が早ければ、効きません(1月のインフルエンザは治りやすいが、4月以降のは治りにくい=薬剤耐性?) ワクチン溶剤の安全性(毒性)の問題もあります。 ちなみに、インフルエンザの検査の信頼性は100%ではありません・・・反応マイナスでも脈診と症状からインフルエンザであることがわかる場合も多いです。 マニュアル一辺倒のドクターたちは、検査がマイナスだとインフルエンザの診断&治療をしないようです。 なぜ目の前の人間を診ないのでしょうね? 自然療法医としては、インフルエンザ予防注射は、とてもお薦めはできません。 普段から免疫力&自然治癒力を高めておけば、かからないし、かかっても「軽い風邪」ですんでしまいます。 ということは・・・インフルエンザに毎年かかる人は、免疫力も自然治癒力も低いかもしれません。 そういう人は・・・癌や脳卒中、認知症、老化病にかかりやすいとも言えます。 当院お薦めのインフルエンザの自然療法は・・・ 診察治療:手十井穴刺絡・経穴鍼・麻黄湯処方(葛根湯麻黄湯半両、桂枝葛根湯、桂枝麻黄湯、桂枝湯などのこともあり) 1日目:麻黄湯を飲む。ハチミツ生姜湯や黒砂糖生姜湯で水分補給・ミネラルを補充する。毛布・布団をかぶって汗をたっぷりかきながら寝る(夜中に数回、着替える) 2日目:かなりスッキリしているはずです。もう大丈夫そうなら漢方薬もやめて、小食・生姜湯で休養します。頭痛・関節痛が残っていれば、汗かきデトックスを続けます(汗からインフルエンザの毒素が排泄されます) 3〜5日目:もうすっかり元気になってますが、世の中との折り合いをつけるため(5日間は休業すべし!との上意)、自宅でゆっくりと静養します。 新型インフルエンザが出た時も、鳥インフルエンザの人感染変異型が出た時も・・・西洋医学では毎回、大騒ぎしていますが、東洋医学と自然療法はまったく意に介しませんでした。 なぜなら、目の前の患者さんを「診ている」からです。 そして、免疫力と自然治癒力を高める術をいくつも持っているからです。

2016年11月25日金曜日

ごきげんさん 2016.11.25.

アトピーの漢方鍼灸治療を続けておられる美容師の患者さんに、とても喜んでいただけました。 仕事柄、手〜肘、首、顔と頭皮にジクジクとカサカサが混在した酷いアトピー性皮膚炎でしたが、夏からの漢方薬と鍼灸治療、秋には刺絡療法を加えて毎週、通院治療されて、ほぼ完治!と言ってよいくらい綺麗な肌になりました。 これからは月1回のフォローの治療で大丈夫です。 体調も見違えるほど元気になられたそうです。 確かに毎回の四診でも、冷え・悪血・水毒が浄化されて、どんどん健康オーラが輝いていくのが分かりました。 アトピー仲間?を何人もご紹介いただいたのですが、そちらの方々は初診だけとか月1の漢方薬だけ・・・が多く、アトピーも治るには程遠い状況なのが心苦しい限りです。 性格が病を作り、病が性格を作る。 陰陽・氣血水の視点でも、交感神経ー副交感神経のバランスの視点でも、腸内細菌フローラの視点でも、性格と病は切っても切れない関係にあります。 アトピーを即効&簡単に治したいのなら、ステロイドや免疫抑制剤を使うのも良しです。 マーガリン、マヨネーズ、白砂糖、コンビニ食が大好きだけど、即効&簡単なダイエットを求め続ける人たちが大多数なのは世の常です。 ダイエット産業がますます隆盛している世の中ですから、コツコツと根治していく人が少ないのも仕方ありませんが、やはり悲しいですね。 アトピーも癌と同じく心身の悪いモノ:様々な毒素代謝物や老廃物、化学物質、放射線物質を排泄浄化しようとしている生体反応だと捉えると、やるべきことはアトピーや癌を叩くことではなく、自然治癒力・免疫力・生命エネルギーを高めて、排泄浄化生体反応を見守ってあげることが大切だと分かります。 アトピーも癌も難病も生活習慣病も精神疾患も・・・治し方がひとつに収束してきたのは、シンプル&万能&安価に則る天地自然・宇宙の法則に合致しています。それは・・・ ・小食療法、断食療法 ・刺絡療法(交感神経ー副交感神経のバランス回復:自宅では「爪もみ」)、漢方鍼灸療法 神さまは安泰だった門真の医院を焼いてまでして、そして、艱難苦渋を与えてここまで進化させていただき辿り着いたのが、この2つの療法:小食と刺絡でした。 これは西洋医学と資本主義の対極に位置する療法です。 当然、風当たりも潰しも強烈です。 だからしばらくは、こぢんまりとした割烹料理屋さんのように、治療の良さを心身で感じ取っていただけるお馴染みさんとご紹介さんに元氣&健康になっていただきましょう。 自然治癒力・免疫力・生命エネルギー(氣) どれも自然療法の王道です。 ようやく胸をはって、自然療法医と名乗れる自信がつきました。感謝&感謝です。

2016年11月24日木曜日

ごきげんさん 2016.11.24.

54年ぶりの霜月の東京の雪景色がネットを真っ白に染めています。 こういう年末に向けた冷え冷えとした日には脳卒中が多かったなぁ・・・ 高血圧、動脈硬化、ストレス、加齢に急な寒さが加わったせいだと言えば、誰もが納得していました。 もちろんこれらは間違いではありません。でも、浅はかだな、と今では思います。 東洋医学で診れば、冷え・悪血・水毒があらゆる病魔の元ですが、冬になると水毒は心身の奥深くに沈み込んで悪血と共に凍り始めます。 動かない、停滞、固い、重い、冷たい、黒い、陰の性質の邪気血悪が心身を巡り、冬の病気を作ります。 脳脊髄と腸管が冷えている人は、頭熱腹寒になっています。 こういう人は脳卒中になりやすい。 脳脊髄が冷えると、髄液の循環が滞ります。 腸管が冷える=腸内細菌たちも冷えます。免疫力も自然治癒力も低下します。 交感神経ー副交感神経のバランスが乱れて、アトピー、喘息、風邪(インフルエンザ)、うつ等の精神疾患が悪化します。 腸管造血も経絡造血も冷えてしまい、日々の体蘇生と生命エネルギー産生能も衰えてしまいます。 熊のように冬眠してしまうのが理想的なのかもしれませんが、人間はそうはいきません。 暖かい部屋で、温かい食事をたっぷりと摂る冬生活を送ります。これはこれで良いのです。だって寒いもの。 問題は、経穴経絡を滞らせたまま・腸内細菌と腸管を冷やしたまま、心身の外側だけいくら暖めても頭熱になってしまうことです。 漢方薬は腸内細菌と腸管の冷えを温めて治します。 鍼灸刺絡療法は経穴経絡を疎通させて、免疫力・自然治癒力・造血力・生命力を回復させます。 春夏の陽の季節は、冷えは心身の億に隠れて、水毒と悪血が心身の表層で暴れ回ります。 張りぼてのように脆い免疫力と生命力が元気&健康になったように錯覚させてくれます。 春夏の陽の水毒と悪血は治療の上では手強いです。 冬の陰の水毒と悪血は凍っているので、治療の狙い目を冷えに絞れます。 重症の方や高齢の方は腎虚からの生命エネルギーの低下が根本治療の妨げになりますが、 多くの方々はこの冬の陰の時期にこそ、根本治療を始めることをお薦めします。

2016年11月23日水曜日

ごきげんさん 2016.11.23.

