2014年12月14日日曜日

おはようさん 2014.12.13.

昨日のレセ再提出騒動は事務スタッフたちの奮闘努力の甲斐があって、無事に受付ていただけたそうです。よかった&よかった。 今日は火事後初めてバイクに乗りました。 ずっと医院からの荷物運びがあったので、クラッチが瀕死のワーゲン君をだましだまし乗り続けてきましたが、さすがにちょっとワーゲン君も休ませてあげようとバイクにしたわけです。 今年の冬は寒いですねぇぇ ぶるぶる スクーターのT MAX500の方に、とうとう原付ハンドウォーマーを付けてしまいました。 はい、効果ありますよ、手は凍えませんでした。 車と違ってバイクは全身運動になります。だからかな? 身体中が一斉に 運動したい! 歩きたい!と叫んできました。思えば火事以後3週間、ほとんど歩いていませんからねぇ。紅葉写真も撮れなかったぁ。。。 医院の片づけは終わったし、院長の事務仕事もはかどり始めたので、ボチボチ 冬の万博公園と民博をお散歩しようかな と思っています。 お歳暮にいただいた上等なコーヒー豆で今週から毎朝、コーヒーをいただいています(蓮風先生 ごめんなさい(;^^)ヘ..) 朝、医院から帰ってきてからのお楽しみ・・・南部鉄瓶でお湯を沸かして、ひとり静かにコーヒーを楽しんでいます。 フッと思いました。これって定年後生活じゃん? 違いは退職金も年金もないこと・・・あかん、働かなきゃぁ(^^ゞ でも今はそんなプチ定年後生活を楽しんでいます。(きっとひと月もすれば気が狂うかも?) 普段飲むお茶も出雲 一畑薬師さんの御霊茶を沸かして飲んでいます。その効能には・・・ 「お茶は万病の薬として古来から珍重されてきました。昔、インドの祇園精舎でお釈迦様が療病院をお開きになった時、その病院の守り本尊としてお薬師様をおまつりなされました。そしてお茶をお供えになり霊薬としてたくさんの病人を治療されました。 当山では、開基補然和尚の母堂の眼病がお薬師様にお供えしたお茶湯で平癒して以来、眼病に霊験あらたかなお薬師様と共にお茶湯は霊薬とされております」 一畑薬師さんには、誰でも無料でこのお茶湯をいただける水屋があります。それにならって医院でもこのお茶を沸かして、患者さんにふるまっていたこともありました。老眼や白内障で見えにくい患者さんが多かったけど、まぁ その効果についてあれこれ言うのは罰当たりですからね。 視力は戻らなくても、こころの眼、第三の眼がよく見えるようになれば、それで最幸ですから。 信じるものは救われる かな? きっとそうだと思います。 前世物語 「わかりません。・・・誰かを殺したのかなぁ・・・わかりません。いつも仏様に向かって懺悔しています」 「仏様に何を懺悔しているのですか?」 「ごめんなさい、許してください。多分、人を殺したんです・・・それをとても反省しています」  彼の声が詰まってしまいました。先生は場面転換をしました。  「お坊さんのあなたの人生で一番幸せな場面に移ってください。あなたはいくつになって、何をしていますか?」 「十二歳の子供です。名前はソウタと言います。たくさんの友達と遊んでいます。石で陣取りみたいなことをしています。とても楽しいです」 「その友達の中に、今のあなたが知っている人はいますか?」 「一人だけ気になる人がいます。幼なじみの子です。とても仲よくしています」  先生はさらに時間を進めました。 「その日の夕飯の場面に進んでください。家に帰りましたか? 帰ったら家の中には誰がいましたか?」 「おじいちゃんとおばあちゃんが待ってくれていました」 「おじいちゃんは、今のあなたが知っている人ですか?」 「お父さんです」 「おばあちゃんは?」 「おじいちゃんより優しいから好きです。今のお母さんかなぁ」 「他に誰か家の中にいますか?」 「ミチがいます」 「両親はどうしたのかなぁ? まだ帰ってきていないのかなぁ?」 「お父さんもお母さんも死んじゃいました。どうして死んだかはわかりませんが・・・。よく覚えていないんです。私に関わることで死んでしまったような気がしますが、よくわかりません。もういないんです。ミチとも両親の話はしなくなりました。その話になると必ずミチも泣き出します。私も心が消えてしまいそうなくらい悲しくなります。ただ悲しいのです」  彼は深く沈んだ声で答えました。先生は主題へと場面転換しました。 「ソウタさんの人生で、夫との関係が最もよくわかる場面に移ってください。ソウタさんはいくつになって、何をしていますか?」 「わかりません。何も見えません。やっぱり悪いことをしたんです」 「何をしたのか、思い出せますか? どんな感情が残っていますか?」 「悲しさだけがそこにあります。もう嫌です・・・」  彼は泣きだしました。先生は場面を変えました。 「ソウタさんの人生で、両親との一番良い思い出の場面に戻ってください。あなたはいくつになって、何をしていますか?」 「赤ん坊が見えます・・・」  彼は黙り込んでしまいました。 「お父さんは、今のあなたが知っている人ですか?」 「わかりません」 「お母さんはどうですか?」 「お姉ちゃんかなぁ」 「それから何が起こったのですか?」 「騎馬軍団が地響きを轟かせて村に近づいてきました。どこかで大きな戦があるのです。村のみんなは戸締まりした家の隅っこでお地蔵さんのように固まっていました。軍団は急いでいます。じっとしていれば何事もなく村を通り過ぎるはずでした。でも、四歳の私は鎧武者を見てみたかったのです。怖さがなかったのです。私は家の裏から抜け出て道端にしゃがみ込みました。母が私に気づきました。母が飛び出してきました。私を守ろうとした母は侍の馬車に轢かれて死んでしまいました。父も呆然としたまま出てきました。手に鎌が握られていました。父も私の目の前で切られて死にました。私は父の目の光が消えるのを見つめていました」 「その時、何か決心したことはありますか?」 「守る。母は赤ん坊を抱いていました。いや、ミチを抱いていたんです。ミチを守る。私はそう決心しました」  彼は泣き続けていました。先生は場面を変えました。