2018年2月17日土曜日

ごきげんさん 2018.2.17.

4年前から喘息を発症して、現在は京大病院で治療中ですが進行が早く、COPD慢性閉塞性肺疾患に陥ってしまい、余命5年と宣告されている患者さんが友人に紹介されて初診されました。 同じ4年前から手のすべての爪の発育が止まってしまう奇病も発症して、現在は指先が痛くてたまらない日々を送っておられます。 大阪で一番の皮膚科の名医にも診てもらい、重症の乾癬や魚鱗癬などの治療薬チガソンを処方されましたが全く効きません。 難治性の副鼻腔炎も同じ頃から発症しています。 最近では、脳梗塞の危険があると内科の主治医に言われて、とても不安がっておられました。 この病気、もうおわかりですね。 さて、私がまず問診したことは何でしょうか? 京大病院も皮膚科の名医さんも???でしたが、自然医学では初級レベルですよね。 Q「喘息が出る前に引っ越ししませんでしたか?」 A「引っ越しはしてませんが、家(マンション)を前面リフォームしました」 それがすべての病の原因は、リフォームによる環境毒・家毒でした。 リフォームに用いた複合化学物質は、呼吸や皮膚から吸収蓄積されて体毒化します。 呼吸を通じて副鼻腔・気管支・肺に家毒が溜まります。 手指は、掃除などの際に壁のクロスに触れることが多く、複合化学物質に汚染されやすい箇所です。 アーユルヴェーダの脈診でも、身体中、特に呼吸器と皮膚と脳に湿濁な体毒がベットリと溜まっているのがわかりました。 華佗氣功診では、複合化学物質に親和性の高い脳と腸管・腸間膜に体毒が厚く溜まっていて、すでに血流障害を起こしているのが見えました。 治療法は簡単です。ともかく体毒のデトックスあるのみ!です。 1)1日1食の少食療法 COPDにステロイド療法が開始されていることもあり、糖尿病(HbA1C 6.5)と肥満になっているので、少食療法は必須です。 2)尿療法 飲尿と夜間の胸部への尿湿布をお薦めしました。 3)転居 幸いにして、すぐにでも転居できるそうです。 肺も皮膚も、腸とは陰陽五行を介して深い繋がりがあります。 腸内フローラをしっかりケアーしながら体毒・家毒をデトックスしていけば、呼吸器と皮膚に現れるであろう瞑眩反応も乗り切りやすくなります。 この患者さんは、もし今回、私と繋がらなければ、確かに5年以内に病死されていたことでしょう。 1)2)3)をしっかりと実践していただければ、数年で完治できます。 腎不全で透析寸前だった患者さんたちも尿断食をがんばっていただいて、腎不全から脱しつつあります。 こうやって難病奇病をひとつひとつ救い出していくのが私の天職です。 京大病院でも大阪一の皮膚科の名医でも治せなかった病を問診だけで治してしまう・・・バレンタインウィークの最終日に、神さまから「自信」をプレゼントされました。