「禁煙外来に通いましたが禁煙できません。漢方で禁煙できますか?」とのご相談がありました。 まず大切なのは、自ら禁煙する気持ちです。 家族や会社で怒られたから・・・被害者意識を持って禁煙に望んで禁煙できた方はおられません。 人はなぜタバコを吸い続けるのでしょうか? ・ストレスから ・頭がスッキリする、気分が落ち着く、元気になる ・口さみしい、長年のクセで ・ダイエットのため タバコは確かに肺に冷えと悪血をもたらします。 ただ、元々の身体と脳の冷えをやわらげるために肝を燃やし、その肝を冷やすためにタバコを吸う悪循環とも考えられます。 喫煙者さんたちを脳氣功で診ると、脳深部と脊髄の冷えと髄液の水毒化が目立ちます。 経絡を四診すると、ある経穴は冷えと悪血で滞り、ある経穴は過剰反応して・・・体中の経穴経絡がバラバラに陰陽アップダウンしてしまっています。タバコが万病の元凶になる理由です。 禁煙外来でダメだった方は、交感神経と副交感神経のアンバランスがとても強いのでしょう。 心身の冷えもかなり酷いものです。 処方する漢方薬は、その患者さんの証によって異なりますが、基本的には冷えを治していく処方になります。 最も有効なのは、十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡の刺絡療法です。 少なくとも週1回は必要です。 小食療法も効果的です。そもそも朝食・昼食をしっかり摂るから、脳も身体も消化吸収モードに入ってしまい、タバコが欲しくなるのです。 禁煙外来では成功しても禁煙できるだけですが、 漢方鍼灸外来で禁煙に成功すると、どんどん健康になるだけでなく、思いもかけなかった運気アップのご褒美もついてきます。 何事も長続きしない、飽きっぽい、ネガティブ思考・・・これらは副交感神経の過緊張によるもので、刺絡療法で整えていくことはできますが、悲しいかな、効果が出るまでに自分に負けてしまう患者さんも多いです。(アトピー、不登校、肥満、喘息なども同じです) 禁煙も漢方鍼灸で絶対に治る!と言い切ってあげたいのですが、こればかりは仕方ありません。 これが「自ら禁煙する気持ちの大切さ」であり、欧米でも日本でも、喫煙者には良い職種・仕事・友人やパートナー・運気が巡ってこない理由でもあります。

2016年11月22日火曜日

ごきげんさん 2016.11.22.

60・70代男性の会社社長・会長の最大の健康関心事は「立たないこと」 昨日の顧問税理士さんとの健康雑談はこの話題で盛り上がりました。 驚いたのは、皆さん、バイアグラを使っていることです。 「でも・・・効かない。。。」「立つけどフィニッシュできない」 社長室で、とても悩んだ顔で税理士さんと真剣にコソコソ話し合ってる姿を想像してみてください・・・男って可愛いですよね。 「いくつになってもコレなんだからぁ。いいかげん卒業したら?」 いえいえ、実はパートナーにとっても「立たない」ことは重大事なんですよ。 60・70代で「立つ」男は、要介護の対極にいます。 経験上、スタッフのお尻を触って怒られているスケベ爺さんはボケないし元気です。 そのスケベ爺さんが「最近、おとなしくなったね」と言われるようになると、数年以内に寝込んで要介護になってしまいます。 立つ男は、脳卒中や心筋梗塞で突然死はしますが、寝たきり要介護にはなりにくいのです。 「立つ」には、交感神経と副交感神経の良好なバランスが必要です。 「立つ」は、男としての自信と本能的な生きがいを高めます。 「立つ」は、他人への関心と思いやり、コミュニケーションしようとする気持ちを保ちます。 これらは免疫力と自然治癒力を高めてくれるので、癌の予防効果もあります。 立つ爺は元気。 立つ爺は笑う。 立つ爺はオシャレ。 立つ爺はモテる。 60・70代の「立つ」には、成長ホルモン療法がお薦めです。 税理士さんはこれまでとても疲労困憊が強かったのですが、それでも2週間目の朝に「立つ」をクリアーされて、以後、顔色も良くなり元気にお仕事をされています。 皆さん、早くて1週目、遅くても4週目の朝には「立つ」をクリアーされます。 成長ホルモン療法は、がんばってきた社長・会長のための若返りの天恵です。 若返って、もっと世のため人のために尽くしなさい!の天命です。 天命を生き、天恵を楽しむ。 「やりたいことがまだまだいっぱいあって、毎日が楽しすぎて、死んでられない」 これが男の最幸の老後です。

2016年11月21日月曜日

ごきげんさん 2016.11.21.

先月は小食療法からの繋がりで、ジャーナリストの船瀬俊介さんの本を読み漁りました。 その流れのまま、今月は小林健さんの本を読んでいます。 ニューヨークのマスターヒーラーで、五度の臨死体験があって、漢方医ー皮膚科医ー自然療法医で・・・懐かしい同志に出会えたようなワクワク感です。 彼の臨死体験は、光の前世療法で皆さんを過去生から光の世界へとガイドする道程で見えるイメージと同じです。 たくさんの臨死体験の本が出ていますが、どれも???ばかりだったので、やっと出会えた!感激です。 我欲とエゴが強いと、善き漢方鍼灸医にはなれません。 五感はもちろんのこと、それを超越した感性が鈍るからです。 健さんが亡くなった人たちと交信できるのも、天雷无妄の生き方が出来ているからでしょう。 今、健さんをしっかりと守りながら、天命へと盛り立てているのは、故 船井幸雄氏と甲田光雄先生です。 船井氏・甲田氏・森美智代氏と私はちょっと波動が違うと感じてはいますが、それは火星と金星くらいの差であって宇宙から見れば同じです。 現に今、どんどん合一:和が進んできていますから、こうやってご縁が繋がったのでしょう。 健さんの治療をまだ実際に見たことはありませんが、本を読んでいるとその治療法がはっきりとイメージできます。 なるほどなぁ、そうかぁ・・・とても勉強になりました。 小林健さんとのこれからの関係を易を通じて光さんに尋ねてみると・・・ 「雷地予の三爻」 良好運。明るく楽しい時。今まで不調であった人や下積みで努力してきた人は運気が明るく開けて発展する。地位や給料が上がったり、恋人を得たり、喜び楽しい事が多い時。ただし、調子に乗りすぎたり、遊びに溺れての失敗もしやすい時。 ただし三爻は・・・望んでいることは背伸びしている時。間違っている事が多い。それに早く気づいて改めないと後悔する事になる。 さてさて、ご縁があるのやら、ないのやら・・・天雷无妄で行きましょう。 今朝も医院に「睡眠薬は処方してもらえますか?」という暗〜い声のお電話がありました。 「統合医療だから出せますが、睡眠薬を減薬したり、漢方薬や鍼灸で不眠症の根本から治す治療をしています」と答えると、電話は切れました。 睡眠薬中毒の方ですね。 精神薬・睡眠薬中毒の方々を脳氣功すると、脳も脳深部も南極大陸のように厚い氷に覆われているのが見えます。 むろん身体もこころも凍えています。 でも大丈夫。 十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡の刺絡療法、漢方薬、ごきげん小食療法を始めれば、治ります。 本氣で治りたい方々を本氣で治していく。とても楽しみです。

2016年11月20日日曜日

ごきげんさん 2016.11.20.

