2014年7月18日金曜日
おはようさん 2014.7.17.
早朝の蝉時雨が力強くなってくると、真夏を感じますね。
今朝も蝉たちの大連吟の中、すっきりと目覚めました。
???
後頭部を触ってみると、邪熱が・・・
こりゃぁ 今日の午後は蓮風先生に刺絡で邪熱を祓っていただかなくちゃぁ と思いました。
今日のいつもの患者さんたちも、みなさん、氣が昇っていました。
夢分流腹診をしていると、それはまるで真夏の空の入道雲のように見えてきて・・・
暑い大地(腎)から真夏の太陽に煽られて、氣が上昇気流となって肝肺心を貫いて、大きな大きな熱邪の入道雲が肩~頭上に昇っていました。
患者さんたちの訴えは、不眠・頭重・めまい・ふらつき・耳鳴り・目のかすみ・肩こり・イライラ・・・雷さまが大暴れですね。
だから、今日は百会の刺絡が多かったのです。
刺した途端に、ビュッと黒血が噴き出してくる方ばかりでした。
さて、かくいう私は・・・蓮風先生にいつもの筋縮(GV8)へ鍼をしていただき、これまたいつもの後頸部・瘂門(GV15)へのプチ刺絡を・・・
今日はものすごく爇が籠もっていると、後頭部をパーの手掌大の広さに渡って、いつもの数倍の数の刺絡をしていただきました。
朝から覚悟を決めていたので、痛くはなかったけど・・・
40分経っても十分に止血できていなくて、更に数十分も臥位のままで安静に。
今日、頭に昇った熱邪気を祓っていただかなかったら・・・きっと脳卒中で倒れていたことでしょう。
蓮風先生に刺絡をしていただきだしてから、神さまから1週間分の命をいただいているように感じています。
ほら、もう1週間、元気に過ごさせてあげるから、このまま天命を果たしなさい、って言われている声がこころの中に聞こえてきます。
い週間じゃないよ、1年分だよ、って声も聞こえてくるのですが、果たしてこちらの声は本物かどうか? わかりませんので、ここは謙虚に「1週間分」としておきましょう。
日々、大いなる力や神さまに生かされているんだよって八百万の聖者さんたちは語っています。
そのとおりだ、と実感しています。
神さまに「明日も元気に過ごせる命をいただいてる」って自然に・当たり前に思えます。
だからといって、「じゃぁ 私の天命は? 天職は? 生かされている意味は?」なんて考え込む必要はありません。
昨日と&今日と同じように笑顔で過ごせればいいだけなのです。
いつもと同じようにお仕事をして、家事をして、あいさつをして、お話をして・・・
そんないつもと同じ毎日の中に、ちゃんとそれぞれの天命があって、天職が成就されていて、
神さまも大宇宙さんも、あなたを生んで、生かせて、良かったな、大成功やな、うまくいってるわ、って喜んでいるのです。
その証拠に、生かされていると実感できる時って、けっこう善き運命の流れに乗っているでしょう?
気がついているかな。
神さまはきれい好きです。光の前世療法で「まず何から始めたらいいのですか?」と問うと「早寝早起き」と「部屋の掃除」が断トツ2大メッセージですからね。
誰にでも「掃除しろ! 掃除しろ!」と言うくらいのきれい好きです。
そんなきれい好きな神さまなのだから、この世にきれいでないものを放置プレイするはずがありませんよね。
つまり、この世に生きているもの、生かされているものはすべて、美しいものなのです。
大宇宙で美しいものは、シンプル&生き生きしています。
どんな人の天命も天職も生きがいも、やっぱりシンプル&生き生きなのです。
シンプルで生き生きしていると、まるでイルカが泳ぐように、何の抵抗もありません。
何の抵抗もなければ、その存在自体を忘れてしまいます。
だから・・・シンプル&生き生きしている人ほど、天職も天命も生きがいも忘れちゃっています。
空気のように、お日さまの光のように、月の静けさのように、
そこにあって当たり前。
そこにあるから生きている。
だから・・・ありがたいなぁ、うれしいなぁ、幸せやなぁ、と自然に&こころから感謝してます。
生かされている悦びこそ、生きがいなのですね。
前世物語
「男の人に入ってからの変化は何ですか?」
「男の人が私を受け入れるような心理状態を持っていたから、私は彼の中に入れました」
「そうやって、あなたはたくさん飛び散ったのですか?」
「はい」
「では、あなたは何ですか?」
「・・・・・・」
「あなたは無数に飛び散ったのですか?」
「いいえ、十個くらいでした」
「光の粒として飛び散って、人々に入って、そしてそれからどうなりましたか?」
「その人が死ななくても足下から出て行って、地中でまたひとつになります。光りの玉になってインディアンのところに戻って来ました。そして起き上がりました。でもジェロニモではありません。スーツを着た金髪の青年になっています。場所はイギリスの森の中です。緑の木々が円形のアーチを形作っています。その森の出口を抜けて行くと、城のような建物がありました。木の扉を開けて階段を数段登ってから、その横の扉を開けて中に入って行きます。ここは教会でしょうか? 長い椅子が並んでいて、前に牧師さんがいます。私は後ろの方の長椅子に座って礼拝を聴いています。ステンドグラスからきれいな光が差し込んできて私だけが照らされています。また何か聞こえてきます。光が何かを言っています。『何かをしろ!』と言っています」
「私は何をしたらいいのでしょうか?」
「お前のなすべきことをしろ!」
「それは何ですか?」
「それを自分で見つけろ! 私は立ち上がって教会を後にしました。すると中年の男の人になっていて、教室で何かを人に教えています」
彼女は混乱してきた様子です。返事が間延びし始めました。先生はジェロニモの意識へ戻しました。
「鹿の角に突かれた場面に戻って、大きな鹿に聞いてください。今のこの経験は何ですか?」
彼女は大鹿の声で答えました。
「答えを求めるな」
「ジェロニモの魂は未だに何かを、生の意味を求めているのですか?」
「エサーナ!」
「それは何ですか?」
「わかる必要はない」
「エサーナという言葉、諳おんは何ですか?」
「何だろうな」