2016年3月17日木曜日
ごきげんさん 2016.3.17.
インフルエンザも診てもらえますか? と尋ねられました。
もちろん、ちゃんと診察&治療させていただきます。
10年ほど前から始まった「風邪は耳鼻科へ」キャンペーンで
今ではすっかり「風邪は耳鼻科へ」が常識?になってしまいました。
私は風邪の治療も耳鼻科を凌駕している自信があります。
タミフルなどの抗インフルエンザ剤が出るずっと前から、
どこよりも早く&しっかりと治してきた自信です。
風邪もインフルエンザも、漢方治療との相性は抜群です。
脈診で数時間後から半日後、翌日の風邪の進展具合を読み取り、
それに合わせた漢方薬を処方します。
抗インフルエンザ薬だけの治療だと、関節痛や頭痛、倦怠感などが残ることが多いですが、
漢方薬を適切に併用すると、それらの副症状も未病で完治してしまいます。
エビデンス最優先の先生方は、さておき・・・
全身を診る>治療経験値>検査結果
が、私の治療スタイルです。
軍師中谷彰宏先生がインフルエンザに罹って寝込まれた話を伺いながら、
(東京だから仕方なかったけど)うちなら寝込まずに済んだのに・・・
我が身のことのように残念至極でした。
デジタルな検査結果は左脳で、
アナログな感性と経験値は右脳で、
どちらも上手に使いこなすことが「生き物の人間」を診る上で、とても大切だと思います。
AlphaGoの大勝利を聞きながら、
10年後、医師のほとんどがロボットに服従しているかも・・・と妄想しました。
右脳な感性と経験値に基づく直感があれば、ロボットと共存しながら、より良き治療をしていけます。
新医院は、そんな10年後への布石なのです。