「冬になると気分がふさいでしまいます。心療内科でうつ病のお薬をもらいましたが、飲みたくありません。漢方で治りますか?」との主訴でキャリアーウーマンさんが初診されました。 漢方四診では、冷え・悪血・水毒が心身のいたるところで悪さをしています。 脳氣功では、大脳はアクティブで熱いですが、脳深部はひどく冷えていました。 典型的な頭熱足寒です。 脊髄の冷えと髄液の流れの悪さは、思考の硬直化:「頭が固い人」「視野狭窄な人」になってしまいます。 腹診でも子宮と卵巣の冷えがひどく、これでは女性性も冷凍仮死状態です。 脈診では、小さい時から祖父母両親からも自らも長女気質を磨き上げられてこられて、今の社会的成功を得られたことがわかりました。 とてもがんばり屋さんです。でも、冷えは運気を下げます。 ということは・・・脈診は「男運の悪さ」を示していましたが・・・その通りでした。 刺絡療法をすると、手の十井穴刺絡では交感神経の過緊張と感情の滞りが強く反応しました。 百会の刺絡では強い悪血と水毒の所見が現れ、頭部の経絡のほぼすべてに氣血の滞りが見られました。 これでは鬱になって当たり前です。 刺絡療法の後、すぐに頭が軽くなり、目が明るくなり、気分も爽やかになられ、驚かれていました。 刺絡療法は即効性も持続性もあります。 冷えと悪血と水毒は万病の原因です。 漢方薬治療と刺絡・鍼灸治療は、この冷え・悪血・水毒を治します(西洋医学では無理です) 万病を治すだけでなく、成功運・仕事運・出会い運・美人力をアップしてくれます。 ダメ男しかいない世界の女性は、心身が冷えています。 特に、子宮と脳の冷えは、ダメ男だけしか見えないし、引き寄せません。 刺絡をしながら、そのようなお話をすると、とても納得してくださいました。 これもスピリチュアルケアです。 「実は私、自己啓発塾オタクなんですよ。これまでいろいろな塾に通って、その時は「なるほど!」と納得して高揚感に浸れるのですが、いつも結果がついてきませんでした。今日、診ていただいて、その理由がわかったような気がします。これからしっかりと冷えを治して、幸せになります!」 引きよせの法則をいくら勉強しても、冷えた心身&運気ではプリンセスな幸せはつかめません。 幸せオーラ・健康オーラは、温かい心身と柔らかい脳に宿ります。 しっかりと冷えを治していきましょう!

2016年11月19日土曜日

ごきげんさん 2016.11.19.

2年前の11月19日に門真の奥山医院は類焼で全壊しました。 あれから2年。 想像を絶する人生の節目の濁流に翻弄されながら、今日まで生かされてきました。 門真で18年間培ってきたさまざまな医術の上に、 この1年間、ものすごい勉強と研鑽のチャンスを神さまは与え続けてくださいました。 門真の医院のままだったら・・・巡り会うこともなかった人たち。 まさか自分がやるとは思いもしなかった療法。 天恵としか言いあらわせられない医術。 知らなかった世界がいくつも見えてきた2年間を経て、今、自分がそんな未知なる世界の中に生きていることがとても不思議に思えます。 人生の大転換期3年目に持ち込むのは、 ・刺絡免疫療法 ・漢方鍼灸経絡療法(陰陽太極鍼) ・ごきげん小食療法 ・成長ホルモン療法 ・脳氣功 ・光の前世療法と易経 陰陽太極鍼と光の前世療法以外は、1年前にはまったく手の内になかった医術ばかりです。 それだけ進化できたということでしょうか。 この1年は特に経済的な困窮と人間関係の苦境が医術の研鑽をグイグイと押し進めてくれましたが、あまりの辛さに弱音を吐いたり、涙したこともあります。 そんな時にはいつも易経を通じて光さんが支えてくださいました。 小食療法と成長ホルモン療法を行ってきたこともメンタルをしっかりと支えてくれています。 奥山医院の生まれ変わりの日を迎えて、この先の天命を易を通じて光さんに尋ねてみると・・・ 「天雷无妄の初爻」 天の運行の如くに、自然の成り行きに任せて、正道を行きなさい とのことです。 (欲を出さず、小細工をせず、何事も自然のままで行けば吉を得る。自分の利益ではなく、他人のためにすることは、おおむねうまく運ぶ。) この1年で、正道とは何か? が見えてきました。天雷无妄の意もよくわかります。 天命を生きるとは、こういうことなのだ・・・天雷无妄の生き方をお目にかけてみせますね。

2016年11月18日金曜日

ごきげんさん 2016.11.18.

「EDを漢方で治せますか?」とのお問合せをいただきました。 中高年男性にとっては切実な悩みです。 EDは認知症や脳卒中、心筋梗塞、糖尿病や高血圧、ガンにも強く結びついてくるので、「歳のせい」で済ましてしまうのはNGです。 加齢による腎虚からも ストレスによる肝欝からも 過食による脾虚からも、EDになります。 薬局ののぼり旗で有名な八味地黄丸や牛車腎気丸は加齢腎虚には効きますが、それ以外のタイプのEDにはプラセボ効果だけでしょう。 当院では・・・EDも冷えが深く関係していますので、まず冷え症を治します。 漢方薬は、冷えの治療を主眼にすえて、おひとりお一人に最適な漢方薬を選びます。 中には八味地黄丸の証の方もおられるでしょう。 怪しげな漢方薬屋には、オットセイの○○、スッポンの○○などの動物性生薬(もちろん保険外!)がうやうやしく展示されています。 その一夜に命を賭ける覚悟(名誉?の腹上死)があるなら構いませんが、ダンディな大人にはお薦め出来ません。 体質改善の漢方治療は、やはり時間がかかります。半年、一年とがんばって治療していけば、EDだけでなく、さまざまな症状が良くなっていきますよ。 バイアグラ? ・・・結果的に加齢腎虚を早めますので、お薦めできません。 どのタイプのEDにも、鍼灸と刺絡は効果的です。 鍼灸刺絡は、漢方薬の効果を加速してくれます。 交感神経と副交感神経のバランスを整えていくと、EDだけでなく、加齢臭や性欲低下も改善します。 小食療法もEDの改善になります。 中高年になって一日三食も食べるからEDになってしまうのです。小食療法がEDに効くことは、多くのレポートが物語ってくれています。 成長ホルモン療法もEDにとても効果的です。 加齢とストレスタイプのEDには特に効きます。 成長ホルモン療法は、早くて1ヶ月目から効果を実感できます。 レクサスに乗るED爺さん・・・地下鉄の階段をスッスッと登るSexy爺さん どっちがお好き? EDはHできるかどうかよりも、もっと大切なもの:生きがいや天命に気づかせてくれます。 さぁ 本物のダンディーになりましょう!

2016年11月17日木曜日

ごきげんさん 2016.11.17.

超スーパームーンの影響を受けて、心身の調子が悪い方が多いです。 たかがお月さま・・・いえいえ、昔から狼男のお話があるように、満月のお月さまは心身に強く影響を及ぼします。 それに敏感な方と○○な方がおられます。 お日さまは陽で、お月さまは陰。 昼間は陽で、夜は陰。 スーパームーンはお月さまの大きさから陰が極まるとも言えますし、満月の明るさが強いので陰中の陽が極まるとも考えられます。 強い陰は水毒を悪化させるので・・・ 耳:めまい、耳鳴り、立ちくらみ 鼻:鼻水、鼻炎、花粉症 目:眼精疲労、ドライアイ 気管:喘息、痰、喉のイガイガ 皮膚:アトピー、じんましん、かゆみ 頭痛・肩こり・腰痛・生理痛などの水毒+悪血症状も強く出ます。 交感神経ー副交感神経のバランスにも悪影響を及ぼすので、自律神経失調症の様々な症状も悪化します。 先週末から何となく心身の調子の悪い方は、スーパームーンの影響かもしれませんよ。 対処方法は、 自律神経の不調を整える作用がある福田稔先生の「手足指の爪もみ・つむじ押し」が良いでしょう。 あまりにひどい症状の時は、やはり十井穴刺絡+百会の刺絡が必要となります。 冬の冷えに加えて水毒や悪血が元凶となっていれば、漢方薬で整えていきます。 満月が過ぎて、しばらく時がたてば、これらの症状も何となく消えていきますが、水毒や悪血、冷えは心身深くに残ったままです。 長い年月、これらの邪毒を溜め込んでおくと・・・癌や難病、不妊症、うつ病、認知症や老化病を招きます。 スーパームーンは、そんな未来の重病を予め未病の段階で知らせてくれているのかもしれません。 満月の周期とシンクロして、何となく心身の調子が悪くなるな、と気づいておられる方は、お近くの漢方医を主治医にされると良いですよ。

2016年11月16日水曜日

ごきげんさん 2016.11.16.

