2014年8月1日金曜日
おはようさん 2014.7.31.
毎日、うだるような暑さが続きながら、7月も終わります。
脱水を起こしている患者さんが増えました。
手指のふるえ・ふらつき・頭重感・こむらがえり
低血圧や自律神経失調症の症状に似ていますが、状況的には「脱水」が考えられますので、まずは水分をしっかり摂りましょう。
それでも治らなかった、早めに近医で点滴をしてもらいましょうね。
喉が痛い・夜に咳が出る・熱っぽい などの症状が出る夏風邪も流行っています。
この夏風邪の原因の半分は、やはり「脱水」です。
汗をかいていなくても、皮膚から水蒸気となってかなりの水分が失われていますので、気がつかないうちに「脱水」に陥っている患者さんも多く見受けられます。
陰陽の関係で、夜と昼の身体(新陳代謝)は別物になりますから、眠っている間以外は、こまめに水分を摂るように心がけましょうね。
脱水と同じく、多くの患者さんに「陽気の上気」が見受けられます。
熱い氣が胸から肩、頭へと異常に昇ってしまっています。
イライラ・頭痛・肩こりや寝ちがい・耳鳴り・不眠・めまい・舌の違和感・喉の痛み・声がれや咳・・・・
まるで入道雲が胸から頭へ湧きあがっているかの様です。
もちろん、脱水とも深く関係しています。ニワトリと玉子の関係ですね。
この対処法は、冷やす効果のある夏野菜を食べる・早朝と夕方のお散歩・よく笑うこと・・・
でも、うなじや後頭部に手を当ててみて、熱いなぁ と感じれば、かなりの重症です。
その治療こそ・・・刺絡です!(というわけで、また今日も登場しちゃいました(;^^)ヘ..
かくいう私も、今朝、うなじが熱くて・・・今日は蓮風先生にプチ刺絡をしていただかなくちゃぁ と思い・・・夕方の漢祥院での施術で、いつものプチ刺絡もしていただきました。
ふぅぅ なんだかスッキリ(*⌒▽⌒*)
夏は交通事故や水の事故が増えます。
これらも陽気の上気によるイライラ・集中力や判断力の低下が原因かもしれません。
また、夏休みなのに全然、勉強する気にならない受験生なんかも、陽気にあたっているためかもしれませんね。
真夏で集中力&判断力&勉強力が低下している方々にも、ぜひ刺絡をお薦めしたいと思います。
高校球児にも刺絡がいいかもしれませんね。ドーピングではないし。
白球が止まって見えるかも・・・しれませんよ。
前世物語
先生が観音様の微笑みに変わりました。そしてゆっくりと指輪を受け取るとハンカチできれいに拭いてくれました。リングには私と夫のイニシャルが入っています。観音様はそれをじっと見つめていました。指輪がどんどん光輝いていきます・・・光のリングを観音様は私の指に戻してくれました。そして伸ばした指をそっと温かな掌てのひらで包み込んでくれました。私は観音様の愛に触れていました。
『私と彼がインディアンの時、火をはさんで向き合っている場面が見えました。この状態がいずれ来るのです。その時、焚き火が眩しい光となって空高く登って行きます』
先生は何事もなかったかのように続きを読み上げました。
「そうね、今はこうやって先生と向かい合っているもの。ここまで二人は別々の道を歩んできたけど、お互い、自分の道を精一杯歩んできたからこそ、またこうして再会できたのよね。本当に不思議な縁えにしだけど、でも私も感じるのよ、それがとても大きな流れに支えられていることを。先生がいつも言っている宇宙の意志とはこれなのだなぁ、てね」
先生は観音様の半開眼のまま私のリングを見つめています。私も半開眼になって左手のリングを見つめました。
リングのオーラが見えてきました。静けさが私の心に拡がります。
二人の間のリングが輝き始めました。それは炎のように明るく輝いています。炎がふたりを包み込みました。焚き火の煙に乗って、二人の魂が夜空へと舞い上がっていきます。医院の屋根が見えます。どんどん昇って行きます。大阪のきらびやかな街が見えます。先生が手を繋いでくれているのがわかります。明るい日本が見えました。アジアは夜ですが、夜でもやっぱり日本が一番明るかった・・・私は何だか嬉しくなりました。
私たちはスッーと巻雲のような層を通り越しました。すると、それまでのアジア地図が一変していました。とても小さな、でもとても明るく輝いている光の粒がアジア全土に散らばっています。日本とチベット、インドとヒマラヤ、古代メソポタミア地域に光の粒が集まっています。先生が心の声で話しかけてくれました。
「あの光の粒のひとつひとつが魂の光なんだよ。心を完全に開くことが出来た人はこうやって輝いて見えるんだ。大災害の時、死ぬ人と助かる人が紙一重のことがよくあるだろう。以前にね、光の中で尋ねてみたことがあるんだよ。
『大災害の一瞬の間に、助けるべき人と死ぬ定めの人をどうやって見分けるんですか? いくら神さまだからと言っても、たまにはミスすることもあるのではないですか? 助けるべき人を死なせたり、間違った人を助けてしまったり・・・なんてね』
光はそんなことを尋ねても怒らずに答えてくれたんだ。
『それは簡単なことです。私はただ光を拾い上げるだけですから。私から見れば助けるべき人たちは簡単にわかります』
そして私にこのヴィジョンを見せてくれたんだよ。どんな人を助けるのか、という基準は光次第で私たちには立ち入れない領域だし、『最後の審判』思想みたいになってしまうのは本意ではないのだけれど、ただ心が開いている人、愛に満ちている人はこうやって夜の地球に輝く光の粒としていつでも見守られているんだ、ということを美子さんに知っておいてもらいたかったんだ」
私はそれを聞きながら日本に目を向けました。大阪の辺りで先生の明るい光を見つけました。そして真新しい光の小粒が寄り添っているのを見つけました。
「そう、それが美子さんだよ」
私は優しく彼の魂に抱かれていました。
「後ろを見てごらん」