2014年11月25日火曜日

おはようさん 2014.11.24.

奥山医院へご通院の患者さまへ 医療法人 愛香会 奥山医院 奥山輝実           H26年11月19日夕刻に当院近隣からの火災により、当院も類焼・消防放水により全壊状況となりました。このため11月20日より診療不能に陥っております。  医療法等に抵触するため、医院外での診療治療、および 処方せんの発行はできません。  今後長期間、診療はできませんし、今後の医院再建に関しては、非常に困難な状況にあり、患者さま各位には他院への転院をお薦めしております。  紹介状は随時、書かせていただいておりますので、ご希望の方はスタッフまでお申し出ください。  突然で申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。  最後に、18年間もの長きに渡って、医院を支えてくださいました患者さま各位に、こころから御礼申し上げますとともに、みなさまのご健康と長寿をこころからお祈り申し上げます。 光の前世療法の個人ワークは、すべてのご予約にキャンセルのご連絡をさせていただきました。こちらはできるだけ早急に再開できるようにしたいと思っています。 グループワークは、予定通りに開催させていただきます。 尚、医院の電話は火事で通じませんし、私の携帯は事後処理優先にしておりますので、しばらくはお電話でのお問い合わせに応じることはできません。 個人ワークを急いで受けたい方は、FBの友だち申請をしていただければ、どなたでもOKすることにしておりますので、FBつながりした上でお問い合わせいただければ幸いです。 また、これまでの個人ワークの全記録(カルテ&録音)は水濡れしていますが、こちらの手元に確保しております。今後は移転先が決まるまで倉庫で保管することになります。つきましては、個人ワークのレポートは当分の間、不可能となります。 舌癒着症の術前診察&術後フォローは、自由診療といえども医療行為に当たるため、お受けすることができません。術後の創癒着により舌癒着症症状が再発する赤ちゃんが急増するだろうことに胸が痛みますが、いかんともしがたい状況にてご容赦ください。 漢方薬を湯液で処方していた患者さまは、お近くの院外処方の内科で「人柄のよい先生」に頼めば、そのまま処方してくださると思います。ただし、証の変化に合わせての処方変更は漢方専門医じゃなければ難しいと思います。彩雲堂で湯液漢方を処方されていた患者さまは、彩雲堂の薬剤師さんにご相談いただければ、信頼できる漢方医を紹介していただけると思います。 心療内科の患者さまは、現在の処方で症状が安定していれば、そのままお近くの院外処方の内科医院でも処方してくれるかもしれません。 まだ症状の安定していない患者さまは、申し訳ございませんが、新たな心療内科へ転医していただくことになります。当院からご紹介できる心療内科・精神科は大日の京阪病院のみになります。 鍼灸治療の継続をご希望の患者さまは、師匠の藤本蓮風先生ならびに北辰会の先生方をご紹介することになります。ただ、保険治療はできませんし、刺絡治療もあまり積極的にはされていませんので、その点をお含み置きください。 在宅往診も新たな訪問医を探していただくことになります。この春の訪問診療費の大幅引き下げで、よろず診療の訪問医がなかなか見つからないのは承知しておりますが、よろしくお願いいたします。 外来リハビリをしてくれる医院がほとんどなくなってしまっていますので、当院へリハビリ通院されていた患者さまに新たな転院先をご紹介することができません。ヒアルロン酸の関節注射は整形外科へ、電気治療は整骨院へ、ということになります。 ・・・こうやって書き連ねていると、まるで「遺書」のようですが、よろず診療を続けてきて、みなさんのお役に立てていたんだなぁ、と思います。 でも、この10年、お国はこんなよろず診療に対して実質 年10%以上の減収を科してきたわけで医院経営も限界を超えていました。 また、都会の患者さんたちにどんどん専門医志向が強まり、「よろず診療」は見向 きもされなくなってきていました。 それでもね、こんな「よろず診療」をこころから喜んでくれる人たちがきっとどこかで待っていてくれると思います。 よろず診療が死んだわけではありません。 さなぎとなって脱皮して、いよいよ大空へ羽ばたいていく時が来た!と思っています。 きっと「よろず診療」の羽がキラキラとまぶしく輝いてくれると信じています。 この想いが明日、スタッフにも伝われば最幸なんだけど・・・むつかしいだろうなぁ・・・ それでも明日もがんばるのです! (*^^)v 前世物語 この症例は、逆に「父から憎まれている」という方のワークでした。「過去生での裏切りを現世に持ち越しています」と言うのは簡単ですが、それではこの患者さんの心を本当に癒すことは出来ません。 「前世の裏切りの罪を現世で償いなさい。償うためには・・・」という論法が巷には数多く見受けられます。しかし、このワークの光との対話から見てみると、例え多額のお布施をしたとしても、それだけで罪を償ったことにはならないようです。  この裏切りの罪を背負って生まれてきた方の人生の目的は、「嫌な人からも逃げないこと」でした。そして罪の償いとは、「彼を責めないことです。彼を憎んではいけません」と光は言いました。どんなに汗水垂らして働いて貯めたお金で世のために施しをしたとしても、心の中のどこかで相手を責めたり憎んだりしていては、「裏切りの学び」を卒業することは出来ないのです。裏切りを償うために善行を積むことが、自分の心の中にある「相手を責め返す、憎み返す」想いを覆い隠すための業になってしまってはいけないのです。  人間の心は弱いものですから、人から責められたり憎まれたりすれば、すぐに相手を責めたり憎んだりしてしまいます。そうしなければストレスが溜まって心のバランスが取れなくなるからです。これはとてもフィジカルな反応だと言えます。  人生の目的に「逃げないこと」を選んでしまうと、この心の防御反応を解除してしまわなければなりません。相手から責められたり憎まれたりしても、それから目をそらさずに受け止めて、そして相手にそれを・・・返してはならないのです。 「まるで左の頬を打たれたら・・・の世界だね。右の頬を向けるのは簡単だよ。でもその時、心の中に憎しみはないのだろうか・・・このハードルがとても高いんだよ。どんな気持ちでいたらいいのだろうね」 「やはり愛なのでしょうね。そう、例えば小さな子供から罵声を浴びせられたり悪戯されたりしても、本気で怒ったりしないでしょう? 赤ちゃんを抱いていて顔をパチパチ叩かれたって怒らないで喜んじゃいますものね。それに運動部で先生や先輩から鬼のような顔をしてしごかれた後なんかも別に怒ったりしてないわね・・・うん、すごい爽快感があるわ、そういう時って。つまり、相手からネガティブな何かをされて、こちらの心もネガティブに反応してしまうのには、ある範疇レンジがあるのよ。ちょっと待ってよ、私が言うからね」