脳出血で意識障害が続いている患者さんのご家族が「家族に何かできることはありますか?」と三重県から受診されました。 近日中に急性期病院からリハビリ病院へ転医させられるそうです。 ご家族にできる最も効果的な療法は、手足の十井穴刺絡の代用「手足の爪もみ」です。 井穴刺絡をする爪の生え際の両外側ポイントを中心に、爪の外縁を絞るように揉みます。 福田稔先生の「爪もみ」は、1つの指を10秒揉むように指導されていますが、井穴刺絡の経験上、1指1分ほど揉んだ方が効果的だと思います。 やり始めたら必ず両手ともすべての指を揉みます。片手だけや途中で止めてしまうと、陰陽・交感神経ー副交感神経のバランスが崩れて、予想外の副作用が出てしまうことが懸念されます。 右手ー左手ー右足ー左足と続けて揉んでも構いません。 出来れば朝夕の2回、揉むのが良いでしょう。 爪もみで最も大事なことは、良くなると信じること & 良くなれと念じること です。 これは、身体を拭いてあげる、マッサージしてあげる、食事介助してあげる、下の世話をしてあげる・・・どの時にも共通して言える白魔術です。 福田先生お薦めの「つむじ押し」も効果的です。もちろん百会でも構いません。 髄液の水毒化を防ぎ、脳の悪血を排泄する働きが期待できるので、特に遷延性意識障害には有効です。 丹田が虚したり冷えたりしているでしょうから、温灸がムリなら、ホッカイロを当ててあげるのも良いです(低温火傷に注意) 後頭部:うなじのあたりが熱していたり湿疹が出ていたら、清熱のために生姜湿布を作ってきて面会の間、当ててあげると良いでしょう。 もうひとつ、とても大切なことは、腸内フローラの保護です。 一日3回の食事や鼻腔栄養は、腸内フローラを悪玉帝国にしてしまいます。 ただでさえ消化吸収力が低下しているところに一日3食を摂らせると、一日のほとんどが吸収モードになってしまい、排泄モードが働きません。 脳には悪血と水毒がどんどん溜まり、脳神経細胞も神経経路も老廃物の汚染で機能停止に陥ります。 現実的には、入院中に小食療法を行うのはムリです・・・少なくとも「どんどん食べて栄養をつけなければ治らない」呪縛からは守ってあげたいものです。 脳の冷えに関しては、ステロイドはもちろんのこと、鎮痛剤、特にシップはできるだけ控えましょう。 脳幹が凍えると、神経性の廃用性マヒの進行を早めてしまいますので、いくら良いリハビリを続けてもマヒは回復しにくくなってしまいます。 鎮痛剤シップを使いたいのなら、生姜湿布を作ってきてあげましょう。 ・・・それにしても・・・どれも脳外科専門医が言うことではありませんね。進化し過ぎたかな?

2016年11月15日火曜日

ごきげんさん 2016.11.15.

起立性調節障害の患者さんを初診しました。 起立性調節障害(OD)の症状は・・・ ・立ちくらみやめまい ・起立時の気分不良や失神 ・入浴時や嫌なことで気分不良 ・動悸や息切れ ・朝なかなか起きられず、午前中は調子が悪い ・顔色が青白い ・食欲不振 ・腹痛 ・倦怠感 ・頭痛 ・乗り物酔い 西洋医学の治療法をググってみると、 ・水分を多く飲め! ・運動療法 ・心理療法 ・薬物療法  が挙げられていますが、これといった有効な治療法がなくて困っているのが見え見えです。 東洋医学で診ると、どれも副交感神経の過緊張の症状です・・・そうです! 刺絡療法が最適です。 今日の患者さんも、副交感神経の過緊張による水毒と冷え、頭の悪血がはっきりと現れていました。 このまま10年も放置すると、糖尿病・不妊症・肥満症・甲状腺疾患・緑内障などに苦しむことになります。 当院の治療は、手の十井穴刺絡と百会の刺絡、水毒と冷えを治す漢方薬、ごきげん小食療法です。 手の刺絡所見は、やはり副交感神経の過緊張でした。 施術後、顔色が明るく輝いていることにお母さんが気づき、驚かれていました。 起立性調節障害は、こころの病ではありません。 交感神経と副交感神経のアンバランスに起因した自律神経病です。 特に副交感神経の過緊張がひどいので、東洋医学的には、身体にもこころにも水毒が強く現れます。 (水を飲め!は逆効果です) 十井穴刺絡は、この副交感神経の過緊張を治すのに最適な治療法です(これしかない!) 小学生の5% 中学生の10%がこの起立性調節障害だと報告されています。とても多いですね。 そんなに多くの子供たちに最適な治療を施されていないのは、とても残念です。 「起立性調節障害は刺絡療法で治ります」

2016年11月14日月曜日

ごきげんさん 2016.11.14.

三大癌治療を拒否されているステージ4の乳癌患者さんを初診させていただきました。 望診と脈診では、十分に免疫力も生命力もお持ちです。 顔診でも左右差なく、整っておられます。 乳癌では患側の胆経:日月(GB24)や肝経:期門(LR14)に反応が出ていることが多いです。 足の癌特異穴にも反応がありました。 脳氣功では、病側の大脳に水毒と悪血がありましたが、脳幹部ー脳深部は元気でした。 治療は、小食療法+刺絡療法+漢方治療です。 百会の刺絡で、脳の水毒と悪血の排泄スイッチを入れました。 四国からの受診でしたので、手と足の十井穴刺絡を行って、交感神経系の過緊張を認めました。 刺絡施術後に癌病巣を見せていただくと、自然自壊に至っている癌で、西洋医学では治療困難と判断されるでしょう。 東洋医学では、自壊は悪しきものの排泄浄化作用と見ます。良い反応です。 免疫力と自然治癒力がないと自然自壊には至らず、血液播種してしまいます。 癌が自壊して膿などと共に体外に排泄されるのは、自然治癒力であり、強い生命力のなせる技です。 三大癌療法を拒否されてきたからこそ温存できた免疫力&自然治癒力ですから、風林火山の如く使わなければいけません。 そのために今日、刺絡療法へと導かれて来られたのでしょう。 治療後、癌特異点にはっきりと効果が見て取れました。 免疫力+自然治癒力のスイッチが入ったのです。 これからの経過が楽しみです。 診察後に、この方の易を立てました。 風水渙 ・・・病気は快方へ向かう良好運の卦です。 玄米菜食の小食療法と爪もみをご自宅で続けていただければ、きっと良き結果が得られることでしょう。

2016年11月13日日曜日

ごきげんさん 2016.11.13.

