2016年3月15日火曜日

ごきげんさん 2016.3.15.

板のようにカチカチな肩こり。 偏頭痛の特効薬も効かない偏頭痛(←本当は偏頭痛ではないことが多い。ちゃんと脳外科か神経内科を受診しましょうね) 原因不明の慢性腰痛。 これは刺絡吸角がよく効く3大疾患です。 刺絡とは、悪血邪気がひどく滞っている経絡経穴を 小さな針(当院では糖尿病検査に使う無痛針を使用してます)でチョンチョンチョンと刺して 陰圧にした吸角(吸玉)を当てます。 すると、最初は赤黒いドロドロの悪血が出てきますが、次第にサラサラで綺麗な血に変わります。 そこで終了。 初めて刺絡を受けると、ペパーミントの爽やかさが頭や口鼻に広がることが多いのは、 脳にある大河のような静脈を塞いでいた滞りが まるで雪解けのドナウ川のように、ゆっくりと流れ出した証です。 刺絡が出来るのは、医師と鍼灸師だけです。 吸角(吸玉)を使うエステは多いですが、刺絡は禁じ手です(医師法違反でお縄です) 昨年の日本刺絡学会で、慶応大学医学部解剖学の先生から 「人間の静脈叢は全く研究されていない未知の分野です。 静脈叢の複雑なネットワークが解明されるにつれて、 刺絡が効く科学的根拠が明らかにされてきました」 というお話がありました。 わかりやすく言えば、パスカルの法則です。 最も静脈が滞っている経穴からポタポタと静脈血を抜けば(実際、1ccも出ていません) 流体静力学で、頭蓋内の大きな静脈叢の流れを動かすことが出来るのです。 刺絡の効果は即効性で、東洋医学的診察下に行えば全く安全な素晴らしい治療法です。 経絡を疎通させる効果も、刺絡は最強です。 癌や難病、最近では脳疾患(認知症にも)に手指や足趾の十井穴刺絡が用いられています。 抗癌剤などの副作用を軽減したり、 免疫力と自然治癒力を向上したり、 何より滞っていた気血が巡るので、 前向きになる・気持ちが明るくなる・モチベーションがあがる効果があります。 暗く沈んでいたら、治る病気も治りませんからね。 奥山医院では、刺絡中心の鍼治療は「鍼灸ライト」コースで初診・再診共に受けつけております。 所要時間は30分〜1時間です。 どんな治療法も、人それぞれに合う・合わないがあります。 チャレンジしてみて、合えば、人生が変わります。 ごきげんさんな健康になっていただくために 刺絡吸角は、私がとても大切にしている治療法です。 ご予約はお電話:06−4963−3283(平日朝7時〜午後2時まで) 24時間ネット受付もあります。 http://ssc2.doctorqube.com/okuyama/