2014年12月20日土曜日

おはようさん 2014.12.19.

今日は、午前中に医院火災の際とこの1ヶ月間いろいろ手助けしてくださったご近所さんに、スタッフみんなと最後のごあいさつに行ってきました。 類焼で医院全損は不幸な出来事だったかもしれないけれど、お互いに涙目でごあいさつしながら「あぁ この人はほんまにええ人やったんやなぁ」よく伝わってきて、そのご縁をこれからも大切にするだけで、不幸から最幸の花が咲くと思いました。 その後、いつもの銀行へ・・・顔なじみの受付ちゃんが「先生、こんな時間に珍しいですね」と声をかけてくれたので、「実は医院が火事で丸焼けしちゃって、みんなに最後のお給料と退職金を渡します」とお話しました。 「だったら全部新札でご用意しましょう」と気を使ってくれました。 うれしいですねぇ この世のどこかにはまだまだ感謝&感謝がちゃんと息づいているんだなぁ\(^O^)/ 家に帰って、コーヒーを飲みながらお金を間違えないようにそれぞれ 封筒に入れて・・・ほんとにほんとにこの1ヶ月の肩の荷が下りました。 今日は19日 そう、火事からちょうど1ヶ月です。 そして、もうすぐ冬至 新しいお日さまの誕生です。 うん、現実的にはお金の問題、許認可の問題などなど難題山積みですが、きっとうまくいくよっていう自信の上に立っています。 神さまたちも時々、お茶目ないたずらをしながら、しっかりと背中を押してくれています。 ブータンの人が「ここはブータンみたいだぁ」と感激してくれるような幸せハッピーなホスピスを創り上げていきますね。 「ここで人生の最後を迎えたい世界のトップ10ホスピス」の  てっぺん取ったるでぇ (;^^)ヘ.. 乞うご期待です(*⌒▽⌒*) さて、そのホスピス どうしても鰐淵寺の中に創りたいのです。 県自然公園の中だとかで許認可の問題がありますが・・・そっちは神さまにお任せして(ええんかい! そんなんで(;^^)ヘ..) 春は桜と新緑を愛でながら 梅雨は谷川の「瀬を早み 岩にせかるる」音を楽しみ 夏は蝉時雨に包まれながら木陰でうとうとして 秋は紅葉の錦をひとりじめ 冬は真っ白な雪景色にこころ写して 自分のお気に入りのところに今日も連れて行ってもらって うとうと&うとうと にやにや&うふふってしながら、今日も秘密の最幸な夢を見てたら・・・あらら、逝ってしまいましたわ もちろん、好きな人に膝枕してもらいながら 愛する家族みんなと手をつないで、ふぅぅと逝くのもいいよね 自分の心臓のモニター音なんて要らないわ! 死んだかどうかなんて、手を握っていれば・遠くから見守っているだけでも、ちゃんとわかるもん 逝ったら、ちゃんと合図してくれるよ、みんな。 月明かりがさしたり 虹が出たり 通り雨が走り抜けたり 蝉がなきやんだり 鳥たちが歌い出したり 地面を揺らすのは反則だよね お医者さんの仕事は痛みを感じなくしちゃうことだけ。 誤嚥するから・おしっこ出ないから・むくむから、あれもこれもダメダメダメは なし。 あれしなさい これしなさいも なし。 食べたければ、なんとかしましょうと考える。(手術や薬は使わないよ) おしっこ出ない・むくむのは鍼灸でなんとかしますよ。 酒池肉林もあり(そんなに元気なら死なんわな) ペット同伴もあり ダメなもの・・・犯罪と人の迷惑になることかな(夜の大音響とか妄想の押しつけとか) ともかく「ダメ」をなくしましょう。 「ダメ」をしたくなるのは甘えが元凶・・・だから他のところで甘えを昇華させちゃいましょうね。最後の最後まで人間はステップアップできるんだよ。 毎朝、浮浪の滝の水を汲んできて、それでお茶を点てましょうね。 