アーユルヴェーダと漢方鍼灸は、とても相性の良い医療です。 アーユルヴェーダは、ヴァータ・ピッタ・カパの3つの体質をベースにします。 ヴァータは「氣」 ピッタは「血」 カパは「水」です。 アーユルヴェーダの脈診で診るヴァータ・ピッタ・カパを漢方鍼灸の氣・血・水に重ねてみると、アーユルヴェーダと漢方鍼灸が兄弟姉妹のように似ていることがよく分かります。 漢方鍼灸医療の中の氣功は、アーユルヴェーダの波動療法に繋がります。 漢方鍼灸の易学は、アーユルヴェーダの占星術です。 どちらにも薬草療法があります。 アーユルヴェーダのオイルマッサージは、漢方鍼灸医療の指圧と繋がります。 アーユルヴェーダの脈診からは、膨大な健康情報が得られます。 それは、漢方鍼灸の脈診の数百倍以上の情報量です。 脈の波動を読むようになると、数千、数万倍の情報量になります。 アーユルヴェーダの脈診をしながら患者さんの波動にうまくシンクロできると、病気の原因・意味・治し方がイメージとして浮かび上がってきます。それをそのまま患者さんに伝えます。 受け入れる人・受け入れない人・拒絶する人 それぞれです。 こういう病気の人にはこう言う というマニュアルやガイドラインはありません。 一種のイタコ状態かも? かっこよく「シャーマン」としましょう。 易学を学び始めてから、そんなシャーマニズムも医術としてアリかな、と思っています。 光の前世療法で、過去生に降りると「シャーマンだった」方々もかなりの数、おられます。 北米、南米、インカ、チベット、エジプト・・・いろいろなシャーマンの人生を見てきました。 神と繋がる、宇宙と繋がる、天地自然と繋がる、そして不思議な力で病気を治していました。 どのシャーマンも「孤高」で重い人生でした。 国立民族博物館のシャーマンの呪術道具に、体中に無数の釘を打ちつけられた人形がありますが、まさしくシャーマンの人生を現した人形だと言えます。 シャーマンも波動を使います。 波動はまず患者さんの「氣」を動かし、シンクロした氣が患者さんの血と水を動かし変化させます。 足りないものは天と地から補い、過剰なものは宇宙へと排泄するシンプルな治療法です。 氣血水が止まれば闇となり、スムーズに動けば光となります。 人は光の子。氣血水がスムーズに流れるように動いてくれれば、病気は治ります。 氣血水が美しく流れることを健康と言います。 易学でも運命学でも占星術でも、健康はすべての盛運の源です。 刺絡療法の最中、どんなことでもお尋ねくださいね。 刺絡の最中も、患者さんの波動とはしっかりシンクロしていますので、神託できることもよくあります。 (わからないときは、わからない、と言います) ひと言が病気を治すヒントや盛運のきっかけになるかもしれません。 患者さんの波動に触れて、患者さんの内なる声を聞いてあげる。 すると自然治癒力と免疫力のスイッチが入って、病が治る。 とてもシンプルな治療法ですが、自信を持ってお薦めできます。

2016年11月12日土曜日

ごきげんさん 2016.11.12.

上医は未だ病まざる病を医し、 中医は病まんと欲するの病を医し、 下医は既に病める病を医す。              (孫思遜:備急千金要方) 東洋医学では昔から「未病」を治す医師が上医とされてきました。 黄帝内経にも「聖人は既病を治すのではなく、未病を治す」と書かれています。 既に病める病を治すのは、検査+手術+お薬の西洋医学が得意とするところです。 病んだ部分だけを治すので、身体全体とこころを全人的に診ることはしません。 下民が大好きな医療です。 個人や個性に配慮することなく、胃痛=胃薬 なマニュアル治療を良しとします。 戦場で傷ついた兵士や肉体労働者階級を「修理」するには、とてもコストパフォーマンスが優れていました。 病まんと欲するの病を医す・・・癌検診、人間ドックや脳ドックのこと・・・ではありません。 心身一如の東洋医学で四診をとても大切にするのは、この「病まんと欲する病」を診るためです。 頭痛が主訴でも、腹診も背診も足の経穴診もします。 頭痛? まず頭のMRIを撮りましょう・・・は下医です。 あなたは癌です。手術+放射線治療+抗癌剤治療しかありません・・・も下医です。 漢方薬や鍼灸治療を受けると、主訴の頭痛はもちろんのこと、冷え症も便秘も不眠も治ってしまった・・・これが心身一如の「中医の医力」です。 中民は、漢方鍼灸治療だけでなく、さまざまな代替医療を利用しています。 上医の「未だ病まざる病を医す」とは何でしょうか? 黄帝内経の素問には、医学の他に、易学、天候学、星座学、気学、薬学、運命学も含まれています。 天地自然と万物の陰陽の移ろいを感じ取れる感性と、 宇宙と繋がり、神々と対話できる精神性が上医には求められます。 未だ病まざる病を医す:本来は病むはずだった病気もケガも何も起こらないわけですから、上民にしか「上医の医力」はわかりません。 天地陰陽の理は、上民から中民下民は見せますが、下民から中民、上民は見せません。 雲の上からは地上は見えますが、地上から雲の上は見えない道理です。 同様に中民から下民は見えますが、上民は見えません。 マナーや姿勢、教養と知性、愛と感謝を自ら磨き上げていけば、下民から中民へ、中民から上民へと誰もがステップアップできるのも天地陰陽の理のひとつです。 私も医師として「未だ病まざる病を医す」を極めていきたいと願っています。 腹診や脳氣功をしていると、邪気や悪血が払われていくことがあります。患者さんは、「何だか温かくなってきました」と感じてくださいます。 私が取り払っているのではなく、私の氣の波動が患者さんの自然治癒力&免疫力のスイッチとシンクロしただけです。 治しているのは、患者さんご自身の自然治癒力と免疫力です。 以前、「私が治す」で治療していた頃には、しばしば患者さんの病の邪気を被ってしまい、ヘロヘロに疲れてしまうことが度々ありました。 今は病の邪気を被ることはなくなりました。 少しは上医に近づけたかな、と思っています。 日々是研鑽。 天命に従って精進を重ねていきます。

2016年11月11日金曜日

ごきげんさん 2016.11.11.

「小食療法をしたいのですが、どうしても食べてしまいます」との声(嘆き)をよく聴きます。 意思が弱いからではありません。 白砂糖が麻薬と同じ作用機序で脳とこころを支配しているからです。 胃の中が空っぽだから空腹を感じるのではなく、 血糖センサーが低血糖アラームを脳内に響かせて、空腹=飢餓をイメージさせます。 白砂糖は、その血糖センサーを狂わせます。 「三食しっかり食べないと身体に悪い」という思い込みも、空腹感をもたらします。 遭難して何も食べられない日が続いた時、「三食 食べないと死ぬ」と思い込んでいる人は死にます。 「1週間、2週間も断食する人もいるのだから、大丈夫」と思える人は生き残ります。 生命維持のためのエネルギー源が解糖系からミトコンドリア系へとスムーズに移行するためには、この「大丈夫という思い込み」が不可欠です。 ごきげん小食療法は、朝:ニンジン2本+リンゴ1個の生ジュース  昼:同じ生ジュース  夕食:自由! が原則です(最初は昼:お蕎麦など の2食も可です) 私も3ヶ月までは、どうしても夕食までに小腹が空いて、ついつまみ食いをしてしまうこともありましたが、胃が小さくなってくる(正常の大きさに)ので、6ヶ月目には、もう一日1食だけで十分になりました。 そして、6ヶ月を過ぎたあたりから、白砂糖を使ったものは身体が嫌がっているのがわかるようになりました。(今は肉食もNO!です) 身体の声が聞こえてくる、という感じです。 この頃から、朝の生ジュースが「あぁ おいしい 幸せやぁ」になります。 野菜と果物・・・天と大地の恵みに感動&感謝できると共に、自然の美味しさが心身の隅々まで潤していく快感を毎朝、味わえるようになります。 この6ヶ月あたりが最も体重の減る時期:甲田カーブの底辺です。さすがに鏡を見ると、顔がゲッソリ痩せたように見えますが、大丈夫です。 9ヶ月に入る頃には、体重・体格も少し回復してきて、以前よりも見た目も元気に、自分でも健康になった実感が持てます。 身体の声は、腸内フローラの善玉菌たちの声です。 小食療法10ヶ月目に入った今では、玄米菜食&みそ汁が欠かせない「ごちそう」です。 無理している感はまったくありません。 炊きたて玄米と季節の具だくさん野菜のみそ汁が最幸の夕餉です。 小食療法を始めても、最初はどうしても食べてしまいます。それで良いのです。 3ヶ月、半年先に、何となく一日2食、できれば1食になっていれば大成功!です。 慌てる必要はありません。 脳から白砂糖を除染して、 こころから三食必須の洗脳を取り去り、 腸内フローラを善玉菌優位にするには、半年、一年はかかるものです。 気長に & 適当に =ごきげんさん です。 何度失敗しても大丈夫です。 小食療法は、赤ん坊が寝返りして、ハイハイして、立ち上がって、歩き出す・・・そんな自然の流れと同じベクトル上にあります。 何度転んでも、明日もチャレンジ、明後日もチャレンジ・・・一歩一歩進んでいく自然の流れが小食療法です。 小食療法を知ってしまったということが、そんな自然の流れの最初の一歩なのです。 さぁ、気を取り直して、明日の朝からまた レッツ・チャンレンジ!です。 お知らせ インフルエンザの予防注射を11月11日から始めます。 大人は1回接種で 3300円(税込み) ・小児(13才未満)は不可です。 ・予約は出来ません(ワクチン在庫限りの先着順です) ・大阪市の65才以上高齢者割引きも不可です(大阪市指定病医院へお問合せ下さい)

2016年11月10日木曜日

ごきげんさん 2016.11.10.

