2014年4月8日火曜日

おはようさん 2014.4.8.

今日は花祭り お釈迦さまのお誕生日でした。 春を戴冠しながら、お釈迦さまが天から舞い降りてくる・・・そんなビジョンが見えたりもして。 イエスさまは、新しい年の新しいお日さまを背負って、東の大地を踏みしめながら現れるイメージが見えたりもして。 ピカピカの一年生たちのはしゃぎ声が、春の花々さんたちの歓声と折り重なって、たくさんの小さな虹を作っていました。 ♪ 太陽の光で虹を作った お空の風をもらって帰って 暗い霧を吹き飛ばしたい ♪ 春は陰が陽に転ずる季節です。 世の中の陰も、人のこころの陰も、春風さんに誘われて、陽に転じますやうに。。。 先日、尿閉を起こした腎虚のおじいちゃんに・・・これはお灸だよなって思って・・・中国3000年の歴史! お椀灸なるのものを買ってみました。 艾(もぐさ)に触れるのは、もちろん初めてですので、まずは安全第一で。 そういえば古刹で焙烙灸をやっている光景を見たこともあります。 今日のお昼前に、スタッフを生贄 ちゃう 被験者になってもらって、お椀灸を試してみました。 原理は、焙烙のお椀に艾を入れて点火します・・・お椀を鍋敷きのような輪っかにのせて、それを頭や腰、お腹に置きます。艾の熱が焙烙を介して遠赤外線となって患部に降り注ぐというシンプルなものです。 元々、リハビリで遠赤外線レーザーをずっと使っていますので、作用効果は熟知しておりますが、そこはやはりアナログ&ナチュラルな艾の遠赤外線と電気が生み出す遠赤外線との違いは大きいはずです。 もちろんお灸の薫りや熱感も大いに五感を刺激してくれるでしょう。 結果は・・・ まずは頭の上 百会の灸をしてると、頭痛と肩こりがスッと楽になっていきました。 続いて腰の灸にすると、足先がポカポカしてきて、これまた快感で・・・。 それを見ていた看護婦さんまでお椀灸にトライアルしてくれて・・・大正解!だったようです。 さっそく夕診で、お疲れ&腰痛の患者さんに臍灸を、ひどい腰痛と冷え性の患者さんに腰灸を施術しました。 はい、おふたりとも大満足でしたよ\(^O^)/ このお椀灸。 夢分流腹診で臍周や大巨が虚している人、冷えの尿閉や腰痛の人、百会が虚している人に使っていきたいと思っています。まだまだお灸は補法でしか使えない未熟者ですからねぇ。 スタッフたちは気持ちいいってキャァキャァ喜んでいましたが、ちゃんと適応を見分けて施術しないと、たかがお椀灸 されどお椀灸 になってしまいます。 明日から気を引き締めて、上手にお椀灸を使っていきたいと思っています。 そやけど・・・「百会の灸」をGETできたのはうれしいなぁ。 ずっとみなさんの百会に鍼をしてきて、稀にやけど、百会が崩れてしまっている人がいたのですよねぇ。もちろんそんな人の百会には鍼をしませんが・・・手が及ばないのはとても哀しいことなのです。これからは百会の灸という手があります。それだけで\(^O^)/なのです。 そして、元気のない若者、やる気のない若者、動けない若者・・・そんな心身症の若者たちに、この灸が効くのではないかな? と思ったりもしているわけです。 乞うご期待(*^^)v 前世物語 「私をこれからも見守ってくれますか?」 「いつも見守ってくれているそうです」 「私はこれからやっていけますか?」 「やっていけるそうです」 「辛い時、またここに戻ってきてもいいですか?」 「いつでもいい、って」 「お腹を刺した、ひこざさんの面倒をみてくれますか?」 「ひこざさんが現れて、よろしくお願いね、って言ったら、ありがとう、って」 「これからの人生、がんばるからね、って」 「笑って、うなずいています」  人を信じられない原因を過去生に求められる方はとても多いと思います。この症例のように、過去生で裏切られて悲惨な最後を遂げた・・・というヴィジョンを期待通り体験できることが多いテーマだと言えます。  この症例では、人を信じられない原因がとてもわかりやすく提示されました。 「裏切られることを恐れているけれども、実はあなたがそうしているのです。私が原因を作ってるんだ。あなたが自分を許さないから、人があなたを裏切るのです」 「あなた自身を信じなければいけません。あなたは自分自身を疑っています。人を信じる前に自分を信じなければいけません」  自分自身を認める、許す、信じることが出来ない方はとても多いと思います。出来ている人などほとんどいないのではないでしょうか。それくらいこれは難しいことなのです。この方の場合は、「ひとつひとつ自分らしく、優しく、誠実に行動していくこと」だと教えてくれました。自分らしくとは、自分に嘘をつかない、自分の直感を大切にして、ということだと思います。優しくとは愛と許しを持って、ということでしょう。そうすれば意識せずとも誠実に行動することが出来るはずです。