2016年9月12日月曜日

ごきげんさん 2016.9.12.

「心の痛みは、痛みクリア点滴で治りますか?」とご質問いただきました。 仕事や対人関係・・さまざまな心の痛みがありますが、痛みクリア点滴ではお役に立てません。 でも、大丈夫ですよ。 そういう時こそ、肝救点滴+鍼灸漢方薬です。 怒りや憎しみ、恨みは肝を痛めます。 悲しみ、自己嫌悪、挫折感なども心ー肝ー脾ー腎へと闇が広がっていきます。 腎陰と腎陽のアンバランスがあまりに強くなると、消えてなくなってしまいたい感が花火のように暴発して自殺衝動へと駆り立ててしまいます。 経穴経絡がズタズタに寸断されて氣血が流れていない時は、落ち込んで寝込んでしまっていますが、下手に鍼灸漢方で経穴経絡を疎通させると、自殺する気力と行動力を与えてしまうこともあります。 心の痛みの鍼灸漢方治療は、ある程度の回復期まで週2〜3回の継続治療が必要な理由は、コロコロ変わる経穴経絡の反応をいち早く察知することが大切だからです。 向精神薬は核爆弾のようなものです。 心でどんな感情が暴れているかは関係なしに、ドカンとすべてを焼き払ってしまいます。 その跡にカウンセラーが種を蒔いて、ドクター好みの花畑にしてくれます。 本当の私はどこに行ったの? 精神科治療を受けている患者さまに時々、フッと蘇るのは「心の声」です。 鍼灸漢方治療はオーダーメイド治療です。 肺心肝脾腎、経穴経絡のどこにどんな邪気があるのか?を心の病でも診ていきます。 表層の邪気から一枚一枚、タマネギの皮をむくように治していきます。 時間と手間はかかりますが、患者さまが自分自身を見失うことはありません。 心の痛みがゆっくりと癒されていく安心感があります。 心の痛みに苦しむ時は、人生の節目に立っています。 精神薬でスルーしてしまうのも、ひとつの人生です。それはそれでOKです。 せっかくの人生の節目だから、ここでブレークスルーするぞ!という方は、人生も運気も大爆発します。 鍼灸漢方治療の時間と手間は、導火線を火花がジリジリと進んでいく、あの時間です。 大爆発したら、どんな自分になりたいのか、どんな生き方をしたいのか、をドキドキ&ワクワクしながら思い描ける、神さまのカウンセリングタイムが鍼灸漢方治療なのです。