いろいろな診療科で治療を受けてきたけれど治らない難治性めまいの患者さんをご紹介いただきました。 西洋医学的には病因不明なので、効かない対症療法(服薬)をされています。 漢方四診で診ると、かなりひどい全身の冷えと悪血がありました。 眼の疲れ、肩こりと腰痛、顔の吹き出ものと肌荒れ、夜間の耳鳴り、便秘と生理痛などもあります。 脳氣功で診ると、深脳部は冷え冷えで氣血が凍えていました。いつ脳梗塞を起こしてもおかしくない状況です。 頭蓋仙骨療法でも、福田稔先生の氣血免疫療法でも、仙骨部の重要性がクローズアップされています。 この方も仙骨部の経穴を指圧してみると、強い反応がありました。 脳・脳深部と仙骨は脊髄を介して繋がり、同じ脳脊髄液が循環しています。 この脳脊髄液は、脳と脳幹、脊髄から排泄される老廃物や重金属・農薬などの神経毒の「洗い流し」を担っています。 水毒や悪血になると、この脳脊髄液の流れも滞ります。 冷えが水毒・悪血を悪化させ、更に冷えがひどくなる悪循環に陥って・・・脳梗塞、ギランバレー、多発性硬化症、認知症などを起こします。 めまいだけでなく、頭痛、肩こり、眼の疲れ、ニキビや吹き出もの、口内炎、顎関節症、慢性鼻炎、耳鳴り・・・さまざまな症状が「脳の冷え」に繋がっています。 頭痛薬や睡眠薬、精神安定剤も脳を冷やします。 脳が冷える=薬が効かないので、ますます増量する=さらに脳が冷える の悪循環で薬漬けになります。 統合医療では、漢方薬で下半身、特に腰を温めながら、刺絡療法(手足指の十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡)で陰陽・氣血のバランスを整えていきます。 めまいの患者さんは、百会やつむじから耳介部へと下る経絡が詰まっていることが多いので、経穴の詰まりを指圧で治すセルフケアも指導します。 ごきげん小食療法も、心身のみならず、脳神経系のデトックス効果が期待できます。 「なんちゃってグルテンフリー」(パン・うどん・パスタを我慢!)も2,3ヶ月はトライしてみましょう。 仙骨(腸仙関節)=尾骨のゾーンは頭の百会の太極にあたります。この仙骨ゾーンの悪血・水毒を指圧で疎通して、最後にお灸で補法すると、脳脊髄液の循環が回復していきます。 この患者さんはまだ治療を始めたばかりですが、これから先、めまいが消えて笑顔でいっぱいになることでしょう。とても楽しみです。

2016年11月9日水曜日

ごきげんさん 2016.11.9.

ごきげん小食療法を始めて8ヶ月、成長ホルモン療法は4ヶ月目に入って、 心身の元気さに自分でも驚いています。 精神的ストレスや不安・恐怖感への耐性が飛躍的に強化されているのを実感しています。 50代、60代になると、 仕事や夫婦・家族関係の先行き、病気や老いの不安、死への恐怖がリアルな心配事になってきますが、小食療法と成長ホルモン療法は、そんな精神的老化からも若返らせてくれます。 これは論文や文献に載っていない、実際に体験してみなければわからない精神的効果でした。 このようなごきげんな健康「ゾーン」に入ると、生きる悦びも、すべてのものへの感謝も、あまねく許しと愛も、日々の当たり前なものになります。 生老病死からのプチ解脱とも言えます。 健康がステップアップしたからでしょうか、 これまで気にならなかった同年代の友人・知人たちの「劣化」がとても目につくようになりました。 お元気にこれまで通りバリバリお仕事をされている方も、ご本人は自覚されていないでしょうが、その「劣化」はあまりあるもので驚くことがあります。 多くの方々にこの「ごきげん健康ゾーン」を楽しんでいただきたい、と願っています。 新しい医院を企画&開業しての1年を天命と共に歩んできて、ようやく奥山医院の形が見えてきました。 1年前には予想だにしなかった形ですので、正しく天が望まれている癒しの形だと思います。 万病の方には、十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡を中心とした「刺絡療法」で、交感神経ー副交感神経の過緊張を整えると同時に、心身の陰陽・氣血水のバランスをとりながら、すべての症状改善と減薬・廃薬に努めていきます。 とりあえずこの症状を何とかしたい!方には、即効性のある点滴療法を行いましょう。 心身のメンテナンス(未病の治療)をご希望の方、もっと健康になりたい方には、陰陽太極鍼、ごきげん小食療法、成長ホルモン療法などを組み合わせながら治療していきます。 今はまだ、幸せな健康の意味を理解できる方は限られていますが、時代も世の中も光あふれる世界へと進化し始めています。 このワクワクする進化の時代を楽しむために、こうやって皆さんと共に生きている・生かされているわけですから、病気などしていられませんよね。 さぁ ご一緒にワクワクごきげんさんな健康を楽しみましょう!

2016年11月8日火曜日

ごきげんさん 2016.11.8.

「不眠症でずっと睡眠薬を飲んでいます。薬をやめたいのですが・・・」とご相談をいただきました。 刺絡療法と小食療法で長年の眠剤とサヨウナラです! 夜は陰、昼は陽が主体なのが宇宙の法則です。 人間は小宇宙ですから、当然、この陰陽に則るのが自然体です。 昼は交感神経、夜は副交感神経が主に働いているのが健康体です。 不眠症の方は、この陰陽と交感神経ー副交感神経のバランスが様々な形で崩れています。 手足指の十井穴刺絡と百会の刺絡は、この陰陽・自律神経系のアンバランスを強力に整えてくれます。 不眠症の原因や経緯が何であれ、ともかく陰陽・自律神経系のバランスを整えてしまうことが初手として非常に重要です。 小食療法は腸内フローラの善玉菌を元気づけて増やしますが、時間がかかります。 少なくとも3ヶ月、だいたい半年を過ぎてから、精神的な改善効果を実感できます。 睡眠薬を多剤連用されている方は週1回、1種類の眠剤を服用されている方は2週間ごとの刺絡療法から始めましょう。 もちろん毎回、小食療法の指導もさせていただきます。 冷え・悪血・水毒が酷ければ、漢方薬の併用も考えましょう。 (ただ、せっかく減薬・廃薬する決心を持たれたのですから、漢方薬もできるだけ控えて治療します) 睡眠薬をいきなり廃薬してしまうわけではなく、これまで通り服薬しながら、飲まないでも眠ってしまう夜を増やしていきます。 あわてず焦らず、週に1日、睡眠薬を飲み忘れた夜が来るのを待ちましょう。 そんな夜が来るのでしょうか? 大丈夫です。必ず安眠してしまう夜が訪れます。 ご一緒にがんばって治しましょう!

2016年11月7日月曜日

ごきげんさん 2016.11.7.

