2014年3月2日日曜日

おはようさん 2014.3.1.

雨の週末、しずかに そっと3月がやって来ましたね。 3月と言えば、卒業の季節 かな。 学校の卒業・・・新しい人生への節目、こわがることなんかありませんよ。大丈夫、必ずうまくいくから。 寒かった冬からの卒業 ・・・この冬は特にたくさんの方々が亡くなられた様ですね。新しい春を迎えられたってことは、大丈夫! 元気に生きましょう!ってことです。 親元を離れての卒業・・・子供は独り立ちして、初めて自分の人生を歩み始めます。親は子離れして、自分の人生を再び歩み始めます。共依存の中に愛を入れておくと、やがて腐ります。親も子も、それぞれが自分の愛を育んでいく季節です。 4月が出会いの季節なら、3月は古いものを手放す・古い関係から卒業するのに最適な季節なのですね。 今日の外来でインフルエンザの患者さんが二人来られました。 でも・・・さすがに・・・まだぁ・・・鍼で治しましょう!とは言えません。 だって、普通の内科だと思って受診されているんだからねぇ。 はい、もちろん、普通の内科(そこらへんの「普通の内科」よりもハイレベルやと自負してるけど)的な治療もちゃんとしてます。 インフルエンザ特効薬を出して、脈診&舌診して麻黄湯とか麻黄桂枝湯とかで養生指導して・・・ これに鍼も1本しときましょう、良く効きますよ!って言えるのは・・・来年かなぁ。。。 明日は北辰会の定例会です。ちょうど1年前の3月定例会で入会面談を受けたんだなぁ。。。 あれから1年 ものすごい進化でした。 体表観察術 臓腑経絡学 さまざまな経穴 夢分流打鍼 何より今は外来で毎日30人以上の患者さんに鍼をしています。 一番良かったことは、ひとりの患者さんを診る時間(診察して打鍼や鍼をして)が増えたし、それがとても充実した時間になっていることです。 日本の医療システムでは、ひとりをしっかりと診て治療しても全然、収入にならないことが、忙しくなっただけのスタッフとの見解の相違(要はお金の問題)を生じて、それがどんどん重荷になって酷い疲労→蓮風先生に毎週、督脈の鍼で軽減してもらって生きながらえてる・・・この軋轢からも卒業したいなぁ。 これでええやろうか? と凹むこともしばしばやけど、 これでええんや! って不思議とつかず離れずでフォローしてくれている神さまを信じて、勇んで今日を生きていくわけです。 ダマシタリ、ズルシタリ、ジブンダケトクシタリ・・・なんかせずにいるからしんどいんやけど、 それがあなたの生き方でしょうって天の声はシラッとささやくし、 これが私の生き方よって、閻魔さまの前で大見得切ってやるんだから、 まぁ、 その日が来るまで、がんばって生きましょう・・・かねぇ。 そんなブツブツも3月で卒業!したいものですね。 今年一年、鍼灸と在宅治療の経験値をアップしたら、どこかの医療僻地へ転医して、よろず診療所をしながら、癌のホリスティック・ケアハウスをしたいなっていうのが今の夢です。 癌患者さんたちと散歩して、畑を耕して、料理を作って、謡いや舞をして・・・笑って&笑って 癌を治しちゃう。もちろん毎日、朝夕と鍼もしてね。 うん、宝くじが当たったら、これで生きましょう!(;^^)ヘ.. 前世物語 「今、苦しんでない?」 「すごく楽しいよ。ピョンピョン跳ねています。ママとダンスを踊ろう、って言っています」 「じゃあ、そこで踊ってください」  お母さんの手がゆっくりと動きます。 「本当はこうやって遊びたかったのです」 「そこでいっぱい遊んであげてください」 「すごく喜んでくれています」  先生は神様に尋ねました。 「あーちゃんは今、幸せですか?」  神様が答えました。 「幸せだよ。任せておきなさい」 「私の人生はこれでも順調ですか?」  「順調だよ」 「子供を亡くすことは決まっていたのですか?」 「決まっていた」 「誰が決めたのですか?」 「ずっと前から決まっていた。・・・宇宙が・・・」 「あーちゃんの死から何を学ぶのですか?」 「命の重さです」 「あーちゃんがお母さんを選んだのですか? それともお母さんがあーちゃんを選んだのですか?」  元気な娘が答えました。 「あーちゃんが選んだんだよ」 「なぜお母さんを選んだの?」 「お母さん、頼りないからねぇ」 「お母さん、そんなに頼りないの?」 「でもだいぶん、しっかりしてきたよ」  もう一度、神様に聞きました。 「私は今まで何回生まれ変わりましたか?」 「十六回」 「その中、あーちゃんとは何回一緒の人生を送りましたか?」 「十六回」 「ずっとあーちゃんと一緒なのですか?」 「そうだよ」 「あーちゃん、ずっとお母さんと一緒だったの?」 「知らなかったの、って」  先生は神様にお願いしました。 「今回の人生の目的をクリアーできた、未来の私の姿をちょっと見せてください」 「おばあちゃんになって毛糸を編んでいます。ニコニコしています。子供たちも孫たちもまわりにいます。また次ぎに生まれてくる孫のために何かを編んでいます」 「その未来のあなたから今のあなたに何かアドバイスをもらいましょう」  未来の彼女が答えました。 「何か他のことにエネルギーを注ぎなさい」 「あなたは何をしたの?」 「特別なことではなくって、障害児の子供や親たちと仲良く一緒に時間を過ごしてあげているだけです。それだけでも助けになるのですよ」 「そこにいる孫の中に、あーちゃんはいますか?」 「いる!」 「そのあーちゃんに聞いてください。生まれ変わってきたの?」 「そうだよ、わかった、って言っています」 「なぜ?」 「ママのこと、好きだから」 「未来のあなたに聞いてください。あなたも応援してくれますか?」 「もちろん」 「孫たちにも聞いてください。みんなも応援してくれる?」 「がんばれ! って言ってくれています」 「神様に聞いてください。特別なことじゃなくって、障害児の子供や親たちと仲良く一緒に時間を過ごしてあげる、ただそれだけでいいのですか?」 「積み重ねることが大事なのです」 「あーちゃんに会うために、早く死んでもいいかなぁ?」