2016年3月19日土曜日

ごきげんさん 2016.3.19.

なぜ夜も点滴治療してくれないのですか? と、お問合せをいただきました。 東洋医学では、すべては陰陽で成り立っています。 人も自然も宇宙も、運気も生死も陰陽です。 朝は陽、夜は陰。 点滴治療は、心身に溜まった疲れや邪気悪血を洗い流します。 洗い流した後、朝なら陽が流れ込みます。 夜なら陰が流れ込んできます。 朝、特に9時までは、清々しい精気で心身を充たすことができます。 9時になって、社会が活動を始めると、 政治のドロドロや経済の悲喜交々、人々のさまざまな感情エネルギーの燃えかすが世界を闇に染めていきます。 魑魅魍魎な邪気悪血が陽に勝ってしまうのが午後3時です。 午後3時以降の点滴では、せっかく心身の疲れや邪気悪血を取り去っても、 そこに世の中の邪気悪血が流れ込んできてしまいます。 滞っていた邪気悪血が流れ出すので、元気になったように感じられますが、 心身はまったく改善していません。 ビタミンドリンクや点滴をしながら、仕事をバリバリとがんばってきた方が、 突然、脳卒中や心筋梗塞で倒れたり、癌になるのは、この心身の邪気悪血の蓄積が原因です。 未病を癒す。 ほんとうに善くなっていただきたい。 その願い、特に清々しい精気で心身を充たしていただきたい想いから朝7時に診療を始めています。 点滴治療は、愛車を洗車ワックスがけするようなものです。 夜の点滴は、雨の日に洗車ワックスがけするようなもの。 せっかくピカピカにしても・・・雨風でドロドロです。 午前中の点滴なら、ピカピカになった愛車でごきげんさんにドライブできます。 午後の点滴は現病を治すだけです。 午前の点滴は未病を治します。 朝活の点滴は、運気も未来も大吉にする天地自然の陽のパワーも一緒に点滴しているのです。