ちょっとした「もの忘れ」が気になる中高年のみなさんからのお問合せが増えています。 いわゆる認知症の「もの忘れ」ではなく、 「それは歳のせいだよね」で済ましてしまう程度のプチもの忘れです。 もちろん日常生活には支障ありません。 普通のクリニックでは、抗認知症薬や脳梗塞予防薬を処方されるでしょう。 良心的なクリニックなら、ウォーキングやダイエットや脳活トレーニングの指導もあるでしょう。 それで良くなりますか? ・・・ 良くなればいいですね。 当院のお薦めは、 (1)ごきげん小食療法:1日1食へ、半年〜1年かけてもっていきます。 1日1食にすると、脳も身体もデトックス能力が高まります。 脳神経細胞の内外に溜まった悪血・水毒・邪気(食べ溜めた悪脂糖分・添加物・農薬・重金属など)をデトックスすると、脳神経の電気伝達回路が回復してきます。 しょっちゅうフリーズしてしまうパソコンのOSをリセットするイメージです。 (2)刺絡療法 交感神経と副交感神経のアンバランス、心身の陰陽のアンバランスを手足指の十井穴刺絡・百会の刺絡・経穴刺絡で整えていきます。 心身の冷えだけでなく、脳深部の冷えも刺絡療法で改善してきます。 免疫力と自然治癒力が高まると、ヘルペスや神経痛や関節痛、骨粗鬆症に悩むこともなくなります。 (3)成長ホルモン療法 20才若返ります。見た目はもちろんですが、脳も若返ります。 古くなったパソコンのCPUを新品に交換するイメージです。 私自身が試してみて、これが最も効果的です。 (4)脳活げんき点滴 即効性はありますが、持続性に難があります。 週1回のペースで点滴通院できる方なら、大いに効果が期待できます。 本物の認知症に陥ってしまう前なら、大丈夫、何とかなりますよ。

2016年11月6日日曜日

ごきげんさん 2016.11.6.

毎年恒例の年末「光の前世療法 光との対話」グループワークを今年も開催します。 今年一年はあなたにとってどんな意味があったのか? やるべきことをやったのか?  何かやり残したことはあったのか? 来年、やるべきことは何か?  まず何からどのように手をつけたら良いのか? 「来年、やるべきことがわかる過去生」は、見事に来年のあなたの運勢を見せてくれます。 こういうことが起こる ここに気をつけなければならない こんな病気や罠が待ち構えている こんな出会いがあって・・・ 来年を知ることで、未来をもっと良くなるように変えることができます。 アクシデントが起こっても「ほう、そう来たか!」と冷静に対処できます。 吉兆が訪れるのなら、今から吉兆を迎え入れる準備を始めることができます。 凶を吉へ、吉を大吉へとグレードアップしましょう。 光との対話では、毎年恒例の来年、 やるべきこと、金運、出会い運、恋愛運、成功運、健康運などを詳しく神託していきます。 個人的なことだけでなく、地震などの大災害のこと、世界経済のこと、戦争のこと、環境のこと・・・なども神託しましょう。 初めての方でも7割の方は、ちゃんと過去生も神託も受け取ってこられますので、初心者大歓迎です。 (ただし、過去生とは何か? などの初歩的解説の時間はありません。少なくともワイス博士の「前世療法」は読んでおいてくださいね) 日時:12月23日(祝日) 正午開場:午後1時開始(終了予定午後5時) 会場:心斎橋 奥山医院  定員:先着12名 会費:10000円(税込み:当日払いのみ) 予約方法: (1)医院での診察時に直接、お申込みください。 (2)お葉書に 「12月23日グループワーク参加希望」・お名前・ご住所・電話番号をお書きになってお申込みください。(複数名でも可) 宛先:〒542ー0085 大阪市中央区心斎橋筋1丁目1−5心斎橋永恒ビル5F 奥山医院 グループワーク係 医院への電話での申込み・お問合せは、申し訳ございませんがご遠慮願います。 Q&A Q:初めてですが過去生は見えますか? A:このお値段の会費にすると、光さんに選ばれた方しか参加されませんので、大丈夫です。仮に全く見えなくても、過去生を見る以上に大切な気づき:悟りを得ることが出来ます。 Q:都合が悪くなってキャンセルしても天罰は下りませんか? A:光さんはそのようなレベルの低いことはしません(が保証は致しかねます) Q:光さんに個人的な質問は出来ますか? A:(初心者には少し難しいですが)できます。 Q:来年の易占もしていただけませんか? A:グループワーク後、易を立てさせていただくことは可能です。ただし、大日如来:大宇宙への初穂料をお納めいただきます(金額はご自由です)。 Q:今回は日程の都合がつきません。次の予定はありますか? A:ありません。今回が最後かもしれません。 Q:グループワークの前に診療していただけませんか? A:鍼灸刺絡療法のみ可能です(朝8時・9時・10時開始) こちらはお電話でお申込みください。 Q:録音してもよいですか? A:グループワークの誘導のみ可です。ワーク終了後の皆さんのシェアーの部分はご遠慮願います。 Q:子供を連れていってもよいですか? A:15才以上なら参加できます。 Q:どんな方が参加されるのですか? A:皆さん、光さんに導かれて、この日のために集められてきた方々ばかりです。ここでの出会いは「運命の人」です。そして、間違いなく「光の世界の人」ですので、新しい出会いとご縁の広がりを楽しみにしてお越し下さい。

2016年11月5日土曜日

ごきげんさん 2016.11.5.

「不登校は治りますか? 心療内科のお薬なしで・・・」という切実なご相談を受けました。 ジャンクフードの白砂糖・高脂肪・香辛料添加物と過保護・共依存のどれもが脳深部に冷えと悪血と水毒をもたらします。 陰陽の法則で、大脳が悪熱で覆われると、暴力と攻撃タイプになります。 副交感神経の過緊張は、虚無感と過食と自室に閉じこもりタイプを作ります。 こころも冷え切っているので、相手の痛みなど伝わってきません。 脳も脳深部も冷え切ってしまうと、爬虫類脳や魚類脳になってしまいます。 精神科・心療内科の薬は、脳・脳深部を冷やしてしまうので、おすすめしません。 治すには、まず生活を一新しましょう。 ジャンクフードは一切禁止。ごきげん小食療法を行います。 最初の1ヶ月間を乗り切れれば、大丈夫。どんどん良くなっていきます。 早寝早起きも大切です。夜9時にご家族が「百会つむじ押し&手足爪もみ」と「生姜湿布」をしてあげれば、自然睡眠ができるようになります。 治療は、もちろん「刺絡療法」です。 交感神経と副交感神経のバランスを整え、氣血の滞りを疎通させて心身を一新します。 こちらも最初の1ヶ月が大切です。最初の1ヶ月さえ乗り切ってしまえば、本人に自信と希望が出てきます。 ですから、最初の1ヶ月間は、週に数回(毎日でも可)刺絡療法に通院されることをお薦めします。 蓮風先生は癌の患者さんに十井穴刺絡を朝夕、施術されていました。遠方の患者さんは近くに宿を取って通っておられました。 本気で治す。 家族も本気なら、医者も本気。その本気の「氣」が脳・脳深部の冷えを溶かすのです。 不登校は死にません。閉じこもり・ニートの人生は本人にも家族にも生き地獄です。 どんな病でも、治る力の8割は自然治癒力です。医者ができるのは2割のサポートだけです。 本気になれば、何だってできます。どんな試練、病も乗り越えられます。 新しい人生へ向けて歩み出すための1ヶ月間の「本氣」です。 不登校も、癌も、難病奇病も、精神病も・・・ご一緒に治していきましょう。

2016年11月4日金曜日

ごきげんさん 2016.11.4.

