2014年7月6日日曜日

おはようさん 2014.7.5.

土曜外来はいつも超忙しいので、今日も覚悟の褌きりりと締めて外来を始めましたが・・・ おや? ゆったりしてるよ? でも、よかったぁ。 実は、土曜日だけリハビリに来る脳性マヒ後両足尖足拘縮の40代男性に足指の刺絡をしてみよう、と思っていたからです。 この方、お母さんと一緒に来られるのですが、お母さんがリハビリ&鍼治療を受けている間、「僕にもしてぇ」とせがんでくれる治療大好き「少年」なのです。 今日はちょっと痛いことするけど、いいかな? に、ウンウンと嬉しそうに答えてくれました。 下のものは上の取れ 内のものは外に取れ が鉄則なので、両足尖足拘縮は両手か督脈任脈か・・・とも考えましたが、まずは直近で! ということで、両足の十指先に刺絡しました。 (何の根拠も弁証もなく、ただただ直感あるのみです。大先生のみなさん、ごめんなさい) 刺絡すると、予想通り、ちょっと間を置いて、黒い血が勢いよく出てきました。 やはり交感神経過緊張、それも慢性型・・・ですね。 足の指も足関節もかなり強直性に拘縮しているので、常識的には戻ってきません。 でもね・・・ 人間の身体は死ぬまで、治ろう&治ろう としているんだ、と最近、いろいろなケースで感じます。 骨折が治るように、切り傷が治るように、発熱したり膿が出るように、 人の身体は細胞レベルから臓器レベル、人型の最終集合体に及ぶまで、生まれてから死ぬまで、片時も休まずに、生きよう&生きよう 治ろう&治ろう としているんだと思います。 だから、どんなに強直拘縮していても、気血のバランス、自律神経のバランスを取り戻してあげれば、自然治癒の方向へ動き出すんじゃないかな、と思っています。 癌の末期で腹水や胸水が溜まって、痛みで苦しんで・・・それは身体が治ろう&生きようとしている証でもあるんじゃないのかな。 だから、死の前日とかに、それまでの苦痛苦悩がウソのように晴れて、大切な人たちに別れを告げたりしながら、翌朝、静かに死んでいく・・・生きよう&治ろう を諦めたがために、病苦から解放された、穏やかな最後の時間を得ることができたかのように。 人は、人の身体は、どの臓器も、どの関節も、どのパーツも、絶えず 治ろう&治ろう 生きよう&生きよう としているんだから、それを信じて、人の内在している崇高な自然治癒力を信じて&敬って、ちょっとスイッチを入れてあげれば・・・時間はかかるかもしれなけれど、治る・善き流れに乗ることができると思います。 今日は、そんな想い&祈りを込めながら、「少年」に刺絡をしたのです。 結果はどうかな? 楽しみです。 P.S. ちなみに、STAP細胞とやらも、私はあり得る話だと思っています。 別にオボカタさん?に惚れているわけではありませんよ。(アチキは詩仙の君LOVEだもん吉) 理論物理学の世界では、実験者の想念が実験結果に影響を及ぼすことは実証されています。 STAP細胞のことはよく知りませんが、簡単な刺激を加えれば万能戦艦ノーチラス号に・・・ちゃう、万能細胞になるって話だったと理解してます。 家庭菜園していると、育ってきた野菜たちに”良い子 良い子”してあげてると、美味しくなる!のは常識ですよね。 秘密の花園のバラやユリさんたちだって同じです。きれいだね、ステキだよってほめてあげてると、切り花にしても、長持ちするし、薫りも数段アップしています。 STAP細胞もそんなもんじゃないのかな? 信じて&信じて、前向きにワクワクしながら魔法のランプをこすれば、願いは叶います。 でも、あるわけないじゃん? ウソに決まってる!とネガティブマインドでランプをこすっても・・・怒りが増すだけでしょう。 もしかしたら、STAP細胞は宇宙人が今の人間の知恵のレベルを計るためにもたらした試金石だったのかもしれませんね。 いきなりファーストコンタクトして、ワープ技術やフェザー技術など教えたら、宇宙に戦争を持ち込むかもしれませんから。 