2016年11月11日金曜日

ごきげんさん 2016.11.11.

「小食療法をしたいのですが、どうしても食べてしまいます」との声(嘆き)をよく聴きます。 意思が弱いからではありません。 白砂糖が麻薬と同じ作用機序で脳とこころを支配しているからです。 胃の中が空っぽだから空腹を感じるのではなく、 血糖センサーが低血糖アラームを脳内に響かせて、空腹=飢餓をイメージさせます。 白砂糖は、その血糖センサーを狂わせます。 「三食しっかり食べないと身体に悪い」という思い込みも、空腹感をもたらします。 遭難して何も食べられない日が続いた時、「三食 食べないと死ぬ」と思い込んでいる人は死にます。 「1週間、2週間も断食する人もいるのだから、大丈夫」と思える人は生き残ります。 生命維持のためのエネルギー源が解糖系からミトコンドリア系へとスムーズに移行するためには、この「大丈夫という思い込み」が不可欠です。 ごきげん小食療法は、朝:ニンジン2本+リンゴ1個の生ジュース  昼:同じ生ジュース  夕食:自由! が原則です(最初は昼:お蕎麦など の2食も可です) 私も3ヶ月までは、どうしても夕食までに小腹が空いて、ついつまみ食いをしてしまうこともありましたが、胃が小さくなってくる(正常の大きさに)ので、6ヶ月目には、もう一日1食だけで十分になりました。 そして、6ヶ月を過ぎたあたりから、白砂糖を使ったものは身体が嫌がっているのがわかるようになりました。(今は肉食もNO!です) 身体の声が聞こえてくる、という感じです。 この頃から、朝の生ジュースが「あぁ おいしい 幸せやぁ」になります。 野菜と果物・・・天と大地の恵みに感動&感謝できると共に、自然の美味しさが心身の隅々まで潤していく快感を毎朝、味わえるようになります。 この6ヶ月あたりが最も体重の減る時期:甲田カーブの底辺です。さすがに鏡を見ると、顔がゲッソリ痩せたように見えますが、大丈夫です。 9ヶ月に入る頃には、体重・体格も少し回復してきて、以前よりも見た目も元気に、自分でも健康になった実感が持てます。 身体の声は、腸内フローラの善玉菌たちの声です。 小食療法10ヶ月目に入った今では、玄米菜食&みそ汁が欠かせない「ごちそう」です。 無理している感はまったくありません。 炊きたて玄米と季節の具だくさん野菜のみそ汁が最幸の夕餉です。 小食療法を始めても、最初はどうしても食べてしまいます。それで良いのです。 3ヶ月、半年先に、何となく一日2食、できれば1食になっていれば大成功!です。 慌てる必要はありません。 脳から白砂糖を除染して、 こころから三食必須の洗脳を取り去り、 腸内フローラを善玉菌優位にするには、半年、一年はかかるものです。 気長に & 適当に =ごきげんさん です。 何度失敗しても大丈夫です。 小食療法は、赤ん坊が寝返りして、ハイハイして、立ち上がって、歩き出す・・・そんな自然の流れと同じベクトル上にあります。 何度転んでも、明日もチャレンジ、明後日もチャレンジ・・・一歩一歩進んでいく自然の流れが小食療法です。 小食療法を知ってしまったということが、そんな自然の流れの最初の一歩なのです。 さぁ、気を取り直して、明日の朝からまた レッツ・チャンレンジ!です。 お知らせ インフルエンザの予防注射を11月11日から始めます。 大人は1回接種で 3300円(税込み) ・小児(13才未満)は不可です。 ・予約は出来ません(ワクチン在庫限りの先着順です) ・大阪市の65才以上高齢者割引きも不可です(大阪市指定病医院へお問合せ下さい)