2014年7月1日火曜日

おはようさん 2014.6.30.

日曜は、京都国立近代美術館で開催されている「上村松篁展」を堪能してきました。 松篁さんの花鳥美と松園さんの艶めかしい美人画に昼間っから泥酔してきました。 私は絵とお話するのが大好きです。 お話がはずむ絵が大好き! 美術館を訪れた皆さんはなぜか手すりに寄りかかるほどに絵に近づいて左から右へと流れていきはるけど・・・あれじゃぁ絵とお話はできませんよね。 絵のサイズに合わせて、数メートル離れて・・・写真のファインダーの如くに我が視野いっぱいに絵を入れて・・・目で見るのではなく、こころで見る。 そう、ちょっと半開眼な瞑想の目でネ。 怪しげでしょう・・・でもきっとすごい氣が絵に向かって出てるのでしょう。絵との対話に邪魔な位置に入っていた人たちがそそくさと頭を下げて退いてくれますから。 だから、ひとつの展覧会を見るのに、普通の人たちの倍以上の時間がかかります。 おひとりさまでよかったぁ(負け惜しみじゃなくって、美術館に来る度に心底思います) 「絵とお話をする」っていうのは、中学の時の美術の先生が教えてくれました。 おかげさまで、どんな絵でも楽しめるようになりました。 人生、得しちゃったなぁ。 それにしても、松園さんの美人画 いいですねぇ。 やっと美人画の良さがわかる歳になったってことかしらむ。。。 (そんなステキな女性なんて、この世にはいないよって諦めたってこと・・・かも) 日曜の夕方、恒例の梅干し作りをしました。 今年で10年目かな? お昼の玄米弁当に1個 マイ梅干しを入れています。 生協で熟した南高梅を6kg買って、マニュアル通りに漬け込みます。 今まで失敗歴なし。 秘訣は・・・塩分濃い目。 プロじゃないんだから、塩分濃い目にしないと失敗しちゃいますよ(←10年やってるので強気(;^^)ヘ..) もちろん入れ物も蓋も漬け物石も熱湯消毒&焼酎消毒します。 年に一度、お酒コーナーで焼酎(それも25度!)を買う私を見かけても・・・飲んべえだと誤解しないでネ。 梅のヘタを取って、ペーパーナプキンで水気を拭き取って・・・今年は231個ありました(*^^)v 後は容器に塩まいて梅を入れて、また塩をまいて・・・の繰り返し。 最後に蓋を置いて、漬け物石を乗っけて、神 ちゃう 紙で被って、風通しの良いところに置いて準備完了です。 今日、「日曜日に梅干しを漬けた」話をすると、みなさん、びっくりされます。 なぜかしらねぇ そんなに手間じゃぁないのに。 ただ・・・彼氏が梅干しを漬けると、彼女さんたちはとっても焦るようです(これまでの痛い経験で(^_^;) なぜなのかなぁ? ナカタニアンの宿命なのかしら? 松園さんの描く女性なら、梅干しなんて、あったりまえだのクラッカーなはずやけど・・・ 松園さんの美人さんと台所で梅干し談義をしながらヘタを取って、水気を拭き取って・・・そんな煩悩を楽しんじゃってるから、今世はこのままずっと坊主のままで・・・終わってしまいそうです。 まっ それも善し。あと何年、梅干しを漬けられるのかなぁ。。。 P.S. これからは、君のお弁当にも僕の梅干しを入れさせてね。 (←ナカタニアンやぁ) 前世物語   過去生と精神分裂病の関係について    (アンドリゲスの症例を提示する)  さて、この過去生はレポートにして読み返してみるとアンドリゲスの人生がはっきりとわかりましたが、私自身もワークの最中は何が何だか混乱してしまいました。この混乱の原因は、アンドリゲスの過去生が出てきたからなのです。  もう一度、レポートを読み返してみると、十九世紀のアンドリゲスの時、十三世紀の戦いで悔いを残して死んだ過去生を思い出してしまったのです。その時、アンドリゲスは二十五才、過去生の人物は三十才でした。そして、それは悪夢として何度もアンドリゲスを襲いました。次第に彼は十三世紀の戦いで死んだ自分と十九世紀の今の自分の区別がつかなくなってしまったのです。アンドリゲスは幻覚と妄想に苦しんだのです。これについて、これから詳しく解説していきましょう。  これは今で言うところの精神分裂病の幻覚と妄想だったのではないか、と思われます。特に同一性意識障害の交代人格の症状が強かったようです。  つい最近まで、精神科の先生方は過去生という概念が存在することすら知らなかったのですから仕方ありませんが、そしてまだ先生方が過去生を受け入れるか否かの問題が残っているとしても、ともかく今までは幻覚と妄想のすべてが異常な精神症状だと決めつけられてきました。しかし、この症例は過去生が幻覚と妄想の原因になることを示してくれました。もちろん幻覚と妄想のすべてが過去生から来ているわけではありません。多分、ほんの一握りの幻覚と妄想が過去生由来のものなのでしょう。ですから過去生と分裂病の関係の解明が精神科の教科書を塗り替える、などと言うことは決してありません。もっともその方がこのまま自由に過去生ワークを続けさせてもらえますから、ありがたいですけど。  さて今日は、過去生から見た分裂病の原因について話を進めてみましょう。  その前にまず、時間についての概念から話さなければいけません。前から時々述べているように、時間は過去から今を経て未来へと一本線に続いて流れて行っているわけではなさそうなのです。これは最近の物理学でも同じようなことを言っているように私には思えます。時間に関しての理解は物理学者の方がお得意の分野になっていて、古くはアインシュタインが相対性理論で時間が固定したものではないことを明らかにしていますし、時間はビッグバーンの後に生まれたものだということもわかってきました。  もちろん私には難しい量子力学などはわかりませんが、この過去生ワークを通して多くの症例に直接触れていると、私なりの時空理論が育まれてきました。確かに症例のほとんどは普通の時間論、つまり過去から未来への一本線で説明がつきますが、時々、奇妙な時間と空間の歪みを伴った症例に出くわすことがあります。今の科学では過去生退行は唯物論的に解釈され否定されていますが、仮に過去生があるとして、もっと仮にすべての過去生の症例は宇宙の物理的法則に則った時空間的関係を呈している、簡単に言えば、どの症例の過去生も時空間的関係上で嘘はない、と仮定すると、奇妙な立ち振る舞いを見せる過去生たちをまとめる美しい法則が新たに必要になってきます。とどのつまり、今までの時間軸一本線では説明がトンとつかないということなのです。物理学で言えば、ゲージ理論だとか重力子グラビトンみたいなアッと驚く新概念です。私はここで物理学者さんたちに心からの感謝と尊敬の念を示したいと思います。彼らは新しい理論や概念を打ち立ててから、何十年かけて実証していくのです。私にとって、これはなんだかとても心強いのです。例え机上の空論であっても真実だと思うものに向かって頑張ろう、という気になるのです。それに何ですか? 素粒子にアロマだとかカラーだとか名づけちゃって。本当に学問が楽しくて仕方ない! という感じがします。意外と最新物理学が唯物論を内側から崩してしまうかもしれませんね。さて物理の話はここまでにして・・・。