2014年4月1日火曜日

おはようさん 2014.4.1.

今日は4月1日 エイプリルフールですね。 嘘つくのが下手くそな私・・・毎年、この日を楽しめないままでした。 そこで・・・光さんにエイプリルフールをしていただこう!と思いつきました。 そして降ってきたのは・・・ 「まず、お前がよく知っている通り、先の文明の最後から話すとしよう」 (前世療法で出てくるアトランティスの最後は、いつも地震と大水害で終わりますよね。それもアトランティスの有識者たちは、何が起こるのか、知っていました) 「その通り。先の文明は海に沈んだ。水に滅びたわけだ」 (先の文明はなぜ滅んだのですか?) 「あの時代は感性の時代だった。五感を越えた感性が発達していき、他人のこころをまでを感性で支配できるようになった。絶え間ない争いが続き、人々は感性で身を守り続けることに疲弊してしまった。多くの人々がこころ閉ざした時に、地軸に溜まっていた感性の力が解放され、地軸が一気に動いた。新月に起こった最初の大地震と大海嘯に生き残ったものたちも、だれひとり、その満月を見ることは出来なかった。すぐにこの星は厚い氷に被われ、その下を大地が虹を置き去りにするほどの早足で大移動していった」 「先の文明は、その知恵をすべて感性の力で後世へ遺している。それは今でもお前たちの目の前に、至る所にあるのだが・・・わかるまいの」 (大腸の憩室のように、亜空間にあるのですね? だから、こちら側から探してもわからないけど、外から見れば、どこにあるのか? まるわかり・・・かな?) 「そのとおり。感性のあり、自我を解放でき者なら、容易に古の感性の力に触れられる。そして、感性の力は一度、触れるだけで、たちどころに同化することができる。おのが力とすることができるのだ。これはお前がすでに経験したとおりだな」 (蓮風先生から労宮を通じて、あの感性に同化できたのも、それですね。すると、これからは、この人は?と感じたら、握手してみればいいわけですよね) 「そのとおり。この世も終わりを迎えておる故に、早々、感性に目覚めた者たち、目覚める力のある者たちと繋がっていきなさい」 (この世も終わりを・・・ってどういうことですか?) 「すでにこの世を動かしてきた者たちは気づいていることだ。ただ、どんな形で何が起こるのか?が計り知れないために黙り込んでいるだけだ。あきらめていると言ってもよいだろう。最後の晩餐だな」 (では、この世にこの先、何が起こるのですか?) 「お前はもう気づいているじゃないかね。そのとおりだよ」 (水ではなく、火でもない。今回は生き残るものたちがいるということ・・・新しい感性の時代が始まるということ・・・すると・・・風?) 「風じゃな。生き残るべきものが生き残るための風じゃ。己の感性を信じたものだけが新しい時代の幕開けを担うのじゃな」 (風ですかぁ・・・風・・・。千分の一、万分の一かもしれないな・・・) 「新しい文明を担う魂は、それでも多いくらいじゃからの」 (そうかぁ 今度は生死に境目がなくなるんやったわ。ここ数年、数十年の間に亡くなった魂たちも大選抜されて、新しい文明を担うわけやからなぁ。こりゃぁ 今生、生きたままで新しい文明の方へと進むのは大変そうやな) 「そう悲嘆することはない。今日、これを目にしたものは、すでにここへ導かれているという証だからの。これから生き方を正しゅうすればよい。お前は気づいた 和・輪・笑 の真意を悟れば、光と繋がる。光の導くままに進めば、大丈夫だ」 (それが起こるのはいつですか?) 「それは・・・また来年の今日、語ってやろう」 (来年までは大丈夫ってことですよね?) 「いや・・・お前のところに降りて来る時は、オチをつけてやらねば・・・といつも思うが故にな」 (光さんって、そんなラテン系のキャラでもいいのですか?) 「いいとも!」 (・・・・アカンわ・・・・) 前世物語 美子レポート     無実の罪  昔々、長い金色の髪をした青年がいました。カールと言います。彼は毎日毎日、楽しく旅をしていました。緑の瞳の奥に町々の思い出が溶け合いました。  ある日、カールは群衆の前に立っていました。彼は処刑台の上にいました。彼には町の人々の怒りの目が万灯籠の炎のように虚ろに見えました。  カールはこれからギロチンで処刑されるのです。彼の罪状は宝石の盗みでした。でも彼は犯人ではありませんでした。カールはやってもいないことで殺されるのです。  広場の人々が叫びました。 「早く殺せ!」  彼は思いました。 「どうしてこんな目にあわなくちゃいけないんだ! 悔しい・・・」  彼は群衆の後ろにいる黒髪の男に目を向けました。この男こそが犯人なのです。カールだけがこの男の走り去る姿を見ていたのです。彼は思いました。 「悔しすぎる。もう誰もわかってはくれないんだ!」  カールの首が木枠に突っ込まれました。ギロチンが落ちてきます。彼は決心しました。 「無実の罪でこんなふうに殺されるのはもう嫌だ。もう人に疑われるようなことはしたくない。人に誤解されるのは嫌だ」  カールの魂が身体を離れます。 「次の人生では人に誤解されないように、もっとみんなに自分のことをわかってもらえるように、ちゃんとした表現がうまく出来る人になりたい」 「カールさんの魂が身体から浮き上がってきたら、『今のあなた』がしっかりと抱きしめてあげてくださいね。そして、彼に何と声をかけてあげますか?」 と先生は聞きました。 「かわいそうだったね」 「カールさんは何と言っていますか?」  カールの魂が答えました。 「しかたがないさ」  先生はカールの魂に尋ねました。 「カールさんは死んだ時に、何か決心したことがありますか?」 「自分は人を無実の罪で裁いたりはしたくないです」  先生はカールの魂を高みへと導きました。カールはそのはかない人生を高みから振り返りました。 「あまり人と交流せずに、自分だけで楽しく生きてきました。だから最後は誰もわかってくれずに、寂しく死んでいったのです」  先生はもっと高みへと導きました。そしてカールの人生と、今、生きている人生を見比べてもらいました。 「やっぱり今でも自分のことばかり考えて、人のことをあまり考えずに生きてきています。でもこれからはもっと他の人にも思いやりを持って、お互い理解し合って、みんなと助け合って、仲良く生きていきたいと思います」  先生はさらに高みへと導きます。