2013年8月31日土曜日
おはようさん 2013.8.31.
朝、学校に近づくと嘔吐してしまうという学生さんを初診しました。
この方、あるスポーツが優秀で、来年の就職もそのスポーツ関連会社に内定しています。
去年の修学旅行以降、クラスメートたちからのイジメに悩んでいるのが心身症の原因でした。
エゴグラム上は、多彩な才能とエネルギーも持ち主で、周囲への気配りも身近な人たちへの深い愛情も優れ、自由奔放&闊達に行動できるけど、その反面、いい子ぶりたい依存が強い性格です。人生が順風満帆な時は良いけど、挫折にとても脆い性格です。
解決方法は簡単。いい子ぶるのをやめれば楽になります。
クラスで話し合いをしたところの結論は、この子がみんなに合わせれば良い!?
担任が入ってのクラス会の結論がこれだと・・・自殺は減らないよ、といささか幻滅しました。
スポーツでも美術や音楽でも調理でも何でも構いませんが、自分の人生、これからやりたいことを目指して頑張っている学生さんは少ないです。特に10代でプロになれるかも・・・なところまで頑張ってる学生さんは学年に何人いることでしょう・・・。
ほとんどの学生たちが自分の人生行路、やりたいこと、なりたい人のビジョンをはっきりと持っていないのではないでしょうか。
身体は大人、情報は大人以上、こころはガキんちょ、知性は受精卵のまま。
(最近の冷蔵庫入りおばかツイッターなんかも同じですよね)
そんな同級生たちからすれば、自分の人生をグングン切り開いて大人になっていくクラスメートは強烈な嫉妬の対象です。(今回は担任までもがガキんちょだったのが悲しいですが)
学校では友だちが作れないけど、スポーツクラブに行けば、仲の良い友だちがいっぱいいるので、人格障害ではありません。
ただ、これから社会人となって、プロとなって、日本のトップレベルになっていく過程では、今以上に過酷なイジメや嫉妬が襲いかかってくるでしょう。
スピリチュアルケアから言えば、今は人生の節目であり、いい子ぶるのをやめるチャンスなのです。
「今、日本で天野アキをやらせたら、あんたの右に出る女優はいません」なのよ。
そんな話をしながら、プロテスト前なので薬は出せないし、卒業日数的に問題なければ、ずっと休んだら・・・そして、ぜひ藤本蓮風先生のところへ通って鍼灸を受けなさい、とアドバイスしました。
体表観察・背候診・腹診・脈診・舌診・・で、ちょっと肝鬱気滞・肝火上炎・気の上気があって、これが胃痙攣&嘔吐を起こしているのだけど。
蓮風先生に「こころへの鍼」をしてもらいなさい、っていう意図でお薦めしたのです。
とても大切な人生の節目だからこそ、しっかりとした人に背中を推してもらいたいと思いました。
そう、進水式でシャンパンを投げつける役目ですね。
あれは美人と相場が決まっているけど、こういう人生の進水式には、善き氣の人に推してもらいたいですよね。
きっといつか大活躍してる姿を見ることができるでしょう。楽しみです。
今日も「前世療法ハンドブック」から少しご紹介しますね。
第三章 癒しのテクニック
探求のための前世療法
「***の原因がわかる過去生へ」
「***の意味がわかる過去生へ」
「**さんとの関係がわかる過去生へ」
といった探求のためのテーマが最も一般的です。
どれも人生哲学的な重いテーマです。
ネガティブな過去生が見える可能性の高いテーマばかりです。
みなさん、自分の人生を真剣に歩んでいるのだな、と感心しています。
人間に生まれた意味、生きるという意味は、自分の人生を自分の足で歩むことなのだ、と教えられます。
だからこそ、ワークでは私の全てを出し切ります。
あなたの魂と私の魂が、がっぷり四つに組み合うのです。
病気の原因や人間関係のテーマは、とてもネガティブな過去生のシーンを乗り越えなければならないこともあります。
そんな時には、プロのガイドが必要です。
あなたとガイドがスクラムを組んでネガティブなエネルギーを中央突破し、過去生と今生のネガティブなリンクを断ち切ってしまうのです。
傷だらけになったあなたを、ガイドは光の中へと連れ帰ります。
光の中で、あなたが癒されるのを待っています。