ルルドの泉みたいな奇跡もしょっちゅう起こったりして・・・ もちろん住職さんのお勤めに参加するのもあり 予約要らずで、その時にその気になればどうぞ 宗教宗派など関係なし 住職さんのお経にコーランをコラボさせるのもステキかも 世界中からボランティアの若者たちが集まってくると楽しいね 鰐淵寺はすでにワールドワイドではかなり人気スポットだからね 人生最後のひとときを な~んもせんでもいいし、 な~んにでもチャレンジできるし、 なんやかんかと忙しくしててもいいし、 ともかく 逝くときは、うれしそうな顔に少しむふふってニヤッとして欲しいなぁ このようなお話を来週、住職さんとしてきますね。 前世物語  彼女は光の愛に身も心も包まれていました。愛が涙となって彼女の頬を伝わります。そしてその光の愛が私と先生をも包み込みました。私の愛の外壁がゴロゴロと崩れ落ちていくのがわかりました。亡くなった夫への愛、先生への愛、子供たちへの愛・・・すべてが崩れ落ちたその中に、今まで見ることの出来なかった美しい愛が輝いていました。それはすべてを包み込む愛です。お日さまのようにすべてのものにニコニコと降り注ぐ愛です。見返りのない愛。与えるだけの愛。すべてを許す愛。男女を越えたひとつの愛・・・。これまでワークを通じて学んできたことが今、ひとつになって私の内面でも輝き始めたように感じました。  私の波動が高まったのを感じた先生が優しく私を見つめて微笑んでいます。先生の目の中にいつもの宇宙が拡がっています。でも、もう先生の目に吸い込まれてしまうことはありません。私の目の中にも私の宇宙が拡がり始めています。私も先生を見つめました。先生の宇宙と私の宇宙がふたりの中で溶け合っていきます。そして宇宙に愛の和音が響き渡ります。愛の音に触れた星々がキラキラと輝いています。ティアラのような星々の波紋が無限の宇宙を拡がっていきます、時間を越えて、空間を越えて。先生と私の目はひとつになり、ふたつになりながら、美を見つめていました。そこにはただ、愛がありました。 「一皮むけたね。おめでとう、美子さん」 先生がそっと耳打ちしてくれました。私は嬉しくて涙で目が霞んでしまいました。フッと何かが右の唇に触れたような気がしました。 「私の守護天使さん?」  足の速い天使がどこかで笑っています。私は目を閉じたまま再び宇宙に浮いていました。先生は彼女と私を今、この時へと戻しました。 「では光の元を離れて、あなたの安全な場所に戻ります。しっかりと着地します。足を地についてください。ちゃんと戻りましたか?」 「はい」  彼女が小さな声で答えました。  私の全身が心地よい痺れに溺れていました。先生はどんどん催眠を覚ましていきました。彼女と私の意識が次第にはっきりとしてきました。 「3! はい、あなたはしっかりと目覚めます。とてもリフレッシュして清々しい気分で目覚めます。すべてをしっかりと覚えて、すべてをしっかりと持って帰ります」  彼女は完全に催眠から覚めました。でも私はしばらく腰に力が入りませんでした。先生が看護婦さんにお茶の用意をするように頼んでくれました。彼女はお茶を飲みながら先生にポツリポツリと話し始めました。 「やはり夫とは深い因縁があったんですね。今、しみじみと実感しています。前世の宿題をやっている んですね。許しかぁ・・・」  彼女は肩の力をひとつ抜きました。 「でも今の私はさっきまでの私とは違っています。光の中で新しく生まれ変わったような、心の中から自信が湧き出ているような、そんな感じです。もう大丈夫だよ、私自身が私に向かって胸を張って言っています。帰ったらまたいろいろあるでしょうが、笑って乗り越えていけそうな気がします。ありがとうございました」  先生は笑顔で大きく頷きました。