「脳深部の冷えは、どうしたら治るのか?」が今一番の課題です。 バッチ博士が道を行き交う人たちの性格を観察し続けてバッチレメディを創り上げたように、 通勤途中などに、いろいろな人たちの頭をコソッと覗いて観ていますが(内緒!) ほぼすべての脳深部が冷えています。 頭熱の陰陽太極で脳深部が冷えている人 腎虚・脾虚から全身が冷えている人 肝・心の悪熱(怒り・恨み・憎しみ・憐憫など)が脳深部を冒して冷えている人 脳が黒く固まってしまった(我欲・性格の果て)人 時には脳がひどく萎縮して無くなってしまった人も(爬虫類?) 一般的な冷えの治療法としては・・・ ・漢方薬 ・玄米菜食&生姜 もちろん小食療法で腸内フローラを温めましょう。 (肉食・乳製品・白砂糖・グルテン(小麦)を減らしましょう) ・手足十井穴刺絡・百会(つむじ)の刺絡・鍼灸で交感神経ー副交感神経のバランスを整えましょう。 ・鎮痛剤や生活習慣病薬を減薬していきましょう。 (西洋薬はどれも脳深部を冷やします・・・強力な冷凍剤ですし、薬の代謝産物が脳と脳深部に悪血邪気となって蓄積しています) ・早寝早起き。特に日の出の空気と朝日は脳ー脳深部にはたまらないご馳走です。 ・もちろん緑の中のウォーキングも大切です。 ・愛すること。愛し合えるのがベストですが、あまねく慈愛に生きるのも良いものです。 脳深部の冷えの治し方を易病占すると・・・火地晋の初爻でした。 暗く凍えた夜の大地に朝が来て、太陽が昇ってきた象です。 初爻ですから、治療を始めると大きな障害に行く手を阻まれます。焦らずゆっくりと・・・時間がかかるということです。 窓を開けないと朝日も射し込んできません。 刺絡療法は、その窓を開ける働きをします。 脳氣功で朝日のエネルギーを凍えた脳深部に届けてあげなさい、という卦と読みました。 忘れてはならないのは、お腹:腸内フローラの冷えも同時にとらないといけません。 お腹を温めるだけでなく、やはり小食療法と玄米菜食:発酵食品に切り替えると良いですね。 脳の冷えは、不幸・不運・不健康をもたらします。 しっかりと脳の冷えを治していきましょう。

2016年11月3日木曜日

ごきげんさん 2016.11.3.

文化の日、養老の船戸先生ご夫妻の「柿の葉茶のお茶会」を楽しんできました(ちょっとお手伝いも)。 お抹茶仕立てですが、まったく渋みもなく、とても飲みやすいお茶でした。 船戸クリニックの綺麗どころの着物姿がご馳走さんでした。 柿の葉は栄養満点。抗酸化成分もたっぷりです。 お茶うけの奄美大島の黒砂糖との相性もピッタリ! ナイスチョイスでした。 晩秋はお茶をいっそう美味しくしてくれますね。 崇史先生とは久しぶりにお会いしましたが、頭のつむじから耳に向かって、まるで斧でえぐられたかのような深い亀裂を一観しました。 お茶会の後、脳氣功をさせていただくと、つむじも百会も詰まって、水毒でブヨブヨになっていました。 そこから耳に向かう経絡も悪血と水毒が固まっていて、押すと「痛キモ!」 崇史先生にお尋ねすると、ずっと耳鳴りがあるとのことでした。 ほらね! この経絡の悪血と水毒が原因ですよ。 耳は特に「水」に敏感に反応します。 腎虚からの水毒はもちろんのこと 肝火上炎の火に煽られていることもありますし 食べ物・飲み物の毒が脾を冒して目・耳・脳に水毒をもたらすこともあります。 易経の火水未済「未済は男子の窮(きわまり)なり」のようなこともあります。 足腰も冷えるとのことで、苓姜朮甘湯の服用と足十井穴刺絡&百会(つむじ)の刺絡をお薦めすると共に、脳氣功で水毒と悪血を緩めさせていただきました。 脳の冷えの治し方には、「火地晋」の卦が出ます。 火地晋;大地の上に眩しい朝日が昇ってきた象です。 冷えた脳に眩しく温かい朝日が射し込むように・・・さぁ がんばって治しましょう!

2016年11月2日水曜日

ごきげんさん 2016.11.2.

美容師さんはお仕事柄、手がかぶれやすく、アトピー性皮膚炎に波及してしまっている方も多いです。 1ヶ月前に、ひどいアトピーの美容師さんが初診されました。 特にお顔から首、手〜肘のアトピーがひどくて、どす黒くなっています。 最近、下血もあるとか・・・潰瘍性大腸炎っぽい症状です。 東洋医学で四診すると、長年の水毒と冷えから生じた肝の瘀熱が心と肺に及んでいました。 潰瘍性大腸炎もアトピーと同じアレルギー疾患(副交感神経の過緊張タイプ)ですので当然・・・左脾募が強く反応していました。 治療は、左脾募と頭の百会への刺絡、顔と手のアトピーなら手の十井穴刺絡ですが、潰瘍性大腸炎の初期ですから、まずは足の十井穴刺絡を施術しました。 (刺絡所見から肝の痛みが強いことが分かったので、右後溪(SI3)への鍼を追加) 漢方薬は、十味敗毒湯と桂枝茯苓丸加薏苡仁を処方しました。また、アトピーの箇所には紫雲膏の塗布を指導しました。 (アトピー治療で有名などこかの皮膚科クリニックは、紫雲膏にステロイドを混ぜて処方しているとか・・・黄帝もビックリ!でしょう。世も末ですねぇ) 昨日、再診されましたが、お顔も手もすっかり綺麗になっていました。もちろん下血もありません。 お客さんやスタッフに、見違えるような肌艶になったと言われれているそうです。 正直、漢方薬だけの治療で、ここまの著効&即効をみたことはありません。 漢方薬+刺絡療法のすごさを実感しました。 「アトピー治療の秘訣」の易占をたててみると・・・ 澤火革 五爻「大人虎變 未占有孚」 意味:大人は、虎が毛が抜け変わって模様が鮮やかになるように、改革により古きを去って一新する。それは占わなくても間違いはない。 病気:改まる=快方へ向かう。 やはり今の「漢方薬+刺絡療法」で、古い毛が抜けかわって色鮮やかな新しい毛が生えそろってくるように、アトピーは見事に完治する、という卦でした。 さぁ アトピーをしっかりと治しましょう!

2016年11月1日火曜日

ごきげんさん 2016.11.1.

霜月に入って、「冷え」が表に出てきた患者さんが増えました。 風邪がなかなか治らない いくら寝ても疲れがとれない 脳と感情のマルチタスクがうまく働かなくなって仕事の能率が落ちた 東洋医学で診れば、どれも「冷え」の表症です。 西洋医学では・・・内科・心療内科・神経内科・脳外科・精神科へ・・・たっぷりと検査をされて薬漬けにされてしまいます。 くわばら&くわばら 「冷え」の下には、悪血や水毒が潜んでいます。 脳氣功で診ると、 感情や記憶を司る辺縁系が白く扁平になっている人 脳幹にびっしりと白霜がついたかのように冷えている人 脳が冬眠しかかっている人 みなさん、脳〜脳深部の血虚が目立ちます。 氣だけが高ぶっているので、夜間睡眠時にも交感神経の緊張優位のままです。 白血球の顆粒球が過剰反応した戦闘モードが解除できないままの睡眠ですから、免疫系が疲弊してしまいます。 これでは風邪も治りませんし、疲れもとれません。能率も下がります。 頭の百会やつむじの経穴が開いていると、余剰な氣は排泄されてバランスがとれますが、元々、水毒がある方は、百会やつむじも閉じてしまっていますので、高ぶった氣は頭パンパンで行き場のない氣濁となります。 氣濁の嵐は、熱と冷えを生み出します(陰陽太極)。 熱は心へと下って、イライラや怒り、攻撃的性格を強めます。 冷えは、脳〜脳深部を凍えさせます。霜付きフリーザーです。 治療法は、百会・つむじの刺絡と手(足)十井穴刺絡に漢方薬服用がベストです。 脳疾患、特に脳梗塞や認知症、パーキンソン病もこの冷えを原因とすることが多いので、刺絡療法がお薦めです。 ADHDや自閉症、閉じこもりの子供たちの脳深部も、アンバランスな熱と冷えが悪さをしていることが多いので、刺絡療法が有効です。