2016年11月8日火曜日
ごきげんさん 2016.11.8.
「不眠症でずっと睡眠薬を飲んでいます。薬をやめたいのですが・・・」とご相談をいただきました。
刺絡療法と小食療法で長年の眠剤とサヨウナラです!
夜は陰、昼は陽が主体なのが宇宙の法則です。
人間は小宇宙ですから、当然、この陰陽に則るのが自然体です。
昼は交感神経、夜は副交感神経が主に働いているのが健康体です。
不眠症の方は、この陰陽と交感神経ー副交感神経のバランスが様々な形で崩れています。
手足指の十井穴刺絡と百会の刺絡は、この陰陽・自律神経系のアンバランスを強力に整えてくれます。
不眠症の原因や経緯が何であれ、ともかく陰陽・自律神経系のバランスを整えてしまうことが初手として非常に重要です。
小食療法は腸内フローラの善玉菌を元気づけて増やしますが、時間がかかります。
少なくとも3ヶ月、だいたい半年を過ぎてから、精神的な改善効果を実感できます。
睡眠薬を多剤連用されている方は週1回、1種類の眠剤を服用されている方は2週間ごとの刺絡療法から始めましょう。
もちろん毎回、小食療法の指導もさせていただきます。
冷え・悪血・水毒が酷ければ、漢方薬の併用も考えましょう。
(ただ、せっかく減薬・廃薬する決心を持たれたのですから、漢方薬もできるだけ控えて治療します)
睡眠薬をいきなり廃薬してしまうわけではなく、これまで通り服薬しながら、飲まないでも眠ってしまう夜を増やしていきます。
あわてず焦らず、週に1日、睡眠薬を飲み忘れた夜が来るのを待ちましょう。
そんな夜が来るのでしょうか?
大丈夫です。必ず安眠してしまう夜が訪れます。
ご一緒にがんばって治しましょう!