2016年7月13日水曜日

ごきげんさん 2016.7.13.

「私はすぐに気持ちが凹んでしまいます。この弱い性格も肝救点滴で治りますか?」という切実なご質問をいただきました。 「治りますよ」 奇跡や魔法ではありませんから、まずは週1回の肝救点滴を1ヶ月続けてみましょう。 気持ちの凹みが軽くなったり、少なくなったりを感じ取れれば、そのまま半年をめどにがんばりましょう。 東洋医学的に見れば、さまざまな感情に痛みつけられる肝を、肝救点滴は浄化してくれます。 肝が浄化されても、再生した肝に善き気血が流れ込んでこなければ、すぐに元の邪気邪念で満たされた肝に戻ってしまいます。 ですから、肝救点滴で再生した肝の具合を腹診や脈診でしっかりと把握しながら、必要に応じて漢方や鍼灸で善き気血を補っていかなければなりません。 週1回 半年間の根拠はそこにあります。 心療内科(精神科)からのお薬はそのまま服用していただきますが、こころの状態が落ち着いてきて、自信が持てるようになってきたら、減薬していきます(点滴開始3ヶ月目以降)。 最終的には、向精神薬は完全にサヨウナラして、気持ちがユラユラしてきたら、鍼灸をする・肝救点滴をする・・でリカバリーできる日常を目指します。 こころにも気持ちにも陰陽の波があるのが自然です。バイオリズムです。 陰陽のバイオリズムが美しい正弦波になるのが最高の健康です。 東洋医学の「肝」は、大樹の枝葉に例えられます。 腎の根っこ、脾の幹から外へ上へと向かって拡がる枝葉です。 肝救点滴は、その自由奔放に拡がる枝葉を、美しく&バランスよく整えて剪定する庭師さんの働きをしています。 肝心要(肝腎要) どっちにしても肝が一番重要だということです。 さまざまなチャンスや運気も幸せも、肝が元気でなければつかみ取れません。 さぁ、その肝をしっかりとケアーしていきましょう。