だいたいワープ技術を確立できてない生命体にはコンタクトしない、のが宇宙の常識でもありますし。 STAP細胞でさえ、この体たらくなのですから、まだまだ愛の足りない、野蛮で好戦的な下等生命体だと報告されて・・・また何百年かは宇宙の「ぼっち族」なのかも・・・しれません。 何の話やったっけ・・・ そう、信じるものは救われる なのです。 科学とは信じる力 なのですよ。 私は鍼の力 自分の手 そして人の治る力を信じています・・・命がけでネ。 前世物語  そしていよいよ過去生ワークから見ると・・・の話に入ります。  魂が肉体を持って生きているこの人間界では、各人に人間界用の時空フィールドがあると仮定しました。この固有時空フィールドの発生源はどこにあるのかと言うと、私はその個人の魂がフィールドエネルギーの源だと考えています。魂は光だから、光のエネルギーが物理法則的に心と肉体と時空間に変換されているのです。肉体と心を持って時間の流れる三次元の空間を生きているのが人間なのです。深く良好な瞑想状態では、肉体も時空間も認識されなくなって自我の意識だけが残る一瞬がありますが、この時、心が開いて自我の意識が魂に触れることが出来るのです。そう、つまり瞑想状態は肉体と時空間を仮想的に消し去ることで、光となった魂に戻ることなのです。瞑想とは人間が意図的に自己の時空フィールドを降ろす作法なのです。物理法則的に目に見える形でこれをやれば、例え一人の肉体を消すだけでも数十キロの肉体が完全にエネルギーに変換されてしまうわけですから、とんでもない巨大なエネルギーを人間界が受け止めなくてはならなくなります。これは水爆どころの話ではありません。  瞑想とはこれを仮想的に想念の中で行なうワークなのです。肉体と時空間を消去して生じたエネルギーは、そのまま心を通じて魂に還元されているのです。もともと魂は光の世界だから、これしきのエネルギーの変動は小さな魂のエネルギーが起こしたさざ波程度のものであって、魂の世界に何ら影響は起きないのでしょう。そして瞑想とは固有時空フィールドを日々、再構築する作業にほかならないのですから、固有時空フィールドは絶えず再生されて強固で美しくなっていきますし、自我が自己の中心にしっかりと足を降ろした状態を作り上げていくのです。  さて、魂は時間も空間もないところにいたわけですし、人間界用時空フィールドの外には過去と未来が今と同時に混沌として渦巻いているわけですから、人間が時間を一本線に見立てて空間を固定するためには、この人間界用時空フィールドに僅かな裂け目があってもならないのです。例え小さな裂け目でも時空フィールドの外の魂の光の世界の方がはるかに巨大なエネルギーフィールドなのですから、どろどろに溶けた時空間が流れ込んでくることになります。  人間界の時空間を守っている時空フィールドは、個々の人間のフィールドの総和でもありますから、黙示録のラッパが鳴り響いたりしないかぎり、とても強固で破れることはないと思います。しかし個人の時空フィールドには時々、不良品があるようです。そう、つまり精神分裂病とはこの人間用時空フィールドに穴が開いている状態だと考えられるのです。分裂病の発生頻度は人口千人当り約八人と言われていますから、時空フィールドの不良品発生率は最大コンマ8%になります。全知全能の神様が不良品を作るはずがない、と考えると、ここに面白い推論が出来ます。  神様は光の中で魂に無制限の自由を与えてくれていますが、肉体を持った人間にもある程度の自由を与えてくれています。人生計画は一本道ではなく、大小無数の選択枝が用意されていること、そして人生を歩んでいく上でどの選択枝を選んでも構わないことは今までにも触れられてきました。その人生の計画は自分が立てることが多いようですが、いくら自由に計画させてくれると言っても、まさか魔女のようにホウキにまたがって空を飛んだり、肉体を光に変換してテレポーテーションteleportationしたりは許してくれそうにもないようです。肉体を持って生きていくというのは結構自由のないものなのです。