2014年8月25日月曜日

おはようさん 2014.8.24.

とうとう大阪まで記録的短期間大雨警報が出てしまいました。 今年の夏は雨ばかりですね。 それもあの2連発大型台風以来、局所的な超弩級大雨が各地を襲っています。 そんな悪天候のせいでしょうか? 今年は老若男女、みなさんの身体の芯が冷えています。 イライラや高血圧、不眠、自律神経失調症、アトピーなどの皮膚炎・・・で身体の表層は猛暑になっている人たちも、身体の芯は酷く冷え切っています。 ですから、熱中症や下痢の患者さんたちも、例年でしたら点滴すれば、すぐに回復できたのですが、今年は身体の芯の冷えが強いので、発熱や下痢といった身体の瀉法反応を補うだけの陽エネルギーが足りない人ばかりです。 熱中症は治ったけど・下痢は止まったけど、いつまでもしんどい人が多いのは、東洋医学的に診れば、身体の芯の冷えによるものなのです。 では、どうしたらいいの? まずは、冷たいものをあまりに飲み過ぎないことです。 身体の芯が冷え切っている人の体表観察をすると、たいがい陽明胃経、特に滑肉門・天枢・大巨に邪気があります。 つまり、臍周りが冷えているってことですね。 昔、子供の頃は、夏の夜といえば「腹巻き」でした。 冷房がなかった時代でも、やっぱり先人の知恵ですよね。身体の芯を冷やさないように!という気配りだったのです。 するとやっぱり夜の冷房はダメ? いえいえ、今年はもう手遅れですから、今までどおりに冷房を使ってくださいね。 夏の夜、冷房なしで過ごそうとするのなら、冬身体から夏身体に変わる3・4月頃から身体と自律神経を慣らしておかなくてはいけません。 いきなり冷房なし!にすると、自律神経がついてこれませんからね、ムリはやめましょう。 身体の芯の冷えをよくするには・・・漢方薬もよく効きます。 ただし、これもゆっくり効いてくるものばかりですから、今からでしたら、今年の冬を目指して飲み始める気持ちでいきましょう。 私にはどの漢方薬がいいの? それは個人個人で全く異なってきますから、やはりしっかり診てくれる漢方医か薬局で相談しましょう。(ちなみに薬剤師さんの中にも、ごく稀ではありますが、しっかり漢方を勉強されている方もおられます。うちの近所では、門真・守口・四条畷・旭区の中で、唯一一件だけ、そんな薬剤師さんがおられます・・・つまり、ごく稀!でしょう) もちろん、鍼灸も身体の芯の冷えには良く効きます。 ただ即効性は・・・漢方薬と同じかな・・・ だから、私は身体の芯の冷えには、漢方薬と鍼灸の併用をお薦めします。 特に、これから冬へと向かうので、今から冷え治療をやっておくと、今年の冬はいつもよりも楽に過ごせるでしょう。 身体の芯の冷えが治ってくると、こころが落ち着いてきます。 その人の持っている性格が暴走して悪い面しか出ていなかったのが、良い面が出てくるようになります。 やさしくなれる 気づかいできるようになる 人の話を聞けるようになれる よく眠れ、よく食べられるので、朝から元気になれる な~んだ、心身症も神経症も身体の芯の冷えが原因だったのですね。 ということで、秋の気配を感じたら、身体の冷えを治し始めましょうね。 前世物語 「最近はね、フィットネスに行ってダイエットしてるのよ。生まれて初めて本気でダイエットしようと思ったんだって。そう言えば、お母さんが先生と初めて出会った小学校の頃から、先生はかなりのオデブちゃんだったわ。彼の痩せてる姿なんか想像できないもの。それがね、この前なんか、生まれて初めて力こぶが出来た、なんて言って看護婦さんたちと大はしゃぎしてるのよ。みんなに力こぶ、触ってもらって喜んでるのだから。まだまだ子供のままなんだから」 「そう言いながら、お母さん、とっても嬉しそうな顔してるじゃん? で、お母さんも先生の力こぶ、触らせてもらったの?」 「もちろんよ、お母さんは先生の前ではそんなシャイじゃないんだから。それがね、本当に立派なのよ。モッコリしてカチカチでね、ドーピング剤をうまく使っているらしいけど、本物の力こぶだったわ」 「じゃあ、お母さん、楽しみだわね。筋肉モリモリに生まれ変わった先生に抱かれるなんて、うらやましいわ・・・私が盗っちゃおうかしら」  私はその時、フッとこの娘に彼を紹介してはいけないわ、と思いました。この不安は娘の若さへのジェラシーだけなのでしょうか? 「何、言ってるのよ。先生のダイエットは右脳と左脳のバランスを取るためのものなんだからね。先生にそんな下心なんか、ないわよ」  私はむくれた顔をしながら、先日の先生との初夜の話を聞かせてあげました。娘は途中から笑い転げています。 「お母さん、それっておかしすぎるわ。このまま笑い過ぎて東山から転がり落ちそうだわ」  本当に娘は笑い過ぎて、その日寝るまでシャックリが止まらなくなりました。 「おふたりさんとも本当に大人でございますわね。でもお母さん、何やってんのよ。そういう時はね、先生を押し倒しちゃうのよ。燃える時は燃えまくらなくちゃ、ホラ、何もかも忘れてね」  そして娘は私を押し倒して、私の上に馬乗りになりました。娘の顔が午後のお日さまに眩しく重なっています。お日さまの光に一瞬、目がくらんだような気がして・・・私は突然、エクスタシーに襲われました。娘に押さえ込まれている私の仙骨が、まるで地球から噴き上げてきた熱いマグマに満たされたように真っ赤に燃え上がっています。そのメラメラ燃えたぎるマグマが、龍が天に昇るように私の背骨を頭頂まで一気に駆け上がって行きます。私の意識はその赤い龍と一緒に私の肉体を離れて天高く昇って行きました・・・すぐに私の意識は宇宙に漂っているのがわかりました。