2014年7月21日月曜日

おはようさん 2014.7.20.

「植物が言葉を交わしている」という内容のTVを観ました。 もちろんワイドショーな低俗番組ではなく、フランス制作の科学番組?です。 トウモロコシの葉を食べる幼虫に対して、トウモロコシは食べられた葉っぱの傷跡から、天敵の蜂を呼び寄せる化学物質を放散するとか・・・ 植物の根っこを食い破っていく ねきりむし に対しては、天敵の線虫を呼び寄せる化学物質を出すとか・・・ 同じ植物でも、同じ家系なら葉の茂り方を共生するけれど、違う家系なら、より大きな葉っぱを茂らせて家系を守ろうとするとか・・・ 植物の言葉・・・それは数千種類の化学物質だそうです。 それもほとんどが未知・・・ トウモロコシはたったひとつの化学物質で、自分の葉っぱを食べる幼虫の天敵の蜂を呼び寄せて・・・それもちゃんとGPS付きで!  植物には脳はありません。 脳はなくても、シナプスと同じ回路を作ることが出来ます。 それはまるでインターネットのように・・・ 植物には、動物の血管を流れる血液のように、脈管を流れる水があります。 ちょっとスピリチュアルな目でみると・・・水は波動です。 血液も波動・・・だから、アーユルヴェーダ脈診で、生まれてから今までのことがすべてわかっちゃうのです。 波動として、血はすべてを記憶しています。(って言うと、怪しいとかオカルトとか陰口叩かれるけど、長い間、アーユルヴェーダ脈診をやっていて、ホンマのことやからしゃぁないねん) そして、その波動は氣でもあります。 氣=血=水(津液) ひとつであり、べっこのもの。 別々だけど、ひとつのもの。 氣・血・水が融合して「生命」となる。 生命とは何ぞや! 氣であり、血であり、水である。 というわけで、植物の情報伝達系が水を介したインターネットなんだ!って気づいた時に、ちょっと鳥肌ものでした。 さて、植物が放散する数千種類に及ぶ化学物質のほとんどが未知のまま・・・ もしかしたら、人類をコントロールする化学物質があるかもしれません。 例えば・・・今日の私は完全休息日で・・・お昼過ぎまで気持ちよく寝てました。 目覚めて一番に思ったこと・・・それは、ベランダ菜園の植物さんたちに追肥してあげなくちゃ! 朝、ちゃんと目覚めていれば、きっと出かけて行ったことでしょう。 肥料の欲しい植物さんたちが「お休みモード」な化学物質を出していたのかもしれません・・・ もしかしたら、夢までコントロールされていたかも・・・「追肥しなくちゃぁ」と思わせるような夢を。 まるで安部公房な世界ですね(^^ゞ でもでも・・・恐竜絶滅だって、植物の化学物質が一因だったかも・・・とか、 動植物の進化に、植物の未知なる化学物質が重要な役割を果たしているとか・・・ あんまり植物たちをいじめると、絶滅に瀕した植物たちが禁断の「化学物質 バルス」を放出するかもしれませんよね・・・ 人類の遺伝子を狂わせるとか、天敵のビールスを活性化させるとか、果物や野菜が一斉に毒素を持つとか・・・これだけで小説書けそうやわ(;^^)ヘ.. 医学がどんどん進歩しても、すぐに手に負えない新病が現れてくる・・・もしかしたら植物たちからの反撃なのかも・・・しれませんよ。 前世物語 先生はその白い人に尋ねました。 「あなたはどなたですか?」 「意志です」 「どんな意志なのですか?」 「意識です。そう言うと、また宇宙に帰って行きました」 「どの宇宙に帰って行きましたか?」 「クネクネと蛇みたいに舞い上がって宇宙になります・・・宇宙から更に上があります。そこは光、すごい光です! そしてどんどん上に昇って行くと、そこは静かな闇のような空間ですが落ち着いた感じもしています」 「そこをもっと上に昇ると?」 「何かが開きました。そこは層になっていて円が回っているのが見えます。景色が見えます。人間の営みが見えます」 「この人間の営みの絵は何ですか?」 「それよりも、私は途中でまた落ちて行きました。落ちて行った先で円錐のそばにぶら下がっています」 「そこから上に昇れませんか?」 「上がれます」 「上がると、どうなっていますか?」 「光です。光の庭園です。眩しいけれど、すごくきれいです」 「ここはどこですか?」 「天国です・・・中心に円形の噴水があります。そこに向かって歩いています。そこに座ってみると、何かが降り注がれてきました。すると私が浄化されていきます。羽のようなものが後ろからフワッと包み込んでくれました」 「これからいつでもここに戻って来てもいいですか?」 「いいよ」 「どうやったら来れますか?」 「深く瞑想した時・・・それが必要な時ならば」  このような形で、この不思議なワークは終わりました。彼女には何かとても感じるものがあったのでしょう、目覚めた後もしばらく静かに泣いていました。私はワークの内容が理解できなかったので、彼女に何を言ってあげたらいいのか、わかりませんでした。ただ彼女のエネルギーも静かに落ち着いているのが感じられたので、そっとしておくことにしました。  先生も口数少なく夜診の準備をして診察室で座っています。私は先生にお茶を入れました。先生はニッコリと微笑んで美味しそうに飲んでくれました。私も何も言わずに、黙ったまま先生の肩を揉み始めました。今、とても誰かに触れていたい気持ちがしています。心の響きが共鳴する誰かに触れて、心の響きを伝え合いたい・・・心をひとつにしたい、そんな思いだったのでしょうか。このワークで私の心も何かに共鳴したのだ、とわかりました。先生の肩に私の静かな涙がこぼれました。 「まるで宇宙の子守歌のようだろう」  先生はそう呟きました。その時、私にもワンネスを少しだけ実感できたように思いました。  彼女はしばらくしてから、「ありがとうございました」の言葉だけを残して帰りました。彼女の足取りが一歩一歩地面を踏みしめているように見えました。彼女は生きる意味をしっかりとつかんで帰られたのだ、と思いました。