光の愛のエネルギーで満たされたあなたを今生に導くまで、ガイドはあなたのすぐそばに寄り添っています。
探求の前世療法は、あなたに多くの気づきの種を与えます。
あなたの魂が大きくステップアップしようとしているのです。
そんなあなたに寄り添っているガイドの魂も、あなたと一緒にステップアップしていきます。
あなたとガイドの魂が、深い絆で結ばれるテーマなのです。
一緒に人生を探求しましょう
治療のための前世療法
「***の治し方がわかる過去生へ」
「***を治すための過去生へ」
治療のための前世療法は、このようなテーマになります。
このテーマで見える過去生はネガティブもポジティブもありますが、あまりにネガティブで目を背けたくなるような過去生はありません。
探求のための前世療法よりも、より実践的な前世療法になります。
具体的でわかりやすい気づきが多くなります。
その分、あなた自身が病気をつかんで放さないでいることが一番の原因だ、ということをさらけ出されてしまいます。
病気の治し方がわかっても、あなたが実行に移さない限り、病気は治らないのです。
今生の病気は、今生のあなたにしか治せないのです。
治療のための最強の前世療法は「病気の原因がわかる過去生へ」「病気の治し方がわかる過去生へ」「病気の意味がわかる過去生へ」のトリオ療法です。
「原因」で、過去生と今生とのネガティブなエネルギー・リンクを切断します。
今生の病気を勢いづかせていた過去生のネガティブなエネルギーを、まず遮断するのです。
次に「治し方」で、今生の病気の治し方を得ます。
いつごろ治るか、必ず治るか、を聞き出します。
病気を克服できた未来の自分に会って、まず何から始めたらいいのか、どうやって実行していくのか、をアドバイスしてもらいます。
最後に「意味」で、病気から学ぶものを教わります。
この「病気の意味」は、あなたが病気を手放すためにとても役立ちます。
「長年、苦しんできた病気には、こんなに素晴らしい意味があったんだ」という気づきが、とても純粋な感謝の念に変わっていきます。
病気をつかんでいたあなたの手が緩み、病気は光の中へと消えていきます。
あなたは病気に向かって手を合わせながら、「ありがとう」と呟きます。
この一言があなたの病気に関わってきた人たちに伝わって、すべてがポジティブに流れ始めます。
病気を治すキーワードは「感謝」なのです。
病気を手放しましょう
能力開発のための前世療法
「最も***に秀でていた過去生へ」
「最高の***だった過去生へ」
「最高の***になれる過去生へ」
能力開発のための前世療法は、今生で持っている能力や才能に磨きをかけることができます。
ある能力に秀でていた過去生の人から、その能力を直接伝授してもらうこともあれば、エネルギーやアイテムや呪文のような形で伝授されることもあります。
このような能力伝授のヴィジョンは訳のわからないことが多いですが、その異様な雰囲気が顕在意識の猜疑心を押さえ込んでしまいます。
ワーク後もけっこうハイテンションが続くので、スランプ脱出の特効薬になることもあります。
壁にぶつかって覚醒剤に手を染めてしまうよりも安全で効果的な手法ですので、ミュージシャンや作家には特にお奨めしたい手法です。
さらに、その能力に秀でている過去生の人を、そのまま今生の自分の中に連れ帰ってしまうこともできます。
歴史上、その能力の最高のアドバイザーを手に入れることができるのです。
これは実践的なアドバイスをもらえるので、体育会系の能力開発に有効です。
2003年モトGPでは、ダイジロウ選手の事故死の後、同僚のジベルノー選手が堂々と優勝争いを繰り広げました。
ジベルノーは優勝する度に、天国のダイジロウに向かって指を突き上げて優勝の報告をします。
いつも見守られている、という自信が勇気となり、一気にトップグループに躍り出たのです。
これはどんなスポーツにでも応用できます。
「オレは歴史上、最高の***なんだ」と奮起した瞬間、馬鹿力が出せるのです。
能力開発の前世療法はイメージトレーニング的に見えますが、光の存在のアドバイスは心のモヤモヤを見事に吹き飛ばしてくれます。
光の存在の「大丈夫、順調だよ」の一言が、何より大切なのです。
最高のコーチに会いに行きましょう