2016年11月18日金曜日
ごきげんさん 2016.11.18.
「EDを漢方で治せますか?」とのお問合せをいただきました。
中高年男性にとっては切実な悩みです。
EDは認知症や脳卒中、心筋梗塞、糖尿病や高血圧、ガンにも強く結びついてくるので、「歳のせい」で済ましてしまうのはNGです。
加齢による腎虚からも
ストレスによる肝欝からも
過食による脾虚からも、EDになります。
薬局ののぼり旗で有名な八味地黄丸や牛車腎気丸は加齢腎虚には効きますが、それ以外のタイプのEDにはプラセボ効果だけでしょう。
当院では・・・EDも冷えが深く関係していますので、まず冷え症を治します。
漢方薬は、冷えの治療を主眼にすえて、おひとりお一人に最適な漢方薬を選びます。
中には八味地黄丸の証の方もおられるでしょう。
怪しげな漢方薬屋には、オットセイの○○、スッポンの○○などの動物性生薬(もちろん保険外!)がうやうやしく展示されています。
その一夜に命を賭ける覚悟(名誉?の腹上死)があるなら構いませんが、ダンディな大人にはお薦め出来ません。
体質改善の漢方治療は、やはり時間がかかります。半年、一年とがんばって治療していけば、EDだけでなく、さまざまな症状が良くなっていきますよ。
バイアグラ? ・・・結果的に加齢腎虚を早めますので、お薦めできません。
どのタイプのEDにも、鍼灸と刺絡は効果的です。
鍼灸刺絡は、漢方薬の効果を加速してくれます。
交感神経と副交感神経のバランスを整えていくと、EDだけでなく、加齢臭や性欲低下も改善します。
小食療法もEDの改善になります。
中高年になって一日三食も食べるからEDになってしまうのです。小食療法がEDに効くことは、多くのレポートが物語ってくれています。
成長ホルモン療法もEDにとても効果的です。
加齢とストレスタイプのEDには特に効きます。
成長ホルモン療法は、早くて1ヶ月目から効果を実感できます。
レクサスに乗るED爺さん・・・地下鉄の階段をスッスッと登るSexy爺さん どっちがお好き?
EDはHできるかどうかよりも、もっと大切なもの:生きがいや天命に気づかせてくれます。
さぁ 本物のダンディーになりましょう!