2016年3月8日火曜日

ごきげんさん 2016.3.8.

新医院では本格的に鍼灸治療を行っています。 藤本蓮風先生から「鍼灸には難病や癌病を治す力がある」ということを見せていただきました。 医師が自ら施術する鍼灸は、やはり「難病や癌病、認知症を治す」鍼でなければいけません。 蓮風先生の鍼を新医院の鍼灸パンフレットでは、このようにご紹介しています。 「日本鍼灸界で難病・癌病の治療に卓越した治療経験をお持ちの藤本蓮風先生に直接指導を受けております。  蓮風鍼法はその日、最も効く経穴に1本だけ鍼をする1本鍼です。また、古代鍼は古代中国墳墓から発掘された鍼で、経穴にかざすだけで「気」を動かすことができます。江戸時代に趨勢を極めた夢分流打鍼は、心身深部の邪気悪血を除去することで、難病・癌病を治療することができます。  蓮風鍼法は、丁寧な体表観察(舌診・腹診・背診)の上に成り立っています。局所の病気でも全身をくまなく診察させていただき、病気の根源から根治していきます。」 大きな力に導かれるままに、昨年秋、帯広の吉川正子先生に陰陽太極鍼を伝授していただきました。 「 帯広の東方鍼灸院 吉川正子先生から陰陽太極鍼を学びました。陰陽太極鍼は世界鍼灸学会で絶賛された経絡治療です。  陰陽太極鍼の特徴は「刺さない鍼」です。主に手足の12経絡を診ながら反応している経穴に鍼を置いていきます。吉川先生を初診された難病の方々がたちどころに軽快されていくのを何度も拝見させていただきました。  吉川先生から陰陽太極鍼を伝授していただき、蓮風先生の鍼と共に、どんな難病・癌病にも向き合えるようになりました。  陰陽太極鍼は経絡を疎通し、気血水の滞りを整え、生命力と免疫力を高めます。心身が本来持っている治ろうとする自然治癒力を力強くアシストしてくれる心身に優しい療法で、特に抗癌剤の副作用に苦しまれている方々にお薦めします。」 蓮風先生の前後左右上下の法則と吉川先生の陰陽太極鍼は、同じベクトルの治療法です。 どちらも、人間を小宇宙としてとらえる東洋医学の醍醐味とも言える治療法です。 その効果は即効性&とても効果的です。 蓮風先生の鍼の素晴らしところと陰陽太極鍼の良きところ、そして刺絡を使いこなしながら、自分の鍼を模索してきました。 刺絡について 「 刺絡は、漢方鍼灸のバイブル的古典「黄帝内経」に特に有効な治療法として数多く出てくる鍼治療です。  手足の指先には、すべての経絡と交感神経・副交感神経を支配する重要な井穴が集まっています。難病・癌病・認知症の方は、経絡閉塞と交感神経緊張・副交感神経不調和を来しています。手足の井穴刺絡は、経絡を疎通し、自律神経系を整え安定化することで、免疫力と自然治癒力を高めることができます。  難治性頭痛や肩こり、慢性腰痛や膝痛にも刺絡が著効します。刺絡することで静脈系にうっ滞していた悪血が浄化され、気血水の循環を回復すると共に、閉塞していた経絡を疎通することができます。  初めて刺絡を受けると、ペパーミントのような爽やかさと身体全体の軽さで感じます。最強の鍼である刺絡を自信を持って施術できる医師は極めて少数です。  特に癌病には刺絡がよく効くと言われています。」 刺絡と結びつけて下さったのも蓮風先生でした。感謝&感謝です。 夢分流打鍼やタオ指圧の「氣の身体」なども取り入れて、ようやく自分の鍼が見えてきました。 治療ターゲットは、難病・奇病・癌病・認知症です。 ネーミングをどうしようか・・・かなり迷いましたが「漢方経絡太極鍼」としました。 「あきらめない癌の漢方経絡太極療法 氣は生命エネルギーです。  西洋医学的に癌を取り去っても、経絡は滞ったままです。抗癌剤の副作用や癌の再発は、この経絡の滞りが大きく関与しています。  経絡を疎通することで、末期癌からさえも生還された数多くの報告があり、癌の治療に漢方経絡治療はなくてはならないものとなっております。  藤本蓮風先生の卓越した鍼法、吉川先生の陰陽太極論に基づき、アーユルヴェーダやタオの「氣の身体」の概念なども取り入れながら、心身にはとても優しいけれど邪気悪血を強力に除去する経絡疎通療法を確立しました。三大癌治療や代替医療との併用も可能です。 治療のめやす:週1回〜2回 」 高齢化や認知症が社会問題化されていますが、 日本では放射能による癌の急増がそろそろ隠しきれなくなってくるでしょう。 三大癌治療がほとんど無意味なこと(=幸せに生きるという点において)もバレバレになってきました。 癌の鍼治療は、癌を治すという点と幸せに生きるという点において、とても優れた療法だと思うからこそ(いろいろ罵詈雑言を浴びながらも)日々、研鑽を続けています。 弱点としては、氣を感じ取る「手」が天授の力であること・・・伝えたり教えたりしにくいことです。 ただ、この弱点もきっと100匹目の猿現象で、一気に善き「手」を持った医師・鍼灸師たちが生まれるだろうと楽観視しています。 (そうじゃないと、日本人は癌で消滅しちゃうもの) 陰が陽に転じた3月・・・そろそろ本格的に難病・癌病・認知症の漢方経絡太極鍼が始動しそうな嬉しい予感がしています。